JP2001003452A - ユニット式建物 - Google Patents

ユニット式建物

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JP2001003452A
JP2001003452A JP11172673A JP17267399A JP2001003452A JP 2001003452 A JP2001003452 A JP 2001003452A JP 11172673 A JP11172673 A JP 11172673A JP 17267399 A JP17267399 A JP 17267399A JP 2001003452 A JP2001003452 A JP 2001003452A
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JP
Japan
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unit
building
floor
cantilever
units
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JP11172673A
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English (en)
Inventor
Akiko Konno
明子 今野
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外観のバリエーションの増加が容易に図れる
ようになるユニット式建物の提供。 【解決手段】 上階に配置される上階建物ユニット20
にその外壁面から突出するキャンチバルコニユニット5
1を設け、このキャンチバルコニユニット51の下方に
拡張用建物ユニット10Cを設ける。この拡張用建物ユ
ニット10Cは、キャンチバルコニユニット51の外壁
面と連続する外壁面を有しているので、ユニット式建物
1の一階から二階部分まで延びる凸部11が形成され、
ユニット式建物1の外壁面に凸部11が形成されるよう
になり、ユニット式建物1の外観のバリエーションを容
易に増加できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、箱状に形成された
複数の建物ユニットを組合わせることにより建築される
ユニット式建物に関する。
【0002】
【背景技術】従来より、工場で製造した箱状の建物ユニ
ットを、建築現場で複数組合わせて建築されるユニット
式建物が利用されている。ユニット式建物を形成する建
物ユニットとしては、四隅の柱の上下端に天井梁および
床梁で連結した直方体状のフレームを有するものが一般
的である。建物ユニットのフレームには、天井梁に支持
される天井面材、床梁に支持される床面材および部屋を
仕切る間仕切壁等の内装材や、軽量気泡コンクリート等
で形成された外壁等が工場で組付けられる。このような
ユニット式建物によれば、工場において、建物ユニット
に対して内装材や外壁材の組付作業まで工場で行い、後
は、建物ユニットの接合作業を行うだけで、建物が完成
するようにしているので、建築現場での作業が大幅に削
減され、建築工事を短期間で完了できるというメリット
が得られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなユニット式
建物では、箱状の建物ユニットを単に組合わせることか
ら、外観が平坦なものとなり、外壁面に凹凸を形成する
のが難しく、外観のバリエーションが乏しいため、当該
ユニット式建物の外観のバリエーションを増やしたいと
いう要望がある。なお、建物の外観のバリエーションを
増やすために、コーナー部分に段付き部が形成された異
形建物ユニットと、箱状の建物ユニットとを組合わせる
ことにより、建築されるユニット式建物が提案されてい
る(特願平9−296948号公報参照)。
【0004】本発明の目的は、外観のバリエーションの
増加が容易に図れるようになるユニット式建物を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、図面をも参照
して説明すると、箱状に形成された複数の建物ユニット
10,20を組合わせることにより建築されるユニット
式建物1であって、上階に配置される上階建物ユニット
20には、その外壁面から突出するキャンチバルコニユ
ニット51が設けられ、このキャンチバルコニユニット
51の下方には、前記キャンチバルコニユニット51と
同じ平面形状を有する拡張用建物ユニット10Cが設け
られ、前記キャンチバルコニユニット51と拡張用建物
ユニット10Cとの外壁面が下階に配置される下階建物
ユニット10Aの下端の高さレベルまで連続しているこ
とを特徴とする。
【0006】ここで、拡張用建物ユニットとは、幅寸法
および高さ寸法が通常の建物ユニットと同程度とされ、
奥行き寸法が通常の建物ユニットよりも著しく小さく、
建物の内部空間を部分的に拡張するために利用されるも
のをいう。このような本発明では、キャンチバルコニユ
ニットおよび拡張用建物ユニットがユニット式建物の一
階から二階部分まで延びる凸部11を形成するので、箱
状の建物ユニットを単に組合わせることから、外観が平
坦なものとなりがちなユニット式建物であっても、その
外壁面に凸部11が形成されるようになり、ユニット式
建物の外観のバリエーションの増加が容易に図れるよう
になる。
【0007】以上において、前記複数の建物ユニット1
0,20は、四隅の柱31,41の上下端を梁32,3
3,42,43で連結した直方体状のフレーム30,4
0を有し、前記上階建物ユニット20は、屋外に露出さ
れるバルコニ床50Aが直方体状のフレーム40の内側
に設けられたバルコニ付建物ユニット20Bであり、前
記キャンチバルコニユニットは、バルコニ付建物ユニッ
トに取付けられていることが望ましい。このようにすれ
ば、バルコニ床とキャンチバルコニユニットの床51A
とが連続し、キャンチバルコニユニットの床面積が拡張
され、都市部等における面積が小さい狭小敷地でも、物
干し等に有効利用できる屋外空間が形成され、ユニット
式建物の使い勝手が向上される。
【0008】また、前記キャンチバルコニユニットによ
り形成されたバルコニの両側の外壁面は、前記上階建物
ユニットの境界部分で他の外壁面と交差するコーナー部
分を形成し、このコーナー部分は、当該ユニット式建物
の出隅部となっていることが望ましい。このようにすれ
ば、キャンチバルコニユニットおよび拡張用建物ユニッ
トを設けることで、その外壁面に凸部11が形成され、
建物ユニットが桁方向または妻方向に沿って一列に配列
された直方体状のユニット式建物であっても、外壁面に
凸部11が形成されるようになり、ユニット式建物の外
観のバリエーションの増加が容易に図れるようになる。
【0009】さらに、前記キャンチバルコニユニットの
下面と前記拡張用建物ユニットのフレームの上面との間
には、スペーサ71が介装されていることが望ましい。
このようにすれば、スペーサがキャンチバルコニユニッ
トのたわみを防止するので、雨水等が浸入しないよう
に、キャンチバルコニユニットと拡張用建物ユニットの
間の目地を塞ぐコーキング材が潰れなくなり、コーキン
グ材の耐久性が向上する。
【0010】また、上階には、複数の上階建物ユニット
が隣接配置され、下階には、複数の下階建物ユニットが
隣接配置され、前記複数の上階建物ユニットには、それ
ぞれ前記キャンチバルコニユニット91が設けられ、こ
れらのキャンチバルコニユニット91は、互いに連結さ
れるとともに、その床91A同士が連続し、前記複数の
下階建物ユニット10Aには、それぞれ前記拡張用建物
ユニット10Dが設けられ、これらの拡張用建物ユニッ
トは、互いに隣接配置されていることが望ましい。この
ようにすれば、隣接する複数の建物ユニットが形成する
平坦な外壁面に凸部11Aが形成されるようになり、建
物ユニットが単純に直方体状に配列されたユニット式建
物であっても、外壁面に凸部11Aが形成されるように
なり、この点からも、ユニット式建物の外観のバリエー
ションの増加が図れるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。 [第一実施形態]図1には、本発明の第一実施形態に係
るユニット式建物1が示されている。このユニット式建
物1は、箱状に形成された建物ユニット10,20を備
えたものである。建物ユニット10は、一階部分に配置
される下階建物ユニットであり、建物ユニット20は、
二階部分に配置される上階建物ユニットである。
【0012】このユニット式建物1が建築される敷地
は、道路101に面する部分の幅、いわゆる間口が狭
く、全体的に面積が小さい狭小敷地100となってい
る。この狭小敷地100の周りには、図示しない建物が
道路101に沿って、密集した状態で建築されている。
【0013】ユニット式建物1の一階部分は、基礎2の
上に載置された複数の下階建物ユニット10により形成
されている。この一階部分には、玄関3が設けられてい
る。下階建物ユニット10のうち、図中左側の列の5個
の下階建物ユニット10は、梁や柱等の軸組材に省略部
分のない通常の下階建物ユニット10Aとなっている。
図中右側の列の2個の下階建物ユニット10のうち、玄
関3を有する下階建物ユニット10は、平面形状が略正
方形となった玄関用下階建物ユニット10Bとなってい
る。なお、玄関用下階建物ユニット10Bの後方の下階
建物ユニット10は、下階建物ユニット10Aと同様
に、梁や柱等の軸組材に省略部分のない通常の下階建物
ユニット10Aとなっている。
【0014】下階建物ユニット10Aのうち、道路10
1に面する下階建物ユニット10Aには、拡張用建物ユ
ニット10Cが設けられている。この拡張用建物ユニッ
ト10Cは、ユニット式建物1の室内空間を部分的に拡
張するためのものであり、平坦な形状になりがちなユニ
ット式建物1の外壁面に凸部11を形成するために、下
階建物ユニット10Aに張り出し部分を形成するものと
なっている。また、拡張用建物ユニット10Cは、その
幅寸法および高さ寸法が通常の下階建物ユニット10A
と同程度とされ、奥行き寸法が下階建物ユニット10A
よりも著しく小さくなっている。拡張用建物ユニット1
0Cの道路101に面する外壁8には、掃き出し窓9が
設けられている。これにより、外壁8に大きな開口が形
成され、室内空間への採光が充分に確保されるようにな
る。ここで、拡張用建物ユニット10Cは、図2に示さ
れるように、下階建物ユニット10Aの長辺方向に沿っ
て配置され、当該下階建物ユニット10Aとともに、一
つの部屋80を形成している。なお、拡張用建物ユニッ
ト10Cの幅寸法は、隣接する下階建物ユニット10A
よりも小さくなっている。また、拡張用建物ユニット1
0Cは、後述するキャンチバルコニユニット50と同じ
平面形状および平面積を有している。
【0015】図1に戻って、二階部分は、各下階建物ユ
ニット10の上に載置された複数の上階建物ユニット2
0で形成されている。上階建物ユニット20のうち、玄
関用建物ユニット10Bの上に載置された建物ユニット
20は、玄関用建物ユニットと同様に、平面形状が略正
方形となった建物ユニット20Cとなっている。この建
物ユニット20Cの外壁面には、バルコニユニット6A
が接合され、このバルコニユニット6Aにより、バルコ
ニ6が形成されている。建物ユニット20Cの後方の建
物ユニット20、および、図中左側の列の4個の建物ユ
ニット20は、建物ユニット10Aと同様に、梁や柱等
の軸組材に省略部分のない通常の建物ユニット20Aと
なっている。
【0016】また、道路101に面する上階建物ユニッ
ト20は、その内部を横切る外壁4と、この外壁4によ
り仕切られた屋内部分となる居室部7と、屋外部分とな
るバルコニ部50とを備えたバルコニ付建物ユニット2
0Bとなっている。外壁4には、掃き出し窓5が設けら
れている。これにより、外壁4に大きな開口が形成さ
れ、居室部7内部への採光が充分に確保されるようにな
る。
【0017】バルコニ部50は、屋外に露出したバルコ
ニ床50Aと、このバルコニ床50Aに外壁4に対向す
る屋外側の端縁の両側部分に沿って立設された袖壁50
Bと、バルコニ床50Aの両側縁に立設された外壁50
Cとを備えたインナーバルコニとなっている。
【0018】バルコニ付建物ユニット20Bには、袖壁
50Bの外壁面から突出するキャンチバルコニユニット
51が取付けられている。このキャンチバルコニユニッ
ト51は、前述の拡張用建物ユニット10Cの上方に配
置されるとともに、平坦な形状になりがちなユニット式
建物1の外壁面に凸部11を形成するために、インナー
バルコニ50に張り出し部分を形成するものとなってい
る。キャンチバルコニユニット51の床51Aは、図3
に示されるように、インナーバルコニ50のバルコニ床
50Aと連続し、インナーバルコニ50とともに、バル
コニを形成している。これにより、キャンチバルコニユ
ニット51の床面積が拡張される。また、キャンチバル
コニユニット51は、その外壁面が前述の拡張用建物ユ
ニット10Cの外壁面と連続しており、これにより、ユ
ニット式建物1の一階から二階部分まで延びる凸部11
が形成されている。なお、キャンチバルコニユニット5
1の両側に配置された袖壁50Bは、バルコニ付建物ユ
ニット20Bの境界部分で外壁50Cと交差するコーナ
部分を形成している。これらのコーナ部分は、ユニット
式建物1の出隅部となっている。
【0019】ここで、図4に示されるように、キャンチ
バルコニユニット51の下面と拡張用建物ユニット10
Cのフレーム40Aの上面との間には、スペーサ71が
介装されている。このスペーサ71は、キャンチバルコ
ニユニット51の重量荷重等によるたわみを防止するた
めのものであり、当該キャンチバルコニユニット51の
先端側の長辺に沿って配置されている。なお、スペーサ
71は、キャンチバルコニユニット51の長辺方向に沿
って、かつ、当該キャンチバルコニユニット51の長辺
の全長に渡って延びる長尺部材となっている。また、キ
ャンチバルコニユニットの外壁と拡張用建物ユニットの
外壁との間に形成される目地は、コーキング材72で塞
がれている。
【0020】図5には、建物ユニット10A,20Aの
フレーム30が示されている。このフレーム30は、四
隅の柱31の上下端を天井梁32および床梁43で連結
した直方体状の骨組みである。フレーム30の天井梁3
2としては、長さの異なる短辺天井梁32Aおよび長辺
天井梁32Bの二種類が設けられ、フレーム30の床梁
33としては、長さの異なる短辺床梁33Aおよび長辺
床梁33Bの二種類が設けられている。対向する長辺天
井梁32Bの間には、天井を形成する天井面材(図示省
略)を支持するために天井小梁34が架け渡されてい
る。対向する長辺床梁43Aの間には、床を形成する床
面材(図示省略)を支持するために複数の根太35が架
け渡されている。なお、これらの建物ユニット10A,
20Aの上面には、対角線上に一対のブレース48が架
け渡されている。これにより、建物ユニット10A,2
0Aは、水平方向の外力に対して、長方形状の平面形状
が変形しないための剛性が確保されている。
【0021】図6には、バルコニ付建物ユニット20B
のフレーム40が示されている。このフレーム40は、
四隅の柱41の上下端を天井梁42および床梁43で連
結した直方体状の骨組みである。フレーム40の天井梁
42としては、長さの異なる長辺天井梁42Aおよび短
辺天井梁42Bの二種類が設けられ、フレーム40の床
梁43としては、天井梁42と同様に、長さの異なる長
辺床梁43Aおよび短辺床梁43Bの二種類が設けられ
ている。
【0022】短辺床梁43Bの中間部分には、一対の短
辺床梁43Bを相互に連結する中間梁46が架け渡され
るとともに、当該部分に対応して天井梁42と床梁43
とを相互に連結する間柱47が立設されている。建物ユ
ニット20Bの床は、ALC版等で形成されるバルコニ
床50Aと、このバルコニ床50Aに隣接するととも
に、建物内部に配置される室内床7Bとに分割されて形
成されている。ここで、室内床7Bは、対向する長辺床
梁43Aおよび中間梁46の間に架け渡された複数の根
太45と、この根太45に支持される床面材(図示省
略)とを備えている。
【0023】対向する長辺天井梁42Aの間には、前述
の建物ユニット10A,20Aと同様に、天井を形成す
る天井面材(図示省略)を支持する天井小梁44が架け
渡されている。なお、この建物ユニット20Bの上面に
は、前述の建物ユニット10A,20Aと同様に、対角
線上に一対のブレース48が架け渡されている。
【0024】短辺床梁43Bと、中間梁46との接合
は、図7および図8に示されるように、短辺床梁43B
の凹部に溶接接合される取付プレート61に形成された
孔に挿通されるボルト63と、このボルト63に螺合す
るナット64とにより接合されている。
【0025】この接合部分の上部には、間柱47が接合
金具62を介して立設されている。この際、前述した取
付プレート61は、中間梁46の固定部材となる他、間
柱47を介して短辺床梁43Bに加わる鉛直荷重に対す
る補強にもなっている。接合金具62は、断面コ字形状
に形成されたピース部材であり、コ字形の内部には、間
柱47の荷重による接合金具62の変形を防止するため
に、板状の変形防止部材62Aが溶接されている。この
ような接合金具62は、短辺床梁43Bにボルト63お
よびナット64で固定されている。なお、図6、図7お
よび図8では図示を略したが、間柱47の上端も前述し
た接合金具62により短辺天井梁42Bに接合されてい
る。
【0026】このような本第一実施形態によれば、次の
ような効果がある。すなわち、キャンチバルコニユニッ
ト51および拡張用建物ユニット10Cがユニット式建
物1の一階から二階部分まで延びる凸部11を形成する
ので、矛状の建物ユニット10,20を単に組合わせる
ことから、外観が平坦なものとなりがちなユニット式建
物1であっても、その外壁面に凸部11が形成されるよ
うになり、ユニット式建物1の外観のバリエーションを
容易に増加できる。
【0027】また、バルコニ付建物ユニット20Bにキ
ャンチバルコニユニット51を取り付けたので、バルコ
ニ床50Aとキャンチバルコニユニット51の床51A
とが連続し、キャンチバルコニユニット51の床面積が
拡張され、都市部等における面積が小さい狭小敷地で
も、物干し等に有効利用できる屋外空間が形成され、ユ
ニット式建物1の使い勝手を向上できる。
【0028】さらに、建物ユニット10,20が桁方向
に沿って一列に配列された直方体状のユニット式建物1
であっても、その外壁面に凸部11が形成されるように
なり、この点からも、ユニット式建物1の外観のバリエ
ーションを容易に増加できる。
【0029】また、キャンチバルコニユニット51の下
面と拡張用建物ユニットのフレームの上面に設けたスペ
ーサ71がキャンチバルコニユニット51のたわみを防
止するので、雨水等が浸入しないように、キャンチバル
コニユニット51と拡張用建物ユニット10Cとの間の
目地を塞ぐコーキング材72が潰れなくなり、コーキン
グ材72の耐久性を向上できる。
【0030】[第二実施形態]図9ないし図11には、
本発明の第二実施形態が示されている。本第二実施形態
は、前記第一実施形態における一個のキャンチバルコニ
ユニット51で形成されたバルコニを、二つのキャンチ
バルコニユニット91で形成されたバルコニとしたもの
である。すなわち、ユニット式建物1Aは、図9に示さ
れるように、複数の建物ユニット10,20が桁方向お
よび妻方向にそれぞれ配列されたものである。隣接配置
された下階建物ユニット10Aには、その長辺方向に沿
って拡張用建物ユニット10Dがそれぞれ設けられてい
る。これらの拡張用建物ユニット10Dは、図10に示
されるように、互いに隣接配置されている。また、隣接
する拡張用建物ユニット10Dおよび下階建物ユニット
10Aの境界部分には、短辺方向に沿って延びる間仕切
壁36が設けられている。隣接する拡張用建物ユニット
10Dは、間仕切壁36で二つに分割され、隣接する一
方の拡張用建物ユニット10Dは、図中右方の下階建物
ユニット10Aとともに一つの部屋81を形成し、他方
の拡張用建物ユニット10Dは、図中左方の下階建物ユ
ニットとともに一つの部屋82を形成している。拡張用
建物ユニット10Dは、後述するキャンチバルコニユニ
ット91と同じ平面形状および平面咳を有している。
【0031】下階建物ユニット10Aの上方には、複数
の上階建物ユニット20A,20D,20Eが隣接配置
されている。上階建物ユニット20のうち、上階建物ユ
ニット20D,20Eの隣接する部分には、屋外に露出
するバルコニ床90Aがそれぞれ設けられている。これ
らのバルコニ床90Aは、互いに連結され、これによ
り、インナーバルコニ90が形成されている。上階建物
ユニット20D,20Eの外壁面には、キャンチバルコ
ニユニット91がそれぞれ取付けられている。これらの
キャンチバルコニユニット91は、前述の拡張用建物ユ
ニット10Dの上方にそれぞれ配置されるとともに、平
坦な形状になりがちなユニット式建物1の外壁面に凸部
11Aを形成するために、インナーバルコニ90に張り
出し部分を形成するものとなっている。キャンチバルコ
ニユニット91は、図10に示されるように、上階建物
ユニット20D,20Eの境界部分で互いに連結され、
その床91A同士が連続している。これらの床91A
は、インナーバルコニ90のバルコニ床90Aと連続し
ており、これにより、キャンチバルコニユニット91の
床面積が拡張される。また、キャンチバルコニユニット
91は、その外壁面が前述の拡張用建物ユニット10D
の外壁面とそれぞれ連続しており、これにより、ユニッ
ト式建物1Aの一階から二階部分まで凸部11Aが形成
されている。なお、キャンチバルコニユニット91の両
側に配置された上階建物ユニット20D,20Eの外壁
は、上階建物ユニット20D,20Eの境界部分で短辺
方向に設けられた他の外壁と交差するコーナ部分をそれ
ぞれ形成している。これらのコーナ部分は、ユニット式
建物1Aの出隅部となっている。
【0032】このような本第二実施形態によっても、隣
接する建物ユニット20D,20Eが形成する平坦な外
壁面に凸部11Aが形成され、複数の建物ユニット1
0,20が単純に配列されたユニット式建物1Aであっ
ても、外壁面に凸部11Aが形成されるようになり、ユ
ニット式建物1Aの外観のバリエーションを容易に増加
できる。
【0033】なお、本発明は前記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等を
含み、以下に示すような変形なども本発明に含まれる。
すなわち、キャンチバルコニユニットとしては、バルコ
ニ付建物ユニットに取付けられるものに限らず、通常の
上階建物ユニットに取付けられるものでもよい。また、
下階建物ユニットとしては、一階に配置されるものに限
らず、二階以上に配置されるものでもよい。
【0034】
【発明の効果】本発明のユニット式建物によれば、次の
ような効果が得られる。すなわち、請求項1に記載のユ
ニット式建物によれば、キャンチバルコニユニットおよ
び拡張用建物ユニットがユニット式建物の一階から二階
部分まで延びる凸部を形成するので、箱状の建物ユニッ
トを単に組合わせることから、外観が平坦なものとなり
がちなユニット式建物であっても、その外壁面に凸部が
形成されるようになり、ユニット式建物の外観のバリエ
ーションを容易に増加できる。
【0035】また、請求項2に記載のユニット式建物に
よれば、バルコニ床とキャンチバルコニユニットの床と
が連続し、キャンチバルコニユニットの床面積が拡張さ
れ、都市部等における面積が小さい狭小敷地でも、物干
し等に有効利用できる屋外空間が形成され、ユニット式
建物の使い勝手を向上できる。
【0036】さらに、請求項3に記載のユニット式建物
によれば、キャンチバルコニユニットおよび拡張用建物
ユニットを設けることで、その外壁面に凸部が形成さ
れ、建物ユニットが桁方向または妻方向に沿って一列に
配列された直方体状のユニット式建物であっても、外壁
面に凸部が形成されるようになり、ユニット式建物の外
観のバリエーションを容易に増加できる。
【0037】また、請求項4に記載のユニット式建物に
よれば、スペーサがキャンチバルコニユニットのたわみ
を防止するので、雨水等が浸入しないように、キャンチ
バルコニユニットと拡張用建物ユニットの間の目地を塞
ぐコーキング材が潰れなくなり、コーキング材の耐久性
を向上できる。
【0038】さらに、請求項5に記載のユニット式建物
によれば、隣接する複数の建物ユニットが形成する平坦
な外壁面に凸部が形成されるようになり、建物ユニット
が単純に直方体状に配列されたユニット式建物であって
も、外壁面に凸部が形成されるようになり、この点から
も、ユニット式建物の外観のバリエーションを容易に増
加できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態に係るユニット式建物を
示す斜視図である。
【図2】前記実施形態に係るユニット式建物の一階部分
の一部を示す平面図である。
【図3】前記実施形態に係るユニット式建物の二階部分
の一部を示す平面図である。
【図4】前記実施形態に係るスペーサを示す部分断面図
である。
【図5】前記実施形態に係る通常の建物ユニットの骨組
みを示す斜視図である。
【図6】前記実施形態に係るバルコニ部を有する建物ユ
ニットの骨組みを示す斜視図である。
【図7】前記実施形態に係るバルコニ部を有する建物ユ
ニットの間柱の接合構造を示す概略斜視図である。
【図8】前記実施形態に係るバルコニ部を有する建物ユ
ニットの間柱の接合構造を示す立面図である。
【図9】本発明の第二実施形態を示す斜視図である。
【図10】前記実施形態に係るユニット式建物の一階部
分の一部を示す平面図である。
【図11】前記実施形態に係るユニット式建物の二階部
分の一部を示す平面図である。
【符号の説明】
1 ユニット式建物 10 下階建物ユニット 20 上階建物ユニット 30,40 フレーム 31,41 柱 32,33,42,43 梁 51,91 キャンチバルコニユニット 71 スペーサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱状に形成された複数の建物ユニットを
    組合わせることにより建築されるユニット式建物であっ
    て、 上階に配置される上階建物ユニットには、その外壁面か
    ら突出するキャンチバルコニユニットが設けられ、この
    キャンチバルコニユニットの下方には、前記キャンチバ
    ルコニユニットと同じ平面形状を有する拡張用建物ユニ
    ットが設けられ、前記キャンチバルコニユニットと拡張
    用建物ユニットとの外壁面が下階に配置される下階建物
    ユニットの下端の高さレベルまで連続していることを特
    徴とするユニット式建物。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のユニット式建物におい
    て、前記複数の建物ユニットは、四隅の柱の上下端を梁
    で連結した直方体状のフレームを有し、前記上階建物ユ
    ニットは、屋外に露出されるバルコニ床が直方体状のフ
    レームの内側に設けられたバルコニ付建物ユニットであ
    り、前記キャンチバルコニユニットは、バルコニ付建物
    ユニットに取付けられていることを特徴とするユニット
    式建物。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のユニット式建物におい
    て、前記キャンチバルコニユニットにより形成されたバ
    ルコニの両側の外壁面は、前記上階建物ユニットの境界
    部分で他の外壁面と交差するコーナー部分を形成し、こ
    のコーナー部分は、当該ユニット式建物の出隅部となっ
    ていることを特徴とするユニット式建物。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載のユニット式建物において、前記キャンチバルコニユ
    ニットの下面と前記拡張用建物ユニットのフレームの上
    面との間には、スペーサが介装されていることを特徴と
    するユニット式建物。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載のユニット式建物において、上階には、複数の上階建
    物ユニットが隣接配置され、下階には、複数の下階建物
    ユニットが隣接配置され、前記複数の上階建物ユニット
    には、それぞれ前記キャンチバルコニユニットが設けら
    れ、これらのキャンチバルコニユニットは、互いに連結
    されるとともに、その床同士が連続し、前記複数の下階
    建物ユニットには、それぞれ前記拡張用建物ユニットが
    設けられ、これらの拡張用建物ユニットは、互いに隣接
    配置されていることを特徴とするユニット式建物。
JP11172673A 1999-06-18 1999-06-18 ユニット式建物 Withdrawn JP2001003452A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008144483A (ja) * 2006-12-11 2008-06-26 Toyota Motor Corp 建物及び建物ユニット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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