JP2010081419A - 携帯端末、携帯端末の制御方法、検知装置、検知装置の制御方法、携帯端末制御システム、携帯端末制御プログラム、検知装置制御プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

携帯端末、携帯端末の制御方法、検知装置、検知装置の制御方法、携帯端末制御システム、携帯端末制御プログラム、検知装置制御プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】携帯端末の携帯電話網からの着信に対する動作を、近傍に位置する車載装置の状態に応じて携帯端末において制御する。
【解決手段】携帯端末100は、近距離通信により車載装置200と通信する近距離通信部150と、携帯電話網Tと通信する電話網通信部120と、近距離通信部150を介して車載装置200から車両状態情報を取得する車両状態監視部132と、車両状態監視部132が取得した車両状態情報に基づいて、車載装置200の状態を判断する状態判断部134と、電話網通信部120に着信があったとき、車載装置200の状態別にあらかじめ定義された、着信時の動作を行うモード制御部136とを備える。これにより、携帯端末100の携帯電話網Tからの着信時の動作を、近傍に位置する車載装置200から取得した車両状態情報に基づいて制御できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯端末の携帯電話網からの着信に対する動作を制御可能な携帯端末、携帯端末の制御方法、検知装置、検知装置の制御方法、携帯端末制御システム、携帯端末制御プログラム、検知装置制御プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に関するものである。
従来、携帯電話機をはじめとする携帯端末は、機能が高度化してきており広く普及している。また、携帯端末が通信を行う際に利用する通信設備も整備されてきており、基地局の通信エリア内であれば、いつでも通信を行うことができる。すなわち、携帯端末のユーザは、基地局の通信エリア内であれば、歩いているときでも、静止しているときでも、携帯端末により電話通信、電子メール通信といった各種通信を行うことができる。また、携帯端末が基地局の通信エリア内にあるときは、ユーザが車両等の乗り物を運転中であったとしても、携帯端末による通信を行うことができる。
しかしながら、ユーザが乗り物を運転しているときに電話等の着信があると、ユーザが携帯端末の操作に気をとられてしまい、運転が疎かになって危険である。この問題に対処するため、携帯端末には、ユーザが乗り物を運転している間において、携帯端末の着信動作に気をとられないようにするための機能を有するものがある。
代表的なものとしては、携帯端末において着信操作を禁止するとともに、発呼者に対しては運転中である旨の応答メッセージを通知するといった機能がある(例えば、特許文献1)。このようなユーザの運転に配慮した機能のことを、以降ではドライブモード機能と称する。
他にもドライブモード機能として、種々の技術が提案されている。
例えば、特許文献2では、着信時に運転操作がドライバにとって負荷の大きな状態であれば呼出音を強制的に停止し、必要に応じ応答できない旨を相手側に報知できるようにする技術が公開されている。具体的には、携帯電話の着信時に車の車速センサ、舵角センサ、パーキングブレーキセンサ、バックライトセンサ等の出力から、運転操作を行うドライバにとっての負荷を判断し、応答できないことを通知する技術である。
また、特許文献3では、携帯型電話機の動作状態を自動的に切り替えることにより、運転中の携帯型電話機本体の使用を確実に抑止するための技術が開示されている。具体的には、車両のエンジンの起動を検知すると、携帯電話機の着信動作の制御を開始する装置が開示されている。
特開平11−252642号公報(1999年9月17日公開) 特開平10−294965号公報(1998年11月4日公開) 特開2001−197556号公報(2001年7月19日公開)
しかしながら、上記従来の構成では、携帯端末に搭載されるドライブモード等マナーモードに関する機能は、外部装置の命令により動作するため、外部装置と比較して頻繁に新機種を利用する可能性の高い携帯端末の機能に沿った動作、あるいはユーザの好みに応じたきめ細かな設定を反映した動作を実現することが困難であるという問題があった。すなわち、携帯端末の機能やユーザの実際の利用状況を考慮して、実際に受話ができない(望ましくない)時のみ、着信を禁止する等の動作を自動で行うことができなかった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、携帯端末の携帯電話網からの着信に対する動作を、近傍に位置する外部装置の状態に応じて携帯端末において制御することができる携帯端末、携帯端末の制御方法、検知装置、検知装置の制御方法、携帯端末制御システム、携帯端末制御プログラム、検知装置制御プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体を実現することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る携帯端末は、近距離通信により外部装置と通信する第一通信部と、携帯電話網と通信する第二通信部と、前記第一通信部を介して前記外部装置から状態情報を取得する状態監視手段と、前記状態監視手段が取得した状態情報に基づいて、前記外部装置の状態を判断する状態判断手段と、前記第二通信部に着信があったとき、前記外部装置の状態別にあらかじめ定義された、着信時の動作を行う動作制御手段とを備えることを特徴としている。
また、本発明に係る携帯端末の制御方法は、携帯電話網と通信するとともに、近距離通信により外部装置と通信する携帯端末の制御方法であって、前記外部装置から状態情報を取得する状態監視ステップと、前記状態監視ステップにて取得した状態情報に基づいて、前記外部装置の状態を判断する状態判断ステップと、前記携帯電話網から着信があったとき、前記外部装置の状態別にあらかじめ定義された、着信時の動作を行う動作制御ステップとを含むことを特徴としている。
上記の構成および方法によれば、携帯端末は、近距離通信により接続された外部装置から状態情報を取得し、該取得した状態情報に基づいて、外部装置の状態を判断することができる。そして、携帯電話網からの着信時の動作が、外部装置の状態別にあらかじめ定義されているため、携帯電話網から着信があったとき、外部装置から取得した状態情報に基づいて判断した当該外部装置の状態に応じた、着信時の動作を行うことできる。
よって、携帯端末が外部装置の近傍に位置するとき、携帯端末の携帯電話網からの着信に対する動作を、外部装置の状態に応じて携帯端末において制御することができる。例えば、外部装置の状態が、その近傍(近距離通信による通信可能範囲内)では、携帯端末で受話することができない(あるいは、望ましくない)状態である場合、携帯端末は、着信を禁止する等の動作を行うことが可能である。
また、外部装置は、当該外部装置の状態を携帯端末が判断するためのデータを送信するのみであって、携帯電話網からの着信時の動作を指定するデータを携帯端末に送信するわけではない。よって、携帯端末の判断により、自端末の機能に応じた動作が選択できる。そして、携帯端末に新たな機能が追加された場合であっても、外部装置側での対応は不要である。
なお、“外部装置の状態”には、「外部装置そのものの状態」および「外部装置の置かれている状況」が含まれる。例えば、「外部装置そのものの状態」としては、外部装置が車両であり、車両である外部装置自体が、車速80km/hで走行中である場合、外部装置は、「車速80km/hで走行中の状態」という状態を検知することができる。また、「外部装置の置かれている状況」としては、外部装置が、車両に搭載されており、当該車両が車速80km/hで走行中である場合、外部装置は、「車速80km/hで走行中の車両に搭載されている状態」という状態を検知することができる。
ここで、近距離通信には、ブルートゥース(登録商標)や赤外線通信等の近距離無線通信を採用することが可能であるが、有線通信を採用することも可能である。また、携帯電話網からの着信とは、例えば、電話着信、メール受信、メッセージ通知等が考えられる。そして、着信時の動作の内容としては、例えば、着信拒否、ハンズフリー動作、サイレント、所定の表示等が可能である。
また、携帯端末は、外部装置の状態別の着信時の動作の定義を、動作内容テーブルとして、記憶部にあらかじめ格納しておくことが望ましい。さらに、着信時の動作を外部装置の状態別に、携帯端末のユーザが設定するための構成を備えていることが好ましい。
さらに、本発明の携帯端末は、前記動作制御手段が行った着信時の動作の内容を、前記第一通信部を介して前記外部装置へ通知する第一報知手段をさらに備えることを特徴としている。
上記の構成によれば、さらに、携帯端末は、携帯電話網からの着信時に、外部装置の状態に応じて行った着信時の動作の内容を、当該外部装置へ通知することができる。よって、携帯端末が着信時に外部装置の状態に応じて行った動作の内容を、当該外部装置において報知できるという効果を奏する。
例えば、外部装置の状態が、その近傍(近距離通信による通信可能範囲内)では、携帯端末で受話することができない(あるいは、望ましくない)状態である場合に、携帯端末は、着信時に着信を拒否する等の動作を行うとともに、その動作の内容を、外部装置において、例えば、画面表示、音声出力、バイブレーション動作などによって、ユーザに報知することができる。
さらに、本発明の携帯端末は、前記第一報知手段は、前記状態監視手段が前記外部装置の状態の変化を検知したとき、当該変化後の状態において前記動作制御手段が着信時に行う動作の内容を示す情報を、前記第一通信部を介して前記外部装置へ通知することを特徴としている。
上記の構成によれば、さらに、携帯端末は、外部装置から取得した状態情報に基づいて、当該外部装置の状態が変化したことを検知したとき、携帯電話網からの着信時に行う動作の内容を示す情報を、当該外部装置へ通知することができる。よって、外部装置の状態が次に変化するまでの間に携帯端末が着信した場合に行う、着信時の動作の内容を、当該外部装置において報知できるという効果を奏する。
例えば、外部装置の状態が、その近傍(近距離通信による通信可能範囲内)では、携帯端末で受話することができない(あるいは、望ましくない)状態に変化した場合に、携帯端末が当該状態においては着信時に着信を拒否する動作を行うことを決定し、その旨を、外部装置に通知して、外部装置において、例えば、画面表示、音声出力、バイブレーション動作などによって、ユーザに報知することができる。
さらに、本発明の携帯端末は、前記第二通信部に着信があったとき、当該着信の発信元に対して、前記外部装置の状態を示す情報を通知する第二報知手段をさらに備えることを特徴としている。
上記の構成によれば、さらに、携帯端末は、携帯電話網から着信があったとき、外部装置から取得した状態情報に基づいて判断した当該外部装置の状態に応じた、着信時の動作を行う。そして、当該外部装置の状態を示す情報を、当該着信の発信元に対して通知することができる。
ここで、「着信の発信元に対して通知する、外部装置の状態を示す情報」は、携帯端末が外部装置の状態を判断するために、外部装置から取得した状態情報そのものであってもよいし、状態情報と同時にまたは別途に外部装置から取得した情報であってもよいし、外部装置から取得したデータを利用して、携帯端末において新たに生成した情報であってもよい。
例えば、外部装置がカーナビの場合に、携帯端末が着信を拒否したとき、「外部装置の状態を示す情報」として、現在位置や目的地到着時刻(あるいは、目的地到着までの時間)を着信の発信元に対して通知すれば、着信の発信元は、いつ電話をかけ直せば良いかを知ることができる。
さらに、本発明の携帯端末は、前記状態監視手段が前記第一通信部による前記外部装置との通信の切断を検知したとき、前記動作制御手段が、着信時に行う動作の内容を、前記第一通信部により前記外部装置と接続する前の状態に設定することを特徴としている。
上記の構成によれば、さらに、携帯端末は、外部装置との通信の切断を検知したとき、携帯電話網からの着信時に行う動作の内容を、当該外部装置と接続する前の状態に設定することができる。
ここで、例えば、携帯端末が外部装置の近傍(近距離通信による通信可能範囲内)から遠ざかった時、携帯端末と外部装置との通信は切断される。よって、携帯電話が携帯電話網からの着信時の動作を、外部装置の状態に応じて決定する必要がなくなったとき、当該外部装置と接続する前の状態に戻す(初期化する)ことが可能となる。すなわち、外部装置が車載装置であれば、ユーザが車両から降りた時、携帯電話が車載装置から離れるため、近距離通信が切断されるため、携帯端末をドライブモードから通常モードに自動的に戻すことができる。
本発明の検知装置は、検知対象の状態を検知するセンサが接続された検知装置であって、携帯電話網と通信する携帯端末と近距離通信により通信する第一通信部と、前記第一通信部を介して前記携帯端末へ前記センサより取得した前記検知対象の状態を示す状態情報を送信する状態情報送信手段と、前記携帯端末が前記携帯電話網からの着信時に、前記状態情報に基づいて行った動作の内容を、前記携帯端末から前記第一通信部を介して受信して、報知する携帯端末状態報知手段とを備えることを特徴としている。
また、本発明の検知装置の制御方法は、検知対象の状態を検知するセンサが接続されるとともに、携帯電話網と通信する携帯端末と近距離通信により通信する検知装置の制御方法であって、前記携帯端末へ前記センサより取得した前記検知対象の状態を示す状態情報を送信する状態情報送信ステップと、前記携帯端末が前記携帯電話網からの着信時に、前記状態情報に基づいて行った動作の内容を、前記携帯端末から受信して、報知する携帯端末状態報知ステップとを含むことを特徴としている。
上記の構成および方法によれば、検知装置は、携帯端末へ検知対象の状態を検知するセンサより取得した検知対象の状態を示す状態情報を近距離通信により送信するとともに、携帯端末が携帯電話網からの着信時に、前記状態情報に基づいて行った動作の内容を、携帯端末から近距離通信により受信して、報知する。
よって、携帯端末が検知装置の近傍に位置するとき、携帯端末の携帯電話網からの着信に対する動作を、検知装置の状態に応じて携帯端末において制御することができるという効果を奏する。
検知装置には、例えば、車両の状態を検知するためのセンサに接続された車載装置や、身体に装着するタイプの、心拍・血圧測定機能、歩数測定機能、加速度センサ付き運動補助機器等を適用できる。
また、検知装置は、検知対象の状態を携帯端末が判断するためのデータを送信するのみであって、携帯電話網からの着信時の動作を指定するデータを携帯端末に送信するわけではない。よって、携帯端末の判断により、自端末の機能に応じた動作が選択できる。そして、携帯端末に新たな機能が追加された場合であっても、検知装置側での対応は不要である。
さらに、本発明の検知装置は、車両に搭載されており、上記センサが該車両を検知対象とすることを特徴としている。
上記の構成によれば、さらに、検知装置は、車両に搭載されており、センサでは該車両を検知対象としている。このため、検知装置は、センサから車両の状態を取得できる。よって、検知装置は、携帯端末が車両の状態を判断するためのデータを、該携帯端末に送信することができる。
これにより、携帯端末では、車両の状態に応じた動作を行うことができる。この結果、携帯端末に、ドライバが車両を運転している間に、携帯端末の着信に対する動作を制御させることができる。
例えば、車両が高速走行中の状態にあり、ドライバは携帯端末で受話することができない(あるいは、望ましくない)状態である場合、車載装置としての検知装置はセンサより取得した車両の状態を示す状態情報を携帯端末へ送信することにより、携帯端末に着信を禁止する等の動作を行わせることが可能である。
ここで、車両の状態を検知するセンサとは、例えば、パーキングブレーキセンサ、車速センサ、バックギアセンサ等が挙げられる。
本発明の携帯端末制御システムは、上記の検知装置と、該検知装置を外部装置とする上記の携帯端末とを含むことを特徴としている。
上記の構成によれば、例えば、検知装置として車両に搭載されるカーナビからの情報に基づいて、携帯端末において車両の状態を特定して、携帯端末の着信時の動作を制御することが可能となる。
なお、上記携帯端末および上記検知装置(外部装置)は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記各手段として動作させることにより上記携帯端末および上記検知装置をコンピュータにて実現させる携帯端末および検知装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
以上のように、本発明に係る携帯端末は、近距離通信により外部装置と通信する第一通信部と、携帯電話網と通信する第二通信部と、前記第一通信部を介して前記外部装置から状態情報を取得する状態監視手段と、前記状態監視手段が取得した状態情報に基づいて、前記外部装置の状態を判断する状態判断手段と、前記第二通信部に着信があったとき、前記外部装置の状態別にあらかじめ定義された、着信時の動作を行う動作制御手段とを備える構成である。
また、本発明に係る携帯端末の制御方法は、外部装置から状態情報を取得する状態監視ステップと、前記状態監視ステップにて取得した状態情報に基づいて、前記外部装置の状態を判断する状態判断ステップと、携帯電話網から着信があったとき、前記外部装置の状態別にあらかじめ定義された、着信時の動作を行う動作制御ステップとを含む方法である。
それゆえ、携帯端末が外部装置の近傍に位置するとき、携帯端末の携帯電話網からの着信に対する動作を、外部装置の状態に応じて携帯端末において制御することができるという効果を奏する。例えば、外部装置の状態が、その近傍(近距離通信による通信可能範囲内)では、携帯端末で受話することができない(あるいは、望ましくない)状態である場合、携帯端末は、着信を禁止する等の動作を行うことが可能である。
本発明の検知装置は、携帯電話網と通信する携帯端末と近距離通信により通信する第一通信部と、前記第一通信部を介して前記携帯端末へセンサより取得した検知対象の状態を示す状態情報を送信する状態情報送信手段と、前記携帯端末が前記携帯電話網からの着信時に、前記状態情報に基づいて行った動作の内容を、前記携帯端末から前記第一通信部を介して受信して、報知する携帯端末状態報知手段とを備える構成である。
また、本発明の検知装置の制御方法は、携帯端末へセンサより取得した検知対象の状態を示す状態情報を送信する状態情報送信ステップと、前記携帯端末が前記携帯電話網からの着信時に、前記状態情報に基づいて行った動作の内容を、前記携帯端末から受信して、報知する携帯端末状態報知ステップとを含む方法である。
それゆえ、携帯端末が検知装置の近傍に位置するとき、携帯端末の携帯電話網からの着信に対する動作を、検知装置の状態に応じて携帯端末において制御することができるという効果を奏する。例えば、検知装置が車両に搭載されており、当該車両の状態を検知するセンサに接続された車載装置であれば、車両が高速走行中の状態にあり、ドライバは携帯端末で受話することができない(あるいは、望ましくない)状態である場合、検知装置はセンサより取得した車両の状態を示す状態情報を携帯端末へ送信することにより、携帯端末に着信を禁止する等の動作を行わせることが可能である。
本発明の一実施形態について図1から図17に基づいて説明すると以下の通りである。
〔携帯端末制御システムの構成〕
本実施形態の携帯端末制御システム1の構成について、図1に基づいて説明する。図1は、携帯端末制御システム1の要部構成を示すブロック図である。図示のように、携帯端末制御システム1は、携帯端末100と、車載装置(外部装置)200と、車両状態センサ300とを含む構成である。なお、本実施の形態では、携帯端末100は通常の携帯電話をベースとして構成されているものとする。また、車載装置200は通常のカーナビゲーション装置をベースに構成されているものとする。よって、図1には本発明を説明する上で主要な構成のみを示し、以下で説明する。
携帯端末100は、ユーザが携帯可能な通信および情報処理のための装置である。携帯端末100の代表例としては、携帯電話が挙げられる。また、携帯端末100は、携帯電話網Tに接続可能となっている。
車載装置200は、車両に搭載され、車両の状態を検知するための車両状態センサ300に接続されており、車両状態センサ300から取得した車両の状態に関する情報の提供を行うものである。車載装置200は、他にも、カーナビゲーション機能、携帯端末接続機能等の種々の機能を提供するためのものである。
また、携帯端末100と、車載装置200との間は近距離無線通信によって接続されている。本実施の形態において、携帯端末100と、車載装置200との間の近距離無線通信には、Bluetooth(登録商標)によって行うものとし、携帯端末100と、車載装置200との間のペアリングは予め完了しているものとする。
車両状態センサ300は、車両の各種状態を検知するためのセンサを備えるものであり、車載装置200と接続されている。
なお、車載装置200と、車両状態センサ300との間は、本実施形態においては有線により接続されている。この接続には、USB(Universal Serial Bus)やIEEE1394等の規格を用いることができる。しかしながら、これに限られず、Bluetooth(登録商標)や、赤外線通信等の無線通信方式を採用することも可能である。
〔携帯端末の詳細〕
携帯端末100は、記憶部110と、電話網通信部120と、車両状態監視部132と、状態判断部134と、モード制御部136と、設定部138と、報知部140と、近距離通信部150と、表示部152と、スピーカ154と、振動部156と、操作部160とを備える構成である。
記憶部110は、各種データおよびプログラムを記憶するものである。記憶部110の例としては、車両状態監視部132、状態判断部134、モード制御部136、設定部138、および、報知部140の各部が動作するときに必要なプログラムや、通信制御データなどの固定データを記憶する読出し専用の半導体メモリであるROM(Read Only Memory)と、通信に関するデータ、演算に使用するデータ、および演算結果などを一時的に記憶する、いわゆるワーキングメモリとしてのRAM(random access memory)と、各種の設定データ、撮影画像データ、電子メールデータなどを記憶する書換え可能な不揮発性メモリ(例えばフラッシュメモリ)とが挙げられる。
また、記憶部110は、各イベント種別に対応する動作内容を記憶するための動作内容テーブル112を記憶している。この動作内容記憶テーブル112の詳細については後述する。
電話網通信部120は、携帯電話網Tと通信する。携帯電話網Tには、携帯端末100に対して発呼する発信元の携帯電話(図示せず)が接続されている。
車両状態監視部132は、近距離通信部150を介して車載装置200から、車両状態センサ300より取得された車両の状態を示す車両状態情報(状態情報)を取得する。
状態判断部134は、車両状態監視部132が取得した車両状態情報に基づいて、車載装置200の状態を判断する。
モード制御部136は、電話網通信部120に着信があったとき、車載装置200の状態別にあらかじめ定義された、着信時の動作を行う。また、モード制御部136は、車両状態監視部132が近距離通信部150による車載装置200との通信の切断を検知したとき、着信時に行う動作の内容を、近距離通信部150により車載装置200と接続する前の状態に設定する。
設定部138は、操作部160から入力信号を受信し、受信した入力信号に基づいて、動作内容テーブルを更新するものである。
報知部140は、電話網通信部120における着信等の通信イベントの発生に対して行った動作の報知を制御するものである。
まず、報知部140は、車両状態監視部132が車載装置200の状態の変化を検知したとき、当該変化後の状態においてモード制御部136が着信時に行う動作の内容を示す情報を、近距離通信部150を介して車載装置200の携帯端末状態報知部232へ通知する。このとき、報知部140は、車載装置200の状態が変化した旨、および/あるいは、当該変化後の状態においてモード制御部136が着信時に行う動作の内容を示す情報を、携帯端末100の表示部152、スピーカ154および振動部156を用いて報知してもよい。
また、報知部140は、電話網通信部120に着信があっても、状態判断部134が電話網通信部120での着信を拒否すると判断した場合に、当該着信の発信元に対して、車載装置200の状態を示す情報を通知する。このとき、報知部140は、着信の発信元に対して、車載装置200の状態を示す情報を通知した旨、および、通知した内容を、表示部152、スピーカ154および振動部156を用いて携帯端末100において報知してもよいし、近距離通信部150を介して車載装置200の携帯端末状態報知部232へ通知してもよい。
また、報知部140は、携帯端末100が、例えば、車載装置200と接続されておらず、車載装置200と連動していない通常時には、電話網通信部120において通信を受けると、表示部152、スピーカ154および振動部156に対して、通信を受けた旨を報知するよう制御する。なお、報知部140は、表示部152に画面データを送信し、表示部152における画面表示を制御する。また、報知部140は、スピーカ154に音声データを送信し、スピーカ154における音声出力を制御する。また、報知部140は、振動制御命令を振動部156に送信し、振動部156における振動動作を制御する。
近距離通信部150は、近距離通信により車載装置200と通信する。本実施形態においては、近距離通信部150ではBluetooth(登録商標)による通信を行うことを想定している。しかしながら、これに限られず、ZigBee(登録商標)、UWB(Ultra Wide Band)、無線LAN(IEEE802.11)などの無線通信規格を用いた通信を行ってもよいし、有線接続により携帯端末100と、車載装置200とを接続し、通信を行ってもよい。
表示部152は、報知部140から受信した画面データに基づいて表示画面に画像を表示するものである。表示部152を実現する表示画面は、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)、EL(Electroluminescence)ディスプレイなどを用いることができる。
スピーカ154は、報知部140から受信した音声データに基づいて、音声を発生させてユーザに聴覚的な情報の提示を行うものである。
振動部156は、報知部140から受信した振動制御命令おいて指定された振動動作を行うものである。
操作部160は、ユーザからの入力操作を受け付けるボタン/キーが設けられ、ユーザによって押下されたボタン/キーに対応した入力信号を出力する。操作部160は、携帯端末100のユーザによる入力デバイスとして汎用のものであるが、本実施の形態では、特に、操作部160は、ユーザの入力操作に基づいて生成した入力信号を、設定部138に送信する。
ここで、図2を用いて、操作部160に設けられるボタン/キーについて説明する。図2は、携帯端末100の操作部160の外観について示した説明図である。同図に示すように、テンキー161、上下左右ボタン162、および、決定ボタン163等のボタンを備える。テンキー161は、主に数字および文字を入力する目的で使用される。また、上下左右ボタン162は、主にメニューなどを選択する際にカーソルを上下左右に移動させるために使用される。また、決定ボタン163は、主に上下左右ボタン162で選択した項目を確定するために使用される。
なお、携帯端末100は、自端末の現在位置を取得するために、GPS(Global Positioning System)等による測位デバイス(位置取得部)を備えていてもよい。そして、例えば、着信時に、発信元に対して自端末の位置を通知するように構成することもできる。
〔車載装置の詳細〕
車載装置200は、記憶部210と、近距離通信部(第一通信部)220と、携帯端末状態報知部(携帯端末状態報知手段)232と、携帯端末管理部234と、状態データ送信部(状態情報送信手段)236と、車両情報取得部238と、位置取得部240と、カーナビゲーション部250と、表示部260と、スピーカ270とを備える構成である。また、車載装置200は車両に搭載され、該車両の状態を検知するために該車両に配設された車両状態センサ300(センサ)が接続されている。
記憶部210は、各種データおよびプログラムを記憶するものである。記憶部210の例としては、携帯端末状態報知部232と、携帯端末管理部234と、状態データ送信部236と、車両情報取得部238の各部が動作するときに必要なプログラムや、通信制御データなどの固定データを記憶する読出し専用の半導体メモリであるROMと、通信に関するデータ、演算に使用するデータ、および演算結果などを一時的に記憶する、いわゆるワーキングメモリとしてのRAMと、各種の設定データなどを記憶する書換え可能な不揮発性メモリ(例えばフラッシュメモリ)とが挙げられる。
また、記憶部210は、車載装置200に接続する携帯端末100を管理するための接続管理テーブル212を記憶している。この接続管理テーブル212は、ペアリング済みの携帯端末100の端末情報として、Bluetoothアドレスおよびデバイス名を記憶している。
近距離通信部220は、携帯端末100と近距離通信により通信する。上述したように、本実施形態においては携帯端末100の近距離通信部150と同様、近距離通信部220は、Bluetooth(登録商標)による通信を行うことを想定している。しかしながら、これに限られず、ZigBee(登録商標)、UWB(Ultra Wide Band)、無線LAN(IEEE802.11)などの無線通信規格を用いた通信を行ってもよいし、有線接続により携帯端末100と、車載装置200とを接続し、通信を行ってもよい。
携帯端末状態報知部232は、携帯端末100が携帯電話網Tからの着信時に、車両状態情報に基づいて行った動作の内容を、携帯端末100から近距離通信部220を介して受信して、報知する。
携帯端末管理部234は、接続管理テーブル212を用いて、車載装置200と、車載装置200に接続するペアリング済みの携帯端末100とを管理するものである。携帯端末管理部234の動作詳細については後述する。
状態データ送信部236は、近距離通信部220を介して携帯端末100へ、車両情報取得部238が車両状態センサ300より取得した車両の状態を示す車両状態情報や、現在位置および目的地に到達する予想時刻等の情報を含む状態データを送信する。
車両情報取得部238は、車両の状態を検知するための車両状態センサ300に接続されており、当該車両状態センサ300から検知信号を受信するものである。
位置取得部240は、車両の現在位置を取得するためのものである。位置取得部240では、車両の現在位置を取得するために、GPS(Global Positioning System)等の計測システムを採用することができる。
カーナビゲーション部250は、目的地を設定することにより、車両の現在位置から目的地への経路検索を行い、検索した経路を表示部260およびスピーカ270を通してユーザに提示するものである。
表示部260は、携帯端末状態報知部232およびカーナビゲーション部250から、画面データを受信し、当該画面データの表示を行うものである。表示部260を実現する表示画面は、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)、EL(Electroluminescence)ディスプレイなどを用いることができる。
スピーカ270は、携帯端末状態報知部232およびカーナビゲーション部250から受信した音声データに基づいて、音声を発生させてユーザに聴覚的な情報の提示を行うものである。
〔車両状態センサの詳細〕
車両状態センサ300は、車両の状態を検知するための各種センサを備える。このセンサは、例えば、パーキングブレーキセンサ、車速度センサおよびバックギアセンサから構成することができる。
〔携帯端末制御システムにおける動作モード制御処理の概略〕
次に、携帯端末制御システム1において実行される動作モード制御処理の概略について、図3に基づいて説明する。図3は、携帯端末制御システム1において実行される動作モード制御処理の概略を例示するシーケンス図である。
まず、携帯端末100において、あらかじめ車両状態別に携帯端末100の動作モードを設定しておく(S101)。この動作モードの設定は、操作部160が、ユーザの入力を受け付け、当該受け付けた入力を設定部138が動作内容テーブル112に記憶することで行われる。
次に、車載装置200から、ユーザの携帯端末100を検索し、携帯端末100に対し接続要求を送信する(S151)。このとき、携帯端末100では、車載装置200から送信される接続要求を受信し、接続を受け付け、いわゆるドライブモード機能を有効にする(S102)。
次に、車載装置200から車両の状態についての情報である「車両状態情報」、「現在位置」および「到着予想時刻」を携帯端末100に通知する(S152)。ここで、車両状態情報とは、具体的には、車載装置200に接続された車両状態センサ300に含まれるパーキングブレーキセンサ、車速センサおよびバックギアセンサから得られる情報が挙げられる。車両状態情報の詳細については後述する。このとき、携帯端末100では、車載装置200から、「車両状態情報」、「現在位置」および「到着予想時刻」を通知されると、当該「車両状態情報」を解析して、”走行中”や”停車中”などの車両の状態を判断し、各車両状態と設定した動作モードに応じた動作内容が設定される(S103)。例えば、車両状態が“停車中”の時には、電話着信、メール着信およびサービス通知は、“通常着信”するように動作内容が設定される。
また、携帯端末100は、S103において動作モードを設定すると、当該設定内容、すなわち動作モード情報を、車載装置200に通知する(S104)。一方、車載装置200は、携帯端末100から動作モード情報を受信すると、当該動作モード情報の内容を、表示部260に表示する(S153)。なお、表示部260に表示することに加えて、音声による通知をユーザに対して行ってもよい。
その後、携帯端末100は、設定されている動作モードに応じて、携帯端末の各種動作を制限したり、操作不能にしたりする制御を行う(S105)。
以上が、携帯端末制御システム1において実行される動作モード制御処理の概略である。
〔携帯端末制御システムにおける動作モード制御処理の流れ〕
次に、携帯端末制御システム1において実行される動作モード制御処理の流れについて、図4に基づいて説明する。図4は、携帯端末制御システム1において実行される動作モード制御処理の流れを示したフローチャートである。
まず、携帯端末100は、操作部160において、動作モード設定操作を受け付ける。そして、携帯端末100は、動作モード設定操作の有無を判定する(S201)。このとき、動作モード設定操作が有れば、(S201においてYES)、携帯端末100は、操作部160を操作してドライブモードにおける動作モード設定を行うようユーザに促す(S202)。
ここで、図5、図6および図7を用いて、携帯端末100における動作モード設定について説明する。図5は、携帯端末100における動作モード設定画面の一例について示した説明図である。また、図6は、動作内容テーブル112に格納される情報の一例を示したデータテーブルである。また、図7は、動作内容テーブル112に設定することのできるイベント種別および動作内容について説明した説明図である。
図5(a)に示すように、動作モード設定画面は、車両状態の各々にタブが割り当てられている。車両状態には、パーキングブレーキを上げて、アイドリングしている“停車時”、車速がゼロだが、アイドリング状態であり、いつでも発進することができる状態(例えば、信号待ちの状態)である“静止中”、一定の速度で走行している“走行中”、速い速度で走行している“高速走行中”、後方にバックしている状態である“後退中”等がある。
図5(a)に示すように、それぞれのタブでは、イベント種別毎に、動作内容が設定可能となっている。図7(a)に示すリストを用いて各種イベント種別について説明すると、次のとおりである。すなわち、イベント種別には、電話着信があったことを示す電話着信イベント、メール着信があったことを示すメール着信イベント、およびPUSH型の情報配信手段であるサービス通知があったことを示すサービス通知イベントがある。
また、図5(a)に示すように、電話着信、メール着信およびサービス通知に対応するコンボボックスが配置されており、カーソルキーの上下で、フォーカスを動かし、電話着信、メール着信およびサービス通知のコンボボックスを選択する。そして、決定キーを押下すると、コンボボックスのメニューが展開される。このメニューから設定可能な動作内容をさらに選択することができる。
ここで、図7(b)に示すリストを用いて、上記のコンボボックスから選択可能な動作内容の設定について説明する。選択することができる動作内容には次のようなものがある。すなわち、通常の動作(車載装置200に接続する前の設定状態)を行う“通常着信”、車載装置200が提供するハンズフリー機能を用いる“ハンズフリー着信”、発信元に着信不可のメッセージを送信する“着信拒否”、着信を行うとともに車載装置200において表示を行う“ナビ表示”、ユーザに報知することなく着信する“サイレント”などである。
ここで、ハンズフリー機能について、さらに説明すると次のとおりである。すなわち、ハンズフリー機能とは、携帯端末100を操作することなく、車載装置200の操作部(図示せず)からの操作により、携帯端末100が操作可能になる機能のことである。この機能により、携帯端末100の操作を、車載装置200の操作に統合できるため、走行中の安全性を向上させることができる。
再び図5(a)に戻り、動作モード設定画面について説明する。各タブは左右キーで切り替えることができる。すなわち、それぞれの車両状態について設定する場合は、左右キーで所望の車両状態のタブに切り替えればよい。
また、図5(a)に示すように、動作モード設定画面には、「着信拒否詳細設定」ボタンが設けられており、着信拒否時に、拒否理由の通知を許可する連絡先を個別に設定することもできる。すなわち、「着信拒否詳細設定」ボタンを押下すると、図5(b)に示すように、着信拒否時に拒否理由の通知を許可したい連絡先が表示される。
図5(a)で設定した動作内容は、図6に示すようなテーブルとして格納される。すなわち、車両状態ごとに、電話着信、メール着信およびサービス通知に対する着信時の動作内容が設定可能となっている。なお、以上の説明では、各種イベント種別ごとに動作内容を設定していたが、車両の現在位置と目的地との相対的な位置関係に対応付けて動作内容を設定してもかまわない。すなわち、目的地が所定の距離の範囲内であれば、車両の運転において安全上の問題が無い範囲において、例えば、“着信拒否”の設定を、“ハンズフリー着信”の設定に変更することができる。つまり、目的地に近づくにつれて動作内容の設定をより緩和するような措置をとることができる。このように構成することで、利用者の要望により柔軟に応じることができる動作内容を設定することができる。
また、目的地に到着する予想時刻に対応付けて動作内容を設定してもかまわない。すなわち、目的地にあと15分以内に到着するのであれば、“ハンズフリー着信”の設定を“着信拒否”の設定に変更することができる。つまり、携帯端末100において、いったん着信を拒否しても15分後に発呼者に折り返し連絡すればよいからである。このように構成することで、利用者の要望により柔軟に応じることができる動作内容を設定することができる。
再び図4を参照し、フローチャートの説明に戻る。動作モード設定操作がなければ(S201においてNO)、携帯端末100は、近距離通信部150において、車載装置200からの接続要求を受け付ける。車載装置200から携帯端末100に対して送信される接続要求は、図8に示すようにBluetooth規格の接続要求を示すデータ項目を含む。また、この接続要求は、Bluetooth規格における接続要求であるので、ここではこれ以上の説明は割愛する。
そして、携帯端末100は、車載装置200からの接続要求の有無を判定する(S203)。車載装置200からの接続要求が無ければ(S203においてNO)、携帯端末100は、継続的に接続要求を待ち受ける(S201に戻る)。車載装置200からの接続要求が有れば(S203においてYES)、携帯端末100は、当該接続要求を処理し、ドライブモードに移行する(S204)。
一方、車載装置200では、携帯端末管理部234が、接続管理テーブル212に格納されているペアリング済みの機器から車載装置200に接続する携帯端末100を特定する(S250)。
そして、車載装置200では、携帯端末管理部234が、S250において特定された携帯端末100に対して、接続要求を送信する(S251)。携帯端末管理部234は、当該接続要求が正しく送信できたか否かを判定する(S252)。接続要求の送信が失敗していれば(S252においてNO)、携帯端末管理部234は、接続要求が成功するまで再度接続要求を行う(S251に戻る)。一方、接続要求の送信が成功していれば(S252においてYES)、携帯端末管理部234は、近距離通信部220において、携帯端末100との接続処理を開始する(S253)。
携帯端末100との接続処理が完了すると、車載装置200では、位置取得部240が、車両の現在位置を取得する(S254)。そして、カーナビゲーション部250が、目的地が設定されているか否かを判断する(S255)。ここで、目的地が設定されている場合は(S255においてYES)、カーナビゲーション部250は、目的地までの経路を探索する(S256)。目的地が設定されていない場合(S255においてNO)、S256の処理は省略される。つづいて、カーナビゲーション部250は、S254〜256までの処理内容に基づいて、表示部260における画面表示を更新する(S257)。すなわち、カーナビゲーション部250は、S254で取得した現在位置の情報や、目的地が設定されている場合は、当該目的地およびS256において探索した経路情報などを表示部260に表示する。
次に、車両状態取得部238が、車両状態センサ300から、車両の状態を示す種々の車両状態情報を取得し、当該車両状態情報を解析し、車両状態が変化したか否かを判定する(S258)。車両状態取得部238は、車両状態が変化していれば(S258においてYES)、当該車両状態情報を状態データ送信部236に転送する。そして、状態データ送信部236は、カーナビゲーション部250に現在位置および目的地までの所要時間を計算させて、カーナビゲーション部250から現在位置および目的地までの所要時間を取得する(S259)。これら、車両状態情報、現在位置、および目的地までの所要時間を含む情報を以後、「状態データ通知」と称する。
ここで、図9を参照しながら、状態データ通知に格納されている情報について詳細に説明する。図9は、状態データ通知に格納されている情報のデータレイアウトについて示した説明図である。
現在位置には、位置取得部240が取得した車両の現在位置に関する情報が格納される。現在位置には、例えば、“大阪市阿倍野区長池町付近”といった位置情報が格納される。また、車載装置200では、現在位置に応じた音声ガイダンスを作成し、現在位置音声の項目に格納する。例えば、現在位置音声には、“現在、大阪市阿倍野区長池町付近を走行中です。”といった音声ガイダンスが格納される。
目的地に到着すると予測される時間が目的地到着予想時刻の項目に格納される。目的地到着予想時刻には、例えば、“14時30分”といった時刻情報が格納される。また、目的地到着予想時刻音声の項目には、目的地に到着すると予測される時間に応じた音声ガイダンスの音声データが格納される。目的地到着予想時刻音声には、例えば、“14時30分”という音声データが格納される。なお、カーナビゲーション部250において目的地が設定されていない場合は、目的地到着予想時刻および目的地到着予想時刻音声の項目には空白が設定される。
また、車両状態情報には、車両状態センサ300から取得した各種の状態情報が格納される。例えば、パーキングブレーキセンサが検出するパーキングブレーキのON/OFFを示すパーキングブレーキ状態、車速センサが検出する車両の車速(??km/h)を示す車速センサ状態、バックギアセンサが検出するバックギアのON/OFFを示すバックギアセンサ状態などの情報である。
再び図4を参照しフローチャートの説明に戻る。状態データ送信部236は、車両状態情報、現在位置、および目的地までの所要時間等を含む状態データ通知を携帯端末100に送信する(S260;状態情報送信ステップ)。車両状態が変化していなければ(S258においてNO)、S259およびS260の処理は省略される。なお、ここでは、258において車両状態の変更に応じてS259およびS260の処理を行っているが、車両状態の変更にかかわらず所定時間毎(例えば1分毎)に、S259およびS260の処理を行っても良い。この場合、S258では上記所定時間の経過を判断することで実現可能である。また、S258では、車両状態を判定する代わりに、車両状態情報に格納される値が変化したか否かを判定してもよい。
一方、携帯端末100では、S204の接続処理の後、車両状態監視部132が、車載装置200から車両状態情報を含む状態データ通知が送信されるのを待ち受け、車載装置200から状態データが通知されたか否かを判定する(S205;状態監視ステップ)。ここで、車両状態監視部132が、車載装置200から状態データが通知されたと判定すると(S205においてYES)、携帯端末100では、モード制御部136が、車両状態に応じた動作内容を設定する(S206)。S206における処理の詳細(図14)については後述する。
モード制御部136は、設定した動作内容を、動作内容通知として、近距離通信部150を介して、車載装置200に送信する(S207)。車両状態監視部132が、車載装置200から状態データが通知されていないと判定すると(S205においてNO)、S206およびS207の処理は省略される。
ここで、図10を用いて、動作内容通知に格納される情報について説明する。図10は、動作内容通知に格納されている情報のデータレイアウトについて示した説明図である。
図10に示すように、動作内容通知には、各種のイベント種別について設定されている動作内容が格納される。すなわち、電話着信、メール着信およびサービス通知のそれぞれについて設定されている動作内容が格納される。
再び図4を参照しフローチャートの説明に戻る。車載装置200では、携帯端末100から、動作内容通知を受信したか否かを判定する(S261)。車載装置200では、携帯端末100から、動作内容通知を受信していた場合(S261においてYES)、携帯端末状態報知部232が、当該動作内容通知の内容を表示部260に表示する(S262)。表示部260に表示する画面は、例えば図11に示す画面である。すなわち、携帯端末100から、受信した動作内容通知に基づいて、イベント種別ごとに動作内容を表示させればよい。また、図11に示すような画面表示に限られず、スピーカ270を介して音声によって上記の内容を報知するようにしてもよい。
携帯端末100から、動作内容通知を受信していなかった場合(S261においてNO)には、S262の処理は省略される。
また、一方で、携帯端末100では、状態判断部134が、電話着信、メール着信、サービス通知などの通信イベントを監視する。これらのイベントが発生したことを検知すると(S208においてYES)、モード制御部136が、発生したイベントに応じて、車両状態ごとに設定されている動作内容に基づいて携帯端末100の動作を制御する(S209;動作制御ステップ)。S209における処理の詳細については、後述する。また、状態判断部134は、検知したイベントに応じた報知動作を報知部140に行わせる。この報知動作は、例えば、表示部152における画面表示であったり、スピーカ154からの音声出力であったり、振動部156における振動といったものである。このとき、動作内容の設定により報知が抑制されているのであれば、報知部140は報知動作を行わない。
そして、報知部140は、報知動作の内容を動作実行通知として、近距離通信部150を介して車載装置200に通知する(S210)。状態判断部134が、イベントが発生したことを検知しなかった場合(S208においてNO)、S209およびS210の処理は省略される。
ここで、図12を用いて、動作実行通知に格納される情報について説明する。図12は、動作実行通知に格納されている情報のデータレイアウトについて示した説明図である。
図示のように動作実行通知には、携帯端末100において発生したイベントに対応する動作内容が格納される。例えば、“走行中”に携帯端末100において“電話着信”を受けた場合、図6で示した設定の場合、動作内容に“ハンズフリー着信”が設定されているので、携帯端末100は、イベント種別に“電話着信”、実行済み動作に“ハンズフリー着信”が格納した動作実行通知を車載装置200に送信する。
再び図4を参照しフローチャートの説明に戻る。また、携帯端末100は、車載装置200から通信が切断されていないかを検知する(S211)。ここで、携帯端末100は、車載装置200から通信が切断されていない場合(S211においてNO)は、S205からS211までの処理を再び繰り返し、状態データの通知と、イベントの発生とを待ち受ける。携帯端末100は、車載装置200から通信が切断されている場合(S211においてYES)は、動作モードとして設定した動作内容を初期化する(S212)。すなわち、ドライブモードを解除し、動作内容を車載装置200の接続前の状態に戻す。そして、通常の着信等を行うモードに移行し、再び車載装置200からの接続要求を待ち受ける(S203に戻る)。
一方、車載装置200では、携帯端末100から、動作実行通知を受信したか否かを判定する(S263)。車載装置200では、携帯端末100から、動作実行通知を受信していた場合(S263においてYES)、携帯端末状態報知部232が、当該動作実行通知の内容を表示部260に表示する(S264;携帯端末状態報知ステップ)。表示部260に表示する画面は、例えば図13に示す画面である。すなわち、携帯端末100から、受信した動作実行通知に基づいて、携帯端末100において発生したイベントのイベント種別と、当該イベント種別に対応する動作内容を表示させればよい。また、図13に示すような画面表示に限られず、スピーカ270を介して音声によって上記の内容を通知するようにしてもよい。
携帯端末100から、動作実行通知を受信していなかった場合(S263においてNO)には、S264の処理は省略される。
そして、車載装置200では、電源がOFFになっているか否かを判定する(S265)。車載装置200は、電源がOFFになっていなければ(S265においてNO)、S254からS264までの処理をさらに繰り返す。車載装置200は、電源がOFFになっていれば(S265においてYES)、その後、車載装置200における処理を終了させる。
以上が、携帯端末制御システムにおける動作モード制御処理の流れについての説明である。
[動作内容決定処理の詳細]
次に、動作モード制御処理における動作内容決定処理の詳細について、図14に基づいて説明する。図14は、携帯端末100における動作内容決定処理の流れを示したフローチャートである。
まず、状態判断部134が、車載装置200からの状態データ通知に含まれる車両状態情報を解析し、車両状態を判定する(S60;状態判断ステップ)。状態判断部134が、車両状態を判定する処理について詳しくは後述する。
次に、状態判断部134は、車両状態を判定した結果、車両状態に変化があったか否かを判定する(S61)。ここで、前回の判定結果と車両状態が変わらなければ(S61においてNO)、そのまま、動作内容を変更することなく動作内容決定処理を終了する。状態判断部134は、前回の判定結果から車両状態に変化があると判定した場合(S61においてYES)、車両状態を記憶部110の一時記憶領域(図示せず)に記憶する(S62)。
次に、モード制御部136が、車両状態と、事前に設定された動作内容テーブル112とに基づいて、電話網通信部120の制御を開始する。まず、モード制御部136は、車両状態に応じた電話着信時における動作の設定を行う(S63)。モード制御部136が、車両状態に応じた電話着信時における動作の設定を行う処理について詳しくは後述する。続いて、モード制御部136は、メール着信時の動作の設定を行う(S64)。そして、サービス通知受信時の動作の設定を行う(S65)。その後、動作内容決定処理は終了する。
[電話着信時動作設定処理の詳細]
次に、動作モード制御処理における電話着信時動作設定処理の詳細について、図15に基づいて説明する。図15は、携帯端末100における電話着信時動作設定処理の流れを示したフローチャートである。
まず、モード制御部136は、車両状態に基づいて、動作内容テーブル112に記憶されている動作内容を参照し、設定されている動作内容を取得する(S630)。そして、モード制御部136は、“着信拒否”が設定されているか否かを判定する(S631)。
ここで、モード制御部136は、動作内容に“着信拒否”が設定されていなければ(S631においてNO)、動作内容の設定を、車両状態を記憶部110の一時記憶領域に記憶し、動作内容を確定する(S639)。その後、電話着信時動作設定処理は終了する。
また、モード制御部136は、動作内容に“着信拒否”が設定されていれば(S631においてYES)、発呼者に応答するための音声メッセージを組み立てる。
まず、モード制御部136は、拒否メッセージ定形文1を追加する(S632)。拒否メッセージ定形文1は、例えば、「現在電話に出ることができません」といった、ユーザが着信をできない状態にある旨を伝えるメッセージである。
続いて、モード制御部136は、現在位置メッセージを追加する。モード制御部136は、現在位置メッセージを、車載装置200からの現在位置の情報に基づいて組み立てる。現在位置メッセージは、現在のユーザの位置を示す例えば、「現在、大阪市阿倍野区長池町付近を走行中です」といったメッセージである。
次に、モード制御部136は、車載装置200から受信した状態データ通知に目的地到着予測時刻音声が含まれているか否かを判定する(S634)。モード制御部136は、目的地到着予測時刻音声が状態データ通知に含まれる場合(S634においてYES)、目的地到着予測時刻音声を到着予想時刻メッセージとして追加する(S635)。すなわち、「14時30分」といった時刻を示す音声データが到着予想時刻メッセージになる。
なお、目的地までの所要時間は、コンピュータにおいて取り扱い可能な時間データの形式であってもよい。
続いて、モード制御部136は、拒否メッセージ定型文2を追加する(S636)。拒否メッセージ定型文2は、上記到着予想時刻メッセージに続くメッセージである。拒否メッセージ定型文2は、例えば、「以降におかけ直し下さい」というメッセージで構成される。すなわち、到着予想時刻メッセージに続いて拒否メッセージ定型文2を再生することで、「14時30分、以降におかけ直し下さい」というメッセージを発呼者に対して伝えることができる。
なお、目的地到着予測時刻音声に変えて、「3時間」といった所要時間を示すメッセージを採用し、拒否メッセージ定型文2として「後におかけ直し下さい」というメッセージを採用し、所要時間を示すメッセージと拒否メッセージ定型文2とを通して「3時間後におかけ直し下さい」というメッセージを発呼者に対して伝えてもよい。すなわち、電話をかけ直すタイミングを、相対的な時刻として発呼者に対して伝えるようにしてもよい。
また、ここで、モード制御部136は、目的地到着予測時刻音声が状態データ通知に含まれていない場合(S634においてNO)は、拒否メッセージ定型文3を追加する(S637)。拒否メッセージ定型文3は、単純に「改めておかけ直し下さい」といったメッセージを通知するものである。
次に、モード制御部136は、S636またはS637において作成した音声メッセージを記憶部110の一時記憶領域(図示せず)に記憶する(S638)。そして、モード制御部136は、動作内容“着信拒否”の設定を、車両状態を記憶部110の一時記憶領域に記憶し、動作内容を確定する(S639)。その後、電話着信時動作設定処理は終了する。
なお、以上において、電話着信に対して設定されている動作内容が“着信拒否”の場合について説明したが、メール着信に対して動作内容が“着信拒否”という設定がされていた場合にも適用可能である。この場合、例えば、上記において作成する音声メッセージに替えてテキストベースのメッセージを作成し、当該メッセージをメールで返信するようにすることができる。
[車両状態判定処理の詳細]
次に、動作モード制御処理における車両状態判定処理の詳細について、図16に基づいて説明する。図16は、携帯端末100における車両状態判定処理の流れを示したフローチャートである。
車両状態監視部132は、車載装置200から、車両状態情報を受信すると、当該車両状態情報を解析する。そして、当該解析結果に基づいて、車両状態監視部132は、パーキングブレーキセンサ状態を判定する(S600)。ここで、車両状態監視部132は、パーキングブレーキセンサ状態に変化なしと判定した場合(S600において変化なし)は、次の処理に進む。車両状態監視部132は、パーキングブレーキセンサ状態に変化がありと判定した場合(S600において変化あり)、さらにその変化の内容を判定する(S601)。車両状態監視部132は、パーキングブレーキセンサ状態の変化の内容が、「ON→OFF」となる変化であった場合(S601においてON→OFF)、車両状態が「静止中」に変化したと判断する(S602)。また、車両状態監視部132は、パーキングブレーキセンサ状態の変化の内容が、「OFF→ON」となる変化であった場合(S601においてOFF→ON)、車両状態が「停車中」に変化したと判断する(S603)。このように、S602およびS603において変化の内容を判定した後、次の処理に進む。
次に、車両状態監視部132は、車速センサ状態を判定する(S604)。ここで、車両状態監視部132は、車速センサ状態に変化なしと判定した場合(S604において変換なし)は、次の処理に進む。車両状態監視部132は、車速センサ状態に変化がありと判定した場合(S604において変化あり)、さらにその変化の内容を判定する(S605)。
車両状態監視部132は、車速センサ状態が示す車速が80km/h以上に変化したと判定した場合(S605において80km/h以上)、車両状態が「高速走行中」に変化したと判断する(S606)。また、車両状態監視部132は、車速センサ状態が示す車速が1〜79km/hに変化したと判定した場合(S605において1〜79km/h)、車両状態が「走行中」に変化したと判断する(S607)。また、車両状態監視部132は、車速センサ状態が示す車速が0km/hに変化したと判定した場合(S605において0km/h)、車両状態が「静止中」に変化したと判断する(S608)。なお、車両状態監視部132は、車両が後退したと判定できたときは、この判定結果を無視してもよい。このように、S606〜S608において変化の内容を判定したあと、次の処理に進む。
次に、車両状態監視部132は、バックギアセンサ状態を判定する(S609)。ここで、車両状態監視部132は、バックギアセンサ状態に変化なしと判定した場合(S609において変化なし)は、次の処理に進む。車両状態監視部132は、バックギアセンサ状態に変化がありと判定した場合(S609において変化あり)、さらにその変化の内容を判定する(S610)。
車両状態監視部132は、バックギアセンサ状態の変化の内容が、「ON→OFF」となる変化であった場合(S610においてON→OFF)、車両状態が「静止中」に変化したと判断する(S611)。また、車両状態監視部132は、バックギアセンサ状態の変化の内容が、「OFF→ON」となる変化であった場合(S610においてOFF→ON)、車両状態が「後退中」に変化したと判断する(S612)。このように、S611およびS612において変化の内容を判定したあと、次の処理に進む。
以上のように、車両状態監視部132は、パーキングブレーキセンサ状態、車速センサ状態およびバックギアセンサ状態を判定して車両状態を判定する。その後、車両状態判定処理は終了する。
なお、上記S600およびS604の何れか一方において変化ありと判定された場合、変化の内容を判断した後、次のセンサ状態の判定をせずに車両状態判定処理を終了してもかまわない。
[イベント別動作処理の詳細]
次に、動作モード制御処理におけるイベント別動作処理の詳細について、図17に基づいて説明する。図17は、携帯端末100におけるイベント別動作処理の流れを示したフローチャートである。
まず、状態判断部134は、携帯端末100において電話着信イベントの有無を判定する(S90)。すなわち、状態判断部134は、電話網通信部120が他の携帯端末からの通信を携帯電話網T経由で受信しているか否かを判定する。
ここで、状態判断部134は、携帯端末100において電話着信が無いと判定した場合(S90においてNO)、次の処理に進む。
また、状態判断部134は、携帯端末100において電話着信イベントがあると判定した場合(S90においてYES)、動作内容が“着信拒否”であるか否かをさらに判定する(S91)。
続いて、状態判断部134は、発信元を特定するアドレス情報を取得し、当該アドレス情報に基づいて、現在位置メッセージを通知することが許可されているアドレスのリストである許可アドレスリスト(記憶部110に記憶しておく。図示せず)と照合する。そして、状態判断部134は、当該アドレス情報が現在位置メッセージを通知する対象として許可されているか否かを判定する(S92)。すなわち、状態判断部134は、電話着信イベントに対して動作内容が“着信拒否”と設定されていた場合、電話着信時動作設定において設定した応答用の音声メッセージを発信元に送信するが、状態判断部134がメッセージを送信する発信元をあらかじめ特定しておくことができる。これは、上記音声メッセージが、携帯端末100のユーザの現在位置および目的地といった、いわゆる個人的な情報を含むからである。
ここで、状態判断部134は、当該アドレス情報が、許可アドレスリストに含まれていない、すなわち許可されていないアドレスであると判定した場合(S92においてYES)、当該発信元に現在位置メッセージを通知することは不適切であると判断し、音声メッセージを差し替える(S93)。差し替え音声メッセージは、例えば、「只今電話に出ることができません。改めておかけ直し下さい」といったものである。そして、モード制御部136が、動作内容テーブル112を参照し、動作内容として設定された動作を実行するよう電話網通信部120を制御する(S94)。
また、ここで、状態判断部134は、当該アドレス情報が、許可アドレスリストに含まれている場合、すなわち許可されているアドレスであると判定した場合(S92においてNO)、電話着信時動作設定において設定した音声メッセージを差し替えずにそのまま用いる。そして、モード制御部136が、動作内容テーブル112を参照し、動作内容として設定された動作を実行するよう電話網通信部120を制御する(S94)
状態判断部134は、S90〜S94において、携帯端末100における電話着信イベントの有無を判定した後、メール着信のイベントの有無を判定する(S95)。ここで、状態判断部134は、携帯端末100においてメール着信イベントが無いと判定した場合(S95においてNO)、次の処理に進む。状態判断部134が、メール着信イベントがあると判定した場合(S95においてYES)は、モード制御部136は、動作内容テーブル112を参照し、動作内容として設定された動作を実行するよう電話網通信部120を制御する(S96)。
状態判断部134は、S95〜S96において、携帯端末100におけるメール着信イベントの有無を判定した後、サービス通知のイベントの有無を判定する(S97)。ここで、状態判断部134は、携帯端末100においてサービス通知イベントが無いと判定した場合(S97においてNO)、イベント別動作処理を終了する。状態判断部134が、サービス通知イベントがあると判定した場合(S97においてYES)は、モード制御部136は、動作内容テーブル112を参照し、動作内容として設定された動作を実行するよう電話網通信部120を制御する(S98)。その後、イベント別動作処理を終了する。
以上のように状態判断部134では、イベント別動作処理において、電話着信、メール着信およびサービス通知の各イベントの有無を判定する。
〔変形例〕
次に携帯端末制御システム1の好ましい変形例について説明する。以上の実施形態では、携帯端末制御システム1を携帯端末100、車載装置200および車両状態センサ300から構成していた。すなわち、携帯端末と、外部装置として車載装置とを用いた携帯端末制御システムについて説明した。しかしながら、これに限られず通信手段によって外部装置の状態を携帯端末に送信する一方で、動作内容を携帯端末から受信し、表示、音声、バイブレーション等による報知を行う外部装置との組合せによっても携帯端末制御システムを構成することができる。
例えば、外部装置としては、テレビジョン受像機(以下、テレビと称する)を採用することができる。テレビと、携帯端末とで携帯端末制御システムを構成する場合、テレビの通電状況を受信し、スタンバイ状態と判断した場合は、動作内容に“通常着信”を設定し、画面表示状態であれば、動作内容に“着信拒否”を設定する。そして、動作内容をテレビに送信して表示させて、ユーザに提示することが可能である。
また、外部装置として、調理器具、湯沸し器具等の温熱機器を用いることもできる。このような温熱機器と、携帯帯端末とで携帯端末制御システムを構成する場合、発熱状況を携帯電話で受信し、携帯電話において温熱機器の状態を判定する。すなわち、低温時と判断した場合には、動作内容に“通常着信”を設定し、点火(発熱)状態と判断した場合であれば、動作内容に“着信拒否”を設定する。そして、これらの動作内容をこれら器具に送信し、音声で使用者に知らせるなどの動作が可能である。
また、外部装置として、身体に装着するタイプの心拍・血圧測定機能、歩数測定機能、加速度センサ付き運動補助機器(腕時計など)を用いることもできる。このような運動補助機器と、携帯帯端末とで携帯端末制御システムを構成する場合、運動補助機器が計測した心拍、血圧、単位時間当たりの歩数、あるいは運動量などの情報を携帯端末において受信して解析する。そして、解析の結果、心拍、血圧、単位時間当たりの歩数、あるいは運動量が一定以下であると判断した場合には、動作内容に“通常着信”を設定し、一定以上であると判断した場合は、動作内容に“着信拒否”を設定する。そして、これらの動作内容を運動補助機器に送信し、バイブレーションなどで携帯電話の動作をユーザに知らせることができる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
最後に、携帯端末制御システム1の携帯端末100および車載装置200の各ブロック、特に、携帯端末100の車両状態監視部132、状態判断部134、モード制御部136、報知部140、および、車載装置200の携帯端末状態報知部232、携帯端末管理部234、状態データ送信部236は、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、携帯端末100は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである携帯端末100および車載装置200の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記携帯端末100および車載装置200に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、携帯端末100および車載装置200を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
携帯端末の携帯電話網からの着信に対する動作を、近傍に位置する外部装置の状態に応じて携帯端末において制御することができるため、携帯端末と、ユーザの状態を捉えることのできる外部装置、例えば、カーナビゲーション装置や、身体に装着するタイプの心拍・血圧測定機能等のセンサを有する運動補助機器と組み合わせて携帯端末制御システムを構築できるため、多様な用途に適用できる。
本発明の実施の形態を示すものであり、携帯端末制御システムの要部構成を示すブロック図である。 携帯端末の操作部の外観について示した説明図である。 携帯端末制御システムにおいて実行される動作モード制御処理の概略を例示するシーケンス図である。 携帯端末制御システムにおいて実行される動作モード制御処理の流れを示したフローチャートである。 携帯端末における動作モード設定画面の一例について示した説明図である。 動作内容テーブルに格納される情報の一例を示したデータテーブルである。 動作内容テーブルに設定することのできるイベント種別および動作内容について説明した説明図である。 接続要求に格納されている情報のデータレイアウトを示す説明図である。 状態データ通知に格納されている情報のデータレイアウトについて示した説明図である。 動作内容通知に格納されている情報のデータレイアウトについて示した説明図である。 車載装置において、携帯端末から受信した動作内容通知の内容を表示部に表示する場合における画面表示の一例を示す説明図である。 動作実行通知に格納されている情報のデータレイアウトについて示した説明図である。 車載装置において、携帯端末から受信した動作実行通知の内容を表示部に表示する場合における画面表示の一例を示す説明図である。 携帯端末における動作内容決定処理の流れを示したフローチャートである。 携帯端末における電話着信時動作設定処理の流れを示したフローチャートである。 携帯端末における車両状態判定処理の流れを示したフローチャートである。 携帯端末におけるイベント別動作処理の流れを示したフローチャートである。
符号の説明
1 携帯端末制御システム
100 携帯端末
120 電話網通信部(第二通信部)
132 車両状態監視部(状態監視手段)
134 状態判断部(状態判断手段)
136 モード制御部(動作制御手段)
140 報知部(第一報知手段、第二報知手段)
150 近距離通信部(第一通信部)
200 車載装置(外部装置)
220 近距離通信部(第一通信部)
232 携帯端末状態報知部(携帯端末状態報知手段)
236 状態データ送信部(状態情報送信手段)
300 車両状態センサ(センサ)
T 携帯電話網

Claims (14)

  1. 近距離通信により外部装置と通信する第一通信部と、
    携帯電話網と通信する第二通信部と、
    前記第一通信部を介して前記外部装置から状態情報を取得する状態監視手段と、
    前記状態監視手段が取得した状態情報に基づいて、前記外部装置の状態を判断する状態判断手段と、
    前記第二通信部に着信があったとき、前記外部装置の状態別にあらかじめ定義された、着信時の動作を行う動作制御手段とを備えることを特徴とする携帯端末。
  2. 前記動作制御手段が行った着信時の動作の内容を、前記第一通信部を介して前記外部装置へ通知する第一報知手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. 前記第一報知手段は、前記状態監視手段が前記外部装置の状態の変化を検知したとき、当該変化後の状態において前記動作制御手段が着信時に行う動作の内容を示す情報を、前記第一通信部を介して前記外部装置へ通知することを特徴とする請求項2に記載の携帯端末。
  4. 前記第二通信部に着信があったとき、当該着信の発信元に対して、前記外部装置の状態を示す情報を通知する第二報知手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の携帯端末。
  5. 前記状態監視手段が前記第一通信部による前記外部装置との通信の切断を検知したとき、前記動作制御手段が、着信時に行う動作の内容を、前記第一通信部により前記外部装置と接続する前の状態に設定することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の携帯端末。
  6. 検知対象の状態を検知するセンサが接続された検知装置であって、
    携帯電話網と通信する携帯端末と近距離通信により通信する第一通信部と、
    前記第一通信部を介して前記携帯端末へ前記センサより取得した前記検知対象の状態を示す状態情報を送信する状態情報送信手段と、
    前記携帯端末が前記携帯電話網からの着信時に、前記状態情報に基づいて行った動作の内容を、前記携帯端末から前記第一通信部を介して受信して、報知する携帯端末状態報知手段とを備えることを特徴とする検知装置。
  7. 車両に搭載されており、上記センサが該車両を検知対象とすることを特徴とする請求項6に記載の検知装置。
  8. 請求項6または7に記載の検知装置と、該検知装置を外部装置とする請求項1から5のいずれか1項に記載の携帯端末とを含むことを特徴とする携帯端末制御システム。
  9. 携帯電話網と通信するとともに、近距離通信により外部装置と通信する携帯端末の制御方法であって、
    前記外部装置から状態情報を取得する状態監視ステップと、
    前記状態監視ステップにて取得した状態情報に基づいて、前記外部装置の状態を判断する状態判断ステップと、
    前記携帯電話網から着信があったとき、前記外部装置の状態別にあらかじめ定義された、着信時の動作を行う動作制御ステップとを含むことを特徴とする携帯端末の制御方法。
  10. 検知対象の状態を検知するセンサが接続されるとともに、携帯電話網と通信する携帯端末と近距離通信により通信する検知装置の制御方法であって、
    前記携帯端末へ前記センサより取得した前記検知対象の状態を示す状態情報を送信する状態情報送信ステップと、
    前記携帯端末が前記携帯電話網からの着信時に、前記状態情報に基づいて行った動作の内容を、前記携帯端末から受信して、報知する携帯端末状態報知ステップとを含むことを特徴とする検知装置の制御方法。
  11. 請求項1から5のいずれか1項に記載の携帯端末としてコンピュータを機能させるための携帯端末制御プログラムであって、コンピュータを上記各手段として機能させるための携帯端末制御プログラム。
  12. 請求項11に記載の携帯端末制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  13. 請求項6または7に記載の検知装置としてコンピュータを機能させるための検知装置制御プログラムであって、コンピュータを上記各手段として機能させるための検知装置制御プログラム。
  14. 請求項13に記載の検知装置制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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