JPH10308802A - 移動電話保持装置及び移動電話機 - Google Patents

移動電話保持装置及び移動電話機

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JPH10308802A
JPH10308802A JP9114792A JP11479297A JPH10308802A JP H10308802 A JPH10308802 A JP H10308802A JP 9114792 A JP9114792 A JP 9114792A JP 11479297 A JP11479297 A JP 11479297A JP H10308802 A JPH10308802 A JP H10308802A
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JP
Japan
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mobile telephone
wireless communication
communication
mounting
holding
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JP9114792A
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Takuo Ishiwaka
卓夫 石若
Naoki Honda
直記 本多
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
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  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハンズフリーユニットのカップ3に携帯電話
1を装着するだけで、赤外線通信ポート4,9によりハ
ンズフリーユニットと携帯電話とが通信できるようにす
る。 【解決手段】 この移動電話保持装置は、移動電話機1
を保持台3に装着することによって装着検出手段6が移
動電話機の装着を検出し、この検出によって赤外線通信
制御手段5が通信プログラムを起動する。これによっ
て、ユーザが移動電話機1を保持台3に装着するだけで
両者間の赤外線通信プログラムを起動して通信コネクシ
ョンを確立させておくことができ、移動電話機を使用す
る時にこれら赤外線通信ポート4,9間の通信プログラ
ムを起動させる場合に比べて、赤外線通信プログラムの
起動から実際のデータ通信に入るまでのネゴシエーショ
ンに要する時間を見かけ上短くすることができて使い勝
手が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は移動電話機を保持す
るための移動電話保持装置及びそれに装着する移動電話
機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、車両内で携帯電話機を安
全に使用するためにハンズフリーユニットを車両側に設
置し、携帯電話機をこのハンズフリーユニットにセット
し、携帯電話機に設けられた16芯の接続端子またはイ
ヤホン/マイク端子にコネクタ類を差し込んで接続する
ことにより、ハンズフリーに通話できるようにした携帯
電話保持装置が知られている。しかしながら、このコネ
クタ類や端子が小さくて壊れやすいものであるために取
り扱いが制約される問題点があった。
【0003】このコネクタ類を端子に接続する制約を少
なくするため、特にパーソナルコンピュータ、PDA
(携帯型情報機器)の分野ではIrDA規格やASK規
格に準拠した赤外線通信装置により、またコードレス電
話機のように電波を利用して独立した複数の機器間で通
信を行うようにした技術が利用されている。
【0004】このような無線通信手段は、ユーザが通信
しようとする機器それぞれに通信開始コマンドを入力す
ることによって通信動作をスタンバイさせ、または通信
動作を開始させる方式、あるいは無線信号受信部を常時
間欠的に動作させ、信号を受信した時に通信動作を開始
させる方式を採用している。
【0005】そして無線通信でも特に赤外線を含めた光
通信を行う無線通信手段の場合には、ユーザはまず通信
を行う機器同士の信号送受信部を相対向させて設置し、
その後に機器に通信動作スタンバイまたは通信動作開始
のコマンドを入力する操作が必要である。これは、通信
を行う相手の機器を特定するために光に指向性を持た
せ、通信相手の光送受信部との相対した配置を確認した
後で通信処理を開始するためである。
【0006】また無線信号受信部を常時受信可能な状態
で間欠動作させる場合には、2つの通信機器を相対して
設置しただけでは何も動作を開始せず、ユーザがどちら
かの機器に通信開始コマンドを入力することによって一
方の通信機器から他方の通信機器に通信開始要求を出力
させ、その信号に応答することによって両通信機器間で
通信コネクションを開始させることになる。
【0007】この赤外線通信機構をさらに詳しく説明す
る。図12に示すようにPDA100とパーソナルコン
ピュータ101との間でIrDA規格の赤外線通信を行
う場合、PDA100側の発光素子102からの赤外線
信号をパーソナルコンピュータ101側の受光素子10
3に送出し、またパーソナルコンピュータ101側の発
光素子104からの赤外線信号をPDA100側の受光
素子105に送出することによって双方向通信を行う。
【0008】そしてこのような赤外線通信機能を携帯電
話機に採用し、パーソナルコンピュータやPDAとの間
で双方向通信に利用しようとすると、図13に示す構成
が考えられる。すなわち携帯電話機200の内部に赤外
線通信制御機能を組み込み、また発光素子201と受光
素子202を筐体に設け、この携帯電話機200をその
発光素子201と受光素子202をパーソナルコンピュ
ータ101側の受光素子103と発光素子104に相対
向させて赤外線通信を行わせることになる。
【0009】このような赤外線通信を行う場合、図12
に示した場合も図13に示した場合も、通信機器同士を
それらの光送受信部が相対向する位置に置いたことを確
認して通信動作を開始する必要があるが、通信の相手機
器が不特定多数ではなく限定されたものしか存在しない
場合、このような位置決めの手順はできれば省略できた
方が煩わしくなくて好ましい。
【0010】これを実現するためには、一方の通信機器
が固定されたものである場合、通信の相手機器を決めら
れた位置に置くだけで通信機能を自動的に起動できるよ
うにすれば上述した不便さを解消することができる。
【0011】また通信を行う際に、一方の機器が常時通
信開始要求を発信していれば通信の相手機器が置かれた
時点ですぐに通信を開始することができるが、このよう
にすれば通信の相手機器が置かれていない場合にも常時
通信開始信号を発信し続ける必要があり、特に電池電源
を利用しているような機器にとっては無用な電力の消費
につながり、また無用なトラフィックを増加させること
にもなり、好ましくない。
【0012】これに加えて、特にIrDA規格の赤外線
通信を行う場合、光通信のコネクションを確立させるた
めに、実際のデータ通信に先立って通信パラメータの決
定などのネゴシエーションを必要とし、光通信プログラ
ムの実行を開始してから実際のデータ通信開始までには
タイムラグが存在する問題点もある。さらに、いったん
確立された通信コネクションを維持し続けるには最低5
00msecに一度光信号を通信相手に発信しなければ
ならないが、信号発信は電力消費につながるので、信号
発信時間も必要最低限度に抑えることが望ましい。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来の技術的課題に鑑みてなされたものであり、保持機
構と移動電話機との間で無線通信を行う場合、ユーザが
機器間の位置関係に注意を払わずとも、移動電話機を所
定の保持台上に置くだけで正しく位置決めして通信を開
始することでき、また無線通信プログラムの起動から実
際のデータ通信に入るまでのネゴシエーションに要する
時間を見かけ上短くすることができ、さらには無線通信
が必要な時にのみ通信コネクションを確立して電力消費
を抑えることができる移動電話保持装置及び移動電話機
を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の移動電
話保持装置は、無線通信ポートが設けられた移動電話機
を脱着可能に保持する保持台と、前記保持台への前記移
動電話機の装着を検出する装着検出手段と、前記移動電
話機の前記保持台への装着状態で前記移動電話機の無線
通信ポートと対向する位置に設けられ、無線通信信号を
送受するための無線通信ポートと、前記装着検出手段が
前記移動電話機の装着を検出した時に前記無線通信ポー
ト間の通信プログラムを開始する無線通信制御手段とを
備えたものである。
【0015】この請求項1の発明の移動電話保持装置で
は、移動電話機を保持台に装着することによって装着検
出手段が移動電話機の装着を検出し、この検出によって
無線通信制御手段が通信プログラムを起動する。
【0016】これによって、ユーザが移動電話機の無線
通信ポートと本保持装置の無線通信ポートとの間の位置
合わせに注意を払わずとも、またユーザが通信プログラ
ムの実行開始を指示しなくても、移動電話機を保持台に
正しく装着するだけで両者間の無線通信プログラムを起
動して通信コネクションを確立させておくことができ、
移動電話機を使用する時にこれら無線通信ポート間の通
信プログラムを起動させる場合に比べて、無線通信プロ
グラムの起動から実際のデータ通信に入るまでのネゴシ
エーションに要する時間を見かけ上短くすることができ
て使い勝手を向上させることができる。
【0017】請求項2の発明は、請求項1の移動電話保
持装置において、前記装着検出手段として前記移動電話
機の装着によりその荷重を検出する荷重センサを備えた
ものである。
【0018】請求項3の発明は、請求項1の移動電話保
持装置において、前記装着検出手段として前記移動電話
機の装着を光学的に検出する光学センサを備えたもので
ある。
【0019】これら請求項2または請求項3の発明で
は、移動電話機が保持台に正しく装着されたことを荷重
センサ、光学センサ若しくは電波強度計測手段のような
装着検出手段で検出して無線通信ポート間の通信プログ
ラムを起動させて通信コネクションを確立させておくこ
とができる。
【0020】請求項4の発明は、請求項1の移動電話保
持装置において、前記装着検出手段として前記移動電話
機の使用時に発生する電波の強度を計測し、所定値以上
である場合に装着を検出する電波強度計測手段を備えた
ものである。
【0021】この請求項4の発明の移動電話保持装置で
は、保持台に移動電話機が正しく装着された状態で、し
かも基地局からの呼出し音の出力に先立つ着信手続き
や、通話時に発生する電波の強度を検出して無線通信ポ
ート間の通信プログラムを起動させて通信コネクション
を確立させておくことができるため、実際に無線通信が
必要な時にのみ通信コネクションを確立して実際のデー
タ通信に備えることができて電力消費を効果的に抑える
ことができる。
【0022】請求項5の発明は、請求項1の移動電話保
持装置において、前記装着検出手段として移動電話機の
音圧を計測し、所定値以上である場合に装着を検出する
音圧計測手段を備えたものである。
【0023】この請求項5の発明の移動電話保持装置で
は、保持台に移動電話機が正しく装着された状態で、し
かも基地局からの呼出し音の出力や、通話時に発生する
音の音圧を検出して無線通信ポート間の通信プログラム
を起動させて通信コネクションを確立させておくことが
できるため、実際に無線通信が必要な時にのみ通信コネ
クションを確立して実際のデータ通信に備えることがで
きて電力消費を効果的に抑えることができる。
【0024】請求項6の発明の移動電話保持装置は、無
線通信ポートが設けられた移動電話機を脱着可能に保持
する保持台と、前記移動電話機の前記保持台への装着状
態で前記移動電話機の無線通信ポートと対向する位置に
設けられ、無線通信信号を送受するための無線通信ポー
トと、前記保持台と電気的に接続され、前記無線通信ポ
ートを通じて電話信号をやり取りする前記移動電話機に
対するハンズフリーユニットと、前記ハンズフリーユニ
ットに設けられたスイッチの操作を検出して、前記無線
通信ポート間の通信プログラムを開始する無線通信制御
手段とを備えたものである。
【0025】この請求項6の発明の移動電話保持装置で
は、移動電話機を保持台に装着した状態で、ハンズフリ
ーユニットの任意のスイッチ若しくは特定のスイッチを
操作することによって、無線通信制御手段はそれを検出
して無線通信プログラムを起動する。
【0026】これによって、ユーザが移動電話機の無線
通信ポートと本保持装置の無線通信ポートとの間の位置
合わせに注意を払わずとも、またユーザが通信プログラ
ムの実行開始を指示しなくても、保持台に移動電話機を
正しく装着し、移動電話機の使用に先立ってハンズフリ
ーユニットのいずれか若しくは特定のスイッチを操作す
るだけで移動電話機と保持台の無線通信ポート間の通信
プログラムを起動して通信コネクションを確立させてお
くことができ、無線通信プログラムの起動から実際のデ
ータ通信に入るまでのネゴシエーションに要する時間を
見かけ上短くすることができて使い勝手を向上させ、ま
た無線通信が必要な時にのみ通信コネクションを確立し
て電力消費を抑えることもできる。
【0027】請求項7の発明の移動電話保持装置は、無
線通信ポートが設けられた移動電話機を脱着可能に保持
する保持台と、前記保持台への前記移動電話機の装着を
検出する装着検出手段と、前記移動電話機の前記保持台
への装着状態で前記移動電話機の無線通信ポートと対向
する位置に設けられ、無線通信信号を送受するための無
線通信ポートと、前記保持台と電気的に接続され、前記
無線通信ポートを通じて電話信号をやり取りする前記移
動電話機に対するハンズフリーユニットと、前記装着検
出手段が前記移動電話機の装着を検出し、かつ前記ハン
ズフリーユニットに設けられたスイッチの操作を検出し
た時に、前記無線通信ポート間の通信プログラムを開始
する無線通信制御手段とを備えたものである。
【0028】この請求項7の発明の移動電話保持装置で
は、移動電話機を保持台に正しく装着したことを装着検
出手段によって検出し、さらにハンズフリーユニットの
いずれか若しくは特定のスイッチの操作を検出した時に
無線差通信ポート間の通信プログラムを起動する。
【0029】これによって移動電話機が保持台に確実に
装着され、その移動電話機をハンズフリーに使用しよう
とするユーザの意図が明確にされた時に移動電話機と保
持台の無線通信ポート間の通信プログラムを起動し、通
信コネクションを確立することができ、無用に通信プロ
グラムを実行することによる電力消費を抑制することが
できる。
【0030】請求項8の発明の移動電話機は、無線通信
ポートと、自機がいずれかの場所に所定の姿勢でセット
された時に自重によって作動するスイッチ手段と、前記
スイッチ手段が作動した時に前記無線通信ポートの無線
通信プログラムを起動する通信制御手段とを備えたもの
である。
【0031】この請求項8の発明の移動電話機では、所
定の場所に無線通信ポートが取り付けられている保持台
に本機を装着することによって、スイッチ手段が作動し
て保持台と本機の無線通信ポート間の通信プログラムを
起動することができる。
【0032】これによって、ユーザが本機の無線通信ポ
ートと保持台の無線通信ポートとの間の位置合わせに注
意を払わずとも、またユーザが通信プログラムの実行開
始を指示しなくても、本機を保持台に正しく装着するだ
けで両者間の無線通信プログラムを起動して通信コネク
ションを確立させておくことができ、本機を使用する時
にこれら無線通信ポート間の通信プログラムを起動させ
る場合に比べて、無線通信プログラムの起動から実際の
データ通信に入るまでのネゴシエーションに要する時間
を見かけ上短くすることができて使い勝手を向上させる
ことができる。
【0033】請求項9の発明の移動電話機は、無線通信
ポートと、自機に装備されている任意のキー若しくは特
定のキーの操作時に前記無線通信プログラムを起動する
通信制御手段を備えたものである。
【0034】この請求項9の発明の移動電話機では、所
定の場所に無線通信ポートが取り付けられている保持台
に本機を装着した状態で、電話をかける操作をする前に
任意のキー若しくは特定のキーを操作することによっ
て、通信制御手段が保持台と本機の無線通信ポート間の
通信プログラムを起動することができる。
【0035】これによって、本機を保持台に正しく装着
した状態で、いずれかのキー若しくは特定のキーを操作
するだけで本機と保持台の無線通信ポート間の通信プロ
グラムを起動して通信コネクションを確立させておくこ
とができ、本機を使用する時にこれら無線通信ポート間
の通信プログラムを起動させる場合に比べて、無線通信
プログラムの起動から実際のデータ通信に入るまでのネ
ゴシエーションに要する時間を見かけ上短くすることが
できて使い勝手を向上させることができる。
【0036】
【発明の効果】請求項1の発明の移動電話保持装置によ
れば、ユーザが移動電話機の無線通信ポートと本保持装
置の無線通信ポートとの間の位置合わせに注意を払わず
とも、またユーザが通信プログラムの実行開始を指示し
なくても、移動電話機を保持台に正しく装着するだけで
両者間の無線通信プログラムを起動して通信コネクショ
ンを確立させておくことができ、移動電話機を使用する
時にこれら無線通信ポート間の通信プログラムを起動さ
せる場合に比べて、無線通信プログラムの起動から実際
のデータ通信に入るまでのネゴシエーションに要する時
間を見かけ上短くすることができて使い勝手を向上させ
ることができる。
【0037】請求項2及び請求項3の発明の移動電話保
持装置によれば、移動電話機が保持台に正しく装着され
たことを荷重センサ若しくは光学センサのような装着検
出手段で検出して無線通信ポート間の通信プログラムを
起動し、移動電話機の実際の無線電話通信に先立って無
線通信コネクションを確立させておくことができる。
【0038】請求項4の発明の移動電話保持装置によれ
ば、保持台に移動電話機が正しく装着された状態で、し
かも基地局からの呼出し音の出力に先立つ着信手続きや
通話時に発生する電波の強度を検出して無線通信ポート
間の通信プログラムを起動させて通信コネクションを確
立させておくことができるため、実際に無線通信が必要
な時にのみ通信コネクションを確立して実際のデータ通
信に備えることができて電力消費を効果的に抑えること
ができる。
【0039】請求項5の発明の移動電話保持装置によれ
ば、保持台に移動電話機が正しく装着された状態で、し
かも基地局からの呼出し音の出力や、通話時に発生する
音の音圧を検出して無線通信ポート間の通信プログラム
を起動させて通信コネクションを確立させておくことが
できるため、実際に無線通信が必要な時にのみ通信コネ
クションを確立して実際のデータ通信に備えることがで
きて電力消費を効果的に抑えることができる。
【0040】請求項6の発明の移動電話保持装置によれ
ば、ユーザが移動電話機の無線通信ポートと本保持装置
の無線通信ポートとの間の位置合わせに注意を払わずと
も、またユーザが通信プログラムの実行開始を指示しな
くても、保持台に移動電話機を正しく装着し、移動電話
機の使用に先立ってハンズフリーユニットのいずれか若
しくは特定のスイッチを操作するだけで移動電話機と保
持台の無線通信ポート間の通信プログラムを起動して通
信コネクションを確立させておくことができ、無線通信
プログラムの起動から実際のデータ通信に入るまでのネ
ゴシエーションに要する時間を見かけ上短くすることが
できて使い勝手を向上させ、また無線通信が必要な時に
のみ通信コネクションを確立して電力消費を抑えること
もできる。
【0041】請求項7の発明の移動電話保持装置によれ
ば、移動電話機が保持台に確実に装着され、その移動電
話機をハンズフリーに使用しようとするユーザの意図が
明確にされた時に移動電話機と保持台の無線通信ポート
間の通信プログラムを起動し、通信コネクションを確立
することができ、無用に通信プログラムを実行すること
による電力消費を抑制することができる。
【0042】請求項8の発明の移動電話機によれば、ユ
ーザが本機の無線通信ポートと保持台の無線通信ポート
との間の位置合わせに注意を払わずとも、またユーザが
通信プログラムの実行開始を指示しなくても、本機を保
持台に正しく装着するだけで両者間の無線通信プログラ
ムを起動して通信コネクションを確立させておくことが
でき、本機を使用する時にこれら無線通信ポート間の通
信プログラムを起動させる場合に比べて、無線通信プロ
グラムの起動から実際のデータ通信に入るまでのネゴシ
エーションに要する時間を見かけ上短くすることができ
て使い勝手を向上させることができる。
【0043】請求項9の発明の移動電話機によれば、本
機を保持台に正しく装着した状態で、いずれかのキー若
しくは特定のキーを操作するだけで本機と保持台の無線
通信ポート間の通信プログラムを起動して通信コネクシ
ョンを確立させておくことができ、本機を使用する時に
これら無線通信ポート間の通信プログラムを起動させる
場合に比べて、無線通信プログラムの起動から実際のデ
ータ通信に入るまでのネゴシエーションに要する時間を
見かけ上短くすることができて使い勝手を向上させるこ
とができる。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて詳説する。図1は本発明の第1の実施の形態を
示している。この第1の実施の形態は、車載する携帯電
話ハンズフリーユニットの充電器兼用保持装置として使
用するものであり、移動型電子情報機器としての携帯電
話機1を安定して保持できるカップ部2が形成された保
持台3の所定の位置に赤外線通信用受発光素子4を取り
付け、また赤外線通信用受発光素子4の受発光動作を制
御するマイクロコンピュータ5を組み込んである。な
お、本実施の形態では赤外線を用いる例を示すが、無線
であれば、例えば超音波、紫外線などを利用することも
できる。
【0045】保持台3にはまた、携帯電話機1をカップ
部2内に正規の位置まで挿入した時にその携帯電話機1
の装着を検出する装着センサ6とこの装着センサ6を作
動させるために、携帯電話機1の挿入によってその荷重
で押し下げられる台座7とを設けてある。この装着セン
サ6の装着検出信号は受発光素子制御用マイクロコンピ
ュータ5に入力するようにしてある。
【0046】受発光素子制御用マイクロコンピュータ5
は従来からハンズフリーユニット制御のためにハンズフ
リーユニットに組み込まれているユニット制御用マイク
ロコンピュータ8に接続され、相互通信するようにして
ある。
【0047】なお、携帯電話機1には保持台3のカップ
部2に正しく装着した状態で、ちょうど受発光素子4と
相対することができる場所に赤外線通信用受発光素子9
が取り付けられており、またこの赤外線通信用受発光素
子9を制御するマイクロコンピュータが内部に組み込ま
れているものとする。また受発光素子4及び受発光素子
9の光送信部は通常、ある照射角を有しているが、ある
程度近傍に相対できれば通信を行うことができる。
【0048】次に、上記構成の移動電話保持装置の動作
について説明する。図2のフローチャートに示すよう
に、携帯電話機1を保持台3のカップ部2に挿入して正
規の位置に正しい姿勢で装着すると、台座7が携帯電話
機1の荷重で下がり、荷重センサ6が携帯電話機1の装
着検出信号を受発光素子制御用マイクロコンピュータ5
に送信する(ステップS1,S2)。検出信号を受ける
とマイクロコンピュータ5は内部の通信プログラムを起
動する(ステップS3)。そしてマイクロコンピュータ
5が内部の通信プログラムを起動すると、受発光素子
4,9間で赤外線通信を行い、携帯電話機1とマイクロ
コンピュータ5との間で通信パラメータ決定などのネゴ
シエーションを行い、通信コネクションを確立する(ス
テップS4)。
【0049】こうして通信コネクションが確立される
と、ハンズフリーユニット制御用マイクロコンピュータ
8と携帯電話機1との間で信号送受信が可能となり、以
後、携帯電話機1の制御をハンズフリーユニット制御用
マイクロコンピュータ8からの遠隔制御に切り替え、ハ
ンズフリー通信ができるようになる(ステップS5)。
【0050】このハンズフリー通信では、ユーザの発す
る音声をハンズフリーユニット制御用マイクロコンピュ
ータ8側に接続されている車載マイクで拾って赤外線通
信機能によって携帯電話機1側に伝送し、さらに電波に
して空間に送出し、また相手からの電波を携帯電話機1
で受信すると、これを赤外線通信機能を通じてハンズフ
リーユニット制御用マイクロコンピュータ8に伝送し、
このマイクロコンピュータ8に接続されている車載スピ
ーカから出力してユーザに聞かせることになる。
【0051】携帯電話機1の制御がハンズフリーユニッ
ト制御用マイクロコンピュータ8に切り替わった後も、
受発光素子制御用マイクロコンピュータ5は荷重センサ
6の信号を常に監視していて(ステップS6)、携帯電
話機1が保持台3から取り出されて荷重センサ6が検出
信号を出力しなくなれば、受発光素子制御用マイクロコ
ンピュータ5からハンズフリーユニット制御用マイクロ
コンピュータ8に通信の切断信号を伝達し、両マイクロ
コンピュータ5,8は共に初期状態に戻る(ステップS
7)。なお、保持台3から取り出された携帯電話機1側
では、従来のハンズフリーユニットとの接続ケーブルを
抜いた時と同じく、受発光素子9による赤外線通信の切
断を判断して外部モードから本体モードに制御を切り替
える。
【0052】このようにして、この第1に実施の形態に
よれば、携帯電話機として赤外線通信ポートとして赤外
線通信用の受発光素子9が取り付けられ、また制御用マ
イクロコンピュータが組み込まれたものを用い、ハンズ
フリーユニットにはこの携帯電話機を装着して保持でき
るカップ部2の形成されている保持台3を設け、さらに
この保持台3の所定場所に赤外線通信用の受発光素子4
とその制御用マイクロコンピュータ5を組み込み、また
携帯電話機装着を検出するための荷重センサ6も組み込
み、携帯電話機1が保持台3のカップ部2に正しく挿入
された時には両者間で自動的に通信プログラムを起動
し、初期コネクションを確立させてハンズフリー通話が
できるようにしたので、従来のようにケーブル接続を必
要とせず、単に保持台3のカップ部2に携帯電話機1を
装着するだけでハンズフリー通話が可能となり、赤外線
通信の開始までの手順が簡単である。そして本発明の場
合、携帯電話機1が保持台3に装着されたことを検出す
るまで赤外線通信プログラムを起動することがないの
で、保持台3側に無用な電力消費をさせることもない。
【0053】次に、本発明の第2の実施の形態を図3に
基づいて説明する。上記の第1の実施の形態では保持第
3にカップ部2に荷重センサ6と保持台7を設け、携帯
電話機1の装着をその荷重によって検出するようにした
が、携帯電話機1の装着を検出する手段を図3に示すよ
うに発光素子11aと光電センサ11bとに代えること
ができる。すなわち発光素子11aから常時、若しくは
間欠的に送光し、光電センサ11bが受光信号を出力す
るかどうかを受発光素子制御用マイクロコンピュータ5
で監視していて、光電センサ11bから受光信号が一定
時間以上継続して入力されなくなった時に携帯電話機1
がカップ部2に装着されたと判定する構成とするのであ
る。
【0054】この第2の実施の形態の場合にも、光電セ
ンサ11bからの信号が途絶えたことによって携帯電話
機1の装着を判定した後は、第1の実施の形態と同じよ
うに図2に示したフローチャートに基づいてハンズフリ
ー通話を可能とする処理を行う。
【0055】次に、本発明の第3の実施の形態を図4に
基づいて説明する。上記の第1及び第2の実施の形態で
は保持台3にカップ部2を形成し、携帯電話機1が立っ
た状態でカップ部2に装着、保持されるようにしたが、
第3の実施の形態は、図4に示すように携帯電話機1を
倒した状態でトレイ状保持台30の保持用凹部20に装
着することによって荷重センサ6によって装着を検出
し、第1の実施の形態と同様に受発光素子制御用マイク
ロコンピュータ5が通信プログラムを起動して保持台3
0側の受発光素子4と携帯電話機1側の受発光素子9と
の間の通信コネクションを確立させ、以後、ハンズフリ
ーユニット制御用マイクロコンピュータ8と携帯電話機
1との間で信号送受信を可能にして、携帯電話機1の制
御をハンズフリーユニット制御用マイクロコンピュータ
8からの遠隔制御に切り替え、ハンズフリー通信ができ
るようにしている。
【0056】なお、これらの第1〜第3の実施の形態そ
れぞれにおいて携帯電話機1の保持機構3,30側に電
話装着検出手段6,11a;11bを設けたが、これに
代えて携帯電話機1側に保持機構に装着した状態で自重
で反転動作できる装着検出スイッチを設け、この装着検
出スイッチによって装着を検出した時に相対向する赤外
線受発光素子4, 9間の通信プログラムを起動させる構
成にしてもよい。ただし、この場合には、携帯電話機1
側の赤外線通信制御部に通信プログラム起動機能を持た
せることになる。
【0057】このような構成にしても、実際の機器の通
信開始の操作に先立って通信プログラムが起動されるた
めに、通信コネクションの確立時に要するネゴシエーシ
ョンの時間を見かけ上短縮することができ、使い勝手が
向上する。
【0058】次に、本発明の第4の実施の形態を図5に
基づいて説明する。この第4の実施の形態の移動電話保
持装置は、図4に示した第3の実施の形態の移動電話保
持装置において、さらに保持台30に蓋31が取り付
け、これを閉じることによって携帯電話機1を保持台3
0の保持用凹部20に閉じ込めて安定させるようにした
ものである。さらに、第3の実施の形態において保持用
凹部20に設けた荷重センサ6に代えて、蓋閉じ検出ス
イッチ32を設け、蓋31を閉じた時に携帯電話機1が
装着されたものと見なして装着検出信号を受発光素子制
御用マイクロコンピュータ5に送信するようにしてい
る。
【0059】この実施の形態の場合、蓋閉じ検出スイッ
チ32からの信号でマイクロコンピュータ5は通信プロ
グラムを起動し一定時間その実行を継続するが、その間
に携帯電話機1側の受発光素子9との間に通信コネクシ
ョンが確立しなければ強制的に通信プログラムを終了さ
せ、蓋閉じ検出スイッチ32がいったん反転動作した後
に蓋閉じ検出信号を入力するようにならなければ通信プ
ログラムを起動しない設定にする。これにより、携帯電
話機1を装着せずに単に蓋31を閉じただけなのか、そ
れとも携帯電話機1を装着した後に蓋31を閉じたのか
を区別してハンズフリーユニットを起動させることがで
きる。
【0060】次に、本発明の第5の実施の形態を図6に
基づいて説明する。この第5の実施の形態の移動電話保
持装置は、保持台3側に電話の使用時に発生する電波の
強度を計測する電波強度計測センサ12を設け、所定強
度以上の電波強度を電波強度計測センサ12が計測した
時に受発光素子制御用マイクロコンピュータ5が赤外線
受発光素子4, 9間の通信プログラムを起動させるよう
にしたことを特徴とする。
【0061】通常、携帯電話機1に着信があった時に
は、呼出し音を出力する動作に先立ち携帯電話機1と基
地局との間で通信を確立するためのいくつかの信号のや
り取りが行われるが、この時に発生する電波の強度をモ
ニタして呼出し音を出力するまでに赤外線通信プログラ
ムを起動させれば、実際にユーザが電話着信に気付くの
は呼出し音を聞いてからであるので、赤外線通信コネク
ションの確立時に要する携帯電話機1と保持台3側との
ネゴシエーションの時間を見かけ上短縮することがで
き、使い勝手を向上させることができる。
【0062】なお、この第5の実施の形態の電波強度計
測センサ12は図4に示したトレイ型の保持台30に対
しても同様に適用することができる。
【0063】またこの第5の実施の形態では電波の強度
を検出するセンサを設ける例を説明したが、マイクなど
を用いて着信音などで音圧が一定値以上となった時に赤
外線通信プログラムを起動するようにしてもよく、この
場合にも、着信と同時にネゴシエーションが開始される
ために特別なスイッチ操作が必要でなく、使い勝手が向
上する。
【0064】次に、本発明の第6の実施の形態について
説明する。上記第1〜第5の実施の形態では保持機構
3,30に対して携帯電話機1を装着した状態を何らか
の検出手段6,11a;11b,12で検出して赤外線
通信プログラムを起動するようにしたが、これに代え
て、特に保持機構を車載してハンズフリーユニットと接
続する場合、図7に示すようにハンズフリーユニット側
に設けられているスイッチ類のいずれかが操作されたこ
とをハンズフリー制御用マイクロコンピュータ8が検出
した時に赤外線通信制御用マイクロコンピュータ5に通
知し(ステップS11,S12)、赤外線通信制御用マ
イクロコンピュータ5がこの通知を受けた時に赤外線通
信プログラムを起動させる構成とすることができる(ス
テップS13)。そしてハンズフリーユニット側のスイ
ッチ類のすべてがオフ状態に戻されると赤外線通信プロ
グラムの終了処理を行う(ステップS14,S15)。
【0065】このような構成にすれば、携帯電話機1の
装着検出手段を設けることなく、電話の発信に先立って
赤外線通信プログラムを起動させ、通信コネクションの
確立時に要するネゴシエーションの時間を見かけ上短縮
することができ、使い勝手の向上が図れる。
【0066】次に、本発明の第7の実施の形態について
説明する。第1〜第5の実施の形態それぞれで用いた携
帯電話機1の装着検出手段6,11a;11bまたは1
2をも使用し、図8に示すように携帯電話機1の装着検
出と共に(ステップS10)、上述した第6の実施の形
態のようにスイッチ類の操作信号を受信した時に(ステ
ップS11,S12)、赤外線通信制御用マイクロコン
ピュータ5によって通信プログラムを起動させる構成と
することもできる(ステップS13)。なお、この後の
処理手順は図7のフローチャートと同じである(ステッ
プS14,S15)。
【0067】このような構成とすれば、電話機が設置さ
れていることがより確実な場合にのみ、赤外線通信プロ
グラムを起動することができ、信頼性を向上させ、また
消費電力をいっそう低減することができる。
【0068】なお、マルチファンクションAVシステム
を備えた車両では、センターコンソールに組み込まれた
タッチパネルディスプレイでオーディオビジュアル機器
や電話機を切り替えて操作できるようにしているが、第
6及び第7の実施の形態の場合、このようなシステムの
コントローラをなすマルチファンクションAVコントロ
ール用マイクロコンピュータをマイクロコンピュータ8
とし、このマイクロコンピュータ8がディスプレイから
電話機能に切り替える操作がなされたことを検出した時
にその操作信号を赤外線通信制御用マイクロコンピュー
タ5に通知する方式とすることができる。
【0069】次に、本発明の第8の実施の形態を図9及
び図10に基づいて説明する。図9に示すようにハンズ
フリーユニット側に設けられているマイク13が拾う音
圧レベルを計測する音圧センサ14を設け、ハンズフリ
ーユニット制御用マイクロコンピュータ8がこの音圧セ
ンサ14が計測する音圧レベルが所定値以上であればユ
ーザが音声で電話機使用の意思を表明したものとして赤
外線通信制御用マイクロコンピュータ5側に通知し(ス
テップS21,S22)、図7または図8に示すフロー
チャートの手順と同じように赤外線通信プログラムを起
動する構成とすることもできる(ステップS23)。そ
してこの場合、通信コネクションを一度確立した後は、
タイマ設定した一定時間経過するまでは通信コネクショ
ンを維持するようにし、最終通信から一定時間が経過し
た時にコネクションを解除する(ステップS24〜S2
7)。
【0070】これによって、ユーザが音声によって赤外
線通信プログラムを起動させることができ、第7の実施
の形態のように通信コネクションの確立時に要するネゴ
シエーションの時間を見かけ上短縮することができる。
【0071】なお、この場合にも図8に示した第7の実
施の形態のように、保持台3(または30)側に装着検
出手段6,11a;11b,12または32を設けてお
き、図11のフローチャートに示すように電話機装着を
検出している状態で(ステップS20)、一定値以上の
音圧レベルを検出した時に赤外線通信プログラムを起動
させるようにしてもよい(ステップS21〜S23)。
なお、この後の処理手順は図10のフローチャートと同
じである(ステップS24〜S27)。
【0072】これによって、ユーザが音声によって赤外
線通信プログラムを起動させることができ、第7の実施
の形態のように通信コネクションの確立時に要するネゴ
シエーションの時間を見かけ上短縮することができ、し
かも図8のフローチャートに示した第7の実施の形態の
ように、電話機が設置されていることがより確実な場合
にのみ、赤外線通信プログラムを起動することができ、
信頼性を向上させ、また消費電力をいっそう低減するこ
とができる。
【0073】なお、上述した保持機構3,30側に携帯
電話機1の装着検出手段を設けたり、ハンズフリーユニ
ット側にスイッチ類の操作検出により赤外線通信プログ
ラムを起動させる代わりに、携帯電話機1に設けられて
いるいずれかのキー操作により、あるいは携帯電話機1
に接続されたスイッチ類の操作を検出することによって
赤外線通信プログラムを起動させるようにすることもで
きる。この場合には、携帯電話機1側の赤外線通信制御
部に通信プログラム起動機能を持たせることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の正面図。
【図2】上記の実施の形態の動作を示すフローチャー
ト。
【図3】本発明の第2の実施の形態の正面図。
【図4】本発明の第3の実施の形態の正面図。
【図5】本発明の第4の実施の形態の正面図。
【図6】本発明の第5の実施の形態の正面図。
【図7】上記の実施の形態の動作を示すフローチャー
ト。
【図8】本発明の第6の実施の形態の動作を示すフロー
チャート。
【図9】本発明の第7の実施の形態の正面図。
【図10】上記の実施の形態の動作を示すフローチャー
ト。
【図11】本発明の第8の実施の形態の動作を示すフロ
ーチャート。
【図12】従来例の正面図。
【図13】他の従来例の正面図。
【符号の説明】
1 携帯電話機 2 カップ部 3 保持台 4 受発光素子 5 赤外線通信制御用マイクロコンピュータ 6 荷重センサ 7 台座 8 ハンズフリーユニット制御用マイクロコンピュータ 9 受発光素子 11a 発光素子 11b 受光素子 12 電波強度計測センサ 13 マイク 14 音圧センサ 20 保持用凹部 30 保持台 31 蓋 32 蓋閉じ検出スイッチ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信ポートが設けられた移動電話機
    を脱着可能に保持する保持台と、 前記保持台への前記移動電話機の装着を検出する装着検
    出手段と、 前記移動電話機の前記保持台への装着状態で前記移動電
    話機の無線通信ポートと対向する位置に設けられ、無線
    通信信号を送受するための無線通信ポートと、 前記装着検出手段が前記移動電話機の装着を検出した時
    に前記無線通信ポート間の通信プログラムを開始する無
    線通信制御手段とを備えて成る移動電話保持装置。
  2. 【請求項2】 前記装着検出手段は、前記移動電話機の
    装着によりその荷重を検出する荷重センサであることを
    特徴とする請求項1に記載の移動電話保持装置。
  3. 【請求項3】 前記装着検出手段は、前記移動電話機の
    装着を光学的に検出する光学センサであることを特徴と
    する請求項1に記載の移動電話保持装置。
  4. 【請求項4】 前記装着検出手段は、前記移動電話機の
    使用時に発生する電波の強度を計測し、所定値以上であ
    る場合に装着を検出する電波強度計測手段であることを
    特徴とする請求項1に記載の移動電話保持装置。
  5. 【請求項5】 前記装着検出手段は、前記移動電話機の
    音圧を計測し、所定値以上である場合に装着を検出する
    音圧計測手段であることを特徴とする請求項1に記載の
    移動電話保持装置。
  6. 【請求項6】 無線通信ポートが設けられた移動電話機
    を脱着可能に保持する保持台と、 前記移動電話機の前記保持台への装着状態で前記移動電
    話機の無線通信ポートと対向する位置に設けられ、無線
    通信信号を送受するための無線通信ポートと、 前記保持台と電気的に接続され、前記無線通信ポートを
    通じて電話信号を送受信する前記移動電話機に対するハ
    ンズフリーユニットと、 前記ハンズフリーユニットに設けられたスイッチの操作
    を検出して、前記無線通信ポート間の通信プログラムを
    開始する無線通信制御手段とを備えて成る移動電話保持
    装置。
  7. 【請求項7】 無線通信ポートが設けられた移動電話機
    を脱着可能に保持する保持台と、 前記保持台への前記移動電話機の装着を検出する装着検
    出手段と、 前記移動電話機の前記保持台への装着状態で前記移動電
    話機の無線通信ポートと対向する位置に設けられ、無線
    通信信号を送受するための無線通信ポートと、 前記保持台と電気的に接続され、前記無線通信ポートを
    通じて電話信号を送受信する前記移動電話機に対するハ
    ンズフリーユニットと、 前記装着検出手段が前記移動電話機の装着を検出し、か
    つ前記ハンズフリーユニットに設けられたスイッチの操
    作を検出した時に、前記無線通信ポート間の通信プログ
    ラムを開始する無線通信制御手段とを備えて成る移動電
    話保持装置。
  8. 【請求項8】 無線通信ポートと、 自機がいずれかの場所に所定の姿勢でセットされた時に
    自重によって作動するスイッチ手段と、 前記スイッチ手段が作動した時に前記無線通信ポートの
    無線通信プログラムを起動する通信制御手段とを備えて
    成る移動電話機。
  9. 【請求項9】 無線通信ポートと、 自機に装備されている任意のキー若しくは特定のキーの
    操作時に前記無線通信プログラムを起動する通信制御手
    段を備えて成る移動電話機。
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