JP4205873B2 - 通信モジュール - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両に組み込むことが可能とされた携帯電話網を利用する通信モジュールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、車内において通話したい際には、携帯電話機を車内に設置し、この携帯電話機をハンズフリー手段に接続して通話を行うようにしている。また、車両がそのオーナが関知することなく異常な状態において移動される場合がある。このような場合には、車両が盗難にあったおそれがあることから、その旨を通知することが考えられる。このため、車内に携帯電話機等の通信機を設置して、車両が異常な状態において移動された場合は設置されている通信機を用いてオーナや所定の場所に車両の異常を通知することが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、携帯電話機は本来携帯するものであることから車内に設置したり取り外したりする必要があり、携帯電話機の取り付け/取り外しやハンズフリー手段とのケーブルの接続/取り外しが繁雑になるという問題点があった。また、携帯電話機における供給電源は携帯電話機に備えられている電池、あるいは、商用電源を直流化した電源ユニットから供給されるが、車両における供給源は電池のみであり、電池の残量の状態によっては通話することが不可能になる場合があった。したがって、車内に通信機として携帯電話機を設置した場合には、車両が異常な状態において移動された場合に、通信を行うことができないと云うおそれがあった。また、携帯電話機は本来の目的が携帯するものであることから、車内から取り外されている場合があり、この場合には、通信を行うことができないことになる。さらに、車両に固定的に設置される通信機では、車両のバッテリーが電源として使用されるが、バッテリーのコードが取り外された状態において車両が移動される場合があり、このような場合には通信を行うことができないようになっていた。なお、携帯電話機の電池電圧は車両のバッテリー電圧とは異なることから、携帯電話機の電源として車両のバッテリーをそのまま使用することはできない。
【0004】
そこで、本発明は、上記問題点を解決することのできる通信モジュールを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の通信モジュールは、携帯電話網を利用する車内に組み込み可能な通信モジュールであって、送信および受信を行う通信部と、外部機器とデータの授受を行うための外部インタフェースと、少なくとも設定された通信先に自動発信するよう前記通信部を制御することのできる制御部と、車両に積まれたバッテリーのコードが取り外される異常が生じて、あるいは、該バッテリーが使用不能な状態で給電されない場合に単独で通信モジュールを動作させることができるよう前記通信モジュールに接続されていると共に、車両から充電可能なバッテリー手段を備え、前記制御部は、自機の位置情報をサービスセンターに定期的に送信するよう制御すると共に、前記外部インタフェースを介して車両制御システム部から車両のコンディション情報を受け取り、一定期間分蓄積されたコンディション情報を解析することにより異常が生じたか否かを判定し、車両に異常があると判定した場合に異常が生じたことを整備会社に自動発信するように制御し、異常が生じたことの連絡を受けた整備会社から故障診断要求の着信があった場合は、整備会社が故障診断を行えるよう蓄積されているコンディション情報および整備会社からリクエストされた情報を整備会社に送信するようにし、整備会社から故障している旨が通知されると共に、自機に問い合わせることにより自機の位置情報を取得したサービスセンターから、前記位置情報に応じた故障修理のサービスデータを受信するようにし、車内に備えられている他の装置内に組み込まれている。
【0010】
このような本発明によれば、携帯電話網を利用できる通信モジュールが車内に露出しないように組み込まれており、車両から充電可能なバッテリー手段を内蔵していることから、車両から受け取ったコンディション情報に基づいて車両の情報をオーナの携帯電話機やサービスセンター等の任意に設定された通信先に自動発信することができる。この場合、通信モジュールは車内に露出していないことから、通信モジュールを取り外されるおそれがなく、また、バッテリーのコードが取り外されても通信モジュールは内蔵するバッテリー手段により通信することができるようになる。
この場合、車両から受け取ったコンディション情報に基づいて車両が異常状態の元で車両が移動されたことを検知した場合は、通信モジュールが設定された通信先に自動発信することから、盗難等の車両に異常が発生した際には、確実にそのことを通知することができるようになる。
【0011】
さらに、携帯電話網は本来各通信モジュールがどのセル内に位置しているかの在圏情報を備えており、携帯電話網はこの在圏情報を各通信モジュールに知らせることのできる機能を備えているものとされている。そこで、通信モジュールは自動発信する際に自機の位置情報を設定された通信先に自動発信することができることから、車両が異常状態の元で移動された場合に車両の移動位置を知ることができるようになる。
さらにまた、車両制御システム部から受け取ったコンディション情報から車両に異常が検出された際には、その旨を自動発信し、故障診断要求を受信した際に、記憶手段に蓄積されている車両のコンディション情報を要求元に送信するようにしている。これにより、車両が故障している場合は、サービスセンターは通信モジュールの近傍に位置する整備可能な場所の電話番号を通信モジュールに通知することができ、重大な異常が生じる前に車両の異常を修復することができるようになる。この場合に、通信モジュールの位置を通信モジュールから得ることができる。
さらにまた、通信モジュールが受信した遠隔制御情報を車両制御システム部に送ることにより、車両を遠隔制御することができるようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の通信モジュールの実施の形態の構成を示す機能ブロック図を図1に示す。
図1に示す本発明の実施の形態にかかる通信モジュール1は、既存の携帯電話網の移動端末として動作する通信モジュールとされ、アンテナ2が接続されるアンテナ端子T1を備えている。アンテナ端子T1に同軸ケーブルを介して接続されているアンテナ2は、車両のルーフ等に取り付けられる。アンテナ端子T1にはRF回路11が接続されており、RF回路11には送受信回路や変復調回路が備えられている。このRF回路11の変復調回路には音声コーデック回路12およびチャネルコーデック回路13が接続されており、音声コーデック回路12は変復調回路で復調された受話信号を復号すると共に、入力された送話信号を音声圧縮符号化している。すなわち、音声コーデック回路12は、送話用の音声を高能率圧縮符号化すると共に受話用の音声に復号化しており、例えばCELP(Code Excited LPC )系のコーデックとされている。音声コーデック回路12は音声入出力端子T2に接続されており、音声入出力端子T2から出力される音声はスピーカに印加され、音声入出力端子T2に入力される音声はマイクから入力される。
【0013】
また、RF回路11にはデータのコーデック処理を行うチャネルコーデック回路13が接続されている。このチャネルコーデック回路13は、データの圧縮/伸長処理やスクランブル/デスクランブル処理を行っており、例えば受信した信号がデータであった場合は、RF回路11からチャネルコーデック回路13に供給されたデータのデスクランブル処理および伸長処理を行って、再生されたデータが外部インタフェース回路14を介して出力される。また、外部インタフェース回路14を介してチャネルコーデック回路13に入力されたデータには、圧縮処理およびスクランブル処理が施されてRF回路11を介して出力され、アンテナ2から送信される。外部インタフェース回路14は、外部機器とのデータの授受を行うインタフェースであり入出力端子T3に接続されている。外部インタフェース回路14はPCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association)が制定したPCカードのインターフェース規格とされたり、EIA(米国電子工業会)が制定したパソコンや携帯情報端末、周辺機器で採用されているRS−232Cといわれるシリアル・インターフェース規格とされている。この入出力端子T3には、車内LAN(Local Area Network)の後述するネットワークコントローラ4が接続されており、ネットワークコントローラ4には車両を電子制御する車両制御システムが接続されている。この車内LANは、例えばCSMA/CD(Carrier Sense Multiple Access with Collision Detection)型LAN(IEEE802.3)であるイーサネットや、車内LANのインタフェース規格であるCAN(Controller Area Network)やLIN(Local Interconnect Network)で構築されている。
【0014】
中央処理装置(Central Processing Unit:CPU)15は、電話機能プログラムを実行することにより通信モジュール1の各部の動作を制御するシステム制御部であり、動作時の経過時間を示したり、特定の時間間隔でタイマ割込を発生するタイマを備えている。また、CPU15は外部インタフェース回路14を介して車両制御システムから受け取った車両のコンディション情報から、車両の異常を検知する処理を行っている。ROM16はCPU15が実行する送信処理や受信処理の各種電話機能プログラムや異常検知処理、および、設定された相手先へ自動発信する自動発信処理等のプログラムが格納されているROM(Read Only Memory)である。RAM17は自動発信する相手先の電話番号や、取り込んだ自機の位置情報の格納エリアや、ユーザ設定データ格納エリア、および、CPU15のワークエリア等が設定されるRAM(Random Access Memory)である。なお、各機能ブロックはバス18を介してデータや命令の授受を行っている。
また、本発明にかかる通信モジュールにおいて特徴的な構成は、通信モジュール1に内蔵バッテリー3が接続されていることである。この内蔵バッテリー3は、車両側から充電可能な二次電池により構成されている。従って、車両のバッテリーのコードが取り外される異常が生じても、通信モジュール1は動作可能とされる。
【0015】
このように構成された通信モジュール1は、車内から見えないように車両のダッシュボート内やオーディオ装置等の他の装置内に組み込まれて設置される。このように車内に組み込まれた通信モジュール1と車両のデバイスとから構成される通信装置の構成例を図2に示す。
図1に示す構成の通信モジュール1は、ネットワークコントローラ4に接続される。この場合、通信モジュール1の入出力端子T3とネットワークコントローラ4とが接続されるようになる。このネットワークコントローラ4は、例えばイーサネットのネットワークコントローラとされ、そのデータ伝送速度は10Mbpsとされている。また、ネットワークコントローラ4がCANのネットワークコントローラとされると、そのデータ伝送速度は1Mbpsとされる。このネットワークコントローラ4にはLANケーブルを介して車両制御システム30が接続されている。車両制御システム30は、CPUを備える車両制御部31と、車両の各部のコンディション情報を得るための各種センサー、車両の各種ライト/ランプやワイパー等のオン/オフを行うためのスイッチ類、車両速度、走行距離、燃料の量等を表示するインストルメントパネル等に設けられる表示器34と、シフトロック用等のソレノイドやワイパー等のモータ35とから構成されている。なお、通信モジュール1は、ネットワークコントローラ4を介して車両制御システム30から車両のコンディション情報を得るようにしている。
【0016】
また、ネットワークコントローラ4には通信モジュール1で受信した表示情報を表示する表示器5、および、通信モジュール1に発信させる等の動作を行わすことのできるスイッチ類6や、GPS衛星からのGPS信号を受信するGPS(Global Positioning Systems)アンテナ7が接続されている。
さらに、通信モジュール1を手に保持することなく送受信するためのハンズフリー部8が、通信モジュール1に接続されている。ハンズフリー部8には、ユーザからの送話音声を入力するためのマイク8aと、ユーザに受話音声を伝えるためのスピーカ8bが備えられている。なお、通信モジュール1には、車両のルーフ等に設置されているアンテナ2が接続されていると共に、車両に積まれたバッテリーから給電されない場合に、単独で通信モジュール1を動作させることのできる内蔵バッテリー3が接続されている。
【0017】
このように車両に組み込まれた通信モジュール1は、既存の携帯電話網における通信端末として動作することができる。そこで、携帯電話網の構成の概要を図3に示す。
携帯電話網は多数のセルを有しているが、図3に示す構成においてはそのうちのセルA、セルB、セルCの3つのセルだけを示している。各セルA,B,Cにはそれぞれ基地局101A,101B,101Cが設けられている。基地局101A,101B,101Cは、それぞれのセルに在圏している移動端末の通信制御を行っている。例えば、セルAにおける基地局101Aは移動端末102と移動端末103の通信制御を行っている。以下の説明では、移動端末102である車両には通信モジュール1が組み込まれているものとし、移動端末103は携帯電話機であるものとする。
【0018】
基地局101A,101B,101Cは、移動通信制御局111に接続されており、移動通信制御局111にはHLR(Home Location Register)111aが設けられている。このHLR111aには、携帯電話網における全移動端末の位置情報や加入者データなどを管理する網内データベースが格納されている。移動端末は、自機に記憶されている自機が在圏しているセルのセル番号と報知されているセル番号とを照合し、不一致になった時に移動端末は網内に位置登録信号を送出する。これを受信した当該セルの基地局は、位置登録信号を移動通信制御局111に送る。移動通信制御局111は、位置登録信号をルーチング可能な位置情報に変換してHLR111aに格納する。すなわち、セルAに属している移動端末102と移動端末103におけるHLR111aに格納されている位置情報欄には、セルAのセル番号が格納されていることになる。ここで、移動端末102が矢印で示す方向に移動することにより破線で示すようにセルAからセルBに移動すると、上述したように移動端末102はセルBに位置登録し直され、さらに、移動端末102が矢印で示す方向に移動することにより破線で示すようにセルBからセルCに移動すると、移動端末102はセルCに位置登録し直されるようになる。
【0019】
また、交換機112には移動端末に種々のサービスを行うサービスセンター113やメールを蓄積しているメールサーバ114が接続されている。このサービスセンター113には、登録ユーザ情報や整備工場の電話番号や場所情報、交通情報、お知らせ等が格納されているサービスデータベース113aが備えられている。そして、移動通信制御局111は、交換機112を介してこれらのメールサーバ114やサービスセンター113と接続することができる。
なお、前述したHLR111aを備える移動通信制御局111を交換機112に収容するようにして、交換機112においてHLR111aを備える移動通信制御局111の機能も果たすようにしてもよい。
【0020】
次に、本発明にかかる通信モジュール1を車両に組み込んだ図2に示す構成において奏することのできる種々の機能について、図4ないし図13に示す通信モジュール1におけるCPU15が実行する処理のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、通信モジュール1により行われるショートメッセージの送信処理のフローチャートを図4に示す。
ショートメッセージは、限られた文字数の文字メッセージを移動端末間でメールとして送受信することができる。例えば、移動端末102から移動端末103にショートメッセージを送ることができ、この場合には移動端末102において図4に示すショートメッセージ送信処理(移動端末)が起動される。ここでは、移動端末102から移動端末103にショートメッセージを送る際の動作を図4に示すショートメッセージの送信処理のフローチャート、および、図5に示すショートメッセージの受信処理のフローチャートを参照しながら説明する。
【0021】
移動端末102は、ステップS1にて網に対して呼設定要求を送信する。この呼設定要求は、移動端末102が在圏している基地局101Aが受信して、基地局101Aにおいて図4に示すショートメッセージ送信処理(基地局)が起動される。すなわち、基地局101AはステップS5にて呼設定要求を受け付け、ステップS6にて移動端末102に認証要求を送信する。移動端末102は、ステップS2にて認証要求を受信して認証応答を送信する。この認証応答では、一般に移動端末102を特定することのできる自機固有の情報を暗号化して送信する。基地局101Aは、この認証応答をステップS7にて受信して呼設定要求した移動端末が移動端末102であることを確認する。そして、ステップS3にて基地局101Aにより設定された通信チャネルを使用して移動端末102は文字メッセージからなるメールを送信する。このメールは、ステップS8にて基地局101Aにより受信され、ステップS9にてメールが移動通信制御局111および交換機112を介してメールサーバ114に送られて蓄積される。次いで、ステップS10にて基地局101Aは切断要求を移動端末102に送信する。移動端末102が切断要求を受信すると、ステップS4にて呼切断処理が行なわれ、ショートメッセージ送信処理(移動端末)は終了する。また、基地局101Aにおいても、ショートメッセージ送信処理(基地局)も終了する。
【0022】
なお、移動通信制御局111がメールを受け取った際に、メールの相手先情報で指定されている移動端末103の在圏情報を、HLR111aを参照して獲得され、移動端末103にメール着信が通知される。この場合、移動端末103はセルAに在圏しているので、メール着信は基地局101Aから送信される。この場合、基地局101Aにおいて図5に示すショートメッセージの受信処理(基地局)が起動され、ステップS15にて移動端末103への着信呼出が送信される。これにより、移動端末103において図5に示すショートメッセージの受信処理(移動端末)が起動される。すなわち、移動端末103が着信呼出を受信すると、移動端末103はステップS11にて移動端末103がおかれている無線状態を基地局101Aに報告する。
【0023】
基地局101Aは無線状態の報告を受けて、移動端末103が受信できる状態の場合にはステップS16にて移動端末103に認証要求を送信する。移動端末103は、ステップS12にて認証要求を受信して認証応答を送信する。基地局101Aは、この認証応答をステップS18にて受信して着信呼出した移動端末と移動端末103とが一致することを確認する。そして、設定されたチャネルを使用して基地局101Aは、ステップS18にて移動端末103に移動通信制御局111および交換機112を介してメールサーバ114に蓄積されている移動端末103宛のメールを読み出して送信する。このメールは、移動端末103においてステップS13にて受信され、そのメッセージが表示画面に表示されるようになる。次いで、基地局101AはステップS19にて切断要求を移動端末103に送信する。移動端末103が切断要求を受信すると、ステップS14にて呼切断処理が行なわれ、ショートメッセージ受信処理(移動端末)は終了する。また、基地局101Aにおいても、ショートメッセージ受信処理(基地局)が終了する。
このようなショートメッセージ送信処理およびショートメッセージ受信処理は、移動端末103から移動端末102にメールを送る場合にも同様に行われる。
【0024】
次に、通信モジュール1が組み込まれている図3に示す移動端末102である車両の盗難を検出する盗難検出処理のフローチャートを図6に示す。
図6に示す盗難検出処理は、通信モジュール1の電源が投入された際に開始される。そして、ステップS20において盗難アラームが検出されているか否かが判定される。盗難アラームの検出は、その旨を示す盗難アラームフラグのオン/オフにより判定され、盗難アラームフラグは、たとえば車両制御システム30からコンディション情報が供給されていないにもかかわらず、移動端末102が移動したことが検知された場合、エンジンキーがONされることなくエンジンが始動されたことが検知された場合にオンされるようになる。なお、盗難アラームフラグは、CPU15が実行する図示しない盗難アラーム処理を行うことにより、オンまたはオフとされる。
【0025】
また、移動端末102が移動したことは、移動端末102におけるRAM17に記憶されている自機が属しているセルのセル番号と報知されているセル番号とを照合し、不一致になった時に移動端末102が移動されたと検出することができる。例えば、移動端末102が図3に示すようにセルAからセルBに移動した際に、記憶されているセルAのセル番号と報知されているセルBのセル番号とが不一致となり、移動端末102が移動されたことを検出することができる。このように、通信モジュール1は車内LANのネットワークを介して車両制御システム30から受け取ったコンディション情報を利用して盗難アラームのオン/オフを制御するようにしている。
【0026】
ここで、ステップS20において盗難アラームが検出されたとすると、ステップS21にて設定されている指定の電話機、例えば車両のオーナの携帯電話機である移動端末103に警報メールがショートメッセージにて送信される。この場合、図4に示すショートメッセージ送信処理およびショートメッセージ受信処理が実行されることにより、警報メールが通信モジュール1から移動端末103に送られる。すなわち、通信モジュール1が送出した警報メールは、この場合は移動端末102がセルBに在圏していることから基地局101Bが受け取り移動通信制御局111に送る。移動通信制御局111は、メールをメールサーバ114に送り蓄積すると共に、HLR111aを参照して送り先である移動端末103の在圏情報を検索する。この場合、移動端末103の位置情報欄にセルAのセル番号が登録されていることから、基地局101Aから移動端末103へメール着信が通知される。
【0027】
これにより、移動端末103がメールサーバ114に蓄積されている移動端末103宛のメールを取り込むようになり、メールが警報メールであることから移動端末102である所有する車両が盗難されたことを知ることができる。なお、ステップS21にて警報メールが送信される電話機の電話番号はユーザが任意に指定することができ、指定した場合はその情報はRAM17内に格納される。また、メール本文はROM16内に格納されているが、ユーザが任意に作成してRAM17に格納したメール本文を使用することもできるようにされている。ステップS21の処理が終了すると、ステップS20に戻り盗難検出処理が繰り返し行われるようになる。また、ステップS20において盗難アラームが検出されない場合は、盗難アラームが検出されるまで盗難アラーム検出処理が繰り返し実行される。なお、通信モジュール1は内蔵バッテリー3により駆動可能とされているので、移動端末102のエンジンキーがオフされていても警報メールを送信することができる。
【0028】
次に、通信モジュール1が組み込まれている図3に示す移動端末102である車両の盗難を検出する盗難検出処理(その2)のフローチャートを図7に示す。図7に示す盗難検出処理(その2)は、通信モジュール1の電源が投入された際に開始される。そして、ステップS30において盗難アラームが検出されているか否かが判定される。このステップS30の処理は図6に示すステップS20の処理と同様であるのでその説明は省略するが、盗難アラームは、たとえば車両制御システム30からコンディション情報が供給されていないにもかかわらず、移動端末102が移動したことが検知された場合、エンジンキーがONされることなくエンジンが始動されたことが検知された場合にオンされるようになる。
【0029】
ここで、ステップS30において盗難アラームが検出されたとすると、ステップS31にて設定されている指定の電話機、例えば車両のオーナの携帯電話機である移動端末103に警報メールがショートメッセージにて送信される。このステップS31の処理も図6に示すステップS21の処理と同様であるので、その説明は省略するが、移動端末103が警報メールを受け取ることにより所有する車両である移動端末102が盗難されたことを知ることができる。次いで、ステップS32にてCPU15は、定期的に通信モジュール1、すなわち移動端末102の位置情報をサービスセンター113に送信する。サービスセンター113では、定期的に送られてくる位置情報から移動端末102の移動経路を分析することができる。例えば、図3に示すように移動端末102がセルBからセルCへ向かって移動中であれば、セルBからセルCへ移った際に移動端末102から送信される位置情報はセルCの位置情報となる。これにより、サービスセンター113は移動端末102がセルBからセルC方向へ移動していることを知ることができるようになり、移動端末102である車両を発見しやすくなる。
【0030】
また、ステップS33にて盗難アラームがオフされて解除されているか否かが判定され、盗難アラームが解除されていない場合はステップS32に戻り、ステップS32の処理が繰り返し行われる。これにより、移動端末102である車両が発見されて盗難アラームが解除されない限り、移動端末102は定期的に位置情報をサービスセンター113に送信し続けるようになる。さらに、ステップS33において盗難アラームが解除されたと判定された場合は、ステップS30に戻り盗難検出処理(その2)が繰り返し行われるようになる。さらにまた、ステップS30において盗難アラームが検出されない場合は、盗難アラームが検出されるまで盗難アラーム検出処理(その2)が繰り返し実行される。なお、通信モジュール1は内蔵バッテリー3により駆動可能とされているので、移動端末102のエンジンキーがオフされていても警報メールの送信、および、定期的な位置情報の送信を行うことができる。
【0031】
次に、移動端末102に組み込まれている通信モジュール1を利用して通話を行う際に実行される通話処理のフローチャートを図8に示す。
通信モジュール1の電源が投入されると通話処理は開始され、ステップS40にて着信があるか否かが判定される。ここで、着信があると判定された場合は、ステップS41に進みハンズフリー部8におけるマイク8aとスピーカ8bを使用して通話が行われる。そして、この通話が終了するとステップS40に戻り、ステップS40の処理が繰り返し行われる。
また、ステップS40にて着信がないと判定された場合は、ステップ42に進みスイッチ類6における発信スイッチがオンされたか否かが判定される。ここで、発信スイッチを操作したとするとYESと判定されてステップS43に進み、指定の電話番号に発信が行われ、ハンズフリー部8におけるマイク8aとスピーカ8bを使用して通話が行われる。そして、この通話が終了するとステップS40に戻り、ステップS40の処理が繰り返し行われ、ここで着信が検出されず、さらにステップS42にて発信スイッチがオンされていないと判定された場合は、ステップS40およびステップS42の処理が繰り返し行われて、着信あるいは発信スイッチの操作の待機が行われる。なお、発信スイッチを操作する替わりにマイク8aを用いて音声にて発信コマンドを通信モジュール1に送るようにしてもよい。なお、通信モジュール1は内蔵バッテリー3により駆動可能とされているので、移動端末102である車両が事故にあって車両のバッテリーが使用不能な状態であっても、事故通報や救急車手配の通話を行うことが可能となる。
【0032】
次に、 通信モジュール1が組み込まれている図3に示す移動端末102の位置を管理するための位置情報送信処理のフローチャートを図9に示す。
図9に示す位置情報送信処理は、通信モジュール1の電源が投入された際に開始され、ステップS50にて位置情報送信タイミングに達したか否かが判定される。ここで、位置情報送信タイミングに達していない場合は、そのタイミングに達するまで待機される。そして、位置情報送信タイミングに達すると、ステップS51にて移動端末102の位置情報がサービスセンターに送信される。ステップS51の処理が終了すると、ステップS50に戻り位置情報送信処理が繰り返し行われる。これにより、一定タイミング毎に移動端末102の位置情報がサービスセンター113に送られるようになる。サービスセンター113では、一定タイミング毎に送られてくる位置情報から、移動端末102である車両の走行場所を知ることができ、荷物の受け取り・配送等を効率化することができる。この場合の移動端末102の位置情報は、通信モジュール1のRAM17に格納されていたり、GPSアンテナ7で受信したGSP信号から算出される。なお、移動端末102の電源投入時や在圏するセルが移行した際に、移動通信制御局111は移動端末102に、その位置情報を送りRAM17に格納するようにしている。また、通信モジュール1は内蔵バッテリー3により駆動可能とされているので、移動端末102のエンジンキーがオフされていても位置情報を送信することができる。
【0033】
次に、移動端末102に組み込まれている通信モジュール1を利用してサービスセンター113に用意されている各種情報サービスを受ける際に実行される情報サービス処理のフローチャートを図10に示す。
通信モジュール1の電源が投入されると情報サービス処理が開始され、ステップS60にてスイッチ類6におけるサービススイッチがオンされているか否かが判定される。ここで、サービススイッチを操作したとするとステップS61に進み、サービスセンター113にハンズフリー部8におけるマイク8aとスピーカ8bを使用して音声にて得たい情報をリクエストする。サービスセンター113は、リクエストされた情報をサービスデータベース113aから検索して移動端末102に送信するようになる。
【0034】
そこで、ステップS61の処理が終了するとステップS60に戻り、ステップS60の処理が再度行われる。この場合は、サービススイッチを操作していないので、NOと判定されてステップS62に進み、着信があるか否かが判定される。ここで、サービスセンター113からリクエストした情報が送信されている場合は、ステップS63に進みサービスセンター113から送信された情報を音声で得ることができる。また、ステップS62にて着信がないと判定された場合は、ステップS60,ステップS62の処理が繰り返し行われることにより、サービススイッチのオンあるいはサービスセンター113から情報が送信されるまで待機するようになる。さらに、ステップS63の処理が終了すると、ステップS60に戻り情報サービス処理が繰り返し行われるようになる。
【0035】
次に、移動端末102に組み込まれている通信モジュール1を利用して車両診断サービスを受ける際に実行される車両診断サービス処理のフローチャートを図11に示す。
通信モジュール1の電源が投入されると車両診断サービス処理は開始され、ステップS70にて車両異常が検出されたか否かが判定される。この場合、通信モジュール1におけるRAM17には、車両に設けられている各種センサー32により得られたコンディション情報が車内LANを介して送られて一定期間分蓄積されており、蓄積されたコンディション情報を解析することにより異常が生じたか否かを判定している。ただし、ここで実行される解析はある程度の目安を得る程度の解析とされる。ここで、車両に異常があると判定された場合は、ステップS71に進み車両に異常が生じたことが整備会社に連絡される。これを受けて整備会社は、受信信号内に含まれていた移動端末102の電話番号に故障診断要求の発信を行うようになる。
【0036】
ここで、ステップS71の処理が終了するとステップS70に戻り、ステップS70の処理が再度行われる。この場合は、異常が生じたことを整備会社に連絡した後であるので、NOと判定されてステップS72に進み、整備会社から故障診断要求の着信があるか否かが判定される。ここで、整備会社から故障診断要求が送信されている場合は、ステップS73に進み整備会社にRAM17に蓄積されているコンディション情報が送信され、さらに必要なデータが整備会社からリクエストされた場合は、その情報を送信する故障診断用通信が行われる。これにより、整備会社は備えられている車両診断装置に必要なコンディション情報等を送り、故障診断を行う。この結果、故障していると判断された場合は、整備会社はサービスセンター113へ通知する。サービスセンター113は、これを受けて移動端末102が位置する場所に近い修理工場等をサービスデータベース113aから検索してヒットした情報を移動端末102に送信することにより、迅速に故障を修理できるようにする。なお、移動端末102の位置は、移動端末102に問い合わせることによりRAM17に格納されている位置情報から得ることができる。また、情報の送信は、ショートメッセージにより送るようにしてもよい。
【0037】
ところで、ステップS72にて着信がないと判定された場合は、ステップS70,ステップS72の処理が繰り返し行われることにより、整備会社から故障診断要求が送信されるまで待機するようになる。さらに、ステップS73の処理が終了すると、ステップS70に戻り車両診断サービス処理が繰り返し行われるようになる。この場合、通信モジュール1は内蔵バッテリー3により駆動可能とされているので、移動端末102のエンジンキーがオフされていても車両診断サービス処理を実行することができる。
【0038】
次に、通信モジュール1が組み込まれている図3に示す移動端末102である車両を遠隔制御する遠隔制御処理のフローチャートを図12に示す。
図12に示す遠隔制御処理は、通信モジュール1の電源が投入された際に開始され、ステップS80にて遠隔制御指令が着信したか否かが判定される。この遠隔制御指令は、遠隔制御指令であることを示す識別子が付けられている信号である。ここで、遠隔制御指令が着信したとすると、ステップS81に進み遠隔制御指令が受信される。次いで、ステップS82にて受信された遠隔制御指令のコマンドに応じた制御信号が作成されて、通信モジュール1からネットワークコントローラ4を介して車両制御システム30に送られて、コマンドに応じた制御が行われるようになる。このコマンドには、エンジンスタートコマンド、エンジンストップコマンド、キーロックコマンド、キーロック解除コマンド等がある。ステップS82の処理が終了すると、ステップS80に戻り遠隔制御処理が繰り返し行われる。また、ステップS80にて遠隔制御指令が着信していないと判定された場合は、着信するまで待機される。
【0039】
このような遠隔制御処理が行えることにより、キーを差し込んだままドアをロックしてしまった場合に、例えば携帯している移動端末103からキーロック解除コマンドの遠隔制御指令を移動端末102に送信することにより、移動端末102におけるドアのロックを解除することができるようになる。また、エンジンを暖機したい場合には、例えば携帯している移動端末103からエンジンスタートコマンドの遠隔制御指令を移動端末102に送信することにより、移動端末102におけるエンジンをスタートすることができるようになる。この場合、通信モジュール1は内蔵バッテリー3により駆動可能とされているので、移動端末102のエンジンキーがオフされていても遠隔制御することができる。
【0040】
次に、移動端末102に組み込まれている通信モジュール1を利用してサービスセンター113に用意されている種々の情報サービスを受ける際に実行される情報サービス処理(その2)のフローチャートを図13に示す。
通信モジュール1の電源が投入されると情報サービス処理(その2)が開始され、ステップS90にてスイッチ類6における情報要求スイッチがオンされているか否かが判定される。ここで、情報要求スイッチを操作したとするとステップS91に進み、サービスセンター113に情報要求信号と、RAM17から読み出した自機の位置情報とが送信される。サービスセンター113は、情報要求信号で要求された情報と、受信した移動端末102の位置情報とを検索項目としてサービスデータベース113aから検索して、ヒットした情報を移動端末102に送信する。この情報としては、レストラン、コンビニエンスストア、ガソリンスタンド等の住所や電話番号、あるいはそのマップ等となる。
【0041】
次いで、ステップS92にて着信があるか否かが判定され、ここで、サービスセンター113からの着信があると判定されると、ステップS93にてサービスセンター113から情報を受信して、その受信情報を表示器5に表示するようにする。ユーザは、表示器5を見ることにより、情報を得ることができる。また、ステップS92にて着信がないと判定された場合は、着信するまで待機する。さらに、ステップS93の処理が終了するとステップS90に戻り、情報サービス処理(その2)が繰り返し行われる。
このように、通信モジュール1を車両に組み込むことにより、車両は通信を用いる種々の機能を備えるようになる。
【0042】
【発明の効果】
本発明は以上説明したように、携帯電話網を利用できる通信モジュールが車内に露出しないように組み込まれており、車両から充電可能なバッテリー手段を内蔵していることから、車両から受け取ったコンディション情報に基づいて車両の情報をオーナの携帯電話機やサービスセンター等の任意に設定された通信先に自動発信することができる。この場合、通信モジュールは車内に露出していないことから、通信モジュールを取り外されるおそれがなく、また、バッテリーのコードが取り外されても通信モジュールは内蔵するバッテリー手段により通信することができるようになる。
この場合、車両から受け取ったコンディション情報に基づいて車両が異常状態の元で車両が移動されたことを検知した場合は、通信モジュールが設定された通信先に自動発信することから、盗難等の車両に異常が発生した際には、確実にそのことを通知することができるようになる。
【0043】
さらに、携帯電話網は本来各通信モジュールがどのセル内に位置しているかの在圏情報を備えており、携帯電話網はこの在圏情報を各通信モジュールに知らせることのできる機能を備えているものとされている。そこで、通信モジュールは自動発信する際に自機の位置情報を設定された通信先に自動発信することができることから、車両が異常状態の元で移動された場合に車両の移動位置を知ることができるようになる。
さらにまた、車両制御システム部から受け取ったコンディション情報から車両に異常が検出された際には、その旨を自動発信し、故障診断要求を受信した際に、記憶手段に蓄積されている車両のコンディション情報を要求元に送信するようにしている。これにより、車両が故障している場合は、サービスセンターは通信モジュールの近傍に位置する整備可能な場所の電話番号を通信モジュールに通知することができ、重大な異常が生じる前に車両の異常を修復することができるようになる。この場合に、通信モジュールの位置を通信モジュールから得ることができる。
さらにまた、通信モジュールが受信した遠隔制御情報を車両制御システム部に送ることにより、車両を遠隔制御することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信モジュールの実施の形態の構成を示す機能ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態にかかる通信モジュールが車内に組み込まれた場合の構成例を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態にかかる通信モジュールが適用される携帯電話網の概要を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態にかかる通信モジュールにより行われるショートメッセージの送信処理のフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態にかかる通信モジュールにより行われるショートメッセージの受信処理のフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態にかかる通信モジュールにより行われる盗難検出処理のフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態にかかる通信モジュールにより行われる盗難検出処理(その2)のフローチャートである。
【図8】本発明の実施の形態にかかる通信モジュールにより行われる通話処理のフローチャートである。
【図9】本発明の実施の形態にかかる通信モジュールにより行われる位置情報送信処理のフローチャートである。
【図10】本発明の実施の形態にかかる通信モジュールにより行われる情報サービス処理のフローチャートである。
【図11】本発明の実施の形態にかかる通信モジュールにより行われる車両診断サービス処理のフローチャートである。
【図12】本発明の実施の形態にかかる通信モジュールにより行われる遠隔制御処理のフローチャートである。
【図13】本発明の実施の形態にかかる通信モジュールにより行われる情報サービス処理(その2)のフローチャートである。
【符号の説明】
1 通信モジュール、2 アンテナ、3 内蔵バッテリー、4 ネットワークコントローラ、5 表示器、6 スイッチ類、7 アンテナ、8 ハンズフリー部、8a マイク、8b スピーカ、11 RF回路、12 音声コーデック回路、13 チャネルコーデック回路、14 外部インタフェース回路、15 CPU、16 ROM、17 RAM、18 バス、30 車両制御システム、31車両制御部、32 各種センサー、34 表示器、35 ソレノイド,モータ、101A,101B,101C 基地局、102 移動端末、103 移動端末、111 移動通信制御局、112 交換機、113 サービスセンター、113a サービスデータベース、114 メールサーバ、T1 アンテナ端子、T2 音声入出力端子、T3 入出力端子

Claims (1)

  1. 携帯電話網を利用する車内に組み込み可能な通信モジュールであって、
    送信および受信を行う通信部と、
    外部機器とデータの授受を行うための外部インタフェースと、
    少なくとも設定された通信先に自動発信するよう前記通信部を制御することのできる制御部と、
    車両に積まれたバッテリーのコードが取り外される異常が生じて、あるいは、該バッテリーが使用不能な状態で給電されない場合に単独で通信モジュールを動作させることができるよう前記通信モジュールに接続されていると共に、車両から充電可能なバッテリー手段を備え、
    前記制御部は、前記外部インタフェースを介して車両制御システム部から車両のコンディション情報を受け取り、一定期間分蓄積されたコンディション情報を解析することにより異常が生じたか否かを判定し、車両に異常があると判定した場合に異常が生じたことを整備会社に自動発信するように制御し、
    異常が生じたことの連絡を受けた整備会社から故障診断要求の着信があった場合は、整備会社が故障診断を行えるよう蓄積されているコンディション情報および整備会社からリクエストされた情報を整備会社に送信するようにし、整備会社から故障している旨が通知されると共に、自機に問い合わせることにより自機の位置情報を取得したサービスセンターから、前記位置情報に応じた故障修理のサービスデータを受信するようにし、
    車内に備えられている他の装置内に組み込まれていることを特徴とする通信モジュール。
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