JP3003686B1 - 携帯電話機及び自動車システム - Google Patents
携帯電話機及び自動車システムInfo
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Abstract
運転終了後のドライブモードの解除し忘れを防止する。 【解決手段】 携帯電話機から赤外線にて認証コードを
自動車システムへ送信する(ステップ402)。自動車
システムでは、携帯電話機からの認証コードを正しく受
信したら(ステップ411)、ドアロックのON/OF
F状態を変更し(ステップ412,413,414)、
変更後のドアロックの状態を赤外線で携帯電話機へ返信
する(ステップ415)。携帯電話機では、返信信号を
受信し(ステップ403)、その内容に応じ、自動車シ
ステムにおいてドアロックがOFFとされた場合にはド
ライブモードに設定し(ステップ408)、ドアロック
がONとされた場合にはドライブモードの設定を解除す
る(ステップ407)。
Description
を備えた携帯電話機およびこの携帯電話機を用いた自動
車システムに関するものである。
は、「Dモード」というサービスを行っており、Dモー
ド設定中の携帯電話機に電話がかけられた場合、「ただ
今、運転中のため…」という応答メッセージを流し、運
転者と直接つながらないような工夫をしている。また、
このDモードの設定は「14151」にダイヤル、Dモ
ードの解除は「14150」にダイヤルすることにより
行われるので、上記5桁のダイヤル発信を1回のボタン
操作だけで行えるようにした携帯電話機も既に登場して
いる。
するという行為と、Dモードに設定するという行為は別
々である為、携帯電話機を所持する運転者が、必ずしも
Dモードに設定しているとは限らず、Dモードに設定す
る意志のある運転者でも、つい設定し忘れてしまうこと
があるのではないかと懸念される。運転中Dモードに設
定していないと、不意の着信に気を取られ、事故につな
がる虞れがあることは言うまでもない。
なされたもので、その目的とするところは、運転中のド
ライブモードへの設定し忘れと、運転終了後のドライブ
モードの解除し忘れを防止することの可能な携帯電話機
及び自動車システムを提供することにある。
るために、本発明は、赤外線通信機能を備えた携帯電話
機において、自機から赤外線によって発信した信号に対
する相手方のシステムからの赤外線による応答信号を受
信し、その応答信号の内容に応じて通話モードを切り換
える通話モード切換手段を設けたものである。この発明
によれば、自機から赤外線によって発信した信号に対
し、相手方の自動車システムからのドアロック状態を示
す赤外線による応答信号を受信し、自動車システムにお
いてドアロックがOFFとされた場合あるいはOFFと
されると判断される場合には、通話モードをドライブモ
ードに設定し、ドアロックがONとされた場合あるいは
ONとされると判断される場合には、ドライブモードへ
の設定を解除するようにすることによって、ドアの開錠
/施錠を行う行為と、携帯電話機のドライブモードの設
定/解除を行うという行為が1つの操作を行うことで実
行される。
自動車システムにおいて、車両情報を検出する車両情報
検出手段と、上述した携帯電話機からの信号に応じて車
両情報検出手段の検出結果を赤外線通信機能によって送
信する送信手段とを設けたものである。この発明によれ
ば、携帯電話機からの信号に応じて自動車システムから
車両情報検出手段の検出結果が送られる。
き詳細に説明する。図1はこの発明の一実施の形態を示
す携帯電話機の一構成例である。この携帯電話機100
は、赤外線通信機能を備え、後述する自動車システム
(キーレスドアロック装置を含むシステム)200(図
2)のリモート操作が可能であり、このリモート操作に
連動して通話モードが切り換えられることを特徴として
いる。
ば特開平9−41747号公報に開示されているような
車両用キーレスドアロック装置に着目し、「ドアを解錠
する=車に乗り込む=運転を開始する」、「運転を終了
した=車から降りた=ドアを施錠する」という考えに基
づき、上記キーレスドアロック装置の解錠/施錠のリモ
ート操作を携帯電話機100の赤外線通信機能を利用し
て行うと共に、その操作に連動してドライブモードの設
定/解除を自動的に行うことを可能としている。
るに、電波を利用して通話を行う為のアンテナ101、
無線送受信部102、音声処理を行うDSP等で構成さ
れる信号処理部110、そして、CPUを中心とした制
御部103という構成に対し、自動車システム200の
ドアロックアクチュエータ206を操作する為に用いら
れる認証コードを保持しておくIDメモリ106と、赤
外線変復調回路,UARTなどのシリアル通信手段を含
む赤外線通信処理部114、そして、赤外線受発光部1
15等が設けられている。
システムの一構成例である。この自動車システム200
は、赤外線通信機能を備え、ドアロックアクチュエータ
206が携帯電話機100からリモート操作される。
述べるに、ドアを施錠(ドアロックON),解錠(ドア
ロックOFF)するドアロックアクチュエータ206、
ドアロックアクチュエータ206の動作を制御するCP
Uを中心とした制御部203、ドアロックアクチュエー
タ206への制御命令を携帯電話機100から受信する
ための赤外線受発光部201および赤外線通信処理部2
02、携帯電話機100の認証の為に用いられるIDメ
モリ204、その他、各部の状態検出部207,20
8,209等が設けられている。
は、赤外線通信機能としてリモート操作端末からの信号
を受信するだけの受信機能しか有していないが、この実
施の形態では、自動車システム200における各種の情
報を携帯電話機100へ送信する送信機能も有してい
る。
00においては、携帯電話機100側で、自動車システ
ム200の操作用に割り当てられたKEY入力部107
のボタンが操作されたら、赤外線にてIDメモリ106
内の認証コードを送信する。自動車システム200側で
は、携帯電話機100から発せられた認証コードを正し
く受信したら、ドアロックアクチュエータ206を制御
し、ドアロックのON/OFF状態を変更し(ON
(閉)→OFF(開)、OFF(開)→ON(閉))、
その変更後のドアロックの状態を赤外線通信処理部20
2,赤外線受発光部201を介して赤外線で返信する。
携帯電話機100側では、この返信信号を受信し、その
内容に応じて、通話モードを切り換える(ドライブモー
ドに設定したり、解除する)という動作を実行する。
述したDモードや、着信音は出さずに、自機に予め録音
された応答メッセージを流し、用件の録音のみを行うモ
ード、データ受信のみを可能とするモードである。
のドアロック制御を行うことにより、同時に携帯電話機
100の通話モードも自動的に切り換わる為、従来のド
アロック制御と通話モード切り換えを別々に行うやり方
よりも、自動車運転中の通話モードを確実に切り換える
ことができ、事故防止につながるという効果が得られ
る。また、携帯電話機100を使ってドアの施錠(ドア
ロックON)を行うので、携帯電話機100の車内置き
忘れ防止にも効果がある。
動車システム200について、その詳細な構成および動
作について説明する。
電話機100において、赤外線受発光部115は、電気
信号(RZ(Return to Zero)信号)から赤外光への変
換、および、赤外光から電気信号(RZ信号)への変換を
行う。赤外線通信処理部114は、NRZ(Non-Return
to Zero)信号からRZ信号への変換を行う変調回路,
RZ信号からNRZ信号への変換を行う復調回路および
調歩同期式シリアル通信回路を備えている。
アル通信回路は、制御部103のCPUとバスでつなが
り、CPUからバス(パラレル)で書き込まれたデータ
をNRZのシリアル信号に変換し、変調回路へ出力す
る。変調回路では、このNRZのシリアル信号をRZの
シリアル信号へ変換し、それを赤外線受発光部115の
発光部へ出力する。赤外線受発光部115の発光部で
は、RZシリアル信号のパルス部分で赤外光を発光する
(図3参照)。
は、赤外光を受信したらRZのパルス電気信号を発生
し、それを赤外線通信処理部114の復調回路へ出力す
る。復調回路では、RZシリアル信号をNRZのシリア
ル信号へ変換する。調歩同期式シリアル通信回路は、そ
のNRZシリアル信号を受けてパラレルデータへ変換
し、制御部103のCPUはそのパラレルデータをバス
から読み込む。
00と赤外線通信を行う際に用いられる認証コードが保
持され、赤外線通信の際には、制御部103のCPU
は、IDメモリ106から認証コードを読み出し、上記
手順で赤外光出力する。赤外線通信は、KEY入力部1
07における赤外線通信用に割り当てられたボタンが押
下されることにより開始され、赤外線通信の結果、切り
換えられた通話モードの状態は、表示部108へ表示さ
れる。
検出部109が設けられている。クレイドル着脱検出部
109は、例えば、携帯電話機100を自動車システム
200のクレイドル205に置いたとき、このクレイド
ル205の凸型突起により押されるようなスイッチであ
り、これが押下されたり、開放されることにより、携帯
電話機100のクレイドル205への着脱(装着および
離脱)を検出する。
を内蔵したクレイドル205を用いており、赤外線通信
機能内蔵クレイドルを用いる場合には、クレイドル着脱
検出部109のようなハード的検出手段を設けなくて
も、定期的に赤外線通信により信号を発生し、クレイド
ル205からの返信が来るか否かでクレイドル205へ
の携帯電話機100の着脱を判断することが可能である
(以降、この赤外線通信により相手の存在を確認するこ
とを「ディスカバリー」と呼ぶ)。
受信する。無線送受信部102は、アンテナ101から
受信した電波の復調と、制御部103もしくは信号処理
部110からのデジタル信号に対する位相変調を行う。
信号処理部110は、DSP等で構成され、音声信号の
圧縮・伸張処理等を行う。サウンダ111は着信音等を
出力する。マイク112は音声を入力する。レシーバ1
13はアンテナ101から受信し信号処理部110で処
理された音声を出力する。
分で、例えば、無線送受信部102で復調された信号か
ら自機の呼び出し番号を検出し、信号処理部110を制
御して、サウンダ111から着信音を鳴らす。通常、制
御部103には、タイマー等の計時手段も含まれてい
る。IDメモリ106には自機の呼び出し番号も保持さ
れ、制御部103ではこれを読み出して、復調信号の所
定位置のデータに対して照合を行う。ROM104は制
御部103のCPUの動作プログラムと固定データを格
納する。RAM105は一時的なデータ保持用のメモリ
である。
自動車システム200において、赤外線受発光部201
と赤外線通信処理部202、およびROM211とRA
M210は、図1のものと同等なので、説明は省略す
る。
部の制御を執り行う。タイマー等の計時手段も内蔵して
いる。ドアロックアクチュエータ206は車両のドアの
施錠・解錠を行う。エンジン回転数検出部207は、文
字通りエンジンの回転数を検出し、その状態を制御部2
03へ通知する。ギア位置検出部208は、AT車にお
ける現在のギア位置を検出し、その状態を制御部203
へ通知する。電気系統検出部209は、ヘッドライトの
ON/OFF状態、ハザードのON/OFF状態、ステ
レオのON/OFF状態、エアコンのON/OFF状
態、そして、ワイパーのON/OFF状態等を検出し、
その状態を制御部203へ通知する。
と赤外線通信を行う際に用いられる認証コードが保持さ
れ、赤外線通信の際には、制御部203のCPUは、I
Dメモリ204から認証コードを読み出し、赤外線通信
処理部202からのデータと照合を行う。
5は、赤外線受発光部201および赤外線通信処理部2
02と同等の機能を備えた車載クレイドルであり、本発
明の一部の特徴を示すのに不可欠なものである。このク
レイドル205に携帯電話機100が置かれた状態で
は、クレイドル205と携帯電話機100との間で赤外
線によるデータ通信が行われる。通信を行うデータの種
類としては、音声データも含まれ、音声データ通信時
は、音声データの圧縮・伸張処理を行う信号処理部21
2、音声出力を行うスピーカ213、音声入力を行うマ
イク214と共に、ハンズフリー・システムを構成す
る。
携帯電話機100の赤外線通信機能を用いて、自動車シ
ステム200をリモート操作すると共に、携帯電話機1
00の通話モードを切り換える動作について、図4のフ
ローチャート、および、図1と図2のブロック図を用い
て説明する。
御部103の処理フローを表したもの、図4(b)は自
動車システム200における制御部203の処理フロー
を表したものである。
07より、赤外線通信用に割り当てられたボタンが押下
されたら(ステップ401のYES)、IDメモリ10
6から認証コードを読み出して赤外線送信し(ステップ
402)、自動車システム200側からの返信信号待ち
となる(ステップ403)。
したらタイムアウトするが(ステップ404のYE
S)、所定時間内に返信信号が来た場合には、その信号
の内容を解析し(ステップ405)、自動車システム2
00側のドアロックOFF状態を示す信号であれば(ス
テップ406のNO)、通話モードをドライブモードに
設定する(ステップ408)。ドアロックON状態を示
す信号であれば(ステップ406のYES)、ドライブ
モードを解除する(ステップ407)。現在の通話モー
ドはアイコン等により表示部108に表示される。
ば、前述したDモードや、着信音は出さずに、自機に予
め録音された応答メッセージを流して用件の録音のみを
行うモード、または、データ受信のみを可能とするモー
ドのことを指す。
受信待機状態にあり、受信したデータから認証コードを
検出したら(ステップ411のYES)、ドアロックア
クチュエータ206からドアロック状態を読み取り、ド
アロックON状態であれば(ステップ412のYE
S)、ドアロックアクチュエータ206を制御して解錠
処理を行い(ステップ414)、ドアロックOFF状態
であれば(ステップ412のNO)、施錠処理を行う
(ステップ413)。
06からドアロック状態を読み取り、その状態に対応し
た信号を携帯電話機100側へ赤外線にて送信(返信)
する(ステップ415)。尚、ドアロック状態に対応す
る信号は、予め携帯電話機100と自動車システム20
0との間で取り決められたものである。
フローチャートも図4と同様、携帯電話機100におけ
る制御部103の処理フローと自動車システム200に
おける制御部203の処理フローを表したものである。
は、認証コード受信後(ステップ511のYES)、ド
アロック状態を変更する前に、現在のドアロック状態を
携帯電話機100側に赤外線にて返信し(ステップ51
5)、その後、ドアロック状態を反転する(ステップ5
12,513,514)。
後(ステップ502)、自動車システム200側から現
在のドアロック状態の通知を受けたら(ステップ503
のYES)、その内容を解析し(ステップ505)、実
際のドアロック状態は、その反対側に切り換わるものと
判断して、ドライブモードの設定・解除を行う(ステッ
プ506,507,508)。現在の通話モードはアイ
コン等により表示部108に表示される。
側のドアロック状態が切り換えられてから、携帯電話機
100側の通話モード切り換えが行われるが、図5のフ
ローでは、自動車システム200側のドアロック状態切
換処理と携帯電話機100側の通話モード切換処理が平
行して行われる。従って、図5のフローの方がトータル
の処理効率は良いが、自動車システム200側で、実際
に切り換わってからのドアロック状態を通知する図4の
フローの方が、信頼性は高いと言える。
フローチャートは、より信頼性を高めた処理フローを示
したもので、自動車システム200側では図5のフロー
と同様、認証コード受信後に現在のドアロック状態を携
帯電話機100側へ返信し(ステップ615)、ドアロ
ック操作命令受信待ち状態(ステップ616)となる。
(ステップ602)、自動車システム200側から現在
のドアロック状態の通知を受けたら(ステップ603の
YES)、その内容を解析し(ステップ605)、ドア
ロックON状態であれば(ステップ606のYES)、
解錠命令を自動車システム200側へ赤外線送信して
(ステップ610)、通話モードをドライブモードに設
定し(ステップ608)、ドアロックOFF状態であれ
ば(ステップ606のNO)、施錠命令を自動車システ
ム200側へ赤外線送信し(ステップ609)、ドライ
ブモードを解除する(ステップ607)。現在の通話モ
ードはアイコン等により表示部108に表示される。
命令受信待ち状態(ステップ616)は、所定時間が経
過したらタイムアウトするが(ステップ617のYE
S)、所定時間内にドアロック操作命令を受信したら、
その内容を解析し(ステップ618)、解錠命令であれ
ば(ステップ619のYES)、解錠処理を行い(ステ
ップ614)、施錠命令であれば(ステップ619のN
O)、施錠処理を行う(ステップ613)。尚、施錠命
令、解錠命令に対応するコードは、予め携帯電話機10
0と自動車システム200との間で取り決められたもの
である。
フローチャートは示さないが、図6において、自動車シ
ステム200側で施錠もしくは解錠処理後のドアロック
状態を携帯電話機100側へ通知し、携帯電話機100
側ではそれを受けて、実際のドアロック状態を確認して
から、ドライブモードへの設定、もしくは、解除処理を
行うようにした方が、更に信頼性が高まると言える。
ステム200の外部リモート操作端末として携帯電話機
100を使用しており、その携帯電話機100は、自動
車システム200におけるドアロック状態の変更機能と
共に、自機の通話モードを切り換える機能を持っている
ので、運転者はこの携帯電話機100を用いて、自動車
のドアロックを解除して乗り込むことにより、意識せず
に携帯電話機100の通話モードをドライブモードに設
定することができる。また、自動車を降りて、同じよう
に携帯電話機100を用いて、ドアロックした場合に
は、自動で携帯電話機100のドライブモードを解除す
ることができる。
OFF(施錠/開錠)を行う行為と、携帯電話機100
のドライブモードの設定/解除を行うという行為が1つ
の操作を行うことで実行され、運転中のドライブモード
の設定し忘れと、運転終了後のドライブモードの解除し
忘れを防止することができる。また、携帯電話機100
を使ってドアを施錠するという行為は、携帯電話機10
0の車内置き忘れ防止につながる。
0の表示部108を使って現在の通話モードをアイコン
等で表示するようにしているので、万が一、運転者がド
アの施錠を忘れて車から離れたとしても、施錠のし忘れ
に気づくことができる。すなわち、この場合、携帯電話
機100の表示部108には現在の通話モードとしてド
ライブモードが表示されたままとなるので、これを見
て、施錠のし忘れに気づくことができる。
5との間の通信〕上述においては、携帯電話機100の
赤外線受発光部115と自動車システム200の赤外線
受発光部201との間の通信について説明した。以下で
は、携帯電話機100の赤外線受発光部115と自動車
システム200の赤外線通信機能を内蔵したクレイドル
205との間の通信について説明する。
05との間の通信を説明するにあたり、図1の構成にお
いて、マイク112から入力され、信号処理部110で
処理された音声データをRAM105、もしくは、RO
M(フラッシュメモリ)104に保存し(音声メモ、留
守録応答メッセージの録音)、アンテナ101から受信
し、無線送受信部102の受信部で復調された音声デー
タだけではなく、その保存した音声データも、制御部1
03、信号処理部110、レシーバ113を通して再生
可能であり(音声メモの再生)、更に、マイク112か
ら入力され、信号処理部110で処理された音声データ
だけでなく、その保存した音声データを制御部103、
無線送受信部102の送信部、アンテナ101を通して
電波で送信可能である(留守録応答メッセージの再生)
ことを追記しておく。当然、予めROM104に格納さ
れた音声データを再生、送信することも可能である。
処理フローに示すように、クレイドル着脱検出部109
により携帯電話機100のクレイドル205への装着を
検出したら(ステップ721)、自動設定されているド
ライブモードを解除し(ステップ722)、フラグFL
GをFLG=1とする(ステップ723)。なお、携帯
電話機100のクレイドル205への着脱の検出は、デ
ィスカバリーによる方法でも可能である。
5からの分離を検出し(ステップ721のNO)、その
時のフラグFLGがFLG=1ならば(ステップ724
のYES)、ドライブモードへ再度設定し(ステップ7
25)、フラグFLGをFLG=0とする(ステップ7
26)。
に装着されている状態での通話、つまり、ハンズフリー
での通話のみが可能となる。
示す処理フローのように、携帯電話機100がクレイド
ル205に装着されている場合に、自動車システム20
0側は、ギア位置検出部208でギアの移動を検出し
(ステップ841)、パーキングへの移動か否かをチェ
ックする(ステップ842)。パーキングへの移動の場
合(ステップ842のYES)、自動車システム200
はギアがパーキングへ入った旨のギア位置変更情報を携
帯電話機100へ送信する(ステップ843)。パーキ
ングへの移動でなかった場合(ステップ842のN
O)、パーキングからの移動か否かをチェックし(ステ
ップ844)、パーキングからの移動であれば(ステッ
プ844のYES)、パーキングからの移動(パーキン
グ抜け)である旨のギア位置変更情報を携帯電話機10
0へ送信する(ステップ845)。
100側からのギア位置変更情報を受信し(ステップ8
31)、パーキングへの移動である場合にのみ(ステッ
プ832のYES)、すなわちパーキング状態である場
合にのみ、自動設定されているドライブモードを解除す
る(ステップ833)。パーキングからの移動である場
合には(ステップ834のYES)、ドライブモードへ
再度設定する(ステップ835)。この場合のドライブ
モードは、あくまでも、駐車している場合のみの通話を
許可するという意味で、発信をも禁止するようなモード
であっても良い。また、自動車システム200側で、エ
ンジン回転数検出部207の検出結果を携帯電話機10
0側に通知するようにすれば、停車中か否か、低速走行
中か否かにより、ドライブモードを切り換えることも可
能である。
フローに示すように、携帯電話機100側で、自機の呼
び出し番号に続く特定コードを電波で受信したら(ステ
ップ951のYES)、その特定コードに対応した要求
命令を自動車システム200側へ赤外線送信し(ステッ
プ952)、その要求命令に対する返答を受けたら(ス
テップ953のYES)、その内容に応じて、留守録応
答メッセージの切り換えを行う(ステップ954)。
信したら(ステップ961のYES)、その内容に応じ
て各検出部から情報を取得し(ステップ962)、その
検出結果を携帯電話機100側へ赤外線で返答する(ス
テップ963)。
信する手段としては、例えば、NTT移動通信網(株)
で取り扱っているショートメール・サービスがある。ポ
ケットベルにおいても、メッセージ中に特定コードが含
まれていれば、その部分を定型文に変換するということ
が行われているが、同じように、ショートメール中に特
定コードが含まれていれば、赤外線にて要求命令を発行
するのである。
ているか」という要求命令に対応する特定コードを「#
#01」、要求命令を「01」、要求命令に対し、「ロ
ックされていない」という返答を「0」、「ロックされ
ている」という返答を「1」、要求命令「01」に対す
る返答「0」に対応する留守録応答メッセージを「ロッ
クされていません」、返答「1」に対応する留守録応答
メッセージを「ロックされています」とすると、携帯電
話機100をクレイドル205に置き忘れた使用者が、
その携帯電話機100にショートメールとして「##0
1」を公衆電話機等から送信すると、それを受信した携
帯電話機100は、自動車システム200側へ要求命令
「01」を発行する。
0側は、ドアロックアクチュエータ206からロック状
態を取得し、ロックされていなければ、返答「0」を携
帯電話機100側へ送信する。この返答を受けた携帯電
話機100側は、留守録応答メッセージを「ロックされ
ていません」に切り換える。その後、使用者が携帯電話
機100に電話をかけると、携帯電話機100側は一定
時間以上経過したら留守録応答メッセージ再生モードに
切り換り、「ロックされていません」という音声によ
り、車の状態を確認することができる。同じようにし
て、使用者は、ヘッドライトの消し忘れやハザードの消
し忘れ等の確認を遠隔操作で行うことも可能である。
たすためには、ショートメールに含まれる特定コードと
して、要求命令に対応するものだけではなく、留守録応
答メッセージを元に戻す(留守録応答メッセージを切り
換える)為のものも用意するか、携帯電話機100の計
時手段(タイマー)で、留守録応答メッセージを切り換
えてからの時間を測定し、一定時間経過したら、留守録
応答メッセージを元に戻すようにするか、携帯電話機1
00がクレイドル205に装着されている場合にのみ留
守録応答メッセージの切り換えを行い、クレイドル20
5からの分離を検出して留守録応答メッセージを元に戻
すようにするか、もしくは、切り換わった留守録応答メ
ッセージが一度再生されたら、留守録応答メッセージを
元に戻すということを実施しなければならない。
用者が独自に定めたコードを部分的にでも含む必要があ
る。留守録応答メッセージは、使用者がマイク112か
ら録音したものでも、予めROM104に保存された定
型のものでも良い。
理フローに示すように、携帯電話機100側で、自機の
呼び出し番号に続く特定コードを電波で受信したら(ス
テップ171のYES)、その特定コードに対応した操
作命令を自動車システム200側へ赤外線送信する(ス
テップ172)。自動車システム200側は、操作命令
を受けたら(ステップ181のYES)、その内容に応
じて各部の制御を行う(ステップ182)。
令に対応する特定コードを「##11」、操作命令を
「11」とすると、携帯電話機100をクレイドル20
5に置き忘れた使用者が、その携帯電話機100にショ
ートメールとして「##11」を公衆電話機等から送信
すると、それを受信した携帯電話機100は、自動車シ
ステム200側へ操作命令「11」を発行し、その操作
命令を受けた自動車システム200側は、ドアロックア
クチュエータ206を制御し、ドアの施錠を行う。同じ
ようにして、使用者は、ドアの解錠やヘッドライトの消
灯等の制御を遠隔操作で行うことも可能である。
り、使用者は遠隔操作にて車の状態を制御し、その状態
を確認することができる。
図11の処理フローに示すように、自動車システム20
0側で、ギア位置がパーキングになり、エンジンが停止
してから(ステップ302のYES)の時間を計時手段
(タイマー)により測定し、一定時間が経過しても(ス
テップ303のYES)ドアが解錠されたままや、ヘッ
ドライトが点灯したままなどの異常状態にある場合には
(305のYES)、その異常状態に応じたコードを携
帯電話機100側へ赤外線で通知する(ステップ30
6)。
受けたら(ステップ391のYES)、予め定められた
電話番号(例えば自宅の電話番号)に電話をかけ(ステ
ップ392)、相手が電話をとったら(ステップ393
のYES)、予めRAM105、もしくは、ROM10
4に保存された、異常コードに対応する音声メッセー
ジ、例えば、「ドアロックがされていません」や、「ヘ
ッドライトが点灯しっぱなしです」等を再生し(ステッ
プ394)、通話を切断する(ステップ395)。
により、例えば、マンションなど駐車場から離れた所に
居住する使用者は、自宅に戻った後に、車のクレイドル
205に設置したままの携帯電話機100から、車の異
常状態の通知を受け、遠隔操作により、その異常状態解
除の為の制御を行い、その後の状態を確認することがで
きる。
述した各実施の形態は、赤外線通信機能を備えた携帯電
話機100と自動車システム200との間のものであっ
たが、例えば、赤外線通信機能を有する券売機から、赤
外線通信機能を有する携帯電話機に券購入情報を転送
し、その情報を持った携帯電話機の赤外線通信機能を使
って、駅の自動改札機のような出入り制限を赤外線通信
にて行う装置を設けた公共施設への出入りを行う際、携
帯電話機の通話モードを自動的に変更するということも
可能である。
ドは、データ通信のみ可、留守録のみ可、着信履歴のみ
可というように、周りの人に迷惑を掛けない程度で、最
低限着信があったことだけでも分かる一種のポケットベ
ルのようなモード、あるいは、電源OFF状態になり、
赤外線通信を使って施設を出ない限り、電源ON状態に
はできないモードである。
電話を全く使えなくしている公共施設もあるが、そうい
った施設での代替システムとして用いると有効である。
なぜなら、前者のモードは、少なくとも着信があったこ
とは分かるので、相手が番号通知をしている場合や相手
に心当たりがある場合には、施設を出た後に、かけ直す
ことができるし、後者のモードは、携帯電話機が電磁波
を出すこと自体が問題となる施設には、より適するから
である。また、妨害電波を出している旨を知らせる説明
書なども不要となり、紙資源の節約にもつながる。
発明による携帯電話機によれば、自機から赤外線によっ
て発信した信号に対する相手方のシステムからの赤外線
による応答信号を受信し、その応答信号の内容に応じて
通話モードを切り換える通話モード切換手段を設けたの
で(請求項1)、自機から赤外線によって発信した信号
に対し、相手方の自動車システムからのドアロック状態
を示す赤外線による応答信号を受信し、自動車システム
においてドアロックがOFFとされた場合あるいはOF
Fとされると判断される場合には、通話モードをドライ
ブモードに設定し、ドアロックがONとされた場合ある
いはONとされると判断される場合には、ドライブモー
ドへの設定を解除するようにすることによって(請求項
2,3)、ドアの開錠/施錠を行う行為と、携帯電話機
のドライブモードの設定/解除を行うという行為が1つ
の操作を行うことで実行され、運転中のドライブモード
への設定し忘れと運転終了後のドライブモードの解除し
忘れを防止することができるようになる。また、携帯電
話機を使ってドアを施錠するという行為により、携帯電
話機の車内置き忘れを防止することが可能となる。
(請求項4)、現在の通話モードを表示することによっ
て、万が一、運転者がドアの施錠を忘れて車から離れた
としても、施錠のし忘れに気づくことができる。また、
本発明による携帯電話機によれば(請求項5)、車載ク
レイドルに装着された場合にはドライブモードの設定が
解除されるので、ハンズフリーでの通話のみが可能とな
る。また、本発明による携帯電話機によれば(請求項
6)、車載クレイドルへの装着が検出されている場合、
自動車システムからの車両状態を示す信号に応じてドラ
イブモードへの設定を解除するようにしたので、駐車し
ている場合にのみドライブモードの設定を解除してハン
ズフリーの通話を可能とし、走行している場合にはハン
ズフリーの通話を禁止するようにすることが可能とな
る。また、低速走行中にのみドライブモードの設定を解
除して、ハンズフリーの通話を可能とするようにするこ
とも可能である。
(請求項7)、自機の呼び出し番号に続いて予め定めら
れたコードを受信した場合、そのコードに対応する命令
を赤外線通信機能によって送信する送信手段と、この送
信手段からの命令を受信した相手方のシステムからの応
答信号を受信し、その応答信号の内容に応じて再生する
応答メッセージを切り換える手段とを設けたので、上記
コードに対応する命令に応えて自動車システムから例え
ばドアがロックされていないという情報を得た場合には
応答メッセージを「ロックされていません」というよう
な内容に切り換えることにより、遠隔操作によってアク
セスする使用者にドアロック状態を知らせることが可能
となる。
(請求項8)、切り換えられた応答メッセージを所定時
間経過した後に元に戻す手段を設けたので、所定時間経
過後は必ず応答メッセージが元に戻されるようになり、
いつまでも応答メッセージが切り換わったままとなるこ
とが防がれる。また、本発明による携帯電話機によれば
(請求項9)、切り換えられた応答メッセージを一度再
生した後に元に戻す手段を設けたので、一度再生が行わ
れた後は必ず応答メッセージが元に戻されるようにな
り、いつまでも応答メッセージが切り換わったままとな
ることが防がれる。また、本発明による携帯電話機によ
れば(請求項10)、クレイドルに装着されている場合
にのみ赤外線通信機能により受信した信号に応じて再生
する応答メッセージを切り換える手段と、この手段によ
って切り換えられた応答メッセージをクレイドルからの
分離を検出して元に戻す手段とを設けたもので、携帯電
話機をクレイドルからの分離すれば必ず応答メッセージ
が元に戻されるようになり、いつまでも応答メッセージ
が切り換わったままとなることが防がれる。
(請求項11)、相手方の自動車システムからの異常状
態を示す信号を受けて、その異常状態に応じたメッセー
ジを所定の電話番号へ発信する発信手段を設けたので、
ドアの施錠のし忘れやヘッドライトの消し忘れ,ハザー
ドの消し忘れ等の自動車の各部の異常を携帯電話機を介
して使用者に知らせることが可能となる。
ば(請求項12)、車両情報を検出する車両情報検出手
段と、請求項2又は3又は7記載の携帯電話機からの信
号に応じて車両情報検出手段の検出結果を赤外線通信機
能によって送信する送信手段とを設けたので、携帯電話
機に車両情報としてドアロック状態を送るようにして、
ドアの開錠/施錠を行う行為とドライブモードの設定/
解除を行うという行為を1つの操作で行わせるうように
することが可能となる。また、本発明による自動車シス
テムによれば(請求項13)、請求項2又は3又は7記
載の携帯電話機からの要求命令を赤外線通信機能により
受信し、その要求命令に対応した検出結果を返信する手
段を設けたので、ドアの施錠のし忘れやヘッドライトの
消し忘れ,ハザードの消し忘れ等の情報を携帯電話機か
らの要求命令に対応して返信することによって、自動車
の各部の状態を携帯電話機を介して遠隔地の使用者に知
らせることが可能となる。また、本発明による自動車シ
ステムによれば(請求項14)、請求項2又は3又は7
記載の携帯電話機からの操作命令を赤外線通信機能によ
り受信し、その操作命令に対応した制御処理を行う手段
を設けたので、ドアの施錠やヘッドライトの消灯,ハザ
ードの消灯等の制御を携帯電話機を介して遠隔地から行
うことが可能となる。
成図である。
の構成図である。
処理部および赤外線受発光部の動作を説明するためのタ
イムチャートである。
り換え動作(その1)を説明するためのフローチャート
である。
り換え動作(その2)を説明するためのフローチャート
である。
り換え動作(その3)を説明するためのフローチャート
である。
に装着された場合のドライブモードの解除動作(その
1)を説明するためのフローチャートである。
に装着された場合のドライブモードの解除動作(その
2)を説明するためのフローチャートである。
テムを介しての各部の確認動作を説明するためのタイム
チャートである。
ステムを介しての各部の制御動作を説明するためのタイ
ムチャートである。
テムを介しての携帯電話機からの発信動作を説明するた
めのタイムチャートである。
送受信部、103…制御部、104…ROM、105…
RAM、106…IDメモリ、107…KEY入力部、
108…表示部、109…クレイドル着脱検出部、11
0…信号処理部、111…サウンダ、112…マイク、
113…レシーバ、114…正規外線通信処理部、11
5…赤外線受発光部、200…自動車システム、201
…赤外線受発光部、202…赤外線通信処理部、203
…制御部、204…IDメモリ、205…クレイドル、
206…ドアロックアクチュエータ、207…エンジン
回転数検出部、208…ギア位置検出部、209…電気
系統検出部、210…RAM、211…ROM、212
…信号処理部、213…スピーカ、214…マイク。
Claims (14)
- 【請求項1】 赤外線通信機能を備えた携帯電話機にお
いて、自機から赤外線によって発信した信号に対する相
手方のシステムからの赤外線による応答信号を受信し、
その応答信号の内容に応じて通話モードを切り換える通
話モード切換手段を備えたことを特徴とする携帯電話
機。 - 【請求項2】 赤外線通信機能を備えた携帯電話機にお
いて、赤外線通信を行う相手方の自動車システムからの
ドアロック状態を示す信号に応じて、前記自動車システ
ムにおいてドアロックがOFFとされた場合には通話モ
ードをドライブモードに設定し、ドアロックがONとさ
れた場合にはドライブモードへの設定を解除する通話モ
ード切換手段を備えたことを特徴とする携帯電話機。 - 【請求項3】 赤外線通信機能を備えた携帯電話機にお
いて、赤外線通信を行う相手方の自動車システムからの
ドアロック状態を示す信号に応じて、前記自動車システ
ムにおいてドアロックがOFFとされると判断される場
合には通話モードをドライブモードに設定し、ドアロッ
クがONとされると判断される場合にはドライブモード
への設定を解除する通話モード切換手段を備えたことを
特徴とする携帯電話機。 - 【請求項4】 請求項1,2又は3において、現在の通
話モードを表示する表示手段を備えたことを特徴とする
携帯電話機。 - 【請求項5】 請求項2又は3において、車載クレイド
ルへの着脱を検出するクレイドル着脱検出手段と、この
クレイドル着脱検出手段によって車載クレイドルへの装
着が検出された場合、ドライブモードへの設定を解除す
るドライブモード設定解除手段とを備えたことを特徴と
する携帯電話機。 - 【請求項6】 請求項2又は3において、車載クレイド
ルへの着脱を検出するクレイドル着脱検出手段と、この
クレイドル着脱検出手段によって車載クレイドルへの装
着が検出されている場合、自動車システムからの車両状
態を示す信号に応じてドライブモードへの設定を解除す
るドライブモード設定解除手段とを備えたことを特徴と
する携帯電話機。 - 【請求項7】 赤外線通信機能とメモリに登録された応
答メッセージを再生する手段とを備えた携帯電話機にお
いて、 自機の呼び出し番号に続いて予め定められたコードを受
信した場合、そのコードに対応する命令を前記赤外線通
信機能によって送信する送信手段と、 この送信手段からの命令を受信した相手方のシステムか
らの応答信号を受信し、その応答信号の内容に応じて再
生する応答メッセージを切り換える手段と を備えたこと
を特徴とする携帯電話機。 - 【請求項8】 請求項7において、切り換えられた応答
メッセージを所定時間経過した後に元に戻す手段を備え
たことを特徴とする携帯電話機。 - 【請求項9】 請求項7において、切り換えられた応答
メッセージを一度再生した後に元に戻す手段を備えたこ
とを特徴とする携帯電話機。 - 【請求項10】 請求項7において、車載クレイドルへ
の着脱を検出するクレイドル着脱検出手段と、このクレ
イドル着脱検出手段によって車載クレイドルへの装着が
検出されている場合にのみ前記赤外線通信機能により受
信した信号に応じて再生する応答メッセージを切り換え
る手段と、この手段によって切り換えられた応答メッセ
ージをクレイドルからの分離を検出して元に戻す手段と
を備えたことを特徴とする携帯電話機。 - 【請求項11】 赤外線通信機能を備えた携帯電話機に
おいて、赤外線通信を行う相手方の自動車システムから
の異常状態を示す信号を受けて、その異常状態に応じた
メッセージを所定の電話番号へ発信する発信手段を備え
たことを特徴とする携帯電話機。 - 【請求項12】 赤外線通信機能を備えた自動車システ
ムにおいて、 車両情報を検出する車両情報検出手段と 、請求項2又は3又は7記載の携帯電話機からの信号に応
じて前記車両情報検出手段の検出結果を前記赤外線通信
機能によって送信する送信手段と を備えたことを特徴と
する自動車システム。 - 【請求項13】 赤外線通信機能を備えた自動車システ
ムにおいて、請求項2又は3又は7記載の携帯電話機か
らの要求命令を前記赤外線通信機能により受信し、その
要求命令に対応した検出結果を返信する手段を備えたこ
とを特徴とする自動車システム。 - 【請求項14】 赤外線通信機能を備えた自動車システ
ムにおいて、請求項 2又は3又は7記載の携帯電話機か
らの操作命令を前記赤外線通信機能により受信し、その
操作命令に対応した制御処理を行う手段を備えたことを
特徴とする自動車システム。
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