JP3024837U - 海産物加工品とチーズの組合せによる個包装珍味 - Google Patents

海産物加工品とチーズの組合せによる個包装珍味

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JP3024837U
JP3024837U JP1995007535U JP753595U JP3024837U JP 3024837 U JP3024837 U JP 3024837U JP 1995007535 U JP1995007535 U JP 1995007535U JP 753595 U JP753595 U JP 753595U JP 3024837 U JP3024837 U JP 3024837U
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高志 鈴木
豊 久保田
紳弌 鈴木
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石原水産株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 海産物を調味して一口サイズに加工したもの
と、板状のチーズと組み合わせ、美味しく、美しい製品
を作る。 【構成】 魚、魚卵、いか、かに、貝、海藻などの海産
物を調味、成型し、チーズと張り合わせて作る、一口タ
イプの個包装製品。海産物は多様なので、切断して一口
タイプの薄板形にして調味するか、小片にしてすけそう
だらのすり身等で固めて、薄板状に成型、調味する。深
絞り包装機で真空包装して、殺菌することによって、二
枚合わせの珍味が出来る。 【効果】 海産物とチーズの味はよく合って美味しく、
チーズの白色の取り合せも良いので、綺麗で、美味しそ
うな製品が多種出来る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は海産物とチーズを組み合わせた個包装珍味に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】
かつお及びまぐろの角煮を長方形の薄板状に作って、同形のチーズと重ね合わ せた個包装の珍味製品は、既に製品化され、実用新案の申請もされている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
かつお及びまぐろとチーズを組合せることによって、新しい嗜好を喚起して、 これらの製品は人気を得ている。それは、当社、石原水産株式会社が実用新案と して平成7年3月20日に出願している製品である。
【0004】 本考案はこれに更に考案を重ねて、より魅力のある製品を作ったのである。
【0005】
【問題を解決するための手段】
チーズと組合せる対象としての海産物の加工品は色々のものが考えられる。
【0006】 本考案は、このチーズと組合せる対象としての海産物の加工品の素材を様々に して、味と外観に変化と特色を持たせた色々の製品を作ろうとするものである。
【0007】
【作用】
本考案は、縦20〜40mm、横20〜40mm位で面積が10平方センチメ ートル位、厚さ8mm位の大きさの正方形又は長方形の板状チーズを使う。
【0008】 そして、これと同じ位の大きさの海産物の加工品を作り、両者を合わせて一体 化した製品を作る。
【図1】
【0009】 チーズは製品の殺菌温度に耐えられる、溶解しにくい耐熱性を要求される。但 し、殺菌温度の90〜100℃で多少とろけることによってチーズの角が取れ、 両者が密着し、付着できる程度の熱可塑性を持ったチーズが必要で、これにより 外観の整った一体化した製品が出来る。
【0010】 製品は、深絞り包装機によって、一体化した一口サイズの包装製品にする。
【0011】 海産物の加工品は、かつお、まぐろ、鮭等の魚類やししゃも卵などの魚卵、い か、たこ等の軟体動物やえび、かに等の甲殻類やほたて貝、あさり等の貝類やこ んぶ、わかめ等の海藻類等々の上記大きさの板状整形品、又はこれらの小片やフ レークをすけそうだらのすり身を主体にした練り原料で、上記サイズ位に固めて 、板状に整形する。
【0012】 海産物の加工品は、調味液で煮るか、練り込むかして調味する。 また魚の加工品は、製品に液汁が出ないよう、食べてソフトなよう40〜50 %位の水分にする。
【0013】 深絞り包装機は、熱可塑性のプラスチックフィルムシ−トを加熱軟化してプレ ス成型して小さな凹部を作り、ここに角煮とチーズを組み合わせて乗せて、真空 包装し、殺菌して個包装製品を得る。
【図2】
【0014】 製品を真空包装する意味は、空気による酸化劣化を防止し、空気を抜くことに より殺菌の工程を容易にし、結着を促進し、常温保存を可能にし、品質の保証期 間も伸びる。
【0015】
【実施例 1】 紅鮭の生身を5mm角位のサイコロ状に切断する、又もしくは、紅鮭をボイル して、フレーク状にする。
【0016】 一方、すけそうだらのすり身を主体にした練り原料を用意し、塩、砂糖、化学 調味料、エキス類、香辛料などで味付けして、上記の紅鮭原料と混合して練り合 わせ、蒸して固化する。
【0017】 この配合の一例は次のようである。 紅 鮭 300 g 助宗すり身 500 食 塩 8 アミノ酸調味料 12 小 麦 粉 40 卵 白 40 調味エキス 25 香 辛 料 15 水 60 ──────────────────────── 計 1000 g
【0018】 固化原料は、最終的に25mm×35mm×8mm位の大きさの板状に切断、 成型する。この水分は製品の固さや食感に影響するので、チーズの固さに合った ソフト感が必要で、水分が40〜50%の仕上げで良いようである。
【0019】 これを、深絞り包装機によって真空包装し、95℃位で35分位殺菌すれば、 チーズが少し溶解して魚加工の板状品と一体化した製品が出来上る。
【0020】 これは斬新な色と味と機能を持った、一口サイズ包装の紅鮭チーズ珍味製品で ある。
【0021】
【実施例 2】 イカの胴体をきれいに取り、色のある外皮は必要によっては取る。これを一口 サイズの長方形に切断する。
【0022】 これを、調味液で味付け調理する。イカは液の吸収が悪く、味付きがよくない ので、濃い調味液を作り、事前の液漬けがほしい。煮込み時間を長くすると、イ カは曲がるし、固くなるので低温、短時間で柔らかに仕上げ、80〜85℃沸で 10分位が適当である。
【0023】 液をよく切って、同形の板状チーズと合わせ、深絞り包装機で真空包装し、殺 菌する。これにより、いかチーズの個包装珍味製品ができる。
【0024】
【考案の効果】
魚を主にして、海産物はチーズと合わせて食べると非常に美味しい。その上、 チーズが白色で海産物の加工品と2枚張り合わせた製品の外観は、地味な色の多 い珍味の中では、明るく、目立って、綺麗な製品になる。
【0025】 海産物を一口サイズに成型し、味付けすることや、海産物を細かにしてすけそ うだらのすり身等の練り原料で固め、味付けし、一口サイズに成型すれば、、本 考案は、およそ全ての海産物が製品化できることになる。
【0026】 更に、本考案の一口で食べられる珍味製品は、一つずつ個包装することにより 製造、流通、販売、消費の各段階で便利で、扱い易く、衛生的に安全で、日持ち の良い新しい機能のある製品ができたのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の板状チーズと、これと同型の海産物加
工品。
【図2】本考案の海産物とチーズの個包装製品。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年11月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦20〜40mm×横20〜40mm位
    で、10平方センチメートル位の長方形又は正方形で、
    厚さが8mm位の板状チーズと、これと似た大きさの海
    産物の加工品を重ね、これを深絞り包装機で真空包装し
    て殺菌することでチーズと一体化して得られる海産物加
    工品とチーズの一口サイズの包装珍味製品。海産物の加
    工品は、かつお、まぐろ、鮭等の魚類やししゃも卵など
    の魚卵、いか、たこ等の軟体動物、えびかに等の甲殻
    類、ほたて貝やあさり等の貝類、こんぶやわかめ等の海
    藻類等々の上記大きさの板状整形品、又はこれらの小片
    やフレークをすけそうだらのすり身を主体にした練り原
    料で、上記大きさに固めて、板状に整形する。海産物の
    加工品は、調味液で煮るか、練り込むかして調味する。
    またこれら加工品は、製品に液汁が出ないよう、また食
    べてソフトなよう40〜50%位の水分にする。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102627221B1 (ko) * 2023-07-28 2024-01-19 주식회사 엄마와바다 생선 손질 후 남은 부위를 활용한 생선 분쇄육 제품
KR102627229B1 (ko) * 2023-07-28 2024-01-22 주식회사 엄마와바다 어류 분쇄육 가공 조성물

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03195474A (ja) * 1989-12-26 1991-08-27 Hakodate Tokusan Shokuhin Kogyo Kyodo Kumiai 魚肉・チーズ加工食品の製造方法

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