JP3010064B2 - 光ケーブル - Google Patents

光ケーブル

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JP3010064B2
JP3010064B2 JP2311478A JP31147890A JP3010064B2 JP 3010064 B2 JP3010064 B2 JP 3010064B2 JP 2311478 A JP2311478 A JP 2311478A JP 31147890 A JP31147890 A JP 31147890A JP 3010064 B2 JP3010064 B2 JP 3010064B2
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芳幸 佐藤
秀雄 鈴木
茂 冨田
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Fujikura Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4401Optical cables
    • G02B6/4407Optical cables with internal fluted support member
    • G02B6/4408Groove structures in support members to decrease or harmonise transmission losses in ribbon cables

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、長手方向に単一の溝を有する長尺なフレキ
シブルユニスロットチューブに複数の光ファイバテープ
を積層して収納したユニットを中心テンションメンバの
周囲に集合させた多心の高密度光ケーブルに関するもの
である。
【従来の技術】
近年、光ケーブルの技術分野では、光ファイバ心線数
の高密度化が進められ、例えば第7図に示した如き、光
ケーブルが提案されている。 このケーブルは、外周の長手方向に形成された複数の
溝2に複数の光ファイバテープ3を収納したスロットロ
ッド1の複数本を、中心のテンションメンバ4の外周に
撚り合わせ、さらに、このケーブルコア上に押えテープ
5を施し後、外装のシース6を被覆したものである。 このケーブルによると、光ファイバ心線数を1000程度
のオーダまで高めることができる。
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記ケーブルの場合、ケーブル径に対する
光ファイバ密度が必ずしも高いとは言えず、光ファイバ
心線数を3000〜4000、さらにそれ以上とする場合、ケー
ブル径が大きくなり過ぎるなどの問題があった。 そこで、本出願人は、例えば第4図に示した如き、単
一の角溝12を有する長尺なフレキシブルユニスロット
(単一溝)チューブ11を提案し、このユニスロットチュ
ーブ11に複数本の光ファイバ、例えば光ファイバテープ
13を収納した光ファイバユニット15の複数本を、第5図
のように中心のテンションメンバ14の外周に撚り合わせ
てケーブルコアを作り、この後、押えテープやシースを
施して光ケーブルを得る方法を提案している。 この光ケーブルによると、中心のテンションメンバ14
の周りに1層または2層以上の光ファイバユニット15が
高密度で撚られるため、光ファイバ心線数にすると、30
00〜4000、さらにそれ以上の心線数の高密度化された多
心の光ケーブルを容易に得ることができるものの、次の
ような改善すべき点を見出した。 つまり、このような光ファイバユニット15をテンショ
ンメンバ14の周りにSZ集合させる際、ユニスロットチュ
ーブ11のヤング率(kg/mm2)が大きく、硬い場合には、
S撚りとZ撚りの反転部において、光ファイバユニット
15が浮き上がって集合でき難いという問題があった。 また、この光ファイバユニット15にケーブル製造時や
運送時あるいは布設時などにおいて、外部から曲げ応力
が作用すると、これに従って内部に収納された光ファイ
バテープ13も溝12内で適宜移動しようとするわけである
が、このとき、第6図に示したようにユニスロットチュ
ーブ11の内溝幅aおよび溝側壁高さbが光ファイバテー
プ積層体13Aの対角線長さcより小さいと(a,b<c)、
高ファイバテープ13の自由な移動な規制されるが、この
ように光ファイバテープ13の自由な移動が制限される
と、光ファイバテープ13に対する曲げ歪みが大きくなり
光ファイバテープ13自体に皺や折れ目が発生したり、遂
には損傷するなどの問題が生じだ。また、溝内壁などと
擦れる光ファイバテープ13の縁部(端部)にあっては反
り返りなどの曲ぐせなどが付き易いなどの問題もあっ
た。 本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであ
る。
【課題を解決するための手段】
かゝる本発明の特徴とする点は、長手方向に沿って断
面が角型の溝を有するフレキシブルユニスロットチュー
ブに複数の光ファイバテープが積層して収納された光フ
ァイバユニットの複数本を中心のテンションメンバ外周
にSZ集合させてなる光ケーブルであって、前記各ユニッ
トのフレキシブルユニスロットチューブ部材のヤング率
を5〜40kg/mm2とした光ケーブルにあり、さらに必要に
より、各ユニスロットチューブの内溝幅および溝側壁高
さを前記光ファイバテープが積層された光ファイバテー
プ積層体の対角線長さより大きくした光ケーブルにあ
る。
【作用】
長手方向に沿って断面が角型の溝を有するユニスロッ
トチューブに光ファイバテープが積層して収納されてな
る光ファイバユニットの前記ユニスロットチューブ部材
にヤング率を5〜40kg/mm2の部材を用いることにより、
前記光ファイバユニットをテンションメンバの外周にSZ
撚り集合させた場合にも、反転部で浮き上がることもな
く、集合させることができる。さらに、各ユニスロット
チューブの内溝幅および溝側壁高さを、溝内に収納され
ている複数本の光ファイバテープ積層体の対角線長さよ
り大きくした場合には、ユニスロットチューブ溝内にお
いて、光ファイバテープが応力を緩和する様に動くこと
が出来るため、光ファイバテープに局部的な応力が加わ
ることもないから縁部での曲ぐせなどの発生もなく、優
れた伝送特性が得られる。
【実施例】
第1図は本発明に係る光ケーブルの一実施例を示した
ものである。 この光ケーブルにおいて、115は中心のテンションメ
ンバ114の外周に2層にSZ集合させられた複数の光ファ
イバユニット、113Aはユニスロットチューブ111の角溝1
12中に収納、積層された複数本の光ファイバテープ113
の光ファイバテープ積層体、116は押えテープなどを介
して最外層に被覆されたシースである。 そして、この光ケーブルでは、ユニスロットチューブ
111が、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、ポ
リアミド、ポリウレタン、ハイトレルなどにより形成さ
れ、そのヤング率を5〜40kg/mm2の範囲としてある。 この範囲内にあると、ユニスロットチューブ111は適
度な柔らかさを有するため、これに光ファイバテープ11
3が収納された光ファイバユニット115も曲げ易く、SZ集
合させても、第2図に示したようにその反転部Aにおい
て、光ファイバユニット115が浮き上がったりすること
がなく、よく密着して撚られる。 通常この反転部Aは、本光ケーブルの場合、20cm〜2m
程度の間隔で繰り返される。 また、この光ケーブルの場合、ユニスロットチューブ
111の溝112の大きさと光ファイバテープ113の光ファイ
バテープ積層体113Aとの関係を第3図に示したように設
定してある。つまり、ユニスロットチューブ111の内溝
幅aおよび溝側壁高さbを、当該溝112内に収納、積層
された光ファイバテープ積層体113Aの対角線長さc(複
数本の光ファイバテープ113の収納時にはその積層体の
対角線長さをいう)より大きくしてある(a,b>c)。 ここで、これらの関係をより具体的に示すと、対角線
長さcに対して、内溝幅aの上限はc+1.5mm、下限は
c+0mm程度がよく、また、溝側壁高さbの上限はc+2
mm、下限はc+0.5mm程度がよい。 このような関係により、光ファイバユニット115に、
ケーブル製造時や運送時あるいは布設時にどにおいて、
外部から曲げ応力が作用しても、これに従って内部の光
ファイバテープ113は、溝112内で何ら制約がなく、応力
が分散される方向に自由に移動できるため、局部的な曲
げ歪みが生じにくくなり、これにより皺や折れ目の発生
は未然に防止される。もちろん、損傷の危険もない。ま
た、溝内壁との無理な擦れ、摩擦などがなくなるため、
光ファイバテープ縁部に曲ぐせなが発生する恐れもな
い。 なお、上記実施例では、光ファイバユニット115を2
層構造としたものであるが、本発明は、これに限定され
ず、1層または3層以上とすることも可能である。ま
た、ユニスロットチューブ111の溝112中に収納する光フ
ァイバテープ113の本数は、高密度化の点から、2以上
の場合が好ましい。
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように本発明の光ケーブルに
よれば、光ファイバユニットの複数本をSZ集合させ、ま
た、各ユニスロットチューブ部材のヤング率を5〜40kg
/mm2としてあるため、反転部で光ファイバユニットが浮
き上がることなく、集合させることができる。 また、各ユニスロットチューブの内溝幅および溝側壁
高さを、この溝内に収納された光ファイバテープ積層体
の対角線長さより大きくした場合は、ケーブル製造時や
運送時あるいは布設時などにおいて、光ファイバユニッ
トに外部から曲げ応力などが作用しても、これに従って
内部に収納された光ファイバテープ積層体も溝内で何ら
制限なく、応力が分散されるように自由に移動できるよ
うになる。したがって、局部的な曲げ歪みの蓄積によ
る、光ファイバテープ自体への皺や折れ目の発生なども
未然に防止され、もちろん損傷の危険もなく、また、溝
内壁と無理に擦れることもなくなるため、光ファイバテ
ープ縁部に曲ぐせなどが発生することもなく、極めて優
れた伝送特性を得ることができる。 さらに、光ファイバユニットがSZ撚りに集合されてい
るため、2層以上に多層集合した場合でも内層の光ファ
イバユニットを容易に取り出すことができる。したがっ
て、後分岐性に優れた高密度の多心光ケーブルを容易に
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る光ケーブルの一実施例を示した縦
断面図、第2図は第1図の光ケーブルの光ファイバユニ
ットのSZ集合の反転部を示した側面図、第3図は第1図
の光ケーブルに使用される光ファイバユニットに用いら
れるユニスロットチューブの溝と光ファイバテープ積層
体との関係を示した縦断面図、第4図はユニスロットチ
ューブに光ファイバテープが収納された光ファイバユニ
ットを示した斜視図、第5図はこの光ファイバユニット
をSZ集合させた状態の光ケーブルコアの斜視図、第6図
はユニスロットチューブの溝と光ファイバテープ積層体
との関係を示した縦断面図、第7図は従来の光ケーブル
を示した縦断面図である。 図中、 111……ユニスロットチューブ、 112……溝、 113……光ファイバテープ、 113A……光ファイバテープ積層体、 114……テンションメンバ、 115……光ファイバユニット 116……シース、 A……SZ集合の反転部、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 芳幸 千葉県佐倉市六崎1440番地 藤倉電線株 式会社佐倉工場内 (72)発明者 鈴木 秀雄 千葉県佐倉市六崎1440番地 藤倉電線株 式会社佐倉工場内 (72)発明者 冨田 茂 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−184306(JP,A) 特開 昭61−72212(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/44

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長手方向に沿って断面が角型の溝を有する
    フレキシブルユニスロットチューブに複数の光ファイバ
    テープが積層して収納された光ファイバユニットの複数
    本を中心のテンションメンバ外周にSZ集合させてなる光
    ケーブルであって、前記各ユニットのフレキシブルユニ
    スロットチューブ部材のヤング率を5〜40kg/mm2とした
    ことを特徴とする光ケーブル。
  2. 【請求項2】前記各ユニスロットチューブの内溝幅およ
    び溝側壁高さを前記光ファイバテープが積層された光フ
    ァイバテープ積層体の対角線長さより大きくしたことを
    特徴とする請求項1記載の光ケーブル。
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