JP2005203936A - 移動体搭載無線通信装置及び移動体無線通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】無線LAN通信インターフェース部の動作モードを手動で設定し直す必要のない車載無線通信端末機器および車載無線通信システムを提供する。
【解決手段】GPS等を利用した車両の現在位置を検出する位置情報検出部103と、車外の無線LANアクセスポイント200の位置情報を保持するアクセスポイント地点情報格納部104を備え車両の近くに無線LANアクセスポイントが存在するかどうかに基づいて、車両の速度が低下した時、およびGPS等の受信感度が低下した時の少なくともいずれか一方の場合に、無線LAN通信の動作モードをステーションモードに自動的に切り替える。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両などの移動体が無線LANなどを利用して通信を行う移動体搭載無線通信装置、および無線LANなどに対応した移動体内外の機器から構成される移動体無線通信システムに関するものである。
一般的な無線LAN(Local Area Network)インターフェース(IEEE802.11シリーズ)では、アクセスする端末をステーションと呼び、無線LANと有線LANを接続するための機器をアクセスポイントと呼び、アクセスポイントとベースステーションは無線通信システムにおいて、主従あるいは親子の関係にある。その主従あるいは親子の接続方式には、アクセスポイントを利用せずに端末(従局機器)間でだけで閉じたネットワークを構成するアドホック型と、アクセスポイント(主局機器)を軸に複数のステーション(従局機器)を接続するインフラストラクチャ型がある。
近年、無線LANのアクセスポイントを駅の構内や喫茶店等の公衆エリアに設置し、利用者が所持している携帯PCや携帯情報端末等をステーションとしてインターネットへの接続サービスを提供するインフラストラクチャ型の「公衆無線LAN接続サービス」が普及してきた。
一方、カーナビゲーションシステム等の車載情報端末機器にも無線LAN通信媒体を搭載し、駐車場等に設置した他の通信媒体を利用して、様々な情報提供サービスやインターネット接続サービスを提供する車載無線通信システムが検討されている(例えば、特許文献1参照)。
図7は、上記特許文献1に記載された従来の無線LANを利用した車載無線通信システムの構成図であって、車両内に持ち込まれた従局として動作する無線LAN対応機器および車両外に設置された主局として動作する無線LANアクセスポイントと通信可能な車載無線通信端末機器の例を示すものである。
図7において、車載無線通信端末機器100は、車両外に設置された無線LANアクセスポイント200または車両内に持ち込まれた無線LAN対応機器300と通信を行う無線LAN通信インターフェース部101と、無線LAN通信インターフェース部101の動作モードを切り替える動作モード切替処理部102と、動作モードを切替処理部102に動作モード切り替えの指示を行うユーザインターフェース部107とから構成される。無線LAN通信インターフェース部101は、車両内の無線LAN対応機器300をステーション(従局)として通信を行う場合、無線LANのアクセスポイント(主局)として動作し、また、車両外の無線LANアクセスポイント(主局)200と通信を行う場合は、無線LANのステーション(従局)として動作する。その動作モードの切り替えは、利用者がユーザインターフェース部107を介して、その都度必要に応じて動作モード切替処理部102に指示することにより実現される。
特開2001−7863号公報
しかしながら、特許文献1に記載の構成では、無線LAN通信インターフェース部101の動作モードを利用者がユーザインターフェース部107から用途に応じて指定し直さなければならない。例えば、車両内で無線LAN対応機器300としてのPC(パーソナ
ルコンピュータ)と車載無線通信端末機器100との通信をインフラストラクチャ型で通信を行なうため、車載無線通信端末機器100側を無線LANアクセスポイントとして設定しておき、その後そのままで無線LANアクセスポイントが設置された施設エリアに進入して車載無線通信端末機器100に外部から無線で各種情報を取り入れようとした場合には、車載無線通信端末機器100はそのままでは車両外の施設である無線LANアクセスポイント200と通信ができないという課題を有している。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、車両外の無線LANアクセスポイントと通信を行う可能性が高い場合には、自動的に無線LAN通信インターフェース部が無線LANアクセスポイントに対するステーションとして動作するようなインフラストラクチャ型の通信方式に動作モードを変更し、通信可能なアクセスポイントを検索することが可能な、車載無線通信端末機器および車載無線通信システムを提供することを目的とする。
本発明の移動体搭載無線通信装置は、移動体外の主局無線通信ネットワーク機器または移動体内の従局無線通信ネットワーク機器と通信を行う無線通信手段と、無線通信手段を、主局無線通信ネットワーク機器に対する従局として動作させるか、または従局無線通信ネットワーク機器に対する主局として動作させるかを切り替える動作モード切替処理手段と、主局無線通信ネットワーク機器の有無を検知する主局無線通信ネットワーク機器検知手段と、無線通信手段と主局無線通信ネットワーク機器との通信を予測する無線通信予測手段とを備え、動作モード切替処理手段は、主局無線通信ネットワーク機器検知手段での検知結果および無線通信予測手段での予測結果に基づいて無線通信手段の動作モードを切り替える構成を有している。
この構成により、無線通信予測手段が無線通信手段と主局無線通信ネットワーク機器との通信を予測した際に、無線通信手段が主局無線通信ネットワーク機器に対する従局として動作するように動作モードを切り替えることができる。
また、本発明の移動体搭載無線通信装置は、無線通信予測手段が、移動体の速度低下を検出する移動体速度検出手段、および移動体での受信感度の低下を検出する感度検出手段の少なくともいずれかを備えた構成を有している。
この構成により、駐停車などによって移動体の速度が低下した場合か、車両内に搭載されたカーラジオや携帯電話などの受信感度が悪くなるような、移動体での電波到来状態が悪くなった場合の少なくともいずれかの場合において、無線通信手段と主局無線通信ネットワーク機器との通信を予測し、無線通信手段が主局無線通信ネットワーク機器に対する従局として動作するように動作モードを切り替えることができる。
また、本発明の移動体搭載無線通信装置は、感度検出手段が、移動体の位置を測定する測位手段を有した構成である。
この構成により、移動体の速度が低下した場合か、移動体の位置を測定する測位手段の感度が低下した場合の少なくともいずれかの場合において、無線通信手段と主局無線通信ネットワーク機器との通信を予測し、無線通信手段が主局無線通信ネットワーク機器に対する従局として動作するように動作モードを切り替えることができる。
さらに、本発明の移動体無線通信システムは、移動体外の主局無線通信ネットワーク機器と、移動体内の従局無線通信ネットワーク機器とを備えるとともに、主局無線通信ネットワーク機器または従局無線通信ネットワーク機器と通信を行なう無線通信手段と、無線通信手段を、主局無線通信ネットワーク機器に対する従局として動作させるか、または従
局無線通信ネットワーク機器に対する主局として動作させるかを切り替える動作モード切替処理手段と、主局無線通信ネットワーク機器の有無を検知する主局無線通信ネットワーク機器検知手段と、無線通信手段と主局無線通信ネットワーク機器との通信を予測する無線通信予測手段とを有する移動体搭載無線通信装置とを備え、動作モード切替処理手段は、主局無線通信ネットワーク機器検知手段での検知結果および無線通信予測手段での予測結果に基づいて無線通信手段の動作モードを切り替える構成を有している。
この構成により、無線通信予測手段が無線通信手段と主局無線通信ネットワーク機器との通信を予測した際に、無線通信手段が主局無線通信ネットワーク機器に対する従局として動作するように動作モードを切り替えることができる。
本発明は、無線通信予測手段が無線通信手段と主局無線通信ネットワーク機器との通信を予測した際に、すなわち主局無線通信ネットワーク機器の存在に応じて、無線通信手段が主局無線通信ネットワーク機器に対する従局として動作するように動作モードを自動的に切り替えることができるので、特に車両などの移動体の搭乗者が移動体から無線LANアクセスポイントなどの主局無線通信ネットワーク機器と通信して移動体搭載無線通信装置に各種情報を取り寄せたい場合には、搭乗者がわざわざ何らモード切り替えの操作をすることなく、そのまま自動的に即座に通信が可能であり、したがって搭乗者は、必要な情報を、待ち時間無く即座に主局無線通信ネットワーク機器を介して入手することができる。
以下本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態における車載無線通信システムを示す構成図である。図1において、図7と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図1において、移動体搭載無線通信装置としての車載無線通信端末機器100は、無線通信手段としての無線LAN通信インターフェ−ス部101と、動作モード切替処理手段としての動作モード切替処理部102と、GPS等の測位装置を利用して自車の現在位置を測定する位置情報検出部103と、車外に設置された主局無線通信ネットワーク機器としての無線LANアクセスポイント200がどこに存在するかの情報を保持するアクセスポイント地点情報格納部104と、車両の速度を検出する走行状態検出部105とを備えている。本実施の形態では、位置情報検出部103とアクセスポイント地点情報格納部104とで、車両近傍に存在する無線LANアクセスポイントを検知する、主局無線通信ネットワーク機器検知手段としての無線LANアクセスポイント検知手段110を構成しており、走行状態検出部105が無線通信予測手段111を構成している。
第1の実施の形態の動作を、図2に示す動作フロー図を用いて説明する。上記のような構成において、位置情報検出部103はGPS等を利用して車両の現在位置を検出する(S1)と、その結果を動作モード切替処理部102に通知する。動作モード切替処理部102は、アクセスポイント地点情報格納部104に対し、現在位置の近傍にアクセスポイントが存在するかどうかを問い合わせる(S2)。一方、走行状態検出部105は車速パルスやパーキングブレーキ信号等を利用して車両の速度および走行状態を検出し(S3)、その結果を動作モード切替処理部102に通知する。動作モード切替処理部102は、近くにアクセスポイントが存在し、かつ車両が停止もしくは準停止状態(例えば、車速度<8km/h 以下など)になった場合に、搭乗者が無線LANアクセスポイント200から情報を入手するために無線LANアクセスポイント200の近傍で駐車すると判断し
、LAN通信インターフェース部101に対し、車両外に設置された無線LANアクセスポイントに対するステーションとして動作するように指示して(S4)インフラストラクチャ型での通信が可能となる。これ以外の条件の場合は、再度、現在位置の検出(S1)からのステップを繰り返す。
かかる構成によれば、車両の近くにアクセスポイントが存在し、車両が停止しようとする場合には、無線LANの動作モードを自動的に切り替えてインフラストラクチャ型で通信をすることが可能であり、自動的に通信可能なアクセスポイントを検索することにより、通信の必要性が高いことを判断して、車両外の無線LANアクセスポイントとの通信を確立することが可能になる。
なお、本実施の形態において、動作モード切替処理部102は、アクセスポイントの近傍に接近し、かつ車両が停止もしくは準停止した時点で自動的に無線LAN通信インターフェース部101に対し、車両外に設置された無線LANアクセスポイント200に対するステーションとして動作するように指示したが、その時点で、車両内に持ち込んだ無線LAN対応機器300に対するアクセスポイントとして通信中かどうか判断し、通信中である場合は、即座に無線LAN通信インターフェース部101の動作モードを切り替えるのではなく、図示されないユーザインターフェース部を利用して、ユーザに、一旦切り替えの確認をさせ、確認後要望に応じて切り替えるように構成しても良い。
(第2の実施の形態)
図3は、本発明の第2の実施の形態における車載無線通信システムを示す構成図である。図3において、図1、図7と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図3において、車載無線通信端末機器100は、無線LAN通信インターフェ−ス部101と、動作モード切替処理部102と、位置情報検出部103と、アクセスポイント地点情報格納部104と、及びGPS受信状態検出部106とを備えている。本実施の形態では、位置情報検出部103とアクセスポイント地点情報格納部104とで車両近傍の無線LANアクセスポイント検知手段110を構成しており、GPS受信状態検出部106で無線通信予測手段111が構成されている。
第2の実施の形態の動作を、図4に示す動作フロー図を用いて説明する。上記のような構成において、位置情報検出部103はGPS等を利用して車両の現在位置を検出する(S1)と、その結果を動作モード切替処理部102に通知する。動作モード切替処理部102は、アクセスポイント地点情報格納部104に対し、現在位置の近傍にアクセスポイントが存在するかどうかを問い合わせる(S2)。一方、GPS受信状態検出部106はGPS衛星からの電波の受信状況を検出し(S3)、車両が建物に進入した影響で電波の受信状況が悪くなった場合にその結果を動作モード切替処理部102に通知する。動作モード切替処理部102は、近くにアクセスポイントが存在し、かつ車両が屋内駐車場等の建物内に進入してGPS電波の受信感度が低下した場合に、搭乗者が無線LANアクセスポイント200から情報を入手するために無線LANアクセスポイント200が設置されているビル内の駐車場に進入したと判断し、無線LAN通信インターフェース部101に対し、車両外に設置された無線LANアクセスポイントに対するステーションとして動作するように指示して(S4)インフラストラクチャ型での通信が可能となる。これ以外の条件の場合は、再度、現在位置の検出(S1)からのステップを繰り返す。
かかる構成によれば、車両の近くにアクセスポイントが存在し、車両が屋内駐車場等の建物内に進入してGPS電波の受信感度が低下した場合に、無線LANの動作モードを自動的に切り替えることが可能であり、自動的に通信可能なアクセスポイントを検索するこ
とにより、通信の必要性が高いことを判断して、車両外の無線LANアクセスポイントとの通信を確立することが可能になる。
なお、本実施の形態において、動作モード切替処理部102は、アクセスポイントの近傍に接近し、かつ車両が屋内駐車場等の建物内に進入してGPS電波の受信感度が低下した時点で自動的に無線LAN通信インターフェース部101に対し、車両外に設置された無線LANアクセスポイント200に対するステーションとして動作するように指示したが、その時点で、車両内に持ち込んだ無線LAN対応機器300に対するアクセスポイントとして通信中かどうか判断し、通信中である場合は、即座に無線LAN通信インターフェース部101の動作モードを切り替えるのではなく、図示されないユーザインターフェース部を利用して、ユーザに、一旦切り替えの確認をさせ、確認後要望に応じて切り替えるように構成しても良い。
また、本実施の形態では、GPS受信状態検出部106でGPS衛星からの電波の受信状況を検出して車両での感度低下を検出したが、本発明はこれに限らず、車両内に搭載されたカーラジオや携帯電話などの機器での電波到来状態によって感度低下を検出しても良い。
(第3の実施の形態)
図5は、本発明の第3の実施の形態における車載無線通信システムを示す構成図である。図5において、図1、図3、図7と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図5において、車載無線通信端末機器100は、無線LAN通信インターフェ−ス部101と、動作モード切替処理部102と、位置情報検出部103と、アクセスポイント地点情報格納部104と、走行状態検出部105と、GPS受信状態検出部106とを備えている。本実施の形態では、位置情報検出部103とアクセスポイント地点情報格納部104とで車両近傍の無線LANアクセスポイント検知手段110を構成しており、走行状態検出部105とGPS受信状態検出部106とで無線通信予測手段111が構成されている。
第3の実施の形態の動作を、図6に示す動作フロー図を用いて説明する。上記のような構成において、位置情報検出部103はGPS等を利用して車両の現在位置を検出する(S1)と、その結果を動作モード切替処理部102に通知する。動作モード切替処理部102は、アクセスポイント地点情報格納部104に対し、現在位置の近傍にアクセスポイントが存在するかどうかを問い合わせる(S2)。一方、走行状態検出部105は車速パルスやパーキングブレーキ信号等を利用して車両の速度および走行状態を検出し(S3)、その結果を動作モード切替処理部102に通知する。さらに、GPS受信状態検出部106はGPS衛星からの電波の受信状況を検出し(S4)、車両が建物に進入した影響で電波の受信状況が悪くなった場合にその結果を動作モード切替処理部102に通知する。
動作モード切替処理部102は、、近くにアクセスポイントが存在し、かつ車両が停止もしくは準停止状態(例えば、車速度<8km/h 以下など)になると共に、車両が屋内駐車場等の建物内に進入してGPS電波の受信感度が低下した場合に、搭乗者が無線LANアクセスポイント200から情報を入手するために、無線LANアクセスポイント200が設置されているビル内の駐車場に進入し、駐車すると判断し、無線LAN通信インターフェース部101に対し、車両外に設置された無線LANアクセスポイントに対するステーションとして動作するように指示して(S5)インフラストラクチャ型での通信を可能とする。これ以外の条件の場合は、再度、現在位置の検出(S1)からのステップを繰り返す。
かかる構成によれば、車両の近くにアクセスポイントが存在し、車両が停止もしくは準停止状態になると共に、車両が屋内駐車場等の建物内に進入してGPS電波の受信感度が低下した場合に、無線LANの動作モードを自動的に切り替えることが可能であり、自動的に通信可能なアクセスポイントを検索することにより、車両がアクセスポイントが設置された屋内施設に侵入した場合でも、車両が停止もしくは低速走行状態になるまでは、無線LANの動作モードを切替えて車両外の無線LANアクセスポイントとの通信を確立しないので、より安全性の向上が図れる。
なお、本実施の形態において、動作モード切替処理部102は、アクセスポイントの近傍に接近し、かつ車両が停止もしくは準停止状態になると共に、車両が屋内駐車場等の建物内に進入してGPS電波の受信感度が低下した時点で自動的に無線LAN通信インターフェース部101に対し、車両外に設置された無線LANアクセスポイント200に対するステーションとして動作するように指示したが、その時点で、車両内に持ち込んだ無線LAN対応機器器300に対するアクセスポイントとして通信中かどうか判断し、通信中である場合は、即座に無線LAN通信インターフェース部101の動作モードを切り替えるのではなく、図示されないユーザインターフェース部を利用してユーザに、一旦切り替えの確認をさせ、確認後要望に応じて切り替えるように構成しても良い。ユーザに、一旦切り替えの確認をさせ、確認後要望に応じて切り替えるように構成しても良い。
なお、上記各実施の形態では、無線LAN対応機器300が車両内に搭載された場合について説明したが、本発明は、車両に搭載するかどうかにかかわらず、持ち運び可能な無線LAN対応機器に応用しても同様な効果が得られるものである。
また、上記各実施の形態では、無線LANアクセスポイントが車外に設置されている場合について説明したが、本発明はそのように固定されたものに限らず、例えば、他の車に搭載されて時々刻々と、あるいは自由に移動するような、移動可能なアクセスポイントに対しても適用できる。この場合は、無線LANアクセスポイントの位置情報を、演算により計算するか、あるいは移動体からの連絡などにより、適宜、入手しておく必要がある。
さらに、上記各実施の形態では、車両近傍の無線LANアクセスポイントを検出するために、アクセスポイントの存在地点を格納したアクセスポイント地点格納部104を用いたが、本発明はこれに限らず、無線アクセスポイントから発信される信号などを検出して、車両近傍の無線LANアクセスポイントの存在を検知することも可能である。
またさらに、上記各実施例では、無線LANシステムについて説明したが、本発明はこれに限ることなく、無線通信ネットワークシステム全体に適用できることは言うまでもない。また移動体も自動車などの車両に限ることなく、電車、自動二輪、航空機などあらゆる移動体に適用できるのも言うまでもないことである。
本発明にかかる移動体搭載無線通信装置は、移動体外の無線LANアクセスポイントなどの主局無線通信ネットワーク機器との通信、および移動体内の無線LAN対応機器などの従局無線通信ネットワーク機器との通信を自動的に切り替えることができるので、通信型カーナビゲーション装置などの移動体搭載無線通信装置およびこれらを用いた移動体無線通信システムとして有用である。
本発明の第1の実施の形態における車載無線通信システムを示す構成図 本発明の第1の実施の形態における車載無線通信システムの動作フロー図 本発明の第2の実施の形態における車載無線通信システムを示す構成図 本発明の第2の実施の形態における車載無線通信システムの動作フロー図 本発明の第3の実施の形態における車載無線通信システムを示す構成図 本発明の第3の実施の形態における車載無線通信システムの動作フロー図 従来の車載無線通信システムを示す構成図
符号の説明
100 車載無線通信端末機器
101 無線LAN通信インターフェース部
102 動作モード切替処理部
103 位置情報検出部
104 アクセスポイント地点情報格納部
105 走行状態検出部
106 GPS受信状態検出部
107 ユーザインターフェース部
110 無線LANアクセスポイント検知手段
111 無線通信予測手段
200 無線LANアクセスポイント
300 無線LAN対応機器

Claims (4)

  1. 移動体外の主局無線通信ネットワーク機器または前記移動体内の従局無線通信ネットワーク機器と通信を行う無線通信手段と、前記無線通信手段を、前記主局無線通信ネットワーク機器に対する従局として動作させるか、または前記従局無線通信ネットワーク機器に対する主局として動作させるかを切り替える動作モード切替処理手段と、前記主局無線通信ネットワーク機器の有無を検知する主局無線通信ネットワーク機器検知手段と、前記無線通信手段と前記主局無線通信ネットワーク機器との通信を予測する無線通信予測手段とを備え、前記動作モード切替処理手段は、前記主局無線通信ネットワーク機器検知手段での検知結果および前記無線通信予測手段での予測結果に基づいて前記無線通信手段の動作モードを切り替えることを特徴とする移動体搭載無線通信装置。
  2. 前記無線通信予測手段が、前記移動体の速度低下を検出する移動体速度検出手段、および前記移動体での受信感度の低下を検出する感度検出手段の少なくともいずれかを備えたことを特徴とする請求項1記載の移動体搭載無線通信装置。
  3. 前記感度検出手段が、前記移動体の位置を測定する測位手段を有したことを特徴とする請求項2記載の移動体搭載車載無線装置。
  4. 移動体外の主局無線通信ネットワーク機器と、前記移動体内の従局無線通信ネットワーク機器とを備えるとともに、前記主局無線通信ネットワーク機器または前記従局無線通信ネットワーク機器と通信を行なう無線通信手段と、前記無線通信手段を、前記主局無線通信ネットワーク機器に対する従局として動作させるか、または前記従局無線通信ネットワーク機器に対する主局として動作させるかを切り替える動作モード切替処理手段と、前記主局無線通信ネットワーク機器の有無を検知する主局無線通信ネットワーク機器検知手段と、前記無線通信手段と前記主局無線通信ネットワーク機器との通信を予測する無線通信予測手段とを有する移動体搭載無線通信装置とを備え、前記動作モード切替処理手段は、前記主局無線通信ネットワーク機器検知手段での検知結果および前記無線通信予測手段での予測結果に基づいて前記無線通信手段の動作モードを切り替えることを特徴とする移動体無線通信システム。

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