JP3037711B2 - デジタル方式のフルカラー電子写真方法 - Google Patents

デジタル方式のフルカラー電子写真方法

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JP3037711B2
JP3037711B2 JP2069665A JP6966590A JP3037711B2 JP 3037711 B2 JP3037711 B2 JP 3037711B2 JP 2069665 A JP2069665 A JP 2069665A JP 6966590 A JP6966590 A JP 6966590A JP 3037711 B2 JP3037711 B2 JP 3037711B2
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G13/00Electrographic processes using a charge pattern
    • G03G13/01Electrographic processes using a charge pattern for multicoloured copies

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電子写真、静電記録、静電印刷などにおけ
る静電潜像を現像するための電子写真方法に関し、特に
デジタル方式のフルカラー電子写真方法に関するもので
ある。更に詳しくは、良好な画像品質を有する画像が得
られるデジタル方式のフルカラー電子写真方式に関する
ものである。
[従来の技術] 従来電子写真方法としては米国特許第227691号、特開
昭42−23910号公報及び特開昭43−24748号公報等に種々
の方法が記載されているが、一般には光導電性物質を利
用し、種々の手段により光導電性支持体上に電気的潜像
を形成し、次いで該潜像をトナーで現像し可視像を得る
か、又は必要に応じて現像をした未定着の粉像を紙など
に転写した後加熱・加圧或は溶剤蒸気などにより定着し
て可視像を得るものである。
又、カラーの多色像を得るためのフルカラー電子写真
方法としては米国特許第2962374号等に記載されている
ように、少なくとも画像をイエロー・マゼンタ・シアン
の3色の色信号に分解して露出し、上記の工程を少なく
ともイエロー・マゼンタ・シアン等のプロセスカラート
ナーを用いて複数回繰り返して現像し、トナー像を重ね
合わせてカラーの多色像を得るものである。
更に近年、デジタル方式のフルカラー電子写真方法に
関する提案が多くされている。デジタル方式の電子写真
方法は、光学情報を色分解情報とし、該色分解情報を光
電変換して画像信号をデジタル(A/D)変換し、且つ所
定の手続きに従って演算処理を行ない、記録信号を得た
後、該記録信号に基づき書き込みを行ない、光導電性支
持体上に電気的潜像を形成し、次いで該潜像をトナーで
現像し可視像を得るものである。デジタル方式のフルカ
ラー電子写真方法は、該デジタル方式の電子写真方法を
応用し、フルカラーの画像を得るものである。
デジタル方式のフルカラー電子写真方法では、得られ
た光学情報について演算処理を行なえるため、従来のア
ナログ方式のフルカラー電子写真方法では困難であった
マスキング処理やUCR処理(下色除去)が簡単に行なえ
る利点がある。特にUCR処理では、従来イエロー・マゼ
ンタ・シアンの3原色のトナーを重ねて黒色を表現した
部分が黒色トナーで置き換えることができるため、画像
のグレイバランスが改善され、又、画像を形成するトナ
ー層の厚みも薄くなるためコスト面や画像のカール現象
防止の面で有利となる。
フルカラー電子写真方法に使用する黒色トナー(以下
プロセスカラー用黒色トナーという。)は、一般に広く
使用されている白黒複写機用の黒色トナーと同様に黒色
を呈し、トナーの分光反射特性は可視光域でパンクロに
吸収があることが必要である。更にUCR処理により文字
部分だけでなく絵画調の画像部分にもプロセスカラー用
黒色トナーが入るため、該黒色トナーの光学特性が得ら
れる画像の品質に非常に大きな影響を与える。このため
プロセスカラー用黒色トナーには、混色性が良好である
こと、透明性が大きいこと、適度な着色力を有し階調表
現性に優れること、定着性が良好であることなどの特性
が必要不可欠な性質として備わっていなければならな
い。
従来の白黒複写機に使用されている黒色トナーは、文
字再現を主目的として考えられているため、トナー粒子
層が一層で十分な画像濃度を得ることが望まれている。
このため、非常に強い着色力と隠ぺい力を持つように設
計されており、その光学特性、特に透明性、混色性、及
びトナーの着色力などについては、ほとんど考慮されて
いないのが現状である。従来の黒色トナーをプロセスカ
ラー用黒色トナーとして使用した場合にはトナーの光学
特性を考慮していないために、画像の階調性は貧弱にな
ってしまうばかりでなく、色再現性にも悪影響を与えて
しまう。更にデジタル方式特有のザラツキ感も非常に強
く感じられる画像になってしまう。この画像のザラツキ
感の原因は黒色トナーの光学特性にあり、透明性及びト
ナーの着色力を考慮していない点にある。従来の黒色ト
ナーは反射濃度のみを考えて設計されており、その透明
性及び好ましいトナーの着色力という点については全く
考えられていない。
[発明が解決しようとする課題] 本発明はUCR処理を施したデジタルのフルカラー画像
の階調性を良好にして、優れた画像品質を得ることがで
きるデジタル方式のフルカラー電子写真方法を提供し、
更に、デジタル画像特有のザラツキ感を低減し、高品位
な画像を得ることができるフルカラー電子写真方法を提
供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するための本発明の構成は、下記のと
おりである。
イエロー・マゼンタ・シアンの3原色トナーと黒色ト
ナーを重ね合わせてカラー画像を形成するデジタル方式
のフルカラー電子写真方法において、所定の定着処理を
施した後の該黒色トナーの光学特性が、単位面積当りの
トナーの付着量が1.0mg/cm2以下の範囲で 反射濃度(IDref)≧1.8×透過濃度(IDtr) 上記の関係を満たすデジタル方式のフルカラー電子写
真方法により達成できることを見いだした。
更に該黒色トナーの光学特性が、単位面積当りのトナ
ーの付着量が0.5mg/cm2及び1.0mg/cm2の2点における該
黒色トナーの反射濃度(IDref)が 0.8<IDref<1.3 …:0.5mg/cm2 1.6<IDref<2.4 …:1.0mg/cm2 上記の式及び式の両方の関係式を満たすデジタル
方式のフルカラー電子写真方法により前記並びにその他
の目的が効果的に達成できることを見いだした。
更に単位面積当りのトナーの付着量が1.0mg/cm2にお
ける該黒色トナーの画像の光沢度が 10%<光沢度(Gs60゜)<50% 上記の関係を満たすデジタル方式のフルカラー電子写
真方法により前記並びにその他の目的が更に効果的に達
成できることを見いだした。
本発明はデジタル方式のフルカラー電子写真方法に使
用するプロセスカラー用黒色トナーの光学特性に注目
し、UCR処理との関係を研究した結果、プロセスカラー
用黒色トナーの光学特性が上記の条件を満たすことによ
り、高品位な画像が得られることを見いだしたものであ
る。
本発明のプロセスカラー用黒色トナーは、所定の定着
処理を施した後の光学特性が単位面積当りのトナーの付
着量が1.0mg/cm2以下の範囲で反射濃度(IDref)≧1.8
×透過濃度(IDtr) 上記の関係を満たすことにより、UCR処理を行なうデ
ジタル方式のフルカラー電子写真方法において、良好な
フルカラー画像を得ることができる。この関係を満たす
ことができないものは、十分な透明性及び混色性を有す
ることができず、良好な画像を得ることができない。
ここで、反射濃度と透過濃度の測定は、以下のように
して行なうことができる。
例えば、定着部を改造した複写機を使用して、透明な
ポリエステルフィルム上に目的のトナーの未定着画像を
形成し、それを所定の定着装置にて定着する事により測
定試料を作製する。トナーの単位当りの付着量は未定着
画像を形成し増加した重量と画像面積から計算で得るこ
とができる。得られた測定サンプルについて、例えばRD
−914型反射濃度計(マクベス社製)及びTD−904型透過
濃度計(マクベス社製)を使用して反射濃度及び透過濃
度を測定する。この際にベースフィルムの各濃度はキャ
ンセルすることが望ましい。又、反射濃度を測定する際
には試料の下に酸化マグネシウムの白板等の白色度の高
い物質を置いて行なうことが望ましい。求める点(単位
面積当りのトナー付着量)の各濃度は、トナー付着量を
変えた測定試料を何点か作製し、これらから得られたデ
ータを内挿して算出することができる。
本発明のデジタル方式のフルカラー電子写真方法にお
いて、上記のような関係を有するためには、プロセスカ
ラー用黒色トナーは単に着色剤を吟味するだけでは不十
分であり、バインダー樹脂の熱特性、レオロジー特性、
透明性、及び着色剤との分散性、相溶性を考慮すること
が肝要である。特に、画像の定着方式とあわせて、トナ
ーの熱特性、レオロジー特性を調節することは非常に重
要である。この調節が不十分であると、定着後のトナー
粒子は、隣接のトナー粒子と十分に溶けあうことができ
ずに界面を残すため、このトナー層を通過する光はここ
で乱反射を起こし、結果としてトナーの透明性が劣化し
てしまう。
これを図面を参照して具体的に説明すると、第1図は
本発明におけるトナー層であって、隣接トナー粒子同士
が十分に溶けあっていて、トナー粒子の界面が消失した
状態にある。この場合、トナー層に入射する光が層内で
乱反射することがないので透過光量が大きい。
これに対して、第2図に示すように、隣接トナー粒子
同士が十分に溶け合わずに、その界面が存在していると
入射光がその界面で乱反射を起こし、透過光量が減少し
てしまうのである。
本発明において該プロセスカラー用黒色トナーのレオ
ロジー特性は、貯蔵弾性率(G′(ω))=105dyn/cm2
におえる正接損失(tanδ)が、2.8から3.8の間にある
ことが望ましい。tanδが2.8以下であると十分な透明性
が得られなくなり、逆にtanδが3.8以上であると定着で
低温からホットオフセット現象を発生するようになる。
トナーの粘弾性の測定は、例えばレオメトリックス ダ
イナミック スペクトロメーター RDS−7700型[RHEOM
ETRICS.INC.製(米)]などのレオメーターを使用して
行なうことができる。
更にバインダー樹脂に対する着色剤の分散性を上げる
ことも重要である。これについては適当な分散助剤を加
えたり、分散方法の分散力を強くすることにより、分散
性を改善することができる。通常の混練法のトナーの製
造においては、例えば2軸の押し出し混練機による混練
が行われているが、これよりも分散力の強い3本ロール
などの混練機にすることにより、十分な分散性を得るこ
とができる。
更にバインダー樹脂に対する着色剤の分散性を上げる
ことも重要である。これについては、適当な分散助剤を
加えたり、分散方法の分散力を強くする事により、分散
性を改善することができる。通常の混練法のトナーの製
造においては、例えば2軸の押し出し混練機による混練
が行なわれているが、これよりも分散力の強い3本ロー
ルなどの混練機にすることにより、十分な分散性を得る
ことができる。
更にバインダー樹脂自体の透明性も重要である。この
ためには少なくとも樹脂自体で透明なものを選択する必
要がある。又、例えば、定着性の改善を目的として2種
類以上の様々な樹脂をブレンドする技術が開示されてい
る。本発明において、この方法を応用すること可能であ
るが、本発明の透明性の高いプロセスカラー用黒色トナ
ーを得るためには、樹脂相互の屈折率や透明性及び相溶
性などを考慮する必要があり、同系統の樹脂をブレンド
することが好ましい。
又、更に単位面積当りのトナーの付着量が0.5mg/cm2
及び1.0mg/cm2の2点における該プロセスカラー用黒色
トナーの反射濃度(IDref)が 0.8<IDref<1.3 …:0.5mg/cm2 1.6<IDref<2.4 …:1.0mg/cm2 上記の2式を両方とも満たす範囲となるようにトナー
の着色力を調整することにより、更に良好なフルカラー
画像を得ることができる。
反射濃度が式及び式の範囲より小さい場合には画
像は十分な濃度を得ることができず、又、式及び式
の範囲より大きい場合には着色力が高すぎるため、良好
な階調表現を行なうことができない。更にこの両方の式
を満たせないものは階調表現において加色性に直線性が
ないため、良好な階調表現を行なうことができない。
本発明の範囲のトナー着色力とすることにより、単位
面積当りのトナーの付着量に対する画像濃度の関係が非
常に好ましいものとなり、この結果、得られる画像の階
調性が良好になるばかりでなく、デジタル特有の画像の
ザラツキ感も低減し、画像品質が向上することが判っ
た。
従来の複写機用の黒色トナーは、トナー粒子層が一層
で十分な画像濃度を得ることが望まれているため、非常
に強い着色力と隠ぺい力を持つように設計されている。
このような黒色トナー用の着色剤としては、主にカーボ
ンブラックやニグロシンなどが使用されているが、これ
らは非常に着色力が強いものであり、バインダー樹脂に
対して少量の添加でトナーを十分に着色することができ
る。しかしながら、着色力だけでなく隠ぺい力を持たせ
るために通常の黒色トナーには飽和レベル以上の着色剤
を添加している。この結果、このようなトナーはトナー
層がほぼ1層で最高画像濃度を得ることが可能である
が、1層〜多層のトナーの積層時での階調表現を行なう
ことは困難である。又、トナーの1粒子の着色力が非常
に強いため、逆に画像濃度の淡い部分(ハイライト域)
の階調表現を行なうには不利になる。
一方、絵画調の画像では、特にハイライト域の階調表
現が重要と考えられている。つまり、人間の視覚はハイ
ライト域に敏感であるため、この領域の階調表現が良好
に行なうことができないと画像の品位は低下してしま
う。又、画像濃度の濃い部分(シャドウ域)は、トナー
層が1層〜多層となり易く、トナーの積層時の階調性が
必要とされる。このようなことから、従来のトナーを使
用した場合には得られる画像は非常に貧弱なものとなっ
てしまう。
又、従来のトナーは着色力が強いため、現像や転写に
おいてデジタルのドット画像にわずかな乱れが生じた場
合にそれがザラツキ感として画像に表れ、品位を低下さ
せる。つまり、例えば、転写工程におけるわずかなチリ
が発生した場合、そのドット画像にミクロ的な濃度のム
ラができると考えられるが、ここでトナーの1粒子の着
色力が強いとそれが増幅されるため、ザラツキ感として
画像に表れるものと考えられる。
本発明のデジタル方式のフルカラー電子写真方法にお
いて、前述のような範囲のトナーの着色力を有するため
には、バインダー樹脂と着色剤の混合比率を調整するこ
とが肝要である。着色剤としてトナー用に広く使用され
ている染料を使用することは好ましいが、この場合、バ
インダー樹脂との相溶性を考慮して選択する必要があ
る。又、着色剤としてカーボンブラックやニグロシンな
どを使用する場合には着色力が強いため、混合比率だけ
でなく、混練条件なども考慮する必要がある。
又、更に単位面積当りのトナーの付着量が1.0mg/cm2
における該プロセスカラー用黒色トナーの画像の光沢度
が、 10%<光沢度(Gs60゜)<50% の範囲となるように画像の光沢度を調整することによ
り、更に良好なフルカラー画像を得ることができる。
ここで、画像の光沢度は、例えば、VGS−1D型変角光
沢計(日本電色社製)などを使用して測定できる。測定
条件は、JIS−Z8781(1983方法3)に準じて測定を行な
うことが好ましい。
本発明の範囲の画像の光沢度を有することにより、最
高画像濃度を十分に高くすることができ、適度な光沢を
有する高品位な画像を得ることができる。ここで、画像
の光沢度が10%以下であると最高画像濃度が低くなり、
迫力に欠けた画像となる。逆に50%以上では、必要以上
に画像がギラツキ、品位を低下させてしまう。
画像の光沢とトナーのレオロジー特性及び定着方法の
間には密接な関係があり、トナーのレオロジー特性及と
定着方法を調整することにより、本発明の範囲の光沢度
を得ることができる。
トナーのレオロジー特性は、前述したようにトナーの
透明性にも大きな影響を与えることが考えられ、貯蔵弾
性率(G′(ω))=105dyn/cm2における正接損失(ta
nδ)が、2.8から3.8の間であることが望ましい。この
ため、定着方法は離型性の優れたシステムを使用するこ
とが肝要である。好ましい定着システムとしては、例え
ばシリコーンゴムを使用した加熱ロール定着システムを
挙げることができる。
加熱ロール定着システムに用いる定着ロールは、アル
ミニウム、ステンレス、鉄、銅などの金属性中空ロール
芯の外周面にシリコーンゴムのエラストマー層(RTVゴ
ム、HTVゴムなど)を、厚さ0.5〜10mm程度に薄く設けた
ものである。なお、定着ロールの外周面はトナー層と当
接し、光沢を与えるために平滑になっている。
加圧ロールは公知の手段により、少なくても定着時に
は、加熱ロールに圧接し、ニップ幅を形成するものと
し、金属性ロール芯金の外周面にシリコーンゴム、フッ
素ゴム、フロロシリコーンゴムなどの弾性層を比較的厚
く設けたものや四弗化エチレン樹脂などの耐熱離型性樹
脂層を比較的薄く設けたものである。
定着装置の加熱ロール及び必要に応じて加圧ロールの
加熱方法は公知の方法が使用できる。また、定着ロール
にシリコーンオイルなどの離型性の優れた液体を塗布し
てロールの離型性を向上させることが好ましい。
本発明におけるトナーは主として結着樹脂、着色剤、
及び/又は極性制御剤からなるものである。又、公知の
製造方法で製造されるものでかまわない。
本発明においてトナー用の結着樹脂は、低温での定着
性に優れ、透明性も良好であるポリエステル樹脂が好適
に使用される。特に、ビスフェノール型ジオールと多価
カルボン酸とから合成されるポリエステル樹脂が好適で
ある。
本発明に用いられるビスフェノール型ジオールとして
は、例えば、 ポリオキシプロピレン(2,2)−2,2−ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)プロパン、 ポリオキシエチレン(2)−2,2−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)プロパン、 ポリオキシスチレン(6)−2,2−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)プロパン、 ポリオキシブチレン(2)−2,2−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)プロパン、 ポリオキシプロピレン(3)−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)チオエーテル、 ポリオキシプロピレン(2)−2,2−ビス(4−シク
ロヘキサノール)プロパン、 ポリオキシエチレン(2)−2,6−ジクロロ−4−ヒ
ドロキシフェニル、 ポリオキシエチレン(2,5)−p,p−ビスフェノール、 ポリオキシブチレン(4)−ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)ケトン、 オキシエチレン−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパン、 オキシプロピレン−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)プロパン、 などが挙げられる。
その他のアルコール成分として、必要に応じて例え
ば、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,4
−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキ
サンジオール、グリセリン、トリメチロールエタン、ト
リメチロールプロパン、ペンタエリスリトールなどの脂
肪族ポリオールなどが使用できる。
本発明に用いられる多価カルボン酸としては、例えば
2価の芳香族カルボン酸として、フタル酸、イソフタル
酸、無水フタル酸、テレフタル酸、及びそのエステル類
などの誘導体があり、例えば3価の芳香族ポリカルボン
酸として、1,2,4−ベンゼントリカルボン酸、1,2,5−ベ
ンゼントリカルボン酸、1,2,4−ナフタレントリカルボ
ン酸、2,5,7−ナフタレントリカルボン酸、1,2,4,5−ベ
ンゼンテトラカルボン酸、及びこれらの無水物やエステ
ル化物がある。
又、2価の脂肪族カルボン酸としては、例えばマレイ
ン酸、フマル酸、コハク酸、アジピン酸、セバチン酸、
マロン酸、及びこれらを炭素数8〜22の飽和もしくは不
飽和の炭化水素基で置換した2価の有機酸単量体、これ
らの無水物、低級アルキルエステルとリノレイン酸の2
量体、その他の2価の有機酸単量体などがある。
本発明において、トナーの流動性、非フィルミング
性、粉砕性、帯電性、定着性等の特性を改良する目的
で、公知のトナー用の樹脂を含有することができる。例
えば、ポリスチレン、ポリp−スチレン、ポリビニルト
ルエン等のスチレン及びその置換体の単重合体、スチレ
ン−p−クロルスチレン共重合体、スチレン−プロピレ
ン共重合体、スチレン−ビニルトルエン共重合体、スチ
レン−アクリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリル
酸エチル共重合体、スチレン−アクリル酸ブチル共重合
体、スチレン−メタアクリル酸メチル共重合体、スチレ
ン−メタアクリル酸エチル共重合体、スチレン−メタア
クリル酸ブチル共重合体、スチレン−α−クロルメタア
クリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリロニトリル
共重合体、スチレン−ビニルメチルエーテル共重合体、
スチレン−ビニルメチルケトン共重合体、スチレン−ブ
タジエン共重合体、スチレン−イソプレン共重合体、ス
チレン−マレイン酸共重合体、スチレン−マレイン酸エ
ステル共重合体等のスチレン系共重合体、ポリメチルメ
タクリレート、ポリブチルメタクリレート、ポリ塩化ビ
ニル、ポリ酢酸ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリウレタン、ポリアミド、エポキシ樹脂、ポリビ
ニルブチラール、ポリアクリル酸樹脂、ロジン、変形ロ
ジン、テルペン樹脂、フェノール樹脂、脂肪族又は脂肪
族炭化水素樹脂、芳香族系石油樹脂、塩素化パラフィ
ン、パラフィンワックスなどが単独あるいは混合して使
用することができる。
これらの樹脂は、本発明の効果を阻害しない範囲で、
バインダーの30重量%以下の含有割合で含有せしめるこ
とができるが、前述したようにその添加比率、添加方法
など十分に注意する必要がある。
又、本発明に用いる着色剤としては、トナー用として
公知のものがすべて使用できる。黒色の着色剤として
は、例えば、ファーネスブラック、ランプブラック等の
カーボンブラック又はアニリンブラック等が使用でき
る。又、2種類以上の異なった着色剤を併用して黒色と
して使用できるように吸収をもたせたものでもかまわな
い。
本発明のトナーに任意に使用される電荷制御剤として
は、公知のものが使用できるが、フルカラー電子写真法
に適するように、トナーの透明性を劣化させない無色又
は白色のものが好ましい。有効な電荷制御剤としては、
多価の金属を含む有機性の塩又は錯体類である有機金属
化合物が挙げられる。有効な金属種としては、Al、Ba、
Ca、Cd、Cr、Cu、Fe、Hg、Mg、Mn、Ni、Pb、Sn、Sr、Zn
などの多価性のものである。特に好ましいものは、サリ
チル酸金属塩及びサリチル酸誘導体の金属塩や、サリチ
ル酸金属塩及びサリチル酸誘導体の金属錯体塩などであ
る。
又、必要に応じて、コロイダルシリカのような流動化
剤、酸化チタン、酸化アルミニウム等の金属酸化物や、
炭化ケイ素等の研磨剤、脂肪酸金属塩などの滑剤などを
含有させてもよい。
本発明において、トナーは1成分系現像剤として、
又、キャリアと混合して2成分系現像剤として、いずれ
でも使用することが可能である。2成分系現像剤として
使用する場合には、キャリアとしては、粒子径が20〜20
0μm程度の鉄粉、ニッケル粉、フェライト粉、マグネ
タイト粉、ガラスビーズ、及びこれらを芯材とし、その
表面にフッ素樹脂、シリコーン樹脂、スチレン系樹脂、
アクリル系樹脂などを被覆したものが使用される。
本発明は、少なくとも所望の画像の光学情報を色分解
して色分解情報とし、該色分解情報を光電変換して画像
信号をデジタル変換し、且つ所定の手続きに従って演算
処理を行ない、記録信号を得た後、該記録信号に基づき
書き込みを行ない、光導電性支持体上に電気的潜像を形
成し、次いで該潜像をトナーで現像し可視像を形成する
デジタルのフルカラー電子写真方式において用いられる
ものである。更に該演算処理でUCR処理の下色置き換率
を濃度換算で40〜100%の範囲で行なう場合にはその効
果が著しく発揮される。
[実施例] 以下、本発明を実施例によって更に具体的に説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。なお、説
明中の「部」は重量部を意味する。
実施例1 (ポリエステル樹脂の製造) テレフタル酸7モル、トリメリット酸2モル、及びポ
リオキシプロピレン(2,2)−2,2−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)プロパン9モルを常法により縮合せしめて
ポリエステル樹脂を合成した。合成時に各モノマーが留
出あるいは逸散しないよう充分留意し、又、留出あるい
は逸散した場合はその分だけを途中で添加した。得られ
たポリエステル樹脂は透明性の高いものであった。
(トナーの製造) イエロートナー 上記のポリエステル 100部 C.I.Pigment Yellow17 5部 荷電制御剤(3,5−ジ−t−ブチルサリチル酸クロム
錯化合物) 1部 マゼンタトナー 上記のポリエステル 100部 C.I.Pigmennt Red122 5部 荷電制御剤(3,5−ジ−t−ブチルサリチル酸クロム
錯化合物) 1部 シアントナー 上記のポリエステル 100部 C.I.Pigmennt Blue 15 5部 荷電制御剤(3,5−ジ−t−ブチルサリチル酸クロム
錯化合物) 1部 ブラックトナー 上記のポリエステル 100部 カーボンブラック 2部 荷電制御剤(3,5−ジ−t−ブチルサリチル酸クロム
錯化合物) 1部 上記組成の混合物をそれぞれ3本ロール混練機を使用
して溶融混練を行ない、得られた混練物を冷却、粉砕、
分級し、体積平均粒子径が約10μmの4色プロセストナ
ーを得た。各々のトナーの粘弾性(tanδ)は、イエロ
ートナー:tanδ=3.4、マゼンタトナー:tanδ=3.4、シ
アントナー:tanδ=3.4、ブラックトナー:tanδ=3.4で
あった。
[実写テスト] 上記のようにして作製した各トナー5部に対し、それ
ぞれ不定形酸化還元鉄粉95部をボールミルで混合し、各
現像剤を作製した。
作像にはデジタル書き込みの4色フルカラープリンタ
を使用した。これは600dpiの書き込み密度をもつレーザ
ービームにより光導電性支持体上にデジタルの潜像を形
成し、YMC及びBkの各色1回ずつの帯電・露光・現像・
転写・除電・クリーニングを行い、計4回の画像を重ね
てフルカラー画像を形成するものである。定着装置に
は、ロール表面にHTVゴム層を有する加熱ロール定着装
置を使用し、離型性向上のために熱ロール表面にシリコ
ンオイルを薄く塗布し定着を行なった。ロールのニップ
幅は9mm、ロールの線速は90mm/sec.及び定着中心温度は
約150℃であった。
上記現像剤をこの4色フルカラープリンタにセット
し、UCR処理を80%で行うようにして画像テストを行な
ったところ、階調性に優れ、ザラツキ感ない均質で良好
な画像が得られた。JIS−Z 8781(1983方法3)に準じ
て画像の光沢度を測定したところ、ブラックトナーの単
位面積当りの付着量が1.0mg/cm2におけるソリッドの画
像の光沢度は、Gs(60゜)=約30%であった。
又、この装置を利用して厚さ100μmのポリエステル
フィルム上にブラックトナーのソリッド画像を形成し、
測定用サンプルを作製した。測定用サンプルは、画像形
成時に現像ポテンシャルを変えて単位面積当りのトナー
付着量の異なるものを数点作製した。これらの測定用サ
ンプルの画像の光沢度は、何れも20〜40%の間にあっ
た。これらの測定用サンプルについて反射濃度(IDre
f)と透過濃度(IDtr)を測定したところ、 単位面積当りのトナー付着量=0.5mg/cm2で、 IDref=1.06、IDtr=0.51、 単位面積当りのトナー付着量=1.0mg/cm2で、 IDref=2.08、IDtr=1.00であった。
反射濃度及び透過濃度の測定はそれぞれRD−914型反
射濃度計、TD−904型透過濃度計(いずれもマクベス社
製)を使用した。
比較例1 [トナーの製造] イエロートナー、マゼンタトナー、シアントナーは実
施例1と同じようにして作製した。
ブラックトナー 実施例1のポリエステル 80部 スチレン−nブチルアクリレート共重合体 15部 ポリプロピレンワックス 5部 カーボンブラック 2部 電荷制御剤(3,5−ジ−t−ブチルサリチル酸クロム
錯化合物) 1部 上記組成の混合物を実施例1と同様にして、体積平均
粒子径が約10μmの4色プロセストナーを得た。各々の
トナーの粘弾性(tanδ)は、イエロートナー:tanδ=
3.5、マゼンタトナー:tanδ=3.5、シアントナー:tanδ
=3.5、ブラックトナー:tanδ=3.1であった。
[実写テスト] 実施例1と同様にして、各色の現像剤を作製し、画像
テストを行なったところ、画像の色再現性が悪く、画像
品質の悪い画像が得られた。ブラックトナーの付着量が
1.0mg/cm2におけるソリッドの画像の光沢度を測定した
ところ、Gs(60゜)=約24%であり、適当な光沢を有し
ていたが、UCR処理した部分は色が曇り、にぶい感じの
画像であった。ブラックトナーについて測定用サンプル
を作製し、反射濃度と透過濃度を測定したところ、 単位面積当りのトナー付着量=0.5mg/cmで、 IDref=1.00、IDtr=0.60、 単位面積当りのトナー付着量=1.0mg/cm2で、 IDref=2.02、IDtr=1.21であった。
比較例2 [トナーの製造] イエロートナー、マゼンタトナー、シアントナーは実
施例1と同じようにして作製した。
ブラックトナー 実施例1のポリエステル 10部 カーボンブラック 4部 電荷制御剤(3,5−ジ−t−ブチルサリチル酸クロム
錯化合物) 1部 上記組成の混合物を実施例1と同様にして、体積平均
粒子径が約10μmの4色プロセストナーを得た。各々の
トナーの粘弾性(tanδ)は、イエロートナー:tanδ=
3.5、マゼンタトナー:tanδ=3.5、シアントナー:tanδ
=3.5、ブラックトナー:tanδ=3.3であった。
[実写テスト] 実施例1と同様にして、各色の現像剤を作製し、画像
テストを行なったところ、画像の階調性、特にハイライ
ト域の階調性が悪く、又、ザラツキ感のある画像が得ら
れた。ブラックトナーの付着量が1.0mg/cm2におけるソ
リッドの画像の光沢度を測定したところ、Gs(60゜)=
約28%であり、適当な光沢を有していたが、UCR処理し
た部分は全体的に暗くなってしまい、又、シャドウ域の
階調はつぶれた画像であった。このブラックトナーにつ
いて測定用サンプルを作製し、反射濃度と透過濃度を測
定したところ、 単位面積当りのトナー付着量=0.5mg/cm2で、 IDref=1.52、IDtr=0.79、 単位面積当りのトナー付着量=1.0mg/cm2で、 IDref=2.36、IDtr=1.34であった。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明によれば、UCR処理を施し
たデジタルのフルカラー画像の階調性を良好にし、デジ
タル画像のザラツキ感を低減させて、優れた画像品質を
得ることができる。又、色再現性も向上し、鮮やかなフ
ルカラー画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明におけるトナー層の光透過性を説明する
ための模式図。 第2図は従来のトナー層の光透過性を説明するための模
式図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡元 義尚 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 牧田 香世 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 米国特許2962374(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 9/08 - 9/097

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イエロー・マゼンタ・シアンの3原色トナ
    ーと黒色トナーを重ね合わせてカラー画像を形成するフ
    ルカラー電子写真方法において、所定の定着処理を施し
    た後の該黒色トナーの光学特性が、以下の関係を満たす
    ことを特徴とするデジタル方式のフルカラー電子写真方
    法。 単位面積当りのトナーの付着量が1.0mg/cm2以下の範囲
    で反射濃度(IDref)≧1.8×透過濃度(IDtr)
  2. 【請求項2】所定の定着処理を施した後の黒色トナーの
    光学特性が、以下の条件を満たすことを特徴とする請求
    項(1)記載のデジタル方式のフルカラー電子写真方
    法。 単位面積当りのトナーの付着量が0.5mg/cm2及び1.0mg/c
    m2の2点における該黒色トナーの反射濃度(IDref)が
    それぞれ下記の範囲にあること(式、式の両方を満
    たすこと) 0.8<IDref<1.3 …:0.5mg/cm2 1.6<IDref<2.4 …:1.0mg/cm2
  3. 【請求項3】所定の定着処理を施した後の黒色トナーの
    画像の光沢度が、以下の条件を満たすものであることを
    特徴とする請求項(1)又は(2)記載のデジタル方式
    のフルカラー電子写真方法。 単位面積当りのトナーの付着量が1.0mg/cm2における該
    黒色トナーの画像の光沢度が下記の範囲にあること 10[%]<光沢度(Gs60゜)<50[%]
  4. 【請求項4】所望の画像の光学情報を色分解して色分解
    情報とし、該色分解情報を光電変換して画像信号をデジ
    タル(A/D)変換し、且つ所定の手続きに従って演算処
    理を行ない、記録信号を得た後、該記録信号に基づき書
    き込みを行ない、光導電性支持体上に電気的潜像を形成
    し、次いで該潜像をトナーで現像して可視像を形成する
    ことを特徴とする請求項(1)、(2)又は(3)記載
    のデジタル方式のフルカラー電子写真方法。
  5. 【請求項5】演算処理でUCR処理(下色除去処理)の下
    色置き換率を濃度換算で40〜100%の範囲で行なうこと
    を特徴とする請求項(4)記載のデジタル方式のフルカ
    ラー電子写真方法。
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