JPH09130856A - データ送受信方法およびこの方法を実施する装置 - Google Patents

データ送受信方法およびこの方法を実施する装置

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JPH09130856A
JPH09130856A JP7287094A JP28709495A JPH09130856A JP H09130856 A JPH09130856 A JP H09130856A JP 7287094 A JP7287094 A JP 7287094A JP 28709495 A JP28709495 A JP 28709495A JP H09130856 A JPH09130856 A JP H09130856A
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Hiroyuki Suda
裕之 須田
Atsushi Ide
敦志 井手
Katsumi Hiramatsu
克美 平松
Tomonori Usu
知規 薄
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 集中管理を行うセンタ通信局と移動通信局間
或は移動通信局相互間においてデータを送受信する際に
複数の相異なる特性を有する送受信装置にアクセスして
最適な送受信装置を選択することができるデータ送受信
方法および装置を提供する。 【解決手段】 移動通信局7を複数局具備し、複数の移
動通信局7を集中管理するセンタ通信局8を具備し、移
動通信局7の相互間或は移動通信局とセンタ通信局8の
間を通信する相異なる特性を有する送受信装置3、5、
9、10を複数通り具備し、送信データに基づいて第1
順位の送受信装置を選択設定することを特徴とするデー
タ送受信方法および装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、データ送受信方
法およびこの方法を実施する装置に関し、特に、送受信
されるべきデータの種類、データ量の種類および移動通
信局の移動状態に基づいてデータ送受信を切り替え選択
するデータ送受信方法およびこの方法を実施する装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来例を図7を参照して説明する。図7
は所外作業者が操作する移動通信局の複数局とこれら複
数の移動通信局を集中管理するセンタ通信局との間にお
いてデータ送受信をする所外作業支援装置を例にとって
データ送受信をする仕方を説明する図である。
【0003】図7において、所外設備の保守点検、お客
様からの依頼によるサービス工事、故障修理その他に伴
う所外作業或は災害に伴う緊急的な所外作業には、作業
に伴う各種情報を必要とする。各種情報としては所外設
備の位置、設備の内容或はお客様からの連絡情報、故障
状況、当該設備の履歴その他の情報がある。そして、担
当する所外作業者は作業について処置内容、進展状況お
よび当該作業者の所在位置その他の情報について情報連
絡する必要がある。図7(a)を参照するに、作業者の
所在位置を確認するに、測位装置としてGPS衛星を含
む汎地球測位装置(GPS:Global Positioning Syste
m )を採用し、その位置検知装置を作業車両である移動
通信局7に搭載し、これら移動通信局7により得られる
位置の情報を業務無線或は携帯電話を使用してセンタ通
信局8間に送信し、地図上における各移動通信局7の位
置を把握することが行なわれている。また、図7(b)
を参照するに、所外保守作業の内容をセンタ通信局8に
送信するには、作業車両である移動通信局7に携帯電話
を搭載して情報連絡が行なわれている。所外作業を実施
する上において、送受信されるべきデータのデータ量、
データ構造その他のデータ内容は多種多岐に亘り、送受
信のタイミングについても現地における作業終了時、歩
行時、移動通信局を作業車両に搭載した場合の車両停車
時、高速走行時その他多種多岐に亘る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上の所外作
業支援装置のデータ送受信の例においては、データの送
受信装置は固定的であり、送受信されるべきデータの種
類、データ量、移動通信局の移動状態その他の要件に対
応する最適なデータ送受信装置を選択する余地はない。
データ送受信方法および装置がデータの種類に対して必
ずしも適切ではないことに起因して、データ送受信に非
常に長い伝送時間を必要としたり、或は通信のリトライ
回数が増大したり、また状況によってはデータを送受信
することができないという問題が生ずる。
【0005】この発明は、多種多岐に亘るデータの種類
内容、データ量、移動通信局の移動状態その他の要件に
対応してデータの送受信を確実に効率よく実施する上述
の通りの問題を解消したデータ送受信方法およびこの方
法を実施する装置を提供するものである。ここに、送受
信装置の種類と特徴を図8により示す。
【0006】
【課題を解決するための手段】移動通信局を複数局具備
し、複数の移動通信局を集中管理するセンタ通信局を具
備し、移動通信局の相互間或は移動通信局とセンタ通信
局の間を通信する相異なる特性を有する送受信装置を複
数通り具備し、送信データに基づいて第1順位の送受信
装置を選択設定してデータを送信するデータ送受信方法
を構成した。そして、検知された送信データの種類に基
づいて第1順位の送受信装置を選択設定するデータ送受
信方法を構成した。また、検知された送信データの種類
および送信データの容量に基づいて第1順位の送受信装
置を選択設定するデータ送受信方法を構成した。更に、
データの種類はテキストデータ、ビットマークデータ、
および指定データの3種類に分類するデータ送受信方法
を構成した。ここで、緊急時に生じる指示連絡、移動通
信局の位置、作業進展状況は指定データに分類するデー
タ送受信方法を構成した。そして、第1順位の送受信装
置に接続することができない場合は第2順位の送受信装
置を設定するデータ送受信方法を構成した。また、第2
順位の送受信装置に接続することができない場合は操作
端末に内蔵される記憶装置にデータを一時的に蓄積する
データ送受信方法を構成した。
【0007】移動通信局を複数局具備し、複数の移動通
信局を集中管理するセンタ通信局を具備し、移動通信局
の相互間或は移動通信局とセンタ通信局の間を通信する
相異なる特性を有する送受信装置を複数通り具備し、移
動通信局の移動状態および/或は送信データに基づいて
第1順位の送受信装置を選択設定してデータを送信する
データ送受信方法を構成した。そして、検知された送信
データの種類に基づいて第1順位の送受信装置を選択設
定するデータ送受信方法を構成した。また、検知された
送信データの種類および送信データのデータ容量に基づ
いて第1順位の送受信装置を選択設定するデータ送受信
方法を構成した。更に、データ容量が大なる場合に当該
データをリアルタイム処理するか或は操作端末に内蔵さ
れる記憶装置にデータを一時的に蓄積するかを判断する
データ送受信方法を構成した。ここで、記憶装置に一時
的に蓄積されるデータを移動通信局が停止した際に第2
順位の送受信装置を介して送信するデータ送受信方法を
構成した。そして、データの種類はテキストデータ、ビ
ットマークデータ、および指定データの3種類に分類す
るデータ送受信方法を構成した。
【0008】ここで、移動通信局を複数局具備し、複数
の移動通信局を集中管理するセンタ通信局を具備し、移
動通信局の相互間或は移動通信局とセンタ通信局の間を
通信する相異なる特性を有する送受信装置を複数通り具
備し、送信データに基づいて第1順位の送受信装置を選
択設定してデータを送信するデータ送受信方法におい
て、複数の移動通信局は自身の移動状態をそれぞれの移
動通信局において検知し、移動通信局はこの検知された
移動通信局の移動状態をそれぞれ定期的にセンタ通信局
に送信し、センタ通信局は送信された各移動通信局の移
動状態をデータベースモジュールにより管理し、センタ
通信局或は移動通信局から別の移動通信局に送信する際
にデータベースモジュールにより管理されている移動通
信局の移動状態に応じて送受信装置を選択設定すること
を特徴とするデータ送受信方法を構成した。
【0009】移動通信局7を複数局具備し、複数の移動
通信局7を集中管理するセンタ通信局8を具備し、移動
通信局7の相互間或は移動通信局とセンタ通信局8の間
を通信する相異なる特性を有する送受信装置3、5、
9、10を複数通り具備し、送信データに基づいて第1
順位の送受信装置を選択設定することを特徴とするデー
タ送受信装置を構成した。そして、移動通信局はコンピ
ュータより成る操作端末1、位置検知装置11、デジタ
ルスチルカメラ13を具備するデータ送受信装置を構成
した。また、移動通信局は送信されるべきデータを検知
するデータ検知部202を具備し、検知されたデータの
種類分けをするデータ分類部203を具備し、データ分
類部203の出力データの一部のデータ容量を判定する
データ容量判定部204を具備し、データを一時的に蓄
積する記憶装置を具備するデータ送受信装置を構成し
た。更に、移動通信局は移動通信局の移動状態を判定す
る移動状態判定部402を具備し、移動状態判定部40
2の停止中出力により切り替え制御される切り替えスイ
ッチ406を具備し、移動状態判定部402の移動中出
力により起動される送信されるべきデータを検知するデ
ータ検知部202を具備し、検知されたデータの種類分
けをするデータ分類部203を具備し、データ分類部2
03の出力データの一部のデータ容量を判定するデータ
容量判定部204を具備し、データ容量判定部204の
容量大出力を入力して送信の可否を判定するリアルタイ
ム処理判定部403を具備し、リアルタイム処理判定部
403の否出力によりデータの一時的蓄積をする記憶装
置405を具備し、切り替えスイッチ406は記憶装置
405の出力に接続するものであるデータ送受信装置を
構成した。また、移動通信局は移動状態をセンタ通信局
8に送信するデータベース登録部600を具備し、セン
タ通信局8は移動通信局から送信される各移動通信局7
の移動状態を管理するデータベースモジュール12を具
備し、センタ通信局8或は移動通信局7から別の移動通
信局7に送信するに際してデータベースモジュール12
により管理されている移動通信局の移動状態に応じて送
受信装置の選択をするデータ送受信装置を構成した。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明は、複数の移動通信局、
複数の移動通信局を集中管理するセンタ通信局および相
異なる特性を有する複数の送受信装置により構成され
る。この場合、移動通信局は操作用端末、相異なる特性
を有する複数の送受信装置に対応する通信用端末、送受
信装置を切り替える切り替えモジュールより成る。移動
通信局には、更に、移動通信局の移動状態を検知する移
動状態検知装置が設置される。センタ通信局も、同様
に、操作用端末、相異なる特性を有する複数の送受信装
置に対応する通信用端末、送受信装置を切り替える切り
替えモジュールより成る。センタ通信局には、更に、複
数の移動通信局の移動状態を登録する機能モジュールが
付加される。
【0011】相異なる特性を有する複数の送受信装置と
しては携帯電話、PHS(PersonalHandy-phone System
)、NTT業務無線、タクシー無線その他の業務無
線、専用衛星通信その他の送受信装置を採用することが
できる。
【0012】
【実施例】この発明の実施例を図1を参照して説明す
る。図1も、図7と同様に、所外作業者が操作する移動
通信局の複数局とこれら複数の移動通信局を集中管理す
るセンタ通信局との間においてデータ送受信をする所外
作業支援装置を例にとってデータ送受信をする仕方を説
明する図である。
【0013】図1において、7は作業車両である移動通
信局を示す。8は集中管理を行うセンタ通信局を示す。
移動通信局7とセンタ通信局8との間の通信を行なう相
異なる特性を有する複数の送受信装置として、データ通
信用ベアラサービス対応のPHS網9および業務用無線
10を使用する。所外作業支援装置を構成する要素の内
の作業車両である移動通信局7に搭載される構成要素に
ついて説明するに、1はコンピュータより成る移動通信
局用操作端末である。2は移動通信局用操作端末をPH
S網9或は業務用無線10の何れかに切り替える送受信
装置切り替えモジュールである。3は送受信装置の一方
であるベアラサービス対応のPHS網9に対応する通信
用端末である。4は操作端末1内に配置されるPCMC
IAカードを示す。5は送受信装置の他方である業務用
無線10に対応する通信用端末である。6はRS232
Cポートを示す。この実施例においては、更に、GPS
を含む汎地球測位装置の位置検知装置11、カーナビゲ
ーション装置120、デジタルスチルカメラ13を作業
車両である移動通信局7に搭載している。
【0014】この実施例において採用するデータ通信用
ベアラサービス用PHSの伝送速度は、およそ32kp
bsである。他方の送受信装置として採用する業務無線
の伝送速度は1200bpsである。また、この実施例
において、センタ通信局8から移動通信局7へ送信する
データは、所外設備番号、所外設備名、所外設備の位
置、設備の内容、お客様からの連絡情報、故障状況、当
該設備の履歴および緊急時に生じる指示連絡、他移動通
信局の位置、他移動通信局担当作業者の作業進展状況と
した。移動通信局7からセンタ通信局8へ送信するデー
タは、担当する所外作業者の処置内容、作業の進展状況
とした。
【0015】更に、移動通信局7は、GPSを含む汎地
球測位装置の位置検知装置11およびカーナビゲーショ
ン装置120により、移動通信局自身の位置情報および
ルート情報データを取得し、これらデータを移動通信局
7からセンタ通信局8へ送信して移動通信局7の移動状
態を検知することとした。また、更に、移動通信局7に
デジタルスチルカメラ13を設置することにより、所外
設備の画像を取り込み、移動通信局7からセンタ通信局
8へ送信し、センタ通信局8内の担当者がリアルタイム
で設備状況を把握する構成とした。
【0016】この実施例は、移動通信局7からセンタ通
信局8へデータを送信する時にデータの種類およびデー
タ容量を検知し、これらの種類および容量に基づいて送
受信装置の優先順位を決定する。これらのデータ演算処
理はコンピュータより成る操作端末1により実施され
る。データの種類として、テキストデータ、ビットマー
クデータ、および指定データの3分類を採用する。ここ
におけるテキストデータとは、文字情報と地図上の線分
を指定するベクトル情報を含むデータである。ビットマ
ークデータとは、イメージ情報および画像情報である。
そして、指定データとは、当該データの送受信において
指定する必要のあるデータ、頻繁な送受信をするデー
タ、緊急性のあるデータである。ここで、図2のフロー
チャートを参照するに、移動通信局7の担当者がデータ
送信開始の手続きをとると、データが検知され、このデ
ータはテキストデータ、ビットマークデータ、或は指定
データの何れであるか判定される。データの種類が指定
データであれば、業務無線が第1順位として設定され
る。データの種類がテキストデータであれば、その容量
の大小が判定され、容量が小の場合は業務無線が第1順
位として設定される。容量が大の場合はPHS回線が第
1順位として設定される。データの種類がビットマーク
データであれば、PHS回線が第1順位として設定され
る。図2に明示される訳ではないが、第1順位の回線が
先ず接続されるが、第1順位の送受信装置に接続するこ
とができない場合は第2順位の回線に切り替わるものと
した。更に、第2順位の回線が接続できない場合は移動
通信局の操作端末に内蔵される記憶装置にこのデータを
一時的に蓄積する構成を採用する。
【0017】センタ通信局8から移動通信局7に送信す
るデータの内の緊急時に生じる指示連絡、他移動通信局
の位置、他移動通信局担当作業者の作業進展状況につい
てはこれらを指定データとし、使用する送受信装置とし
て業務無線を第1順位として設定し、移動通信局7の担
当作業者の要請によりいつでも送信することができる状
態とする。同様に、移動通信局7からセンタ通信局8に
送信するデータの内の自車両の位置情報、作業の進展状
況についてはこれらを指定データとし、使用する送受信
装置の優先順位は業務無線を第1順位とし、定期的に送
信するものとした。これにより、多地点と頻繁に送受信
する情報は業務無線に、頻繁ではないが伝送容量の大き
い情報はPHS回線に自動的に振り分けることができ、
回線の接続にかかる時間、途中で回線が遮断する回数が
減少し、効率的な所外作業を実施することができる。
【0018】この発明の他の実施例を図3を参照して説
明する。図3においては、相異なる特性を有する複数の
送受信装置として、PHS回線9および携帯電話回線1
0を使用する。先の実施例は業務無線を使用するところ
から適用範囲がセンタ通信局8から送信電波の届く範囲
に限られていたが、携帯電話回線10およびPHS回線
9は共に公衆回線であるので広域の通信をすることがで
き、作業地域が広域である場合に有効な送受信装置であ
る。ただ、広域で作業する場合は車両の移動に要する時
間が長く、車両の移動中はPHS回線を使用することが
できないが、この場合は携帯電話回線10を使用する。
ここで、GPSによる位置検知装置11およびカーナビ
ゲーション装置120により移動通信局自身の位置情報
およびルート情報データを取得し、これらデータを移動
通信局7からセンタ通信局8へ送信して移動通信局7の
移動状態を検知する。この様にして検知された移動通信
局の移動状態に応じて送受信装置を自動的に切り替える
構成を採用する。
【0019】移動通信局の移動状態を検知する装置とし
て、GPSによる検出位置の変化から移動状態を検知す
るもの、或は移動通信局を搭載した作業車両の車軸回転
から移動状態を検知するものを採用することができる。
GPSの位置検知装置11により求めた検出位置の変化
より移動通信局の移動状態を検知する装置は、その検出
される位置データにばらつきがあるので、正確な検出位
置の変化を求めるには測定データの平均化処理をする必
要がある。また、移動通信局を搭載した作業車両の車軸
回転から求める装置は、回転センサの信号を取り出すの
簡単な構成により正確な検出位置の変化を求めることが
できる。従って、作業車両に移動通信局を搭載する場合
は作業車両の車軸回転により移動通信局の移動状態を検
知する方が適当である。
【0020】この図3の実施例の動作を図4のフローチ
ャートを参照して説明するに、担当作業者が所要データ
を送信する場合、移動通信局7の操作端末1により送信
処理を開始すると、位置検知装置11が先ず移動通信局
7の移動状態を検知する。そして、先の実施例と同様に
して、送信されるべき対象データを検知してデータの種
類を判定し、次いでデータ容量を判定する。ここで、移
動通信局7が移動している場合、車両の移動中はPHS
回線9を使用することはできないので、必然的に携帯電
話回線10が選択設定される。移動通信局7が停止して
いる場合、その送信される対象データのテータの種類お
よびデータ容量に基づいて、先の実施例と同様に場合分
けをして第1順位の送受信装置を選択設定する。また、
伝送時間のより効率化を図るために、移動通信局7が移
動している場合であっても、データの伝送容量が非常に
大きい場合は移動通信局7が停止した際にPHS回線9
を使用してまとめてデータ伝送する構成を採用する。4
06はこの停止の際に動作する切り替えスイッチであ
る。以上の様にすることにより、広域に亘る所外作業に
おいても、移動通信局が移動しているか否かに無関係に
PHS回線と携帯電話回線を効果的に選択することがで
きるに到り、所要データ伝送時間を短縮することができ
る。
【0021】図5を参照して、更に他の実施例を説明す
る。この実施例は、PHS回線と携帯電話回線を使用す
る実施例において、移動通信局にデータを効率的に伝送
するものである。図5において、図3における部材と共
通する部材には共通する参照符号を付与している。12
は集中管理を行うセンタ通信局8に設置されたデータベ
ースモジュールである。図6のフローチャートをも参照
して説明するに、先ずセンタ通信局8において受信移動
局回線選択開始手続き601をし、移動状態問いかけ6
02をすると、図3の実施例と同様に、複数の移動通信
局7は自身の移動状態をそれぞれの移動通信局において
自動的に検知する。移動通信局はこの検知された移動通
信局7の移動状態をそれぞれ定期的にセンタ通信局8に
データベース登録部600を介して送信する。センタ通
信局8は、送信された各移動通信局7の移動状態を設置
されるデータベースモジュール12により移動通信局に
対応するID番号をキーとして管理する。そして、セン
タ通信局8或は移動通信局7から別の移動通信局7に送
信する際に、図3の実施例において送受信装置を選択し
た仕方と同様にして、このデータベースモジュール12
により管理されている移動通信局の移動状態に応じて送
受信装置の選択をする。
【0022】以上のデータ送受信方法および装置の説明
は、所外作業者が操作する移動通信局の複数局とこれら
複数の移動通信局を集中管理するセンタ通信局との間に
おけるデータ送受信を例にとってなされたが、これは一
般の移動通信局の複数局とこれら複数の移動通信局を集
中管理するセンタ通信局との間におけるデータ送受信に
も同様に適用することができる。
【0023】
【発明の効果】以上の通りであって、この発明は、集中
管理を行うセンタ通信局8と移動通信局7間或は移動通
信局7相互間においてデータを送受信する際に、複数の
相異なる特性を有する送受信装置にアクセスして最適な
送受信装置を選択することができる。これによりデータ
伝送時間は減少すると共に、再送信の作業量も減少し、
伝送作業効率を大きく改善することができる。そして、
送受信装置を自動的に選択することもできるので、装置
操作に不慣れな作業者も作業結果のデータを移動通信局
からセンタ通信局へ効率良く簡便に送信することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を説明する図。
【図2】図1の実施例に対応するフローチャート。
【図3】他の実施例を説明する図。
【図4】他の実施例に対応するフローチャート。
【図5】更に他の実施例を説明する図。
【図6】更に他の実施例に対応するフローチャート。
【図7】従来例を説明する図。
【図8】送受信装置の種類と特徴を説明する図。
【符号の説明】
1 操作端末 2 切り替えモジュール 3 通信用端末 5 通信用端末 7 移動通信局 8 センタ通信局 9 PHS網 10 業務用無線 11 位置検知装置 12 カーナビゲーション装置 13 デジタルスチルカメラ
フロントページの続き (72)発明者 薄 知規 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動通信局を複数局具備し、複数の移動
    通信局を集中管理するセンタ通信局を具備し、移動通信
    局の相互間或は移動通信局とセンタ通信局の間を通信す
    る相異なる特性を有する送受信装置を複数通り具備し、
    送信データに基づいて第1順位の送受信装置を選択設定
    してデータを送信することを特徴とするデータ送受信方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されるデータ送受信方法
    において、 検知された送信データの種類に基づいて第1順位の送受
    信装置を選択設定することを特徴とするデータ送受信方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載されるデータ送受信方法
    において、 検知された送信データの種類および送信データの容量に
    基づいて第1順位の送受信装置を選択設定することを特
    徴とするデータ送受信方法。
  4. 【請求項4】 請求項2および請求項3の内の何れかに
    記載されるデータ送受信方法において、 データの種類はテキストデータ、ビットマークデータ、
    および指定データの3種類に分類することを特徴とする
    データ送受信方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載されるデータ送受信方法
    において、 緊急時に生じる指示連絡、移動通信局の位置、作業進展
    状況は指定データに分類することを特徴とするデータ送
    受信方法。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5の内の何れかに
    記載されるデータ送受信方法において、 第1順位の送受信装置に接続することができない場合は
    第2順位の送受信装置を設定することを特徴とするデー
    タ送受信方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載されるデータ送受信方法
    において、 第2順位の送受信装置に接続することができない場合は
    操作端末に内蔵される記憶装置にデータを一時的に蓄積
    することを特徴とするデータ送受信方法。
  8. 【請求項8】 移動通信局を複数局具備し、複数の移動
    通信局を集中管理するセンタ通信局を具備し、移動通信
    局の相互間或は移動通信局とセンタ通信局の間を通信す
    る相異なる特性を有する送受信装置を複数通り具備し、
    移動通信局の移動状態および/或は送信データに基づい
    て第1順位の送受信装置を選択設定してデータを送信す
    ることを特徴とするデータ送受信方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載されるデータ送受信方法
    において、 検知された送信データの種類に基づいて第1順位の送受
    信装置を選択設定することを特徴とするデータ送受信方
    法。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載されるデータ送受信方
    法において、 検知された送信データの種類および送信データのデータ
    容量に基づいて第1順位の送受信装置を選択設定するこ
    とを特徴とするデータ送受信方法。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載されるデータ送受信
    方法において、 データ容量が大なる場合に当該データをリアルタイム処
    理するか或は操作端末に内蔵される記憶装置にデータを
    一時的に蓄積するかを判断することを特徴とするデータ
    送受信方法。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載されるデータ送受信
    方法において、 記憶装置に一時的に蓄積されるデータを移動通信局が停
    止した際に第2順位の送受信装置を介して送信すること
    を特徴とするデータ送受信方法。
  13. 【請求項13】 請求項9ないし請求項12の内の何れ
    かに記載されるデータ送受信方法において、 データの種類はテキストデータ、ビットマークデータ、
    および指定データの3種類に分類することを特徴とする
    データ送受信方法。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載されるデータ送受信
    方法において、 緊急時に生じる指示連絡、移動通信局の位置、作業進展
    状況は指定データに分類することを特徴とするデータ送
    受信方法。
  15. 【請求項15】 請求項1に記載されるデータ送受信方
    法において、 複数の移動通信局は自身の移動状態をそれぞれの移動通
    信局において検知し、 移動通信局はこの検知された移動通信局の移動状態をそ
    れぞれ定期的にセンタ通信局に送信し、 センタ通信局は送信された各移動通信局の移動状態をデ
    ータベースモジュールにより管理し、 センタ通信局或は移動通信局から別の移動通信局に送信
    する際にデータベースモジュールにより管理されている
    移動通信局の移動状態に応じて送受信装置を選択設定す
    ることを特徴とするデータ送受信方法。
  16. 【請求項16】 移動通信局を複数局具備し、複数の移
    動通信局を集中管理するセンタ通信局を具備し、移動通
    信局の相互間或は移動通信局とセンタ通信局の間を通信
    する相異なる特性を有する送受信装置を複数通り具備
    し、送信データに基づいて第1順位の送受信装置を選択
    設定することを特徴とするデータ送受信装置。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載されるデータ送受信
    装置において、 移動通信局はコンピュータより成る操作端末、位置検知
    装置、デジタルスチルカメラ13を具備することを特徴
    とするデータ送受信装置。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載されるデータ送受信
    装置において、 移動通信局は、更に、送信されるべきデータを検知する
    データ検知部を具備し、検知されたデータの種類分けを
    するデータ分類部を具備し、データ分類部の出力データ
    の一部のデータ容量を判定するデータ容量判定部を具備
    し、データを一時的に蓄積する記憶装置を具備すること
    を特徴とするデータ送受信装置。
  19. 【請求項19】 請求項17に記載されるデータ送受信
    装置において、 移動通信局は、更に、移動通信局の移動状態を判定する
    移動状態判定部を具備し、移動状態判定部の停止中出力
    により切り替え制御される切り替えスイッチを具備し、
    移動状態判定部の移動中出力により起動される送信され
    るべきデータを検知するデータ検知部を具備し、検知さ
    れたデータの種類分けをするデータ分類部を具備し、デ
    ータ分類部の出力データの一部のデータ容量を判定する
    データ容量判定部を具備し、データ容量判定部の容量大
    出力を入力して送信の可否を判定するリアルタイム処理
    判定部を具備し、リアルタイム処理判定部の否出力によ
    りデータの一時的蓄積をする記憶装置を具備し、切り替
    えスイッチは記憶装置の出力に接続するものであること
    を特徴とするデータ送受信装置。
  20. 【請求項20】 請求項17に記載されるデータ送受信
    装置において、 移動通信局は移動状態をセンタ通信局に送信するデータ
    ベース登録部を具備し、 センタ通信局は移動通信局から送信される各移動通信局
    の移動状態を管理するデータベースモジュールを具備
    し、 センタ通信局或は移動通信局から別の移動通信局に送信
    するに際してデータベースモジュールにより管理されて
    いる移動通信局の移動状態に応じて送受信装置の選択を
    することを特徴とするデータ送受信装置。
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