JP2000092244A - 情報提供システム - Google Patents

情報提供システム

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JP2000092244A
JP2000092244A JP10254092A JP25409298A JP2000092244A JP 2000092244 A JP2000092244 A JP 2000092244A JP 10254092 A JP10254092 A JP 10254092A JP 25409298 A JP25409298 A JP 25409298A JP 2000092244 A JP2000092244 A JP 2000092244A
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Yoshitaka Sumitomo
義孝 住友
Yoshiharu Yoshiki
美晴 由木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話等の移動電話システムを利用し、使
いやすくかつ有用な情報提供サービスを可能とする情報
提供システムを提供すること 【解決手段】 デジタル携帯電話システムを利用した情
報提供システムにおいて、センタ側システム1は、情報
に応じたメニュー画面データを車載機側システム1に送
信し、車載機側システム1ではそのメニュー画面を表示
することにより顧客が操作しやすくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話等の移動
電話システム(移動電話網)を利用した情報提供システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル方式によるデジタル携帯電話シ
ステム(PDC:PersonalDigital C
ellular System)が知られている。デジ
タル携帯電話システムの移動端末は、音声信号をデジタ
ル符号化して送受信するとともに(これを音声モードと
言う)、コンピュータなどのデジタル機器を所定のコネ
クターに接続してデジタルデータそのものを送受信する
こと(これをデータモードと言う)も可能である。この
デジタル携帯電話のデータモードを利用して、顧客の例
えば車両に搭載されたカーナビゲーションシステムとセ
ンタ側システムとを接続し、センタ側システムが保有す
る各種の情報を顧客に提供する情報提供システムが知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような情報提供シ
ステムにおいて、種々の有用な情報提供サービスが求め
られている。
【0004】本発明の目的は、携帯電話等の移動電話シ
ステムを利用し、使いやすくかつ有用な情報提供サービ
スを可能とする情報提供システムを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】実施の形態を示す図1を
使用して、括弧内にその対応する要素の符号をつけて本
発明を以下に説明する。上記目的を達成するために、請
求項1の発明は、デジタル移動電話システムを介して情
報を提供する情報提供装置(12)とデジタル移動電話
システムを介して情報提供装置(12)から情報を受け
る情報受信装置(22)とからなる情報提供システムに
適用され、情報提供装置(12)は、情報受信装置(2
2)において操作者が操作するための、提供する情報に
応じたメニュー画面データを送信するようにしたもので
ある。請求項2の発明は、請求項1記載の情報提供シス
テムにおいて、情報受信装置(22)装置は車両に搭載
される装置であり、情報提供装置(12)は車両に関す
る情報画面データを送信するようにしたものである。請
求項3の発明は、請求項1記載の情報提供システムにお
いて、情報受信装置(22、23)装置はカーナビゲー
ション装置(23)を有し、情報提供装置(12)はカ
ーナビゲーション装置(23)に関する情報画面データ
を送信するようにしたものである。請求項4の発明は、
請求項2記載の情報提供システムにおいて、情報受信装
置(22)は自己を識別できる識別符号を情報提供装置
(12)に送信し、情報提供装置(12)は、送信され
てきた識別符号により情報受信装置(22)が搭載され
た車両を特定し、特定された車両に関する情報画面デー
タを送信するようにしたものである。請求項5の発明
は、請求項3記載の情報提供システムにおいて、情報受
信装置(22、23)は自己を識別できる識別符号を情
報提供装置(12)に送信し、情報提供装置(12)
は、送信されてきた識別符号により情報受信装置(2
2、23)が有するカーナビゲーション装置(23)を
特定し、特定されたカーナビゲーション装置(23)に
関する情報画面データを送信するようにしたものであ
る。請求項6の発明は、請求項2記載の情報提供システ
ムにおいて、情報受信装置(22)は該情報受信装置
(22)に接続される移動電話端末(21)の電話番号
をユーザデータとして情報提供装置(12)に送信し、
情報提供装置(12)は、送信されてきた電話番号によ
り情報受信装置(22)が搭載された車両を特定し、特
定された車両に関する情報画面データを送信するように
したものである。請求項7の発明は、請求項3記載の情
報提供システムにおいて、情報受信装置(22、23)
は該情報受信装置(22、23)に接続される移動電話
端末(21)の電話番号をユーザデータとして情報提供
装置(12)に送信し、情報提供装置(12)は、送信
されてきた電話番号により情報受信装置(22、23)
が有するカーナビゲーション装置(23)を特定し、特
定されたカーナビゲーション装置(23)に関する情報
画面データを送信するようにしたものである。
【0006】なお、上記課題を解決するための手段の項
では、分かりやすく説明するため実施の形態の図と対応
づけたが、これにより本発明が実施の形態に限定される
ものではない。
【0007】
【発明の実施の形態】−第1の実施形態− 図1は、本発明の第1の実施の形態による情報提供シス
テムの全体構成図を示す図である。符号1はセンタ側シ
ステムであり、各種情報を顧客(ユーザ)に提供するた
めの拠点となるセンタである。符号2は車載機側システ
ムで、センタ側システム1から各種の情報を受ける顧客
側システムである。符号3は、本情報提供システムが利
用する既存のデジタル携帯電話システム(PDC)であ
る。
【0008】情報提供システムとは、センタ側システム
1が保有する各種の情報を顧客が必要とする場合に、顧
客側からセンタ側システム1へ電話をかけることによ
り、デジタル携帯電話システム3がサポートする960
0bpsのデータ通信を利用して顧客に情報を提供する
システムである。また、車載機側システム2から顧客の
車両の位置情報などをセンタ側システム1に送信するこ
とによりセンタ側システム1における検索情報とするこ
となども可能となる。さらには、センタ側システム1か
ら顧客側に電話をかけ情報を提供する場合もある。情報
提供システムは、このような双方向通信によりさまざま
なサービスを提供するものであり、これを情報提供サー
ビスという。
【0009】デジタル携帯電話システム3は、電波を利
用して無線で電話をかけることができる携帯電話システ
ムであり、アナログ方式に対してデジタル方式によるも
のである。このデジタル携帯電話システム3は、日本国
において「デジタル方式自動車電話システム標準規格」
RCR STD−27F(あるいは最新版)により各種
のプロトコルなどの規格が統一されている。この規格を
遵守する形で、複数の事業者による複数のデジタル携帯
電話システムが提供されており、本実施の形態では、そ
のうちの一のデジタル携帯電話システムを使用するもの
である。
【0010】センタ側システム1は、携帯電話移動端末
11(移動電話端末のことであり、以下、単に携帯電話
と言う)とセンタ送受信機12とから構成される。携帯
電話11は、音声による通話ができるとともに(音声モ
ード)、コンピュータなどのデジタルデータの送受信が
できる機能(データモード)を有する。この携帯電話1
1は、一般に市販されているデジタル携帯電話である。
センタ送受信機12は、パソコンやワークステーション
あるいは汎用コンピュータなどのコンピュータシステム
により構成され、図示しないがインターネットや各種の
パソコン通信あるいはLAN(ローカルエリアネットワ
ーク)やWAN(広域ネットワーク)を経由して他のコ
ンピュータシステムと接続が可能である。
【0011】携帯電話11の底部にはデジタルデータ転
送用のコネクタ13が設けられている。一方、センタ送
受信機12にはデジタル携帯電話システム対応の拡張基
板14が設けられており、コネクタ13と拡張基板14
との間を所定のケーブル15により接続される。コネク
タ13にケーブル15(正確にはケーブル15のコネク
タ)が接続されると携帯電話11は自動的にデータモー
ドになる。コンピュータシステムであるセンタ送受信機
12は、内部で本情報提供システムに関する制御プログ
ラムが実行される。
【0012】車載機側システム2は、携帯電話21と、
データアダプタ機22と、カーナビゲーション装置22
と、カーナビゲーション装置23の一部である表示用モ
ニタ24とから構成される。携帯電話21は前述の携帯
電話11と同様なものである。カーナビゲーション装置
23は、車両位置周辺の道路地図を表示用モニタ24に
表示する機能や、出発地から目的地までの推奨経路を演
算する機能や、演算された推奨経路に基づいて経路誘導
を行う機能等を兼ね備えた装置であり、不図示のGPS
センサや地図データを格納するCD−ROM装置等カー
ナビゲーションシステムに必要な装置を備えている。内
部には、マイクロプロセッサおよびその周辺回路を有
し、カーナビゲーションに関するプログラムが実行され
るとともに、データアダプタ機22との信号のやり取り
を行う制御プログラムも実行される。
【0013】データアダプタ機22は、携帯電話21と
カーナビゲーション装置23とのデータのやり取りにお
けるインターフェースとしての機能を有するとともに後
述する各種の機能を有する。図2は、データアダプタ機
22の構成を示す図であり、マイクロプロセッサ及び周
辺回路から構成されるCPU221と、メモリ222
と、携帯電話21およびカーナビゲーション装置23と
接続されるコネクタ223、224などから構成され
る。メモリ222には、データアダプタ機22の制御プ
ログラムが格納され、CPU221により実行される。
携帯電話21は、携帯電話11と同様にケーブル25が
接続されているのでデータモードとなっている。
【0014】デジタル携帯電話システム3は、前述した
通りデジタル携帯電話事業者が提供する既存のデジタル
携帯電話システムであり、無線により携帯電話11、2
1と信号のやり取りを行う基地局31と、基地局31に
接続されかつお互いに接続されてデジタル携帯電話網を
構成する交換機32などから構成される。なお、デジタ
ル携帯電話システムそのものは公知な内容であるので、
詳細な説明については省略する。
【0015】次に、上述の情報提供システムを利用して
顧客が情報提供を受ける場合の制御の流れについて、図
3〜図7を使用して以下説明する。
【0016】まず、図3を使用して、車載機側システム
2からデータアダプタ機22が有する固有のIDナンバ
と携帯電話21の電話番号をセンタ側システム1へ送信
する場合の制御の流れを説明する。図3では、車載機側
システム2のカーナビゲーション装置23とデータアダ
プタ機22、および、センタ側システム1のセンタ送受
信機12との間の制御の流れを図示している。カーナビ
ゲーション装置23とデータアダプタ機22との間の信
号のやり取りは所定の信号体系(コマンド体系)により
行われる。データアダプタ機22とセンタ送受信機12
との間は、携帯電話11、21を介して前述のデジタル
方式自動車電話システム標準規格に規定する信号の送受
信の方式により行われる。
【0017】まず、ステップS1でカーナビゲーション
装置23の電源が投入され、ステップS2でデータアダ
プタ機22の電源が投入される。これらの電源投入は個
別に行うものとしてもよいし、カーナビゲーション装置
23の電源が投入されると自動的にデータアダプタ機2
2の電源も投入されるように連動させてもよい。個別に
電源が投入される場合は、カーナビゲーション装置23
はすでにカーナビゲーションとして使用されていて電源
がすでに投入された状態であってもよい。また、車両の
イグニッションキーなどと連動し、車両の電気回りの電
源がオンされたりエンジンがかけられたりした場合に自
動的に電源が投入されるようにしてもよい。
【0018】ステップS3で、データアダプタ機22は
カーナビゲーション装置23に対して接続要求信号を送
信する。カーナビゲーション装置23は、ステップS4
において、データアダプタ機22と通信が行える状態で
あれば、データアダプタ機22に対して接続が可能であ
る旨の接続応答信号を返す。これにより、データアダプ
タ機22とカーナビゲーション装置23の接続が確立す
る。
【0019】カーナビゲーション装置23とデータアダ
プタ機22の接続が確立すると、ステップS5で、デー
タアダプタ機22は接続オン信号(発呼要求信号)をセ
ンタ送受信機12に送信する。データアダプタ機22と
センタ送受信機12は、上述の通り携帯電話11、21
を介して信号の送受信が行われ、その信号の送受信の方
式はデジタル方式自動車電話システム標準規格の規定に
基づくものである。以下の説明では、携帯電話11、2
1を介して信号の送受信を行う場合、その表現を省略し
て単にデータアダプタ機22はセンタ送受信機12に信
号を送信する、あるいは、センタ送受信機12はデータ
アダプタ機22に信号を送信するという表現を使用す
る。
【0020】ステップS6で、センタ送受信機12は接
続オン信号を受信すると、回線の接続を認めるべく(通
話を確立すべく)、接続オン信号に対しての応答信号
(着呼受付信号とも言う)をデータアダプタ機22に送
信する。ステップS7で、データアダプタ機22がセン
タ送受信機12からの接続オン信号の応答信号(接続完
了信号とも言う)を受信すると、回線が接続される(呼
の設定が完了する)。これ以降、データ転送が可能とな
る。
【0021】ステップS8で、データアダプタ機22は
データアダプタ機22固有のIDナンバを設定したID
ナンバ送出信号をセンタ送受信機12に送信する。ID
ナンバ送出信号は、デジタル方式自動車電話システム標
準規格によるTCH送受信信号のユーザデータ領域に上
述の固有のIDナンバを設定して生成し、送信する。こ
のユーザデータ領域は168ビット(21バイト)の大
きさを持つ。
【0022】固有のIDナンバとは、各データアダプタ
機に固有に与えられた例えば6桁の10進番号などであ
る。このIDナンバは、製造されたデータアダプタ機に
よってそれぞれ異なる番号が設定され、このIDナンバ
によりどのデータアダプタ機であるかを特定することが
できる。また、データアダプタ機の所有者が登録されて
いるとその所有者まで特定することができる。このID
ナンバはデータアダプタ機22のメモリ222に格納さ
れている。IDナンバは特に10進番号に限定する必要
はなく、アルファベットなどを含むコードであってもよ
い。これらのデータは、TCH送受信信号のユーザデー
タ領域にBCDコードや符号コードで単に並べるだけで
もよいし、暗号化して設定するようにしてもよい。例え
ば、文字コードの間に1個ずつスペースコードを挿入す
るようにするなどである。
【0023】ステップS9で、センタ送受信機12はI
Dナンバ送出信号を受信すると、その信号よりIDナン
バを抽出するとともに、IDナンバを受信した旨のID
ナンバ応答信号をデータアダプタ機22に送信する。こ
のIDナンバ応答信号もTCH送受信信号のユーザデー
タ領域に受信した旨の所定のコードを設定して生成す
る。ステップS10で、データアダプタ機22はセンタ
送受信機12からIDナンバ応答信号を受信すると、カ
ーナビゲーション装置23にもIDナンバ応答信号があ
った旨の信号を送信する。ステップS11で、カーナビ
ゲーション装置23はその信号を受信すると受信した旨
の信号をデータアダプタ機22に返す。このようにし
て、データアダプタ機22からセンタ送受信機12への
IDナンバ送信の一連の処理が終了する。
【0024】なお、データアダプタ機22は、ステップ
S8の処理をステップS7の終了を待って行うものでは
なく、ステップS5の処理が終了すると、引き続きステ
ップS8の処理に入る。
【0025】次に、ステップS12で、データアダプタ
機22は、携帯電話21の携帯電話番号を設定した電話
番号送出信号をセンタ送受信機12に送信する。電話番
号送出信号は、IDナンバと同様にTCH送受信信号の
ユーザデータ領域に設定して生成し、送信する。携帯電
話番号をTCH送受信信号のユーザデータ領域に設定し
て送信するのは、デジタル携帯電話システムがこれを利
用するためではなく、情報提供システムすなわちデジタ
ル携帯電話システムのユーザがユーザデータとして利用
するためである。
【0026】なお、携帯電話21の携帯電話番号は、デ
ータアダプタ機22が事前に携帯電話21に所定の信号
を送信してその応答信号により取得しおくものである
が、この時点でその携帯電話番号を取得していない場合
は、それらの信号をここでやり取りして携帯電話番号を
取得してからステップS12を実行する。
【0027】ステップS13で、センタ送受信機12は
電話番号送出信号を受信すると、その信号より携帯電話
21の携帯電話番号を抽出するとともに、携帯電話番号
を受信した旨の電話番号応答信号をデータアダプタ機2
2に送信する。この電話番号応答信号もTCH送受信信
号のユーザデータ領域に受信した旨の所定のコードを設
定して生成する。ステップS14で、データアダプタ機
22はセンタ送受信機12から電話番号応答信号を受信
すると、カーナビゲーション装置23にも電話番号応答
信号があった旨の信号を送信する。ステップS11で、
カーナビゲーション装置23はその信号を受信すると受
信した旨の信号をデータアダプタ機22に返す。
【0028】このようにして、データアダプタ機22か
らセンタ送受信機12への携帯電話21の携帯電話番号
送信の一連の処理が終了する。なお、データアダプタ機
22は、ステップS12の処理をカーナビゲーション装
置23のステップS11による信号を待って行うもので
はなく、ステップS8の処理が終了すると、引き続きス
テップS12の処理に入る。
【0029】このようにして、接続オン処理(呼の設
定)に引き続き、あるいは平行してIDナンバおよび携
帯電話のセンタ送受信機12への送信が完了する。この
後、各種のデータ転送が行われる。
【0030】センタ送受信機12では、ステップS16
において、ステップS9で受け取ったIDナンバおよび
ステップS13で受け取った携帯電話場合を解析して顧
客の特定(認識)を行い、その結果に基づき種々の処理
を行う。例えば、その顧客が会員かどうかを判断した
り、セキュリティに役立てたり、接続回数の管理に役立
てたり、顧客個人サービス(メール到着の連絡、新着情
報のサービス等)に役立てたりすることが可能となり、
情報提供サービスのサービス範囲が大きく広がることに
なる。
【0031】セキュリティに役立つ例としては、例え
ば、顧客のデータアダプタ機22や携帯電話21を紛失
したり盗難にあったりした場合、そのIDナンバや携帯
電話番号をセンタ側システム1に通知し(電話連絡など
により)、センタ送受信機12に登録しておくと、その
IDナンバや携帯電話番号からの情報提供サービスの要
求に対しては応答しないようにすることも可能となる。
【0032】必要な情報提供が終了すると、カーナビゲ
ーション装置23は、ステップS21で終了信号をデー
タアダプタ機22に送信する。ステップS22で、デー
タアダプタ機22は回線を切断すべく接続オフ信号をセ
ンタ送受信機12に送信する。ステップS23で、セン
タ送受信機12は接続オフ信号を受信すると、その応答
信号をデータアダプタ機22に返す。ステップS24
で、データアダプタ機22は接続オフに関する応答信号
が返ってくると、その旨の信号をカーナビゲーション装
置23に送信する。これらにより、各装置は回線の接続
オフの処理(呼の開放)を行い通話は終了する。
【0033】なお、上記の説明では、IDナンバと携帯
電話番号の両方を送信する例を説明したが、どちらか一
方のみを送信するようにしても顧客の特定は可能であ
る。しかし、ここでいう顧客の特定とは、ある特定の車
両あるいはカーナビゲーション装置を特定することが、
この情報提供システムにおいて大きな利用価値が発生す
る。なぜなら、この情報提供システムで提供する情報は
顧客の所有する車両やカーナビゲーション装置に関する
ものがメインであるからである。携帯電話は誰の携帯電
話を使用してもよいため、携帯電話の電話番号だけでは
車両やカーナビゲーション装置を特定することができな
い。従って、どちらか一方のデータを送信する場合はI
Dナンバの方を送信するのが好ましい。
【0034】次に、センタ送受信機12とデータアダプ
タ機22との間で携帯電話システム3の通話路の接続
(呼の設定)が完了し、IDナンバおよび携帯電話番号
の送信が完了した後に、検索メニューを送信する場合に
ついて説明する。図4はその制御の流れを説明する図で
ある。
【0035】ステップS101で、センタ送受信機12
はメニュー画面データを生成する。ステップS102
で、センタ送受信機12は生成したメニュー画面データ
をデータアダプタ機22に送信する。データアダプタ機
22とセンタ送受信機12のデータの送受信は、前述の
デジタル方式自動車電話システム標準規格の規定に基づ
くものである。ステップS103で、データアダプタ機
22はメニュー画面データを受信するとそのデータをカ
ーナビゲーション装置23に転送する。
【0036】ステップS104で、カーナビゲーション
装置23はメニュー画面データを受信すると受信した旨
の応答信号をデータアダプタ機22に返す。ステップS
105で、データアダプタ機22はカーナビゲーション
装置23から送られてきたメニュー画面データ受信応答
信号をセンタ送受信機12に送信する。ステップS10
6で、センタ送受信機12はメニュー画面データ受信応
答信号を受信し、メニュー画面データが受信された旨を
確認する。以上により一連のメニュー画面データの送受
信の処理が完了する。
【0037】メニュー画面データが、データ送信の1つ
の送信単位より大きいデータである場合は、複数の送信
単位に分割してそのデータを送信する。データの送受信
にエラーが発生した場合は、所定のプロトコルでデータ
を再送信する。
【0038】ステップS107では、カーナビゲーショ
ン装置23は送られてきたデータに基づくメニュー画面
を表示用モニタ24に表示する。このようにして送受信
され表示用モニタ24に表示されるメニュー画面は、そ
の時期に応じて顧客が最も使いやすいと思われるメニュ
ー画面をセンタ送受信機12が生成するものである。例
えば、春であれば花に関する情報メニューを生成した
り、オリンピックやサッカーのワールドカップの時期に
はそれらに関するメニューを生成したりする。図5は、
サッカーのワールドカップに関するメニューの例を示す
図である。また、データアダプタ機22のIDナンバや
携帯電話番号により顧客が特定できているため、その顧
客特有のメニュー画面を生成することも可能である。例
えば、顧客の車の年式、車種等に見合った車両情報メニ
ューを生成し送信することも可能である。
【0039】車載機システムなどにおいて、顧客、例え
ば車の運転手などには、複雑な操作を強いることはでき
ない。また、カーナビゲーション装置などが接続された
車載機システムでは、家庭でインターネットなどに接続
する場合とは異なり、顧客が求める情報の種類などはあ
る程度限定されるものである。従って、それを迅速にア
クセスできるようにするために、センタ側システムが能
動的にその状況を判断して最も使いやすいメニュー画面
を提供するものである。
【0040】次に、本情報提供システムが提供する情報
の一種である車両のメンテナンス情報について説明す
る。図6は、その制御の流れを示す図であり、図7は、
車両のメンテナンス情報の表示の一例を示す図である。
車両のメンテナンス情報画面は、図4の制御により表示
されたメニュー画面のメニューの一つを選択することに
よって得られる情報画面の一つである。
【0041】カーナビゲーション装置23の表示モニタ
24に表示されたメニュー画面から一つのメニューが選
択されると、その選択はデータとしてセンタ送受信機1
2に送信され通知される。センタ送受信機12はその通
知を受けると、車両のメンテナンス画面データを生成
し、前述したメニュー画面と同様な制御の流れにより車
載機側システム1に送信する。図6の制御の流れの図
は、データ内容が異なる以外は図4の制御の流れと同じ
であるのでその説明を省略する。
【0042】センタ送受信機12は、データアダプタ機
22から送信されたIDナンバや携帯電話21の電話番
号をすでに保有し顧客の特定がなされている。また、各
顧客の本情報提供システムで使用する車両についての情
報も各顧客ごとにセンタ送受信機12の記憶装置に登録
されている。従って、顧客が特定できるとその車両も特
定でき、特定された車両の個別のメンテナンス情報画面
を生成することができる。カーナビゲーション装置23
についても同様に特定できる。
【0043】このようにして送られてきた車両のメンテ
ナンス情報画面を顧客が見ることにより、その車両に見
合った適切なメンテナンスを受けることができる。この
場合、車両のメンテナンス情報は事前にセンタ送受信機
12に記憶されているか、あるいは、センタ送受信機1
2が顧客の車両の点検修理工場のコンピュータなどに接
続してそのデータの入手が可能な状態になっている。こ
れは、車載機側システム2があらゆる情報を記憶してお
くことは不可能なため、大容量な記憶システムを保有す
るセンタ側システム1を有効に利用したり、また、セン
タ側システム1を拠点に他の有効な情報を有するシステ
ムにアクセスできるようにしたものである。車載機側シ
ステム2があらゆる情報を記憶しておくことが不可能な
のは、車載機側システム2自体の記憶容量の問題や、そ
れらの情報を常に最新なものに更新しておくことは現実
的にできないためでもある。
【0044】なお、上記では車両のメンテナンス情報に
ついて説明をしたが、顧客のカーナビゲーション装置も
特定できているため、このカーナビゲーション装置に関
するメンテナンス情報を提供することも可能である。こ
れにより、顧客は最新のカーナビゲーション装置の情報
を得ることができ、適切なメンテナンスを受けることが
できる。また、カーナビゲーション装置の最新の制御プ
ログラムやデータをこの情報提供システムを利用してダ
ウンロードすることも可能である。
【0045】また、上記では、データアダプタ機22の
固有のIDナンバや携帯電話21の電話番号をTCH送
受信信号のユーザデータ領域に設定して送信する例を説
明したが、メニュー画面や車両のメンテナンス画面と同
様にデータとして設定して送信するようにしてもよい。
どちらの方式であっても、顧客は意識ずることなく自動
的にIDナンバや携帯電話番号が送信される。
【0046】−第2の実施の形態− 第2の実施の形態では、データアダプタ機22の固有の
IDナンバおよび携帯電話21の電話番号を携帯電話を
着信拒否モードに設定した状態で送信する例を説明す
る。情報提供システムの構成は、図1の第1の実施の形
態と同じであるのでその説明を省略する。
【0047】なお、着信拒否モードとは、携帯電話に電
話がかかってきても電話に出ない旨設定をしておくもの
であり、携帯電話は呼び出し音をならさず呼の設定がな
されないモードである。第2の実施の形態はこの着信拒
否モードを利用するものである。
【0048】図8は、第2の実施の形態の制御の流れを
説明する図である。図8において、第1の実施の形態の
図3の内容と共通するステップは同一ステップ番号を付
して説明を省略し、異なる部分を中心に説明する。ま
ず、センタ側システム1の携帯電話11を着信拒否モー
ドに設定しておく。この状態で図8の制御が開始され
る。図8のステップS1からステップS5までの処理お
よびステップS8からステップS16の処理は第1の実
施の形態と同様になされる。
【0049】ステップS5で、データアダプタ機22は
接続オン信号(発呼要求信号)をセンタ送受信機12に
送信する。接続オン信号は携帯電話11まで送信されて
くるが、携帯電話11は着信拒否モードに設定されてい
るので、接続オン信号はセンタ送受信機12まで転送さ
れてこない。すなわち、ステップS201で携帯電話1
1は接続オン信号を受けると、着信拒否モードが設定さ
れているので、ステップS202で、接続オフ信号を受
信したときに応答する信号と同等の信号をデータアダプ
タ機22に送信する。これにより、回線の接続(呼の設
定)がなされない。携帯電話11は着信拒否モードに設
定されているので呼び出し音も鳴らさない。
【0050】しかし、携帯電話11から接続オフに対応
する信号がデータアダプタ機22に送信されてくるまで
にタイムラグ(例えば数10ms〜数100ms)があ
るため、データアダプタ機22は引き続きステップS8
によりIDナンバの送出、および、ステップS12によ
り携帯電話番号の送出を行うことができる。これによ
り、センタ送受信機12はステップS9によりIDナン
バ、および、ステップS13により携帯電話番号を取得
することができる。
【0051】ステップS203で、データアダプタ機2
2は接続オフに関する応答信号と同等の信号を受信する
と、その旨の信号をカーナビゲーション装置23に送信
する。これらの信号により、各装置は回線の接続オフの
処理(呼の開放)、正確には接続オン(呼の設定)をし
ようとした処理の中止処理を行う。
【0052】このように着信拒否モードにしておくと、
携帯電話11と携帯電話21との間の通話が確立しなく
ても、センタ送受信機12はデータアダプタ機22から
送られてきたIDナンバと携帯電話番号を取得すること
ができ、どの顧客からそれらが送られてきたかが特定で
きる。この場合、携帯電話21の呼び出し音が鳴ること
もなくIDナンバと携帯電話番号を取得することができ
る。
【0053】この内容は、センタ側システム1において
車載機側システム2である特定の顧客に特定の内容を通
知したい事象が起こったときに、センタ側システム1か
ら車載機側システム2へ、IDナンバと携帯電話番号に
代えて他の小さな情報を送信する場合にも同様に適用す
ることができる。例えば、その顧客宛の電子メールが所
定のサーバに届いたとする。センタ送受信機12はその
サーバとインターネットなどで接続が可能であり、その
顧客に電子メールが届いたという情報を取得することが
できる。センタ送受信機12は、この情報に基づいて例
えば「新着メール受信」のような短いメッセージを特定
の顧客に情報提供する場合に、この内容を適用すること
ができる。
【0054】図9は、その制御の流れを説明する図であ
る。車載機側は車両が運転中でしかもカーナビゲーショ
ン装置23を使用しているものとする。このとき、携帯
電話21も着信拒否モードに設定されているとする。
【0055】このような状態で、ステップS301にお
いて、センタ送受信機12は特定の顧客に電子メールが
届いた旨の情報を取得すると、「新着メール受信」とい
うメッセージを生成する。ステップS302で、センタ
送受信機12はデータアダプタ機22に接続オン信号を
送信する。接続オン信号はデータアダプタ機22に接続
される携帯電話21まで送信されてくるが、携帯電話2
1は着信拒否モードに設定されているので、接続オン信
号はデータアダプタ機22まで転送されてこない。すな
わち、ステップS303で携帯電話21は接続オン信号
を受けると、着信拒否モードが設定されているので、ス
テップS304で、接続オフ信号を受信したときに応答
する信号と同等の信号をセンタ送受信機12に送信す
る。これにより、回線の接続(呼の設定)がなされな
い。携帯電話21は着信拒否モードに設定されているの
で呼び出し音も鳴らさない。
【0056】携帯電話21から接続オフに対応する信号
がセンタ送受信機12に送信されてくるまでに若干時間
がかかるため(例えば数10ms〜数100ms)、ス
テップS305で、センタ送受信機12は、前述の「新
着メール受信」というメッセージデータをTCH送受信
信号のユーザデータ領域に設定し、特定顧客用メッセー
ジ送出信号を生成してデータアダプタ機22に送信する
ことができる。このメッセージは、日本語7文字のデー
タであるので14バイトのデータである。TCH送受信
信号のユーザデータ領域は168ビット(21バイト)
であるので、設定できる大きさである。ステップS30
6で、データアダプタ機22は特定顧客用メッセージ送
出信号を受信し、メッセージデータを抽出するととも
に、そのデータをカーナビゲーション装置23に所定の
信号により送信する。
【0057】ステップS307で、カーナビゲーション
装置23は特定顧客用メッセージデータを受信し、ステ
ップS308で、そのメッセージを表示用モニタ24に
表示する。この場合、カーナビゲーション装置23はカ
ーナビゲーションとして使用されている最中であるた
め、カーナビゲーションの表示画面をじゃましないよう
に隅に小さく「新着メール受信」と表示する。このと
き、カーナビゲーション装置23のブザー(不図示)を
軽く鳴らすようにしてもよい。
【0058】一方、ステップS309で、センタ送受信
機12は接続オフに関する応答信号と同等の信号を受信
すると、回線の接続オフの処理(呼の開放)、正確には
接続オン(呼の設定)をしようとした処理の中止処理を
行う。
【0059】このようにして、顧客はセンタ側システム
1からの簡単なメッセージを受信することができる。ま
た、携帯電話21は着信拒否モードにしているため、車
両運転中に運転手を携帯電話21の呼び出し音によって
驚かすこともないため、車両運行の安全に大きく寄与す
る。しかも、着信拒否モードにしているため、携帯電話
11と携帯電話21との間の通話が確立しなくても簡単
なメッセージの提供を受けることができる。
【0060】なお、第2の実施の形態において説明した
携帯電話の着信拒否モードにおけるプロトコルは上記の
内容に限定する必要はない。他のプロトコルで処理され
る内容であってもよい。すなわち、携帯電話システムが
有する着信拒否モードの機能を利用して、携帯電話間の
通話を確立せず簡単なユーザメッセージを送受信するこ
とができるすべての態様に適用できる。
【0061】また、第1の実施の形態および第2の実施
の形態では、特定の携帯電話事業者が提供するデジタル
携帯電話システムを利用する例で説明したが、本発明は
この内容に限定する必要はない。異なる携帯電話事業者
間が提供する異なるデジタル携帯電話システム間におい
ても適用することができる。また、PHS(デジタルコ
ードレス電話システム)においても適用することができ
る。さらに、デジタル携帯電話システムとPHSとの間
においても適用することができる。すなわち、本発明
は、デジタル方式の移動電話システムを利用する場合の
全般に適用することができるものである。また、センタ
側システムの接続される電話は、移動電話でなくてもよ
い。NTT(日本電信電話)の一般公衆回線網に接続さ
れるデジタル方式の固定電話であってもよい。ただし、
上述のそれぞれの場合には、通信プロトコルの統一が必
要となる。
【0062】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成して
いるので、次のような効果を奏する。情報提供システム
において、提供する情報に応じたメニュー画面データを
送信するようにしているので、顧客が求める情報に迅速
にかつ容易にアクセスすることができる。また、各種有
用な情報画面を提供しているので、顧客に応じたきめの
細かいサービス範囲の広い情報提供サービスが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態による情報提供システムの全
体構成図を示す図
【図2】データアダプタ機の構成を示す図
【図3】IDナンバと携帯電話番号を送信する場合の制
御の流れを説明する図
【図4】メニュー画面データを送信する場合の制御の流
れを説明する図
【図5】メニュー画面の表示一例を示す図
【図6】メンテナンス画面データを送信する場合の制御
の流れを説明する図
【図7】メンテナンス情報の表示の一例を示す図
【図8】第2の実施の形態において、IDナンバと携帯
電話番号を送信する場合の制御の流れを説明する図
【図9】特定の顧客に特定のメッセージを送信する場合
の制御の流れを説明する図
【符号の説明】
1 センタ側システム 2 車載機側システム 3 デジタル携帯電話システム(PDC) 11、21 携帯電話 12 センタ送受信機 13、223、224 コネクタ 14 拡張基板 15、25 ケーブル 22 データアダプタ機 23 カーナビゲーション装置 24 表示用モニタ 31 基地局 32 交換機 221 CPU 222 メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K024 AA76 BB04 CC11 EE06 FF03 5K027 AA16 BB02 CC08 FF22 5K067 AA21 BB04 BB21 BB36 DD17 DD52 EE02 FF02 FF07 FF23 HH11 5K101 KK16 LL12 MM07 NN03 NN18 NN21 PP03 TT06 UU19 UU20

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デジタル移動電話システムを介して情報を
    提供する情報提供装置と、 デジタル移動電話システムを介して前記情報提供装置か
    ら情報を受ける情報受信装置とからなる情報提供システ
    ムにおいて、 前記情報提供装置は、前記情報受信装置において操作者
    が操作するための、提供する情報に応じたメニュー画面
    データを送信することを特徴とする情報提供システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の情報提供システムにおい
    て、 前記情報受信装置装置は車両に搭載される装置であり、 前記情報提供装置は、前記車両に関する情報画面データ
    を送信することを特徴とする情報提供システム。
  3. 【請求項3】請求項1記載の情報提供システムにおい
    て、 前記情報受信装置装置はカーナビゲーション装置を有
    し、 前記情報提供装置は、前記カーナビゲーション装置に関
    する情報画面データを送信することを特徴とする情報提
    供システム。
  4. 【請求項4】請求項2記載の情報提供システムにおい
    て、 前記情報受信装置は自己を識別できる識別符号を前記情
    報提供装置に送信し、 前記情報提供装置は、送信されてきた識別符号により前
    記情報受信装置が搭載された車両を特定し、特定された
    車両に関する情報画面データを送信することを特徴とす
    る情報提供システム。
  5. 【請求項5】請求項3記載の情報提供システムにおい
    て、 前記情報受信装置は自己を識別できる識別符号を前記情
    報提供装置に送信し、 前記情報提供装置は、送信されてきた識別符号により前
    記情報受信装置が有するカーナビゲーション装置を特定
    し、特定されたカーナビゲーション装置に関する情報画
    面データを送信することを特徴とする情報提供システ
    ム。
  6. 【請求項6】請求項2記載の情報提供システムにおい
    て、 前記情報受信装置は該情報受信装置に接続される移動電
    話端末の電話番号をユーザデータとして前記情報提供装
    置に送信し、 前記情報提供装置は、送信されてきた電話番号により前
    記情報受信装置が搭載された車両を特定し、特定された
    車両に関する情報画面データを送信することを特徴とす
    る情報提供システム。
  7. 【請求項7】請求項3記載の情報提供システムにおい
    て、 前記情報受信装置は該情報受信装置に接続される移動電
    話端末の電話番号をユーザデータとして前記情報提供装
    置に送信し、 前記情報提供装置は、送信されてきた電話番号により前
    記情報受信装置が有するカーナビゲーション装置を特定
    し、特定されたカーナビゲーション装置に関する情報画
    面データを送信することを特徴とする情報提供システ
    ム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001312754A (ja) * 2000-04-28 2001-11-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd Etc車載器
WO2001093562A1 (fr) * 2000-05-30 2001-12-06 Bandai Co., Ltd. Systeme de transfert d'image et procede associe a ce systeme
JP2002049844A (ja) * 2000-08-04 2002-02-15 Nec Corp キャンペーン広告代理方法及びシステムならびに記録媒体

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