JP3050930B2 - 住宅ユニットに縦材を取り付ける方法 - Google Patents

住宅ユニットに縦材を取り付ける方法

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JP3050930B2
JP3050930B2 JP3030824A JP3082491A JP3050930B2 JP 3050930 B2 JP3050930 B2 JP 3050930B2 JP 3030824 A JP3030824 A JP 3030824A JP 3082491 A JP3082491 A JP 3082491A JP 3050930 B2 JP3050930 B2 JP 3050930B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は住宅ユニットに縦材を取
り付ける方法に関する。更に詳細には、組立住宅に使用
する住宅ユニットの天井梁と床梁との間に、付け柱、中
柱、間柱、補強材等の縦材を取り付ける方法に関する。
【0002】
【従来の技術】組立住宅とは、特公昭62−62224
号公報に記載あるように、運搬可能な一定の大きさの箱
型の、且つ、内部、外部の仕上げられた住宅ユニット
を、予め、工場で生産し、その複数個を建築現場に運
び、現場で組み立てて、住宅となすものである。
【0003】この組立住宅は、工期が短く、且つ、寸法
精度の良い標準化された住宅となる特徴があることか
ら、近年、だんだん広く採用されている。そして、組立
住宅に使用される住宅ユニットAの骨格は、図3に示す
ように、4本の柱11と4本の天井梁12と4本の床梁
13とを箱型に組み立てたものである。又、この住宅ユ
ニットの天井梁12と床梁13との間に、補強材、間
柱、中柱、付け柱等の縦材を立てることがある。又、こ
の縦材に外壁や内壁を取り付けたりしている。
【0004】例えば、特公昭61−42061号公報に
は、かかる縦材が取り付けられた住宅ユニットが記載さ
れている。従来の縦材の取り付け方法を、住宅ユニット
の複数個を組み立てた組立住宅における住宅ユニットと
隣の住宅ユニットとの間に中柱を取り付ける方法を例に
挙げて、図4を参照しながら、説明する。
【0005】図4においては、住宅ユニットと隣の住宅
ユニットとは近接して並べられているから、天井梁12
と隣の天井梁12とは近接している。又、床梁13と隣
の床梁13も同様に近接している。かかる近接している
2個の天井梁12、12と床梁13、13との間に、上
端にプレート102が、下端にプレート103がそれぞ
れ取り付けられた中柱101を立て、この中柱101の
上端のプレート102を天井梁12と隣の天井梁12と
に、ボルト104とナット105で、又、下端のプレー
ト103を床梁13と隣の床梁13とに、ボルト106
とナット107で取り付けていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようにし
て縦材を取り付けると、天井梁12の下面にボルトの頭
あるいはナットが突出する。従って、天井梁12の下面
に取り付ける天井材109は、図4に示すように、ボル
トの頭あるいはナットの突出部より下に取り付けてい
た。
【0007】組立住宅の場合には、住宅ユニットをトラ
ックに載せて、施工現場まで運搬する関係で、幅や高さ
を一定以上に大きくすることが不可能である。従って、
ボルトの頭あるいはナットの厚みだけでも使用出来ない
ことは、極めて大きな損失となる。特に、最近は住宅の
居住性が重要視され、天井の高さを少しでも高くし、居
住空間を大にすることが要求されているから、このボル
トの頭やナットの厚みだけ天井が低くなることは好まし
いことでない。
【0008】そこで、本発明の目的は、梁の表面にボル
トの頭またはナットが突出しない縦材の取付け方法を提
供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題を解決
し、上記目的を達成するためになしたもので、住宅ユニ
ットの天井梁と床梁との間に縦材を取り付ける方法にお
いて、前記縦材は、上端にプレートが、プレートの面が
縦材の長手方向とほぼ直角になるように、一体に接合さ
れ、且つ、このプレートの上面にネジ棒が、プレート面
にほぼ直角に立ち上げられ、一体に接合されているもの
であり、前記天井梁にはネジ棒が挿入される通孔が設け
られていて、この天井梁に設けられた通孔に前記縦材の
ネジ棒を挿入して、天井梁と床梁との間に縦材を立て、
ネジ棒にナットを螺入して、天井梁に縦材を固定するも
のである。
【0010】
【作用】本発明に使用する縦材は、上端にプレートが、
プレートの面が縦材の長手方向にほぼ直角になるよう
に、一体に接合され、且つ、このプレートの上面にはネ
ジ棒が、プレート面にほぼ直角に立ち上げられ、一体に
接合されたものである。一方、天井梁にはネジ棒が挿入
される通孔が設けられている。
【0011】そして、本発明では天井梁に設けられた通
孔にこの縦材のネジ棒を挿入して、天井梁と床梁との間
に縦材を立て、ネジ棒にナットを螺入して、天井梁に縦
材を固定するから、天井梁の下面にはプレートがあるの
みで、ボルトの頭は存在しない。従って、従来より、天
井の高さを高くすることができ、居住空間を広くするこ
とができる。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例を説明する。図1〜3
は本発明方法の一実施例を示すもので、図1は本発明方
法で縦材を取付け、天井材を取り付けた状態の取り付け
部分を示す断面図、図2は本発明に使用する縦材を示す
斜視図、図3は住宅ユニットの骨格を示す斜視図であ
る。
【0013】図1において、1は中柱からなる縦材であ
り、この縦材1の上端にはプレート2が、プレート2の
面が縦材1の長手方向とほぼ直角になるように、一体に
接合されている。3はネジ棒であり、このネジ棒3はプ
レート2の上面に、プレート2の面にほぼ直角に立ち上
げられて、2本取り付けられている。
【0014】図3において、Aは住宅ユニットであり、
4本の柱11と、4本の天井梁12と、4本の床梁13
とが箱型に組み立てられている。この天井梁12にはネ
ジ棒3が挿入される通孔4が設けられている。14は木
製の天井小梁であり、対向する2本の天井梁12、12
間に差し渡され、その両端は天井梁12に取り付けられ
ている。
【0015】そして、この住宅ユニットAは複数個を組
み立てると、組立住宅となる。図2は住宅ユニットAを
複数個組み立てた組立住宅における住宅ユニットAと隣
の住宅ユニットAとが接合されている場所を示すもの
で、この場所では、天井梁12と隣の天井梁12とは近
接して並んでいる。又、床梁13と隣の床梁13も同様
に近接して並んでいる。
【0016】中柱1の先端のプレート2は天井梁12と
隣の天井梁12とに跨がって取付けられている。6は縦
材1の下端と床梁13との間に挿入されたスペーサーで
ある。7はネジ棒に螺入されているナットである。8は
天井材であり、天井小梁14に取り付けられている。
【0017】次に、この実施例の縦材を取り付ける方法
について説明する。図3に示す住宅ユニットAを多数並
べて据え付ける。このように住宅ユニットAを並べる
と、住宅ユニットAと隣の住宅ユニットAとは、図1に
示すように、天井梁12と隣の天井梁12と、又、床梁
13と隣の床梁13とは並んだ状態になる。
【0018】この天井梁12と隣の天井梁12とに設け
られている通孔4、4に、縦材1に設けられている2本
のネジ棒3をそれぞれ挿入し、縦材1を天井梁12と床
梁13との間に立て、縦材1の下端に、スペーサー6を
差し込む。すると、縦材1の上端が天井梁12の下面を
押して、この間の間隙がなくなる。次に、天井梁12の
板上に突出しているネジ棒3にナット9を螺入して、天
井梁12と縦材3とを固定する。
【0019】天井梁12の下面一帯に天井材8がくるよ
うに、天井材8を天井小梁14に取り付ける。この際、
天井梁12の下面には、ボルトの頭またはナットが突出
してないから、天井材8を従来より高くすることができ
た。次に、縦材1に内装材等を取り付けたり、縦材1を
利用して間仕切り等を固定して、住宅を完成させた。
【0020】
【発明の効果】以上の説明で判明するように、本発明方
法で縦材を天井梁と床梁との間に取り付けると、天井梁
の下面にボルトの頭やナットが突出しないから、天井材
を高く取り付けることができ、従って、居住空間を広く
することができ、居住性のよい組立住宅とすることがで
きる。
【0021】従って、本発明は極めて価値のあるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明方法で縦材を取り付け、天井材を
取り付けた状態の取り付け部分を示す断面図である。
【図2】図2は本発明に使用する縦材を示す斜視図であ
る。
【図3】図3は住宅ユニットの骨格を示す斜視図であ
る。
【図4】図4は従来方法で縦材を取り付け、天井材を取
り付けた状態の取り付け部分を示す断面図である。
【符号の説明】
A 住宅ユニット 11 柱 12 天井梁 13 床梁 1 縦材 2 プレート 3 ネジ棒 4 通孔 6 スペーサー 7 ナット 8 天井材

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 住宅ユニットの天井梁と床梁との間に縦
    材を取り付ける方法において、前記縦材は、上端にプレ
    ートが、プレートの面が縦材の長手方向とほぼ直角にな
    るように、一体に接合され、且つ、このプレートの上面
    にネジ棒が、プレートの面にほぼ直角に立ち上げられ、
    一体に接合されているものであり、前記天井梁にはネジ
    棒が挿入される通孔が設けられていて、この天井梁に設
    けられた通孔に前記縦材のネジ棒を挿入して、天井梁と
    床梁との間に縦材を立て、ネジ棒にナットを螺入して、
    天井梁に縦材を固定することを特徴とする住宅ユニット
    に縦材を取り付ける方法。
  2. 【請求項2】 天井梁に設けられた通孔に縦材のネジ棒
    を挿入して、天井梁と床梁との間に縦材を立てた後、縦
    材の下端と床梁との間にスペーサーを挿入して、縦材と
    天井梁との間の間隙をなくし、ネジ棒にナットを螺入し
    て、天井梁に縦材を固定することを特徴とする請求項1
    記載の住宅ユニットに縦材を取り付ける方法。
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