JP2002327495A - 形鋼結合金具及び仕口構造 - Google Patents

形鋼結合金具及び仕口構造

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JP2002327495A JP2001134747A JP2001134747A JP2002327495A JP 2002327495 A JP2002327495 A JP 2002327495A JP 2001134747 A JP2001134747 A JP 2001134747A JP 2001134747 A JP2001134747 A JP 2001134747A JP 2002327495 A JP2002327495 A JP 2002327495A
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Tatsushi Otani
達志 大谷
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 形鋼で構成した梁同士の仕口の強度を高くす
ることが可能な形鋼結合金具及び仕口構造を提供する。 【解決手段】 この形鋼結合金具40は、溝形壁41に
リブ壁44を溶着して一体に備えることで、溝形壁41
の両側部43及び底部42とリブ壁44とが互いに補強
し合い、大きな外力を受けても変形し難い構造をなす。
そして、溝形壁41が、第1のH形鋼11の溝14に勘
合されてボルトで固定されることで、そのH形鋼11の
ウェブ13及びフランジ12に一体化して補強する役目
を果たす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄骨構造の建物の
躯体において、形鋼で構成した梁同士を直行させて結合
するための形鋼結合金具及び仕口構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の形鋼結合金具及び仕口構
造として、特開平5−214768号公報に掲載された
ものが知られている。その形鋼結合金具は、図8に示さ
れており、一対のL字プレート1,1を、背中合わせに
溶接してなり、下端部にブレース取付板2を備える。そ
して、この形鋼結合金具は、一方の梁を構成する第1の
H形鋼3の溝に収容されて、L字プレート1の一端がH
形鋼3のウェブ3WにボルトBで固定され、他端が、他
方の梁を構成する第2のH形鋼4のウェブ先端にボルト
Bで固定される。これにより、第1と第2のH形鋼3,
4同士が結合される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の形鋼結合金具は、H形鋼3のうちウェブ3Wにのみ
固定されてそこに応力が集中するので、ウェブ3Wの変
形が懸念される。特に、H形鋼3,4で構成した梁同士
の仕口に、さらに柱(図示せず)を結合した場合には、
第1のH形鋼のウェブ3Wに、上下方向と水平方向の両
方向から力がかかり、ウェブ3Wが座屈し、又は、柱軸
力によりフランジ3が面外に変形するおそれがある。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、形鋼で構成した梁同士の仕口の強度を高くすること
が可能な形鋼結合金具及び仕口構造の提供を目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
なされた請求項1の発明に係る形鋼結合金具は、溝形鋼
又はH形鋼又はI形鋼のいずれかの形鋼で一方と他方の
梁が構成され、一方の梁を構成する第1の形鋼の側部
に、他方の梁を構成する第2の形鋼の端部を垂直に突き
合わせて結合するための形鋼結合金具であって、第1の
形鋼に備えた溝内に勘合される溝形壁と、溝形壁の内側
に設けられて、溝と直行するリブ壁とを一体に備えてな
り、溝形壁の側部及び底部には、第1の形鋼のウェブ及
びフランジへの共締め用ボルトが貫通される第1のボル
ト孔が形成され、リブ壁の一端には、第2の形鋼のウェ
ブの先端を、ボルト止めするための第2のボルト孔が形
成されたところに特徴を有する。
【0006】請求項2の発明に係る仕口構造は、溝形鋼
又はH形鋼又はI形鋼のいずれかの形鋼で一方と他方の
梁が構成され、一方の梁を構成する第1の形鋼の側部
に、他方の梁を構成する第2の形鋼の端部を垂直に突き
合わせて結合した形鋼同士の仕口構造であって、第1の
形鋼に備えた溝の内側には、形鋼結合金具が配され、形
鋼結合金具は、溝内に勘合される溝形壁の内側に、溝と
直行するリブ壁を一体に備えてなり、溝形壁の側部及び
底部を、第1の形鋼のウェブ及びフランジにボルトで共
締めすると共に、リブ壁の一端と第2の形鋼のウェブの
先端とを、ボルトで固定したところに特徴を有する。
【0007】請求項3の発明は、請求項2記載の仕口構
造において、第2の形鋼のウェブと、リブ壁とを一直線
上に並べて、それらの側方から宛われる当板を設け、当
板には、ウェブ及びリブ壁への共締め用ボルトが貫通さ
れるボルト孔が形成されたところに特徴を有する。
【0008】請求項4の発明は、請求項2又は請求項3
記載の仕口構造において、第1及び第2の両方の形鋼に
直行する柱としての第3の形鋼の先端が、第1の形鋼の
フランジ外面に接合され、その第3の形鋼の先端に固着
した固定板と、第1の形鋼のフランジと、形鋼結合金具
とをボルトで共締めしたところに特徴を有する。
【0009】請求項5の発明は、請求項2〜4のいずれ
かに記載の仕口構造において、第1の形鋼は、一対の溝
を備えたH形鋼又はI形鋼で構成されて、一対の溝の両
方に、それぞれ形鋼結合金具を配し、それら両形鋼結合
金具と第1の形鋼のウェブとを、ボルトで共締めしたと
ころに特徴を有する。
【0010】
【発明の作用及び効果】<請求項1及び2の発明>請求
項1及び2の発明に係る形鋼結合金具は、溝形壁の内側
にリブ壁を一体に備えることで、その溝形壁の両側部及
び底部とリブ壁とが互いに補強し合い、大きな外力を受
けても変形し難い構造をなす。そして、この溝形壁が、
第1の形鋼の溝に勘合されてボルトで固定されること
で、第1の形鋼のウェブ及びフランジと一体化して補強
する役目を果たす。これにより、形鋼で構成した梁同士
の仕口の強度アップが図られる。
【0011】<請求項3の発明>本発明の構成によれ
ば、当板を設けることで、第2の形鋼のウェブとリブ壁
とが、一直線上に並んだ状態で結合される。かりに、第
2の形鋼のウェブとリブ壁とを重ねて共締めすると、そ
のウェブのどちら側にリブ壁を重ねるかを区別する必要
が生じる。しかしながら、本発明では、第2の形鋼のウ
ェブとリブ壁とが一直線上に並ぶから、そのような区別
を要せず、作業性が向上する。
【0012】<請求項4の発明>本発明の構成では、柱
としての第3の形鋼の先端面に固着した固定板と、第1
の形鋼と、形鋼結合金具とをボルトで共締めしたから、
これらを別々にボルトで固定した場合に比べて、ボルト
の本数を少なくすることができ、作業性が向上する。
【0013】<請求項5の発明>第1の形鋼のウェブの
両側に形鋼結合金具を配してボルトで共締めしたから、
第1の形鋼の補強のバランスがよくなり、仕口部分の強
度が更に高くなる。
【0014】
【発明の実施の形態】<第1実施形態>以下、本発明を
適用した第1実施形態を、図1〜図4に基づいて説明す
る。図1には、鉄骨構造住宅の躯体の一部が示されてお
り、同図において符号11は、一方の梁を構成する第1
のH形鋼であって、一対のフランジ12,12を上下に
配して水平方向に延びている。また、符号21は、他方
の梁を構成する第2のH形鋼であって、一対のフランジ
22,22を上下に配して、前記第1のH形鋼11と直
交した水平方向に延びており、その先端を、第1のH形
鋼11の溝14の開放口に突き合わせてある。そして、
これら第1及び第2のH形鋼11,21同士を結合した
仕口構造に本発明が適用されている。
【0015】即ち、両H形鋼11,21を結合するため
に、第1のH形鋼11の溝14内には、本発明に係る形
鋼結合金具40が収容されている。形鋼結合金具40
は、図4に全体が示されており、第1のH形鋼11の溝
14の内面に沿って角U字状に形成した溝形壁41を備
え、その溝形壁41の内側に、前記溝14と直行するリ
ブ壁44を設けてなる。リブ壁44は、その縁部を溝形
壁41の底部42及び両側部43,43に溶着して固定
されており、形鋼結合金具40は、リブ壁44を中心と
して対称形状をなすと共に、リブ壁44と直行する方向
(図4の上下方向)においても、対称形状をなしてい
る。
【0016】溝形壁41の底部42には、リブ壁44に
沿って一対ずつのボルト孔45が、リブ壁44を挟んで
両側に貫通形成されている。また、溝形壁41の両側部
43,43には、1つずつのボルト孔46が、やはりリ
ブ壁44を挟んで両側に貫通形成されている。さらに、
リブ壁44には、前記底部42と反対側の縁部に沿っ
て、一対のボルト孔47が貫通形成されている。
【0017】形鋼結合金具40は、図3に示すように、
1つの仕口に対して、2つ設けられて、第1のH形鋼1
1の各溝14,14に収容されている。そして、第1の
H形鋼11のフランジ12及びウェブ13には、各形鋼
結合金具40のボルト孔45,46群と整合するよう
に、複数のボルト孔(図示せず)が貫通形成され、これ
らボルト孔に挿通させたボルトBをナットに螺合して、
各形鋼結合金具40が、第1のH形鋼11のフランジ1
2及びウェブ13に共締め固定されている。
【0018】また、本実施形態の仕口では、第1のH形
鋼11のフランジ12の下面に、柱としての第3のH形
鋼31が接合されている。より詳細には、図1に示すよ
うに、第3のH形鋼31の先端面には、そのH形鋼31
における溝34の端部開口を塞ぐように、固定板35が
固着されており、その固定板35に貫通形成したボルト
孔36が、第1のH形鋼11及び形鋼結合金具40に形
成したボルト孔に整合するように配置されている。そし
て、図3に示すように、前記整合したボルト孔に通した
ボルトBにて、各形鋼結合金具40と第1のH形鋼11
のフランジ12と第3のH形鋼31の固定板35とが共
締めされている。
【0019】さて、第2のH形鋼21と形鋼結合金具4
0とは、以下のようにして結合されている。即ち、第2
のH形鋼21のウェブ23と、形鋼結合金具40のリブ
壁44とは、互いに端面同士を対向させて、一直線上に
配され、その両側方から一対の当板50,50が宛われ
る。これら当板50は、矩形状をなし、計4つのボルト
孔51が縦横2列にして貫通形成されている。これらボ
ルト孔51のうち2つは、前記形鋼結合金具40のリブ
壁44に形成した一対のボルト孔47と整合し、残りの
2つは、第2のH形鋼21のウェブ23に形成した一対
のボルト孔26(図1参照)と整合する。そして、両当
板50,50にて、ウェブ23及びリブ壁44を挟んだ
状態にして、これらをボルトBで共締めすることで、第
2のH形鋼21と形鋼結合金具40とが結合されてい
る。
【0020】次に、本実施形態の作用効果について説明
する。本実施形態の形鋼結合金具40は、溝形壁41に
リブ壁44を溶着して一体に備えることで、溝形壁41
の両側部43及び底部42とリブ壁44とが互いに補強
し合い、大きな外力を受けても変形し難い構造をなす。
そして、図3に示すように、溝形壁41が、第1のH形
鋼11の溝14に勘合されてボルトBで固定されること
で、そのH形鋼11のウェブ13及びフランジ12に一
体化して補強する役目を果たす。しかも、本実施形態で
は、H形鋼11の両溝14,14のそれぞれに形鋼結合
金具40が配されて、バランス良く補強される。これに
より、H形鋼で構成した梁同士の仕口の強度アップが図
られる。
【0021】具体的には、本実施形態に係る仕口に対し
て、第2のH形鋼21からの水平方向の外力がかかった
場合、形鋼結合金具40の溝形壁41が、第1のH形鋼
11のフランジ12とウェブ13の両方に固定されてい
るから、従来のように第1のH形鋼のウェブだけに応力
が集中することが防がれ、外力を仕口全体で分散させて
受けることができる。また、仕口に対して、第3のH形
鋼31から上下方向に外力がかかった場合、その外力
を、第1のH形鋼11のウェブ13と、形鋼結合金具4
0の溝形壁41と、リブ壁44とで分散させて受けるこ
とができる。従って、第2のH形鋼21からの水平方向
の外力と、第3のH形鋼31からの上下方向の外力と
が、同時に仕口にかかっても、従来のようにウェブが座
屈したり、フランジが変形する心配はなくなり、鉄骨構
造住宅の強度を向上させることができる。
【0022】また、本実施形態では、形鋼結合金具40
のリブ壁44と第2のH形鋼21との接合部分に、当板
50を設けることで、それらウェブ23とリブ壁44と
が一直線上に並んで結合される。ここで、かりに、ウェ
ブ23とリブ壁44とを重ねて共締めした場合には、ウ
ェブ23のどちら側にリブ壁44を重ねるかを区別する
必要が生じるが、本実施形態では、そのような区別を要
せず、組み付け作業を行うことができる。
【0023】さらに、本実施形態では、柱を構成する第
3のH形鋼31の固定板35と、第1のH形鋼11のフ
ランジ12と、形鋼結合金具40とを、ボルトで共締め
したから、これらを別々にボルトで固定した場合に比べ
て、ボルトの本数を少なくすることができ、作業性を向
上させることができる。
【0024】<第2実施形態>本実施形態の形鋼結合金
具60は、図5に示されており、前記第1実施形態と同
様の溝形壁41の内側にリブ壁44を備え、そのリブ壁
44に、矩形の当板61の一端を側方から重ねて溶接し
てある。そして、形鋼結合金具60の溝形壁41が、第
1実施形態で前述した第1のH形鋼11の溝14内に固
定される一方、前記当板61のうちリブ壁44からの突
出部分が、前述した第2のH形鋼21のウェブ23に重
ねられ、かつ、その突出部分に形成したボルト孔62に
通したボルトにて、前記ウェブ23に共締される。その
他の構成については上記第1実施形態と同じであるた
め、同じ構成については、同一符号を付し、重複する説
明は省略する。本実施形態によれば、前記第1実施形態
と同様の作用効果に加え、リブ壁44に当板61を一体
化したから、第1実施形態に比べて、部品点数の削減が
図られる。
【0025】<第3実施形態>本実施形態の形鋼結合金
具65は、図6に示されており、リブ壁の構造が前記第
1実施形態と異なる。即ち、形鋼結合金具65に備えた
リブ壁66は、本体部67から突片部68を張り出した
状態で、鉄板から切り出し形成される。そして、本体部
67が溝形壁41内に溶接されて、突片部68が溝形壁
41から突出した状態になっている。また、突片部68
には、一対のボルト孔69が形成されると共に、リブ壁
66の一側面には、例えば、相手方の梁との当接面であ
ることを示したマーク70が施されている。そして、突
片部68のうちマーク70を施した側を、前述した第2
のH形鋼21のウェブ23に側方から重ねて、そのウェ
ブ23にボルトで共締めされる。その他の構成について
は上記第1実施形態と同じであるため、同じ構成につい
ては同一符号を付し、重複する説明は省略する。
【0026】本実施形態によっても、前記第2実施形態
と同様に、部品点数の削減が図られる。また、リブ壁6
6のうちマーク70を施した側に、相手方のH形鋼のウ
ェブを当接させればよいから、リブ壁66のうちウェブ
を重ねる側面を間違えることが防がれる。なお、マーク
70は、リブ壁66のうちウェブを当接させる面の反対
側に施してもよい。
【0027】<他の実施形態>本発明は、前記実施形態
に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するよ
うな実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、
下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実
施することができる。 (1)前記第1実施形態では、直交する一対の梁と柱と
を接合した仕口に、本発明を適用したものを例示した
が、直交する梁同士が接合されて、柱が接合されていな
い仕口に本発明を適用してもよい。
【0028】(2)また、前記第1実施形態では、仕口
の下方にのみ柱としての第3のH形鋼31が延びていた
が、図7に示すように、仕口の上下両方向に柱としての
第3のH形鋼31を結合した構成であってもよい。
【0029】(3)前記第1実施形態では、溝形壁41
の両側部43と底部42の3つの部位にボルト孔を形成
したが、第1実施形態のように、下方にのみ柱(第3の
H形鋼31)が結合されるものでは、溝形壁41のうち
下側に位置した側部43のボルト孔46にのみボルトを
通し、溝形壁41のうち上側に位置した側部43のボル
ト孔46には、ボルトを通さなくてもよい。また、上下
のいずれか一方にのみ柱が結合される仕口に用いるH形
鋼連結金具では、溝形壁の両側壁のうち柱側の一方の側
部にだけ、ボルト孔を形成した構造にしてもよい。
【0030】(4)前記第1実施形態では、梁及び柱を
H形鋼で構成した場合を例示したが、本発明における形
鋼は、並行した帯板状のフランジの間を、帯板状のウェ
ブで繋げてなり、それらフランジ及びウェブの間に溝を
備えた構造のものであればよく、H鋼以外の溝形鋼(チ
ャンネル鋼を含む)、I形鋼であってもよい。また、複
数の部品を組み付けて、溝形鋼、H形鋼、I形鋼にした
ものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る仕口構造の分解斜
視図
【図2】その仕口構造の組み付け状態を示す斜視図
【図3】その側断面図
【図4】形鋼結合金具の斜視図
【図5】第2実施形態の形鋼結合金具の斜視図
【図6】第3実施形態の形鋼結合金具の斜視図
【図7】変形例の仕口構造の側断面図
【図8】従来の仕口構造の斜視図
【符号の説明】
11,21,31…H形鋼 12,22…フランジ 13,23…ウェブ 14,34…溝 45,46,47…ボルト孔 35…固定板 40,60,65…形鋼結合金具 41…溝形壁 42…底部 43…側部 44,66…リブ壁 50,61…当板 B…ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E125 AA04 AA14 AB01 AB05 AC15 AG03 AG12 AG43 BB01 BB02 BB09 BB13 BB22 BB29 BC09 BD01 BE02 BE05 BE08 BF04 BF06 CA05 CA13 CA14 EA32 EA33

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溝形鋼又はH形鋼又はI形鋼のいずれか
    の形鋼で一方と他方の梁が構成され、前記一方の梁を構
    成する第1の形鋼の側部に、前記他方の梁を構成する第
    2の形鋼の端部を垂直に突き合わせて結合するための形
    鋼結合金具であって、 前記第1の形鋼に備えた溝内に勘合される溝形壁と、前
    記溝形壁の内側に設けられて、前記溝と直行するリブ壁
    とを一体に備えてなり、 前記溝形壁の側部及び底部には、前記第1の形鋼のウェ
    ブ及びフランジへの共締め用ボルトが貫通される第1の
    ボルト孔が形成され、 前記リブ壁の一端には、前記第2の形鋼のウェブの先端
    を、ボルト止めするための第2のボルト孔が形成された
    ことを特徴とする形鋼結合金具。
  2. 【請求項2】 溝形鋼又はH形鋼又はI形鋼のいずれか
    の形鋼で一方と他方の梁が構成され、前記一方の梁を構
    成する第1の形鋼の側部に、前記他方の梁を構成する第
    2の形鋼の端部を垂直に突き合わせて結合した形鋼同士
    の仕口構造であって、 前記第1の形鋼に備えた溝の内側には、形鋼結合金具が
    配され、 前記形鋼結合金具は、前記溝内に勘合される溝形壁の内
    側に、前記溝と直行するリブ壁を一体に備えてなり、 前記溝形壁の側部及び底部を、前記第1の形鋼のウェブ
    及びフランジにボルトで共締めすると共に、前記リブ壁
    の一端と前記第2の形鋼のウェブの先端とを、ボルトで
    固定したことを特徴とする仕口構造。
  3. 【請求項3】 前記第2の形鋼のウェブと、前記リブ壁
    とを一直線上に並べて、それらの側方から宛われる当板
    を設け、前記当板には、前記ウェブ及び前記リブ壁への
    共締め用ボルトが貫通されるボルト孔が形成されたこと
    を特徴とする請求項2記載の仕口構造。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2の両方の形鋼に直行す
    る柱としての第3の形鋼の先端が、前記第1の形鋼のフ
    ランジ外面に接合され、 その第3の形鋼の先端に固着した固定板と、前記第1の
    形鋼のフランジと、前記形鋼結合金具とをボルトで共締
    めしたことを特徴とする請求項2又は請求項3記載の仕
    口構造。
  5. 【請求項5】 前記第1の形鋼は、一対の溝を備えたH
    形鋼又はI形鋼で構成されて、前記一対の溝の両方に、
    それぞれ前記形鋼結合金具を配し、それら両形鋼結合金
    具と前記第1の形鋼のウェブとを、ボルトで共締めした
    ことを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の仕口
    構造。
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