JP3051085B2 - 定着部用フィルム及びトナー画像定着装置 - Google Patents

定着部用フィルム及びトナー画像定着装置

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JP3051085B2
JP3051085B2 JP9166947A JP16694797A JP3051085B2 JP 3051085 B2 JP3051085 B2 JP 3051085B2 JP 9166947 A JP9166947 A JP 9166947A JP 16694797 A JP16694797 A JP 16694797A JP 3051085 B2 JP3051085 B2 JP 3051085B2
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修二 今
祐司 北嶋
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昭和電線電纜株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真複写機、
ファクシミリ、プリンター等の装置のフィルム定着方式
のトナー画像熱定着部に用いられる定着用または加圧用
フィルム、及び該フィルムを用いたトナー画像定着装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真複写機、ファクシミリ、プリン
ター等のトナー画像を形成する印刷機器においては、印
刷あるいは複写の最終段階で、記録紙上に形成されたト
ナー画像のトナーを加熱溶融して記録紙上に定着させる
熱定着方式が一般的に使用されている。
【0003】このような熱定着方式においては、従来か
ら汎用されている熱ローラ定着法に加えて近年では、フ
ィルム状のエンドレスベルトを使用したフィルム定着方
式の熱定着法が提案されている。
【0004】このエンドレスベルトを使用した定着法で
は、定着部用のエンドレスベルトを複数のローラ間にか
け渡し、その外側表面の所定位置に別の定着部用ゴムロ
ーラを圧接させ、その圧接位置のエンドレスベルトの内
側にベルトに接してヒーターが配置される。そしてエン
ドレスベルトとローラを回転させつつその間をトナー粉
末画像が形成された記録紙を通過させ、トナーを記録紙
上に融着させる。この定着方法では、薄いフィルム状の
ベルトの実質的に圧接部分のみをヒーターにより直接加
熱するので電源投入時の待ち時間がほぼゼロとなり、こ
のことからオンデマンド方式の熱定着法と呼ばれてい
る。
【0005】オンデマンド方式の熱定着法には上記のよ
うな機構を使用することから、これに用いられるエンド
レスベルトには十分な耐熱性、弾性、強度、ベルト内面
の絶縁性、ベルト外面の離型性等が要求される。そして
これに答えるものとして、耐熱性樹脂からなる内側層と
離型性を有する樹脂からなる外側層の2層から構成され
た定着部用フィルムからなるベルトが一般に使用されて
いる。
【0006】ところがこのような定着部用フィルムで
は、フッ素樹脂等の離型性樹脂からなる外側層の剛性に
よりトナー粒子が押しつぶされ、画像の解像度が低下す
るという問題があった。
【0007】一方、耐熱性樹脂層の上に剛性の問題のな
い層、例えばシリコーンゴム層等を使用すると、トナー
との離型性を確保するために別の手段が必要となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的
は、耐熱性樹脂層と離型性樹脂層からなる定着部用フィ
ルムにおいて、離型性樹脂層の剛性によりトナーがつぶ
れることのない、熱定着法による画像定着に使用される
定着部用フィルム、及び該フィルムを用いたトナー画像
定着装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らの研究の結
果、上記のような定着部用フィルムにおいて、耐熱樹脂
層と離型性層との間にシリコーンゴムの層を設けること
により離型性樹脂層の剛性が緩和され、上記のように離
型性樹脂層の剛性によりトナーがつぶれて解像度が低下
することが防止されることが見出された。
【0010】従って本発明は、耐熱性樹脂層上にシリコ
ーンゴム層及び離型性樹脂層をこの順に設けてなる定着
部用フィルムであって、前記シリコーンゴム層の厚さが
0.2〜1.5mmであり、その圧縮永久歪が、180℃、22時間
の25%圧縮で、20%以下であり、離型性樹脂層がフッ素
樹脂を主成分とするチューブをシリコーンゴム層上に被
着することにより形成されたものであることを特徴とす
る定着部用フィルムを提供するものである。
【0011】上記本発明の定着部用フィルムにおいて
は、離型性樹脂層が好ましくはテトラフルオロエチレン
樹脂、テトラフルオロエチレン/パーフルオロアルコキ
シエチレン共重合体、及びテトラフルオロエチレン/ヘ
キサフルオロプロピレン共重合体の1種以上を主成分と
するフッ素樹脂からなる。
【0012】
【0013】上記フッ素樹脂チューブは好ましくはメル
トインデックス5(g/10 min)以下のフッ素樹脂を主成分
とするものである。
【0014】上記離型性樹脂層は好ましくは5〜30μ
mの厚さを有する。
【0015】上記耐熱性樹脂層は好ましくは熱硬化性ポ
リイミドからなり、好ましくは15〜100μmの厚さ
を有する。
【0016】上記シリコーンゴム層は好ましくは付加型
シリコーンゴムからなり、好ましくは0.2〜1.5m
mの厚さを有する。
【0017】さらに本発明は、上記の本発明の定着部用
フィルムを用いたトナー画像定着装置を提供する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳述する。
【0019】本発明の定着部用フィルムは、耐熱性樹脂
からなる耐熱性樹脂層(内側層)、その上に設けられる
シリコーンゴム層(中間層)及び離型性樹脂からなる離
型性樹脂層(外側層)により構成される。
【0020】耐熱性樹脂層に使用される耐熱性樹脂は特
に高い耐熱性を得るために熱硬化性の耐熱樹脂を選択す
る。特に150℃以上の使用温度を意図する場合や定着
部等では、熱可塑性の樹脂では定着フィルム等が伸びて
しまい不都合である。
【0021】熱硬化性の耐熱樹脂を耐熱樹脂層に使用す
ることにより、定着部用フィルムの絶縁性及び高い耐熱
性が確保される。このような熱硬化性の耐熱樹脂として
は、例えば、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリベン
ズイミダゾール、ポリベンズオキサゾール、ポリフェニ
レンサルファイド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリ
エーテルスルホン、ポリエーテルイミド等の熱硬化性の
ものが挙げられる。これらの熱硬化性耐熱性樹脂の中で
は、熱硬化性のポリイミドやポリアミドイミドが特に好
ましい。
【0022】さらにこれらの樹脂単体では熱伝導率が低
いので、絶縁性で熱伝導性の無機粒子を含有させること
が好ましい。
【0023】このような熱伝導性無機粒子を構成する物
質自体はこれまでに定着部用ベルトの耐熱性樹脂層に添
加するものとして提案されているものと同様のものでよ
く、例えば、窒化ホウ素、アルミナ、炭化ケイ素、チタ
ン酸カリウム、窒化アルミ、マイカ、シリカ、酸化チタ
ン、タルク、炭酸カルシウム等を挙げることができる。
これらの物質は2種以上の混合物としても使用すること
ができる。熱伝導性無機粒子を構成する物質としては、
窒化ホウ素、アルミナ、炭化ケイ素、窒化アルミニウム
が好ましく、窒化ホウ素が特に好ましい。
【0024】上記のような無機粒子の平均粒径は特に制
限されるものではなく、通常の樹脂組成物に添加される
無機充填剤と同様のものでよいが、分散性や平滑な層を
得ること等の観点から、通常は0.5〜10μm、好ま
しくは0.5〜7μm程度である。0.5μm未満であ
ると、熱伝導性の向上効果が小さく、また粒子の凝集に
よりフィルムに凹凸を生じることがある。粒子の平均粒
径が10μmを越えるとその含量にもよるが耐熱性樹脂
層に必要な機械的強度が得られなくなるおそれがある。
【0025】熱伝導性無機粒子の耐熱性樹脂層中の含有
量も特に制限されるものではないが、熱伝導性の向上、
機械的強度の維持等の観点から、通常は5〜30容量
%、好ましくは10〜25容量%程度である。この範囲
内であれば、樹脂単体からなる層とほぼ同様の柔軟性を
確保した上で、熱伝導性と剛性を向上させることができ
る。含有量が5容量%未満であると十分な熱伝導性向上
効果が得られず、30容量%を越えると可撓性や強度が
不十分となり、定着部用ベルトとして使用した場合に割
れや破壊を生じやすい。
【0026】また熱伝導性無機粒子の形状は、球状、鱗
片状(平板状)、繊維状等のいずれでもよいが、これら
の中でも平板状の粒子が、凹凸が少なく表面の滑らかな
フィルムが得られ、なおかつ球状の粒子フィラーの場合
より高い剛性が得られるため、特に好ましい。
【0027】耐熱性樹脂層の厚さも特に制限されない
が、好ましくは15〜100μm程度である。15μm
未満であるとフィルム自体の製造が困難であり、100
μmを越えると剛性が大きくなりすぎるからである。
【0028】上記耐熱樹脂層上にシリコーンゴム層を設
ける。シリコーンゴム層に使用されるシリコーンゴムと
しては、ジフェニルポリシロキサン、ジメチルポリシロ
キサン等のジオルガノポリシロキサンを前駆体として形
成された通常のシリコーンゴムを使用できるが、特に液
状の付加反応型シリコーンゴムを前駆体として形成され
たものを好適に使用できる。
【0029】上記のような付加型シリコーンゴム(付加
型メチルフェニルポリシロキサンシリコーンゴム)は、
メチル基及びフェニル基の他に付加型反応性基、例えば
ビニル基を有するシロキサン化合物から得られたポリシ
ロキサンであり、付加型反応性基とシラン架橋剤との付
加開裂反応により架橋されるものである。
【0030】上記のようなシリコーンゴム例えば下記式
(I) で表されるポリシロキサンから製造される。
【0031】
【化1】 上記式(I) 中、R1 、R2 、R3 及びR4 は独立してメ
チル基、フェニル基等を表す。付加型シリコーンゴムの
場合はその一部がビニル基のような付加型反応性基であ
る。nは約300〜約2000である。
【0032】R1 〜R4 全体の2モル%以上にフェニル
基を使用すると、シリコーンオイル等の離型剤に対する
耐膨潤性を有するシリコーンゴムが得られる。
【0033】付加型シリコーンゴムの場合、付加型反応
性基の量はR1 〜R4 全体の好ましくは0.05〜0.
35モル%、より好ましくは0.1〜0.3モル%程度
である。
【0034】ビニル基等の付加型反応性基は架橋形成に
必要な官能基であり、0.05モル%未満であるとポリ
シロキサンが半硬化状態になり弾性が得られにくくな
る。一方、0.35モル%を越えると架橋が進みすぎて
ポリシロキサンが固く脆いものになってしまい、やはり
好ましい弾性が得られない。
【0035】上記のようなポリシロキサンの重合度は25
℃の粘度で表して30〜400ポアズであるものが好ま
しく、液状で注入して成形することが望ましいので、好
ましくは1200ポイズ、より好ましくは800ポイズ
以下の粘度を有していることが望ましい。上記のポリシ
ロキサンの重合度(n)は上記のような粘度が得られる
ように規定されたものであり、nが約300未満である
と粘度が低すぎ、シリコーンゴム層の製造が困難にな
り、また製造できたとしても十分な物性が得られない。
またnが約2000を越えると粘度が高くなり過ぎてや
はりシリコーンゴム層の製造が困難になる。
【0036】このようなポリオルガノシロキサンもそれ
自体公知の化合物であり、公知の方法で製造することが
できる。
【0037】シリコーンゴム層の硬化後の硬度はJIS
−Aで表して40以下であることが好ましい。40を越
えると耐熱樹脂層のポリイミド等の剛性を緩和する能力
が低下し、高解像度が得られなくなるからである。
【0038】シリコーンゴム層の厚さは、0.2〜1.5mmの
範囲とする。本発明の効果を十分に得るためには0.2mm
以上の厚さのシリコーンゴム層とする。また1.5mmを越
えると別のローラー等との従動回転時の接触によるゴム
の熱膨張を原因とするニップ圧の変化が大きくなりすぎ
るからである。
【0039】またシリコーンゴム層は、180℃、22時間
の25%圧縮で、20%以下の圧縮永久歪を示すものを用い
る。このような条件で20%を越える圧縮永久歪を示すも
のであると、ヒートローラー等との接触により圧縮永久
歪が発生し、復元し得ない場合がある。
【0040】上記シリコーンゴム層上に離型性樹脂層を
形成する。この層を構成する離型性樹脂としてはフッ素
樹脂を使用する。フッ素樹脂としては、定着部用ベルト
を200℃前後の高温で連続使用可能とするために耐熱
性に優れたものが好ましく、例えば、テトラフルオロエ
チレン樹脂(PTFE)、テトラフルオロエチレン/パ
ーフルオロアルコキシエチレン共重合体(PFA)、テ
トラフルオロエチレン/ヘキサフルオロプロピレン共重
合体(FEP)等が挙げられる。屈曲耐性や離型性の点
からPFAが特に好ましい。
【0041】離型性樹脂層にさらにシリコーンオイル等
の離型性オイルを塗布する際は、フッ素樹脂とオイルの
親和性を得るためにフッ素樹脂にフッ素ゴムをブレンド
してもよい。フッ素ゴムのの混入量はフッ素樹脂の物性
やオイルとの親和性を考慮して適宜選択することができ
る。
【0042】離型性樹脂層は、従来の定着用フィルムの
フッ素樹脂層のように樹脂ディスパージョンを塗布、硬
化させて作製されたものでもよいが、好ましくはフッ素
樹脂のチューブを押出成形により製造し、これを耐熱樹
脂層上に被着して形成する。このようなフッ素樹脂チュ
ーブの材料としては、メルトインデックス(ASTM
D−2116に従って測定)が好ましくは5(g/10 min)
以下、特に好ましくは2(g/10 min)以下のフッ素樹脂を
使用する。このようなフッ素樹脂は、樹脂の種類にもよ
るが、一般的には15万〜100万程度の分子量を有
し、フッ素樹脂ディスパージョンに通常含まれているフ
ッ素樹脂よりも分子量が大きいものであり、押出成形等
により成形されたフィルム(チューブ)として、後述す
るようにしてシリコーンゴム層上に積層し、シリコーン
ゴム架橋時の熱処理によりシリコーンゴム層と一体化す
る。
【0043】このような押出成形により形成されたフッ
素樹脂チューブは、フッ素樹脂ディスパージョンを耐熱
性樹脂層上に塗布して乾燥し、焼成すること等により形
成されていたものと異なり、ピンホール、クラック等の
表面欠陥がなく、またディスパージョンに使用されるフ
ッ素樹脂よりも分子量が大きいので、より高い耐磨耗性
等の耐久性が得られる。このようなフッ素樹脂チューブ
は100万回以上、例えば100万〜200万回の耐屈
曲性(13mm×90mm×0.2mmの試料を使用し
て荷重1.25kgでASTM D−2176−69に
従って屈曲亀裂が生じるまでの繰り返し屈曲数を測定)
を有していることが好ましい。
【0044】このような離型性層のフッ素樹脂には導電
性フィラーを含有させることにより導電性を付与して帯
電によるオフセットを防止するようにしてもよい。
【0045】このような目的に使用される導電性フィラ
ーの種類は特に限定されないが、例えば、ケッチェンブ
ラック等のカーボンブラックやアルミニウム等の金属粉
を挙げることができる。導電性フィラーの平均粒子径
は、安定した均一な導電性を得るために、0.5μm以
下であることが好ましい。
【0046】導電性フィラーの含有量は、通常、樹脂に
対して0.1〜5重量%程度である。ただし、離型性樹
脂層の導電性が高すぎると、記録紙上のトナーが定着部
用ベルトの離型性樹脂層と接触した際にトナーの電荷が
離型性樹脂層に流れて、記録紙とトナーとの間の吸引力
が失われることがある。このような現象を防止するため
には、外層の表面抵抗率を1×1012〜1×1015Ω/
□とすることが好ましい。
【0047】フッ素樹脂離型性層の厚さも特に制限され
ないが、好ましくは5〜30μm程度、特に好ましくは
5〜20μm程度である。5μm未満であると上記のよ
うなフッ素樹脂チューブとして押し出すことが困難であ
り、30μmを越えるとフッ素樹脂層の剛性により、本
発明で目的とするところの効果が阻害される可能性があ
る。
【0048】さらに本発明の定着部用フィルムの製造方
法について、離型性樹脂層をチューブとして成形し、シ
リコーンゴム層上に被着して製造する場合を例として説
明する。
【0049】まず、公知の定着部用ベルトと同様な方法
により筒状の耐熱性樹脂層を形成する。例えば、円柱形
状の金型上に、上記のような耐熱性樹脂層を形成する樹
脂あるいはその前駆体を溶媒中に含むワニスを塗布し、
熱処理等により溶媒を除去する。その後、任意にプライ
マー層を形成する樹脂組成物を塗布して乾燥し、必要に
より耐熱性樹脂を焼成して製造する。
【0050】耐熱性樹脂が熱硬化性ポリイミドの場合、
耐熱性樹脂の前駆体として例えば芳香族テトラカルボン
酸成分と芳香族ジアミン成分とを使用することができ、
これらを有機極性溶媒中で反応させて前記樹脂を得るこ
とができる。芳香族テトラカルボン酸成分としては例え
ば、3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸
二無水物、2,3’,4,4’−ベンゾフェノンテトラ
カルボン酸二無水物、ピロメリット酸二無水物等があ
り、これらは混合物として用いてもよい。芳香族ジアミ
ン成分としては例えば、3,3’−ジアミノジフェニル
エーテル、3,3’−ジメトキシ−4,4’−ジアミノ
ジフェニルエーテル、4,4’−ジアミノジフェニルエ
ーテル等のジフェニルエーテル系ジアミン、3,3’−
ジフェニルチオエーテル、4,4’−ジアミノジフェニ
ルチオエーテル等のジフェニチオエーテル系ジアミン、
4,4’−ジアミノベンゾフェノン等のベンゾフェノン
系ジアミン、その他ジフェニルメタン系ジアミンパラフ
ェニレンジアミン、メタフェニレンジアミン等を挙げる
ことができる。有機極性溶媒としては、例えばN−メチ
ルピロリドン、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセト
アミド、フェノール、o−クレゾール、m−クレゾー
ル、p−クレゾール、ジメチルオキシド等が挙げられ
る。
【0051】次に図1に概略断面図で示すように、成形
されるフィルムの外径を有する円筒形の金型1の空洞内
に、フッ素樹脂チューブ2を通し、その両端を金型1の
外側に折り返し、またその中に上記で耐熱樹脂層3を設
けた芯体4を金型1と同心状に配置し、金型蓋体5を金
型1の両端にはめ込むことによりフッ素樹脂チューブ2
及び耐熱樹脂層3を設けた芯体4を固定する。このとき
金型に孔を設けそこから吸引することによりフッ素樹脂
チューブを金型に密着させるようにしてもよい。
【0052】その後金型蓋体5の樹脂注入口6から樹脂
チューブ2と耐熱樹脂層3を設けた芯体4との間にシリ
コーンゴム前駆体を注入し、金型内で樹脂チューブ2と
耐熱樹脂層3との間の空間を満たす。反対側の金型蓋体
5には空気排出口7が設けられている。
【0053】そして全体を通常は加熱することにより弾
性材料前駆体を架橋して硬化させ(一次加硫)、適当に
硬化した後、一体化した芯体、弾性材料層、被覆樹脂層
を金型から取り出し、さらに加熱して架橋させて(二次
加硫)、その後芯体を除去することにより本発明の定着
用フィルムを得る。
【0054】上記のような本発明の定着用フィルムの製
造方法においては、上記のように金型内に樹脂チューブ
2及び耐熱樹脂層を設けた芯体3を固定して弾性材料前
駆体を注入した際に、樹脂チューブ2に張力がかかり、
その径方向及び/または長さ方向に伸びた状態にあるよ
うにすることが好ましい。
【0055】樹脂チューブの内面はシリコーンゴムとの
接着性を向上させるためにエッチングしておくことが好
ましい。エッチングは従来から知られている方法で行う
ことができ、例えばナトリウム・ナフタレン法、液体ア
ンモニウム法等の化学的方法、エキシマーレーザーエッ
チング法、低温プラズマ法等の物理的方法でにより行う
ことができる。特にチューブ厚が薄い場合には化学的エ
ッチングは困難なため、物理的エッチングが適してい
る。
【0056】また、シリコーンゴムとフッ素樹脂チュー
ブとの接着性を向上させるためにエッチング面にプライ
マーを塗布してもよい。プライマーは樹脂チューブを伸
ばした状態で塗布することが好ましい。プライマーとし
ては市販のフッ素樹脂用のプライマーを好適に使用でき
る。そのような市販のプライマーとしては、例えば東レ
・ダウコーニング社製のDY139−067等がある。
このようなプライマーは導電性フィラーを含有してもよ
い。プライマーはフッ素樹脂チューブの内面に通常は
0.1〜20μm、好ましくは1〜10μm程度の厚さ
で均一に塗布する。
【0057】さらに、耐熱樹脂層上に、耐熱樹脂層とシ
リコーンゴムとの接着性を向上させるためのプライマー
を塗布してもよい。このプライマーもこのような目的に
従来使用されている公知のものでよく、例えば信越化学
工業社製のプライマーNo. 4等が挙げられる。
【0058】上記のように固定されたフッ素樹脂チュー
ブ2と芯体上の耐熱樹脂層3との間にシリコーンゴム前
駆体を射出注入するが、このような弾性材料前駆体は、
通常、架橋剤及びその他の添加剤を含むゴムコンパウン
ドとして注入する。架橋剤も従来公知のものでよく、付
加型シリコーンゴムの場合はシラン架橋剤を使用する。
【0059】任意成分として、従来よりシリコーンゴム
等に用いられていたものを使用することができ、例えば
充填剤、着色剤等を添加することができる。
【0060】充填剤はシリコーンゴムの補強、増量等の
目的で添加することができる。このような充填剤の例と
しては、シリカ、珪藻土、石英粉、クレー、炭酸カルシ
ウム、酸化チタン等を挙げることができる。特にシリカ
充填剤はシリコーンゴムの強度を改善するものとして好
ましく、ヒュームドシリカと呼ばれる乾式法シリカ、沈
降性シリカと呼ばれる湿式法シリカのいずれでもよく、
またその表面のケイ素原子に結合した水酸基をトリメチ
ルシリル化したもの、その表面を低重合度ジメチルポリ
シロキサンで疏水化処理したもの、さらにはこれらにチ
タンやアルミニウムなどの他の金属の酸化物を副成分と
して含有させたものであってもよい。このようなシリカ
系充填剤は、一般的には上記ポリオルガノシロキサン1
00重量部に対して10〜60重量部、好ましくは20
〜50重量部の量で使用される。オルガノシラン化合物
あるいは低分子オルガノポリシロキサン化合物を、上記
のようなシリカ系充填剤の分散性を向上させるために添
加することができ、例えば低重合度の末端シラノール封
鎖ジオルガノポリシロキサン、ジフェニルシランジオー
ル、ジメチルジエトキシシラン等が挙げられる。このよ
うな化合物の添加量は一般的には上記ポリオルガノシロ
キサン100重量部に対して0〜30重量部であり、1
〜30重量部、特に2〜10重量部とすることが好まし
く、前記シリカ系充填剤の種類や配合量に応じて適宜な
添加量を選択することができる。
【0061】上記のように金型内に射出注入されたシリ
コーンゴム前駆体は、通常加熱加硫することにより硬化
させ(一次加硫)、その後金型から取り外した後にさら
に加熱して(二次加硫)して硬化させる。シリコーンゴ
ムの一次加硫は100〜170℃、二次加硫は170℃
以上の温度で行うことが好ましく、通常は200℃程度
の温度で行うことができる。このような温度で二次加硫
を行うことによりフィルムの耐熱性が格段に向上する。
【0062】上記のようにしてシリコーンゴム層を硬化
させ、各層を一体化した後、各層を芯体とともに金型か
ら取り出し、さらに芯体を取り外して定着部用フィルム
を得る。
【0063】このようにして得られた本発明の定着部用
フィルムは、レーザービームプリンタなどにおいてトナ
ーに接触する定着用フィルム、加圧用フィルム等として
好適に使用することができ、従って本発明は、上記の本
発明の定着部用フィルムを使用したトナー画像定着装置
も提供する。
【0064】本発明のトナー画像定着装置は、トナーに
接触する定着用フィルムまたは定着用フィルム等に対向
して設けられる加圧用フィルムのいずれか、あるいはそ
の両方に上記の本発明の定着部用フィルムを使用したこ
とを特徴とするものであり、その他の構造は公知のトナ
ー画像定着装置に準ずるものとすることができる。
【0065】本発明のトナー画像定着装置において、本
発明の定着部用フィルムを、その内部に加熱用ヒータを
配置して定着用フィルムとして用いた場合には、加圧用
の部材としては公知のゴムローラ、定着部用フィルム等
の他、本発明の定着部用フィルムも使用することができ
る。また本発明の定着部用フィルムを加圧用の部材とし
て使用した場合は、定着用の部材としては、上記のよう
に本発明の定着部用フィルムを使用できる他、例えば芯
金上にシリコーンゴム層、フッ素樹脂層等を被覆し、内
部に加熱用のハロゲンランプを内蔵した公知のヒートロ
ーラ等を使用することができる。
【0066】
【実施例】以下、本発明を実施例及び比較例によりさら
に説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定され
るものではない。
【0067】実施例 ポリイミド前駆体を含む市販のワニス(UワニスS、宇
部興産製)を円筒形金属芯体上に塗布し、内径31mm
のダイスを芯体にはめて自然落下させて塗布膜を得た。
得られた塗布膜を300℃に30分間加熱し、冷却後芯
体から抜いて厚さ50μm、外径30mm、長さ330
mmのポリイミドチューブを得た。このポリイミドチュ
ーブに直径29.97mmの円筒形のステンレス製シャ
フトを挿入し、支持体とした。
【0068】一方、図1に示したものと同様の形状の、
内径31.5mmで端部に直径1mmの孔を設けた金型
の内部に内径28mm、長さ380mm、厚さ10μm
のPFAチューブ(450HP−J、三井・デュポンフ
ロロケミカル製、メルトインデックス2(g/10 min)のP
FAからなる)を通し、両端を金型上に折り返して固定
した。上記の金型の孔から減圧してPFAチューブを拡
張し、金型内面に密着させた。
【0069】その後前記ポリイミドチューブを装着した
シャフトを金型中に挿入し、ポリイミドチューブとフッ
素樹脂チューブの間にシリコーンゴム前駆体(ジメチル
ポリシロキサン配合ゴム)を注入した。
【0070】これを150℃で30分間加熱処理し、減
圧を開放して各層を芯体とともに取り出してさらに20
0℃で4時間加熱処理し、芯体を取り外すことによりポ
リイミドチューブにシリコーンゴム層とPFAチューブ
を被覆した本発明の定着部用フィルムを得た。得られた
定着部用フィルムの離型性樹脂層の厚さは約10μm、
シリコーンゴム層の厚さは約0.7mmであった。
【0071】比較例 実施例と同様にしてポリイミドチューブを成形し、同様
の金型を使用してフッ素樹脂層を、シリコーンゴム層を
設けずに直接ポリイミドチューブ上に被覆した。これを
380℃で30分間熱処理することにより定着部用フィ
ルムを得た。得られた定着部用フィルムの離型性樹脂層
の厚さは約10μmであった。
【0072】上記で得た実施例と比較例の定着部用フィ
ルムをプリンターに組み込み、コピースピードA4用紙
20枚/分での印刷による画像テストを行った。本発明
の定着用フィルムを使用した場合には画像に問題なかっ
たが、比較例の定着用フィルムを使用した場合には画像
ににじみが見られた。
【0073】上記の結果から、本発明の定着部用のフィ
ルムはシリコーンゴム層を設けていない定着フィルムと
比較して画像のにじみを低減できることが明らかであ
る。
【0074】
【発明の効果】本発明の定着部用フィルムによれば、従
来の定着フィルムよりもにじみがない解像度の高い画像
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の定着フィルムの製造方法を示す概略
断面図である。
【符号の説明】
1...金型 2...フッ素樹脂チューブ 3...耐熱樹脂層 4...芯金 5...金型蓋体 6...樹脂注入孔 7...空気排出孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−258969(JP,A) 特開 平5−27632(JP,A) 特開 平7−199691(JP,A) 特開 平7−156287(JP,A) 特開 平10−111613(JP,A) 特開 平10−161448(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/20 101

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耐熱性樹脂層上にシリコーンゴム層及び
    離型性樹脂層をこの順に設けてなる定着部用フィルムで
    あって、前記シリコーンゴム層の厚さが0.2〜1.5mmであ
    り、その圧縮永久歪が、180℃、22時間の25%圧縮で、2
    0%以下であり、離型性樹脂層がフッ素樹脂を主成分と
    するチューブをシリコーンゴム層上に被着することによ
    り形成されたものであることを特徴とする定着部用フィ
    ルム。
  2. 【請求項2】 離型性樹脂層がテトラフルオロエチレン
    樹脂、テトラフルオロエチレン/パーフルオロアルコキ
    シエチレン共重合体、及びテトラフルオロエチレン/テ
    トラフルオロエチレン共重合体の1種以上を主成分とす
    るフッ素樹脂からなる請求項1に記載の定着部用フィル
    ム。
  3. 【請求項3】 耐熱性樹脂層が熱硬化性ポリイミドから
    なる請求項1または2に記載の定着部用フィルム。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の定着部
    用フィルムを用いたトナー画像定着装置。
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