JP6775324B2 - ブレース接合構造 - Google Patents
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Description
図1に示すように、第1実施形態に係るブレース接合構造10は、角型鋼管で形成された柱22とH形鋼で形成された梁26を備えた柱梁架構20と、柱22から突出する第1接合部材30と、梁26から突出する第2接合部材40と、柱梁架構20の構面内に斜めに配置され、端部が第1接合部材30及び第2接合部材40に接合されたブレース50と、を有している。
柱22には通しダイヤフラム22Aが形成され、梁26の上下のフランジ26Aの端面が溶接されている。また、柱22のフランジ22Bには梁26のウェブ26Bの端面が溶接されている。これにより梁26が柱22に固定され、柱梁架構20が形成されている。
図2(A)の分解図に示すように、第1接合部材30は柱22から柱梁架構20の構面の面内方向へ延設された面内プレート32と、面内プレート32に接合された面外プレート34と、を備えている。
図2(A)の分解図に示すように、第2接合部材40は梁26から柱梁架構20の構面の面内方向へ延設された面内プレート42と、面内プレート42に接合された面外プレート44と、を備えている。
ブレース50は角型鋼管で形成され、ブレース50の端部の外周面には柱22から突出した面内プレート32に接合される面内部材52と、梁26から突出した面内プレート42に接合される面内部材54と、が溶接され、ブレース50の端部の内周面には柱22に溶接された面外プレート34に接合される面外部材56と、梁26に溶接された面外プレート44に接合される面外部材56、58と、が溶接されている。
ブレース50は、柱梁架構20の面内方向及び面外方向に作用する力に対抗できるように、第1接合部材30、第2接合部材40へ接合されている。
第1実施形態のブレース接合構造10では、図1に示すように、柱22に梁26が接合され、柱22、梁26にそれぞれ第1接合部材30、第2接合部材40が接合されている。さらに、ブレース50が、第1接合部材30と第2接合部材40とに接合されている。
次に、第2実施形態に係るブレース接合構造12について説明する。なお、第1実施形態に係るブレース接合構造10と同じ構成については同じ符号を付し、適宜説明を省略する。
図4(A)に示すように、ブレース接合構造12では、ブレース50は柱22と梁72を備えた柱梁架構70の構面内に逆V字型に配置されている。ブレース50の上端部は、梁72の中央部72Aから突出した第3接合部材80及び第4接合部材90に接合されている。第3接合部材80及び第4接合部材90は、梁72の中心線CLを挟んで線対称となる位置にそれぞれ1対ずつ配置されている。
第3接合部材80は、中央部72Aの下フランジに溶接され、柱梁架構70の面内方向に沿って延設された面内プレート82と、面内プレート82に接合され、柱梁架構70の面外方向に沿って延設された面外プレート84と、を備えている。
第4接合部材90は、中央部72Aの下フランジと当て板76に溶接され、柱梁架構70の面内方向に沿って延設された面内プレート92と、面内プレート92に接合され、柱梁架構70の面外方向に沿って延設された面外プレート94と、を備えている。
ブレース50の面内部材53は、スプライスプレート60を介して第3接合部材80の面内プレート82にボルト接合されている。また、ブレース50の面内部材55は、スプライスプレート60を介して第4接合部材90の面内プレート92にボルト接合されている。
第2実施形態のブレース接合構造12では、図4(A)に示すように、ブレース50は柱22と梁72を備えた柱梁架構70の構面内に逆V字型に配置されている。このため地震時はブレース50の一方は圧縮力を負担することになる。V字型又は逆V字型のブレース構造においては、一般的に圧縮側ブレースの座屈によって耐力が決定されるが、ブレース50は面内部材52、53、54、55、面外部材56、57、58、59によって柱梁架構70に接合されることにより、接合部の固定度が高められている。このため、圧縮力を負担するブレース50が座屈しにくい。
20、70 柱梁架構
22 柱
24、25 柱補剛プレート
26、72 梁
28、29 梁補剛プレート
30 第1接合部材
32 面内プレート(第1面内プレート)
34 面外プレート(第1面外プレート)
40 第2接合部材
42 面内プレート(第2面内プレート)
44 面外プレート(第2面外プレート)
50 ブレース
52、54 面内部材(ブレース面内部材)
56、58 面外部材(ブレース面外部材)
Claims (3)
- 柱梁架構と、
前記柱梁架構の柱から突出する第1接合部材と、
前記柱梁架構の梁から突出する第2接合部材と、
前記柱梁架構の構面内に斜めに配置され、端部が前記柱梁架構の面内方向に沿う部材及び面外方向に沿う部材を介して前記第1接合部材及び前記第2接合部材に接合されたブレースと、
を有するブレース接合構造。 - 前記第1接合部材は、前記柱から前記構面の面内方向へ延設された第1面内プレートと、前記第1面内プレートから面外方向へ延設された第1面外プレートと、を備え、
前記第2接合部材は、前記梁から前記構面の面内方向へ延設された第2面内プレートと、前記第2面内プレートから面外方向へ延設された第2面外プレートと、を備え、
前記ブレースの端部には、前記第1面内プレート及び前記第2面内プレートに接合されたブレース面内部材と、前記ブレースの端部に設けられ、前記第1面外プレート及び前記第2面外プレートに接合されたブレース面外部材と、が形成されている、請求項1に記載のブレース接合構造。 - 前記柱は鋼管で、前記梁はH形鋼で形成され、
前記第1面内プレートが溶接された前記鋼管の内壁には柱補剛プレートが設けられ、
前記第2面内プレートが溶接された前記H形鋼のフランジの裏面には梁補剛プレートが設けられている、請求項2に記載のブレース接合構造。
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JP2016096102A JP6775324B2 (ja) | 2016-05-12 | 2016-05-12 | ブレース接合構造 |
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JP2016096102A JP6775324B2 (ja) | 2016-05-12 | 2016-05-12 | ブレース接合構造 |
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JP2017203307A JP2017203307A (ja) | 2017-11-16 |
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