JP2002024366A - 盗難対策システム - Google Patents

盗難対策システム

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JP2002024366A
JP2002024366A JP2000202230A JP2000202230A JP2002024366A JP 2002024366 A JP2002024366 A JP 2002024366A JP 2000202230 A JP2000202230 A JP 2000202230A JP 2000202230 A JP2000202230 A JP 2000202230A JP 2002024366 A JP2002024366 A JP 2002024366A
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JP
Japan
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insurance
theft
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JP2000202230A
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English (en)
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Yoshitsugu Torii
嘉継 鳥居
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車等の所有者が支払う保険掛け金を安価
にできるような盗難対策システムを提供する。 【解決手段】 物品の所有者との間で前記物品の盗難保
険の掛け金の支払いと該盗難に基づく損害を補填する保
険金を支払う契約を行う保険部と、前記所有者からの依
頼を受けて盗難にあった前記物品を追跡する追跡部とを
備え、前記物品が盗難にあったときに前記追跡部によっ
て前記物品を追跡することによって盗難された前記物品
を発見しやすくすることにより、前記掛け金を低廉なも
のとすることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品の盗難が生じ
たときに物品の現在位置を検出するとともに、物品の現
在位置が検出できない場合に保険会社を通じて前記物品
の所有者に保険金を支払うサービスを該所有者に提供す
る盗難対策システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の所有者は、自動車が盗難
されることによって生じる損害を補填するために、個別
に、保険会社で用意されている自動車盗難保険などに加
入し、自動車が盗難され、それが発見されないときに
は、保険料の支払いを受けていた。特に、自動車が盗難
に遭うと、盗難車は海外へ密売されることが多いため、
自動車の盗難防止や、盗難車の早期発見が望まれてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、自動車の盗難
による被害に対して支払われる保険料は、一般に高額で
あり、そのため、自動車の所有者は、それに応じて高額
の保険掛け金を保険会社に支払っており、このような事
態の改善が望まれていた。
【0004】そこで、本発明は、上記事情に鑑みて、自
動車等の所有者が支払う保険掛け金を安価にできるよう
な盗難対策システムを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、物品の所有者との間で前記物品の盗難保
険の掛け金の支払いと該盗難に基づく損害を補填する保
険金を支払う契約を行う保険部と、前記所有者からの依
頼を受けて盗難にあった前記物品を追跡する追跡部とを
備え、前記物品が盗難にあったときに前記追跡部によっ
て前記物品を追跡することによって盗難された前記物品
を発見しやすくすることにより、前記掛け金を低廉なも
のとすることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0007】(構成の説明)図1は、本発明の実施形態
の盗難対策システムの構成を示すブロック図である。図
1において、1は種々のサービスを統合してクライアン
ト5に提供するサービス提供会社(追跡部)、2はたと
えば全地球測位システム(Global Positioning System
s:以下、「GPS」と称する。)を利用して位置情報
を取得することによってクライアント5の所有するオー
トバイ、小児、ペット、貴重品、自動車8等を監視・追
跡する監視会社、3はサービス提供会社1と提携してい
る保険会社(保険部)、5は盗難対策システムの提供を
受けるクライアント、4はサービス提供会社1とクライ
アント5とをパーソナルコンピュータ(PC)などを用
いて接続するネットワークであるところのインターネッ
ト、6はGPS受信機の位置を追従するための携帯電話
機やPHSなどの無線送受信局である基地局、7はGP
S受信機及び基地局6と無線接続されGPS受信機の位
置を追跡するGPS衛星(GPS)、8はクライアント
5が所有する自動車である。
【0008】(動作の説明)図2は、図1の動作を示す
シーケンス図である。図2に示すように、まず、クライ
アント5は、PCなどを操作することによって、インタ
ーネット4を通じて、サービス提供会社1が開設してい
るホームページにアクセスする。そして、サービス提供
会社1に対して、自分の住所・氏名及び自動車8のナン
バー等のクライアント情報を送信する(S1)。
【0009】すると、サービス提供会社1は、クライア
ント5に対して固有のID番号を割り当て、そのID番
号と送信されたクライアント情報とを保険会社3に対し
て専用線等を用いて報知する(S2)。また、サービス
提供会社1は、クライアント5に対して割り当てたID
番号をインターネット4又は郵送による通知などによっ
て返信すると共に、GPS受信機を郵送等する(S
3)。さらに、サービス提供会社1は、監視会社2に対
して専用線等を用いて、クライアント情報とID番号と
を報知する(S4)。
【0010】その後、クライアント5は、GPS受信機
を受け取ると、それを自動車8に取り付ける(S5)。
なお、GPS受信機の取付位置は、自動車8が盗難にあ
ったときに、自動車8の窃盗者にGPS受信機の存在が
分からないような位置にするとよい。
【0011】そして、サービス提供会社1に対して、自
動車8にGPS受信機を取り付けた旨を、たとえばイン
ターネット4を利用して連絡する(S6)。このとき、
サービス会社のホームページ上で、クライアント5に割
り当てられたID番号を入力すると、再度、クライアン
ト5であることを特定するために、クライアント情報を
入力することがなくなる。
【0012】そして、サービス提供会社1は、監視会社
2に対して、専用線等を用いてクライアント5から自動
車8にGPS受信機を取り付けたとの連絡を受けた旨を
報知する(S7)。すると、監視会社2は、GPS受信
機の位置をリアルタイムで監視し始める(S8)。具体
的には、GPS衛星7を用いてGPS受信機の位置を検
出し、その検出位置を基地局6を介して取得することに
よって監視する。
【0013】その後、自動車8の盗難が発生し(S
9)、クライアント5がそれに気がついて、サービス提
供会社1にたとえばインターネット4を通じて、自動車
8が盗難にあった旨を送信すると(S10)、サービス
提供会社1は、監視会社2に対して専用線等を用いて、
GPS受信機の位置をクライアント5に報知するように
依頼する(S11)。
【0014】監視会社2は、サービス提供会社1から依
頼を受けると、監視しているクライアント5の自動車8
に取り付けられているGPS受信機を追跡して、それの
現在位置をクライアント5に対して、たとえばインター
ネット4を利用しサービス提供会社1を経由して報知す
る(S12,S13)。なお、自動車8に取り付けてい
るGPS受信機が、基地局6との間で電波を送受信でき
ない場所にあるときには、その旨をクライアント5に報
知する。
【0015】さらに、サービス提供会社1、監視会社
2、クライアント5のいずれかは、自動車8が盗難にあ
った旨を警察に連絡する。このとき、自動車8の位置
を、リアルタイムで警察に連絡すると、盗難車両の発見
が早期に行われると考えられる。また、自動車8に取り
付けられたGPS受信機が、基地局6との間で電波を送
受信できない場所にあるときには、監視会社2は、保険
会社3に対して、専用線等を通じて又はサービス提供会
社1を経由して、クライアント5の所有する自動車8が
盗難にあった旨を連絡する。
【0016】以上説明したように、本発明の実施形態に
よると、自動車8が盗難にあっても、自動車8にGPS
受信機を取り付けているため、盗難車両の現在位置をす
ぐに割り出せることによって、盗難車両を発見できるこ
とが多くなるので、結果として、保険会社3が、自動車
8の盗難によって生じる被害に対する保険料をクライア
ント5に支払うことが少なくなる。このため、自動車8
の自動車盗難保険の保険掛け金を低廉とすることができ
る。
【0017】また、本実施形態によると、クライアント
5は、インターネット4上で直ちに、自動車8の位置情
報を取得でき、さらに、クライアント5は、24時間リ
アルタイムで自動車8の位置を監視会社2に監視しても
らうことができる。
【0018】また、たとえば自動車8に、サービス提供
会社1は、GPS受信機と共にGPS受信機を取り付け
ている旨や、盗難対策システム取付車両である旨のステ
ッカー等をクライアント5に渡し、クライアント5にそ
のステッカー等を自動車8に貼らせるようにして、自動
車8の盗難の未然防止を図るようにしてもよい。
【0019】さらに、本実施形態では、サービス提供会
社1、監視会社2、保険会社3とが別々に設けられてい
る場合を例に説明したが、これらのいくつかを、一つの
会社で統合した盗難対策システムを構築してもよい。
【0020】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の盗難対
策システムは、物品が盗難にあったときに物品を追跡す
ることによって盗難された物品を発見しやすくするた
め、保険金の掛け金を低廉なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の盗難対策システムの構成を
示すブロック図である。
【図2】図1の動作を示すシーケンス図である。
【符号の説明】
1 サービス提供会社 2 監視会社 3 保険会社 4 インターネット 5 クライアント 6 基地局 7 GPS衛星(GPS) 8 自動車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01C 21/00 G01C 21/00 A G01S 5/14 G01S 5/14 G08G 1/13 G08G 1/13 Fターム(参考) 2F029 AA02 AB07 AC02 AC09 AC13 AC16 5B049 CC05 CC36 GG06 5B055 BB20 CB10 CC10 CC13 EE02 EE21 EE27 JJ03 PA02 PA34 5H180 AA01 CC12 FF05 FF13 5J062 AA05 AA08 BB01 CC07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品の所有者との間で前記物品の盗難保
    険の掛け金の支払いと該盗難に基づく損害を補填する保
    険金を支払う契約を行う保険部と、 前記所有者からの依頼を受けて盗難にあった前記物品を
    追跡する追跡部とを備え、 前記物品が盗難にあったときに前記追跡部によって前記
    物品を追跡することによって盗難された前記物品を発見
    しやすくすることにより、前記掛け金を低廉なものとす
    ることを特徴とする盗難対策システム。
  2. 【請求項2】 前記契約があったときに、前記所有者に
    盗難された前記物品を追跡するためのGPS受信機を提
    供し、前記物品が盗難にあったときに前記追跡部は、前
    記GPS受信機を用いて該物品を追跡することを特徴と
    する請求項1に記載の盗難対策システム。
  3. 【請求項3】 前記GPS受信機と共に前記物品の盗難
    を未然に防止できるように、前記物品に盗難対策がされ
    ている旨のステッカーを貼布することを特徴とする請求
    項1又は2に記載の盗難対策システム。
  4. 【請求項4】 少なくとも前記所有者と前記保険部とが
    ネットワークを通じて接続されていることを特徴とする
    請求項1から3のいずれか1項に記載の盗難対策システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記追跡部は、盗難にあった前記物品の
    現在位置を前記所有者に対して報知することを特徴とす
    る請求項1から4のいずれか1項に記載の盗難対策シス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記追跡部は、ネットワークを通じてリ
    アルタイムで前記物品を追跡することを特徴とする請求
    項1から5のいずれか1項に記載の盗難対策システム。
  7. 【請求項7】 前記物品は自動車であって、前記GPS
    受信機はカーナビゲーションシステムに搭載されている
    GPS受信機を利用することを特徴とする請求項2から
    6のいずれか1項に記載の盗難対策システム。
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040303