JP2004312639A - 位置表示システム及びこれを用いた位置表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】携帯電話機2は、検出された位置情報を近距離無線通信によって車載情報機器1に送るブルートゥース部50と、検出された位置情報を移動体通信によって車載情報機器1に送る携帯電話部48とを備え、車載情報機器1は、携帯電話機2から近距離無線通信によって位置情報を受け取るブルートゥース部20と、移動体通信によって位置情報を受け取る携帯電話部18と表示器13とを備えたものである。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、移動端末の位置を表示する位置表示システム及びこれに用いられる位置表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、GPS(Global Positioning System)を利用した位置表示装置として、カーナビゲーション装置や携帯電話機が知られている。カーナビゲーション装置は、GPSから得られた情報に基づいて自分の位置を算出し、これを地図に重ねてディスプレイに表示し、以て運転者を目的地に誘導する。また、携帯電話機は、GPSから得られた情報に基づいて自分の位置を算出し、これを地図に重ねてディスプレイに表示すると共に、電子メールを使用して他人に知らせることができる。
【0003】
なお、このようなGPSを利用する技術として、特許文献1は、移動体相互間の無線通信において、例えば、トンネルや高層ビル等の電波障害物があるために移動体相互間での無線通信が不可能となった場合でも、他の移動体の位置を大まかに把握できるようにしたナビゲーション装置を開示している。このナビゲーション装置は、互いの移動体間の距離が通信装置の通信可能な範囲を超えてしまったり、トンネルや高層ビル等の電波障害物があるために、移動体相互間の無線通信を継続できなくなり、他移動体の位置データ等を受信できなくなった場合に、通信可能であった時点までの他移動体から受信した位置データや車速データ或いは自移動体の車速データに基づいて、他移動体の位置を周知のマップマッチング技術により推測補間表示する。
【0004】
また、他の技術として、特許文献2は、互いに位置及び動向を把握することができるナビゲーション装置を開示している。このナビゲーション装置は、道路網を記憶する記憶手段と、記憶手段が記憶する道路網を、検出した位置と共に表示する表示手段とを備え、通信手段と接続するインタフェースと、このインタフェースが接続した通信手段を、他のナビゲーション装置が備える通信手段と通信させる為に制御する通信制御手段とを備えている。
【0005】
更に、他の技術として、特許文献3は、特定点近傍エリアの移動体の位置監視システムを開示している。この位置監視システムは、特定基準体に設置した基準体端末と移動体が携行する移動体端末間の相互直接無線交信状況により移動体の特定点近傍エリア逸脱を検知すれば、直ちに保護者や引率者に警報を発すると共にPHSやGPSを用いた位置情報システムに被保護体所在位置の緯度経度算定を依頼し、この結果が予め位置監視システムに登録済みの正常活動域内か否かを判定して逸脱の場合は警報を発したり、以後の逸脱処理システムに接続する。
【0006】
【特許文献1】
特開平10−103980号公報
【特許文献2】
特開2000−35337号公報
【特許文献3】
特開2001−359147号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来の位置表示装置は以上のように構成されているので、GPSを利用した携帯電話機では、自分の位置を他人に知らせる場合、電子メールを用いて相手にURL(Uniform Resource Locator)を相手に送信する。URLの受信者は、そのURLにアクセスして地図情報をダウンロードすることにより電子メールの送信者の位置を知ることができる。従って、電子メールの送受や地図情報のダウンロード等に手間がかかり、通信コストも嵩むという問題がある。
【0008】
この発明は、上述した問題を解決するためになされたものであり、操作が簡単であり、しかも通信コストを抑えることができる位置表示システム及びそれに用いられる位置表示装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る位置表示システムは、移動体通信システムに接続された第1の端末及び第2の端末を備え、第1の端末は、自己の位置を検出する位置検出部と、位置検出部で検出された位置情報を移動体通信システムを経由しない近距離無線通信によって第2の端末に送る第1近距離通信部と、位置情報検出部で検出された位置情報を移動体通信システムを経由する移動体通信によって第2の端末に送る第1移動体通信部とを備え、第2の端末は、第1の端末から近距離無線通信によって位置情報を受け取る第2近距離通信部と、第1の端末から移動体通信によって位置情報を受け取る第2移動体通信部と、第2近距離通信部又は第2移動体通信部で受け取った位置情報によって示される第1の端末の位置を表示する表示器と、第1の端末が第2近距離通信部による近距離無線通信が不可能な範囲に居る場合に、第2移動体通信部による移動体通信によって第1の端末から受け取った位置情報によって示される第1の端末の位置を表示器に表示させる制御部とを備えたものである。
【0010】
この発明に係る位置表示装置は、移動体通信システムを経由しない近距離無線通信によって外部から位置情報を受け取る近距離通信部と、移動体通信システムを経由する移動体通信によって外部から位置情報を受け取る移動体通信部と、近距離通信部又は移動体通信部で受け取った位置情報で示される位置を表示する表示器と、近距離通信部による近距離無線通信によって外部から位置情報を受け取ることができない場合に、移動体通信部による移動体通信によって取得された位置情報によって示される位置を表示器に表示させる制御部とを備えたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の一形態を図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下では、この発明に係る位置表示システムにおける第1の端末として携帯電話機が、第2の端末及び位置表示装置として車載情報機器が使用される場合を例に挙げて説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る位置表示システムの構成を示す図である。この位置表示システムは、車載情報機器1、携帯電話機2及び移動体通信システム3から構成されている。
【0012】
車載情報機器1は、例えばカーナビゲーション装置から構成されている。この車載情報機器1は、携帯電話機2との間で、移動体通信システム3を経由しないで直接に通信を行う近距離無線通信機能及び移動体通信システム3を経由する移動体通信機能といった2つの通信機能を備えている。
【0013】
近距離無線通信には、例えばブルートゥース(Bluetooth)が使用される。ブルートゥースは、携帯情報機器向けの無線通信技術であって、100m程度の範囲に存在する複数の機器間で、2.4GHz帯の電波を利用し、1Mbpsの速度で通信を行なうことができる。移動体通信は、移動体通信システム3を利用した通信の無線通信技術である。
【0014】
この車載情報機器1は、2つのアンテナ17及びアンテナ19を備えている。アンテナ17は、基地局41 、42 、・・・との間で移動体通信を行うために使用される。アンテナ19は、携帯電話機2との間で近距離無線通信を行うために使用される。この車載情報機器1の詳細は後述する。
【0015】
携帯電話機2は、GPS携帯電話機と呼ばれる位置検出機能を備えた携帯電話機から構成されている。この携帯電話機2は、車載情報機器1との間で、移動体通信システム3を経由しないでブルートゥースを用いて直接に通信を行う近距離無線通信機能及び移動体通信システム3を経由する移動体通信機能といった2つの通信機能を備えている。
【0016】
この携帯電話機2は、2つのアンテナ47及びアンテナ49を備えている。アンテナ47は、基地局41 、42 、・・・との間で移動体通信を行うために使用される。アンテナ49は、車載情報機器1との間で近距離無線通信を行うために使用される。この携帯電話機2の詳細は後述する。
【0017】
移動体通信システム3は、複数の基地局41 、42 、・・・及び移動体通信網5から構成されている。基地局41 は、車載情報機器1又は携帯電話機2からの電波を受信して電気信号に変換し、移動体通信網5を経由して他の基地局42 に送る。他の基地局42 は、移動体通信網5から受信した電気信号を電波に変換して放射し、他の車載情報機器又は携帯電話機に送る。同様に、基地局42 は、他の車載情報機器又は携帯電話機からの電波を受信して電気信号に変換し、移動体通信網5を経由して他の基地局41 に送る。基地局41 は、移動体通信網5から受信した電気信号を電波に変換して放射し、車載情報機器1又は携帯電話機2に送る。この移動体通信システム3を利用することにより、車載情報機器1又は携帯電話機2と他の車載情報機器又は携帯電話機との間で移動体通信が行われる。
【0018】
次に、車載情報機器1の詳細を説明する。図2は、車載情報機器1の電気的な構成を示すブロック図である。
【0019】
この車載情報機器1は、制御回路10、GPS受信機11、演算回路12、表示器13、操作入力部14、記憶部15、インタフェース(I/F)回路16、アンテナ17、携帯電話部18、アンテナ19、ブルートゥース部20及び判定回路21から構成されている。
【0020】
制御回路10は、例えばマイクロコンピュータから構成されており、車載情報機器1の全体を制御する。この制御回路10で行われる制御の詳細は、後にフローチャートを参照しながら詳細に説明する。
【0021】
GPS受信機11は、GPS衛星から送信される電波を受信してGPS信号を生成する。このGPS受信機11で生成されたGPS信号は、制御回路10に送られる。
【0022】
演算回路12は、GPS受信機11から制御回路10を経由して送られてくる位置データに基づいて、車載情報機器1の現在位置や操作入力部14から入力された目的地の位置を演算により算出する。また、携帯電話部18及びブルートゥース部20からインタフェース回路16及び制御回路10を介して送られてくる位置データに基づいて携帯電話機2の現在位置を算出する。この演算回路12で算出された車載情報機器1の現在位置、目的地の位置及び携帯電話機2の現在位置を表す位置情報は制御回路10に送られる。
【0023】
表示器13は、例えば液晶ディスプレイから構成されている。この表示器13は、制御回路10から送られてくる映像信号に基づいて、ナビゲーション用の地図、目的地及び目的地までの経路を表示する共に、その地図上に携帯電話機2の現在位置を表すマークを表示する。なお、地図データは、図示しない地図データ記憶部に記憶されており、制御回路10は、この地図データ記憶部に記憶されている地図データに基づいて地図を表示するための映像信号を生成する。
【0024】
操作入力部14は、操作釦又は表示器13の表面に設けられたタッチパネルから構成されている。この操作入力部14は、ユーザが各種操作情報を入力するために使用される。この操作入力部14は、例えば後述する「自動発信設定」を行うために使用される。自動発信設定とは、ブルートゥースによる近距離無線通信を行うことができない場合に、自動的に移動体通信システム3を用いた移動体通信に切り替えるかどうかを指定するための設定である。
【0025】
この自動発信設定は、操作入力部14が例えば表示器13の表面に設けられたタッチパネルから構成されている場合は、図5に示すようなメニュー画面が表示器13に表示される。ユーザは、メニュー画面に表示された「自動接続」のアイコン30にタッチすることにより自動発信設定を有効にし、「手動接続」のアイコン31にタッチすることにより、自動発信設定を無効にすることができる。なお、操作入力部14が例えば操作釦から構成されている場合は、自動発信設定を操作釦の押下により行うように構成できる。この自動発信設定のオン又はオフは、制御回路10の内部の図示しないメモリに設けられた自動発信設定フラグに記憶される。
【0026】
記憶部15は、携帯電話機2を登録するためのテーブルを格納している。この記憶部に15に格納されるテーブルは、例えば図4に示すように、携帯電話機2毎に、「ユーザ名」、「携帯電話ID」、「ブルートゥースアドレス」及び「表示色」を記憶している。ユーザ名は、携帯電話機2を所持している者の名前である。携帯電話IDは、携帯電話機2に付与されている電話番号である。ブルートゥースアドレスは、携帯電話機2に付与されているブルートゥースを用いた近距離無線通信用のユニークなアドレスである。表示色は、携帯電話機2の現在位置を表示器13に表示する際のマークの色である。
【0027】
インタフェース回路16は、制御回路10と携帯電話部18との間及び制御回路10とブルートゥース部20との間の信号の送受を制御する。携帯電話部18及びブルートゥース部20の何れをアクティブにするかは、制御回路10から送られてくる図示しない選択信号により決定される。
【0028】
アンテナ17は、基地局41 、42 、・・・からの電波を受信し、電気信号に変換して携帯電話部18に送ると共に、携帯電話部18からの電気信号を電波に変換して放射することにより基地局41 、42 、・・・に送信する。
【0029】
携帯電話部18は、アンテナ17からの電気信号を復調して増幅し、インタフェース回路16を介して制御回路10に送る。また、携帯電話部18は、制御回路10からインタフェース回路16を介して送られてくる電気信号を変調して増幅し、アンテナ17に送る。
【0030】
アンテナ19は、携帯電話機2からの電波を受信し、電気信号に変換してブルートゥース部20に送ると共に、ブルートゥース部20からの電気信号を電波に変換して放射することにより携帯電話機2に送信する。
【0031】
ブルートゥース部20は、アンテナ19からの電気信号を復調して増幅し、インタフェース回路16を介して制御回路10に送る。また、ブルートゥース部20は、制御回路10からインタフェース回路16を介して送られてくる信号を変調して増幅して、アンテナ19に送る。
【0032】
判定回路21は、ブルートゥース部20からインタフェース回路16及び制御回路10を経由して送られてくる信号の受信レベル及び/又はビットエラー率BER(Bit Error Rate)を調べ、ブルートゥース部20を用いた近距離無線通信が可能であるかどうかを判定する。そして、判定結果を表す判定結果信号を制御回路10に送る。
【0033】
次に、携帯電話機2の詳細を説明する。図3は、携帯電話機2の電気的な構成を示すブロック図である。この携帯電話機2の構成は、車載情報機器1の構成と略同様であるので、以下では簡単に説明する。
【0034】
この携帯電話機2は、制御回路40、GPS受信機41、演算回路42、表示器43、操作入力部44、インタフェース(I/F)回路46、アンテナ47、携帯電話部48、アンテナ49及びブルートゥース部50から構成されている。
【0035】
制御回路40は、例えばマイクロコンピュータから構成されており、携帯電話機2の全体を制御する。GPS受信機41は、GPS衛星から送信される電波を受信してGPS信号を生成する。このGPS受信機41で生成されたGPS信号は、制御回路40に送られる。
【0036】
演算回路42は、GPS受信機41から制御回路40を経由して送られてくる位置データに基づいて、携帯電話機2の現在位置を演算により算出する。この演算回路42で算出された携帯電話機2の現在位置を表す位置情報は制御回路40に送られる。
【0037】
表示器43は、例えば液晶ディスプレイから構成されている。この表示器43は、待ち受け画面、メニュー画面といった携帯電話機2を使用するために必要な種々の情報が表示される。操作入力部44は、例えば操作釦構成されている。この操作入力部44は、ユーザが各種操作情報を入力するために使用される。
【0038】
インタフェース回路46は、制御回路40と携帯電話部48との間及び制御回路40とブルートゥース部50との間の信号の送受を制御する。携帯電話部48及びブルートゥース部50の何れをアクティブにするかは、制御回路40から送られてくる図示しない選択信号により決定される。
【0039】
アンテナ47は、基地局41 、42 、・・・からの電波を受信し、電気信号に変換して携帯電話部48に送ると共に、携帯電話部48からの電気信号を電波に変換して放射することにより基地局41 、42 、・・・に送信する。携帯電話部48は、アンテナ47からの電気信号を復調して増幅し、インタフェース回路46を介して制御回路40に送る。また、携帯電話部48は、制御回路40からインタフェース回路46を介して送られてくる電気信号を変調して増幅し、アンテナ47に送る。
【0040】
アンテナ49は、携帯電話機2からの電波を受信し、電気信号に変換してブルートゥース部50に送ると共に、ブルートゥース部50からの電気信号を電波に変換して放射することにより携帯電話機2に送信する。ブルートゥース部50は、アンテナ49からの電気信号を復調して増幅し、インタフェース回路46を介して制御回路40に送る。また、ブルートゥース部50は、制御回路40からインタフェース回路46を介して送られてくる信号を変調して増幅して、アンテナ49に送る。
【0041】
次に、この発明の実施の形態1に係る位置表示システムで使用される車載情報機器1の動作を、図6及び図7に示したフローチャートを参照しながら説明する。
【0042】
先ず、ブルートゥース通信、つまりブルートゥースによる近距離無線通信を行うように設定される(ステップST1)。即ち、制御回路10は、インタフェース回路16に選択信号を送ってブルートゥース部20をアクティブに設定し、携帯電話部18をインアクティブに設定する。次いで、コマンド送信が行われる(ステップST2)。具体的には、制御回路10は、携帯電話機2のブルートゥースアドレスを伴って位置データを送信すべき旨を指示するコマンドをインタフェース回路16を介してブルートゥース部20に送る。ブルートゥース部20は、受け取ったブルートゥースアドレス及びコマンドをアンテナ19に送って電波として送信する。車載情報機器1から送信されたブルートゥースアドレスを有する携帯電話機2は、このコマンドのレスポンスとして、自己の現在位置を示す位置データを返信することになる。
【0043】
次いで、タイマ発行が行われる(ステップST3)。具体的には、制御回路10は、図示しないタイマに初期値を設定し、デクリメントを開始させる。次いで、ブルートゥースアドレスで特定した携帯電話機2からレスポンスを受信したかどうかが調べられる(ステップST4)。より詳しくは、制御回路10は、アンテナ19で受信された電波に基づく信号をブルートゥース部20及びインタフェース回路16を介して取り込み、上記コマンドを送信した携帯電話機2から位置データがレスポンスとして返信されてきたかどうかを調べる。
【0044】
このステップST4で、レスポンスを受信していないことが判断されると、タイムアウトになったかどうかが調べられる(ステップST5)。即ち、制御回路10は、上記ステップST3で設定したタイマがゼロになったかどうかを調べる。このステップST5でタイムアウトでないことが判断されると、シーケンスはステップST4に戻り、再度レスポンスを受信したかどうかが調べられる。一方、上記ステップST5でタイムアウトになったことが判断されると、シーケンスはステップST9に進み、移動体通信システム3を用いた移動体通信に切り替えられる。
【0045】
以上のステップST1〜ST5の処理により、例えば携帯電話機2の電源がオフにされていたり、携帯電話機2がブルートゥースによる通信可能範囲外に居る場合に、ブルートゥースによる近距離無線通信から移動体通信システム3を用いた移動体通信に切り替える機能が実現されている。
【0046】
上記ステップST4及びST5の繰り返し実行中に、即ちタイムアウトになる前に、ステップST4においてレスポンスを受信したことが判断されると、次いで、位置情報の取得が行われる(ステップST6)。即ち、制御回路10は、レスポンスとして携帯電話機2から受信した位置データを演算回路12に送る。演算回路12は、制御回路10から受け取った位置データに基づいて携帯電話機2の現在位置を演算し、携帯電話機2の位置情報として制御回路10に送る。
【0047】
次いで、位置情報の表示が行われる(ステップST7)。即ち、制御回路10は、上記ステップST6で取得した携帯電話機2の現在位置を表す位置情報に基づき、地図の画像上に携帯電話機2の現在位置を表すマークを重ねて表示器13に表示させる。この時、図4に示すテーブルが参照され、取得した位置情報に対応する携帯電話機2が、No.1の携帯電話機2である場合は青色のマークが、No.2の携帯電話機2である場合は緑色のマークがそれぞれ表示される。この着色されたマークが表示されることにより、車載情報機器では、何れの携帯電話機2が何処に居るのかを一見して知ることができる。
【0048】
次いで、携帯電話機2が通信可能範囲を外れたかどうかが調べられる(ステップST8)。具体的には、制御回路10は、上記ステップST4において携帯電話機2からレスポンスとして受信された位置データを判定回路21に送る。判定回路21は、受け取った位置データの受信レベル及び/又はビットエラー率BERを調べ、ブルートゥース部20を用いた近距離無線通信が可能であるかどうかを表す判定結果信号を制御回路10に送る。制御回路10は判定結果信号が近距離無線通信が不可能であることを表している場合に、携帯電話機2が通信可能範囲を外れた旨を判断する。
【0049】
このステップST8で、携帯電話機2が通信可能範囲を外れていないことが判断されると、シーケンスはステップST2に戻り、以下同様の処理が繰り返される。従って、ブルートゥースを用いた近距離無線通信は、所定周期で継続して実行され、携帯電話機2の現在位置が時々刻々と表示器13に表示されることになる。なお、このブルートゥースを用いた近距離無線通信は、移動体通信システム3を使用しないので課金はなされない。
【0050】
上記ステップST2〜ST8の繰り返し実行中に、ステップST8において、、携帯電話機2が通信可能範囲を外れていたことが判断されると、ステップST9以下の移動体通信システム3を用いた移動体通信が行われる。
【0051】
即ち、先ず、通信機能の切替が行われる(ステップST9)。即ち、制御回路10は、インタフェース回路16に選択信号を送って携帯電話部18をアクティブに設定し、ブルートゥース部20をインアクティブに設定する。次いで、自動発信設定がなされているかどうかが調べられる(ステップST10)。これは制御回路10の内部の図示しないメモリに設けられた自動発信設定フラグがオンであるかどうかを調べることにより行われる。なお、自動発信設定は、図示を省略しているが、図6及び図7に示した処理を開始するに先立って行われる。
【0052】
上記ステップST10で、自動発信設定がなされていないことが判断されると、その旨を通知するメッセージが表示器13に表示される(ステップST11)。ユーザは、このメッセージに応答して、移動体通信システム3を経由して携帯電話機2に接続するかどうかを操作入力部14を用いて入力する。
【0053】
次いで、制御回路10は、操作入力部14を用いて接続すべき旨が入力されたかどうかを調べる(ステップST12)。ここで、接続すべき旨が入力されない場合は、この車載情報機器1における処理は終了する。一方、接続すべき旨が入力された場合は、シーケンスはステップST13に進み、移動体通信システム3を経由して携帯電話機2に接続する処理が実行される。
【0054】
このように、予め行われる自動発信設定によって自動発信を行わないように設定されている場合に、移動体通信システム3を用いた移動体通信を行うかどうかをユーザに判断させるようにしているので、ユーザは、その時点の事情に応じて、課金がなされる移動体通信を利用するかどうかを判断できる。従って、緊急性がない場合は移動体通信を利用しないという選択が可能であるので、通信コストを抑えることができる。
【0055】
上記ステップST10で、自動発信設定がなされていることが判断された場合、及び上記ステップST12で、接続すべき旨が入力された場合は、自動発信が行われる(ステップST13)。具体的には、制御回路10は、携帯電話機2の携帯電話IDを伴って位置データを送信すべき旨を指示するコマンドをインタフェース回路16を介して携帯電話部18に送る。携帯電話部18は、受け取った携帯電話ID及びコマンドをアンテナ17に送って電波として送信する。車載情報機器1から送信された携帯電話IDを有する携帯電話機2は、このコマンドのレスポンスとして、自己の現在位置を示す位置データを返信することになる。
【0056】
次いで、タイマ発行が行われる(ステップST14)。このステップST14の処理は、上述したステップST3の処理と同じである。次いで、携帯電話IDで特定した携帯電話機2からレスポンスを受信したかどうかが調べられる(ステップST15)。より詳しくは、制御回路10は、アンテナ17で受信された電波に基づく信号を携帯電話部18及びインタフェース回路16を介して取り込み、上記コマンドを送信した携帯電話機2から位置データがレスポンスとして返信されてきたかどうかを調べる。
【0057】
このステップST15で、レスポンスを受信していないことが判断されると、タイムアウトになったかどうかが調べられる(ステップST16)。このステップST16の処理は、上述したステップST5の処理と同じである。このステップST15でタイムアウトでないことが判断されると、シーケンスはステップST15に戻り、再度レスポンスを受信したかどうかが調べられる。一方、上記ステップST15でタイムアウトになったことが判断されると、シーケンスはステップST20に進み、終了するかどうかの判定が行われる。
【0058】
以上のステップST13〜ST16の処理により、例えば携帯電話機2の電源がオフにされていたり、携帯電話機2が圏外に居る場合に、移動体通信システム3を用いた移動体通信を終了する機能が実現されている。
【0059】
上記ステップST15及びST16の繰り返し実行中に、即ちタイムアウトになる前に、ステップST15においてレスポンスを受信したことが判断されると、次いで、位置情報の取得が行われる(ステップST17)。このステップST17の処理は上述したステップST6の処理と同じである。
【0060】
次いで、回線が切断される(ステップST18)。次いで、位置情報の表示が行われる(ステップST19)。即ち、制御回路10は、上記ステップST17で取得した携帯電話機2の現在位置を表す位置情報に基づき、地図の画像上に携帯電話機2の現在位置を表すマークを重ねて表示器13に表示させる。表示されるマークに着色することは、上述したステップST7の処理と同じである。
【0061】
次いで、終了するかどうかの判定が行われる(ステップST20)。終了の条件は、ユーザが操作入力部14を用いて予め設定することができる。ここで、終了することが判断されると、車載情報機器1の一連の処理は終了する。一方、終了しないことが判断されると、シーケンスはステップST13に戻り、再度、移動体通信システム3を用いた移動体通信により携帯電話機2の現在位置を表示器13に表示させる処理が行われる。
【0062】
上述したステップST13〜ST20の処理により実現される、移動体通信システム3を用いた移動体通信により携帯電話機2の現在位置を表示器13に表示させる処理では、自動発信がなされた後はステップST18で回線が切断されるようになっているので、車載情報機器1と携帯電話機2とが移動体通信システム3を介して接続されるのは短時間である。従って、課金も少なくて済み、通信コストを低減させることができる。
【0063】
なお、上述した処理では、ステップST20において終了でないことが判断された場合に、シーケンスがステップST13に戻るように構成したが、ステップST1に戻ってブルートゥースによる近距離無線通信から再度実行するように構成することもできる。この構成によれば、移動体通信システム3を用いた移動体通信を行っている間に、携帯電話機2がブルートゥースによる通信可能範囲に入ってくると、ブルートゥースによる近距離無線通信が行われることになるので、通信コストを更に低減させることができる。
【0064】
次に、この発明の実施の形態1に係る位置表示システムで使用される携帯電話機2の動作を、図8に示したフローチャートを参照しながら説明する。なお、以下では、位置表示システムの機能に関係する動作のみを説明する。
【0065】
携帯電話機2の制御回路40は、アンテナ49で受信された電波に基づく信号をブルートゥース部50及びインタフェース回路46を介して取り込み、自己のブルートゥースアドレスであるかどうかを調べる(ステップST30)。ここで、自己のブルートゥースアドレスでないことが判断されるシーケンスはステップST34に進む。一方、自己のブルートゥースアドレであることが判断されると、次いで、位置データを送信すべき旨を指示するコマンドであるかどうかを調べる(ステップST31)。ここで、位置データを送信すべき旨を指示するコマンドでないことが判断されると、シーケンスはステップST34に進む。一方、位置データを送信すべき旨を指示するコマンドであることが判断されると、制御回路40は、GPS受信機41からGPS信号を取り込み(ステップST32)、位置データとしてインタフェース回路46を介してブルートゥース部50に送る。ブルートゥース部50は、受け取った位置データをアンテナ49に送って電波として車載情報機器1に送信する(ステップST33)。
【0066】
次いで、制御回路40は、アンテナ47で受信された電波に基づく信号を携帯電話部48及びインタフェース回路46を介して取り込み、自己の携帯電話IDであるかどうかを調べる(ステップST34)。ここで、自己の携帯電話IDでないことが判断されるシーケンスはステップST30に戻る。一方、自己の携帯電話IDであることが判断されると、次いで、位置データを送信すべき旨を指示するコマンドであるかどうかを調べる(ステップST35)。ここで、位置データを送信すべき旨を指示するコマンドでないことが判断されると、シーケンスはステップST30に戻る。一方、位置データを送信すべき旨を指示するコマンドであることが判断されると、制御回路40は、GPS受信機41からGPS信号を取り込み(ステップST36)、位置データとしてインタフェース回路46を介して携帯電話部48に送る。携帯電話部48は、受け取った位置データをアンテナ47に送って電波として車載情報機器1に送信する(ステップST37)。その後、シーケンスはステップST30に戻る。
【0067】
以上説明したように、この発明の実施の形態1に係る位置表示システム及び位置表示装置によれば、車載情報機器1は、携帯電話機2から近距離無線通信によって位置情報を直接受け取るブルートゥース部20と、携帯電話機2から移動体通信システム3を経由する移動体通信によって位置情報を受け取る携帯電話部18とを備え、携帯電話機2が近距離無線通信が不可能な範囲に居る場合に、移動体通信によって携帯電話機2から位置情報を受け取って表示器13に表示するように構成したので、携帯電話機2の現在位置を知るための操作が簡単であり、また、課金がなされない近距離無線通信が不可能な場合にのみ課金がなされる移動体通信が行われるので通信コストを抑えることができる。
【0068】
なお、図6及び図7に示した車載情報機器1の処理では、1つの携帯電話機2に対する処理のみを示したが、実際には複数の携帯電話機2に対する処理が行われる。従って、表示器13には複数の携帯電話機2の現在位置が色違いのマークで表示されることになる。なお、複数の携帯電話機2の現在位置と共に、カーナビゲーション装置の機能を用いて車載情報機器1の現在位置が表示器13も表示されることは勿論である。
【0069】
また、この発明の第2の端末及び位置表示装置としてカーナビゲーション装置等の車載情報機器を用いた場合を例に挙げて説明したが、車載情報機器に限らず、例えばサーバコンピュータ、パーソナルコンピュータ、PDAといった地図情報の表示に好適な端末装置を用いることができる。同様に、第1の端末としては、携帯電話機に限らず、例えばPDAといったの可搬型の他の端末装置を用いることができる。
【0070】
上述した位置表示システムの具体的な使用例としては、家族で行楽地へドライブに出かけたときに、家族の各々に、特に子供に上述した携帯電話機2を所持させることにより、車載情報機器1で家族全員の位置を表示器13で知ることができるので、行方不明等の事故を防止できる。
【0071】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、第2の端末は、第1の端末から近距離無線通信によって位置情報を受け取る第2近距離通信部と、第1の端末から移動体通信システムを経由する移動体通信によって位置情報を受け取る第2移動体通信部とを備え、第1の端末が近距離無線通信が不可能な範囲に居る場合に、移動体通信によって第1の端末から位置情報を受け取って第1の端末の位置を表示器に表示するように構成したので、第1の端末の現在位置を知るための操作が簡単であり、また、課金がなされない近距離無線通信が不可能な場合にのみ課金がなされる移動体通信が行われるので通信コストを抑えることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1に係る位置表示システムの構成を示す図である。
【図2】この発明の実施の形態1に係る位置表示システムにおける車載情報機器の電気的な構成を示すブロック図である。
【図3】この発明の実施の形態1に係る位置表示システムにおける携帯電話機の電気的な構成を示すブロック図である。
【図4】図2に示す記憶部に格納されるテーブルの形式を示すブロック図である。
【図5】図2に示す操作入力部をタッチパネルで構成した場合における自動発信設定を行うためのメニュー画面の例を示す図である。
【図6】この発明の実施の形態1に係る位置表示システムの車載情報機器の動作を示すフローチャート(その1)である。
【図7】この発明の実施の形態1に係る位置表示システムの車載情報機器の動作を示すフローチャート(その2)である。
【図8】この発明の実施の形態1に係る位置表示システムの携帯電話機の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 車載情報機器(第2の端末、位置表示装置)、2 携帯電話機(第1の端末)、3 移動体通信システム、41 ,42 基地局、5 移動体通信網、10制御回路(制御部)、11 GPS受信機、12 演算回路、13 表示器、14 操作入力部(設定部)、15 記憶部(テーブル)、16 インタフェース回路、17,19 アンテナ、18 携帯電話部(移動体通信部、第2移動体通信部)、20 ブルートゥース部(近距離通信部、第2近距離通信部)、21判定回路、40 制御回路(制御部)、41 GPS受信機(位置検出部)、42 演算回路、43 表示器、44 操作入力部、46 インタフェース回路、47,49 アンテナ、48 携帯電話部(第1移動体通信部)、50 ブルートゥース部(第1近距離通信部)。
Claims (8)
- 移動体通信システムに接続された第1の端末及び第2の端末を備えた位置表示システムにおいて、
前記第1の端末は、
自己の位置を検出する位置検出部と、
前記位置検出部で検出された位置情報を前記移動体通信システムを経由しない近距離無線通信によって前記第2の端末に送る第1近距離通信部と、
前記位置情報検出部で検出された位置情報を前記移動体通信システムを経由する移動体通信によって前記第2の端末に送る第1移動体通信部とを備え、
前記第2の端末は、
前記第1の端末から前記近距離無線通信によって位置情報を受け取る第2近距離通信部と、
前記第1の端末から前記移動体通信によって位置情報を受け取る第2移動体通信部と、
前記第2近距離通信部又は前記第2移動体通信部で受け取った位置情報によって示される前記第1の端末の位置を表示する表示器と、
前記第1の端末が前記第2近距離通信部による近距離無線通信が不可能な範囲に居る場合に、前記第2移動体通信部による移動体通信によって前記第1の端末から受け取った位置情報によって示される前記第1の端末の位置を前記表示器に表示させる制御部
とを備えた位置表示システム。 - 第2の端末は、第2近距離通信部による近距離無線通信の通信品質を判定する判定回路を含み、
制御部は、前記判定回路によって通信品質が劣化したことが判定された場合に、前記第2近距離通信部による近距離無線通信から第2移動体通信部による移動体通信に切り替えることを特徴とする請求項1記載の位置表示システム。 - 第2の端末は、第2近距離通信部による近距離無線通信から第2移動体通信部による移動体通信への切替を自動で行うか手動で行うかを設定する設定部を備えたことを特徴とする請求項2記載の位置表示システム。
- 第2の端末は、位置情報を送信する相手を登録するテーブルを備え、
制御部は、第1の端末から位置情報を受け取った場合に、テーブルを参照して前記第1の端末の位置を該第1の端末であることを識別可能な形態で表示器に表示することを特徴とする請求項2記載の位置表示システム。 - 移動体通信システムを経由しない近距離無線通信によって外部から位置情報を受け取る近距離通信部と、
移動体通信システムを経由する移動体通信によって外部から位置情報を受け取る移動体通信部と、
前記近距離通信部又は前記移動体通信部で受け取った位置情報で示される位置を表示する表示器と、
前記近距離通信部による近距離無線通信によって外部から位置情報を受け取ることができない場合に、前記移動体通信部による移動体通信によって取得された位置情報によって示される位置を前記表示器に表示させる制御部とを備えた位置表示装置。 - 近距離通信部による近距離無線通信の通信品質を判定する判定回路を備え、
制御部は、前記判定回路によって通信品質が劣化したことが判定された場合に、前記近距離通信部による近距離無線通信から移動体通信部による移動体通信に切り替えることを特徴とする請求項5記載の位置表示装置。 - 近距離通信部による近距離無線通信から移動体通信部による移動体通信への切替を自動で行うか手動で行うかを設定する設定部を備えたことを特徴とする請求項6記載の位置表示装置。
- 位置情報を送信する相手を登録するテーブルを備え、
制御部は、外部から位置情報を受け取った場合に、前記テーブルを参照して位置情報を送信した相手の位置を該相手を識別可能な形態で前記表示器に表示することを特徴とする請求項6記載の位置表示装置。
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