JP3015680B2 - バイフェ−ズbpsk信号の復号回路 - Google Patents

バイフェ−ズbpsk信号の復号回路

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JP3015680B2
JP3015680B2 JP6203731A JP20373194A JP3015680B2 JP 3015680 B2 JP3015680 B2 JP 3015680B2 JP 6203731 A JP6203731 A JP 6203731A JP 20373194 A JP20373194 A JP 20373194A JP 3015680 B2 JP3015680 B2 JP 3015680B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はRDS(Radio Data Sys
tem)におけるバイフェ−ズBPSK信号の復号回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】FM放送にデータを周波数多重して送出
するRDS放送には、バイフェ−ズBPSK信号が用い
られており、このバイフェ−ズBPSK信号を復調する
とバイフェ−ズ信号が得られる。
【0003】このバイフェ−ズ信号は図3のように”
1”を”10”で、”0”を”01”で表すような信号
である。従来、バイフェ−ズBPSK信号の復号回路の
一例として、図4のような回路が使用されている。即
ち、同図に於て、バイフェ−ズBPSK信号がBPSK
復調器1に入力され、BPSK復調器1からは図5(a)の
バイフェ−ズ信号が出力され、且つこのバイフェ−ズ信
号(a)からクロック再生回路2で図5(b)のクロックが再
生される。
【0004】一方、BPSK復調器1から出力されたバ
イフェ−ズ信号(a)はペア判定回路3内のシフトレジスタ
31に順次入力される。また、クロック再生回路2で再生
されたクロックをペア判定回路3内の遅延回路37により
遅延させる。この遅延時間は図5(c)のようなクロック
の周期よりも短いものとする。この遅延回路37で遅延さ
れたクロックによりペア判定回路3内のシフトレジスタ3
1及び6進カウンタ38を動作させる。そして、シフトレ
ジスタ31に順次入力される前記バイフェ−ズ信号(a)の
連続する3つのハーフビットを2ビットずつ比較する。
そして、シフトレジスタ31内のハーフビットデータa0、
a1、a2のうち、a0とa1が同一ならばイクスクル−シブノ
アゲ−ト32の出力が1となり、且つ、a1とa2が異なって
いればイクスル−シブオアゲ−ト33の出力も1となり、
アンドゲート34の出力が1となる。これによりRSフリ
ップフロップ36がリセットされるので、このフリップフ
ロップの出力が0となり、a1とa2がペアであると判定さ
れ、このフリップフロップ36の出力によって切り換わる
選択器39により前記遅延回路37で遅延されたクロックを
カウントする6進カウンタ38のLSB出力が選択され
る。逆に、a0とa1が異なっていればイクスクル−シブノ
アゲ−ト32の出力が0となり、且つ、a1とa2が同一なら
ばイクスクル−シブオアゲ−ト33の出力も0となり、ノ
アゲート35の出力が1となる。これにより上記RSフリ
ップフロップ36がセットされるので、このフリップフロ
ップの出力が1となり、a0とa1がペアであると判定さ
れ、前記選択器39で6進カウンタ38のLSB出力のイン
バータ30による反転出力が選択される。従って、ペアと
判定されたa0とa1のうち前半のハーフビットa0のときに
1となり、後半のハーフビットa1のときに0となる図5
(d)のようなペア判定出力が上記選択器39から出力され
ることになる。
【0005】次に、BPSK復調器1から出力された前
記バイフェ−ズ信号(a)が積分回路4で積分される。この
時、前記クロック再生回路2の出力(b)と前記ペア判定回
路3の出力(d)を入力とするアンドゲート5の出力(e)が上
記積分回路4のリセット信号となり、また、前記クロッ
ク再生出力(b)と前記ペア判定回路3の出力(d)の反転信
号とを入力とするアンドゲート6の出力(f)が積分回路4
のストップ信号となって、積分回路4を制御する。その
結果、図5(g)に示されるようにBPSK復調器1から出
力されたバイフェ−ズ信号(a)が”10”ならば正方向
へ積分が行われ、”01”ならば負方向へ積分が行われ
る。これにより積分回路4の出力が正ならばバイフェ−
ズ信号の符号は1で、出力が負ならばバイフェ−ズ信号
の符号は0と判定される訳である。
【0006】このように、積分回路を使用するバイフェ
−ズ信号の復号方法は図5の(h)に示すような直流ノイ
ズが乗っている復調データでも復号が可能であり、高い
ノイズ除去能力がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような復号回路では、コンデンサの積分作用を利用して
いるため、大きな容量のコンデンサが必要となり、IC
化の妨げになるという問題があった。
【0008】そこで本発明は、上記の欠点に鑑み、コン
デンサを使用せず、しかもノイズに強いバイフェ−ズB
PSK信号の復号回路を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によるバイフェ−
ズ信号の復号回路は、キャリア再生手段を含むBPSK
復調手段と、前記BPSK復調手段の出力よりバイフェ
−ズ信号のハーフビットに対応するクロックを再生する
クロック再生手段と、前記クロック再生手段の出力のう
ちバイフェ−ズ信号のデータペアの一方のハーフビット
に対応するクロックを抽出するクロック抽出手段と、前
記クロック抽出手段のクロック出力より時間的に後の一
つのキャリアパルスを抽出するキャリア抽出手段と、こ
のキャリア抽出手段の出力を前記バイフェ−ズ信号のハ
ーフビット期間遅延させるキャリア遅延手段と、前記キ
ャリア抽出手段の出力と前記キャリア遅延手段の出力を
サンプリングクロックとして前記BPSK復調手段のバ
イフェ−ズ信号出力をAD変換するAD変換手段と、こ
のAD変換手段の出力の時間的に前後する2個のデータ
値の引き算を行う減算手段とからなる。
【0010】
【作 用】本発明の上記構成によれば、AD変換手段の
サンプリングクロックとして選択された再生キャリアパ
ルスの位相がずれていて、ノイズが発生していたとして
も、その選択されたキャリアパルスをハーフビット期間
遅延させて発生させるサンプリングクロックの位相のず
れも、上記再生キャリアパルスのサンプリングクロック
の位相のずれと同じ量のずれとなって、同様のノイズを
発生するので、その両ノイズが上記減算手段で相殺され
除去されることになる。また、直流ノイズも同様に減算
手段で除去される。
【0011】
【実施例】以下、図1を参照しながら、本発明の一実施
例について詳細に説明する。尚、図中の番号1〜3及び31
〜30は図6に示した従来例の同一番号とそれぞれ同じ構
成であるので、それらの説明は省略する。
【0012】図1に於て、バイフェ−ズBPSK信号が
BPSK復調器1に入力され、BPSK復調器1からは図
2(a)のバイフェ−ズ信号が出力される。このバイフェ
−ズ信号(a)を利用してクロック再生回路2でこの信号
(a)に同期した図2(b)のクロックが再生される。
【0013】一方、前述したように、ペア判定回路3の
シフトレジスタ31内のハーフビットデ−タa0、a1、a2の
うちデータペアをなす二つのハーフビットの前半のハー
フビットのときに1となり、後半のハーフビットのとき
に0となる図2(d)のようなペア判定出力が遅延回路37
からのクロック(c)に同期して選択器39から出力され
る。このペア判定回路3の出力(d)と前記クロック(b)を
アンドゲ−ト4に入力して、データペアの前半のハーフ
ビットに対応したクロック(e)を出力させる。
【0014】前記アンドゲ−ト4の出力(e)はキャリア抽
出回路5内のRSフリップフロップ51のセット入力とな
り、このRSフリップフロップ51の出力(g)と前記BP
SK復調器1からのキャリア出力(f)をアンドゲ−ト52の
入力とし、且つ、このアンドゲート52の出力で上記RS
フリップフロップ51をリセットすることにより、上記ア
ンドゲ−ト52の出力として前記クロック(e)の直後のキ
ャリアパルスを図2(h)のように得ることができる。
【0015】このようにして前記キャリア抽出回路5よ
り抽出されたキャリアパルス(h)を遅延回路6に入力し、
ハーフビット期間遅延したパルス(i)を作る。このパル
ス(i)と前記キャリア抽出回路5の出力パルス(h)をオア
ゲート7に入力して、AD変換回路8のサンプリングクロ
ック(j)を得る。このサンプリングクロックにより前記
BPSK復調器1のバイフェ−ズ信号出力(a)をAD変換
してデジタルデータ(k)を得る。
【0016】一方、前記遅延回路6の出力(i)をラッチパ
ルスとするラッチ回路9で前記AD変換回路8の出力デー
タ(k)をラッチし、そのラッチされたデータ(l)と前記A
D変換回路8の出力データ(k)を減算回路10に入力するこ
とにより、この減算回路10の出力として図2(m)の区間t
0〜t1やt2〜t3のようにバイフェ−ズペアのハーフビッ
トどうしの減算結果が得られる。ここで、前記のBPS
K復調器1のバイフェ−ズ信号出力(a)が”01”ならば
上記区間の減算結果は”−1”となり、符号は0と判定
される。また、BPSK復調器1のバイフェ−ズ信号出
力(a)が”10”ならば上記区間の減算結果は”1”と
なり、符号は1と判定される。そして、この減算回路10
の判定出力が前記ラッチパルス(i)を遅延回路11で更に
少し遅延させて作った図2(n)のラッチパルスにより次
のラッチ回路12でラッチされる。従って、最終的に前記
ラッチ回路12から図2(o)のような復号データが得られ
ることになる。尚、上記減算回路10の出力が図2(m)の
区間t1〜t2のようにバイフェ−ズペアのハーフビットど
うしの減算に基づくものでない場合は、前述の符号判定
は行われない。
【0017】また、前記遅延回路6の遅延量は、バイフ
ェ−ズBPSK信号のビット速度をB、キャリア周波数
をfとすると、 f/B=2n (nは整数) の関係が成立する場合は、時間1/(2B)毎に必ずキャ
リアがあるので1/(2B)とする。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コンデンサを使用しないのでIC化が容易となり、ノイ
ズに強く、しかも入力キャリア周波数と同じ周波数のノ
イズも除去できるので、バイフェ−ズBPSK信号の復
号回路の小型化及び信頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるバイフェ−ズBPSK信号の復号
回路の一実施例を示すブロック図である。
【図2】上記実施例の各部の動作タイムチャートであ
る。
【図3】バイフェ−ズ信号を示す図である。
【図4】従来のバイフェ−ズBPSK信号の復号回路を
示すブロック図である。
【図5】上記従来回路の各部の動作タイムチャートであ
る。
【符号の説明】
1・・・BPSK復調器 2・・・クロック再生回路 4・・・アンドゲ−ト 6・・・遅延回路 5・・・キャリア抽出回路 8・・・AD変換回路 10・・・減算回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 25/49 H03M 5/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャリア再生手段を含むBPSK復調手段
    と、前記BPSK復調手段の出力よりバイフェ−ズ信号
    のハーフビットに対応するクロックを再生するクロック
    再生手段と、前記クロック再生手段の出力のうちバイフ
    ェ−ズ信号のデータペアの一方のハーフビットに対応す
    るクロックを抽出するクロック抽出手段と、前記クロッ
    ク抽出手段のクロック出力より時間的に後の一つのキャ
    リアパルスを抽出するキャリア抽出手段と、このキャリ
    ア抽出手段の出力を前記バイフェ−ズ信号のハーフビッ
    ト期間遅延させるキャリア遅延手段と、前記キャリア抽
    出手段の出力と前記キャリア遅延手段の出力をサンプリ
    ングクロックとして前記BPSK復調手段のバイフェ−
    ズ信号出力をAD変換するAD変換手段と、このAD変
    換手段の出力の時間的に前後する2個のデータ値の引き
    算を行う減算手段とからなるバイフェ−ズBPSK信号
    の復号回路。
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