JPH0235136A - プレキャスト・プレストレスコンクリート造りの低層住宅及びその工法 - Google Patents
プレキャスト・プレストレスコンクリート造りの低層住宅及びその工法Info
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- JPH0235136A JPH0235136A JP18665488A JP18665488A JPH0235136A JP H0235136 A JPH0235136 A JP H0235136A JP 18665488 A JP18665488 A JP 18665488A JP 18665488 A JP18665488 A JP 18665488A JP H0235136 A JPH0235136 A JP H0235136A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、鋼棒からなる緊張鉄筋を固着した現場打ち鉄
筋コンクリート造りの連続フーチング基礎に、該緊張鉄
筋をシース孔に嵌挿させてプレキャスト鉄筋コンクリー
ト製の壁パネルe1段tたは複数段載置して、前記緊張
鉄筋にプレストレスを附加した状態で該壁パネルに固着
一体化して壁柱を形成すると共に、前記壁パネルの側面
に設けられた接合金物を介して架設された鉄骨大梁に、
現場打ち鉄筋コンクリート造りの床、屋根などを形成し
、内部空間を各種間仕切部材で部屋を構成する、プレキ
ャスト・プレストレスコンクリート造りの低層住宅(以
下psc低層住宅と云う)及びその工法に関するもので
ある。
筋コンクリート造りの連続フーチング基礎に、該緊張鉄
筋をシース孔に嵌挿させてプレキャスト鉄筋コンクリー
ト製の壁パネルe1段tたは複数段載置して、前記緊張
鉄筋にプレストレスを附加した状態で該壁パネルに固着
一体化して壁柱を形成すると共に、前記壁パネルの側面
に設けられた接合金物を介して架設された鉄骨大梁に、
現場打ち鉄筋コンクリート造りの床、屋根などを形成し
、内部空間を各種間仕切部材で部屋を構成する、プレキ
ャスト・プレストレスコンクリート造りの低層住宅(以
下psc低層住宅と云う)及びその工法に関するもので
ある。
(従来の技術)
従来、低層住宅及びその工法としては、鉄筋を配設した
型枠の中にコンフリートラ打ち込んで固めたものを骨組
みにした所謂鉄筋コンクリート造りのものがある。この
形式の低層住宅は、耐久性、耐火性に富み、大きさや形
状などに対する制約がなく意匠を含めた計画を自由にで
きる長所がある反面、型枠の組み立て、鉄筋の配役、コ
ンクリートの硬化などに相当な日数全要するので工事期
間が長くかかり、そのうえ建設コストも高くなり、さら
に現場の天候に左右されるため品質管理が駕しいなどの
短所がある。
型枠の中にコンフリートラ打ち込んで固めたものを骨組
みにした所謂鉄筋コンクリート造りのものがある。この
形式の低層住宅は、耐久性、耐火性に富み、大きさや形
状などに対する制約がなく意匠を含めた計画を自由にで
きる長所がある反面、型枠の組み立て、鉄筋の配役、コ
ンクリートの硬化などに相当な日数全要するので工事期
間が長くかかり、そのうえ建設コストも高くなり、さら
に現場の天候に左右されるため品質管理が駕しいなどの
短所がある。
上記の鉄筋コンクリート造りの低層住宅に相当する耐久
性、耐火性を保持すると共に、その短所も改善するもの
として、工場生産された鉄筋コンクリート製のパネルな
どを工事現場に搬入して壁、床、屋根などを組み立てる
所謂コンクリートプレハブ低層住宅及びその工法が最近
急速に普及している。
性、耐火性を保持すると共に、その短所も改善するもの
として、工場生産された鉄筋コンクリート製のパネルな
どを工事現場に搬入して壁、床、屋根などを組み立てる
所謂コンクリートプレハブ低層住宅及びその工法が最近
急速に普及している。
(発明が解決しようとする課題)
上記のコンクリートプレハブ低層住宅では、単位部材を
組み立てる方法であるためと・運搬上の制約からくる単
位部材の大きさ、形状などの制限により、一つの部屋の
大きさを余り大きなものにすることができず、また部屋
と部屋との間に構造上必要な梁がでてくるため、内部空
間の連続性を出すことが難く、また開口部の取れる位置
が限定されるなどの欠点がある。
組み立てる方法であるためと・運搬上の制約からくる単
位部材の大きさ、形状などの制限により、一つの部屋の
大きさを余り大きなものにすることができず、また部屋
と部屋との間に構造上必要な梁がでてくるため、内部空
間の連続性を出すことが難く、また開口部の取れる位置
が限定されるなどの欠点がある。
(課題を解決するための手段)
本発明は、従来のこのような問題点に着目してなされた
ものであって、現場打ちの鉄筋コンクリート造りのMH
フーチング基礎に、プレキャスト・プレストレスコンク
リート造りの壁柱を形成し、該壁柱に取着架設された鉄
骨大梁に現場打ち鉄筋コンクリート造りの床、屋根など
を設置する工法を行なうことにより、低層住宅の機能を
著しく向上させて、上記問題点を解決することを目的と
している。
ものであって、現場打ちの鉄筋コンクリート造りのMH
フーチング基礎に、プレキャスト・プレストレスコンク
リート造りの壁柱を形成し、該壁柱に取着架設された鉄
骨大梁に現場打ち鉄筋コンクリート造りの床、屋根など
を設置する工法を行なうことにより、低層住宅の機能を
著しく向上させて、上記問題点を解決することを目的と
している。
本発明は、連続フーチング基礎に所定間隔で下端を固着
された複数本の鋼棒に、さらに必要に応じて夫々に接続
金具で鋼棒を延長接続して立設された緊張鉄筋を、高さ
方向に所定間隔で設けられた複数のシース孔に嵌挿させ
て1段または複数段載置されたプレキャスト鉄筋コンク
リート製の壁パネルに、その頂部において所要のプレス
トレスを附加された状態の該緊張鉄筋を固着して形成さ
れた壁柱を、該フーチング基礎の所要箇所に複数配設す
ると共に、該壁パネルの側面に設けられた接合金物を介
して架設された鉄骨大梁に床、屋根などを形成した、水
平力を負担する梁をもたない単独支柱構造としたことを
特徴とするプレキャスト・プレストレスコンクリート造
りの低層住宅である。
された複数本の鋼棒に、さらに必要に応じて夫々に接続
金具で鋼棒を延長接続して立設された緊張鉄筋を、高さ
方向に所定間隔で設けられた複数のシース孔に嵌挿させ
て1段または複数段載置されたプレキャスト鉄筋コンク
リート製の壁パネルに、その頂部において所要のプレス
トレスを附加された状態の該緊張鉄筋を固着して形成さ
れた壁柱を、該フーチング基礎の所要箇所に複数配設す
ると共に、該壁パネルの側面に設けられた接合金物を介
して架設された鉄骨大梁に床、屋根などを形成した、水
平力を負担する梁をもたない単独支柱構造としたことを
特徴とするプレキャスト・プレストレスコンクリート造
りの低層住宅である。
又本発明は、連続フーチング基礎に所定間隔で周囲に空
間を形成して固着された複数本の濁棒に、さらに必要に
応じて夫々に接続金具で漠俸を延長接続して立設された
緊張鉄筋を、高さ方向に所定間隔で設けられた複数のシ
ース孔に嵌挿させて1段または複数段載置されたプレキ
ャスト鉄筋コンクリート製の壁パネルに、その頂部にお
いて所要のプレストレスを附加された状態の該緊張鉄筋
を固定したのち、該空間及び前記緊張鉄筋の周囲空間に
グラフトを注入して前記緊張鉄筋を固着して形成された
壁柱を・該フーチング基礎の所要箇所に複数配設すると
共に、各段の該壁柱を形成する毎に、該壁パネルの側面
に設けられた接合金物を介して架設された鉄骨大梁に床
、屋根の何れかを順次下から造成し、前記壁柱間及び内
部空間を各種間仕切部材で遮断、区画して部屋を構成す
ることを特徴とするプレキャスト・プレストレスコンク
リート造りの低層住宅の工法である。
間を形成して固着された複数本の濁棒に、さらに必要に
応じて夫々に接続金具で漠俸を延長接続して立設された
緊張鉄筋を、高さ方向に所定間隔で設けられた複数のシ
ース孔に嵌挿させて1段または複数段載置されたプレキ
ャスト鉄筋コンクリート製の壁パネルに、その頂部にお
いて所要のプレストレスを附加された状態の該緊張鉄筋
を固定したのち、該空間及び前記緊張鉄筋の周囲空間に
グラフトを注入して前記緊張鉄筋を固着して形成された
壁柱を・該フーチング基礎の所要箇所に複数配設すると
共に、各段の該壁柱を形成する毎に、該壁パネルの側面
に設けられた接合金物を介して架設された鉄骨大梁に床
、屋根の何れかを順次下から造成し、前記壁柱間及び内
部空間を各種間仕切部材で遮断、区画して部屋を構成す
ることを特徴とするプレキャスト・プレストレスコンク
リート造りの低層住宅の工法である。
(作用)
このPSC低層住宅は、従来のコンクリートプレハブ低
層住宅に比較して、大きな内部空間全形成することが可
能となり、また部屋内外に梁がでてこないので、天井ふ
ところを変更することなく天井−杯まで開口部を設ける
ことができる。
層住宅に比較して、大きな内部空間全形成することが可
能となり、また部屋内外に梁がでてこないので、天井ふ
ところを変更することなく天井−杯まで開口部を設ける
ことができる。
又コンクリートプレハブ低層住宅のように建設コストを
下げるため大量生産できる基本モジュールを設定する必
要がないので、壁柱部材の形状のみを設定したフリープ
ランとすることができる。
下げるため大量生産できる基本モジュールを設定する必
要がないので、壁柱部材の形状のみを設定したフリープ
ランとすることができる。
又プレストレスを附与した壁柱を使用しているため、地
震時に壁柱が破壊寸前の状態に達した場合でも、地震が
終われば元の状態に戻るという復帰性能があるので、地
震後においても再使用できる確率が極めて高いものであ
る。
震時に壁柱が破壊寸前の状態に達した場合でも、地震が
終われば元の状態に戻るという復帰性能があるので、地
震後においても再使用できる確率が極めて高いものであ
る。
(実施例)
本発明を第1図〜第5図に示す2階建−戸建住宅に基づ
いて以下詳述する。この工法は、構造体となる壁柱をバ
ランスよく外周に集中配置することを原則にして、その
壁柱を必要最低限に減らして集約化を計り、内部は簡易
間仕切部材により自由に区画する方法をとり、また基本
モジュールを設定せず、壁柱部材の形状のみ設定したフ
リープランとしており、また構造躯体を単純にしてボリ
ュームを大きくとり、鉄骨造り、木造等のサブボックス
を附加できる方法をとっているものである。
いて以下詳述する。この工法は、構造体となる壁柱をバ
ランスよく外周に集中配置することを原則にして、その
壁柱を必要最低限に減らして集約化を計り、内部は簡易
間仕切部材により自由に区画する方法をとり、また基本
モジュールを設定せず、壁柱部材の形状のみ設定したフ
リープランとしており、また構造躯体を単純にしてボリ
ュームを大きくとり、鉄骨造り、木造等のサブボックス
を附加できる方法をとっているものである。
先づ、従来の基礎工事の工法に従って、建設地の恨切り
を行なって割つぐり地業し、さらに所定厚さの捨てコン
クリートを打って芯墨、型枠墨を描いたのち、配筋して
型枠を組み立て、コンクリドを打ち込んで第3図に示す
ように連続フーチング基礎1を造成する。この造成を行
なうとき、高さ方向に所定間隔で2個のシース孔2を設
けた、プレキャスト鉄筋コンクリート製の壁パネル3(
厚さ約20C+IIX幅約1000IIX高さ約300
cm)を載置する箇所に、夫々所定幅で2本のP(41
4棒4を、第2図に示すように下端を支圧板5及びナツ
ト6を介して固着され、シース継手7及σシース管8で
周囲に空間9を形成されて垂直に立役せしめている。尚
図中10はシース継手7のグラウトの注入口、11はグ
ラウトの注入ホース、12はグリッド筋、13はスパイ
ラル筋である。
を行なって割つぐり地業し、さらに所定厚さの捨てコン
クリートを打って芯墨、型枠墨を描いたのち、配筋して
型枠を組み立て、コンクリドを打ち込んで第3図に示す
ように連続フーチング基礎1を造成する。この造成を行
なうとき、高さ方向に所定間隔で2個のシース孔2を設
けた、プレキャスト鉄筋コンクリート製の壁パネル3(
厚さ約20C+IIX幅約1000IIX高さ約300
cm)を載置する箇所に、夫々所定幅で2本のP(41
4棒4を、第2図に示すように下端を支圧板5及びナツ
ト6を介して固着され、シース継手7及σシース管8で
周囲に空間9を形成されて垂直に立役せしめている。尚
図中10はシース継手7のグラウトの注入口、11はグ
ラウトの注入ホース、12はグリッド筋、13はスパイ
ラル筋である。
次に、連続フーチング基礎1内にコンクリートを打設し
て土間コンクリートを造成してから、PCm棒4の先端
に接続金具14で他のpcz棒4を接続延長して緊張鉄
筋15を形成し、さらに接続金具14及びシース管8の
上方の突出部8にシース継手16を嵌着したのち、上部
附近に埋込固着されたナツト17を介してボルトで固定
された梁受け18を上部内側にして壁パネル3をクレー
ンで吊り下げ、両シース孔2.2に所定間隔で隣接して
いる両緊張鉄筋15.15を嵌挿させると共に、シース
継手16をシース孔2の下端に嵌挿させて、壁パネル3
をフーチング基礎1上に垂直に載置する。同様な方法で
各設定箇所において壁パネル3をフーチング基礎l上に
垂直に載置して1階壁柱19を造成する。このときシー
ス継手16により、シース継手7及びシース管8で形成
された空間9とシース孔2とが夫々連通されている。
て土間コンクリートを造成してから、PCm棒4の先端
に接続金具14で他のpcz棒4を接続延長して緊張鉄
筋15を形成し、さらに接続金具14及びシース管8の
上方の突出部8にシース継手16を嵌着したのち、上部
附近に埋込固着されたナツト17を介してボルトで固定
された梁受け18を上部内側にして壁パネル3をクレー
ンで吊り下げ、両シース孔2.2に所定間隔で隣接して
いる両緊張鉄筋15.15を嵌挿させると共に、シース
継手16をシース孔2の下端に嵌挿させて、壁パネル3
をフーチング基礎1上に垂直に載置する。同様な方法で
各設定箇所において壁パネル3をフーチング基礎l上に
垂直に載置して1階壁柱19を造成する。このときシー
ス継手16により、シース継手7及びシース管8で形成
された空間9とシース孔2とが夫々連通されている。
尚20はシース継手16のグラフトの吹出口である。
さらに、各壁パネル3・・・・・の上端附近に固定され
た梁受け18間に、長尺の山形鋼からなる鉄骨大梁21
を渡して、各梁受け18−・・・の上方に埋込固着され
たナツト17を介してボルトで各壁パネル3・・・・・
に固定すると共に、各鉄骨大梁21・・・・・間にさら
に他の鉄骨大梁21を架設して2階床梁22を造成する
。
た梁受け18間に、長尺の山形鋼からなる鉄骨大梁21
を渡して、各梁受け18−・・・の上方に埋込固着され
たナツト17を介してボルトで各壁パネル3・・・・・
に固定すると共に、各鉄骨大梁21・・・・・間にさら
に他の鉄骨大梁21を架設して2階床梁22を造成する
。
造成された2階床梁22の上にデツキプレート23を敷
設し、焼抜き栓溶接により2階床梁22に固定したのち
、デツキプレート23の上にさらにコンクIJ −トQ
び割れ防止筋を敷設して2階床下地を造成する。
設し、焼抜き栓溶接により2階床梁22に固定したのち
、デツキプレート23の上にさらにコンクIJ −トQ
び割れ防止筋を敷設して2階床下地を造成する。
続けて、各緊張鉄筋15の先端に接続金具14で他のP
CM棒4を接続して緊張鉄筋15を延長し、接続金具1
4及び壁パネル3のシース孔2に埋込まれたシース管2
4の上方の突出部24′にシース継手16を嵌着したの
ち、1階の壁柱19を形成した要領で、上部附近に固着
した梁受け18を内側にして壁パネル3を吊り下げ、シ
ース孔2に緊張鉄筋13を嵌挿させると共にシース継手
16を下端に嵌挿させて、1階の壁柱19の各壁パネル
3・・・・・上に壁パネル3を垂直に載置して2階の壁
柱19を形成する。
CM棒4を接続して緊張鉄筋15を延長し、接続金具1
4及び壁パネル3のシース孔2に埋込まれたシース管2
4の上方の突出部24′にシース継手16を嵌着したの
ち、1階の壁柱19を形成した要領で、上部附近に固着
した梁受け18を内側にして壁パネル3を吊り下げ、シ
ース孔2に緊張鉄筋13を嵌挿させると共にシース継手
16を下端に嵌挿させて、1階の壁柱19の各壁パネル
3・・・・・上に壁パネル3を垂直に載置して2階の壁
柱19を形成する。
ざらに、2階の床下地を造成した要領で、2階の各壁パ
ネル3・・・・・の梁受け18を介して鉄骨大梁21を
架設して屋根梁25′f、造成すると共に、その上にデ
ツキプレート23を固定する。
ネル3・・・・・の梁受け18を介して鉄骨大梁21を
架設して屋根梁25′f、造成すると共に、その上にデ
ツキプレート23を固定する。
デツキプレート23を固着してから、2階壁柱19の各
壁パネル3 s*jl@11から突出している各緊張鉄
筋15−−−−−の先端附近に接続金具26、支圧板2
7及び六角ナツト28を装着したのち、先端に緊張装置
を据付けて約35トンの圧力で緊張鉄筋15を引張りプ
レストレスを附加した状態で六角ナツト28及び支圧板
27を介して2諧壁柱19の各壁ハネル3・・・・・頂
部に固定する。次にグラウトの注入ホース11で、空間
9及び1.2階の各壁パネル3−−−−− ′f:嵌挿
している緊張鉄筋15周囲の空間にグラウトヲ充填して
、各壁パネル3・・・・・とプレストレスの附加された
緊張鉄筋15を固着して、強固な1.2階連通した壁柱
19.19を造成する。
壁パネル3 s*jl@11から突出している各緊張鉄
筋15−−−−−の先端附近に接続金具26、支圧板2
7及び六角ナツト28を装着したのち、先端に緊張装置
を据付けて約35トンの圧力で緊張鉄筋15を引張りプ
レストレスを附加した状態で六角ナツト28及び支圧板
27を介して2諧壁柱19の各壁ハネル3・・・・・頂
部に固定する。次にグラウトの注入ホース11で、空間
9及び1.2階の各壁パネル3−−−−− ′f:嵌挿
している緊張鉄筋15周囲の空間にグラウトヲ充填して
、各壁パネル3・・・・・とプレストレスの附加された
緊張鉄筋15を固着して、強固な1.2階連通した壁柱
19.19を造成する。
次に、屋根梁25の上に固着されたデツキプレート23
の上にスラブ配筋金して屋根下地を形成してから、2階
床下地と共にコンクリートを打設して2階床と屋根全造
成したのち、従来の工法に従って各壁柱19.19間の
空間に、壁、窓、扉などの何れかを取着し、さらに内部
空間を各種間仕切部材を使用して部屋を構成してPSC
の2階建−戸建住宅を建設する。
の上にスラブ配筋金して屋根下地を形成してから、2階
床下地と共にコンクリートを打設して2階床と屋根全造
成したのち、従来の工法に従って各壁柱19.19間の
空間に、壁、窓、扉などの何れかを取着し、さらに内部
空間を各種間仕切部材を使用して部屋を構成してPSC
の2階建−戸建住宅を建設する。
この場合、このPSC低層住宅は、柱の役目をする壁柱
1’l19をバランスよく外周に集中配置すると共に、
水平力を負担する一般の梁を使用していないので、従来
のコンクリートプレハブ低層住宅に比較して、大きな内
部空間を形成すること(最大107n’<1)が可能と
なり、その内部を簡易間仕切部材によって自由に区画す
ることができる。
1’l19をバランスよく外周に集中配置すると共に、
水平力を負担する一般の梁を使用していないので、従来
のコンクリートプレハブ低層住宅に比較して、大きな内
部空間を形成すること(最大107n’<1)が可能と
なり、その内部を簡易間仕切部材によって自由に区画す
ることができる。
又コンクリート住宅では、通常室内部、外部に梁がどう
してもでてくるが、本工法では壁柱19.19の取付金
物を介して鉄骨大梁21を架設して2階床、屋根を形成
しているので、天井ふところを変更することなく天井−
杯まで開口部を設けることができる。
してもでてくるが、本工法では壁柱19.19の取付金
物を介して鉄骨大梁21を架設して2階床、屋根を形成
しているので、天井ふところを変更することなく天井−
杯まで開口部を設けることができる。
又コンクリートプレハブ低層住宅のように建設コストヲ
下げるため大金生産できる基本モジュールを設定する必
要がないので、壁柱部材の形状のみを設定したフリープ
ランとすることができて、需要家の要望に対する充足度
を著しく高めることができる。
下げるため大金生産できる基本モジュールを設定する必
要がないので、壁柱部材の形状のみを設定したフリープ
ランとすることができて、需要家の要望に対する充足度
を著しく高めることができる。
又プレストレスを附与した壁柱19.19’i使用して
いるため、地震時に壁柱19.19が破壊寸前の状態に
達した場合でも、地震が終れば状態に戻ると云う復帰性
能があるので、地震後においても再使用できる確率が極
めて高いものである。
いるため、地震時に壁柱19.19が破壊寸前の状態に
達した場合でも、地震が終れば状態に戻ると云う復帰性
能があるので、地震後においても再使用できる確率が極
めて高いものである。
上記の一実施例において、壁パネル3は高さ方向に所定
間隔で2個のシース孔2を設けたが、さらに幅が広くな
ったときはシース孔2を3個にしても良い。
間隔で2個のシース孔2を設けたが、さらに幅が広くな
ったときはシース孔2を3個にしても良い。
又2階建1戸建住宅について説明したが、2階建複数戸
建住宅、平屋建1戸建或は平屋建複数戸建住宅の場合に
も適用できることは勿論のこと、3階建1戸建或は3階
建複数戸建住宅にも応用できる。
建住宅、平屋建1戸建或は平屋建複数戸建住宅の場合に
も適用できることは勿論のこと、3階建1戸建或は3階
建複数戸建住宅にも応用できる。
又緊張鉄筋15にプレストレスを附加するため、緊張装
面により約35トンの圧力で引張ったが、住宅の構造に
よって30〜50トンの圧力範囲で行なっても良い。
面により約35トンの圧力で引張ったが、住宅の構造に
よって30〜50トンの圧力範囲で行なっても良い。
(発明の効果)
本発明は上記の構成なので次の効果を奏する。
(1)柱の役目をする壁柱を配置すると共に、−般の梁
を使用していないので、大きな内部空間を形成すること
が可能となり、その内部を簡易間仕切によって自由に区
画するようにしたので、需要家の企画構想を充分に生か
すことができる。
を使用していないので、大きな内部空間を形成すること
が可能となり、その内部を簡易間仕切によって自由に区
画するようにしたので、需要家の企画構想を充分に生か
すことができる。
(2)天井ふところを変更することなく天井−杯まで開
口部を設けることができるので、採光全良好にして明る
く、且つ圧迫感の生じない部屋を具現できる。
口部を設けることができるので、採光全良好にして明る
く、且つ圧迫感の生じない部屋を具現できる。
(3)壁柱部材の形状のみを設定したフリープランとす
ることができるので、需要家の要望に対する充足度を著
しく高めることができて、販売促進に貢献する。
ることができるので、需要家の要望に対する充足度を著
しく高めることができて、販売促進に貢献する。
(4)地震時に対して強く、また復帰性能もあるので、
経済性の点で極めて優れている。
経済性の点で極めて優れている。
(5)前各項が相俟って収光増大につらなり、企業利益
の向上に寄与する。
の向上に寄与する。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は壁パネ
ルの斜視図、第2図は緊張鉄筋の接合部を示す縦断面図
、第3図〜第5図は工法を説明するための斜視図である
。 1・・・連続フーチング基礎 2・・・シース孔3・・
・壁パネル 4・・・鋼棒7.16・・・シ
ース継手 9・・・空間14・・・接続金具
15・・・緊張鉄筋17.17…ナツト 18−
梁受け19.19・・・壁柱 20・・・流出
口21・・・鉄骨大梁 特許出願人 国土建設株式会社
ルの斜視図、第2図は緊張鉄筋の接合部を示す縦断面図
、第3図〜第5図は工法を説明するための斜視図である
。 1・・・連続フーチング基礎 2・・・シース孔3・・
・壁パネル 4・・・鋼棒7.16・・・シ
ース継手 9・・・空間14・・・接続金具
15・・・緊張鉄筋17.17…ナツト 18−
梁受け19.19・・・壁柱 20・・・流出
口21・・・鉄骨大梁 特許出願人 国土建設株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)連続フーチング基礎に所定間隔で下端を固着された
複数本の鋼棒に、さらに必要に応じて夫々に接続金具で
鋼棒を延長接続して立設された緊張鉄筋を、高さ方向に
所定間隔で設けられた複数のシース孔に嵌挿させて1段
または複数段載置されたプレキャスト鉄筋コンクリート
製の壁パネルに、その頂部において所要のプレストレス
を附加された状態の該緊張鉄筋を固着して形成された壁
柱を、該フーチング基礎の所要箇所に複数配設すると共
に、該壁パネルの側面に設けられた接合金物を介して架
設された鉄骨大梁に床、屋根などを形成した、水平力を
負担する梁をもたない単独支柱構造としたことを特徴と
するプレキャスト・プレストレスコンクリート造りの低
層住宅。 2)高さ方向に所定の間隔で2個のシース孔を設けられ
たプレキャスト鉄筋コンクリート製の壁パネルを用いた
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の低層住宅
。 3)緊張鉄筋を約35トンの圧力で引張りプレストレス
を附加された状態で固着形成された壁柱を備えたことを
特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載の低
層住宅。 4)連続フーチング基礎に所定間隔で周囲に空間を形成
して固着された複数本の鋼棒に、さらに必要に応じて夫
々に接続金具で鋼棒を延長接続して立設された緊張鉄筋
を、高さ方向に所定間隔で設けられた複数のシース孔に
嵌挿させて1段または複数段載置されたプレキャスト鉄
筋コンクリート製の壁パネルに、その頂部において所要
のプレストレスを附加された状態の該緊張鉄筋を固定し
たのち、該空間及び前記緊張鉄筋の周囲空間にグラフト
を注入して前記緊張鉄筋を固着して形成された壁柱を、
該フーチング基礎の所要箇所に複数配設すると共に、各
段の該壁柱を形成する毎に、該壁パネルの側面に設けら
れた接合金物を介して架設された鉄骨大梁に床、屋根の
何れかを順次下から造成し、前記壁柱間及び内部空間を
各種間仕切部材で遮断、区画して部屋を構成することを
特徴とするプレキャスト・プレストレスコンクリート造
りの低層住宅の工法。 5)高さ方向の上端附近に梁受け及び該梁受に渡す鉄骨
大梁を夫々固定する複数のナットを埋設した壁パネルを
用いたことを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の工
法。 6)緊張鉄筋の各鋼棒の接続箇所にグラットの流出口を
有するシース継手を嵌着したことを特徴とする特許請求
の範囲第4項または第5項記載の工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18665488A JPH0235136A (ja) | 1988-07-25 | 1988-07-25 | プレキャスト・プレストレスコンクリート造りの低層住宅及びその工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18665488A JPH0235136A (ja) | 1988-07-25 | 1988-07-25 | プレキャスト・プレストレスコンクリート造りの低層住宅及びその工法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0235136A true JPH0235136A (ja) | 1990-02-05 |
Family
ID=16192353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18665488A Pending JPH0235136A (ja) | 1988-07-25 | 1988-07-25 | プレキャスト・プレストレスコンクリート造りの低層住宅及びその工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0235136A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001012907A1 (en) * | 1999-08-12 | 2001-02-22 | Technische Universiteit Delft | Foundation, and also method for its production |
JP2003147862A (ja) * | 2001-11-13 | 2003-05-21 | Ube House Kk | プレキャスト鉄筋コンクリート壁材及び壁構築構造 |
KR101065439B1 (ko) * | 2011-03-29 | 2011-09-16 | 우경기술주식회사 | 철근콘크리트 구조물용 내진보강구조물 및 이의 시공방법 |
US11371243B2 (en) * | 2016-11-26 | 2022-06-28 | Armour Wall Group Pty Limited | Building panel |
-
1988
- 1988-07-25 JP JP18665488A patent/JPH0235136A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001012907A1 (en) * | 1999-08-12 | 2001-02-22 | Technische Universiteit Delft | Foundation, and also method for its production |
JP2003147862A (ja) * | 2001-11-13 | 2003-05-21 | Ube House Kk | プレキャスト鉄筋コンクリート壁材及び壁構築構造 |
KR101065439B1 (ko) * | 2011-03-29 | 2011-09-16 | 우경기술주식회사 | 철근콘크리트 구조물용 내진보강구조물 및 이의 시공방법 |
US11371243B2 (en) * | 2016-11-26 | 2022-06-28 | Armour Wall Group Pty Limited | Building panel |
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