JP2003051871A - 折り畳み式携帯通信端末装置 - Google Patents

折り畳み式携帯通信端末装置

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JP2003051871A
JP2003051871A JP2001237782A JP2001237782A JP2003051871A JP 2003051871 A JP2003051871 A JP 2003051871A JP 2001237782 A JP2001237782 A JP 2001237782A JP 2001237782 A JP2001237782 A JP 2001237782A JP 2003051871 A JP2003051871 A JP 2003051871A
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call
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speaker
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Katsuaki Kato
克明 加藤
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部の機器を必要とせず、特別な操作も行う
ことなく折り畳み式携帯通信端末でハンズフリー通話を
行う。 【解決手段】 折り畳み式携帯通信端末10のヒンジ部
13に送話部13を設け、蓋部11に受話部52を設け
る。端末10の筐体を開いて通常の通話を行う際には、
内側に設けられた送話部および受話部が用いられる。端
末10には、筐体が折り畳まれたことを検知するセンサ
と、折り畳まれたときに蓋部11および本体部12の間
に何かが挟まれているかどうかを検知するセンサが設け
られる。筐体が折り畳まれ、例えばシャツの胸ポケット
に挟まれると、これらのセンサに検知され、送話部およ
び受話部が自動的に送話部53および受話部52に切り
換えられる。端末10の筐体を折り畳んでポケットを挟
み込むだけで、ハンズフリー通話ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、筐体がヒンジ部
で結合された蓋部と本体部とで構成され、折り畳んで使
用することが可能とされた折り畳み式携帯通信端末装置
に関し、特に、折り畳んだ状態でハンズフリー通話が可
能とされた折り畳み式携帯通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、極めて小型軽量に構成され、
無線通信によって電話通信を行うようにされた携帯用の
電話装置が急激な普及を遂げている。このような携帯用
の電話装置には、現状では、周波数帯が800MHz
帯、1.5GHz帯の電波を用い、出力が500mW程
度と比較的大きな出力を有する携帯電話と、周波数帯が
1.9GHz帯の電波を用い、出力が10mW程度の小
出力とされたPHS(Personal Handy-phone System)と
がある。以下では、これらに用いられる電話装置をまと
めて携帯端末と称する。携帯端末は、所定に設けられた
基地局を介して他の電話装置などとの通信を行う。
【0003】なお、携帯端末の形状としては、単一の筐
体からなり、表示部とキー部とが同一筐体の同一面上に
設けられたタイプと、筐体が表示部および受話部が設け
られた蓋部とキーなどの操作子および送話部などが設け
られた本体部とからなり、蓋部と本体部がヒンジ部で接
続され開閉可能な構造とされた折り畳み式のタイプとが
主流となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような携帯用電話
装置は、その手軽さや可搬性故に、例えば車中での運転
中における使用などが問題になっていた。そのため、両
手を使わずに通話を行う、所謂ハンズフリー通話を可能
とすることが必要とされていた。
【0005】従来では、例えば携帯用電話装置に所定の
コネクタを設け、コネクタにイヤホンおよびマイクロホ
ンを接続してハンズフリー通話を実現していた。しかし
ながら、この方法では、携帯用電話装置とは別途にイヤ
ホンおよびマイクロホンを用意しなければならないとい
う問題点があった。
【0006】また、携帯用電話装置の種類によっては、
イヤホンおよびマイクロホンを所定のコネクタに接続し
た上で、対応するキーの押下などの操作がさらに必要で
あるという問題点があった。
【0007】したがって、この発明の目的は、ハンズフ
リー通話を行う際に、外部の機器を必要とせず、特別な
操作も不要であるような折り畳み式携帯通信端末装置を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述した課
題を解決するために、第1および第2の筐体がヒンジ部
で折り畳み可能に構成された折り畳み式携帯端末装置に
おいて、通常の通話を行うための第1のマイクおよびス
ピーカと、ハンズフリー時の通話を行うための第2のマ
イクおよびスピーカと、第1および第2の筐体がヒンジ
部で折り畳まれたことを検知する第1の検知手段と、第
1および第2の筐体がヒンジ部で折り畳まれているとき
に、第1および第2の筐体の間に挟まれている物がある
か否かを検知する第2の検知手段とを有し、第1の検知
手段により第1および第2の筐体が折り畳まれたことが
検知され、且つ、第2の検知手段により折り畳まれた第
1および第2の筐体の間に挟まれている物があることが
検知されたら、通話手段を第1のマイクおよびスピーカ
から第2のマイクおよびスピーカに切り換えるようにし
たことを特徴とする折り畳み式携帯通信端末装置であ
る。
【0009】上述したように、この発明は、第1および
第2の筐体がヒンジ部で折り畳み可能に構成された折り
畳み式携帯端末装置において、通常の通話を行うための
第1のマイクおよびスピーカと、ハンズフリー時の通話
を行うための第2のマイクおよびスピーカとが設けら
れ、第1および第2の筐体が折り畳まれ、且つ、折り畳
まれた第1および第2の筐体の間に物体が存在するとき
に、通話手段を第1のマイクおよびスピーカから第2の
マイクおよびスピーカに切り換えるようにしているた
め、第1および第2の筐体を折り畳むだけで、通常の通
話からハンズフリー通話へと切り換えることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態
を、図面を参照しながら説明する。図1は、この実施の
一形態に適用可能な携帯端末10の一例の外観を示す。
この携帯端末10は、例えば携帯電話やPHSといった
通信の携帯端末として用いることが可能なものである。
以下では、この携帯端末10が通信システムとしてPD
C(Personal Digital Cellular)方式を用い、TDMA
(Time Division Multiple Access)方式で接続する携帯
電話の通信端末であるとして説明する。
【0011】携帯端末10は、筐体が第1の筐体をなす
蓋部11と第2の筐体をなす本体部12とがヒンジ部1
3で結合されて構成される、所謂折り畳み式筐体からな
る。蓋部11には、例えばLCD(Liquid Crystal Disp
lay)からなる表示部20と、小型のスピーカからなる受
話部21とが設けられる。また、蓋部11には、表示部
20などが設けられている面と反対側の面に、アンテナ
部30が設けられる。
【0012】一方、本体部12には、蓋部11の表示部
20および受話部21が設けられる面とヒンジ部13を
介して対応する面に、「*」キーおよび「#」キーを含
む複数の数字キー22、22、・・・と、複数の操作キ
ー23、23、・・・と、小型のマイクロホンからなる
送話部24とが設けられる。操作キー23、23、・・
・は、例えば、通話の開始を指示する通話キー(応答キ
ー)、通話の終了を指示する終話キー、電子メールの送
信、受信、電子メールの送信文作成などの電子メールに
関する機能を呼び出す電子メール機能キーや、その他の
機能を制御するためのキーである。
【0013】本体部12には、外部の情報処理機器と有
線による通信を行うためのコネクタが設けられる。図1
の例では、このコネクタは、蓋31で覆われている。
【0014】蓋部11および本体部12は、ヒンジ部1
3により表示部20および各種キー部が内側になるよう
にして折り畳まれる。なお、図1の例では、蓋部11お
よび本体部12に、携帯端末10が折り畳まれたときに
互いに当接するように、突起部25および受部26がそ
れぞれ設けられる。突起部25および/または受部26
は、携帯端末10の筐体が所定に折り畳まれたことが検
知できるように、折り畳みセンサが設けられている。
【0015】さらに、この発明の実施の一形態では、蓋
部11および本体部12が折り畳まれ携帯端末10の筐
体が閉じられている状態で、蓋部11および本体部12
の間に挟まれている物があるかどうかを検知するための
センサ部50および51が設けられる。
【0016】センサ部50および51は、例えば、蓋部
11に設けられたセンサ部50が発光部とされ、本体部
12の、携帯端末10の筐体が閉じられたときにセンサ
部50と対応する位置に設けられたセンサ部51が受光
部とされた光センサで構成することができる。この場
合、携帯端末10の筐体を、例えばシャツの胸ポケット
を挟み込みながら折り畳んだ場合、センサ部50で発光
された光がポケットの部分で遮られ、センサ部51への
受光が妨げられることで、蓋部11および本体部12の
間に挟まれている物があることが検知できる。センサ部
50および51は、光センサに限らず、電気的接触を利
用するものでもよいし、センサ部50および51の間の
厚みに応じて作動するようなものでもよい。
【0017】なお、蓋部11内に設けられる回路と、本
体部12内に設けられる回路とは、ヒンジ部13を介
し、フレキシブル形プリント配線板で互いに接続され
る。フレキシブル形プリント配線板は、プリント配線の
絶縁基板が柔軟性のあるものにされ、1層あるいは複数
層の導体層を有する基板である。
【0018】図2は、携帯端末10が折り畳まれた状態
の一例の外観図を示す。蓋部11と本体部12とがヒン
ジ部13により折り畳まれ、携帯端末10の筐体が閉じ
られている。この実施の一形態では、図2に示されるよ
うに、蓋部11の、携帯端末10の筐体が閉じられた際
に外側になる面に受話部52が設けられる。受話部52
には、上述した受話部21より大型のスピーカが用いら
れ、ある程度離れた位置からでも出力音声が認識可能と
なっている。
【0019】それと共に、ヒンジ部13の、携帯端末1
0の筐体が閉じられた際に外側、且つ、携帯端末10の
筐体が折り畳まれる際に蓋部11および本体部12から
なる開口部とは反対側に、送話部53が設けられる。送
話部53は、図2における上方、すなわち送話部53の
開口部の方向に強い指向性を持つマイクが用いられてい
る。送話部53は、上述の送話部24より感度が良く、
且つ、所定の方向に感度の指向性が強いマイクが用いら
れ、ある程度離れた位置で発せられた音声を収音可能と
されている。
【0020】図3は、携帯端末10の筐体が半分ほど開
かれた状態を示す一例の外観図である。この図3でも分
かるように、送話部53は、ヒンジ部13の開口側と反
対側に収音口が位置するように設けられる。ヒンジ部1
3は、上述のフレキシブル型プリント配線板が収納され
るため、内部が空洞になっている。この空洞部を利用し
て送話部53が取り付けられる。送話部53を構成する
マイクは、現状で、例えば5φ×5mm程度のものが用
いられているため、ヒンジ部13に十分取り付け可能で
ある。
【0021】この発明では、上述のように、携帯端末1
0に対して、送話部24および53、ならびに、受話部
21および52のように、送話部および受話部が、ヒン
ジ部13で筐体を折り曲げたたときに外側および内側に
なる面にそれぞれ設けられる。
【0022】このような構成において、携帯端末10の
筐体を開いて通常通りに通話を行う際には、内側に設け
られた送話部24および受話部21が用いられる。
【0023】一方、筐体を開き通話を行っている状態で
筐体を閉じ、且つ、蓋部11および本体部12の間に何
かが挟まっていることがセンサ部50および51に検知
されたら、送話部が送話部24から送話部53に切り換
えられ、受話部が受話部21から受話部52に切り換え
られる。こうすることで、ユーザは、例えば胸ポケット
に携帯端末10の筐体を挟んだ状態で、通話を行うこと
が可能となる。
【0024】図4は、胸ポケット60に携帯端末10の
筐体を挟んで通話する例を概略的に示す。この図4の例
では、シャツの胸ポケット60が開口部61から、携帯
端末10の蓋部11および本体部12により挟まれてい
る。その際、受話部52が外に露出するように、蓋部1
1が胸ポケット60の外側になるようにされる。一方、
送話部53は、開口部が上方を向いているため、携帯端
末10の筐体をポケット60に挟んだまま、ユーザが発
する音声を収音可能な状態とされている。
【0025】より具体的には、ユーザは、携帯端末10
の筐体を開いた状態で送話部24および受話部21を用
いての通話中に、筐体を閉じつつ、例えば胸ポケット6
0などに図4に例示されるように筐体を挟む。すると、
突起部25および受部26により筐体が折り畳まれたこ
とが検知されると共に、センサ50および51により、
蓋部11および本体部12の間に何かが挟まれた状態で
筐体が折り畳まれたことが検知される。これらの検知結
果に基づき、送話部24および受話部21が使用不能と
されると共に、送話部53および受話部52が使用可能
とされる。これにより、ユーザは、送話部53および受
話部52を用いて通話を行うことができる。携帯端末1
0の筐体が胸歩メット60で固定されると共に、送話部
53と受話部52とが外部に露出しているため、ユーザ
は、両手を使わずに通話する、ハンズフリー通話を行う
ことができる。
【0026】図5は、この発明による一例の処理を概略
的に示すフローチャートである。前提として、ステップ
S10により、携帯端末10の筐体の折り畳みが開かれ
てユーザによる通話が行われている。以下では、携帯端
末10の筐体の折り畳みを開いた状態を、折り畳み
「開」状態と称する。このとき、通話は、送話部24お
よび受話部21により行われる。次のステップS11
で、ステップS10で行われている通話が終話されたか
どうかが判断される。若し、終話されたと判断されれ
ば、このフローチャートによる一連の処理が終了され
る。
【0027】一方、ステップS11で終話されず通話が
継続されると判断されれば、処理はステップS12に移
行する。ステップS12では、携帯端末10の筐体が折
り畳まれて閉じられたかどうかが判断される。以下で
は、携帯端末10の筐体の折り畳みが閉じられた状態
を、折り畳み「閉」状態と称する。例えば、突起部25
または受部26に設けられたセンサにより、突起部25
が受部26に当接されたかどうかが検知され、検知結果
に基づき折り畳み「閉」状態であるかどうかが判断され
る。若し、折り畳み「閉」状態でないと判断されれば、
処理はステップS10に戻される。
【0028】ステップS12で、携帯端末10の筐体が
折り畳み「閉」状態になったと判断されれば、処理はス
テップS13に移行する。ステップS13では、センサ
部50および51による検知結果に基づき、折り畳たた
まれた蓋部11および本体部12の間に何かが挟まれて
いるかどうかが判断される。若し、折り畳まれた蓋部1
1および本体部12の間に何も挟まれていないと判断さ
れれば、例えば通話が終話され、このフローチャートに
よる一連の処理が終了される。
【0029】一方、ステップS13で、折り畳まれた蓋
部11および本体部12の間に何かが挟まれていると判
断されれば、処理はステップS14に移行する。ステッ
プS14では、通常の通話に用いられるマイクおよびス
ピーカがOFF状態とされ、ハンズフリー通話の際に用
いられるマイクおよびスピーカがON状態とされる。す
なわち、この実施の一形態では、送話部24および受話
部21が使用不能の状態とされ、送話部53および受話
部52が使用可能の状態とされる。
【0030】ステップS15では、ステップS14で切
り換えられた送話部53および受話部52を用いて通話
が継続される。すなわち、ステップS15では、ハンズ
フリー通話が行われる。次のステップS16で、例えば
突起部25および/または受部26による折り畳みセン
サの検知結果に基づき、携帯端末10の筐体が折り畳み
「開」状態になったかどうかが判断される。折り畳み
「閉」状態のままであれば、処理はステップS15に戻
され、ハンズフリー通話が継続される。一方、携帯端末
10の筐体が開かれ、折り畳み「開」状態になったと判
断されれば、処理はステップS17に移行する。
【0031】ステップS17では、上述したステップS
14とは逆に、ハンズフリー通話の際に用いられるマイ
クおよびスピーカがOFF状態とされ、通常の通話に用
いられるマイクおよびスピーカがON状態とされる。す
なわち、この実施の一形態では、送話部53および受話
部52が使用不能の状態とされ、送話部24および受話
部21が使用可能の状態とされる。そして、処理はステ
ップS10に戻され、例えば折り畳み「開」状態で通話
が継続される。
【0032】図6は、上述した携帯端末10の一例の構
成を示す。制御ライン100に対して、CPU(Central
Processing Unit)101、通信回路102、表示制御
部104、操作部106、ROM(Read Only Memory)1
07、RAM(Random AccessMemory)108、折り畳み
検知部109、感度変更部111およびセンサ部110
が接続される。また、データライン120に対して、通
信回路102、表示制御部104、ROM107、RA
M108および感度変更部111が接続される。制御ラ
イン100によって、接続された各部間での制御コマン
ドおよびデータなどがやりとりされる。同様に、データ
ライン120によって、接続された各部間でのデータの
やりとりが行われる。
【0033】なお、図2では、上述した、外部と通信を
行うためのコネクタ部および外部との通信を制御するた
めの通信部が省略されている。
【0034】通信回路102は、アンテナ103が接続
され、例えばPDC(Personal Digital Cellular)方式
を用い、TDMA(Time Division Multiple Access)方
式で接続する電話通信の制御を行う。アンテナ103
は、上述したアンテナ部30に対応するものである。ア
ンテナ103で受信された電波が通信回路102に供給
され、所定に復調、復号処理などがなされ、ディジタル
データとされてデータライン120や制御ライン100
に供給される。また、送信データがデータライン120
や制御ライン100を介して通信回路102に供給さ
れ、所定に符号化、変調処理がなされてアンテナ103
から送信される。
【0035】CPU101は、所定のプログラムやデー
タに基づき、制御ライン100を介して制御ライン10
0に接続された各部と制御コマンドやデータのやりとり
を行い、この携帯端末10の全体の制御を行う。CPU
101で実行される基本プログラムや各種のアプリケー
ションプログラムは、ROM107に予め記憶される。
必要に応じてROM107からプログラムやデータが読
み出され、CPU101に実行される。RAM108
は、CPU101のワークメモリとして用いられる。
【0036】操作部106は、上述した数字キー22、
22、・・・、操作キー23、23、・・・などからな
り、押下されたキーに対応したキー情報が出力される。
キー情報は、制御ライン100を介してCPU101に
供給される。また、操作部106の操作子として、回転
および押下操作を組み合わせてデータの入力を行うジョ
グダイアルをさらに設けても良い。
【0037】上述の図1乃至図4では、本体部12の、
携帯端末10の筐体を折り畳んだ際に内側になる面にの
み、操作部106による操作子が設けられているが、こ
れはこの例に限定されない。例えば、蓋部11および/
または本体部12の側面に所定の操作子を設けることが
できる。さらに、蓋部11および/または本体部12
の、携帯端末10の筐体を折り畳んだ際に外側になる面
に、操作部106の操作子を設けることもできる。一例
として、蓋部11の、携帯端末10の筐体を折り畳んだ
ときに外側になる面に所定の操作子を設けると、上述し
た図4に示されるような、携帯端末10の筐体を折り畳
んでなされるハンズフリー通話の際にも、通話の制御な
どをユーザが自ら行うことができ、好ましい。
【0038】表示制御信号がCPU101で所定に生成
され、制御ライン100を介して表示制御部104に供
給される。表示制御部104には、例えばLCDである
表示部105が接続される。表示部105は、上述した
表示部20に対応するものである。表示制御部104で
は、供給された表示制御信号に基づき、表示部105を
駆動するための表示駆動信号が生成される。この表示駆
動信号が表示部105に供給され、表示部105が駆動
されて表示部20に所定の表示がなされる。
【0039】マイク部112は、小型のマイクロホンと
アンプとからなり、上述の送話部24に対応する。音声
は、マイクロホンで収音されアナログ音声信号に変換さ
れ、アンプを介して感度変更部111に供給される。ス
ピーカ部113は、小型のスピーカとアンプとからな
り、上述の受話部21に対応する。感度変更部111か
ら出力されたアナログ音声信号がアンプを介してスピー
カに供給され、音声が再生される。
【0040】マイク部114は、小型のマイクロホンと
アンプとからなり、上述の送話部53に対応する。マイ
ク部114のマイクロホンは、上述のマイク部112の
マイクより感度が良くされ、且つ、感度に強い指向性を
持つものが用いられ、図4のように人体に対して装着し
た際に感度の指向性の向きと音声源の方向とが対応する
ようにして、ヒンジ部13に設けられる。音声は、この
マイクロホンで収音されアナログ音声信号に変換され、
アンプを介して感度変更部111に供給される。スピー
カ部115は、上述のスピーカ部113のスピーカより
出力が大きいスピーカとアンプとからなり、上述の受話
部52に対応する。感度変更部111から出力されたア
ナログ音声信号がアンプを介してスピーカに供給され、
音声が再生される。
【0041】感度変更部111は、A/D変換器および
D/A変換器を有する。マイク部112から供給された
アナログ音声信号がA/D変換器によりディジタル音声
信号に変換され、データライン120を介して通信回路
102に供給される。また、受信された電話通信による
音声データが通信回路102から出力され、データライ
ン120を介してコンバータ部111に供給される。コ
ンバータ部111では、供給されたこの音声データをD
/A変換してアナログ音声信号とし、スピーカ部113
に供給する。
【0042】また、感度変更部111において、マイク
部112および114の感度、ならびに、スピーカ部1
13およびスピーカ部115の出力を変更することがで
きる。携帯端末10の筐体を折り畳んだ状態で通話を行
うハンズフリー通話の際には、マイク部114の感度
が、離れた位置の音声源からの音声を十分収音できるよ
うに高くされると共に、スピーカ部115の出力が離れ
た位置にも十分取聴可能なように大きくされる。マイク
感度の変更は、例えばマイク部112および/または1
14から供給されるアナログ音声信号のゲインを増減す
ることで行ってもよいし、A/D変換の際の係数を変更
することでも行うことができる。スピーカ出力の変更
も、同様である。
【0043】感度の変更は、CPU101からの指示に
基づいて行われる。これに限らず、例えば携帯端末10
の筐体の所定位置にジョグダイアルなどの操作子を設
け、この操作子を操作することで感度の変更を行うよう
にもできる。ハンズフリー通話の際の使用形態を考慮す
ると、感度変更を指示するための操作子は、図1乃至図
4の例では、蓋部11側に設けるのが好ましい。
【0044】さらに、感度変更部111は、マイク11
2部およびスピーカ部113と、マイク部114および
スピーカ部115との切り換えを行う。上述した図5の
フローチャートのステップS14およびステップS17
に従い、CPU101からの指示に応じてマイク部11
2およびスピーカ部113、ならびに、マイク部114
およびスピーカ部115の一方を使用可能とし、他方を
使用不能となるように制御する。
【0045】折り畳み検知部109は、例えば上述した
図1の突起部25および受部26と連動し、携帯端末1
0が折り畳まれたかどうかを検出する。例えば、突起部
25に対してマイクロスイッチが連携し、携帯端末10
が折り畳まれて突起部25が受部26に所定に当接され
るとマイクロスイッチが作動し、携帯端末10が折り畳
まれたことを示す制御信号が制御ライン100を介して
CPU101に供給される。
【0046】なお、折り畳み検知部の構成は、この例に
限定されない。例えば、突起部25および受部26によ
る検知動作を逆にし、携帯端末10が折り畳まれていな
いことを検知するようにしても良い。また例えば、蓋部
11および本体部12の対応する部分に、磁力によって
作動するリードスイッチおよび磁石をそれぞれ設け、こ
のリードスイッチにより携帯端末10が折り畳まれたこ
とを検知するようにしても良い。ヒンジ部13の動作や
状態を検知して携帯端末10が折り畳まれているかどう
かを検知することもできる。
【0047】センサ部110は、上述したセンサ部50
および51による、携帯端末10の筐体が折り畳まれ閉
じられたときに、蓋部11および本体部12の間に何か
が挟まれているかどうかの検知を行う。上述の折り畳み
検知部109により携帯端末10の筐体が折り畳まれた
と検知され、且つ、このセンサ部110により蓋部11
および本体部12の間に何かが挟まれていると検知され
た場合に、携帯端末10によるハンズフリー通話が可能
となる。折り畳み検知部10により携帯端末10の筐体
が折り畳まれたと検知されたときにのみ、このセンサ部
110を作動可能としてもよい。
【0048】図7および図8は、上述した図5の処理
を、実際の携帯端末10の使用に合わせて、より詳細に
説明するためのフローチャートである。なお、図7およ
び図8において、符号A、B、CおよびDは、図7およ
び図8間で各々対応する符号に処理が移行することを示
す。当初、ステップS20に示されるように、携帯端末
10の筐体が開かれた折り畳み「開」状態であり、且
つ、ステップS21に示されるように、着信中であるも
のとする。このとき、通常状態での通話に用いられる送
話部24および受話部21が使用可能な状態とされ、ハ
ンズフリー通話を行う際に用いられる送話部53および
受話部52が使用不能の状態とされているものとする。
【0049】折り畳み「開」状態で着信中に、ステップ
S22で、折り畳み検知部109の検知結果に基づき、
携帯端末10の筐体が閉じられ、折り畳み「閉」状態に
されたかどうかが判断される。若し、折り畳み「閉」状
態にされたと判断されれば、処理はステップS33に移
行する。
【0050】一方、ステップS22で、携帯端末10の
筐体が閉じられず、折り畳み「開」状態のままであると
判断されれば、処理はステップS23に移行する。ステ
ップS23では、着信に対してユーザによる応答操作が
なされたかどうかが判断される。例えば、ユーザによ
り、着信に対して応答することを示す所定のキー操作が
なされ、そのキー操作に対応するキー情報がCPU10
1に供給される。CPU101により、このキー情報に
基づき、着信に対して応答することが判断される。若
し、応答操作がなされていないと判断されれば、処理は
ステップS21に移行し、応答操作がなされたと判断さ
れれば、処理はステップS24に移行する。
【0051】ステップS24では、ステップS23によ
る応答操作に応じて、折り畳み「開」状態での通話が行
われる。その通話に対する終話操作がなされたかどうか
が次のステップS25で判断される。例えば、ユーザに
より、通話を終了させることを示す所定のキー操作がな
され、そのキー操作に対応するキー情報がCPU101
に供給される。CPU101により、このキー情報に基
づき通話を終了させる終話処理が行われたことが判断さ
れる。終話操作がなされたと判断されれば、処理はステ
ップS20に戻される。終話操作がなされず、通話が継
続すると判断された場合には、処理はステップS26に
移行する。
【0052】ステップS26では、折り畳み検知部10
9による検知結果に基づき、折り畳み「開」状態で通話
中に、携帯端末10の筐体が閉じられ折り畳み「閉」状
態にされたかどうかが判断される。筐体が閉じられてい
ないと判断され、すなわち折り畳み「開」状態のままで
あれば、処理はステップS24に戻され、筐体が開かれ
たまま通常の通話が継続される。
【0053】一方、ステップS26で携帯端末10の筐
体が閉じられ、折り畳み「閉」状態とされたと判断され
れば、処理はステップS27に移行する。ステップS2
7では、センサ部110による検知結果に基づき、折り
畳まれた携帯端末10の筐体の、蓋部11および本体部
12の間に何かが挟まれているかどうかが判断される。
【0054】若し、蓋部11と本体部12との間に何も
挟まれていないと判断されたら、処理はステップS37
に移行し、折り畳み「閉」状態のままで通話状態が継続
される。そして、次のステップS38で、折り畳み検知
部109の検知結果に基づき、携帯端末10の筐体が開
かれ折り畳み「開」状態になったと判断されれば、処理
はステップS24に戻され、折り畳み「開」状態での通
話に移行する。
【0055】一方、上述したステップS27で、筐体が
閉じられた蓋部11および本体部12の間に何かが挟ま
れていると判断されれば、処理はステップS28に移行
する。ステップS28では、通常の通話に用いられるマ
イク部112およびスピーカ部113がOFF状態とさ
れ、ハンズフリー通話の際に用いられるマイク部114
およびスピーカ部115がON状態とされる。すなわ
ち、この実施の一形態では、送話部24および受話部2
1が使用不能の状態とされ、送話部53および受話部5
2が使用可能の状態とされる。マイク部およびスピーカ
部の切り換えは、折り畳み検知部109およびセンサ部
110の検知結果に基づきCPU101により感度変更
部111が制御されることでなされる。
【0056】ステップS29では、ステップS28で切
り換えられた送話部53および受話部54により、ハン
ズフリーでの通話が継続される。次のステップS30
で、折り畳み検知部109による検知結果に基づき、携
帯端末10の筐体が開かれ折り畳み「開」状態になった
かどうかが判断される。若し、筐体が折り畳み「開」状
態にされたと判断されれば、処理はステップS39に移
行する。
【0057】ステップS39では、ハンズフリー通話に
用いられるマイク部114およびスピーカ部115がO
FF状態とされ、通常の通話の際に用いられるマイク部
112およびスピーカ部113がON状態とされる。す
なわち、この実施の一形態では、送話部53および受話
部52が使用不能の状態とされ、送話部24および受話
部21が使用可能の状態とされる。マイクおよびスピー
カの状態が所定に切り替えられたら、処理はステップS
24に戻され、折り畳み「開」状態で通話が継続され
る。
【0058】一方、ステップS30で携帯端末10の筐
体が折り畳み「閉」状態のままであると判断されれば、
処理はステップS31に移行する。ステップS31で
は、ユーザにより例えば所定のキー操作がなされ、通話
を終了させる終話処理が指示されたかどうかが判断され
る。終話処理がなされていないと判断されれば、処理は
ステップS29に戻され、ハンズフリー通話が継続され
る。終話処理がなされたと判断されれば、処理は折り畳
み「閉」状態であるステップS32に移行する。
【0059】次のステップS33で、折り畳み「閉」状
態の携帯端末10に対して着信があり、ステップS34
で携帯端末10の筐体が開かれ折り畳み「開」状態にさ
れたかどうかが判断される。若し、折り畳み「開」状態
にされたと判断されれば、処理はステップS21に戻さ
れる。折り畳み「閉」状態のままであると判断されれ
ば、処理はステップS35に移行する。
【0060】ステップS35では、携帯端末10に対す
るユーザによる応答処理がなされたかどうかが判断され
る。一例として、携帯端末10の筐体が折り畳まれたと
きに外側になる面、例えば蓋部11の当該面に、着信に
対する応答を指示するための所定の操作子が設けられ、
ユーザによってこの操作子が操作されたかどうかがCP
U101により判断される。応答操作がなされていない
と判断された場合は、処理はステップS33に戻され
る。応答操作がなされたと判断されれば、処理はステッ
プS36に移行し、折り畳み検知部109およびセンサ
部110による検知結果に基づき、折り畳まれた携帯端
末10の筐体の、蓋部11および本体部12の間に何か
が存在するかどうかが判断される。何も存在しないと判
断されれば、処理はステップS33に戻される。
【0061】一方、蓋部11および本体部12の間に何
かが存在すると判断されれば、処理はステップS28に
戻され、CPU101の指示に基づく感度変更部111
の制御により、通常の通信に用いられるマイク部112
およびスピーカ部113がOFFとされ、ハンズフリー
通話に用いられるマイク部114およびスピーカ部11
5がONとされてハンズフリー通話が行われる。
【0062】ここで、上述したステップS33〜ステッ
プS36までの処理は、携帯端末10の筐体を閉じてい
るときに着信があった場合、携帯端末10に対して応答
処理を行い、例えば筐体を閉じたまま胸ポケット60な
どに挟むことで、そのままハンズフリー通話に移行でき
ることを示している。
【0063】なお、上述では、携帯端末10の筐体が折
り畳まれたことを検知する折り畳み検知部109および
センサと、筐体が折り畳まれたときに蓋部11および本
体部12の間に何かが存在するかどうかを検知するセン
サ部110およびセンサとを設けたが、これはこの例に
限定されない。例えば、折り畳み検知部109および折
り畳み状態を検知するセンサに、折り畳まれた状態で蓋
部11および本体部12の間に何かが存在することを検
知するセンサ部110およびセンサの機能を併せ持たせ
ることは可能である。この場合、センサ部110、セン
サ50および51は、不要となる。
【0064】また、上述では、携帯端末10の筐体が折
り畳まれ、且つ、折り畳まれた状態で蓋部11および本
体部12の間に何かが存在するときにハンズフリー通話
が可能になるように説明したが、これはこの例に限定さ
れない。例えば、単に携帯端末10の筐体が折り畳まれ
た状態でハンズフリー通話可能とすることも、可能であ
る。例えば、携帯端末10の筐体を広げた状態で着信に
応答し、そのまま筐体を折り畳むことで、マイク部11
2およびスピーカ部113とマイク部114およびスピ
ーカ部115とが切り替わり、ハンズフリー通話可能な
状態となるようにする。
【0065】さらに、上述では、送話部を携帯端末10
の筐体を折り畳んだ状態で内側になる送話部24および
外側になる送話部53の2つ設けたが、これはこの例に
限定されない。例えば、携帯端末10の筐体をヒンジ部
13で折り畳んだ際に、蓋部11に対して本体部12が
若干はみ出る構成とし、本体部12の、筐体を折り畳ん
だときに蓋部11からはみ出る位置に送話部24を設け
る。ハンズフリー通話のときには、通常の通話時よりも
送話部24の感度を高くなるよう設定する。こうするこ
とで、送話部53の構成を省略することができる。この
場合、上述した実施の一形態のような、携帯端末10を
胸ポケット60などに挟んでハンズフリー通話を行う方
法は採れないことになる。
【0066】さらにまた、上述では、スピーカを受話部
21および受話部52のように、携帯端末10の筐体の
両面にそれぞれ設けたが、これはこの例に限定されな
い。マイクとスピーカが互いに影響を受けないようにさ
れていれば、受話部を1つで構成することも可能であ
る。また、上述では、ハンズフリー通話時に用いられる
送話部53がヒンジ部13に設けられるように説明した
が、これはこの例に限定されない。送話部53は、携帯
端末10の筐体の折り畳み開閉によってその機能に影響
が無い位置であれば、他の位置に設けても良い。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、折り
畳み型携帯端末において、通常の通話中に携帯端末を折
り畳み、例えば胸ポケットなどに挟むことでハンズフリ
ー通話に移行されるので、ハンズフリー通話を行うに際
して特別な操作が必要ないという効果がある。
【0068】また、通常の通話状態からハンズフリー通
話に移行する際に、マイクおよびスピーカの感度や出力
がハンズフリー通話に適した状態に切り換えられるの
で、イヤホンやマイクを別途に用意しなくてもハンズフ
リー通話が行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態に適用可能な携帯端末
の一例の外観を示す外観図である。
【図2】携帯端末が折り畳まれた状態を示す一例の外観
図である。
【図3】携帯端末の筐体が半分ほど開かれた状態を示す
一例の外観図である。
【図4】胸ポケットに携帯端末の筐体を挟んで通話する
例を概略的に示す略線図である。
【図5】この発明による一例の処理を概略的に示すフロ
ーチャートである。
【図6】携帯端末10の一例の構成を示すブロック図で
ある。
【図7】この実施の一形態による処理を実際の携帯端末
の使用に合わせてより詳細に説明するためのフローチャ
ートである。
【図8】この実施の一形態による処理を実際の携帯端末
の使用に合わせてより詳細に説明するためのフローチャ
ートである。
【符号の説明】
10・・・携帯端末、11・・・蓋部、12・・・本体
部、13・・・ヒンジ部、20・・・表示部、21・・
・受話部、22・・・数字キー、23・・・操作キー、
24・・・送話部、25・・・突起部、26・・・受
部、30・・・アンテナ部、50,51・・・センサ
部、52・・・受話部、53・・・送話部、100・・
・制御ライン、101・・・CPU、102・・・通信
回路、105・・・表示部、108・・・RAM、10
9・・・折り畳み検知部、110・・・センサ部、11
1・・・感度変更部、112・・・マイク部、113・
・・スピーカ部、114・・・マイク部、115・・・
スピーカ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/38 H04B 7/26 109G

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1および第2の筐体がヒンジ部で折り
    畳み可能に構成された折り畳み式携帯端末装置におい
    て、 通常の通話を行うための第1のマイクおよびスピーカ
    と、 ハンズフリー時の通話を行うための第2のマイクおよび
    スピーカと、 第1および第2の筐体がヒンジ部で折り畳まれたことを
    検知する第1の検知手段と、 上記第1および第2の筐体が上記ヒンジ部で折り畳まれ
    ているときに、上記第1および第2の筐体の間に挟まれ
    ている物があるか否かを検知する第2の検知手段とを有
    し、 上記第1の検知手段により上記第1および第2の筐体が
    折り畳まれたことが検知され、且つ、上記第2の検知手
    段により上記折り畳まれた上記第1および第2の筐体の
    間に挟まれている物があることが検知されたら、通話手
    段を上記第1のマイクおよびスピーカから上記第2のマ
    イクおよびスピーカに切り換えるようにしたことを特徴
    とする折り畳み式携帯通信端末装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の折り畳み式携帯通信端
    末において、 上記第2のマイクは、上記ヒンジ部に設けられることを
    特徴とする折り畳み式携帯通信端末。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の折り畳み式携帯通信端
    末において、 上記第2のスピーカは、上記第1および第2の筐体が上
    記折り畳まれたとき、外側に向く位置に取り付けられる
    ことを特徴とする折り畳み式携帯通信端末。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の折り畳み式携帯通信端
    末において、 上記第2のマイクは上記第1のマイクより感度が高くさ
    れ、上記第2のスピーカは上記第1のスピーカより出力
    が大きくされることを特徴とする折り畳み式携帯通信端
    末。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の折り畳み式携帯通信端
    末において、 上記第1および第2の筐体が上記折り畳まれたとき外側
    に向く面に設けられた、上記通話を終了させる終話手段
    をさらに有し、 上記第1の検知手段により上記第1および第2の筐体が
    折り畳まれたことが検知され、且つ、上記第2の検知手
    段により上記折り畳まれた上記第1および第2の筐体の
    間に物体が存在することが検知された状態で、上記終話
    手段により上記通話を終了させることができるようにし
    たことを特徴とする折り畳み式携帯通信端末。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の折り畳み式携帯通信端
    末において、 上記第1および第2の筐体が上記折り畳まれたとき外側
    に向く面に設けられた、着信に応答する応答手段をさら
    に有し、 上記第1の検知手段により上記第1および第2の筐体が
    折り畳まれたことが検知され、且つ、上記第2の検知手
    段により上記折り畳まれた上記第1および第2の筐体の
    間に物体が存在することが検知された状態で、上記応答
    手段により上記着信に応答できるようにしたことを特徴
    とする折り畳み式携帯通信端末。
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