JP2007053626A - シンクライアントシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 クライアント端末Cのユーザがドキュメント編集操作を不意に継続できなくなってしまう事態を防止する。
【解決手段】 本発明は、クライアント端末CとサーバSとが無線通信して、クライアント端末Cから受信する編集命令に応じてサーバSがドキュメントを編集処理するシンクライアントシステムであって、クライアント端末Cが位置センサ14で検出した位置情報をサーバSへ無線送信し、サーバSでは、予測手段4がクライアント端末の位置情報と無線通信エリア情報2とを用いて、当該クライアント端末Cが無線通信不能となることを事前予測し、予告通知手段5が当該事前予測結果をクライアント端末Cへ無線送信する。クライアント端末Cでは、サーバから無線受信した事前予測結果を画面12への表示出力等してユーザに報知する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、クライアント端末から受信する編集命令に応じてサーバがドキュメントの編集処理を行い、当該処理結果をクライアント端末が受信して画面表示すると言った手順でドキュメント処理を実行するシンクライアントシステムに関し、特に、クライアント端末とサーバとの間の無線通信の遮断をクライアント端末に予告通知する技術に関する。
シンクライアントシステムは、公知のようにクライアント端末のデータ処理負担を抑えたシステムであり、クライアント端末はサーバに対してデータ処理命令を与え、その処理結果をサーバから受け取ってユーザに提示するといったシステムである。
シンクライアントシステムでは、処理対象のデータをローカル(シンクライアント端末)に持たず、また入出力手段も持たないためデータに対するセキュリティが高いことや、シンクライアント端末の処理負担を軽減できて、シンクライアント端末として携帯無線情報端末等の無線情報処理機器を利用したシステム構成とすることが容易となるといった利点が得られることから、所謂モバイル環境におけるドキュメント処理への利用が期待されている。
ここで、センタサーバと無線通信端末との間の無線通信が途絶えると予測される時間で、センタサーバと無線通信端末との間の通信をモバイルゲートウエイが代行して行い、当該予測時間経過後に代行していた通信処理をモバイルゲートウエイが無線通信端末へ送出するようにして、センタサーバ側のデータ通信処理を継続できるようにした発明が提案されている(特許文献1参照。)。
特開2000―196678号公報
基本的なシンクライアントシステムでは、シンクライアント端末として携帯無線情報端末のようなデータ処理能力が比較的抑えられた通信機器を用い、ドキュメント処理プログラム自体も処理対象のドキュメントデータとともにサーバにある。シンクライアント端末はサーバに対して編集命令を送信し、サーバから編集結果を受信してユーザに提示するだけの処理を行うため、サーバとの通信が途絶えてしまうと、シンクライアント端末自体ではドキュメントに対する処理を行うことができない。
ここで、特に、クライアント端末とサーバとの間の通信を無線で行うモバイル環境のシステムでは、無線通信可能なエリアをクライアント端末のユーザが認識することができないため、無線通信可能エリア外に移動してしまって、ユーザがクライアント端末を用いてドキュメント操作が継続できなくなる事態が不意に生じてしまうと言う課題がある。
本発明は、上記従来の事情に鑑みなされたものであり、クライアント端末のユーザがドキュメント編集操作を不意に継続できなくなってしまう事態を防止することを目的としている。
本発明は、クライアント端末とサーバとが無線通信し、クライアント端末から受信する編集命令に応じてサーバがドキュメントを編集処理するシンクライアントシステムにおいて、サーバでは、エリア情報保持手段にクライアント端末と無線通信し得る通信エリアの情報を保持し、クライアント端末では、GPS等の位置検出手段が自己の位置情報を検出し、位置情報提供手段が当該検出された位置情報をサーバへ無線送信する。そして、サーバでは、予測手段がクライアント端末の位置情報と通信エリア情報とを用いて、当該クライアント端末が無線通信不能となることを事前予測し、予告通知手段が当該事前予測された結果情報を前記クライアント端末へ無線送信し、当該クライアント端末では、予告出力手段がサーバから無線受信した事前予測結果を画面への表示出力や警音出力等で出力してユーザに報知する。
ここで、予測手段によりクライアント端末が無線通信不能となることを事前予測する方法としては、例えば、クライアント端末から取得した幾つかの位置情報の軌跡から今後のクライアント端末の位置を予測し、当該予測位置が無線通信エリア内であるかによって予測すると言ったようにクライアント端末の移動傾向を用いる方法を採用することができる。
また、本発明の一態様としては、クライアント端末が、入力手段によりユーザから移動スケジュールを受け付けて、スケジュール提供手段により当該移動スケジュールをサーバへ送信し、サーバの予測手段が、当該移動スケジュールによりクライアント端末の今後の位置を予測して通信エリア外へ移動することを事前予測するようにしてもよい。
ここで、事前予測結果が含む情報内容としては、例えば、このまま移動すると通信エリア外となってしまう事前の所定時間や所定距離であるときにクライアント端末にへ警告メッセージを表示させる情報や警音を出力させる警告情報の他、通信エリア外となってから再度通信エリア内に復帰するまでの時間情報や位置情報であってもよい。すなわち、クライアント端末が無線通信不能となる時間を事前予測して通知することでユーザに無線通信不能となることを予告するとともにその後どのくらいの時間で無線通信が復活するかを予告したり、或いは、クライアント端末が無線通信不能となるエリア区間を事前予測して通知することでユーザに無線通信不能となることを予告するとともにその後どのくらいの移動で無線通信が復活するかを予告することができる。
ここで、本発明の好ましい態様として、サーバは、無線通信不能となると事前予測した場合、クライアント端末からの編集命令に応じて編集処理しているドキュメントの簡易データを当該クライアント端末へ送信するドキュメント提供手段を備え、クライアント端末は、無線通信が不能となった間に、サーバから受信した簡易データを用いて編集処理を行う簡易処理手段を備えている。
これによって、無線通信不能となった状況において、ユーザは簡易的にドキュメントの編集操作をすることができる。なお、この編集操作情報(編集履歴情報)を無線通信が回復したときにサーバへ送信することで、サーバが保持しているドキュメントデータに編集内容を反映させることができる。
簡易データは、例えば、サーバが保持するドキュメントデータより機能情報が制限された容量の小さいデータである。ドキュメントデータは、一般的に、ドキュメントIDや種別等を含む属性データ、ドキュメントの記述内容であるテキストデータ、テキスト文字の色や太さの指定等と言った修飾データ、ドキュメント中に含まれる図形データなどの付加的なデータ部を含んでいるが、簡易ドキュメントデータは、ドキュメントとして必要且つ十分なデータ部分(例えば、シンプルテキストデータ)にコンパクト化されたデータである。
また、簡易処理手段は、一般的にクライアント端末のコンピュータハードウエアで実行される簡易的な編集プログラムで構成されるが、この簡易的な編集プログラムはサーバの編集プログラムより機能が制限された小型且つ処理能力が小さいプログラムである。一般の編集プログラムは、ドキュメント編集機能に加えて、ドキュメント中の文字を修飾する文字修飾機能、ドキュメント中に図形を描画する図形描画機能などの付加的な機能部を含んでいるが、簡易編集プログラムは、ドキュメント編集のために必要且つ十分な機能部分(例えば、ドキュメント編集機能)にコンパクト化された編集プログラムである。
本発明は、サーバとクライアント端末を備えたシンクライアントシステムとして実現する他、シンクライアントシステムを構成するサーバや当該サーバをコンピュータにより構成するサーバプログラム、シンクライアントシステムにより実施する予告方法として実現することができる。
本発明によると、サーバとの無線通信が遮断される事態をクライアント端末に予告通知するようにしたため、クライアント端末のユーザがドキュメント編集操作を不意に継続できなくなってしまう事態を防止することができる。
本発明を一実施例に基づいて具体的に説明する。
本例のシンクライアントシステムは、図2に示すように、サーバSがネットワークNを介してアクセスポイント(無線基地局)Pに接続されており、アクセスポイントPの無線通信エリア(通信圏)内に位置するクライアント端末(無線通信端末)CとサーバSとがアクセスポイントPを介した無線通信を行って、クライアント端末Cから受信する編集命令に応じてサーバSがドキュメントを編集処理し、サーバSが編集処理の結果をクライアント端末Cに送信してクライアント端末Cの画面に編集されたドキュメントを表示させる。
すなわち、シンクライアントシステムでの基本的な処理は、クライアント端末CとサーバSとが接続された状態では、編集処理プログラムの実行はサーバSで行い、クライアント端末CはサーバSへの命令の入力とサーバSによる編集処理結果の表示のみを行う。
ここで、図2に示す例では、ユーザに把持されたクライアント端末Cが経路Rで移動し、当該経路中の位置A(PointA)から位置B(PointB)までの区間エリアと、位置C(PointC)から位置D(PointD)までの区間エリアはアクセスポイントPとの無線通信可能なエリアであり、これらの間の位置B(PointB)から位置C(PointC)までの区間エリアはアクセスポイントPとの無線通信が不能なエリアである。
そして、本例のシンクライアントシステムでは、クライアント端末CがアクセスポイントPの無線通信エリア外に移動する可能性がある場合に、当該クライアント端末Cに警告(或いは通信不能となる時間や、通信不能となるエリア区間)を事前通知し、更には、通信不能となった状態で簡易的なドキュメント処理を行えるように、サーバS及びクライアント端末Cに図1に示すような機能を設けている。
サーバSは、アクセスポイントPに無線接続されたてクライアント端末Cと通信を行う通信手段1、クライアント端末Cと無線通信し得る通信エリアの情報を保持するエリア情報保持手段2と、本発明に係る制御処理を行う制御手段3とを備えている。更に、制御手段3は、クライアント端末Cの位置情報及び移動スケジュールと通信エリア情報とを用いて当該クライアント端末Cが無線通信不能となることを事前予測する予測手段4、当該事前予測された結果情報をクライアント端末Cへ通信部1及びアクセスポイントPを介して無線送信する予告通知手段5、無線通信不能となると事前予測した場合にクライアント端末Cからの編集命令に応じて編集処理しているドキュメントの簡易ドキュメントデータ(本例ではテキストデータ)を当該クライアント端末Cへ通信部1及びアクセスポイントPを介して無線送信する簡易ドキュメント提供手段6を有している。
なお、サーバSは、クライアント端末Cから無線受信する編集命令に応じてドキュメントを編集処理する編集プログラム機能や、当該編集プログラム機能により編集処理されるドキュメントデータの保持手段を備えているが、図示を省略してある。
また、本例では、これら機能手段3〜6はサーバSのコンピュータハードウエアにより本発明に係るプログラムを実行することで構成されている。
ここで、本例では、エリア情報保持手段2には通信エリア情報として、各アクセスポイントPがカバーする無線通信エリアの境界位置情報を含むサービスエリアマップが予め格納されている。
また、後述するようにクライアント端末Cから提供される移動スケジュールは、本例では、移動時刻と移動位置とを含む情報である。
したがって、クライアント端末Cから提供される現在の位置情報及び移動スケジュールとにより、クライアント端末Cがどの時点で何処に位置するかを算出し、この算出結果を無線通信エリア情報に照らすことで、クライアント端末Cが、何時無線通信エリアの境界を越えるか、サーバSとの無線通信がどのくらいの時間途絶えるか、サーバSとの無線通信がどのくらいのエリア区間(移動位置まで)途絶えるかを、クライアント端末Cが通信エリア外に移動する前に予測手段4が予測することができる。
クライアント端末Cは、サーバSと通信するためにアクセスポイントPと無線通信する無線手段10、編集命令や移動スケジュールの入力をユーザから受け付けるポインティングデバイスや操作ボタン等の入力手段11、編集しているドキュメントの画像や前記事前予測結果を表示する画面12、前記事前予測結果である警報音を出力する警音出力手段13、GPS電波を受信して自己の位置情報を検出する位置検出センサ14、本発明に係る制御処理を行う制御手段15とを備えている。更に、制御手段15は、サーバSから受信した事前予測結果や編集ドキュメント画像の画面12への表示処理を行う表示処理手段16、位置検出センサ14で検出した位置情報をサーバSへ随時無線送信するとともにユーザから受け付けた移動スケジュールをサーバSへ無線送信するクライアント情報提供手段17、サーバSから受信した簡易ドキュメントデータを用いてアクセスポイントP(サーバS)との無線通信が不能となった間に簡易的な編集処理を行う簡易処理手段(簡易編集プログラム)18を有している。
図3には、本例に係るサーバSとクライアント端末Cのソフトウエア構成を示してある。
サーバSではオペレーティングシステム(OS)上で、通常のドキュメント編集プログラム(ユーザプログラム)、予測手段を構成する位置データトラッキングプログラム、簡易ドキュメント提供手段6を構成するテキスト抽出プログラム等が動作し、クライアント端末Cではオペレーティングシステム(OS)上で、入力手段11や画面12を構成するリモートデスクトッププログラム、クライアント情報提供手段を構成する位置データ送出プログラム、簡易処理手段18を構成する簡易テキストエディタ等が動作する。
クライアント端末CとサーバSとの無線接続が確立している時には、リモートデスクトッププログラムでユーザから受け付けた操作(編集命令等)はサーバSへ送信されて、そのユーザプログラムで所定の処理が実行され、その処理結果(編集されたドキュメントの画像を描画するための命令等)がサーバSからクライアント端末Cへ返送され、クライアント端末Cの画面12に描画表示される。また、当該無線接続が確立している時には、クライアント端末Cの位置情報(本例では、更に移動スケジュール)がサーバSの位置データトラッキングプログラムに送信され、クライアント端末Cの移動するであろう位置がサーバSにより予測される。
図4には本発明に係るサーバSにおける処理手順を示し、図5には本発明に係るクライアント端末Cにおける処理手順を示してある。
サーバSとクライアント端末Cは協働して処理を行うが、先ずサーバSについて説明し、次にクライアント端末Cについて説明する。
サーバSは、クライアント端末Cから位置情報と移動スケジュール(ユーザスケジュール)を受信すると(ステップS1)、予測手段4が、これらクライアント位置情報及び移動スケジュールと、エリア情報保持手段2に保持されている通信エリア情報(サービスエリアマップ)とを照合して(ステップS2)、当該クライアント端末CがアクセスポイントPでカバーされる無線通信エリア外に出てしまいそうかを判定する(ステップS3)。例えば、クライアント端末Cが通信エリア内でその境界線近辺(所定の距離内)にあり、当該クライアント端末Cの移動スケジュールによる移動方向からみて、当該クライアント端末Cが境界線を越えて通信エリア外(他のアクセスポイントの通信エリアも無いエリア)に移動してしまうかを予測判定する。
上記の判定処理(ステップS1〜S3)を常時繰り返し行い、クライアント端末Cが通信エリア外に出てしまいそうな場合には、該当するクライアント端末Cに予測結果の通知及び簡易ドキュメント処理への移行を行うかの問い合わせを行う(ステップS4)。
ここで、クライアント端末Cに通知する予測結果としては、通信エリア外となってしまうことを報知するための警告音出力情報や警告メッセージの表示情報だけであってもよいが、クライアント位置情報及び移動スケジュールと通信エリア情報から判定される無線通信が不能となってしまう時間や無線通信が不能となってしまうエリア区間の情報を通知して、クライアント端末Cのユーザにどのぐらいの時間或いはどのくらいの移動区間(図2の例では、PointB〜PointC)でサーバSとの通信が途絶えるかを把握させるようにしてもよい。
そして、上記問合せに対して、ユーザによる選択指示をクライアント端末Cから受信し、クライアント端末Cで簡易ドキュメント処理を通信不能の間に行う場合には(ステップS5)、簡易ドキュメント提供手段6が、当該クライアント端末Cの編集命令にしたがって編集処理しているドキュメントデータのテキストデータ部分(簡易ドキュメントデータ)を抽出し(ステップS6)、これを当該クライアント端末Cへ送信する(ステップS7)。
そして、サーバSは上記クライアント端末Cとの無線接続が遮断されたかを判定し(ステップS8)、通信が途絶えた場合にはサーバ側で上記ドキュメントデータの編集処理を行っている編集処理プログラムを停止する(ステップS9)。
これによって、サーバSでのドキュメント編集処理は停止状態となるが、サーバSは上記クライアント端末Cとの通信が再開されたかを常時監視し(ステップS10)、クライアント端末Cとの通信が再開されると、当該クライアント端末Cにおいて通信遮断中に簡易ドキュメントデータに対してなされた簡易的な編集処理の履歴(例えば、簡易編集に係るユーザ操作のログ)を当該クライアント端末Cから受信し(ステップS11)、サーバSが保持しているオリジナルのドキュメントデータに当該簡易的編集処理の内容をマージして反映させる(ステップS12)。すなわち、サーバSが保持しているオリジナルドキュメントデータに、簡易編集処理がなされた差分を反映させる。
一方、クライアント端末Cは、アクセスポイントPを介してサーバSと接続して、シンクライアントシステムによるドキュメント編集セッションを開始すると(ステップS21)、ユーザが入力手段11から移動スケジュールを入力し(ステップS22)、クライアント情報提供手段17が、当該移動スケジュールと位置センサ14で検出した位置情報とをサーバSへ送信する(ステップS23)。なお、位置センサ14で検出した位置情報は時々刻々随時サーバSへ送信され(ステップS24)、これによって、サーバSがクライアント端末Cの正確な現在位置及び移動軌跡が詳細に把握できるようになっている。
そして、クライアント端末Cが通信エリア外に出てしまってサーバSとの接続が遮断された場合には(ステップS25)、サーバSとのセッションを停止して(ステップS26)、簡易ドキュメント処理手段18を起動する(ステップS27)。
ここで、上記のように、クライアント端末Cが通信エリア外に出てしまいそうなときには、クライアント端末Cには簡易ドキュメントデータがサーバSから提供されている。また、この際に、通信エリア外に出てしまいそうなことを予告する通知もサーバSから受信し、クライアント端末Cでは画面表示や音響出力等により、上記のようにサーバSによる予測結果情報を出力してユーザに認知させる。
簡易ドキュメント処理手段18の起動は、上記サーバへの返答の送信(ステップS5)を尾もなったユーザ操作によりなされ、サーバSから受信した簡易ドキュメントデータに対して、ユーザの編集操作に応じた編集処理を簡易ドキュメント処理手段18が施す。
そして、サーバSとの通信が再開されると(ステップS28)、簡易ドキュメント処理手段18が通信不能の間に簡易ドキュメントデータに対してなされた編集履歴情報をサーバSへ送信し(ステップS29)、上記のようにサーバSのオリジナルドキュメントデータに反映させる。
そして、クライアント端末Cは、クライアント情報提供手段17が位置センサ14で検出した位置情報をサーバSへ送信し(ステップS30)、当該サーバSとのドキュメント編集処理セッションを再開する(ステップS31)。なお、このセッション再開により、簡易ドキュメント処理手段18を停止する(ステップS32)。
そして、クライアント端末Cへのユーザの終了指示により、ドキュメント編集処理セッションが終了する(ステップS33)。
上記の例では、クライアント端末Cが通信エリア外に出てしまうか否かの予測判定に移動スケジュールを用いたが、サーバSが、移動スケジュールを用いずとも、クライアント端末Cから随時取得する位置情報に基づいて当該予測判定を行うことも可能である。
例えば、図6に示すように、クライアント端末CがA地点からB地点へ移動し、その移動にt1時間を要したことは、クライアント端末Cから受信する位置情報によりサーバSは把握することができるため、予測手段4が、A地点からB地点への移動方向をクライアント端末Cの今後の移動方向と予測し、また、A地点からB地点へ移動に要した時間t1をクライアント端末Cの今後の移動速度と予測して、更にt2時間後にはC地点にクライアント端末Cは移動していると予測することができる。そして、この移動予測地点Cが通信エリア情報に照らして通信エリア外となっているかを判定することで、クライアント端末Cが通信エリア外に出てしまうか否かを予測判定することができる。
本発明の一実施例に係るクライアント端末とサーバの構成を示す図である。 本発明の一実施例に係るシンクライアントシステムを説明する図である。 本発明の一実施例に係るクライアント端末とサーバのソフトウエア構成を説明するある。 本発明の一実施例に係るサーバの処理を説明する図である。 本発明の一実施例に係るクライアント端末の処理を説明する図である。 本発明の一実施例に係る予測判定方法を説明する図である。
符号の説明
2:エリア情報保持手段、 4:予測手段、
5:予告通知手段、 6:簡易ドキュメント提供手段、
11:入力手段、 14:位置センサ、
17:クライアント情報提供手段、 18:簡易処理手段、
C:クライアント端末、 P:アクセスポイント、
S:サーバ、

Claims (8)

  1. クライアント端末とサーバとが無線通信し、クライアント端末から受信する編集命令に応じてサーバがドキュメントを編集処理するシンクライアントシステムにおいて、
    前記サーバは、
    クライアント端末と無線通信し得る通信エリアの情報を保持するエリア情報保持手段と、
    クライアント端末の位置情報と前記通信エリア情報とを用いて、当該クライアント端末が無線通信不能となることを事前予測する予測手段と、
    前記事前予測された結果情報を前記クライアント端末へ送信する予告通知手段と、を備え、
    前記クライアント端末は、
    自己の位置情報を検出する位置検出手段と、
    検出した位置情報をサーバへ送信する位置情報提供手段と、
    サーバから受信した事前予測結果を出力する予告出力手段と、を備えたことを特徴とするシンクライアントシステム。
  2. 請求項1に記載のシンクライアントシステムにおいて、
    前記クライアント端末は、
    ユーザから移動スケジュールを受け付ける入力手段と、
    受け付けた移動スケジュールをサーバへ送信するスケジュール提供手段と、を備え、
    前記サーバの予測手段は、クライアント端末の位置情報と通信エリア情報及び移動スケジュールを用いて、当該クライアント端末が当該通信エリア外へ移動することを事前予測することを特徴とするシンクライアントシステム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のシンクライアントシステムにおいて、
    前記予測手段は、クライアント端末が無線通信不能となる時間を事前予測することを特徴とするシンクライアントシステム。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のシンクライアントシステムにおいて、
    前記予測手段は、クライアント端末が無線通信不能となるエリア区間を事前予測することを特徴とするシンクライアントシステム。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のシンクライアントシステムにおいて、
    前記サーバは、無線通信不能となると事前予測した場合、クライアント端末からの編集命令に応じて編集処理しているドキュメントの簡易データを当該クライアント端末へ送信するドキュメント提供手段を、備え、
    前記クライアント端末は、無線通信が不能となった間に、前記サーバから受信した簡易データを用いて編集処理を行う簡易処理手段を備えていることを特徴とするシンクライアントシステム。
  6. クライアント端末と無線通信して、クライアント端末から受信する編集命令に応じてドキュメントを編集処理するシンクライアントシステムのサーバにおいて、
    クライアント端末と無線通信し得る通信エリアの情報を保持するエリア情報保持手段と、
    クライアント端末の位置情報と前記通信エリア情報とを用いて、当該クライアント端末が無線通信不能となることを事前予測する予測手段と、
    前記事前予測された結果情報を前記クライアント端末へ送信する予告通知手段と、を備えたことを特徴とするシンクライアントシステムのサーバ。
  7. クライアント端末と無線通信して、クライアント端末から受信する編集命令に応じてドキュメントを編集処理するシンクライアントシステムのサーバを構成するプログラムにおいて、
    クライアント端末の位置情報を受信する機能と、
    予め設定されたクライアント端末と無線通信し得る通信エリアの情報と、前記受信したクライアント端末の位置情報とを用いて、当該クライアント端末が無線通信不能となることを事前予測する機能と、
    前記事前予測された結果情報を前記クライアント端末へ送信する機能と、をサーバコンピュータが実行することで当該サーバに構成することを特徴とするサーバプログラム。
  8. クライアント端末とサーバとが無線通信し、クライアント端末から受信する編集命令に応じてサーバがドキュメントを編集処理するシンクライアントシステムで実施される方法において、
    前記クライアント端末が、自己の位置情報を検出して、当該位置情報をサーバへ送信し、
    前記サーバが、予め設定されているクライアント端末と無線通信し得る通信エリアの情報と、前記クライアント端末から受信した位置情報とを用いて、当該クライアント端末が無線通信不能となることを事前予測し、当該前記事前予測された結果情報を前記クライアント端末へ送信し、
    前記クライアント端末が、前記サーバから受信した事前予測結果を出力することを特徴とするシンクライアントシステムにおける予告方法。
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