JP2008144483A - 建物及び建物ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】制振構造の一部となる縦材を大梁に連結する構成において、簡易な手法を用いつつ、大梁の変形を抑制する。
【解決手段】溝形鋼よりなる床大梁13は、ウェブ13aとそのウェブ13aの両端に設けられるフランジ13b,13cとを有しており、両フランジ13b,13cに固定された状態で床小梁連結具としての床小梁ブラケット40が取り付けられている。そして、床小梁ブラケット40に床小梁16が連結されている。縦材21B,22Bは制振装置の一部を構成するものであり、床大梁13の一方のフランジ13bにおいて床小梁ブラケット40の固定位置に縦材21B,22Bが連結されている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、制振装置を備えた建物及び建物ユニットに関するものである。
住宅等の建物では、地震等による揺れ対策として大梁間や柱間に制振構造を付加した技術が提案されている。その制振技術として、例えば、特許文献1では、建物の鉄骨ラーメンフレームの大梁にスタッド(縦材)を立設し、そのスタッドに、オイルダンパ等を含んでなるブレースを斜めに配置して取り付けている。また特に、前記ラーメンフレームを構成する大梁のスタッド立設部を、基礎等の下部構造体に固定している。そしてこの構成により、地震等の揺れ発生時においてオイルダンパ等の減衰力が大きくなるようにしている。また、大梁のスタッド立設部を基礎等に固定することにより、大梁の変形を抑制して制振効果を高めるようにしている。
特開2006−2364号公報
一般に、大梁には溝形鋼など開断面の形鋼が用いられ、上記のように大梁にスタッドを立設する構成では、大梁の一方のフランジ上にスタッドが固定される。かかる場合、地震等による揺れの発生時には、スタッドから大梁のフランジに大きな力が加わり、同フランジが上下方向に変形するという不都合が生じるおそれがあった。そのため、上記特許文献1では、大梁の変形防止策として、大梁の上下のフランジ間に、溶接により開き防止プレートを取り付けるようにしている。この場合、開き防止プレートによって大梁の変形は抑制されるものの、開き防止プレートを取り付けるための余分な工程を要するという不都合が生じる。
本発明は、制振構造の一部となる縦材を大梁に連結する構成において、簡易な手法を用いつつ、大梁の変形を抑制することができる建物及び建物ユニットを提供することを主たる目的とするものである。
以下、上記課題を解決するのに有効な手段等につき、必要に応じて作用、効果等を示しつつ説明する。なお以下では、理解を容易にするため、発明の実施形態において対応する構成例を括弧書き等で適宜示すが、この括弧書き等で示した具体的構成に限定されるものではない。
本発明の建物では、開断面の形鋼よりなりその開口部が向き合うようにして設置される大梁(天井大梁12、床大梁13)と、水平方向に対向する2つの大梁間に設けられる小梁(天井小梁15、床小梁16)と、前記大梁に連結された縦材(縦材21,22)を含んで構成され当該建物に発生する揺れを低減させる制振装置(制振装置20)とを備える。そして特に、前記大梁の上下の各フランジ(フランジ12b,12c,13b,13c)に固定された状態で小梁連結具(床小梁ブラケット40、天井小梁ブラケット50)を取り付けて同小梁連結具に前記小梁を連結するとともに、前記大梁の一方のフランジにおいて前記小梁連結具の固定位置に前記制振装置の縦材を連結したことを特徴としている。
上記構成によれば、地震等による揺れ発生時において大梁に水平方向の力が加わった場合、大梁に連結された縦材を含んでなる制振装置によって、建物に発生する揺れが低減される。またこの場合、大梁のフランジには縦材との連結部位において建物の変形に伴う力(負荷)が作用するが、大梁の上下の各フランジに固定された状態で小梁連結具が取り付けられ、かつその小梁連結具の固定位置に制振装置の縦材が連結されているため、大梁の変形が抑制される。かかる構成によれば、小梁連結具が大梁の変形防止部材として機能し、大梁変形防止用に別途専用の部材を要することはない。以上により、制振構造の一部となる縦材を大梁に連結する構成において、簡易な手法を用いつつ、大梁の変形を抑制することができる。
前記縦材の端部にベースプレート(ベースプレート26)を取り付け、そのベースプレートを前記大梁に固定することで前記縦材を前記大梁に連結する建物において、前記大梁のフランジ、前記ベースプレート及び前記小梁連結具を共通の締結部材(締結具61,62)でまとめて締結すると良い。この場合、大梁に対する小梁連結具の連結を簡易に行うことができる。
前記小梁連結具は、前記大梁の上下のフランジ間長さに対応する長さを有する本体部(背板部41,51、側板部42,43,52,53)と、この本体部から折り曲げ形成して設けられる被接合部(フランジ44,45,54,55)とを有し、前記被接合部が前記大梁の上下の各フランジに接合固定されると良い。本構成によれば、大梁の上下のフランジ間にちょうど小梁連結具が納まり、大梁の変形が確実に防止できる。
上記建物では、大梁の上下の各フランジに固定された状態で小梁連結具を取り付けて同小梁連結具に小梁を連結する構成としたが、小梁連結具を用いずに小梁を大梁に連結することも可能である。かかる場合、大梁の上下の各フランジに固定された状態で前記小梁を連結するとともに、前記大梁の一方のフランジにおいて前記小梁の連結位置に前記制振装置の縦材を連結すると良い。本構成では、小梁が大梁の変形防止部材として機能し、前記同様、大梁変形防止用に別途専用の部材を要することはない。その結果、制振構造の一部となる縦材を大梁に連結する構成において、簡易な手法を用いつつ、大梁の変形を抑制することができる。
なお、大梁の上下のフランジ間長さ(L1)と小梁の上下幅寸法(L2)とが一致せず、L1>L2となることが考えられる。かかる場合には、小梁の上下幅寸法の不足分を補うべくスペーサ等を介在させると良い。
制振装置の制振性能を十分に発揮させるには、大梁において制振装置(縦材)との連結部分が固定され、不動であるのが望ましい。そこで、前記大梁を、それよりも下方に設けられる下方構造体(基礎K等)、又はそれよりも上方に設けられる上方構造体(上階の床大梁等)の少なくともいずれかに連結する構成とし、さらに、前記大梁において前記縦材との連結位置で、当該大梁を前記下方構造体又は前記上方構造体に固定すると良い。つまり本構成では、大梁において縦材との連結位置と、下方構造体又は上方構造体との連結位置とが一致する。かかる場合、制振装置の制振性能を十分に発揮しつつ、しかも大梁の変形を好適に抑制することができる。
上記のように大梁の縦材連結部分を基礎等に連結する場合、制振装置からの反力として大きな力が縦材連結部分に加わり、大梁の変形が生じやすくなると考えられる。この点、上記のとおり小梁連結具、又は小梁が変形防止部材として機能することから、好適なる制振構造が実現できる。
前記制振装置は、前記上下の大梁間に設けられる一対の縦材と、該一対の縦材間に設けられる減衰装置(減衰ダンパ23)とを備えると良い。この場合、地震等による揺れ発生時に大梁に水平方向の力が加わると、縦材が鉛直方向に対して傾き、減衰装置において伸び方向又は縮み方向に減衰力が働く。これにより、建物の揺れが抑制される。これは後述する建物ユニットに設けられる制振装置の場合も同様である。
一方、本発明は、ユニット式建物を構築するための建物ユニットにも適用できる。すなわち、建物ユニットは、開断面の形鋼よりなりその開口部が向き合うようにして設置される天井大梁(天井大梁12)と、同じく開断面の形鋼よりなりその開口部が向き合うようにして設置される床大梁(床大梁13)と、それら天井大梁及び床大梁を連結する柱(柱11)とを有し、対向する2つの天井大梁間に天井小梁(天井小梁15)を設けるとともに、同じく対向する2つの床大梁間に床小梁(床小梁16)を設けて構成されている。また、本建物ユニットにおいて、天井大梁と床大梁とに両端が連結された縦材(縦材21,22)を含む制振装置(制振装置20)が設けられている。そして、天井大梁の上下の各フランジ(フランジ12b,12c)に固定された状態で天井小梁連結具(天井小梁ブラケット50)を取り付けて同天井小梁連結具に天井小梁を連結するとともに、床大梁の上下の各フランジ(フランジ13b,13c)に固定された状態で床小梁連結具(床小梁ブラケット40)を取り付けて同床小梁連結具に床小梁を連結し、さらに天井大梁及び床大梁の各一方のフランジにおいて天井小梁連結具及び床小梁連結具の各固定位置に前記制振装置の縦材を連結したことを特徴としている。
上記構成によれば、地震等による揺れ発生時において大梁に水平方向の力が加わった場合、制振装置によって、建物に発生する揺れが低減される。またこの場合、天井大梁や床大梁のフランジには縦材との連結部位において建物の変形に伴う力(負荷)が作用するが、天井大梁や床大梁の上下の各フランジに固定された状態で天井小梁連結具及び床小梁連結具が取り付けられ、かつそれら各小梁連結具の固定位置に制振装置の縦材が連結されているため、天井大梁や床大梁の変形が抑制される。かかる構成によれば、天井小梁連結具及び床小梁連結具が各大梁の変形防止部材として機能し、大梁変形防止用に別途専用の部材を要することはない。以上により、制振構造の一部となる縦材を大梁に連結する構成において、簡易な手法を用いつつ、大梁の変形を抑制することができる。
前記縦材の両端部にベースプレート(ベースプレート26)を取り付け、そのベースプレートを前記天井大梁及び前記床大梁に固定することで前記縦材を前記天井大梁及び前記床大梁に連結する建物ユニットにおいて、前記天井大梁のフランジ、前記ベースプレート及び前記天井小梁連結具を共通の締結部材(締結具62)でまとめて締結するとともに、前記床大梁のフランジ、前記ベースプレート及び前記床小梁連結具を共通の締結部材(締結具61)でまとめて締結すると良い。この場合、各大梁に対する天井小梁連結具及び床小梁連結具の連結を簡易に行うことができる。
前記天井小梁連結具及び前記床小梁連結具は、それぞれ対応する前記各大梁の上下のフランジ間長さに対応する長さを有する本体部(背板部41,51、側板部42,43,52,53)と、この本体部から折り曲げ形成して設けられる被接合部(フランジ44,45,54,55)とを有し、前記被接合部が前記各大梁の上下の各フランジに接合固定されると良い。本構成によれば、各大梁の上下のフランジ間にちょうど天井小梁連結具及び床小梁連結具が納まり、各大梁の変形が確実に防止できる。
上記建物ユニットでは、天井大梁及び床大梁の上下の各フランジに固定された状態で天井小梁連結具及び床小梁連結具を取り付けてこれら各小梁連結具に天井小梁及び床小梁を連結する構成としたが、天井小梁連結具及び床小梁連結具を用いずに天井小梁及び床小梁を各大梁に連結することも可能である。かかる場合、天井大梁の上下の各フランジに固定された状態で前記天井小梁を連結するとともに、床大梁の上下の各フランジに固定された状態で前記床小梁を連結し、さらに前記天井大梁及び前記床大梁の各一方のフランジにおいて前記天井小梁及び前記床小梁の各連結位置に前記制振装置の縦材を連結すると良い。本構成では、天井小梁及び床小梁が各大梁の変形防止部材として機能し、前記同様、大梁変形防止用に別途専用の部材を要することはない。その結果、制振構造の一部となる縦材を大梁に連結する構成において、簡易な手法を用いつつ、大梁の変形を抑制することができる。
なお、天井大梁及び床大梁の上下のフランジ間長さ(L1)と天井小梁及び床小梁の上下幅寸法(L2)とが一致せず、L1>L2となることが考えられる。かかる場合には、各小梁の上下幅寸法の不足分を補うべくスペーサ等を介在させると良い。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態では、鉄骨ラーメンユニット工法にて構築される2階建てユニット式建物に具体化しており、図6には、当該ユニット式建物に用いられる建物ユニット10の構成を示す。
図6に示すように、建物ユニット10において、その四隅には柱11が配され、各柱11の上端部及び下端部がそれぞれ4本の天井大梁12、床大梁13により連結されている。そして、それら柱11、天井大梁12及び床大梁13により直方体状の骨格(フレーム)が形成されている。柱11は四角筒状の角形鋼よりなる。また、天井大梁12及び床大梁13は断面コ字状の溝形鋼よりなり、その開口部が向き合うようにして設置されている。
建物ユニット10の長辺部の相対する天井大梁12の間には、所定間隔で複数の天井小梁15が架け渡されている。同じく建物ユニット10の長辺部の相対する床大梁13の間には、所定間隔で複数の床小梁16が架け渡されている。天井小梁15と床小梁16とはそれぞれ同間隔でかつ各々上下に対応する位置に水平に設けられている。図示は略すが、天井小梁15によって天井面材が支持され、床小梁16によって床面材が支持されるようになっている。
上記構成の建物ユニット10において、天井大梁12と床大梁13との間には、同ユニット10に生じる振動を抑制するための制振装置が設けられる。図5は建物ユニット10に制振装置20を組み付けた状態を示す正面図である。図5に示すように、制振装置20は、天井大梁12と床大梁13との間において所定間隔を隔てて設けられる縦材21,22と、それの縦材21,22間に設けられる減衰ダンパ23と、上下2本のブレース24,25とを主要部品として構成されている。
ここで、溝形鋼よりなる天井大梁12及び床大梁13に上記の制振装置20を連結した構成では、地震等による揺れ発生時において、制振装置20からの反力により天井大梁12や床大梁13のフランジが局部的に変形するおそれがある。つまり、溝形鋼は開断面で構成されるため、矩形断面の角形鋼に比して軸方向に垂直な方向への力(フランジに直交する方向の力)に弱く変形しやすいものとなっている。そこで本実施形態では、天井小梁15を天井大梁12に連結するための天井小梁ブラケット(天井小梁連結具)と、床小梁16を床大梁13に連結するための床小梁ブラケット(床小梁連結具)とを大梁変形防止部材として用い、各ブラケットの固定位置に制振装置20を連結することとしている。
以下、制振装置20と、建物ユニット10に対する同制振装置20の連結構造とについて詳しく説明する。図1は、建物ユニット10に組み付けた状態の制振装置20を示す正面図(ただしユニット内側から見た正面図)、図2は、建物ユニット10に対する同制振装置20の連結部分を拡大して示す正面図、図3は、同じく建物ユニット10に対する同制振装置20の連結部分を拡大して示す斜視図である。なお、図1〜図3では建物ユニット10を基礎K上に据え付けた状態を示している。
はじめに、床小梁16の端部を床大梁13に固定する構成について図2(a)及び図3を参照しながら説明する。図2(a)及び図3に示すように、床大梁13はウェブ13aとそのウェブ13aの両端(図の上下両端)に設けられるフランジ13b,13cとを有しており、両フランジ13b,13cに挟まれるようにして床小梁連結具としての床小梁ブラケット40が取り付けられている。床小梁ブラケット40は1枚の鋼板を折り曲げ形成して構成されており、その構成を図4により説明する。
床小梁ブラケット40は、背板部41と、その背板部41から折り曲げ形成されてなる左右の側板部42,43と、側板部42,43の上下両端から折り曲げ形成されてなるフランジ44,45とを有する構成である。なお、床小梁ブラケット40は上下対称形をなし、フランジ44,45のいずれが上下になっても差し支えないが、ここでは説明の便宜上一方を上フランジ44、他方を下フランジ45と称する。両側板部42,43は、床小梁16の幅寸法に合わせて離間して設けられ、側板部42,43の上下寸法は、床大梁13の両フランジ13b,13c間の間隔に合うものとなっている。すなわちこの場合、上フランジ44の上面と下フランジ45の下面との間の寸法は、床大梁13の両フランジ13b,13c間の間隔に一致する。
そして、図3に示すように、床大梁13の開口部側から床小梁ブラケット40が差し入れられて同床大梁13に床小梁ブラケット40が固定されている。このとき、床小梁ブラケット40の背板部41が床大梁13のウェブ13aに当接するとともに、床小梁ブラケット40の上下のフランジ44,45が床大梁13の上下のフランジ13b,13cに当接し、それら各当接部分において溶接等が施されて床小梁ブラケット40が床大梁13に固定されている。こうして、床大梁13の上下のフランジ13b,13cに固定された状態で床小梁ブラケット40が取り付けられている。
また、床小梁ブラケット40の側板部42,43間には床小梁16が組み付けられている。このとき、床小梁16の一部が床小梁ブラケット40の側板部42,43に重なり、その重なり部分で溶接等が行われることにより床小梁ブラケット40に床小梁16が連結されている。なお、床小梁16は、その一部が床大梁13よりも上方に突き出るようにして取り付けられている。
天井大梁12においては、天井小梁連結具としての天井小梁ブラケット50を用いて天井小梁15が連結されている。つまり、図2(b)に示すように、天井大梁12はウェブ12aとそのウェブ12aの両端(図の上下両端)に設けられるフランジ12b,12cとを有しており、両フランジ12b,12cに挟まれるようにして天井小梁ブラケット50が取り付けられている。天井小梁ブラケット50は、上述した床小梁ブラケット40と同様の構成を有しており、略述すれば、天井小梁ブラケット50は、背板部51と、その背板部51から折り曲げ形成されてなる左右の側板部52,53と、側板部52,53の上下両端から折り曲げ形成されてなるフランジ54,55とを有する構成である。そして、前記同様、天井大梁12の上下のフランジ12b,12cに固定された状態で天井小梁ブラケット50が取り付けられるとともに、天井小梁ブラケット50の側板部52,53間に天井小梁15が組み付けられている。
次に、制振装置20の詳細な構成を説明する。図1に示すように、縦材21,22は、各々上下に分割された2つずつの角形鋼よりなり、一方の縦材21は上縦材21A及び下縦材21B、他方の縦材22は上縦材22A及び下縦材22Bにより構成されている。各縦材21,22において上下の各大梁12,13との連結側の端部にはそれぞれベースプレート26が取り付けられ、そのベースプレート26が各大梁12,13に固定されることで、各縦材21,22が各大梁12,13に連結されるようになっている。
ここで、縦材21については上縦材21Aが下縦材21Bよりも短く、縦材22については上縦材22Aが下縦材22Bよりも長いものとなっている。したがって、各縦材21,22の上下方向中央部においては下縦材21Bの上端部と上縦材22Aの下端部とが左右に並び、それら両者間に水平方向に減衰ダンパ23が設けられている。具体的には、下縦材21Bの上端部にはダンパ受け部27が設けられ、上縦材22Aの下端部にはダンパ受け部28が設けられている。そして、それらダンパ受け部27,28により、両端が回転可能な状態で減衰ダンパ23が取り付けられている。
減衰ダンパ23は、粘性ダンパ、粘弾性ダンパ、弾塑性ダンパ、摩擦ダンパなど、振動エネルギを吸収可能なものであれば種々のダンパが使用できるが、本実施形態では油圧ダンパを使用している。減衰ダンパ23は、主たる構成として、シリンダ23aと、同シリンダ23a内で摺動するピストン部(摺動体)を備えたロッド23bとを備えており、シリンダ23a及びロッド23b(詳しくはピストン部)により区画された2つの油室(図示略)内に作動油が充填されている。2つの油室はオリフィス等を通じて連通されている。そして、シリンダ23aの一端部がダンパ受け部27に回転可能に支持されている。また、ロッド23bは、一部がシリンダ23a外に突出しており、その先端部がダンパ受け部28に回転可能に支持されている。なお、こうした2つの油室を有する両ロッド型ダンパ以外に、1つの油室を有する片ロッド型ダンパを用いることなども可能である。
各縦材21,22の上下方向中央部付近において、左右の上縦材21A,22A間には横材31が連結され、左右の下縦材21B,22B間には横材32が連結されている。上縦材21Aと天井大梁12との連結部付近には支持プレート33が取り付けられ、上縦材22Aと横材31との連結部付近には支持プレート34が取り付けられている。そして、支持プレート33,34間において斜め方向にブレース24が取り付けられている。また、下縦材21Bと横材32との連結部付近には支持プレート35が取り付けられ、下縦材22Bと床大梁13との連結部付近には支持プレート36が取り付けられている。そして、支持プレート35,36間において斜め方向にブレース25が取り付けられている。
ここで、床大梁13の上側のフランジ13bにおいて床小梁ブラケット40の固定位置には縦材21,22の下端部が連結されている。詳しくは、図2(a)に示すように、床大梁13には上側のフランジ13bを挟んでその上下に、縦材固定用のベースプレート26と床小梁ブラケット40の上フランジ44とが重ねて配置され、それらベースプレート26、床大梁13のフランジ13b及び床小梁ブラケット40の上フランジ44が、ボルト、ナット等からなる締結具61によりまとめて締結されている。
天井大梁12と制振装置20との連結も、基本的に同様の構造を有しており、天井大梁12の下側のフランジ12cにおいて天井小梁ブラケット50の固定位置には縦材21,22の上端部が連結されている。詳しくは、図2(b)に示すように、天井大梁12には下側のフランジ12cを挟んでその上下に、縦材固定用のベースプレート26と天井小梁ブラケット50の下フランジ55とが重ねて配置され、それらベースプレート26、天井大梁12のフランジ12c及び天井小梁ブラケット50の下フランジ55が、ボルト、ナット等からなる締結具62によりまとめて締結されている。
また、床大梁13は、アンカーボルト65によって基礎Kに固定されている。詳しくは、床大梁13において床小梁16との連結部位、すなわち床小梁ブラケット40の取付部位には、床大梁13のフランジ13cと基礎Kの天端との間にスペーサ66が介装され、その状態で、床小梁ブラケット40の下フランジ45、床大梁13のフランジ13c及び基礎Kがアンカーボルト65により一体的に締結されている。
次に、上記構成の制振装置20について、地震等により揺れが生じた場合の作用を図7を参照して説明する。なお図7では、減衰ダンパ23について左右の両縦材21,22との連結点をP1,P2としている。
図7の(a)に示すように、建物の変形により天井大梁12に図の右向きの変形力が加わった場合、制振装置20において、縦材21A,22A及び横材31からなる上フレーム部と、縦材21B,22B及び横材32からなる下フレーム部とが個別に変形し、その際、P1−P2間が縮む。この変形に際し、減衰ダンパ23においてロッド長が縮むことで振動が減衰される。このとき、床大梁13において縦材21Bとの連結部(図のc)では下向きの力が生じ、縦材22Bとの連結部(図のd)では上向きの力が生じる。かかる場合、床大梁13においては、上述のとおり縦材21B,22Bとの連結部(図のc,d)にて床小梁ブラケット40が設置されているため、床大梁13のフランジが変形するといった不都合が抑制される。また、床大梁13において、同じく縦材21B,22Bとの連結部(図のc,d)では基礎Kとの連結が行われているため、床大梁13が基礎Kから浮き上がって制振効果が低下するといった不都合が抑制される。
また、天井大梁12において縦材21Aとの連結部(図のa)では下向きの力が生じ、縦材22Aとの連結部(図のb)では上向きの力が生じる。かかる場合、天井大梁12においては、上述のとおり縦材21A,22Aとの連結部(図のa,b)にて天井小梁ブラケット50が設置されているため、天井大梁12のフランジが変形するといった不都合が抑制される。
また、図7の(b)に示すように、建物の変形により天井大梁12に図の左向きの変形力が加わった場合、上記と同様に縦材21A,22A及び横材31からなる上フレーム部と、縦材21B,22B及び横材32からなる下フレーム部とが個別に変形し、その際、P1−P2間が伸びる。この変形に際し、減衰ダンパ23においてロッド長が伸びることで振動が減衰される。このとき、床大梁13において縦材21Bとの連結部(図のc)では上向きの力が生じ、縦材22Bとの連結部(図のd)では下向きの力が生じる。かかる場合にも前記同様、床大梁13のフランジが変形するといった不都合が抑制されるとともに、床大梁13が基礎Kから浮き上がって制振効果が低下するといった不都合が抑制される。
また、天井大梁12において縦材21Aとの連結部(図のa)では上向きの力が生じ、縦材22Aとの連結部(図のb)では下向きの力が生じる。かかる場合にも前記同様、天井大梁12のフランジが変形するといった不都合が抑制される。
以上詳述した本実施形態によれば、以下の優れた効果が得られる。
建物ユニット10において、天井大梁12及び床大梁13の上下の各フランジに固定された状態で天井小梁ブラケット50及び床小梁ブラケット40を取り付け、かつそれら各ブラケット40,50の固定位置に制振装置20の縦材21,22を連結したため、地震等による揺れ発生時において天井大梁12や床大梁13のフランジ変形を抑制することができる。またこの場合、天井小梁ブラケット50及び床小梁ブラケット40が各大梁12,13の変形防止部材として機能し、大梁変形防止用に別途専用の部材を要することはない。その結果、制振構造の一部となる縦材21,22を大梁に連結する構成において、簡易な手法を用いつつ、大梁の変形を抑制することができる。この場合更に、部品点数の削減や、作業効率の向上を図ることもできる。
また、建物ユニット10は、一般に現場での施工前に工場で各部材の加工、組立が行われ、建築における基本寸法(モジュール)に合わせて各部材の大きさ等が設定されていることが多い。かかる場合、天井小梁15や床小梁16がモジュールに合わせて設置されるため、制振装置20も他部材と同様にモジュールに合わせて設置されることになり、他部材との位置の整合性を図ることができる。
また、床大梁13において縦材21,22との連結位置と、基礎Kへの固定位置とを同一位置としたため、上記効果に加え、制振装置20の制振性能を十分に発揮させることができる。
天井大梁12(フランジ12c)、ベースプレート26及び天井小梁ブラケット50(フランジ55)を締結具62でまとめて締結するとともに、床大梁13(フランジ13b)、ベースプレート26及び床小梁ブラケット40(フランジ44)を締結具61でまとめて締結する構成としたため、各大梁12,13に対する各ブラケット40,50の連結を簡易に行うことができる。
各ブラケット40,50を、各大梁12,13の上下のフランジ間長さに対応する長さを有する本体部(背板部41,51、側板部42,43,52,53)と、この本体部から折り曲げ形成して設けられる被接合部(フランジ44,45,54,55)とを有する構成とし、前記被接合部を各大梁12,13の上下の各フランジに接合固定した。これにより、各大梁12,13の上下のフランジ間にちょうど各ブラケット40,50が納まり、各大梁12,13の変形が確実に防止できる。
本発明は上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施されても良い。
天井大梁12について、それよりも上方に設けられる上階の床大梁等に連結する構成とし、さらに、天井大梁12において縦材21,22との連結位置で、天井大梁12を上階の床大梁等に固定するようにしても良い。つまり本構成では、天井大梁12において縦材21,22との連結位置と、上階の床大梁等との連結位置とが一致する。かかる場合には、制振装置20の制振性能を十分に発揮しつつ、しかも天井大梁12の変形を好適に抑制することができる。
上記実施形態では、天井大梁12及び床大梁13に取り付けた各ブラケット40,50によって天井小梁15及び床小梁16を連結する構成としたが、これら各ブラケット40,50を用いずに天井小梁及び床小梁を各大梁に連結することも可能である。図8は、床大梁13に対してブラケットを介さずに床小梁16を連結した構成を示す。
かかる場合、床大梁13の上下の各フランジ13b,13cに溶接等により固定された状態で床小梁16を連結し、さらに床大梁13の上側のフランジ13bにおいて床小梁16の連結位置に制振装置20の縦材21B,22Bを連結している。なお図示は略すが、天井大梁12側の構成も同様である。本構成では、天井小梁15及び床小梁16が各大梁12,13の変形防止部材として機能し、前記同様、大梁変形防止用に別途専用の部材を要することはない。その結果、制振構造の一部となる縦材を大梁に連結する構成において、簡易な手法を用いつつ、大梁の変形を抑制することができる。また本構成では、小梁連結具(ブラケット)を使わないことから、部品点数の更なる削減が可能となる。
なお、床大梁13の上下のフランジ間長さ(図のL1)と床小梁16の上下幅寸法(図のL2)とが一致せず、L1>L2となることが考えられる。かかる場合には、床小梁16の上下幅寸法の不足分を補うべく、床大梁13のフランジと床小梁16との間にスペーサ等を介在させると良い。天井大梁12側の構成についても同様である。
上記実施形態では、ユニット式建物の建物ユニットへの適用について説明したが、本発明は建物ユニットだけでなく、他の建物にも適用できる。また、大梁として、H形鋼など、他の開断面の形鋼(溝形鋼以外の形鋼)を用いた建物にも適用できる。
床小梁ブラケット40や天井小梁ブラケット50の構成を変更することも可能である。図4等に示したように側板部とフランジとを左右2組備える構成に代えて、側板部とフランジとを1組だけ備え、ブラケットを全体としてコ字状をなす構成としても良い。具体的には、床小梁ブラケット40について言えば、側板部42とその上下1つずつのフランジ44,45とを有する構成とする。本構成であっても、前記同様、大梁の上下の各フランジに固定された状態でブラケットを取り付けて同ブラケットに小梁を連結すれば良い。
制振装置20の構成は任意であり、他の構成も採用できる。すなわち、上記実施形態では、制振装置20を構成する縦材21,22を各々上下2つに分割し、その分割端部付近に減衰ダンパ23を水平方向に設置したが、これを変更する。例えば、上下に分割していない2つの縦材21,22を所定間隔で上下の大梁12,13間に連結し、その縦材21,22間に斜め方向に、減衰ダンパを含んでなるブレースを設置する構成であっても良い。
建物ユニットに組み付けた状態の制振装置を示す正面図。 建物ユニットに対する制振装置の連結部分を拡大して示す正面図。 建物ユニットに対する制振装置の連結部分を拡大して示す斜視図。 ブラケットの構成を示す斜視図。 建物ユニットに制振装置を組み付けた状態を示す正面図。 建物ユニットの構成を示す斜視図。 制振構造の働きを説明するための略図。 別の実施形態において建物ユニットに対する制振装置の連結部分を拡大して示す斜視図。
符号の説明
10…建物ユニット、11…柱、12…天井大梁、12b,12c…フランジ、13…床大梁、13b,13c…フランジ、15…天井小梁、16…床小梁、20…制振装置、21,22…縦材、23…減衰ダンパ、26…ベースプレート、40…床小梁ブラケット、41…背板部、42,43…側板部、44,45…フランジ、50…天井小梁ブラケット、51…背板部、52,53…側板部、54,55…フランジ、61,62…連結具、K…基礎。

Claims (11)

  1. 開断面の形鋼よりなりその開口部が向き合うようにして設置される大梁と、水平方向に対向する2つの大梁間に設けられる小梁と、前記大梁に連結された縦材を含んで構成され当該建物に発生する揺れを低減させる制振装置とを備えた建物であって、
    前記大梁の上下の各フランジに固定された状態で小梁連結具を取り付けて同小梁連結具に前記小梁を連結するとともに、前記大梁の一方のフランジにおいて前記小梁連結具の固定位置に前記制振装置の縦材を連結したことを特徴とする建物。
  2. 前記縦材の端部にベースプレートを取り付け、そのベースプレートを前記大梁に固定することで前記縦材を前記大梁に連結する建物において、
    前記大梁のフランジ、前記ベースプレート及び前記小梁連結具を共通の締結部材でまとめて締結した請求項1に記載の建物。
  3. 前記小梁連結具は、前記大梁の上下のフランジ間長さに対応する長さを有する本体部と、この本体部から折り曲げ形成して設けられる被接合部とを有し、前記被接合部が前記大梁の上下の各フランジに接合固定された請求項1又は2に記載の建物。
  4. 開断面の形鋼よりなりその開口部が向き合うようにして設置される大梁と、水平方向に対向する2つの大梁間に設けられる小梁と、前記大梁に連結された縦材を含んで構成され当該建物に発生する揺れを低減させる制振装置とを備えた建物であって、
    前記大梁の上下の各フランジに固定された状態で前記小梁を連結するとともに、前記大梁の一方のフランジにおいて前記小梁の連結位置に前記制振装置の縦材を連結したことを特徴とする建物。
  5. 前記大梁を、それよりも下方に設けられる下方構造体、又はそれよりも上方に設けられる上方構造体の少なくともいずれかに連結する建物であって、
    前記大梁において前記縦材との連結位置で、当該大梁を前記下方構造体又は前記上方構造体に固定した請求項1乃至4のいずれかに記載の建物。
  6. 前記制振装置は、前記上下の大梁間に設けられる一対の縦材と、該一対の縦材間に設けられる減衰装置とを備える請求項1乃至5のいずれかに記載の建物。
  7. 開断面の形鋼よりなりその開口部が向き合うようにして設置される天井大梁と、同じく開断面の形鋼よりなりその開口部が向き合うようにして設置される床大梁と、それら天井大梁及び床大梁を連結する柱とを有し、対向する2つの天井大梁間に天井小梁を設けるとともに、同じく対向する2つの床大梁間に床小梁を設けてなる建物ユニットにおいて、
    前記天井大梁と前記床大梁とに両端が連結された縦材を含んで構成され当該建物に発生する揺れを低減させる制振装置を備え、
    前記天井大梁の上下の各フランジに固定された状態で天井小梁連結具を取り付けて同天井小梁連結具に前記天井小梁を連結するとともに、前記床大梁の上下の各フランジに固定された状態で床小梁連結具を取り付けて同床小梁連結具に前記床小梁を連結し、さらに前記天井大梁及び前記床大梁の各一方のフランジにおいて前記天井小梁連結具及び前記床小梁連結具の各固定位置に前記制振装置の縦材を連結したことを特徴とする建物ユニット。
  8. 前記縦材の両端部にベースプレートを取り付け、そのベースプレートを前記天井大梁及び前記床大梁に固定することで前記縦材を前記天井大梁及び前記床大梁に連結する建物ユニットにおいて、
    前記天井大梁のフランジ、前記ベースプレート及び前記天井小梁連結具を共通の締結部材でまとめて締結するとともに、前記床大梁のフランジ、前記ベースプレート及び前記床小梁連結具を共通の締結部材でまとめて締結した請求項7に記載の建物ユニット。
  9. 前記天井小梁連結具及び前記床小梁連結具は、それぞれ対応する前記各大梁の上下のフランジ間長さに対応する長さを有する本体部と、この本体部から折り曲げ形成して設けられる被接合部とを有し、前記被接合部が前記各大梁の上下の各フランジに接合固定された請求項7又は8に記載の建物ユニット。
  10. 開断面の形鋼よりなりその開口部が向き合うようにして設置される天井大梁と、同じく開断面の形鋼よりなりその開口部が向き合うようにして設置される床大梁と、それら天井大梁及び床大梁を連結する柱とを有し、対向する2つの天井大梁間に天井小梁を設けるとともに、同じく対向する2つの床大梁間に床小梁を設けてなる建物ユニットにおいて、
    前記天井大梁と前記床大梁とに両端が連結された縦材を含んで構成され当該建物に発生する揺れを低減させる制振装置を備え、
    前記天井大梁の上下の各フランジに固定された状態で前記天井小梁を連結するとともに、前記床大梁の上下の各フランジに固定された状態で前記床小梁を連結し、さらに前記天井大梁及び前記床大梁の各一方のフランジにおいて前記天井小梁及び前記床小梁の各連結位置に前記制振装置の縦材を連結したことを特徴とする建物ユニット。
  11. 前記制振装置は、前記天井大梁及び前記床大梁の間に設けられる一対の縦材と、該一対の縦材間に設けられる減衰装置とを備える請求項7乃至10のいずれかに記載の建物ユニット。
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