JPS59106253A - 魚類の真空包装食品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、真空包装された、板付食用魚類に関する。

真空包装食品は従来から各種のものがあるが、魚類の真
空包装食品はなかった。

本発明者は、魚類の貯蔵性、輸送性を高めると共に、商
品性の向上を図るために、種々研究した結果、本発明を
達成したのである。

本発明は、保存性をもち、取扱いか容易であり、消菅者
にとっても便利な魚類の真空包装食品を提供することを
目的とする。

本発明は、真空包装食品において、防水・防臭被膜が設
けられた板体と、該板体に設けられた被膜上に載置され
た魚体とを真空包装されてなることを特徴とする魚類の
真空包装食品である。

本発明での魚類とは、サケ、マス、タラ、イワシ、サバ
、サンマ、アジその他の食用魚類を意味し、また魚体と
は、金魚、腹抜き（内臓、鰭などが除去された）魚体（
セミ・ドレス）または半身もしくは二枚に開いた蝶形の
魚体などの各種形状の魚体を意味する。さらに半身とは
、魚体を背骨にそって２分に切断して得た半身を意味す
る。該半身の、一方には背骨と、体の正中線上にある奇
鰭（背びれ、臀びれ）と、体側にあって対をなす偶鰭（
胸びれ、腹びれ）の−側方の偶鰭の胸びれ。

腹びれがついており、これを骨付き半身と称し、また他
力には背骨と奇鰭とが付いておらず、偶鰭の他方の胸び
れと腹びれだけが付いており、これを骨無し半身と称す
る。そして骨無し半身は、該半身が板体上に載置された
とき、背びれ２尾びれしりひれが位置する個処の板面ま
たは板面に設けられた被膜面上に、背びれ０尾びれ、し
りひれの模造が必要により設けられて、上面からみた姿
が骨付き半身の上面と同様な姿に形成される。

上記各種形状の魚体は、そのまま板体上に載置されるの
であるが、腹抜き魚体（セミ・ドレス）と半身との魚体
は、さらに適宜の巾をもって横切り　（例えばセミ・ド
レスの場合はスチーク状の切身に切断され、半身の場合
は片状の切身に切断される）されて、魚の姿（セミ争ド
レスまたは半身の形状）をくずさずにならべられて板体
上に載置されるのである。

なお、板体上に載置される魚体は、生鮮魚体または調理
加工（蒸し・焼き・煮付加工）された魚体もしくは塩蔵
加工（軽度または重度）された魚体から選ばれたものを
意味する。

本発明で使用される板体としては、木板０合板。

厚＆板または合成樹脂板もしくはプラスチックオーバー
レイ木製板（合成樹脂フィルム、合成樹脂含浸紙・布な
どが積層された木板または合板を意味する）などが使用
され、木板１合板、厚紙板を使用する場合には、防水、
防臭用被膜（プラスチック被膜）が被服される。木板な
どを彼擬する、プラスチック被膜、木製板に積層される
オーバーレイ（単にこれらを被膜部材と言う）に、適宜
の模様１図柄を附するこができ、また骨無し半身を載置
した場合に欠除している背びれ１尾びれ、しりひれ部位
に、それらの写真や図形を附することができる。また、
骨無し半身を載置した場合に背びれ０尾びれ、しりひれ
の代りに、それぞれの位置に、バランその他の装飾物を
載置して欠除部分を覆うこともできる。なお背びれ１尾
びれ、しりひれなどの形状を、上記被覆部材に附する場
合、該形状の写真や図形を直接に印刷するか、または写
真や図形の印刷物を貼付することができる。要するに骨
無し半身の上面からみた姿が骨付き半身と同じようにみ
えるようにするためであ′る。なお、上記装飾物はひれ
部な櫨うはかりでなく、適宜使用される。

板体にプラスチックフィルムまたはオーバーレイなどの
被覆部材を設けたのは、板体の臭気（例えば、木材の香
り）が魚体に付するのを防止し、また魚体からの液汁が
板体（例えは木板）に浸みこみ、板体を汚染するのを防
止するためである。

また板体を使用したのは魚体の取扱ひを便利にするため
であり、またセミ・ドレス、切り身に切断されてない半
身の魚体ｔｔどに使用した場合には、まな板として使用
され、セミ争ドレス、切り身にいように保持するためで
ある。また、板体の大きざまたは形状は適宜に定められ
る、例えばサケ８マスなどの大形の魚類はｌ四宛載評さ
れる大きざで長刀形の板体が好ましく、小形の魚類は、
適数匹載首できろ板体とすることができる。

次に、本発明の実施態様を図面で説明する。

図面は、本発明の実施の一例を示すもので、第１図は本
発明の上面図、第２図は第１図のｘ−ｘ’断面図、第３
図は本発明の別の態様の横断ｍ１図、を示す。

図中、Ａは骨付き半身が樹に切断されて、これらがなら
べられて、上からみた形状が魚の姿（サケ）に形成され
た半身、Ｂはセミ・ドレスの横断面、を示す。１は切身
、２は切断面か見えている切断部、３は板体、４は板体
３の上面に設けられた防水、防臭用の被膜で、塩化ビニ
ールフィルムその他の透明、不透明または半透明の被膜
、６け真空包装用フィルムで、包装された魚類の種類、
鮮度、切断面２の状態などを透視できるフィルムからな
る包装被膜、７は必要により内蔵される酸化防止剤等で
、貞？ν包装の真空度が甘いときに魚体附近に内蔵され
る酸化防止剤、を示す。

なお、相】図においては、板体の表面に骨付き魚体か載
置されたものが承されているが、裏向に骨無し魚体を設
けることもできろ。

本発明によれは、魚類か真空バックされているので、魚
類の長期保存かでき、かつ板体か設けられているので、
取り扱い易いはかりでなく、切身に切断された魚体の場
合には、魚の姿を保持することができ、かつ消費者が切
断する手間が省けられ、また切身に切断されてない魚体
の場合には開封後、まな板として使用ずろことができる
のである。また、模造の背びれ１尾びれ、しりひれなど
を設けており、かつ必要により適宜の装飾物が設けられ
るので、骨無し半身の商品性を損うことなく利用できた
のである。

【図面の簡単な説明】

図面は、本発明の一実祿例を示すもので、第１同は本発
明の上面図、第２図は第１図１のＸ−Ｘ″断面図、第３
図は本発明の別の態様の横断面図、を示す。 代　理　人　弁理士　遠　山　俊　−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）真空包装食品において、板面に被膜が設けられた
   板体と、該板体の被膜上に載置された魚体とが真空包装
   されて成る、魚類の真空包装食品。 （２）魚体が腹抜き魚体である特許請求の範囲第１項記
   載の魚類の真空包装食品。 （ａ）魚体が腹抜き魚体であり、横切りされ、並べられ
   てもとの姿に形成されで成る腹抜き魚体である特許請求
   の範囲第１項記載の魚Ｉｆの真空包装食品０ （４）魚体が骨付き半身である特許請求の範囲第１項記
   載の魚類の真空包装食品。 （５）魚体が骨付き半身であり、横切りされ、並べられ
   てもとの骨付き魚体の姿に形成されて成る特許請求の範
   囲第１項記載の魚類の真空包装食品。 （６）魚体が骨なし半身である特許請求の範囲相１項記
   載の魚類の真空包装食品。 （））魚体が骨無し半身であって、該半身に欠除されて
   いる奇鰭の個外声造鰭が設けられてなる特許請求の範囲
   轄１項記載の魚類の真空包装食品。 請求の範囲第１項または第７項記載の魚類の真空包装食
   品。