JP4650070B2 - Gps機能を有する家電機器 - Google Patents

Gps機能を有する家電機器 Download PDF

Info

Publication number
JP4650070B2
JP4650070B2 JP2005111440A JP2005111440A JP4650070B2 JP 4650070 B2 JP4650070 B2 JP 4650070B2 JP 2005111440 A JP2005111440 A JP 2005111440A JP 2005111440 A JP2005111440 A JP 2005111440A JP 4650070 B2 JP4650070 B2 JP 4650070B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
position information
gps
information
home appliance
history
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005111440A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006293567A (ja
Inventor
伸一 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tiger Corp
Original Assignee
Tiger Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tiger Corp filed Critical Tiger Corp
Priority to JP2005111440A priority Critical patent/JP4650070B2/ja
Publication of JP2006293567A publication Critical patent/JP2006293567A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4650070B2 publication Critical patent/JP4650070B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本発明は、自分の現在位置を緯度及び経度の情報として取得するGPS機能を有する家電機器と、そのGPS機能活用システムに関する。
複数(3個以上)の人工衛星からの電波を受信し、受信情報の比較(時間差)に基づいて現在位置(緯度及び経度)を取得することができるGPS(グローバルポジショニングシステム)は、自動車搭載型のナビゲーションシステムに広く使用されている。また、近年では、携帯電話等の携帯端末を用いたナビゲーションシステムや現在位置の特定等の用途にもGPSが使用されるようになってきている。
他方、昨今のコンピュータ技術及び通信技術の進展に伴い、家電機器についても通信ネットワークを介して情報の授受を行うことが研究され、一部で実用化が始まっている。例えば、特許文献1には、ホームネットワーク端末を介して家庭内の加熱調理器を通信ネットワークに接続し、調理レシピ等の情報を通信ネットワーク上で送受信するネットワーク調理システムが開示されている。今後、多くの家電機器にネットワーク通信機能が搭載されるようになれば、各家電機器の一層便利な使用方法が実現すると期待される。
また、インターネットで使用されているIPプロトコルが現在のIPV4からIPV6へ本格的に移行すると、IPアドレスの構成ビット数が32ビットから128ビットに増加する。これにより、全てのインターネット接続機器に固有のIPアドレスを割り付けることが可能となり、末端の機器同士が自由に通信できるようになる。つまり、現在はNAT(ネットワークアドレス変換)装置を介してインターネット接続されている末端の機器が、NAT装置のような中間の機器を介さず直接通信できるようになる。
特開2005ー37068号公報
例えば家電機器のユーザーから修理依頼等の連絡(以下、サービスコールという)があった場合に、修理サービス担当者がユーザーの住所(居所)に容易に辿り着くことができるように、ナビゲーションシステムを利用することがある。近年は多くの乗用車や商用車にGPSを利用したナビゲーションシステム(いわゆるカーナビゲーション)が搭載されており、地図上の現在位置と目的地の位置が画面に表示されると共に、目的地までのルートを表示や音声で案内してくれる。また、携帯電話やPDA(個人情報端末)等の携帯端末機器を用いたナビゲーションシステムも利用されるようになってきた。しかし、このようなナビゲーションシステムに目的地を入力するには、その住所等を担当者が入力する必要がある。例えば自動車の運転中にそのような操作をすることは難しく、危険でもある。
また、家電機器の製造業者や販売業者、又はその代理業者が顧客管理やマーケティングのためのデータ収集を行う際に、各家電機器の設置場所の情報を自動的に収集することができれば便利である。インターネットのIPプロトコルがIPV6へ本格的に移行すれば、インターネットに接続された家電機器に対して管理コンピュータ側から個別にアクセスすることが可能になる。
本発明は、上記のような課題に鑑み、家電機器の設置場所の情報を他の機器が自動的に取得し、活用することができるようにすることを目的とする。
本発明によるGPS機能を有する家電機器は、外部の情報端末機器との間で直接又は通信ネットワークを介して情報の授受を行うための通信手段と、地球上の位置情報を取得するためのGPS手段と、予め記憶されたプログラムに従って前記通信手段及び前記GPS手段を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記通信手段を介して受信した他の機器からの位置情報送信要求に応じて、前記GPS手段によって取得した位置情報を前記他の機器に送信するように構成され、更に、前記GPS手段によって取得した位置情報の履歴を記憶するための記憶手段と、前記記憶手段から読み出した位置情報の履歴を表示する表示手段と、前記他の機器からの位置情報送信要求に対して前記位置情報の履歴を当該他の機器に送信するか否かをユーザーが選択するための切替スイッチとを備え、前記制御手段は、前記他の機器からの位置情報送信要求に応じて、前記切替スイッチが送信可の切替位置にあるときだけ、前記位置情報の履歴を前記記憶手段から読み出して当該他の機器に送信するように制御することを特徴とする。GPS手段を構成するGPSアンテナ及びGPS受信回路等は家電機器に内蔵されていてもよいし、家電機器の外付けユニットとして備えられていてもよい。
このような構成のGPS機能を有する家電機器は、自分の位置情報を取得し、通信手段を介して位置情報を他の機器に送信することができる。これによって、下記の家電機器のGPS機能活用システムに示すような種々の活用が可能となる。
上記構成によれば、家電機器の所有者や設置場所が移動した場合に、その履歴が位置情報の履歴として記憶手段に保存され、ユーザーの必要に応じてその位置情報の履歴を記憶手段から読み出して表示手段に表示させることができる。
また、切替スイッチが送信不可の切替位置にある場合は送信しないように構成したことにより、ユーザーの意向に反して家電機器の位置情報が送信されること(情報の漏洩)が回避される。
本発明のGPS機能を有する家電機器と、そのGPS機能活用システムによれば、GPS機能によって取得された家電機器の位置情報を通信手段を介して他の機器が受信することができ、得られた位置情報は家電機器の修理サービスの際のナビゲーションや顧客管理等に有効に活用することができる。
以下、図面を参照しながら本発明のいくつかの実施例について説明する。
図1は、実施例1に係るGPS機能を有する家電機器と、そのGPS機能活用システムの概略構成図である。このシステムは、家庭内に設置されたGPS機能を有する家電機器1及びインターネット接続用の無線ルーター2、そして、修理サービス担当者が携帯するナビゲーションシステム端末3等で構成されている。
家電機器1は、家庭内に設置して使用される調理機器、映像機器、オーディオ機器等、種々の家電機器であってよい。但し、ユーザーが外出の際に携帯できるような機器は除外する。家電機器1は、本来の機能(例えば加熱調理器の場合は加熱制御機能)を実現する構成要素に加えて、GPS受信部11、通信部12及び制御部13を備えている。
GPS受信部11は、複数のGPS衛星4からの電波を受信し、受信情報の比較(時間差)に基づいて現在位置(緯度及び経度)を取得する働きを有する。GPS(グローバルポジショニングシステム)はカーナビゲーションシステムや携帯端末を用いたナビゲーションシステムに広く使用されており、その構造や原理の詳細な説明は省略する。なお、GPS受信部11は家電機器1に内蔵されていてもよいし、家電機器1の外付けユニットとして備えられていてもよい。後者の場合に、GPS受信部11と家電機器1とが直接結合していてもよいし、ケーブル等を介して接続されていてもよい。例えば、家電機器1が家の中でGPS衛星4からの電波を受信しにくい場所(例えば金属やコンクリート等の構造体で覆われているような場所)に設置されている場合は、GPS衛星4からの電波を受信しやすい別の場所に設置されたGPS受信部11と家電機器1とがケーブル等で接続された構成が好ましい。
通信部12は、無線ルーター2を介してインターネット5に接続するためのものである。例えば、IEEE802.11b、802.11g等の規格に準拠した無線LANにおける子機アダプターの機能が通信部12に備えられている。但し、無線インターフェイスに限らず有線インターフェイスを通信部12として用いてもよい。あるいは、無線ルーター2や有線ルーターを介さないで、通信部12が直接インターネット5に接続する構成としてもよい。なお、望ましくは、家電機器1(の通信部12)には、IPV6のインターネットプロトコルによるIPアドレスが割り当てられ、無線ルーター2がIPV6のインターネットプロトコルに対応している。これにより、インターネット5に接続された他の機器(例えばナビゲーションシステム端末3)から家電機器1へのアクセスが容易になる。
制御部13は、バスライン14でGPS受信部11及び通信部12に接続されており、これらとデータのやりとりを行う。図1では省略しているが、家電機器1は当然、本来の機能(例えば加熱調理器の場合は加熱制御機能)を実現するための制御部(マイクロコンピューター等)を備えており、これとは別に制御部13を設けてもよいし、両者を1つの制御ユニットで構成してもよい。
修理サービス担当者が携帯するナビゲーションシステム端末3は、例えばPDA(個人情報端末)や携帯電話にGPSユニット31を装着したものである。あるいは、GPSユニット(受信部)を内蔵した専用のナビゲーションシステム端末3であってもよい。家電機器1のGPS受信部11と同様に、ナビゲーションシステム端末3は複数のGPS衛星4からの電波を受信し、受信情報の比較(時間差)に基づいて現在位置(緯度及び経度)を取得することができる。また、LCD(液晶ディスプレイ)等で構成されたドットマトリックスタイプのグラフィックディスプレイ32を有し、この画面上に地図を表示させると共に、GPSユニット31から取得した現在位置を地図上に表示させることができる。
さらに、ナビゲーションシステム端末3に目的地(例えば家電機器1の設置場所)を入力すれば、グラフィックディスプレイ32の画面に表示された地図上で目的地を表示させることができる。また、現在位置から目的地までのルートを表示させることもできる。ナビゲーションシステム端末3は、携帯型の端末に限らず、車載型の端末(いわゆるカーナビゲーション)であってもよい。現行のカーナビゲーションのように、道路状況(一方通行、混雑状況)等を考慮した最適のルートを表示したり、複数のルートを表示したりすることが可能である。
また、ナビゲーションシステム端末3は、通常の携帯電話のような無線通信(移動体通信)機能とインターネット接続機能を備えており、基地局6(及び移動体通信網)を介してインターネット5に接続することができる。修理サービス担当者は、ナビゲーションシステム端末3のインターネット接続機能を用いて、家電機器1と通信を行い、その位置情報(目的地の位置情報)を得ることができる。
図2は、ナビゲーションシステム端末3が家電機器1の位置情報を取得する手順の例を示すフローチャートである。ナビゲーションシステム端末3は、ステップ#101でサービス対象(目的地)である家電機器1のIPアドレスを指定して位置情報送信要求を送信する。前述のように、IPV6プロトコルでは、すべての家電機器に固有のIPアドレスが付与され、ナビゲーションシステム端末3は、家電機器1のIPアドレスを指定して直接的に通信を行うことができる。なお、それぞれの家電機器のIPアドレスは、例えば製造シリアル番号のように、工場出荷時点で割り当てることができる。あるいは、家電機器1のユーザーが個別にIPアドレスを取得できるようにしてもよい。
家電機器1(の制御部13)は、ステップ#151でナビゲーションシステム端末3から位置情報送信要求を受信すると、ステップ#152でGPS受信部11から位置情報を取得する。なお、GPS受信部11が取得(算出)した位置情報がGPS受信部11の外のメモリーに一旦記憶され、制御部13がそのメモリーの記憶情報を読み出すように構成してもよい。続くステップ#153で制御部13は通信部12を介して、位置情報送信要求元であるナビゲーションシステム端末3のIPアドレスを指定し、取得した位置情報を送信する。
ナビゲーションシステム端末3は、ステップ#102で家電機器1からの位置情報を受信すると、その位置情報を目的地として設定する(ステップ#103)。これにより、画面32に表示された地図上で目的地が表示され、目的地までのルートが表示されるようになる。
本実施例によれば、GPS機能と通信手段を有する家電機器1は、修理サービス担当者のナビゲーションシステム端末3からの位置情報送信要求に応じて、GPS手段によって取得された位置情報をナビゲーションシステム端末3に送信する。したがって、修理サービス担当者が目的地の住所の入力を手動で行わなくても、ナビゲーションシステム端末3に目的地が自動設定され、目的地を画面(地図)上に表示させたり、目的地までのルートを表示させたりすることが容易にできるようになる。
なお、この実施例の変形例として、ナビゲーションシステム端末3が家電機器1と直接通信を行ってその位置情報を取得する代わりに、サービスステーション等に設置されたコンピュータが家電機器1と通信を行ってその位置情報を取得し、取得した位置情報をナビゲーションシステム端末3に転送するように構成してもよい。
図3は、実施例2に係るGPS機能を有する家電機器と、そのGPS機能活用システムの概略構成図である。この実施例における家電機器1は、実施例1と同様の構成を有する。この実施例では家電機器1の通信部12が直接インターネット5に接続されているが、実施例1と同様に無線ルーター2等を介して家電機器1の通信部12がインターネット5に接続されるように構成してもよい。図3において、参照番号7及び8は、各サービスステーション(又は修理業者)に設置されたコンピュータである。実際にはサービスステーション(又は修理業者)ごとに少なくとも1台のコンピュータが設置され、それら複数のコンピュータがインターネット5に接続されている。
実施例1では、家電機器1のユーザーが電話による修理依頼等の連絡(サービスコール)をした場合を想定したが、この例では家電機器1が異常等を検知したときに、家電機器1(の制御部13)がインターネット5を介して自動的にサービスコールを行う場合を想定している。この場合、制御部13はサービスコールの通信メッセージにGPS受信部11から取得した位置情報を付加して送信する。これによって、最寄の(又は担当の)サービスステーション(又は修理業者)又は修理サービス担当者にサービスコールが転送される。
図4は、実施例2におけるサービスコール転送の手順の例を示すフローチャートである。例えば、あるサービスステーションのコンピュータ7がサービスコールを受信し、別のサービスステーション又は修理業者又は修理サービス担当者のコンピュータ8にサービスコールを転送する場合の手順を示している。
家電機器1の制御部13は、異常検知等のイベントが発生すると、予め登録(記憶)されているIPアドレスに対して通信部12を介してサービスコールを送信する(ステップ#251)。このとき、GPS受信部11から取得された位置情報をサービスコールの通信メッセージに付加して送信する。
ステップ#201で家電機器1からのサービスコールを受信したサービスステーションのコンピュータ7は、そのサービスコールに付加されている位置情報をチェックし(ステップ#202)、その位置情報に最も近い(又はその位置情報が属するエリアが担当の)サービスステーション又は修理業者をデータベースから検索する(ステップ#203)。あるいは、修理サービス担当者が、携帯端末等により手動又は自動で自分の位置をサービスステーションのコンピュータに一定時間毎に送信し(このステップは図4では省略されている)、コンピュータ7は上記の位置情報に最も近い修理サービス担当者を検索する。そして、検索結果のサービスステーション又は修理業者のコンピュータ8(又は修理サービス担当者の携帯端末等)にサービスコールを転送する(ステップ#204)。もちろん、検索結果のサービスステーション又は修理業者が自分である場合、すなわちサービスコールを受信したサービスステーションが当該位置情報に最も近い(又はその位置情報が属するエリアの担当である)場合は、この転送処理は不要である。
最後に、コンピュータ7は検索結果である最寄(又は担当)サービスステーション又は修理業者の情報を家電機器1へ送信し(ステップ#205)、家電機器1はこの情報を受信する(ステップ#252)。これにより、家電機器1の制御部13は、登録(記憶)されているサービス連絡先のIPアドレスの更新登録を行うことができる。
本実施例によれば、家電機器1が送信するサービスコールに付加された自分の位置情報に基づいて、サービスステーションのコンピュータが自動的に最寄(又は担当)サービスステーション又は修理業者を検索してサービスコールの転送や家電機器1への通知を行う。したがって、例えば家電機器1のユーザーの引っ越し等によってその設置場所が移動した場合や、サービスステーション等の移動や組織変更が生じたような場合であっても、ユーザーやサービス担当者が手動による登録変更をしなくても、自動的に適切なサービスステーションへサービスコールが転送される。さらに、連絡先の登録変更が自動的に行われる。これにより、迅速なサービス対応と省力化に寄与することができる。
図5は、実施例3に係るGPS機能を有する家電機器と、そのGPS機能活用システムの概略構成図である。この実施例における家電機器1は、実施例1における家電機器1の構成に加えて、メモリー15、表示部16及び切替スイッチ17を備えている。メモリー(記憶手段)15は、GPS受信部11によって取得された位置情報の履歴を記憶するためのものであり、表示部16はそれを表示するためのものである。家電機器1のユーザーは、必要に応じて、メモリー15に記憶された位置情報の履歴をメモリー15から読み出して表示部16に表示させることができる。もちろん、現在の位置情報のみを表示させることもできる。他の機器からの送信要求に応じて、位置情報の履歴をメモリー15から読み出して他の機器に送信することも可能である。
切替スイッチ17は、他の機器から送信要求があったときに位置情報(又はその履歴)を送信するか否かをユーザーが選択できるようにするためのスイッチである。すなわち、制御部13は通信部12を介して位置情報送信要求を受信したときに無条件で位置情報(又はその履歴)を送信するのではなく、切替スイッチ17が送信可の切替位置にあるときだけ送信する。切替スイッチが送信不可の切替位置にある場合は、位置情報送信要求を無視するか、送信不可の応答を返す。
これにより、ユーザーの意向に反して家電機器1の位置情報が送信される(情報が漏れる)ことが回避される。なお、切替スイッチ17を設ける代わりに、ソフトウェアによってそのような送信の可否を示すフラグをユーザーが設定し、登録できるようにしてもよい。
本実施例のシステムでは、実施例1と同様に、家電機器1の通信部12は無線ルーター2を介してインターネット5に接続することができる。また、参照番号9は、家電機器1の製造業者や販売業者、又はその代理業者に設定された顧客管理用コンピュータである。本実施例のシステムでは、顧客管理用コンピュータ9が、インターネットを介して各ユーザーの家電機器1と通信を行い、その位置情報(又はその履歴)を取得することができる。
図6は、実施例3における家電機器の位置情報活用の手順を示すフローチャートである。顧客管理用コンピュータ9は、ステップ#301において、対象となる家電機器1のIPアドレスを指定して位置情報(履歴)送信要求を送信する。家電機器1(の制御部13)はステップ#351で位置情報(履歴)送信要求を受信すると、ステップ#352で送信可か否かのチェックをする。すなわち、上述のように、ユーザーが設定する切替スイッチ17等の切替状態が送信可になっているか、それとも送信不可になっているかをチェックする。この例では、送信不可の場合(No)は終了する(送信要求を無視する)が、送信不可の応答を顧客管理用コンピュータ9に返すようにしてもよい。
ステップ#352で送信可である場合に制御部13は、ステップ#353で位置情報(又はその履歴)をメモリー15から読み出す。続くステップ#354で制御部13は、顧客管理用コンピュータ9のIPアドレスを指定し、読み出された位置情報(又はその履歴)を送信する。顧客管理用コンピュータ9は、ステップ#302で家電機器1からの位置情報(又はその履歴)を受信し、その情報にしたがってステップ#303で顧客情報の登録(更新)や集計を行う。
本実施例によれば、インターネット5に接続された顧客管理用コンピュータ9が、各ユーザーの家電機器1の位置情報を自動的に入手することができるので、顧客管理やマーケティングのためのデータを取得し、集計することが容易になる。但し、家電機器1のユーザーが切替スイッチ17等の切替設定により、情報の送信を拒否することが可能であるので、不用意な情報の漏洩を防ぐことが可能である。なお、IPV6アドレスと共に製造シリアル番号等の情報を家電機器1から顧客管理用コンピュータ9に送信するようにしてもよい。なお、IPV6プロトコルでは全ての家電機器に固有のIPアドレスを付与することができるので、IPアドレスに製造シリアル番号を兼ねさせることも可能である。
以上、本発明のいくつかの実施例及び変形例について説明したが、本発明はこれらの実施例や変形例に限らず、種々の形態で実施することができる。例えば、家電機器1のGPS受信部11は必ずしも家電機器1に内蔵されている必要はなく、家電機器1の外部に設けられていてもよいことを説明したが、更に、家電機器1の近くに置かれた別の家電機器のGPS機能を使用して家電機器1の制御部13が位置情報を取得できるようにしてもよい。また、家電機器1のGPS機能によって取得された位置情報は、インターネット5を介して離れた場所の機器に送信される利用形態だけでなく、例えば家庭内に設置されたパーソナルコンピュータに送信し、パーソナルコンピュータが個人認証等のために位置情報を利用する形態も可能である。位置情報の改竄を確実に防ぐことができれば、例えばインターネット上での取引において個人認証のための情報として有効に使用することが可能である。
実施例1に係るGPS機能を有する家電機器と、そのGPS機能活用システムの概略構成図である。 ナビゲーションシステム端末が家電機器の位置情報を取得する手順の例を示すフローチャートである。 実施例2に係るGPS機能を有する家電機器と、そのGPS機能活用システムの概略構成図である。 実施例2におけるサービスコール転送の手順の例を示すフローチャートである。 実施例3に係るGPS機能を有する家電機器と、そのGPS機能活用システムの概略構成図である。 実施例3における家電機器の位置情報活用の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 家電機器
3 ナビゲーションシステム機器
5 インターネット(通信ネットワーク)
7,8 コンピュータ
9 顧客管理用コンピュータ
11 GPS受信部(GPS手段)
12 通信部(通信手段)
13 制御部(制御手段)
15 メモリー(記憶手段)
16 表示部(表示手段)
17 切替スイッチ

Claims (1)

  1. 外部の情報端末機器との間で直接又は通信ネットワークを介して情報の授受を行うための通信手段と、地球上の位置情報を取得するためのGPS手段と、予め記憶されたプログラムに従って前記通信手段及び前記GPS手段を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記通信手段を介して受信した他の機器からの位置情報送信要求に応じて、前記GPS手段によって取得した位置情報を前記他の機器に送信するように構成されている家電機器において、
    前記GPS手段によって取得した位置情報の履歴を記憶するための記憶手段と、
    前記記憶手段から読み出した位置情報の履歴を表示する表示手段と、
    前記他の機器からの位置情報送信要求に対して前記位置情報の履歴を当該他の機器に送信するか否かをユーザーが選択するための切替スイッチとを備え、
    前記制御手段は、前記切替スイッチが送信可の切替位置にあるときだけ、前記他の機器からの位置情報送信要求に応じて、前記位置情報の履歴を前記記憶手段から読み出して当該他の機器に送信するように制御することを特徴とするGPS機能を有する家電機器。
JP2005111440A 2005-04-07 2005-04-07 Gps機能を有する家電機器 Expired - Fee Related JP4650070B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005111440A JP4650070B2 (ja) 2005-04-07 2005-04-07 Gps機能を有する家電機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005111440A JP4650070B2 (ja) 2005-04-07 2005-04-07 Gps機能を有する家電機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006293567A JP2006293567A (ja) 2006-10-26
JP4650070B2 true JP4650070B2 (ja) 2011-03-16

Family

ID=37414095

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005111440A Expired - Fee Related JP4650070B2 (ja) 2005-04-07 2005-04-07 Gps機能を有する家電機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4650070B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6205769B2 (ja) * 2013-03-14 2017-10-04 株式会社リコー 管理システム、管理装置、プログラム及び管理方法
JP6603023B2 (ja) * 2015-02-09 2019-11-06 東芝ライフスタイル株式会社 情報提供システム
JP6857223B2 (ja) * 2019-10-09 2021-04-14 東芝ライフスタイル株式会社 情報提供システム

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002024366A (ja) * 2000-07-04 2002-01-25 Nec Corp 盗難対策システム
JP2002352025A (ja) * 2001-05-29 2002-12-06 Toshiba Corp 家電品修理対応システム、家庭内通信端末、家電品故障情報通信装置、家電品修理受付サーバー、家電品店データベース、家電品店用通信端末、家電品修理対応方法、家電品修理対応プログラム、それを記録する記録媒体、家電品修理依頼方法、家電品修理依頼プログラム、それを記録する記録媒体、家電品修理受付方法、家電品修理受付プログラム、それを記録する記録媒体、修理可能日時登録方法、修理可能日時登録プログラム、及びそれを記録した記録媒体
JP2003018662A (ja) * 2001-06-18 2003-01-17 Youxun Sci & Technol Co Ltd 無線情報家電システム
JP2003092786A (ja) * 2001-09-18 2003-03-28 Sanyo Electric Co Ltd 異常監視方法、異常監視システム及び家庭用電気製品
JP2004140606A (ja) * 2002-10-17 2004-05-13 Sharp Corp 移動通知装置、機器情報管理装置、通信システム、および移動通知方法
JP2004269188A (ja) * 2003-03-10 2004-09-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 在庫情報サービスシステム
JP2004341853A (ja) * 2003-05-16 2004-12-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 設備管理装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002024366A (ja) * 2000-07-04 2002-01-25 Nec Corp 盗難対策システム
JP2002352025A (ja) * 2001-05-29 2002-12-06 Toshiba Corp 家電品修理対応システム、家庭内通信端末、家電品故障情報通信装置、家電品修理受付サーバー、家電品店データベース、家電品店用通信端末、家電品修理対応方法、家電品修理対応プログラム、それを記録する記録媒体、家電品修理依頼方法、家電品修理依頼プログラム、それを記録する記録媒体、家電品修理受付方法、家電品修理受付プログラム、それを記録する記録媒体、修理可能日時登録方法、修理可能日時登録プログラム、及びそれを記録した記録媒体
JP2003018662A (ja) * 2001-06-18 2003-01-17 Youxun Sci & Technol Co Ltd 無線情報家電システム
JP2003092786A (ja) * 2001-09-18 2003-03-28 Sanyo Electric Co Ltd 異常監視方法、異常監視システム及び家庭用電気製品
JP2004140606A (ja) * 2002-10-17 2004-05-13 Sharp Corp 移動通知装置、機器情報管理装置、通信システム、および移動通知方法
JP2004269188A (ja) * 2003-03-10 2004-09-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 在庫情報サービスシステム
JP2004341853A (ja) * 2003-05-16 2004-12-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 設備管理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006293567A (ja) 2006-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101170825B (zh) 建立与装备有车载信息服务的车辆的数据连接的方法
CN101461187B (zh) 热点位置数据库系统,在该系统中使用的移动终端以及用于创建、维护和更新该系统的方法
US7340217B2 (en) Positional information providing apparatus communication terminal mobile communication terminal and positional information providing method
JPH1094028A (ja) 移動端末および移動通信システム
US20130268139A1 (en) Vehicular remote start system
US20180352583A1 (en) Wireless device connection management
JP2009200644A (ja) 無線基地局の位置登録システム、無線基地局及びgps搭載セルラー端末並びに位置登録方法及び位置情報送信方法
JP2007005892A (ja) 情報配信システム、情報配信方法、無線lan端末、無線lan端末の情報取得方法、アクセスポイント
JP3501013B2 (ja) グループ位置表示装置
JP4650070B2 (ja) Gps機能を有する家電機器
JPH06165246A (ja) 移動無線通信方式
US10383045B2 (en) Wireless service discovery
JP2002077974A (ja) 位置表示システム
JP5488177B2 (ja) 車両用の無線通信システム、車載装置、携帯通信端末、および車両用の無線通信方法
KR20140129567A (ko) 다목적 차량 무선 인식 시스템
JP4205873B2 (ja) 通信モジュール
JP4692637B2 (ja) 通信端末および通信システム
JP2912332B1 (ja) 携帯通信端末の位置検索方法
JP2011091534A (ja) 車両のネットワークシステム
JP2004274587A (ja) 車両用通信システム
KR100488177B1 (ko) 위치정보 제공 시스템 및 방법
JP2004356950A (ja) 無線端末及び無線アクセスシステム
JP2002034080A (ja) 無線携帯端末及び遠隔制御システム
JP4073610B2 (ja) インタネット共通プラットフォームシステム
JP3734874B2 (ja) 無線通信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100817

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101007

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101116

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101129

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4650070

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131224

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees