JP2003092786A - 異常監視方法、異常監視システム及び家庭用電気製品 - Google Patents

異常監視方法、異常監視システム及び家庭用電気製品

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JP2003092786A
JP2003092786A JP2001283090A JP2001283090A JP2003092786A JP 2003092786 A JP2003092786 A JP 2003092786A JP 2001283090 A JP2001283090 A JP 2001283090A JP 2001283090 A JP2001283090 A JP 2001283090A JP 2003092786 A JP2003092786 A JP 2003092786A
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Junichi Todo
淳一 藤堂
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 家庭用電気製品に動作不良等の異常が発生し
た場合に、迅速かつ正確に適切な措置を施す。 【解決手段】 家庭用電気製品の異常を異常監視装置に
より監視する異常監視方法に適用される。この異常監視
方法では、家庭用電気製品において異常が生じかつ送信
指示されたときに当該家庭用電気製品が、当該家庭用電
気製品の異常を監視する異常監視装置に、異常に関する
異常情報を送信する。そして、異常監視装置がこの異常
情報を受信する。これにより、異常監視装置では、家庭
用電気製品に異常が生じた事実、及び異常の内容を把握
することができ、家庭用電気製品に動作不良等の異常が
発生した場合に、迅速かつ正確に適切な措置を施すこと
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異常監視方法、異
常監視システム及び家庭用電気製品に係り、より詳しく
は、家庭用電気製品の状態、特に当該家庭用電気製品の
異常の発生を監視することができる異常監視方法、異常
監視システム及び当該家庭用電気製品に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】冷蔵
庫、空気調和機、電子レンジ等の家庭用電気製品(以
下、「家電製品」という)に動作不良、故障等の何らか
の異常が発生した場合には、ユーザは当該家電製品を販
売店に持ち込んで修理を依頼したり、所定のサービスセ
ンターに電話等により連絡して修理を依頼することが多
い。特に、サービスセンターへ修理を依頼する場合に
は、ユーザから動作状態や故障状態を聞いたオペレータ
が、当該動作状態等をサービスマンに伝え、サービスマ
ンがその状態をおおまかに把握した上でユーザの家に出
向いて、その動作状態から動作不良や故障の原因を解析
し、修理する等の処置を行う。
【0003】しかしながら、メーカによる修理やサービ
スマンによる修理を必要とする異常に対しては、迅速な
対応が要求されるものの、ユーザがオペレータに動作状
態を正しく説明できない場合には、サービスマンが異常
の状態を正しく把握できず、動作不良や故障の原因を解
析するのに長い時間を要し、修理に時間を要することが
ある。また、ユーザがサービスセンターに連絡する場合
には、まず電話番号を調べなければならず、更に電話を
してもつながらない場合や、日時によってはサービスセ
ンターが業務を行っていない場合もあり、ユーザとサー
ビスセンターとの間の連絡が迅速に行われない場合があ
る。
【0004】本発明は上記事実に鑑みて成されたもので
あり、家庭用電気製品に動作不良等の異常が発生した場
合に、迅速かつ正確に当該家庭用電気製品の異常を通知
することができる異常監視方法、異常監視システム及び
家庭用電気製品を提供するとことを目的とする。また、
本発明は、家庭用電気製品に動作不良等の異常が発生し
た場合に、迅速かつ正確に適切な措置を施すことができ
る異常監視方法、異常監視システム及び家庭用電気製品
を提供することをも目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の異常監視方法は、家庭用電気製品
の異常を異常監視装置により監視する異常監視方法であ
って、前記家庭用電気製品において異常が生じかつ送信
指示されたときに当該家庭用電気製品から送信された当
該異常に関する異常情報を前記異常監視装置が通信回線
を介して受信し、前記異常監視装置が受信した前記家庭
用電気製品からの異常情報に基づいて当該異常情報に対
応する提示情報を提示する、ことを特徴としている。
【0006】請求項1に記載の異常監視方法は、家庭用
電気製品の異常を異常監視装置により監視する異常監視
方法に適用される。この異常監視方法では、家庭用電気
製品において異常が生じかつ送信指示されたときに当該
家庭用電気製品が、当該家庭用電気製品の異常を監視す
る異常監視装置に、異常に関する異常情報を送信する。
そして、異常監視装置がこの異常情報を受信する。これ
により、異常監視装置では、家庭用電気製品に異常が生
じた事実、及び異常の内容を把握することができる。こ
こで、異常情報には、異常が発生した部品、異常の内容
等を含めることができる。異常監視装置では、異常情報
の受信を受けて、当該異常情報に対応する提示情報を提
示する。この提示情報は、例えば異常情報と当該電気製
品の所有者、設置位置等に関する情報を含めることがで
きる。提示情報の提示は、例えば異常監視装置に接続さ
れたディスプレイなどに提示する構成とすることもで
き、異常監視装置から家庭用電気製品を修理可能なサー
ビスセンター等の所定の機関に送信することで提示する
構成とすることもできる。なお、提示情報を提示を受け
た場合には、例えば所定のサービスマンが当該家庭用電
気製品の修理に出向いたり、もしくは対処方法を連絡す
ることができる。これにより、家庭用電気製品に動作不
良等の異常が発生した場合に、迅速かつ正確に適切な措
置を施すことができる。
【0007】また、請求項2に記載の異常監視方法は、
請求項1に記載の異常監視方法において、前記異常監視
装置は、前記異常情報に応じて前記異常情報の送信元に
対して前記異常に対する対応を示す監視情報を送信す
る。
【0008】請求項2に記載の異常監視方法では、提示
情報が提示された場合に、異常情報に応じて、異常情報
の送信元に対して、異常に対する対応を示す監視情報を
送信する。これは、例えば家庭用電気製品の異常状態が
修理を必要とする場合には、修理に出向く旨、出向く時
期がいつ頃になるか、出向く間に家庭用電気製品の所有
者がなすべきこと等の情報を監視情報とすることがで
き、また、修理を要しない場合には、家庭用電気製品の
所有者の採り得る措置等の情報を監視情報とすることが
できる。
【0009】請求項3に記載の異常監視方法は、請求項
1又は請求項2に記載の異常監視方法において、前記異
常情報と共に、前記家庭用電気製品の所有者を識別する
識別情報及び前記家庭用電気製品の設置位置を示す位置
情報の少なくとも1つを受信する。
【0010】請求項3に記載の異常監視方法では、前記
異常情報と共に前記家庭用電気製品の所有者を識別する
識別情報及び家庭用電気製品の設置位置を示す位置情報
の少なくとも一つを受信する。所有者の識別情報には、
所有者の氏名、所有者の電話番号、異常監視方法により
管理される者であることを示すための識別番号等を含め
ることができる。また、設置位置の位置情報には、例え
ば設置位置の郵便番号、住所等のデータを含めることが
できる。このような識別情報及び位置情報を受信するこ
とで、より迅速に何れの家庭用電気製品に異常が生じた
のか、を把握することができる。
【0011】請求項4に記載の異常監視方法は、請求項
1乃至請求項3の何れか1項に記載の異常監視方法にお
いて、前記家庭用電気製品では、前記異常を報知する報
知手段と、前記送信指示を行うための指示手段を備え、
前記指示手段により送信指示が行われたときに、前記異
常情報が送信される。
【0012】請求項4に記載の異常監視方法は、家庭用
電気製品が異常を報知する報知手段を備えている。報知
手段には、例えば異常状態を表示する表示手段や、以上
の状態を音声、警告音等により報知する音声発生手段、
LED等の発光、点滅などにより報知する光源等の各報
知手段を適用することができる。また、家庭用電気製品
は、異常情報の送信指示を行うための指示手段を備えて
いる。指示手段としては、所定のボタン、スイッチ等を
適用することができ、これらのボタン、スイッチを押圧
することで送信指示がなされ、異常情報が異常監視装置
に送信される。従って、報知手段により家庭用電気製品
の異常に気が付いた場合には、指示手段により異常情報
を異常監視装置に送信することができる。なお、指示手
段への送信指示は、異常が報知されなくとも、家庭用電
気製品の所有者が自ら異常に気がついた場合にも行うこ
とができる。
【0013】請求項5に記載の異常監視方法は、請求項
1乃至請求項4の何れか1項に記載の異常監視方法にお
いて、前記家庭用電気製品を、冷蔵庫、空気調和機、テ
レビ及び洗濯機の少なくとも1つとしている。従って、
請求項5に記載の異常監視方法によれば、冷蔵庫、空気
調和機、テレビ及び洗濯機において異常が発生した際に
異常情報を異常監視装置に送信することができる。
【0014】請求項6に記載の家庭用電気製品は、異常
が生じた場合に異常情報を報知する報知手段と、前記異
常情報に関係する情報の送信指示を行うための指示手段
と、前記指示手段により送信指示されたときに、前記異
常情報に関係する情報を所定の異常監視装置に送信する
送信手段と、を備えている。
【0015】請求項6に記載の家庭用電気製品は、異常
を報知する報知手段を備えている。報知手段には、例え
ば異常状態を表示する表示手段や、以上の状態を音声、
警告音等により報知する音声発生手段、LED等の発
光、点滅などにより報知する光源等の各報知手段を適用
することができる。また、家庭用電気製品は、異常情報
の送信指示を行うための指示手段を備えている。指示手
段としては、所定のボタン、スイッチ等を適用すること
ができ、これらのボタン、スイッチを押圧することで送
信指示がなされ、異常情報が異常監視装置に送信され
る。従って、報知手段により家庭用電気製品の異常に気
が付いた場合には、指示手段により異常情報を異常監視
装置に送信することができる。なお、指示手段への送信
指示は、異常が報知されなくとも、家庭用電気製品の所
有者が自ら異常に気がついた場合にも行うことができ
る。
【0016】請求項7に記載の家庭用電気製品は、請求
項6に記載の家庭用電気製品において、前記異常監視装
置から送信された異常情報に対応する所定の情報を受信
する受信手段を更に備えている。所定の情報には、監視
装置からの監視情報、家庭用電気製品に対する対処に関
する情報、家庭用電気製品の修理時期、メンテナンス時
期の情報等を含めることができる。
【0017】請求項8に記載の家庭用電気製品は、請求
項6又は請求項7に記載の家庭用電気製品において、冷
蔵機能及び冷凍機能の少なくとも一方の機能を更に備え
ている。従って、請求項7の家庭用電気製品は、所謂冷
凍庫又は冷蔵庫として機能する。
【0018】請求項9に記載の異常監視システムは、異
常が生じた場合に異常情報を報知する報知手段、前記異
常情報に関係する情報の送信指示を行うための指示手
段、及び前記指示手段により送信指示されたときに前記
異常情報に関係する情報を送信する異常情報送信手段、
を備えた家庭用電気製品と、前記家庭用電気製品から送
信された異常情報を受信する受信手段、を備えた異常監
視装置とを含んで構成される。従って、請求項9の異常
監視システムでは、上記請求項1に記載の異常監視方法
を実行することができる。
【0019】また、請求項10に記載の異常監視システ
ムは、請求項9に記載の異常監視システムにおいて、前
記異常監視装置は、前記異常に対する対応を示す監視情
報を前記異常情報の送信元に送信する情報送信手段を更
に備えており、請求項11に記載の異常監視システムで
は、請求項9又は請求項10に記載の異常監視ステムに
おいて、前記家庭用電気製品は、前記異常監視装置から
送信された異常情報に対応する情報を受信する受信手段
を更に備えている。従って、監視装置の送信手段により
送信された異常情報を家庭用電気製品の受信手段画受信
することで、本請求項10又は請求項11に記載の異常
監視システムでは、上記請求項2に記載の異常監視方法
を実行することができる。
【0020】請求項12に記載の異常監視システムは、
請求項9乃至請求項11の何れか1項に記載の異常監視
システムにおいて、前記家庭用電気製品は、前記異常情
報送信手段により当該家庭用電気製品の所有者を識別す
る識別情報及び当該家庭用電気製品の設置位置を示す位
置情報の少なくとも1つを更に送信し、前記異常監視装
置は、前記受信手段により前記家庭用電気製品から送信
された前記識別情報及び前記位置情報の少なくとも一つ
を更に受信する。従って、このような識別情報及び位置
情報を受信することで、より迅速に何れの家庭用電気製
品に異常が生じたのか、を把握することができ、本請求
項12によれば、上記請求項3に記載の異常監視方法を
実行することができる。
【0021】請求項13に記載の異常監視システムは、
請求項9乃至請求項12の何れか1項に記載の異常監視
システムにおいて、前記家庭用電気製品を、冷蔵庫、空
気調和機、テレビ及び洗濯機の少なくとも1つとしてい
る。従って、冷蔵庫、空気調和機、テレビ及び洗濯機に
おいて異常が発生した際に異常情報を異常監視装置に送
信することができ、本請求項13によれば、上記請求項
5の異常監視方法を実行することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について詳細に説明する。まず、図1を参照
して、本実施の形態に係る異常監視システム10の構成
を説明する。
【0023】同図に示すように、本実施の形態に係る異
常監視システム10は、異常監視システム10を運営す
る異常監視センターが所有するサーバ20と、冷蔵庫等
家電製品の修理やメンテナンス等の各種サービスを行う
サービスセンターが所有する端末装置60と、が各々モ
デム、ルータ、TA(Terminal Adapter)等の接続装置
70を介してネットワーク12に接続されると共に、後
述するPHS(Personal Handy-phone System)チップ
40を介してネットワーク12に接続された装置と通信
可能とされ、かつ各個人の自宅内に設置される本発明の
家庭用電気製品としての冷蔵庫44を含んで構成されて
いる。
【0024】なお、上記異常監視センターは、家電製品
に動作不良、故障等の異常が発生した場合に、当該家電
製品から送信された当該異常に関する異常情報に基づい
て当該異常への対処方法を提示したり、サービスセンタ
ーに対して必要に応じてサービスマンを派遣するための
指示情報を通知する。
【0025】以下の説明では、ネットワーク12として
インターネットを適用した場合について説明する。この
場合、サーバ20はWWW(World Wide Web)サーバと
して機能し、端末装置60はWWWクライアントとして
機能する。
【0026】すなわち、端末装置60はWWWブラウザ
がインストールされており、このWWWブラウザを起動
することにより、ネットワーク12を介してサーバ20
に任意にアクセスすることができる。このとき、アクセ
ス位置はURL(Uniform Resource Locator)で指定さ
れる。なお、端末装置60の識別には、IP(Internet
Protocol)アドレスが用いられるが、URL等の他の
位置指定のコードを用いてもよい。
【0027】サーバ20、端末装置60の各々には、各
種情報を入力するためのキーボード、マウス等の入力装
置、各種メニュー画面や処理結果等を表示するためのデ
ィスプレイ、及び各種情報を印刷するプリンタが備えら
れている。なお、このハードウェア構成は、一般的なも
のであるので、ここでの詳細な説明は省略する。
【0028】一方、ネットワーク12には、各国又は各
地域の電話会社が構築・提供する公衆電話網18がゲー
トウェイ・システム80によって相互接続されている。
なお、公衆電話網18には、例えば、PSTN(Public
Switched Telephone Network)やISDN(Integrate
d Service Digital Network)が含まれる。
【0029】また、電話網として、さらに、PHS形式
の無線電話網18Aを含んでいる。なお、無線電話網1
8Aは、不図示の携帯電話機や、冷蔵庫44等の家電製
品に対するデータの送受信機能、発信番号の認証機能、
位置特定機能等の機能サービスを提供できる。すなわ
ち、本実施の形態に係る冷蔵庫44は、PHS形式の携
帯電話機と同様の通信プロトコルで無線電話等18Aを
介したデータ通信を行うことができるPHSチップ40
を備えている。従って、冷蔵庫44は、携帯電話機と同
様に無線電話網18Aを介したデータ通信が可能なよう
に構成されており、各家電製品毎に固有の番号が予め付
与されている。
【0030】図2には、サーバ20における本発明に特
に関係する部分の電気系の構成が示されている。同図に
示すように、サーバ20は、サーバ20全体の動作を司
る制御部22と、ネットワーク12を介して外部との各
種情報の授受を行う入出力ポート24と、各種データベ
ースやプログラム等を記憶するためのハードディスク2
6と、がバスBus1を介して相互に接続されて構成さ
れている。従って、制御部22は、入出力ポート24を
介してネットワーク12に接続された装置との間で各種
情報の授受を行うことができると共に、ハードディスク
26に対する各種情報の書き込み及びハードディスク2
6に書き込まれている各種情報の読み出しを行うことが
できる。
【0031】ハードディスク26には、各種データベー
スを記憶するためのデータベース領域と、サーバ20を
制御するための制御プログラムや各種処理を行うための
プログラム等を記憶するための領域であるプログラム領
域と、が設けられている。
【0032】なお、上記データベース領域には、各個人
宅に設置された冷蔵庫44に関する情報(当該冷蔵庫4
4の所有者の氏名、製造メーカ名、機種名、製造番号、
及び冷蔵庫44のユーザID(Identification)の各情
報等)を記憶するための家電管理データベース、冷蔵庫
44の異常に関する異常情報を記憶するための異常デー
タベース、サービスセンターに関する情報(サービスセ
ンターの所在地、所有する端末装置60のIPアドレ
ス、サービスセンターからの通知に応じた情報等)を記
憶するためのセンター情報管理データベースが含まれて
いる。
【0033】続いて、図3には、冷蔵庫44における本
発明に特に関係する部分の電気系の構成が示されてい
る。
【0034】同図に示すように、冷蔵庫44の電気系
は、冷蔵庫44全体の動作を司るCPU(中央演算処理
装置)81と、各種プログラムや各種パラメータ等が記
憶されたROM82と、各種プログラムの実行時におけ
るワークエリア等として用いられるRAM83と、PH
Sチップ40を介してサーバ20等とデータ通信を行う
際に所定の通信プロトコルに対応した通信制御を行う通
信制御部84と、各種情報を表示するためのディスプレ
イ85と、後述する異常情報をサーバ20に送信する際
に押圧操作されるスイッチ86と、とがBus2を介し
て相互に接続されて構成されている。また、冷蔵庫44
には、PHS形式の携帯電話機と同様の通信プロトコル
で無線電話網18Aを介したデータ通信を行う機能を有
するPHSチップ40が接続されている。なお、冷蔵庫
44には、図3に示した電気系を駆動するための電源
(図示省略)が内蔵されている。
【0035】ROM82には、冷蔵庫44の所有者のユ
ーザID、製造メーカ名、機種名、製造番号等の当該冷
蔵庫44に関する各種データが記憶された冷蔵庫データ
領域と、冷蔵庫44の異常に関する異常情報等のデータ
が記憶された異常データ領域と、ディスプレイ85に表
示する情報や表示画面に関する表示データが記憶された
表示データ領域、冷蔵庫44を制御するための制御プロ
グラムや各種処理を行うためのプログラム等が記憶され
たプログラム領域、とが含まれている。なお、図4、図
5に示すようにディスプレイ85は、冷蔵庫44の外部
に設けられ、ディスプレイ85の近傍にスイッチ86が
設けられている。
【0036】上記ユーザIDは、ユーザ(冷蔵庫44の
所有者)が異常監視システム10を利用すべく異常監視
センターの運営会社と契約を締結する際に各ユーザ毎に
付与されるものであり、異常監視センターの管理下にあ
るユーザであることを識別するためのものである。ま
た、上記異常データ領域には、冷蔵庫44にサービスセ
ンターへの連絡が必要であると想定される程度の故障、
動作不良等の各異常の状態と、その原因、対処方法等に
関するデータが異常情報として格納されている。なお、
冷蔵庫44の上記異常には、例えば冷蔵庫44に設けら
れたコンプレッサの故障や、冷媒の漏れ、水漏れ(霜取
り水がたまってドレイン板から溢れた場合等)、漏電、
オーバーロードなどがある。
【0037】なお、PHSチップ40は、無線電話網1
8Aの基地局との間で通常のPHS電話機と同様の手順
によって自己の設置位置を示す位置情報の登録要求を行
うための通信を行うことにより、公衆電話網18に設け
られた不図示の位置情報データベースに上記位置情報を
登録している。そこで、本実施の形態では、当該位置情
報を利用して、冷蔵庫44の設置位置を特定するように
している。この位置特定機能によって提供される位置情
報が本発明の位置情報に相当する。
【0038】上記製造メーカ名、機種名、製造番号、ユ
ーザID、異常情報、位置情報等の各情報は、PHSチ
ップ40により、無線電話網18A、ネットワーク12
等を介してサーバ20に送信されるものである。サーバ
20では、前記送信された各情報をハードディスク26
の家電管理データベースや異常データベースに逐次記録
する。
【0039】なお、上記構成において、サーバ20が本
発明の異常監視装置に、入出力ポート24が本発明の受
信手段及び監視情報送信手段に、ディスプレイ85が本
発明の報知手段に、スイッチ86が本発明の入力手段
に、PHSチップ40が本発明の異常情報送信手段に、
各々相当する。
【0040】次に、本実施の形態に係る異常監視システ
ム10の作用を説明する。まず、図6を参照して、冷蔵
庫44によって実行される異常情報報知処理について説
明する。なお、図6は、当該処理の実行のために冷蔵庫
44のCPU81によって実行される異常情報報知処理
プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、
該プログラムは予めROM82のプログラム領域に記憶
されている。
【0041】同図のステップ100では、当該冷蔵庫4
4にROM82の異常データ領域に記憶されている種類
の動作不良、故障等の異常が発生したか否かを繰り返し
判定し、肯定判定となった場合はステップ102へ移行
する。なお、コンプレッサの故障はモータやシリンダの
動作状態に基づいて異常を検知し、冷媒の漏れやオーバ
ーロードは不図示の温度センサにより検知されるコンプ
レッサの温度上昇に基づいて検知し、水漏れはドレイン
板に設置されたサーミスタにより検知し、漏電は当該漏
電に起因した発火を火災センサにより検知する。
【0042】ステップ102では、発生した異常の種類
に応じた異常情報をROM82の異常データ領域から読
み出し、次のステップ104で、ディスプレイ85に当
該異常情報を表示した後に本プログラムを終了する。な
お、図8(A)には、上記ステップ104の処理によっ
てディスプレイ85に表示された画面の一例(コンプレ
ッサが故障した場合の一例)を示した。
【0043】本異常情報報知処理により、冷蔵庫44に
異常が発生した場合に、異常情報をディスプレイ85に
表示することで冷蔵庫44のユーザに対して当該冷蔵庫
44の異常を報知し、これに気が付いたユーザが修理の
依頼等何らかの対処を行うことができるようにしてい
る。本発明では、ディスプレイ85に表示された異常情
報にユーザが気が付いた場合に、ユーザはディスプレイ
85の近傍に設けられたスイッチ86を押圧することで
当該異常情報が異常監視センター(具体的にはサーバ2
0)に送信されるようになっている。なお、このときユ
ーザは、異常情報の誤送信を回避するため、スイッチ8
6を複数回押圧する、又は所定の時間押圧し続けること
で異常情報の送信が許可される構成とすることが望まし
い。
【0044】次に、図7を参照して、冷蔵庫44によっ
て実行される異常情報送信処理について説明する。な
お、図7は、冷蔵庫44に設けられたスイッチ86が押
圧された場合に、冷蔵庫4のCPU81によって実行さ
れる異常情報送信処理プログラムの処理の流れを示すフ
ローチャートであり、該プログラムは予めROM82の
プログラム領域に記憶されている。
【0045】なお、スイッチ86が押圧され、PHSチ
ップ40を介した異常監視センターのサーバ20への接
続を開始した場合には、接続を開始した旨がユーザに報
知される。図8(B)には、ディスプレイ85に冷蔵庫
44が異常監視センターへ接続中である旨を表示した場
合の一例を示した。
【0046】まず、図7のステップ202では、ユーザ
IDをROM82の冷蔵庫データ領域から読み出して異
常監視センターのサーバ20に送信し、ステップ204
へ移行する。このとき、サーバ20では、受信したユー
ザIDをハードディスク26の家電管理データベースに
記憶されているユーザIDと照合することにより冷蔵庫
44のユーザが異常監視センターの管理下にあるか否か
を判定し、管理下にある場合にのみ冷蔵庫44が異常情
報をサーバ20に向けて送信することを許可する許可信
号を送信元の冷蔵庫44に送信する。なお、このとき、
一例として図8(C)に示すように、ユーザIDを確認
している旨をディスプレイ85に表示してユーザに報知
する。
【0047】ステップ204では、サーバ20からの許
可信号の受信待ちを行い、次のステップ206では、許
可信号を受信したことにより、上記異常情報報知処理に
よって冷蔵庫44のディスプレイ85に表示されている
異常情報(図8(A)参照)をサーバ20に送信する。
また、本ステップ206では、当該異常情報と共にRO
M82に記憶された製造メーカ名、機種名、及び製造番
号の各情報、及び位置特定機能によって取得された位置
情報をもサーバ20に送信する。サーバ20では、これ
らの情報が受信されると、後述する監視情報を送信元の
冷蔵庫44に返信する。なお、これらのデータの送信中
に、一例として、図8(D)に示すように、冷蔵庫44
がデータを送信している旨をディスプレイ85に表示し
てユーザに報知する。
【0048】データの送信が完了すると、ステップ20
8へ移行し、異常監視センターからの回答である監視情
報の受信待ちを行い、次のステップ210で、受信した
監視情報をディスプレイ85に表示した後に、本プログ
ラムを終了する。なお、監視情報の受信待ちを行ってい
る場合には、例えば、図8(E)のような表示を行うこ
とでその旨を報知する。また、上記ステップ210によ
るディスプレイ85への表示例を図8(F)に示した。
【0049】このように、本異常情報送信処理では、冷
蔵庫44に異常が生じていることがディスプレイ85に
表示されている場合や、ユーザ自身が異常を察知した場
合に、スイッチ86を押圧することのみによって、直ち
に異常監視センターに当該異常に関する異常情報を通知
することができるようにしている。なお、スイッチ86
を複数回(例えば2回)押圧するようにすることで、無
意識にスイッチ86に触れた場合等の誤操作によって誤
って異常監視センターに連絡してしまうことを回避でき
る。
【0050】次に、図9を参照して、サーバ20によっ
て実行される異常監視処理について説明する。なお、図
9は、何れかの冷蔵庫44からユーザIDが受信された
際に、サーバ20の制御部22によって実行される異常
監視処理プログラムの処理の流れを示すフローチャート
であり、本プログラムは予めハードディスク26のプロ
グラム領域に記憶されている。
【0051】同図のステップ302では、本プログラム
の実行に当り受信したユーザIDに基づいてユーザID
の送信元の冷蔵庫44のユーザが当該異常監視センター
の管理下にあり、異常監視センターによって動作不良等
の異常が監視されるユーザであるか否かを判定する。こ
の判定が否定判定された場合には、ステップ316へ移
行し、異常情報の受信を許可しない旨の信号である不許
可信号を送信元の冷蔵庫44に送信した後に本プログラ
ムを終了する。一方、ステップ302の判定が肯定判定
された場合には、ステップ304において、上記異常情
報の受信を許可する許可信号を送信元の冷蔵庫44に送
信する。
【0052】次のステップ306では、異常情報の送信
を許可された冷蔵庫44からの所定のデータを受信待ち
を行う。ここで、上記所定のデータは、上記異常情報送
信処理のステップ206の処理により冷蔵庫44から送
信されたデータに相当するものである。
【0053】次のステップ308では、上記ステップ3
06において受信したデータに含まれる位置情報に基づ
いて、冷蔵庫44の設置位置に最も近い地域に在るサー
ビスセンターのIPアドレスをハードディスク26のセ
ンター情報管理データベースから検索する。そしてステ
ップ310では、ステップ308で検索されたIPアド
レスに向けて、冷蔵庫44から受信した異常情報、製造
メーカ名、機種名、製造番号と共に、ユーザIDに基づ
いてハードディスク26の家電管理データベースから読
み出されたユーザの氏名等を送信する。なお、当該デー
タを受信したサービスセンターでは、当該データを受信
したことの確認情報と共に、サービスマンが直ちに修理
に出向くことができるか否かや、サービスマンが到着す
るまでにユーザが行うべき対処方法等を示す情報を異常
監視センターに監視情報として送信する。
【0054】次のステップ312では、サービスセンタ
ーからの監視情報を受信待ちを行い、次のステップ31
4へ移行し、ステップ314では、監視情報を該当する
ユーザの冷蔵庫44に送信し、その後に本プログラムを
終了する。
【0055】本異常監視処理により、監視対象の冷蔵庫
44の異常情報を受信した異常監視センターが冷蔵庫4
4の設置位置に最寄のサービスセンターへ当該冷蔵庫4
4に何らかの異常があることを迅速に通知することがで
きる。
【0056】以上詳細に説明したように、本実施の形態
に係る異常監視システム10では、まず、冷蔵庫44
が、自己に異常が生じた場合にユーザにこれを報知し、
異常の報知に気が付いたユーザが指示操作を行うことで
PHSチップ40から冷蔵庫44に関する異常情報や冷
蔵庫44の設置位置を示す位置情報を送信することがで
き、所定の冷蔵庫44に異常が発生していることを異常
監視センターに通知することができる。異常監視センタ
ーでは、これらの情報を受信して、最寄のサービスセン
ターに通知することで、当該サービスセンターに対して
冷蔵庫44に異常が生じたことを迅速かつ正確に通知す
ることができる。そして、このサービスセンターへの通
知は、ユーザによる指示操作に応じて行われるものであ
るので当該通知があったことでユーザが自宅、すなわち
冷蔵庫44の設置位置に居ることが明確となり、時間帯
によっては直ちにサービスマンを派遣することが可能と
なり、延いては冷蔵庫44の修理を迅速に行うことが可
能となる。すなわち、冷蔵庫等家電製品のメーカは迅速
で且つ正確な家電製品の修理等のサービスを提供するこ
とができる。
【0057】なお、本実施の形態では、冷蔵庫44とサ
ーバ20との間の通信PHSチップ40を介して無線で
行う構成としたが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、例えば、冷蔵庫44をホームネットワーク等のL
AN(Local Area Network)に接続し、このLANを介
して通信を行う構成としても良い。
【0058】図10には、ホームネットワークを介して
通信を行う場合の異常監視システム90が示されてい
る。同図に示すように、この異常監視システム90は、
異常監視システム90を運営する異常監視センターが所
有するサーバ20と、冷蔵庫等家電製品の修理やメンテ
ナンス等の各種サービスを行うサービスセンターが所有
する端末装置60と、が各々モデム、ルータ、TA等の
接続装置70を介してネットワーク12に接続されると
共に、異常監視システム90を利用する複数の顧客の自
宅内において構築されたホーム・ネットワーク14がネ
ットワーク12に接続されて構成されている。
【0059】なお、ホーム・ネットワーク14として、
エコーネットを適用することもできる。ここで、エコー
ネットとは、伝送メディアとして電灯線及び無線を使用
することにより、配線工事を不要とすると共に、低コス
トで既築住宅に構築することができるネットワークであ
る。この場合、一例として図10に示すように、各顧客
の住宅内に既設の電灯線16を介して、ネットワーク1
2と接続されるゲートウェイ・システム42と、冷蔵庫
44、エアコン46等の各種家電製品と、コントローラ
50と、が接続されて構成される。従って、冷蔵庫4
4、エアコン46等の電灯線16に接続された各種家電
製品は、コントローラ50によって作動を制御すること
ができる。従って、各家電製品は、コントローラ50、
ゲートウェイシステム42、ネットワーク12等を介し
て、相互通信によりサーバ20との間で通信可能となっ
ている。
【0060】また、本実施の形態では、PHSチップ4
0を利用して冷蔵庫44の設置位置を特定する場合につ
いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、例えば、GPS(Global Positioning System)を利
用して冷蔵庫等家電製品の設置位置を特定する形態や、
家電製品から所定周波数の電波を発信させて当該電波の
発信元を特定することにより家電製品の設置位置を特定
する形態等の、家電製品の位置を特定することができる
あらゆる形態を適用することができる。
【0061】GPSを利用する場合は、本実施の形態に
比較してコストが上昇するが、家電製品の設置位置を高
精度に特定することができるようになる。また、所定周
波数の電波を利用する場合は、本実施の形態に比較して
家電製品の設置位置の特定精度は低下するが、コストは
低減することができる。
【0062】また、本実施の形態では、本発明の家庭用
電気製品として冷蔵庫44を適用した場合について説明
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、エア
コン、テレビ、洗濯機、電子レンジ、オーディオ機器等
のあらゆる家電製品を適用することができることは言う
までもない。この場合にも、本実施の形態と同様の効果
を奏することができる。
【0063】また、本実施の形態では、冷蔵庫のみを監
視の対象とした場合について説明したが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、特に、ホーム・ネットワー
ク14に接続された全家電製品を監視の対象としてもよ
い。
【0064】また、本実施の形態において説明した各処
理プログラムの処理の流れ(図6、図7、図9参照)は
一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において
適宜変更可能であることは言うまでもない。
【0065】
【発明の効果】本発明に係る異常監視方法及び異常監視
システムによれば、家庭用電気製品により当該家庭用電
気製品に異常が生じた場合に、当該異常に関する異常情
報を報知し、異常情報が報知されたことにより、この異
常情報を異常監視装置に送信するので、家庭用電気製品
に動作不良等の異常が発生した場合に、迅速かつ正確に
当該家庭用電気製品の異常を異常監視装置に通知するこ
とができる、という優れた効果が得られる。
【0066】また、異常監視装置が異常に対する対応を
示す監視情報を家庭用電気製品に送信することで、異常
情報の送信完了の確認と共に家庭用電気製品の異常に対
して迅速かつ正確に適切な措置をとることができる。
【0067】さらに、本発明に係る家庭用電気製品によ
れば、報知手段に当該家庭用電気製品お異常を報知する
ので当該家庭用電気製品の所有者からすれば、当該異常
を早期に認識することができ、入力手段により異常情報
の送信指示を行うことで所定の異常監視装置に当該異常
を通知することができると共に、迅速かつ適切な措置を
施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る異常監視システム1
0の全体構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る異常監視システム1
0におけるサーバ20の電気系の構成を示すブロック図
である。
【図3】本発明の実施の形態に係る冷蔵庫44の電気系
の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る冷蔵庫44の外観及
び構成を示す斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る冷蔵庫44のディス
プレイ85及びスイッチ86の配置関係を示す正面図で
ある。
【図6】本発明の実施の形態に係る異常情報報知処理プ
ログラムの処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態に係る異常情報送信処理プ
ログラムの処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】本発明の実施の形態に係る冷蔵庫44のディス
プレイ85に表示される異常報知画面、接続中画面、ユ
ーザID確認画面、データ送信画面、回答待ち画面、及
び回答表示画面を示す概略説明図である。
【図9】本発明の実施の形態に係る異常監視処理プログ
ラムの処理の流れを示すフローチャートである。
【図10】本発明の他の実施の形態に係る異常監視シス
テム90の全体構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 異常監視システム 18 公衆電話網 18A 無線電話網 20 サーバ 24 入出力ポート 40 PHSチップ 44 冷蔵庫 84 通信制御部 85 ディスプレイ 86 スイッチ 90 異常監視システム
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 ZEC G06F 17/60 ZEC

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 家庭用電気製品の異常を異常監視装置に
    より監視する異常監視方法であって、 前記家庭用電気製品において異常が生じかつ送信指示さ
    れたときに当該家庭用電気製品から送信された当該異常
    に関する異常情報を前記異常監視装置が通信回線を介し
    て受信し、 前記異常監視装置が受信した前記家庭用電気製品からの
    異常情報に基づいて当該異常情報に対応する提示情報を
    提示する、 ことを特徴とする異常監視方法。
  2. 【請求項2】 前記異常監視装置は、前記異常情報に応
    じて前記異常情報の送信元に対して前記異常に対する対
    応を示す監視情報を送信する請求項1に記載の異常監視
    方法。
  3. 【請求項3】 前記異常情報と共に、前記家庭用電気製
    品の所有者を識別する識別情報及び前記家庭用電気製品
    の設置位置を示す位置情報の少なくとも1つを受信する
    請求項1又は請求項2に記載の異常監視方法。
  4. 【請求項4】 前記家庭用電気製品では、前記異常を報
    知する報知手段と、前記送信指示を行うための指示手段
    を備え、前記指示手段により送信指示が行われたとき
    に、前記異常情報が送信される請求項1乃至請求項3の
    何れか1項に記載の異常監視方法。
  5. 【請求項5】 前記家庭用電気製品を、冷蔵庫、空気調
    和機、テレビ及び洗濯機の少なくとも1つとした請求項
    1乃至請求項4の何れか1項に記載の異常監視方法。
  6. 【請求項6】 異常が生じた場合に異常情報を報知する
    報知手段と、 前記異常情報に関係する情報の送信指示を行うための指
    示手段と、 前記指示手段により送信指示されたときに、前記異常情
    報に関係する情報を所定の異常監視装置に送信する送信
    手段と、 を備えた家庭用電気製品。
  7. 【請求項7】 前記異常監視装置から送信された異常情
    報に対応する所定の情報を受信する受信手段を更に備え
    た請求項6に記載の家庭用電気製品。
  8. 【請求項8】 冷蔵機能及び冷凍機能の少なくとも一方
    の機能を更に備えた請求項6又は請求項7に記載の家庭
    用電気製品。
  9. 【請求項9】 異常が生じた場合に異常情報を報知する
    報知手段、前記異常情報に関係する情報の送信指示を行
    うための指示手段、及び前記指示手段により送信指示さ
    れたときに前記異常情報に関係する情報を送信する異常
    情報送信手段、を備えた家庭用電気製品と、 前記家庭用電気製品から送信された異常情報を受信する
    受信手段、を備えた異常監視装置と、 を含む異常監視システム。
  10. 【請求項10】 前記異常監視装置は、前記異常に対す
    る対応を示す監視情報を前記異常情報の送信元に送信す
    る送信手段を更に備えた請求項9に記載の異常監視シス
    テム。
  11. 【請求項11】 前記家庭用電気製品は、前記異常監視
    装置から送信された異常情報に対応する情報を受信する
    受信手段を更に備えた請求項9又は請求項10に記載の
    異常監視システム。
  12. 【請求項12】 前記家庭用電気製品は、前記異常情報
    送信手段により当該家庭用電気製品の所有者を識別する
    識別情報及び当該家庭用電気製品の設置位置を示す位置
    情報の少なくとも1つを更に送信し、 前記異常監視装置は、前記受信手段により前記家庭用電
    気製品から送信された前記識別情報及び前記位置情報の
    少なくとも一つを更に受信する、請求項9乃至請求項1
    1の何れか1項に記載の異常監視システム。
  13. 【請求項13】 前記家庭用電気製品を、冷蔵庫、空気
    調和機、テレビ及び洗濯機の少なくとも1つとした請求
    項9乃至請求項12の何れか1項に記載の異常監視シス
    テム。
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