JP3271180B2 - データ復調装置 - Google Patents

データ復調装置

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JP3271180B2
JP3271180B2 JP17201097A JP17201097A JP3271180B2 JP 3271180 B2 JP3271180 B2 JP 3271180B2 JP 17201097 A JP17201097 A JP 17201097A JP 17201097 A JP17201097 A JP 17201097A JP 3271180 B2 JP3271180 B2 JP 3271180B2
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  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、RDS放送信号や
FM多重信号中に含まれるデジタルデータを復調する装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、デジタルデータにより例えば5
7KHzの搬送波信号をPSK変調した信号を、FM信
号に重畳して放送するRDS放送がある。受信されたR
DS信号からデジタルデータを再生するには、初めに、
搬送波信号を再生し、再生搬送波信号によりRDS信号
を復調する必要がある。また、RDS放送においては、
RDS信号と同一搬送波周波数にARI信号が多重され
ることがあり、ARI信号が存在すると、RDS信号の
復調位相が変わるため、従来では、ARI信号を検出し
て、復調位相条件をARI信号の有無に応じて制御し、
RDS信号の復調を行っている。
【0003】図5は従来のRDSの復調回路である。入
力端子INから入力されたコンポジット信号は57KH
zのBPF1によりRDS信号成分が分離され、同期検
波回路2、第1PLL回路3及びARI検出回路4に入
力される。第1PLL回路3では、57KHzの搬送波
信号に同期した第1再生クロックが再生され、同期検波
回路2に入力される。また、ARI検出回路において、
分離されたRDS信号に基づきARI信号の有無が検出
される。同期検波回路2では、ARI検出回路4の出力
信号に応じて、RDS信号を第1再生クロックにより同
期検波し、バイフェーズ信号が再生される。ARI検出
回路4の出力信号は同期検波回路2に印加され、ARI
信号の有無に応じて同期検波回路2の検波位相が変わる
ため、ARI信号の有無に関わらずRDS信号は正確に
復調される。
【0004】再生されたバイフェース信号はデータ再生
回路5及び第2PLL回路6に入力される。第2PLL
回路6ではバイフェーズ信号より1187.5KHzの
第2再生クロックが再生され、データ再生回路5に入力
されてRDSデータを復調する。RDSデータ及び第2
再生クロックはマイコン等で構成される同期検出・誤り
訂正回路7に入力されて、第2再生クロックに同期して
RDSデータの同期検出と誤り訂正が行われる。
【0005】ところで、RDSデータ構造は、まず、4
つのブロックにより1グループが形成され、さらに1ブ
ロックのデータはデータと誤り訂正用データ(チェック
ワード)とから構成される。各ブロックのチェックワー
ド部には同期パターンとなるオフセットワード(A、
B、C、C’、D、E)が付加されており、同期検出回
路7ではオフセットワードの周期性(例えば、A→B→
C→D→A)を利用してブロック同期およびグループ同
期が検出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図5の回路では、RD
Sデータの再生の為には2つのPLL回路とARI検出
回路4とが必要となり、ARIの有無が正しく検出さ
れ、または、PLL回路が正しい位相でロックするまで
一定のロックアップ時間が存在し、その間の復調された
RDSデータは不定データとなる。従来では、RDSデ
ータ及び第2再生クロックは、上記ロックアップ期間中
においても不定データとして同期検出・誤り訂正回路7
に出力されていた。
【0007】その為、同期検出・誤り訂正回路7におい
て、上記不定データを用いて誤り訂正が行われると、誤
った誤り訂正が行われるという問題があった。また、伝
送エラーやデータ伝送中に偶然発生したニセのオフセッ
トワードを検出すると、同期検出回路7は誤ったタイミ
ングで同期検出されるときがあり、特に前記ロックアッ
プ中の不定データを用いて同期検出を行うと、誤ったタ
イミングで同期検出される可能性は高まるという問題が
あった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、デジタルデー
タにより所定の搬送波信号が変調された信号を復調する
装置において、所定の復調動作条件を満たしていること
を検出する検出回路と、所定の復調動作条件を満たして
いるとき、前記検出回路の検出信号に応じて復調信号を
通過させる第1ゲート回路と、を備えることを特徴とす
る。
【0009】また、デジタルデータにより所定の搬送波
信号が変調された信号を復調する装置において、復調信
号をさらに信号処理する信号処理回路と、所定の復調動
作条件を満たしていることを検出する検出回路と、を備
え、所定の復調動作条件を満たしているとき、前記検出
回路の検出信号に応じて前記信号処理回路の信号処理が
許可されることを特徴とする。
【0010】さらに、前記搬送波信号に同期した第1ク
ロックを再生する第1クロック再生回路を備え、前記検
出回路は、前記第1クロック再生回路が前記搬送波信号
に同期したことを検出する。さらに、復調された前記デ
ジタルデータに同期した第2クロックを再生する第2ク
ロック再生回路を備え、検出回路は、前記第2クロック
再生回路が前記デジタルデータに同期したことを検出す
る。
【0011】また、復調された前記デジタルデータに同
期した第2クロックを再生する第2クロック再生回路と
を備え、前記検出回路は、前記第1及び第2クロック再
生回路の両方が前記デジタルデータに同期したことを検
出する。さらにまた、前記第1ゲート回路は、外部トリ
ガにより復調信号を遮断することを特徴とする。
【0012】またさらに、前記第1及び第2ゲート回路
は、外部トリガにより復調信号及び第2クロックを遮断
することを特徴とする。さらに、前記検出回路は、前記
復調信号がRDS信号であるか否かを検出し、RDS信
号のとき検出信号を発生することを特徴とする。本発明
によれば、復調PLL回路のロック状態を判定して、P
LLが安定して同期状態に入ったかどうかを検出し、同
期状態となるまでは復調出力であるデータとクロックの
出力を停止する。あるいは復調されたデータを判定し
て、データが所定の条件を満たして復調されたかどうか
を検出するID検出回路を設け、IDが検出されるまで
復調出力であるデータとクロックの出力を停止する。あ
るいはIDが検出されるまで同期検出・誤り訂正を行わ
ないようにする。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明によるRDS復調装
置のブロック図であり、8は第1及び第2PLL回路3
及び6のロック状態を検出するロック判定回路、9はリ
セット端子Rに判定信号aが印加され、セット端子Sに
外部トリガ信号bが印加されるRSフリップフロップ
(以下、RS−FF)、10及び11はRS−FF9の
Q出力に応じて入力信号を通過または遮断するオアゲー
ト、12は外部トリガ信号を発生するマイコンである。
尚、図2の従来例と同じ回路ブロックについては図2と
同一符号を付す。
【0014】図1において、RS−FF9はマイコンか
ら入力される外部トリガ信号bによりあらかじめセット
されおり、これは例えばRDS復調装置を含む受信機の
チャンネルが切り替わったときなどにあらかじめ入力さ
れる。その為、RS−FF9のQ出力は「H」レベルに
なっており、「H」レベルのQ出力はオアゲート10及
び11に入力され、ORゲート10及び11の他方の入
力にはそれぞれRDSデータc及び第2再生クロックd
が入力される。その結果、オアゲート10及び11は遮
断状態になり、RDSデータc及び第2再生クロックd
が同期検出・誤り訂正回路7へ印加されることが禁止さ
れ、同期検出・誤り訂正処理が禁止される。
【0015】入力端子INにコンポジット信号の入力が
開始され、第1及び第2PLL回路3及び6はクロック
再生動作を開始する。第1及び第2PLL回路3及び6
から同期情報がロック判定回路8に出力される。ロック
判定回路8では第1及び第2PLL回路3及び6の同期
状態を判定して、第1及び第2PLL回路3及び6がと
もにロック状態にあると判定したとき、判定信号aが出
力される。判定信号aはRS−FF9の端子Rに印加さ
れ、RS−FF9はリセットされる。RS−FF9がリ
セットされると、Q出力は「L」レベルになる。「L」
レベルのQ出力がオアゲート10及び11に入力される
ので、オアゲート10及び11は導通状態になる。その
結果、RDSデータc及び第2再生クロックdがオアゲ
ート10及び11を介して同期検出・誤り訂正回路7に
入力され、同期検出・誤り訂正回路7は第2再生クロッ
クdに同期してRDSデータcを同期再生及び誤り訂正
を行う。
【0016】よって、例えば受信チャネルが切り替わっ
てから第1及び第2PLL回路3及び6がロックし、そ
の出力が安定するまで、RDSデータcと第2再生クロ
ックdとが同期検出・誤り訂正回路10に入力されるこ
とを禁止できる。データc及びクロックdの不定状態で
の同期検出・誤り訂正が行われることが防止される。
尚、図1においては第1及び第2再生クロックを再生す
る第1及び第2PLL回路3及び6の両方の同期状態を
見ていたが、第1及び第2PLL回路3及び6の一方の
同期状態を見て、判定信号aを発生するようにすること
も可能である。
【0017】ところで、図1の同期検波回路2及びデー
タ再生回路5は、具体的に図2に示される。この構成で
は、BPF1でFMコンポジット信号から分離されたR
DS信号がコンパレータ20に入力され、0,1のデジ
タル信号に2値化される。コンパレータ出力は、キャリ
ア再生回路21及びDフリップフロップ(以下、D−F
Fという)22に入力され、キャリア再生回路21で5
7KHzのキャリアに同期したクロック信号が再生さ
れ、この再生クロック信号に基づきD−FF22によ
り、コンパレータ出力がサンプリングされる。尚、キャ
リア再生回路21は図1でいう第1PLL回路3であ
る。
【0018】図3に信号波形を示して説明すると、BP
F1から図6アに示すようなRDS信号iが出力され、
コンパレータ出力には図3イに示すデジタル信号jが得
られる。キャリア再生回路21により再生される57K
Hzの再生クロックkは図3ウに示すタイミング(搬送
波信号に対して90度の位相)で、D−FF22にクロ
ック信号として入力される。この結果、D−FF22の
サンプリング出力として図3エに示す信号lが得られ、
この信号がバイフェーズクロック再生回路23と加算器
24に入力される。バイフェーズクロック再生回路23
では、バイフェーズシンボルレートのクロックパルスm
を再生し、加算器24においては、加算器24の出力を
入力するD−FF25の出力とD−FF22の出力とを
加算する。そして、D−FF25は、バイフェーズシン
ボルレートのクロックパルスmによりリセットされるの
で、このD−FF25と加算器24により累算器が構成
され、D−FF22からのサンプリング出力データは、
1シンボル期間にわたり累算される。より具体的には、
サンプリング出力データの「1」の数が累算される。
【0019】ここで、サンプリングデータが理想的なデ
ータであれば、RDS信号の場合、1シンボル期間に2
4キャリアの信号が入力されるので、この加算器におけ
る積算値nは24または0となるはずである(この実施
形態では6または0)。そして、D−FF26にはバイ
フェーズシンボルレートのクロックパルスmにより累算
結果がラッチされ、データ再生回路5に入力される。
【0020】データ再生回路5は、D−FF26の出力
をバイフェーズシンボルレートのクロックパルスmによ
り更にラッチするD−FF50と、このD−FF50の
出力データからD−FF26の出力データを減算する減
算回路51と、データクロック再生回路52とを備え、
隣り合うバイフェーズシンボルデータ間での減算を行
う。そして、減算結果の符号ビットを差動符号化データ
としてD−FF53を介して差動デコード回路54に出
力する。再生クロックdが印加される毎につまりバイフ
ェーズペア毎に減算結果がD−FF53にラッチされ
る。その為、D−FF53にラッチされる減算結果は、
24−0=+24または0−24=−24となる。例え
ば、減算結果が+24となる場合「1」及び「0」のペ
アになるデータを示し、−24の場合「0」及び「1」
のペアになるデータを示す。尚、データクロック再生回
路は図1でいう第2PLL回路6である。
【0021】尚、データクロック再生回路52は、D−
FF26の出力に基づいてバイフェーズシンボルデータ
のペアを判定し、シンボル毎のバイフェーズクロックm
からペアとなる1シンボル置きのタイミングでのクロッ
クを分離し、これをデータクロックdとしてD−FF5
3とオアゲート11と差動デコード回路54とに出力し
ている。よって、D−FF53には、ペアを構成する2
つのバイフェーズシンボルデータからバイフェース復調
された差動符号化データがラッチされる。さらに、差動
符号化データは差動デコード回路54でデコードされ、
再生RDSデータcが出力される。
【0022】また、キャリア再生回路21及びデータク
ロック再生回路55の同期情報は、ロック判定回路8に
印加され、この情報を基にキャリア及びデータクロック
が共にデータに同期されたか否かが判定される。ロック
されたと判定された場合、RS−FF9はリセットさ
れ、そのQ出力によりオアゲート10及び11は導通状
態になり、RDSデータc及び再生クロックdが後段の
同期検出・誤り訂正回路7に導出される。
【0023】尚、図2に示す具体回路においては、サン
プリング出力の積算結果を得るのに、サンプリングデー
タを1シンボル期間にわたり単純に累算する累算器(加
算器24及びD−FF25)を用いたが、その代わりに
RDSバイフェーズシンボルレートである2.375K
Hzを通過帯域とするデジタルローパスフィルタを用い
ることもできる。
【0024】次に、図2の具体回路例において、第1及
び第2PLL回路3及び6がロックしたか否かを検出す
ることに代えて、データ再生回路5において復調データ
の特徴から受信信号がRDS信号であるかどうか示すI
D信号を検出して、RS−FF9のリセット端子Rに入
力することもできる。つまり、図4に示すように、デー
タ再生回路5中に信頼度判定回路54を設け、減算結果
を信頼度判定回路55にも入力されるようにする。理想
的なノイズのないRDS信号が入力されていれば、減算
結果は、24−0=+24または0−24=−24とな
るが、ノイズなどの影響でこの減算結果が、0近傍の値
となることがある。そこで、信頼度判定回路55では、
例えば+−5を閾値として、この減算結果が+−5以下
となればデコードされた差動符号化データの信頼度は低
いものとして判断してその信頼度データを0に設定し、
+−5を越えるようであれば信頼度データを1とする。
【0025】D−FF56の判定データeは、n段のシ
フトレジスタ120に入力される。このシフトレジスタ
120はデータクロック再生回路52の出力であるデー
タクロックdにより1データ毎にシフト処理され、各レ
ジスタ出力はアンド回路121及びノア回路122に供
給される。また、アンド回路121の出力はRS−FF
123のセット端子Sに入力され、一方、ノア出力はリ
セット端子Rに入力されて、その出力としてRDS−I
D信号を得る。即ち、nビットのデータ中すべてのビッ
トで差分結果が制御データレベルを超えた場合、つまり
バイフェーズペアを満足する場合においてのみRDS信
号であることを示すRDS−ID信号を出力し、また、
逆にnビットのデータ中すべてのビットで差分結果が制
御データレベルを超えない場合、即ちバイフェーズペア
を満足しない場合において、前記RDS−ID出力をリ
セットすることとなる。このようにすることでRDS−
ID検出条件が厳しく設定され、一旦検出された後は確
実にRDS信号ではないと判断できた場合にのみRDS
−ID信号が解除される。
【0026】RDS信号であると識別された場合、RD
S−ID信号がRS−FF9の端子Rに出力され、RS
−FF9はリセットされ、その為RS−FF9のQ出力
に接続されるオアゲート10及び11は導通状態にな
り、RDSデータc及び第2再生クロックdは後段の回
路に伝送される。つまり、RDS−ID信号が識別され
るということは、RDSデータの信頼度が高いというこ
となので、RDSデータは後段の同期検出・誤り訂正回
路に安定したデータとして伝送される。
【0027】また、RDS−ID信号の識別の際、図4
のようにシフトレジスタ120の出力に応じてRS−F
Fをセット、リセットして識別信号を得ていたが、その
代わりにシフトレジスタの出力信号を加算して加算結果
がしきい値より高いか否かで識別信号を得るようにする
こともできる。また、データクロック再生回路52のペ
ア判定の安定度を尺度にRDS信号の識別を行うことも
可能である。
【0028】また、図1のブロック図においては、オア
ゲート10及び11を遮断状態にして再生クロック及び
RDSデータの伝送を禁止させていたが、その代わりに
RS−FF9のQ出力を同期検出・誤り訂正回路10に
直接入力し、Q出力に応じて同期検出・誤り訂正回路7
自体の同期検出・誤り訂正処理をストップさせるように
することも可能である。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、搬送波信号や復調デー
タに同期した再生クロックが安定して得られるようにな
った後に、また、RDS−ID信号が識別されて得られ
た後に、復調されたデータと再生クロックとを導通さ
せ、または、後段の信号処理を許可するので、復調され
るデータとクロックが安定するまで後段の回路への伝送
を禁止することにより、後段の信号処理が実質的に禁止
され、不定データを用いた処理による誤処理、例えば誤
ロックや誤訂正などの問題の発生を避けることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】図1の具体回路例を示すブロック図である。
【図3】図1の各々の回路の出力波形を示す波形図であ
る。
【図4】本発明の他の具体例を示すブロック図である。
【図5】従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 BPF 2 同期検波回路 3 第1PLL回路 4 ARI検出回路 5 データ再生回路 6 第2PLL回路 7 同期検出・誤り訂正回路 8 ロック判定回路 9 RF−FF 20 比較回路 21 キャリア再生回路 23 バイフェーズクロック再生回路 52 データクロック再生回路 54 差動デコード回路 55 信頼度判定回路 120 シフトレジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−149528(JP,A) 特開 平4−137814(JP,A) 特開 平9−191262(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/16 H03J 7/18 H04L 27/22

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デジタルデータにより所定の搬送波信号が
    変調された信号を復調する装置において、前記搬送波信号に同期した第1クロックを再生する第1
    クロック再生回路と、 復調された前記デジタルデータに同期した第2クロック
    を再生する第2クロック再生回路と、 前記第1及び第2クロック再生回路の両出力が前記デジ
    タルデータに同期したことを検出する検出回路と、 記検出回路の検出信号に応じて復調信号を通過させる
    第1ゲート回路と、 を備えることを特徴とするデータ復調装置。
  2. 【請求項2】デジタルデータにより所定の搬送波信号が
    変調された信号を復調する装置において、 復調信号をさらに信号処理する信号処理回路と、前記搬送波信号に同期した第1クロックを再生する第1
    クロック再生回路と、 復調された前記デジタルデータに同期した第2クロック
    を再生する第2クロック再生回路と、 前記第1及び第2クロック再生回路の両出力が前記デジ
    タルデータに同期したことを検出する検出回路と、を備
    え、 記検出回路の検出信号に応じて前記信号処理回路の信
    号処理動作が許可されることを特徴とするデータ復調装
    置。
  3. 【請求項3】 前記検出回路の検出信号に応じて第2ク
    ロックを通過させる第2ゲート回路と、を備えることを
    特徴とする請求項1記載のデータ復調装置。
  4. 【請求項4】 前記第1ゲート回路は、外部トリガによ
    り復調信号を遮断することを特徴とする請求項1記載の
    データ復調装置。
  5. 【請求項5】 前記第1及び第2ゲート回路は、外部ト
    リガにより復調信号及び第2クロックを遮断することを
    特徴とする請求項3記載のデータ復調装置。
  6. 【請求項6】 前記検出回路は、前記復調信号がRDS
    信号であるか否かを検出し、RDS信号のとき検出信号
    を発生することを特徴とする請求項1記載のデータ復調
    装置。
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