JP3054014B2 - 発泡性スチレン系重合体粒子の製造方法 - Google Patents

発泡性スチレン系重合体粒子の製造方法

Info

Publication number
JP3054014B2
JP3054014B2 JP5333773A JP33377393A JP3054014B2 JP 3054014 B2 JP3054014 B2 JP 3054014B2 JP 5333773 A JP5333773 A JP 5333773A JP 33377393 A JP33377393 A JP 33377393A JP 3054014 B2 JP3054014 B2 JP 3054014B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
styrene
polymer particles
added
particles
polymerization
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5333773A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07188449A (ja
Inventor
二三人 山井
智彦 石田
昭義 東山
敏喜 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Kasei Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Kasei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Kasei Co Ltd filed Critical Sekisui Kasei Co Ltd
Priority to JP5333773A priority Critical patent/JP3054014B2/ja
Publication of JPH07188449A publication Critical patent/JPH07188449A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3054014B2 publication Critical patent/JP3054014B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粒度がよく揃った発泡
性スチレン系重合体粒子の製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来技術】従来発泡性スチレン系重合体粒子は、主に
スチレン系単量体を水性媒体中で重合開始剤の存在下で
懸濁重合し、発泡剤を含浸することにより製造されてい
る。この懸濁重合法で得られる重合体粒子は広い粒度分
布幅を有する。発泡性重合体粒子は、粒子径によって発
泡性が大きく変化し、例えば粒径の大きな粒子は発泡剤
の保持性がよく高発泡し易いが、粒径の小さな粒子は高
度に発泡し難い等の相違があり、同等に使用することが
できない。そこで、通常ふるい分級し、用途に応じて発
泡成形条件を変えて使用されている。
【0003】また、工業的には使用できる粒度分布幅の
重合体粒子の収率が問題となる。一般的に、発泡性スチ
レン系重合体粒子には、品質の異なる品種が設定されて
おり、各品種に応じて最適な重合処方及び発泡剤含浸の
配合処方等が各々採用されている。この場合に、粒度が
よく揃った重合体粒子を、高収率で得る重合方法が要求
される。
【0004】このような通常の懸濁重合法により発泡性
スチレン系重合体粒子を得る際に生ずる上記の問題点を
解消する方法として、シード重合法により製造する方法
が知られている。すなわち、懸濁重合によって得られた
スチレン系重合体小粒子を、予めふるいで分級し、粒径
が揃えられた重合体粒子を水性媒体中に懸濁させ、これ
にスチレン系単量体を連続的または断続的に添加し、重
合開始剤の存在下で重合することにより粒径の揃った重
合体粒子を製造するものである(特公昭49−2994
号公報)。
【0005】このシード重合法によれば、粒度分布の狭
い発泡性スチレン系重合体粒子を製造することができ
る。しかしながら一部に、重合時に重合体粒子が相互に
合着して合着粒子を生成したり、また製品として利用で
きない微粉末状の低分子量重合体が発生し、製造効率を
低下させると共に、その一部が正常な重合体粒子の表面
に付着するという欠点があった。この重合体粒子表面に
付着した微粉末は、発泡性重合体粒子表面に被覆された
表面処理剤と一緒に剥がれ易く、発泡性スチレン系重合
体粒子及びその予備発泡粒子を輸送する管の内壁に付着
して輸送管を詰まらせたり、発泡成形金型の蒸気孔を詰
まらせる原因となっていた。更には、型内成形して得ら
れる発泡成形品の外観を損ねる等の弊害を惹起してい
た。
【0006】この微粉末状重合体の発生を防止する方法
として、上記のシード重合法において、スチレン系単量
体を吸収し重合成長しつつある重合体粒子に含まれる単
量体の割合が、粒子に対して21〜45重量%の範囲
で、且つ15分間以上保持するようにして重合する方法
(特公昭49−19107号公報)、及びスチレン系単
量体中に界面活性剤を加えて表面張力を低下させて、単
量体が重合体中に速やかに吸収されるようにする方法
(特公昭49−19109号公報)が提案されている。
【0007】これらの方法によれば、32メッシュを通
過する0.5mm未満の微粉末状重合体の発生量が、
1.65〜1.75重量%となり、従来の方法よりも低
減している。しかしながら、実用上支障がないといえる
ほどには改善されていない。また、重合体粒子が分散し
た懸濁液中に、低分解温度の重合開始剤の1/2以上を
スチレン系単量体の重合開始前に添加し、高分解温度の
重合開始剤を後からスチレン系単量体に溶解して加え
て、粒度分布幅が狭く、微粒子の生成量を少なくした発
泡性スチレン系重合体粒子の製造法が提案されている
(特公平5−12386号公報)。この方法によれば、
0.5mm未満の発泡性重合体粒子の量が低減し、0.
8〜1.8重量%となっている。しかしながら、実用上
は依然として改善が要望されるものであった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
の欠点を解消し、重合体粒子が相互に合着した合着粒子
の生成が防止され、且つ微粉末状重合体の発生が大幅に
抑制された、粒度がよく揃った発泡性スチレン系重合体
粒子の製造方法を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、スチレン系重
合体粒子を水性媒体中に懸濁させ、この水性懸濁液にス
チレン系単量体を添加し、重合開始剤の存在下で懸濁重
合を行うと共に、発泡剤を含浸させて発泡性スチレン系
重合体粒子を製造する方法において、スチレン系重合体
粒子に対して3〜20重量%のスチレン系単量体を水性
懸濁液として添加しスチレン系重合体粒子に吸収させ、
次いで後で加えるスチレン系単量体を含めた該単量体の
重合に要する重合開始剤の実質的全量を添加しスチレン
系重合体粒子に吸収させると共に、上記スチレン系重合
体と加えたスチレン系単量体総量の合計に対して加えた
スチレン系単量体の割合が25〜35重量%の範囲とな
るようにして反応を開始させ、引き続いて残余のスチレ
ン系単量体を連続的又は断続的に供給し、重合させるこ
とを特徴とする発泡性スチレン系重合体粒子の製造方法
に関する。
【0010】本発明において懸濁重合は、スチレン系重
合体粒子を種粒子として使用するいわゆるシード重合法
により行われる。本発明において用いるスチレン系重合
体粒子としては、スチレンの単独重合体、50重量%以
上、好ましくは80%以上のスチレン成分と他の重合可
能な単量体との共重合体等が用いられる。上記共重合可
能な単量体としては、α−メチルスチレン、アクリロニ
トリル、アクリルまたはメタクリル酸と1〜8個の炭素
数を有するアルコールとのエステル、無水マレイン酸、
N−ビニルカルバゾール等が挙げられる。
【0011】シード重合法において、種粒子として用い
るスチレン系重合体粒子の粒子径が、ある狭い範囲内に
あれば得られる発泡性スチレン系重合体粒子径も良く揃
ったものとなる。すなわち、予め粒径の揃った種粒子を
用いてシード重合を行うことにより、用途に応じた所望
とする粒径の発泡性スチレン系重合体粒子を、例えば
0.3〜0.5mm、0.5〜0.7mm、0.7〜
1.2mm、1.2〜1.5mm、1.5〜2.5mm
のように狭い範囲に区分して、しかも各区分毎にほぼ1
00%の収率で得ることができる。そこで、上記の種粒
子となるスチレン系重合体種粒子としては、懸濁重合法
によって得られた重合体粒子を一旦ふるい分級し、粒径
が平均粒径の±20%の範囲になるように調整した重合
体粒子が使用される。塊状重合法により得る場合には、
所望の粒径にペレタイズしたものを使用する。
【0012】上記スチレン系重合体種粒子の使用量は、
重合終了時の重合体全量に対して、10〜75重量%、
好ましくは15〜50重量%である。種粒子の使用量が
10重量%未満ではスチレン系単量体を供給する際に、
重合体粒子の重合率を適正範囲に制御することが困難と
なり、得られる重合体が高分子量化したり、微粉末状重
合体を多量に発生させて製造効率を低下させる等工業的
に不利となる。逆に75重量%を越えると優れた発泡成
形性が得難くなる。また重合体種粒子の重量平均分子量
は通常200000〜350000、好ましくは220
000〜300000の範囲である。
【0013】本発明においてスチレン系単量体として
は、スチレンをはじめとして、α−メチルスチレン、パ
ラメチルスチレン等のスチレン誘導体を単独もしくは混
合して用いることができる。またジビニルベンゼン、ア
ルキレングリコールジメタクリレート等の2官能性単量
体を併用してもよい。更にアクリルまたはメタクリル酸
と1〜8個の炭素数を有するアルコールとのエステル、
アクリロニトリル、ジメチルフマレート等のスチレンと
共重合可能な各種単量体を併用することもできる。
【0014】本発明における重合開始剤としては、スチ
レンの懸濁重合において一般に使用されるラジカル発生
型重合開始剤を用いることができ、例えばベンゾイルパ
ーオキサイド、ラウリルパーオキサイド、t−ブチルパ
ーオキシベンゾエート、t−ブチルパーオキシピバレー
ト、t−ブチルパーオキシイソプロピルカーボネート、
t−ブチルパーオキシアセテート、2、2−t−ブチル
パーオキシブタン、t−ブチルパーオキシ3、3、5ト
リメチルヘキサノエート、ジ−t−ブチルパーオキシヘ
キサハイドロテレフタレート等の有機過酸化物やアゾビ
スイソブチロニトリル、アゾビスジメチルバレロニトリ
ル等のアゾ化合物が挙げられる。これらの重合開始剤
は、単独で又は2種以上併用して用いることができる
が、通常は分子量を調整し、残存単量体を減少させるた
めに、10時間の半減期を得るための分解温度が50〜
80℃の範囲にある重合開始剤と、分解温度が80〜1
20℃の範囲にある異なる重合開始剤とが併用される。
上記の重合開始剤は、重合体粒子に均一に吸収させるこ
とが必要であることから、液状物として添加することが
好ましい。重合開始剤を直接水性懸濁液中に添加する
と、重合体粒子に均一に吸収されにくくなるので、重合
開始剤は水性媒体に懸濁又は乳化させた状態で添加する
か、或いは少量のスチレン系単量体に溶解し、無機系懸
濁安定剤とアニオン界面活性剤とを加え水性懸濁液とし
て添加することが望ましい。
【0015】本発明において、スチレン系重合体粒子を
水性媒体中に懸濁させるために用いられる懸濁安定剤と
しては、従来より懸濁重合において一般に使用されてい
る公知の、ポリビニルアルコール、メチルセルローズ、
ポリアクリルアミド、ポリビニルピロリドン等の水溶性
高分子や、第三リン酸カルシウム、ピロリン酸マグネシ
ウム等の難溶性無機化合物等が挙げられる。難溶性無機
化合物を用いる場合には、通常ドデシルベンゼンスルホ
ン酸ソーダ等のアニオン界面活性剤が併用される。
【0016】本発明において用いる易揮発性発泡剤とし
ては、沸点が重合体の軟化点以下である易揮発性を有す
る、例えばプロパン、ブタン、ペンタン、シクロペンタ
ン、ヘキサン、HCFC−141b、HCFC−142
b、HCFC−124、HFC−134a、HFC−1
52a等が挙げられ、これらの発泡剤は、単独もしくは
2種以上を併用して用いることができる。易揮発性発泡
剤の使用量は、得られる重合体粒子100重量部に対し
て、1〜10重量%、好ましくは2〜7重量%である。
また上記発泡剤の添加は、重合前、重合中、重合後の何
れの時点でもよいが、通常重合後期あるいは重合後に圧
入して添加し、重合体粒子に含浸させる。
【0017】本発明におけるシード重合法において、溶
剤、可塑剤、発泡セル造核剤、充填剤、難燃剤、難燃助
剤、滑剤、着色剤等、発泡性スチレン系重合体粒子を製
造する際に用いられる添加剤を、必要に応じて適宜使用
してもよい。本発明において、粒径が揃ったスチレン系
重合体粒子を水性媒体中に懸濁させ、スチレン系単量体
を連続的又は断続的に供給して重合する場合、得られる
重合体の重量平均分子量を発泡性スチレン系重合体粒子
の品質上から特定の範囲に制御する必要がある。一般的
には、重量平均分子量が200000〜350000で
あり、好ましくは220000〜300000である。
通常重合体種粒子とシード重合して得られる重合体粒子
の重量平均分子量がほぼ同等となるようにすることが望
ましい。
【0018】本発明のシード重合では、重合体種粒子の
径が大きくなると重合開始剤の吸収効率及び内部拡散が
小さくなり、分子量が高くなる傾向を示し、また重合終
了後の重合体に対して重合体種粒子の使用量が少ない
と、スチレン系単量体供給時の重合率の制御が難しくな
り反応時間も延長し、分子量調節が困難となる。重合体
粒子の重量平均分子量を、普通の発泡成形に適合する範
囲に調整するには、重合開始剤を効率よく働かせること
が重要であり、無駄な分解を防ぎ重合工程全域でラジカ
ル発生するような重合開始剤の分配、重合温度プログラ
ム、単量体供給速度、重合時の重合率の調整等の制御が
必要である。
【0019】重合開始剤の添加方法と重合プログラム、
単量体供給速度は相互に関係しており、これらのバラン
スがとれなければ重合率が低下し過ぎて反応に要する時
間が延長したり、微粉末状重合体が多量に生成したり、
重合開始剤の効率を低下させたりする。スチレン系単量
体の重合に要する重合開始剤の全量を重合開始前に添加
する本発明の方法においては、重合開始剤の効率を高め
るために、スチレン系単量体を比較的低い温度から供給
し始め、重合開始剤のラジカルが適度に発生するように
温度勾配をつけて加熱しながら連続的又は断続的に供給
することが望ましい。スチレン系単量体の供給が終了し
た時点では、比較的温度が高くなっており、残存する重
合開始剤は適度に消費されており、重合体粒子表層の分
子量を適度に調節することもできる。
【0020】本発明では、まずスチレン系単量体を、ス
チレン系重合体粒子に対して3〜20重量%、水性懸濁
液として添加し、スチレン系重合体粒子に吸収させる。
スチレン系単量体を水性懸濁液中に直接添加すると、重
合体粒子の表面が溶解されて重合体粒子同士が結合しや
すくなることから、最初に加えるスチレン系単量体は、
水に比較的少量のピロリン酸マグネシウム等の難溶性無
機化合物粉末(無機系懸濁安定剤)とドデシルベンゼン
スルホン酸ソーダ等のアニオン界面活性剤とを加えた水
性媒体中に懸濁状態に分散させて水性懸濁液として添加
する。スチレン系単量体を水性懸濁液として添加するこ
とにより、スチレン系重合体粒子は、表面がスチレン系
単量体の微粒子油滴で濡れ、スチレン系単量体が重合体
粒子中に均等に吸収されて行くと共に、無機系懸濁安定
剤を吸着して懸濁安定化してくる。この際に最初に添加
するスチレン系単量体は、スチレン系重合体粒子に対し
て3〜20重量%の割合で添加されるが、添加量が3重
量%未満では、重合体粒子を軟化させて無機系懸濁安定
剤を吸着させるに十分な効果が得られず、20重量%を
越えると大容量のスチレン系単量体の水性懸濁液が作成
する必要があり、工業的に不利となる。このようにして
重合体粒子表面に無機系懸濁安定剤が吸着されて懸濁安
定化すれば、重合体粒子が合着結合することが防止され
るので、後はスチレン系単量体をそのまま添加しても支
障がない。
【0021】シード重合法において、重合開始剤をいか
に効率よく重合体粒子に吸収させるかということが微粉
末状重合体粒子発生の抑制に関係している。仮に重合開
始剤が全量、重合体粒子に吸収されておれば、供給され
るスチレン系単量体が水性懸濁液中で重合することなく
そのまま重合体粒子に吸収され、その結果微粉末状重合
体が発生しない。すなわちスチレン系単量体を、水性懸
濁液中で油滴状に分散した状態で重合が進行しないよう
して、スチレン系重合体粒子中に効果的に吸収させるこ
とによって微粉末状重合体の生成が防止されることとな
る。重合開始剤をスチレン系重合体粒子中に、できるだ
け速やかに、効率的に、しかも均一に吸収させるために
は、重合開始剤を予めスチレン系単量体に溶解し、しか
も水性懸濁液として添加することが有効である。
【0022】重合開始剤をスチレン系重合体粒子の表層
に限らず、できるだけ内部にも拡散させることが、反応
上或いは品質上重要である。重合開始剤を重合体粒子の
内部にまで拡散して含有させることにより、粒子表層部
と粒子内部とでほぼ均等な反応が行われ、重合体粒子の
重量平均分子量とその分子量分布の均一性が得られる。
重合開始剤を重合体粒子の内部まで拡散させるために
は、適量のスチレン系単量体を重合体粒子に吸収させ、
重合体粒子を適度に軟化させておくことが有効である。
重合体粒子を適度に軟化させることにより、重合開始剤
を含有するスチレン系単量体の吸収が促進され重合開始
剤の吸収が促進される。その結果、微粉末状重合体の生
成が抑制される。しかし、重合開始前に添加されるスチ
レン系単量体総量の割合がスチレン系重合体と加えたス
チレン系単量体総量の合計に対して35%を越えると、
スチレン系重合体粒子に対するスチレン系単量体の吸収
能が低下し、逆に微粉末状重合体の生成量が増加する傾
向にあり好ましくない。逆に単量体の添加量が25%未
満では、重合体粒子が十分に軟化されず、重合開始剤を
含むスチレン系単量体懸濁液の重合体内への吸収速度が
遅くなり、重合開始剤の吸収が遅れる。この場合、重合
体粒子表層に重合開始剤を含有するスチレン系単量体が
過度に多く付着することになり、重合開始剤が重合体粒
子内に吸収される前に粒子表面への付着と水性懸濁液へ
の離脱を繰り返し、微粉末状重合体の発生が増加してく
る。また、重合体粒子の軟化が不足した場合、品質的に
も得られる重合体粒子内の重量平均分子量分布や発泡セ
ルサイズの均一性を欠くことになる。
【0023】以上のようにして、スチレン系重合体粒子
に対して、スチレン系単量体の一部を予めスチレン系重
合体粒子に吸収させて重合体粒子を軟化させ、次いで重
合に要する重合開始剤の全量又はほぼ全量を重合体粒子
に吸収させてから反応を開始させ、続いて残余のスチレ
ン系単量体を連続的又は断続的に水性媒体中に供給し、
水性分散媒を重合開始剤が分解する温度以上に加熱して
スチレン系単量体を重合する。
【0024】重合開始剤としては、通常分解温度が80
〜120℃の高温分解型の重合開始剤が併用されるが、
この場合には、この開始剤が分解する温度以上に水性媒
体を更に加熱し、この温度を通常30分以上保持して重
合を完結させる。また、発泡剤の水性分散媒への添加
は、重合前、重合中、重合後の何れの時点でもよいが、
通常は重合後期あるいは重合後に添加して重合体粒子に
含浸させる。
【0025】
【実施例】次に、本発明を実施例により更に具体的に説
明する。ただし、本発明の技術的範囲はこれらの実施例
に限定されるものではない。 〔実施例1〕5.6lの反応器に、純水1550g、ド
デシルベンゼンスルホン酸ソーダ0.7g、ピロリン酸
マグネシウム5gを入れ、粒子径が0.45〜0.65
mmで重量平均分子量が280000のポリスチレン粒
子(スチレンを、ピロリン酸マグネシウム、ドデシルベ
ンゼンスルホン酸ソーダを使用した水性媒体中で、通常
の懸濁重合を行って得たもの)550gを加えて撹拌し
懸濁させた。
【0026】次いで予め用意した純水200g、ドデシ
ルベンゼンスルホン酸ソーダ0.1g、ピロリン酸マグ
ネシウム0.5g、及びポリスチレンに対して10重量
%に相当するスチレン55gを、ホモミキサーで攪拌し
て懸濁液を調製し、この懸濁液を70℃に保持した反応
器に添加し、15分間ポリスチレン粒子に吸収させた
後、スチレン115gを反応器に滴下し、15分間吸収
させた。
【0027】続いて、ベンゾイルパーオキサイド4.5
g、t−ブチルパーベンゾエート0.65gをスチレン
70gに溶解して純水80gに加え、ドデシルベンゼン
スルホン酸ソーダ0.12gを添加し、ホモミキサーで
攪拌して懸濁液とし、これを反応器に添加した。なお、
この時点で、上記過程で加えたスチレンの総量は、ポリ
スチレン上記スチレンの総量との合計に対して30重量
%であった。
【0028】ポリスチレン粒子中に、スチレンと重合開
始剤とがよく吸収されるように、1時間保持した後に、
スチレンを連続的に493g/hrの速度で、3時間供
給しながら、スチレンの供給終了時に105℃になるよ
うに反応器を昇温した。引き続き120℃に昇温し30
分間保持した後、シクロヘキサン40gを純水120
g、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ0.1g、ピロ
リン酸マグネシウム0.5gの溶液に加え、ホモミキサ
ーで攪拌し懸濁液として反応器に添加し、100℃とし
てブタン210gを圧入し、2時間保持した後、常温ま
で冷却して取り出し、粒子径が0.65〜0.95mm
の発泡性ポリスチレン粒子を得た。
【0029】発泡性ポリスチレン粒子の洗浄時に、JI
S1000μm篩を通過しない合着粒子、及びJIS5
00μmふるいを通過する微粉末状重合体を除き、その
重量を各々測定した。次いで発泡性ポリスチレン粒子
を、脱水、乾燥した後、表面処理剤としてジンクステア
レート2.2g、ヒドロキシステアリン酸トリグリセラ
イド1.1gを粒子表面に被覆処理し、予備発泡機で水
蒸気を用いて加熱発泡し、カサ倍数55倍の予備発泡粒
子を得た。予備発泡粒子を、内寸300×400×10
0mm型窩を有する金型を備えた発泡ビーズ自動成形機
(積水工機製作所製 エース3型)を用いて発泡成形を
行い、得られた発泡成形体について粒子間の融着度合
い、表面状態等、その品質及び外観を評価した。その結
果を表1に示す。
【0030】〔比較例1〕5.6lの反応器に、純水1
550g、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ0.7
g、ピロリン酸マグネシウム5gを入れ、実施例1と同
様の粒子径が0.45〜0.65mmで重量平均分子量
が280000のポリスチレン粒子550gを加えて撹
拌し懸濁させた。
【0031】次いで予め用意した純水200g、ドデシ
ルベンゼンスルホン酸ソーダ0.1g、ピロリン酸マグ
ネシウム0.5g、及びポリスチレンに対して2重量%
に相当するスチレン11gを、ホモミキサーで攪拌して
懸濁液を調製し、この懸濁液を70℃に保持した反応器
に添加し、15分間ポリスチレン粒子に吸収させた後、
スチレン159gを反応器に滴下し、15分間吸収させ
た。
【0032】続いて、ベンゾイルパーオキサイド4.5
g、t−ブチルパーベンゾエート0.65gをスチレン
70gに溶解して純水80gに加え、ドデシルベンゼン
スルホン酸ソーダ0.12gを添加し、ホモミキサーで
攪拌して懸濁液とし、これを反応器に添加した。なお、
この時点で、上記過程で加えたスチレンの総量は、ポリ
スチレン上記スチレンの総量との合計に対して30重量
%であった。
【0033】ポリスチレン粒子中に、スチレンと重合開
始剤とがよく吸収されるように、1時間保持した後に、
スチレンを連続的に493g/hrの速度で、3時間供
給しながら、スチレンの供給終了時に105℃になるよ
うに反応器を昇温した。引き続き120℃に昇温し30
分間保持した後、シクロヘキサン40gを純水120
g、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ0.1g、ピロ
リン酸マグネシウム0.5gの溶液に加え、ホモミキサ
ーで攪拌し懸濁液として反応器に添加し、100℃とし
てブタン210gを圧入し、2時間保持した後、常温ま
で冷却して取り出し、粒子径が0.65〜0.95mm
の発泡性ポリスチレン粒子を得た。
【0034】実施例1と同様に、JIS1000μm篩
を通過しない合着粒子、及びJIS500μmふるいを
通過する微粉末状重合体の重量を各々測定した。後は得
られた発泡性ポリスチレン粒子を、実施例1と同様にし
て予備発泡した後発泡成形して発泡成形体を製造し、発
泡成形体の品質、外観を評価した。上記の合着粒子、微
粉末状重合体の測定結果及び発泡成形体の評価結果を表
1に示す。
【0035】〔比較例2〕5.6lの反応器に、純水1
550g、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ0.7
g、ピロリン酸マグネシウム5gを入れ、実施例1と同
様の粒子径が0.45〜0.65mmで重量平均分子量
が280000のポリスチレン粒子550gを加えて撹
拌し懸濁させた。
【0036】次いで予め用意した純水200g、ドデシ
ルベンゼンスルホン酸ソーダ0.1g、ピロリン酸マグ
ネシウム0.5g、及びポリスチレンに対して10重量
%に相当するスチレン55gを、ホモミキサーで攪拌し
て懸濁液を調製し、この懸濁液を70℃に保持した反応
器に添加し、15分間ポリスチレン粒子に吸収させた
後、スチレン15gを反応器に滴下し、15分間吸収さ
せた。
【0037】続いて、ベンゾイルパーオキサイド4.5
g、t−ブチルパーベンゾエート0.65gをスチレン
70gに溶解して純水80gに加え、ドデシルベンゼン
スルホン酸ソーダ0.12gを添加し、ホモミキサーで
攪拌して懸濁液とし、これを反応器に添加した。なお、
この時点で、上記過程で加えたスチレンの総量は、ポリ
スチレン上記スチレンの総量との合計に対して20重量
%であった。
【0038】ポリスチレン粒子中に、スチレンと重合開
始剤とがよく吸収されるように、1時間保持した後に、
スチレンを連続的に527g/hrの速度で、3時間供
給しながら、スチレンの供給終了時に105℃になるよ
うに反応器を昇温した。引き続き120℃に昇温し30
分間保持した後、シクロヘキサン40gを純水120
g、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ0.1g、ピロ
リン酸マグネシウム0.5gの溶液に加え、ホモミキサ
ーで攪拌し懸濁液として反応器に添加し、100℃とし
てブタン210gを圧入し、2時間保持した後、常温ま
で冷却して取り出し、粒子径が0.65〜0.95mm
の発泡性ポリスチレン粒子を得た。
【0039】実施例1と同様に、JIS1000μm篩
を通過しない合着粒子、及びJIS500μmふるいを
通過する微粉末状重合体の重量を各々測定した。後は得
られた発泡性ポリスチレン粒子を、実施例1と同様にし
て予備発泡した後発泡成形して発泡成形体を製造し、発
泡成形体の品質、外観を評価した。上記の合着粒子、微
粉末状重合体の測定結果及び発泡成形体の評価結果を表
1に示す。
【0040】〔比較例3〕5.6lの反応器に、純水1
550g、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ0.7
g、ピロリン酸マグネシウム5gを入れ、実施例1と同
様の粒子径が0.45〜0.65mmで重量平均分子量
が280000のポリスチレン粒子550gを加えて撹
拌し懸濁させた。
【0041】次いで予め用意した純水200g、ドデシ
ルベンゼンスルホン酸ソーダ0.1g、ピロリン酸マグ
ネシウム0.5g、及びポリスチレンに対して10重量
%に相当するスチレン55gを、ホモミキサーで攪拌し
て懸濁液を調製し、この懸濁液を70℃に保持した反応
器に添加し、15分間ポリスチレン粒子に吸収させた
後、スチレン245gを反応器に滴下し、15分間吸収
させた。
【0042】続いて、ベンゾイルパーオキサイド4.5
g、t−ブチルパーベンゾエート0.65gをスチレン
70gに溶解して純水80gに加え、ドデシルベンゼン
スルホン酸ソーダ0.12gを添加し、ホモミキサーで
攪拌して懸濁液とし、これを反応器に添加した。なお、
この時点で、上記過程で加えたスチレンの総量は、ポリ
スチレン上記スチレンの総量との合計に対して40重量
%であった。
【0043】ポリスチレン粒子中に、スチレンと重合開
始剤とがよく吸収されるように、1時間保持した後に、
スチレンを連続的に450g/hrの速度で、3時間供
給しながら、スチレンの供給終了時に105℃になるよ
うに反応器を昇温した。引き続き120℃に昇温し30
分間保持した後、シクロヘキサン40gを純水120
g、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ0.1g、ピロ
リン酸マグネシウム0.5gの溶液に加え、ホモミキサ
ーで攪拌し懸濁液として反応器に添加し、100℃とし
てブタン210gを圧入し、2時間保持した後、常温ま
で冷却して取り出し、粒子径が0.65〜0.95mm
の発泡性ポリスチレン粒子を得た。
【0044】実施例1と同様に、JIS1000μm篩
を通過しない合着粒子、及びJIS500μmふるいを
通過する微粉末状重合体の重量を各々測定した。後は得
られた発泡性ポリスチレン粒子を、実施例1と同様にし
て予備発泡した後発泡成形して発泡成形体を製造し、発
泡成形体の品質、外観を評価した。上記の合着粒子、微
粉末状重合体の測定結果及び発泡成形体の評価結果を表
1に示す。
【0045】〔比較例4〕5.6lの反応器に、純水1
780g、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ0.3
g、ピロリン酸マグネシウム2.1gを入れ、粒子径が
0.45〜0.65mmで重量平均分子量が28000
0のポリスチレン550gを加えて撹拌し懸濁させた。
【0046】5.6lの反応器に、純水1780g、ド
デシルベンゼンスルホン酸ソーダ0.3g、ピロリン酸
マグネシウム2.1gを入れ、実施例1と同様の粒子径
が0.45〜0.65mmで重量平均分子量が2800
00のポリスチレン粒子550gを加えて撹拌し懸濁さ
せた。次いで予め用意した純水50g、ドデシルベンゼ
ンスルホン酸ソーダ0.12g、ピロリン酸マグネシウ
ム0.5g、及びスチレン17gを、ホモミキサーで攪
拌して懸濁液を調製し、この懸濁液を70℃に保持した
反応器に添加した後、反応器内の温度を85℃に昇温し
た。
【0047】続いて、ベンゾイルパーオキサイド4.5
g、t−ブチルパーベンゾエート0.65gを溶解した
スチレン1704gを、供給開始から2時間まで170
g/hr、2時間から4時間まで280g/hr、4時
間から6時間まで410g/hrの供給速度で連続的に
添加し、スチレンの供給終了30分経過後に、115℃
まで昇温し、この温度で2.5時間保持した。
【0048】引き続き、シクロヘキサン40gを純水1
20g、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ0.1g、
ピロリン酸マグネシウム0.5gの溶液に加え、ホモミ
キサーで攪拌し懸濁液として反応器に添加し、100℃
としてブタン210gを圧入し、2時間保持した後、常
温まで冷却して取り出し、粒子径が0.65〜0.95
mmの発泡性ポリスチレン粒子を得た。
【0049】実施例1と同様に、JIS1000μm篩
を通過しない合着粒子、及びJIS500μmふるいを
通過する微粉末状重合体の重量を各々測定した。後は得
られた発泡性ポリスチレン粒子を、実施例1と同様にし
て予備発泡した後発泡成形して発泡成形体を製造し、発
泡成形体の品質、外観を評価した。上記の合着粒子、微
粉末状重合体の測定結果及び発泡成形体の評価結果を表
1に示す。
【0050】
【表1】
【0051】
【発明の効果】本発明方法は、添加するスチレン系単量
体の一部を予めスチレン系重合体粒子に吸収させて重合
体粒子を軟化させた後、重合に要する重合開始剤を実質
的に全量添加して重合体粒子に吸収させてから反応を開
始させ、続いて残余のスチレン系単量体を供給し、重合
させるようにしたため、重合体粒子が相互に合着した合
着粒子の生成が防止されると共に、微粉末状重合体の発
生が実用上全く支障がない程に抑制され、粒度がよく揃
った発泡性スチレン系重合体粒子を高収率で得ることが
でき、生産性が大きく向上するという優れた効果を奏す
る。また、本発明により得られた発泡性スチレン系重合
体粒子は、発泡成形性に優れ、品質及び外観の良好な発
泡成形体を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−175044(JP,A) 特開 平4−91141(JP,A) 特開 平3−275739(JP,A) 特開 昭62−185721(JP,A) 特開 平7−188450(JP,A) 特公 平5−12386(JP,B2) 特公 昭45−19109(JP,B1) 特公 昭49−2994(JP,B1) 特公 昭49−19111(JP,B1) 特公 昭44−2469(JP,B1) 特公 昭49−19107(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08J 9/00 - 9/42

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スチレン系重合体粒子を水性媒体中に懸
    濁させ、この水性懸濁液にスチレン系単量体を添加し、
    重合開始剤の存在下で懸濁重合を行うと共に、発泡剤を
    含浸させて発泡性スチレン系重合体粒子を製造する方法
    において、スチレン系重合体粒子に対して3〜20重量
    %のスチレン系単量体を水性懸濁液として添加しスチレ
    ン系重合体粒子に吸収させ、次いで後で加えるスチレン
    系単量体を含めた該単量体の重合に要する重合開始剤の
    実質的全量を添加しスチレン系重合体粒子に吸収させる
    と共に、上記スチレン系重合体と加えたスチレン系単量
    体総量の合計に対して加えたスチレン系単量体の割合が
    25〜35重量%の範囲となるようにして反応を開始さ
    せ、引き続いて残余のスチレン系単量体を連続的又は断
    続的に供給し、重合させることを特徴とする発泡性スチ
    レン系重合体粒子の製造方法。
JP5333773A 1993-12-27 1993-12-27 発泡性スチレン系重合体粒子の製造方法 Expired - Fee Related JP3054014B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5333773A JP3054014B2 (ja) 1993-12-27 1993-12-27 発泡性スチレン系重合体粒子の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5333773A JP3054014B2 (ja) 1993-12-27 1993-12-27 発泡性スチレン系重合体粒子の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07188449A JPH07188449A (ja) 1995-07-25
JP3054014B2 true JP3054014B2 (ja) 2000-06-19

Family

ID=18269799

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5333773A Expired - Fee Related JP3054014B2 (ja) 1993-12-27 1993-12-27 発泡性スチレン系重合体粒子の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3054014B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW200406429A (en) * 2002-05-08 2004-05-01 Hitachi Chemical Co Ltd Foamed styrene resin granules, hollow granules and shaped products
PL1613672T3 (pl) * 2003-04-14 2019-12-31 Nouryon Chemicals International B.V. Dozowanie nadtlenku do procesu suspensyjnego przy czym polimeryzowany jest styren

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07188449A (ja) 1995-07-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2933707B2 (ja) 発泡性スチレン系重合体粒子の製造方法
JP3776038B2 (ja) スチレン系樹脂粒子及び発泡性スチレン系樹脂粒子の製造方法
JP3054014B2 (ja) 発泡性スチレン系重合体粒子の製造方法
JP3054015B2 (ja) 発泡性スチレン系重合体粒子の製造方法
JP3054017B2 (ja) 発泡性スチレン系重合体粒子
JPH04183706A (ja) スチレン改質ポリエチレン系樹脂粒子の製造法
US4731388A (en) Process for producing expandable styrene-based polymer beads
JPH02286726A (ja) 発泡性熱可塑性重合体粒子の製造方法
JPH09221563A (ja) 発泡性スチレン系重合体粒子の製法
JP2011184516A (ja) スチレン系重合体粒子、その製造方法、発泡性スチレン系重合体粒子及び発泡成形体
JPS5918714A (ja) 改質ポリオレフイン粒子および発泡性改質ポリオレフイン粒子の製造法
JP3054016B2 (ja) 発泡性スチレン系重合体粒子の製造方法
JP3955782B2 (ja) スチレン系樹脂予備発泡粒子とその製造方法及び発泡樹脂成形品
CA1095650A (en) Flame-retarding, expandable molding compositions of styrene polymers
JP3572493B2 (ja) 発泡性スチレン系重合体粒子の製造方法
JP5500845B2 (ja) スチレン系重合体粒子の製造方法
JPH0122843B2 (ja)
JPH11152364A (ja) 発泡性スチレン系重合体粒子の製造方法
JPS62185721A (ja) 発泡性スチレン系重合体粒子の製造方法
JP3024522B2 (ja) スチレン系発泡性樹脂粒子及びそれを用いて得た発泡成形体
JP5666796B2 (ja) スチレン系重合体粒子の製造方法
JP2956043B2 (ja) 熱可塑性重合体粒子の製造方法
JP3514905B2 (ja) 発泡性熱可塑性重合体粒子の製法
JP2832467B2 (ja) 発泡性熱可塑性重合体粒子の製造方法
JP5721337B2 (ja) 発泡性ポリスチレン系樹脂粒子の製造方法、ポリスチレン系樹脂予備発泡粒子の製造方法及びポリスチレン系樹脂発泡成形体の製造方法。

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090407

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090407

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100407

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100407

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110407

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120407

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130407

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees