JP3801052B2 - 携帯端末およびデータ転送システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯情報端末などの携帯端末および前記携帯端末とカーナビゲーション装置などのナビゲーション装置とを具備してなるデータ転送システムに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
例えば特開2000−315296号公報には、カーナビゲーション装置から当該カーナビゲーション装置にて取得された位置を示す位置データを携帯情報端末に転送し、携帯情報端末がカーナビゲーション装置から転送された位置データに対応する地図データの地図を表示するものが開示されている。
【0003】
ところで、カーナビゲーション装置から携帯情報端末に位置データを転送するには、従来のものでは、携帯情報端末の電源キーがオンされている必要がある。そのため、カーナビゲーション装置から携帯情報端末に位置データを転送しようとするときに、携帯情報端末の電源キーがオフされていると、ユーザは、携帯情報端末の電源キーをオンさせる必要があり、その操作が繁雑であるという問題がある。
【0004】
一方、ユーザが一人で運転しているときに、携帯情報端末の電源がオンされており、カーナビゲーション装置から携帯情報端末に位置データが転送されていると、このときは、ユーザが運転中であり、つまり、運転に集中していることから、ユーザが携帯情報端末を使用することは殆どないので、電源がオンされているために、携帯情報端末の電力を不要に消費しているという問題がある。
【0005】
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ナビゲーション装置から携帯端末に位置データを転送するに際して、携帯端末での消費電力を抑えることができる携帯端末、データ転送システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載した携帯端末によれば、制御手段は、少なくとも位置データ受信手段および位置データ記憶手段のナビゲーション装置から位置データを転送するのに必要となる手段のみを動作させる第1の低消費電力状態に遷移させることによって、ナビゲーション装置から位置データを位置データ受信手段により受信させ、その受信された位置データを位置データ記憶手段に記憶させるように構成したので、全ての手段を動作させるのではなく、ナビゲーション装置から位置データを転送するのに必要な手段のみを動作させることによって、その分、消費電力を抑えることができる。
また、制御手段は、ユーザによりオンオフされる電源キーがオフされていると、少なくとも接続検出手段のナビゲーション装置との接続を検出するのに必要となる手段のみを動作させる第2の低消費電力状態に遷移させるように構成したので、全ての手段を動作させるのではなく、ナビゲーション装置との接続を検出するのに必要な手段のみを動作させることによって、この場合にも、その分、消費電力を抑えることができる。
【0007】
請求項2に記載した携帯端末によれば、制御手段は、第2の低消費電力状態に遷移させているときに、接続検出手段によりナビゲーション装置と接続されていることが検出されると、第2の低消費電力状態から第1の低消費電力状態に遷移させることによって、ナビゲーション装置から位置データを位置データ受信手段により受信させ、その受信された位置データを位置データ記憶手段に記憶させるように構成したので、ナビゲーション装置と接続されると、ナビゲーション装置から位置データを速やかに転送することができる。
【0008】
請求項3に記載した携帯端末によれば、制御手段は、電源キーがオンされると、少なくとも位置データ受信手段、位置データ記憶手段、接続検出手段および表示手段の地図を表示するのに必要となる手段を動作させる通常動作状態に遷移させることによって、位置データ記憶手段に記憶されている最新の位置データに対応する地図データの地図を表示手段に表示させるように構成したので、最新の位置データに対応する地図データの地図を確認することができる。
【0009】
請求項4に記載した携帯端末によれば、制御手段は、位置データ受信手段により受信された位置データに対応する地図データが地図データ記憶手段に記憶されていると、該当する地図データを地図データ記憶手段から読出し、その読出された地図データの地図を表示手段に表示させ、一方、位置データ受信手段により受信された位置データに対応する地図データが地図データ記憶手段に記憶されていないと、ナビゲーション装置から該当する地図データを地図データ受信手段により受信させ、その受信された地図データの地図を表示手段に表示させるように構成したので、例えば自宅周辺、勤務先或いは通勤経路などの頻繁に使用すると予想される区域の地図データを地図データ記憶手段に記憶させておくことによって、当該区域の地図デ−タをナビゲーション装置から逐一転送する必要がなく、当該区域の地図を速やかに表示させることができ、当該区域の地図を速やかに確認することできる。
そして、この場合は、このように例えば自宅周辺、勤務先或いは通勤経路などの頻繁に使用すると予想される区域の地図データのみを地図データ記憶手段に記憶させておけば良く、つまり、当該区域の地図データ以外の地図データの地図が必要な場合には、ナビゲーション装置から逐一転送すれば良いので、地図データ記憶手段の記憶領域としては、必要最小限の容量があれば良く、その分、地図データ記憶手段の記憶領域を抑えることができる。
【0010】
請求項5に記載した携帯端末によれば、表示手段により表示される地図の範囲や種類が変更可能に構成したので、地図の範囲や種類を使用状態に応じて変更することによって、使用状態に応じた最適な範囲や種類の地図を確認することができる。
【0011】
請求項6に記載した携帯端末によれば、制御手段は、第1の低消費電力状態、第2の低消費電力状態および通常動作状態のいずれに遷移させているかを区別して状態報知手段により報知するように構成したので、状態報知手段の報知内容を判定することによって、第1の低消費電力状態、第2の低消費電力状態および通常動作状態のいずれに遷移しているかを容易に確認することができる。
【0013】
請求項7に記載した携帯端末によれば、位置データ受信手段は、ナビゲーション装置から位置データを有線接続によって受信するように構成したので、ナビゲーション装置から位置データを無線接続によって受信する場合と比較すると、無線接続の場合であれば、携帯端末が待受動作を行うことが必要となって消費電力が増大することを考慮すると、その分、消費電力を抑えることができ、携帯端末が一般的には電池駆動の構成であることから、連続使用可能時間の長期化を図ることができる。
【0014】
請求項8に記載したデータ転送システムによれば、上記した請求項1ないし7のいずれかに記載の携帯端末と、位置を示す位置データを取得する位置データ取得手段と、位置データ取得手段により取得された位置データを位置データ送信手段から携帯端末に送信させる制御手段とを備えたナビゲーション装置とを具備して構築したので、上記した請求項1ないし7に記載したものと同様の作用効果を得ることができる。
【0015】
請求項9に記載したデータ転送システムによれば、携帯端末の制御手段およびナビゲーション装置の制御手段のうちの少なくともいずれかは、ナビゲーション装置から携帯端末に位置データや地図データが転送されていることを転送報知手段により報知するように構成したので、転送報知手段の報知内容を判定することによって、ナビゲーション装置から携帯端末に位置データや地図データが転送されているか否かを容易に確認することができる。
【0018】
請求項12に記載したプログラムによれば、当該プログラムを携帯端末にインストールして実行すると、位置を示す位置データを取得するナビゲーション装置と接続されているか否かを検出させる手順と、ナビゲーション装置と接続されていることが検出されたときに、ユーザによりオンオフされる電源キーがオフされているときであっても、ナビゲーション装置から位置データを受信させる手順と、その受信された位置データを記憶させる手順とを実行するようになるので、上記した請求項1に記載したものと同様の作用効果を得ることができる。すなわち、ナビゲーション装置から位置データを転送しようとするときに、携帯端末の電源キーがオフされていたとしても、ユーザが携帯端末の電源キーをオンさせる必要がなく、ナビゲーション装置から位置データを転送することができ、これによって、操作性を高めることができる。
【0019】
請求項13に記載したプログラムによれば、当該プログラムを携帯端末にインストールして実行すると、少なくともナビゲーション装置から位置を示す位置データを受信する位置データ受信手段および当該受信された位置データを記憶する位置データ記憶手段のナビゲーション装置から位置データを転送するのに必要となる手段のみを動作させる第1の低消費電力状態に遷移させる手順と、ナビゲーション装置から位置データを受信させる手順と、その受信された位置データを記憶させる手順とを実行するようになるので、上記した請求項2に記載したものと同様の作用効果を得ることができる。すなわち、全ての手段を動作させるのではなく、ナビゲーション装置から位置データを転送するのに必要な手段のみを動作させることによって、その分、消費電力を抑えることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の携帯端末を携帯情報端末に適用すると共に、ナビゲーション装置をカーナビゲーション装置に適用し、それら携帯情報端末とカーナビゲーション装置とからなるデータ転送システムに適用した一実施例について、図面を参照して説明する。
【0021】
まず、図1は、カーナビゲーション装置および携帯情報端末の電気的な構成を機能ブロック図として示している。カーナビゲーション装置1において、マイクロコンピュータを主体としてなるCPU(Central Processing Unit )2(本発明でいうナビゲーション装置の制御手段)は、位置検出部3(本発明でいう位置データ取得手段)、データ入力部4、操作スイッチ部5、記憶部6、表示制御部7、外部情報入出力部8、リモコンセンサ9、接続検出部10およびデータ転送部11(本発明でいう位置データ送信手段)を接続して構成されている。
【0022】
位置検出部3は、GPS衛星(Global Positioning System )12から受信されたGPS電波に格納されているパラメータを演算するGPS受信機13、地磁気に基づいて方位を検出する地磁気センサ14、角速度を検出することに基づいて方位を算出するジャイロセンサ15および走行距離を検出する距離センサ16を備えて構成されており、これらは互いに検出誤差を補完してカーナビゲーション装置1の位置を示す位置データを算出し、その算出された位置データをCPU2に出力する。
【0023】
データ入力部4は、例えばCD−ROM(Compact Disk−Read Only Memory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disk−Read Only Memory)或いはメモリカードなどの外部記憶媒体から地図データ、マップマッチング用データ、目印データ或いはHTML(Hyper Text Markup Language)データなどの各種のデータを入力する。操作スイッチ部5は、ディスプレイ17などに一体的に配設されており、各種のスイッチの操作を検出し、操作検出信号をCPU2に出力する。
【0024】
記憶部6は、CPU2が実行する制御プログラムを記憶しており、CPU2は、記憶部6に記憶されている制御プログラムを読出して実行することによって、詳しくは後述する処理を行う。表示制御部7は、ディスプレイ17(本発明でいう転送報知手段)における表示制御を行い、また、外部情報入出力部8は、外部から提供される情報(例えばVICS(Vehicle Information & Communication System)情報)を受信すると共に、外部へ情報を発信する。さらに、リモコンセンサ9は、操作リモコン18における操作を検出し、操作検出信号をCPU2に出力する。
【0025】
接続検出部10は、カーナビゲーション装置1と携帯情報端末19とが接続ケーブル20を通じて物理的に接続されているか否かを検出し、カーナビゲーション装置1と携帯情報端末19とが物理的に接続されていることを検出すると、接続検出信号をCPU2に出力する。データ転送部11は、所定条件が成立すると、位置検出部3により算出された位置データを接続ケーブル20を通じて携帯情報端末19に送信し、場合によっては、データ入力部4が外部記憶媒体から入力した地図データをも接続ケーブル20を通じて携帯情報端末19に送信する。
【0026】
携帯情報端末19において、マイクロコンピュータを主体としてなるCPU21(本発明でいう携帯端末の制御手段)は、操作部22、ディスプレイ23(本発明でいう表示手段)、記憶部24、位置データ記憶部25(本発明でいう位置データ記憶手段)、地図データ記憶部26(本発明でいう地図データ記憶手段)、接続検出部27(本発明でいう接続検出手段)、データ転送部28(本発明でいう位置データ受信手段、地図データ受信手段)、外部情報入出力部29およびLED(Light Emitting Diode)30(本発明でいう状態報知手段)を接続して構成されている。
【0027】
操作部22は、ユーザにより操作される電源キー22a、設定キーおよび解除キーなどの各種のキーを配列してなり、各種のキーの操作を検出し、操作検出信号をCPU21に出力する。ディスプレイ23は、CPU21から表示指令信号を入力すると、その入力された表示指令信号に応じた表示情報を表示する。記憶部24は、CPU21が実行する制御プログラムを記憶しており、CPU21は、記憶部24に記憶されている制御プログラムを読出して実行することによって、詳しくは後述する処理を行う。
【0028】
接続検出部27は、携帯情報端末19とカーナビゲーション装置1とが接続ケーブル20を通じて物理的に接続されているか否かを検出し、携帯情報端末19とカーナビゲーション装置1とが物理的に接続されていることを検出すると、接続検出信号をCPU21に出力する。データ転送部28は、カーナビゲーション装置1が位置データを送信したことに応じて、カーナビゲーション装置1から位置データを受信し、CPU21は、カーナビゲーション装置1からデータ転送部28により位置データが受信されると、その受信された位置データを位置データ記憶部25に記憶させる。
【0029】
また、データ転送部28は、場合によっては、カーナビゲーション装置1が地図データを送信したことに応じて、カーナビゲーション装置1から地図データをも受信する。地図データ記憶部26は、地図データを記憶しており、CPU21は、位置データ記憶部25に記憶されている位置データに対応する地図データが地図データ記憶部26に記憶されているときには、該当する地図データを地図データ記憶部26から読出し、その読出された地図データの地図をディスプレイ23に表示させ、一方、位置データ記憶部25に記憶されている位置データに対応する地図データが地図データ記憶部26に記憶されていないときには、上記したようにしてカーナビゲーション装置1からデータ転送部28により受信された地図データの地図をディスプレイ23に表示させる。
【0030】
さて、上記した構成において、携帯情報端末19は、二次電池(図示せず)が着脱可能であり、二次電池から供給される電力を駆動電力として動作するように構成されている。また、携帯情報端末19は、図2に示すように、第1の低消費電力状態、第2の低消費電力状態および通常動作状態の間で遷移するように構成されている。
【0031】
ここで、CPU21は、記憶部24、位置データ記憶部25、地図データ記憶部26、接続検出部27、データ転送部28およびLED30の機能ブロックを選択的に動作させることによって、端末自体を第1の低消費電力状態に遷移させる。また、CPU21は、記憶部24および接続検出部27の機能ブロックを選択的に動作させることによって、端末自体を第2の低消費電力状態に遷移させる。さらに、CPU21は、操作部22、ディスプレイ23、記憶部24、位置データ記憶部25、地図データ記憶部26、接続検出部27、データ転送部28、外部情報入出力部29およびLED30の全ての機能ブロックを動作させることによって、端末自体を通常動作状態に遷移させる。すなわち、携帯情報端末19は、第2の低消費電力状態に遷移しているとき、第1の低消費電力状態に遷移しているとき、通常動作状態に遷移しているときの順にしたがって端末全体としての消費電力が大きくなるように構成されている。
【0032】
次に、上記した構成の作用について、図3ないし図8も参照して説明する。ここで、図3ないし図5は、携帯情報端末19が行う制御をフローチャートとして示しており、図6は、カーナビゲーション装置1が行う制御をフローチャートとして示している。また、ここでは、携帯情報端末19は、二次電池が装着された直後では、第2の低消費電力状態に遷移することを前提として説明する。
【0033】
携帯情報端末19において、CPU21は、二次電池が装着されると、記憶部24に記憶されている制御プログラムを読出して実行することによって、以下の処理を行う。すなわち、CPU21は、二次電池が装着されると、最初に、端末自体を第2の低消費電力状態に遷移させる(ステップS1)。そして、CPU21は、電源キー22aがオンされているか否かを監視すると共に(ステップS2)、携帯情報端末19とカーナビゲーション装置1とが物理的に接続されているか否かを監視する(ステップS3)。
【0034】
さて、ここで、ユーザが電源キー22aをオンすることなく、携帯情報端末19とカーナビゲーション装置1とを物理的に接続したと仮定する。この場合、CPU21は、電源キー22aがオンされていることを検出するよりも前に、携帯情報端末19とカーナビゲーション装置1とが物理的に接続されていることを検出することになるので(ステップS3にて「YES」)、端末自体を第2の低消費電力状態から第1の低消費電力状態に遷移させ(ステップS4、図2中矢印P1参照)、LED30を点滅させる(ステップS5)。このとき、ユーザは、LED30が消灯から点滅に変化したことによって、端末自体が第2の低消費電力状態から第1の低消費電力状態に遷移したことを確認することができる。
【0035】
次いで、CPU21は、端末自体を第2の低消費電力状態から第1の低消費電力状態に遷移させた後にも、電源キー22aがオンされているか否かを監視すると共に(ステップS6)、携帯情報端末19とカーナビゲーション装置1とが物理的に接続されているか否かを監視する(ステップS7)。ここでは、CPU21は、先に説明したように、携帯情報端末19とカーナビゲーション装置1とが物理的に接続されていることを検出しているので(ステップS7にて「YES」)、カーナビゲーション装置1からデータ転送部28により位置データが受信されたか否かを監視する(ステップS8)。
【0036】
一方、カーナビゲーション装置1において、CPU2は、記憶部6に記憶されている制御プログラムを読出して実行することによって、以下の処理を行う。すなわち、CPU2は、自動車に搭載されているバッテリ(図示せず)から駆動電力が供給されているときには、カーナビゲーション装置1と携帯情報端末19とが物理的に接続されているか否かを監視している(ステップT1)。そして、CPU2は、カーナビゲーション装置1と携帯情報端末19とが物理的に接続されていることを検出すると(ステップT1にて「YES」)、位置データを携帯情報端末19に送信すべき所定条件が成立したか否かを監視すると共に(ステップT2)、携帯情報端末19からデータ転送部11によりリクエストが受信されたか否かを監視する(ステップT3)。
【0037】
さて、ここで、CPU2は、位置データを携帯情報端末19に送信すべき所定条件が成立すると(ステップT2にて「YES」)、データ転送部11から位置検出部3にて取得されたカーナビゲーション装置1の位置を示す位置データを携帯情報端末19に送信させる(ステップT4)。尚、この場合、位置データを携帯情報端末19に送信すべき所定条件とは、例えばカーナビゲーション装置1を搭載している自動車が移動したことに応じて、その移動距離が所定距離を越えた場合などである。そして、CPU2は、位置データを携帯情報端末19に送信させている間は、位置データを送信中であることを示すアイコンをディスプレイ17に表示させる(ステップT5)。このとき、ユーザは、位置データを送信中であることを示すアイコンが表示されることによって、カーナビゲーション装置1から携帯情報端末19に位置データが送信されていることを確認することができる。
【0038】
これを受けて、携帯情報端末19において、CPU21は、カーナビゲーション装置1からデータ転送部28により位置データが受信されたことを検出すると(ステップS8にて「YES」)、その受信された位置データを位置データ記憶部25に記憶させる(ステップS9)。尚、このとき、CPU21は、カーナビゲーション装置1からデータ転送部28により位置データが受信された時点で、位置データが既に位置データ記憶部25に記憶されていれば、位置データ記憶部25に記憶されている位置データを消去し、今回に受信された位置データを新たに記憶させることによって、位置データを更新させる。そして、CPU21は、上記したステップS6に戻り、これ以降、同様の処理を繰返して実行する。このような制御によって、携帯情報端末19では、第1の低消費電力状態にあるときには、最新の位置データを位置データ記憶部25に記憶することになる。
【0039】
次いで、ユーザが電源キー22aをオンすることなく、携帯情報端末19とカーナビゲーション装置1との物理的な接続を解除したと仮定する。この場合、CPU21は、端末自体を第1の低消費電力状態に遷移させているときに、電源キー22aがオンされていることを検出するよりも前に、携帯情報端末19とカーナビゲーション装置1とが物理的に接続されていないことを検出することになるので(ステップS7にて「NO」)、端末自体を第1の低消費電力状態から第2の低消費電力状態に遷移させ(ステップS10、図2中矢印P2参照)、LED30を消灯させる(ステップS11)。このとき、ユーザは、LED30が点滅から消灯に変化したことによって、端末自体が第1の低消費電力状態から第2の低消費電力状態に遷移したことを確認することができる。そして、CPU21は、上記したステップS2に戻り、これ以降、同様の処理を繰返して実行する。
【0040】
一方、ユーザが携帯情報端末19とカーナビゲーション装置1とを物理的に接続することなく、電源キー22aをオンしたと仮定する。この場合、CPU21は、端末自体を第2の低消費電力状態に遷移させているときに、携帯情報端末19とカーナビゲーション装置1とが物理的に接続されていることを検出するよりも前に、電源キー22aがオンされていることを検出することになるので(ステップS2にて「YES」)、端末自体を第2の低消費電力状態から通常動作状態に遷移させ(ステップS12、図2中矢印P3参照)、LED30を点灯させる(ステップS13)。このとき、ユーザは、LED30が消灯から点灯に変化したことによって、端末自体が第2の低消費電力状態から通常動作状態に遷移したことを確認することができる。
【0041】
また、ユーザが携帯情報端末19とカーナビゲーション装置1との物理的な接続を解除することなく、電源キー22aをオンしたと仮定する。この場合、CPU21は、端末自体を第1の低消費電力状態に遷移させているときに、携帯情報端末19とカーナビゲーション装置1とが物理的に接続されていないことを検出するよりも前に、電源キー22aがオンされていることを検出することになるので(ステップS6にて「YES」)、端末自体を第1の低消費電力状態から通常動作状態に遷移させ(ステップS12、図2中矢印P4参照)、LED30を点灯させる(ステップS13)。このとき、ユーザは、LED30が点滅から点灯に変化したことによって、端末自体が第1の低消費電力状態から通常動作状態に遷移したことを確認することができる。
【0042】
次いで、CPU21は、端末自体を第2の低消費電力状態または第1の低消費電力状態から通常動作状態に遷移させた後にも、電源キー22aがオンされているか否かを監視すると共に(ステップS14)、携帯情報端末19とカーナビゲーション装置1とが物理的に接続されているか否かを監視する(ステップS15)。
【0043】
ここで、CPU21は、電源キー22aがオンされていることを検出し(ステップS14にて「YES」)、携帯情報端末19とカーナビゲーション装置1とが物理的に接続されていることを検出すると(ステップS15にて「YES」)、カーナビゲーション装置1からデータ転送部28により位置データが受信されたか否かを監視する(ステップS16)。
【0044】
そして、CPU21は、カーナビゲーション装置1からデータ転送部28により位置データが受信されたことを検出すると(ステップS16にて「YES」)、その受信された位置データを位置データ記憶部25に記憶させる(ステップS17)。尚、このときも、CPU21は、カーナビゲーション装置1からデータ転送部28により位置データが受信された時点で、位置データが既に位置データ記憶部25に記憶されていれば、位置データ記憶部25に記憶されている位置データを消去し、今回に受信された位置データを新たに記憶させることによって、位置データを更新させる。
【0045】
また、CPU21は、カーナビゲーション装置1からデータ転送部28により位置データが受信されていないことを検出すると(ステップS16にて「NO」)、位置データが位置データ記憶部25に記憶されているか否かを判定する(ステップS18)。そして、CPU21は、位置データが位置データ記憶部25に記憶されていることを検出すると(ステップS18にて「YES」)、位置データ記憶部25に記憶されている位置データに対応する地図データが地図データ記憶部26に記憶されているか否かを判定する(ステップS19)。
【0046】
そして、CPU21は、該当する地図データが地図データ記憶部26に記憶されていることを検出すると(ステップS19にて「YES」)、該当する地図データを地図データ記憶部26から読出し(ステップS20)、その読出された地図データの地図をディスプレイ23に表示させる(ステップS21)。
【0047】
このような制御によって、携帯情報端末19では、図7に示すように、第2の低消費電力状態または第1の低消費電力状態から通常動作状態に遷移すると、その時点で位置データ記憶部25に記憶されている位置データに対応する地図データが地図データ記憶部26に記憶されていれば、該当する地図データを地図データ記憶部26から読出し、その読出された地図データの地図をディスプレイ23に表示することになる。尚、この場合、携帯情報端末19では、カーナビゲーション用の地図データとは異なる例えば歩行用に編集された地図データが地図データ記憶部26に記憶されていれば、カーナビゲーション装置1のディスプレイ17に表示されるカーナビゲーション用の地図とは異なる歩行者用に編集された地図をディスプレイ23に表示することになる。尚、図7において、携帯情報端末19のディスプレイ23では、位置データにより示される位置を「星」印で示している。
【0048】
また、CPU21は、位置データ記憶部25に記憶されている位置データに対応する地図データが地図データ記憶部26に記憶されていないことを検出すると(ステップS19にて「NO」)、データ転送部28からリクエストをカーナビゲーション装置1に送信させる(ステップS22)。
【0049】
これを受けて、カーナビゲーション装置1において、CPU2は、携帯情報端末19からデータ転送部11によりリクエストが受信されたことを検出すると (ステップT3にて「YES」)、その直前に携帯情報端末19に送信させた位置データに対応する地図データを外部記憶媒体からデータ入力部4を通じて読出し(ステップT6)、データ転送部11から当該読出された地図データを携帯情報端末19に送信させる(ステップT7)。そして、CPU2は、地図データを携帯情報端末19に送信させている間は、地図データを送信中であることを示すアイコンをディスプレイ17に表示させる(ステップT8)。このとき、ユーザは、地図データを送信中であることを示すアイコンが表示されることによって、カーナビゲーション装置1から携帯情報端末19に地図データが送信されていることを確認することができる。
【0050】
そして、これを受けて、携帯情報端末19において、CPU21は、カーナビゲーション装置1からデータ転送部28により地図データが受信されたことを検出すると(ステップS23にて「YES」)、その受信された地図データの地図をディスプレイ23に表示させる(ステップS24)。
【0051】
このような制御によって、携帯情報端末19では、図8に示すように、第2の低消費電力状態または第1の低消費電力状態から通常動作状態に遷移すると、その時点で位置データ記憶部25に記憶されている位置データに対応する地図データが地図データ記憶部26に記憶されていなければ、リクエストをカーナビゲーション装置1に送信することによって、カーナビゲーション装置1から該当する地図データを受信し、その受信された地図データの地図をディスプレイ23に表示することになる。尚、この場合、携帯情報端末19では、カーナビゲーション装置1のディスプレイ17に表示されるカーナビゲーション用の地図と同じものをディスプレイ23に表示することになる。
【0052】
尚、以上に説明した構成において、携帯情報端末19に、カーナビゲーション装置1から受信されたカーナビゲーション用の地図を歩行者用の地図に編集する機能を備えたり、カーナビゲーション装置1に、カーナビゲーション用の地図を歩行者用の地図に編集して携帯情報端末19に送信する機能を備えることによって、携帯情報端末19のディスプレイ23に表示される地図の範囲や種類を、例えば携帯情報端末19の操作部22、カーナビゲーション装置1の操作スイッチ部6或いは操作リモコン18にて所定操作が行われることによって、あらかじめ設定できるように構成することも可能である。
【0053】
次いで、ユーザが電源キー22aをオフすることなく、携帯情報端末19とカーナビゲーション装置1との物理的な接続を解除したと仮定する。この場合、CPU21は、端末自体を通常動作状態に遷移させているときに、電源キー22aがオンされていることを検出し(ステップS14にて「YES」)、携帯情報端末19とカーナビゲーション装置1とが物理的に接続されていないことを検出することになるので(ステップS15にて「NO」)、位置データが位置データ記憶部25に記憶されているか否かを判定する(ステップS26)。そして、CPU21は、位置データが位置データ記憶部25に記憶されていることを検出すると(ステップS26にて「YES」)、位置データ記憶部25に記憶されている位置データに対応する地図データが地図データ記憶部26に記憶されているか否かを判定する(ステップS27)。
【0054】
そして、CPU21は、該当する地図データが地図データ記憶部26に記憶されていることを検出すると(ステップS27にて「YES」)、該当する地図データを地図データ記憶部26から読出し(ステップS28)、その読出された地図データの地図をディスプレイ23に表示させる(ステップS29)。これ以降、CPU21は、ユーザの操作が行われると、その操作に応じて各種の情報をディスプレイ23に表示させる(ステップS30)。そして、CPU21は、上記したステップS14に戻り、これ以降、同様の処理を繰返して実行する。
【0055】
尚、CPU21は、位置データが位置データ記憶部25に記憶されていないことを検出すると(ステップS26にて「NO」)、位置データが記憶されていないことを示すアイコンをディスプレイ23に表示させる(ステップS31)。このとき、ユーザは、位置データが記憶されていないことを示すアイコンが表示されることによって、位置データが記憶されていないことを確認することができる。また、CPU21は、地図データが地図データ記憶部25に記憶されていないことを検出すると(ステップS27にて「NO」)、地図データが記憶されていないことを示すアイコンをディスプレイ23に表示させる(ステップS32)。このとき、ユーザは、地図データが記憶されていないことを示すアイコンが表示されることによって、地図データが記憶されていないことを確認することができる。
【0056】
次いで、ユーザが携帯情報端末19とカーナビゲーション装置1との物理的な接続を解除することなく、電源キー22aをオフしたと仮定する。この場合、CPU21は、端末自体を通常動作状態に遷移させているときに、電源キー22aがオフされていることを検出し(ステップS14にて「NO」)、携帯情報端末19とカーナビゲーション装置1とが物理的に接続されていることを検出することになるので(ステップS25にて「YES」)、上記したステップS4に戻り、つまり、端末自体を通常動作状態から第1の低消費電力状態に遷移させ(図2中矢印P5参照)、これ以降、同様の処理を繰返して実行する。
【0057】
また、ユーザが携帯情報端末19とカーナビゲーション装置1との物理的な接続を解除し、電源キー22aをオフしたと仮定する。この場合、CPU21は、端末自体を通常動作状態に遷移させているときに、電源キー22aがオフされていることを検出し(ステップS14にて「NO」)、携帯情報端末19とカーナビゲーション装置1とが物理的に接続されていないことを検出することになるので(ステップS25にて「NO」)、上記したステップS10に戻り、つまり、端末自体を通常動作状態から第2の低消費電力状態に遷移させ(図2中矢印P6参照)、これ以降、同様の処理を繰返して実行する。
【0058】
以上に説明したように本実施例によれば、携帯情報端末19において、カーナビゲーション装置1と接続されていることが検出されると、電源キー22aがオフされているときであっても、カーナビゲーション装置1から位置データを受信し、その受信された位置データを記憶するように構成したので、カーナビゲーション装置1から位置データを転送しようとするときに、携帯情報端末19の電源キー22aがオフされていたとしても、ユーザが携帯情報端末19の電源キー22aをオンさせる必要がなく、カーナビゲーション装置1から位置データを転送することができ、これによって、操作性を高めることができる。
【0059】
また、携帯情報端末19において、カーナビゲーション装置1から位置データを転送するのに必要な機能ブロックのみを動作させる第1の低消費電力状態に遷移することによって、カーナビゲーション装置1から位置データを受信し、その受信された位置データを記憶するように構成したので、全ての機能ブロックを動作させるのではなく、カーナビゲーション装置1から位置データを転送するのに必要な機能ブロックのみを動作させることによって、その分、消費電力を抑えることができる。
【0060】
また、携帯情報端末19において、カーナビゲーション装置1から受信された位置データに対応する地図データが地図データ記憶部26に記憶されているときには、該当する地図データを地図データ記憶部26から読出し、その読出された地図データの地図をディスプレイ23に表示し、一方、カーナビゲーション装置1から受信された位置データに対応する地図データが地図データ記憶部26に記憶されていないときには、リクエストをカーナビゲーション装置1に送信することによってカーナビゲーション装置1から該当する地図データを受信し、その受信された地図データの地図をディスプレイ23に表示するように構成したので、例えば自宅周辺、勤務先或いは通勤経路などの頻繁に使用すると予想される区域の地図データを地図データ記憶部26に記憶させておくことによって、当該区域の地図デ−タをカーナビゲーション装置1から逐一転送する必要がなく、当該区域の地図を速やかに表示させることができ、当該区域の地図を速やかに確認することできる。
【0061】
そして、この場合は、このように例えば自宅周辺、勤務先或いは通勤経路などの頻繁に使用すると予想される区域の地図データのみを地図データ記憶部26に記憶させておけば良く、つまり、当該区域の地図データ以外の地図データの地図が必要な場合には、カーナビゲーション装置1から逐一転送すれば良いので、地図データ記憶部26の記憶領域としては、必要最小限の容量があれば良く、その分、地図データ記憶部26の記憶領域を抑えることができる。
【0062】
また、携帯情報端末19において、カーナビゲーション装置1から位置データを有線接続によって受信するように構成したので、カーナビゲーション装置1から位置データを無線接続によって受信する場合と比較すると、無線接続の場合であれば、携帯情報端末19が待受動作を行うことが必要となって低消費電力が増大することを考慮すると、消費電力を抑えることができ、連続使用可能時間の長期化を図ることができる。
【0063】
また、携帯情報端末19において、第2の低消費電力状態に遷移しているときにはLED30が消灯し、第1の低消費電力状態に遷移しているときにはLED30が点滅し、通常動作状態に遷移しているときにはLED30が点灯するように構成したので、LED30の状態に基づいて、第2の低消費電力状態、第1の低消費電力状態および通常動作状態のいずれにあるかを容易に確認することができる。
【0064】
また、カーナビゲーション装置1において、位置データや地図データを携帯情報端末19に送信している間は、位置データや地図データを送信中であることを示すアイコンをディスプレイ17に表示するように構成したので、これらのアイコンが表示されることに基づいて、カーナビゲーション装置1から携帯情報端末19に位置データや地図データが送信されていることを容易に確認することができる。そして、このとき、アイコンを携帯情報端末19のディスプレイ23に表示するのではなく、アイコンをカーナビゲーション装置1のディスプレイ17に表示するように構成したので、アイコンを携帯情報端末19のディスプレイ23に表示する場合と比較すると、携帯情報端末19での消費電力を抑えることをもできる。
【0065】
本発明は、上記した実施例にのみ限定されるものでなく、次のように変形または拡張することができる。
携帯端末は、携帯情報端末に限らず、携帯電話機などの他のものであっても良く、また、ナビゲーション装置は、自動車に搭載されるカーナビゲーション装置に限らず、携帯可能な携帯型のナビゲーション装置などの他のものであっても良い。
【0066】
カーナビゲーション装置から携帯情報端末への位置データの送信を携帯情報端末の操作部、カーナビゲーション装置の操作スイッチ部或いは操作リモコンにて所定操作が行われることをトリガとして開始する構成であっても良く、また、イグニッションキーの操作をトリガとして開始する構成であっても良い。
【0067】
携帯情報端末がカーナビゲーション装置から位置データを無線接続によって受信する構成であっても良い。
カーナビゲーション装置の位置検出部は、GPS受信機、地磁気センサ、ジャイロセンサおよび距離センサからなる構成に限らず、他のセンサを備える構成であっても良い。
カーナビゲーション装置から携帯情報端末に位置データや地図データを送信しているときに、その旨を示すアイコンをカーナビゲーションのディスプレイに表示する構成に限らず、携帯情報端末のディスプレイに表示する構成であっても良い。また、アイコンを表示する構成に限らず、文字メッセージを表示する構成であっても良い。
【0068】
携帯情報端末およびカーナビゲーション装置において、上記した処理を行う制御プログラムは、最初(例えば製品化の段階)からそれぞれの記憶部に記憶されているものに限らず、例えば特定のサーバからネットワークを通じてダウンロードされたり或いはカードなどの記録媒体から転送され、インストールされるものであっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す機能ブロック図
【図2】状態遷移図
【図3】携帯情報端末の制御を示すフローチャート(その1)
【図4】携帯情報端末の制御を示すフローチャート(その2)
【図5】携帯情報端末の制御を示すフローチャート(その3)
【図6】カーナビゲーション装置の制御を示すフローチャート
【図7】携帯情報端末における地図の表示の一例を示す図
【図8】図7相当図
【符号の説明】
図面中、1はカーナビゲーション装置(ナビゲーション装置)、2はCPU (ナビゲーション装置の制御手段)、3は位置検出部(位置データ取得手段)、11はデータ転送部(位置データ送信手段)、17はディスプレイ(転送報知手段)、19は携帯情報端末(携帯端末)、21はCPU(携帯端末の制御手段)、23はディスプレイ(表示手段)、25は位置データ記憶部(位置データ記憶手段)、26は地図データ記憶部(地図データ記憶手段)、27は接続検出部(接続検出手段)、28はデータ転送部(位置データ受信手段、地図データ受信手段)、30はLED(状態報知手段)である。
Claims (9)
- ナビゲーション装置から位置を示す位置データを受信する位置データ受信手段と、
前記位置データ受信手段により受信された位置データを記憶する位置データ記憶手段と、
ユーザによりオンオフされる電源キーと、
前記ナビゲーション装置と接続されているか否かを検出する接続検出手段と、
少なくとも前記位置データ受信手段および前記位置データ記憶手段の前記ナビゲーション装置から位置データを転送するのに必要となる手段のみを動作させる第1の低消費電力状態に遷移させることによって、前記ナビゲーション装置から位置データを前記位置データ受信手段により受信させ、その受信された位置データを前記位置データ記憶手段に記憶させ、また、前記電源キーがオフされているときには、少なくとも前記接続検出手段の前記ナビゲーション装置との接続を検出するのに必要となる手段のみを動作させる第2の低消費電力状態に遷移させる制御手段とを備えたことを特徴とする携帯端末。 - 請求項1記載の携帯端末において、
前記制御手段は、前記第2の低消費電力状態に遷移させているときに、前記ナビゲーション装置と接続されていることが前記接続検出手段により検出されたときには、前記第2の低消費電力状態から前記第1の低消費電力状態に遷移させることによって、前記ナビゲーション装置から位置データを前記位置データ受信手段により受信させ、その受信された位置データを前記位置データ記憶手段に記憶させることを特徴とする携帯端末。 - 請求項2記載の携帯端末において、
位置データに対応する地図データの地図を表示する表示手段を備え、
前記制御手段は、前記電源キーがオンされているときには、少なくとも前記位置データ受信手段、前記位置データ記憶手段、前記接続検出手段および前記表示手段の地図を表示するのに必要となる手段を動作させる通常動作状態に遷移させることによって、前記位置データ記憶手段に記憶されている最新の位置データに対応する地図データの地図を前記表示手段に表示させることを特徴とする携帯端末。 - 請求項3記載の携帯端末において、
地図データを記憶する地図データ記憶手段と、
ナビゲーション装置から地図を示す地図データを受信する地図データ受信手段とを備え、
前記制御手段は、前記位置データ受信手段により受信された位置データに対応する地図データが前記地図データ記憶手段に記憶されているときには、該当する地図データを前記地図データ記憶手段から読出し、その読出された地図データの地図を前記表示手段に表示させ、前記位置データ受信手段により受信された位置データに対応する地図データが前記地図データ記憶手段に記憶されていないときには、ナビゲーション装置から該当する地図データを前記地図データ受信手段により受信させ、その受信された地図データの地図を前記表示手段に表示させることを特徴とする携帯端末。 - 請求項3または4記載の携帯端末において、
前記表示手段により表示される地図の範囲や種類が変更可能であることを特徴とする携帯端末。 - 請求項3ないし5のいずれかに記載の携帯端末において、
前記制御手段は、前記第1の低消費電力状態、前記第2の低消費電力状態および前記通常動作状態のいずれに遷移させているかを区別して状態報知手段により報知することを特徴とする携帯端末。 - 請求項1ないし6のいずれかに記載の携帯端末において、
前記位置データ受信手段は、ナビゲーション装置から位置データを有線接続によって受信することを特徴とする携帯端末。 - 請求項1ないし7のいずれかに記載の携帯端末と、
位置を示す位置データを取得する位置データ取得手段と、前記位置データ取得手段によ り取得された位置データを位置データ送信手段から前記携帯端末に送信させる制御手段とを備えたナビゲーション装置とを具備してなることを特徴とするデータ転送システム。 - 請求項8記載のデータ転送システムにおいて、
前記携帯端末の制御手段および前記ナビゲーション装置の制御手段のうちの少なくともいずれかは、前記ナビゲーション装置から前記携帯端末に位置データや地図データが転送されていることを転送報知手段により報知することを特徴とするデータ転送システム。
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