JP2001344695A - 車両盗難保険、警備保証、レンタカーシステム - Google Patents

車両盗難保険、警備保証、レンタカーシステム

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JP2001344695A
JP2001344695A JP2000164079A JP2000164079A JP2001344695A JP 2001344695 A JP2001344695 A JP 2001344695A JP 2000164079 A JP2000164079 A JP 2000164079A JP 2000164079 A JP2000164079 A JP 2000164079A JP 2001344695 A JP2001344695 A JP 2001344695A
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computer
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Akihiro Yamamoto
昭廣 山本
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Iyo Engineering Co Ltd
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IYO ENGINEERING KK
Iyo Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の盗難に対する保険、警備保障システ
ム、レンタカーシステム等の車両管理システムを提供す
る。 【解決手段】 保険契約、警備保障契約等を行った一般
車両や現金輸送車、レンタカー1に、GPS受信機及び
通信手段を備えた位置情報発信装置を設置する。保険等
の契約を行った一般車両や現金輸送車が盗難にあったと
き、又は、レンタカーが乗り捨てられたとき、管理セン
タのコンピュータ21から通信ネットワーク4を介して
この盗難車両(又は乗り捨てレンタカー)の位置情報発
信装置と接続する。GPS受信機で求めた車両1の位置
(経度、緯度)をコンピュータ21に送信する。コンピ
ュータはGISにより地図を表示し、受信した車両位置
をこの地図上に表示する。この表示に基づいて車両を早
急に取り押さえ回収する。車両を早急に取り押さえられ
るから、保険費用等は安くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の盗難保険、
警備保障、現金輸送車の警備、レンタカーの管理等の車
両管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】位置情報を得るシステムとして、人工衛
星を使用した衛星航法システムであるGPS(Global P
ositioning System)を利用するシステムが、カーナビ
ゲーション等で公知である。又、このGPSの検出位置
精度を向上させるために、位置補正データをFM多重放
送を利用して送信し、高精度な位置情報を得るシステム
として、D−GPS(Differential Global Positionin
g System)もサービスを開始している。
【0003】又、地図情報をデータベース化し、パソコ
ン等の表示装置画面に地図を表示する地図情報システム
(GIS;Geographic Infomation System)として公知
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述したD
−GPS、GPS(以下、D−GPS及びGPSを含め
て単にGPSという)及びGISを利用して、車両の盗
難に対する保険、警備保障システム、レンタカーシステ
ム等の車両管理システムを提供しようとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願各発明は、GPSに
おけるGPS受信機と通信ネットワークを介して管理セ
ンタのコンピュータと通信するための通信手段を備えた
位置情報発信装置をユーザの車両に取り付け、管理セン
タに、通信ネットワークを介して前記位置情報発信装置
と通信するための通信手段と、該通信手段と接続され地
図情報システムを備えるコンピュータとを備え、管理セ
ンタのコンピュータから車両の位置情報発信装置を呼び
出し通信ネットワークを介して、該位置情報発信装置と
管理センタのコンピュータを接続し、位置情報発信装置
のGPS受信機で求められた車両位置データを通信手
段、通信ネットワークを介してコンピュータは受信し、
地図情報システムにより表示装置の画面に表示した地図
上のこの受信した車両位置に車両の存在を表示する、車
両位置管理システムを利用するものであり、第1の発明
は、この車両位置管理システムを利用する車両盗難保険
システムである。この第1の発明は、ユーザは損害保険
会社と車両盗難保険契約を結び、契約車両に前記位置情
報発信装置を取り付けて、この契約車両が盗難に遭った
ときには、この車両位置管理システムを利用して、盗難
車両を早急に発見し取り押さえ、損害を少なくすること
ができる車両盗難保険システムを提供するものである。
又第2の発明は、この車両位置管理システムを利用する
車両盗難警備保障システムであって、ユーザは警備保障
会社と車両盗難警備保障契約を結び、契約車両に前記位
置情報発信装置を取り付けて、この契約車両が盗難に遭
ったときには、この車両位置管理システムを利用して、
盗難車両を追跡し早急に取り押さえるようにした車両盗
難警備保障システムを提供するものである。
【0006】第3の発明は、この車両位置管理システム
を利用する現金輸送車警備システムであって、現金輸送
車に位置情報発信装置を取り付け、現金輸送車に事件が
発生したときには、車両位置管理システムを利用して地
図上に現金輸送車の位置を表示し、この表示した現金輸
送車位置に基づいて現金輸送車を追跡取り押さえるよう
にしたものである。第4の発明は、車両位置管理システ
ムを利用するレンタカーシステムであって、位置情報発
信装置をレンタカーに取り付け、レンタカーの貸与契約
時間が切れたとき若しくはレンタカーを乗り捨て返却す
るとの連絡を受けると、管理センタのコンピュータから
この返却レンタカーの位置情報発信装置を呼び出し、地
図上に返却レンタカーの位置を表示し、この表示した返
却レンタカー位置に基づいて返却レンタカーを回収する
ようにしたレンタカーシステムである。
【0007】又、各発明において、管理センタのコンピ
ュータに、位置情報発信装置を搭載する各車両毎にその
車両位置を記憶する記憶手段を接続しておき、位置情報
発信装置又は前記コンピュータのどちらか一方から他方
を所定周期毎呼び出して接続し、位置情報発信装置がG
PS受信機で求められる車両位置を送信し、コンピュー
タは受信した車両位置を前記記憶手段に順次記憶するこ
とによって、車両位置を管理する。又、位置情報発信装
置に車両内の音を集音するマイクと、該マイク収集した
音をデジタル信号に変換して音データを出力する音声発
生装置を設け、この音声発生装置の出力を前記位置デー
タと共に管理センタのコンピュータに送信し、コンピュ
ータに接続された音声再生装置で再生し及び記憶するよ
うにする。なお、位置情報発信装置に設けられるGPS
受信機は、カーナビゲーションのGPS受信機と共用す
るようにしてもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明が利用するGPSと
GISとを融合して車両位置を検出し管理するの車両位
置検出管理システムの概要図である。本発明はGPSを
用いて、車両の位置を監視および検出することができる
ことを利用するものである。図1で示す例ではD−GP
Sを利用した例を示している。契約され登録された車両
1には、GPS衛星2から送られてくるその位置、時間
を表す信号と、FM放送局3から送られてくる位置補正
データに基づいて、車両の現在位置を検出できるGPS
受信機、このGPS受信機によって検出した位置(経
度、緯度)を、通信ネットワーク4を介して管理センタ
ーのコンピュータへ送信すると共に、コンピュータから
の指令を受信する通信手段、さらには、マイク、音声発
信装置等で構成される位置情報発信装置を載置してい
る。この位置情報発信装置は車両の隠れた部分に搭載さ
れ、通常、その設置位置が分からないように設置されて
いる。
【0009】これら登録車両と管理センタのコンピュー
タ21は通信ネットワーク4を介して接続可能に構成さ
れ、この管理センタのコンピュータによって登録車両の
位置、および登録車両内の音を検出し記憶するようにし
ている。又、この登録車両の盗難等が生じた場合、盗難
車両の現在位置等をこのシステムで検出し、警察や警備
車両や保険会社に連絡するようにする。
【0010】図2は、この車両位置検出管理システムの
構成図である。登録車両1に搭載される位置情報発信装
置10は、D−GPS受信機11、マイク13,該マイ
ク13から収集した音声等の音をデジタル信号に変換す
る音声発信装置14、内蔵のバッテリ15および、D−
GPS受信機11で受信した当該車両1の現在位置情報
および音声発信装置14からの音データ信号を通信ネッ
トネットワーク4介して管理センタ20のコンピュータ
21に送信する通信手段12で構成されている。この通
信手段12は、PHSや携帯電話、無線電話等で構成さ
れ、これらの通信ネットワーク4を介してコンピュータ
21に、位置情報および音データが送信される。なお、
車両1に搭載された位置情報発信装置10は車両のバッ
テリ16と接続し、GPS衛星等から送られてくるGP
S信号は車両に設けられているアンテナを使用する。
又、この位置情報発信装置10の各手段は、車両1に隠
されて取り付けられている。
【0011】一方、管理センター20は、地図情報シス
テム(GIS)、位置検索表示システム等を内蔵するコ
ンピュータ21を備え、該コンピュータ21はPHS、
携帯電話、無線電話、モデム等の通信手段22に接続さ
れている。又、該コンピュータ21には、各種データベ
ースを記憶する記憶手段が接続されている。このコンピ
ュータ21にセットされる地図情報システム(GIS)
には、簡易データベースを備えるものと、外部データベ
ースを利用するものがあるが、この実施形態では、外部
データベースを利用するとして、この地図データベース
が記憶手段24に格納されている。さらに、車両の管理
を登録する顧客データベースが記憶手段25に格納さ
れ、各登録車両の位置を記憶する記憶手段26、および
音データを記憶する記憶手段27もコンピュータ21に
バス接続されている。さらに、本実施形態においては、
音声再生装置23もコンピュータ21に接続されてい
る。
【0012】上述した車両位置検出管理システムの作用
について述べる、各車両1に搭載された位置情報発信装
置10内のD−GPS受信機11は、GPS衛星2から
送られてくるGPS信号と、該GPS信号を基準局で受
信して、測定誤差計算を行い位置補正データを求め、F
M多重放送でFM放送局3から送られてくるこの位置補
正データ信号を受信し、当該車両の現在位置(経度、緯
度)を求める。そして、PHS等の通信手段12により
通信ネットワーク4を介して管理センター20に、この
車両1のIDコード(通常PHSの電話番号で兼ねる)
と、検出した現在位置(経度、緯度)、およびマイク1
3で集音し音声発振器装置14からの音データ信号を送
信する。
【0013】管理装置20のコンピュータ21は、通信
サーバー22を介して、このデータを受け取り、測定位
置を記憶する記憶手段26に受信IDコードに対応させ
て現在位置(経度、緯度)データを格納し、同様に、音
データを記憶する記憶手段27に受信IDコードに対応
させて受信音データを格納する。さらに、コンピュータ
21の表示装置の表示画面には、記憶手段24からの地
図データベースに基づいて、地図情報システム(GI
S)により地図を表示し、該地図上に送られてきた車両
位置を表示する。
【0014】このように、GPSとGISを融合するこ
とによって、GISの住宅地図を用いて、車両位置を正
確に表示することができる(D−GPSを用いた実験に
よると2m以内の誤差で、位置を測定し住宅地図等に表
示することができる)。このGPSとGISを融合した
車両位置検出管理システムを利用した各発明の実施形態
を以下説明する。図3は、本発明の車両盗難保険システ
ムの一実施形態の概要図である。
【0015】損害保険会社は、自動車製造メーカと提携
し、製造メーカは上述した位置情報発信装置10を、車
両1の隠れた位置で発見しづらい位置、かつ取り外しが
困難な位置に設置する。この車両を購入するユーザは製
造メーカを介して、損害保険会社と盗難保険契約を結
ぶ。なお、ユーザが独自に直接損害保険会社と盗難保険
契約を結んでもよい。この場合、位置情報発信装置10
を搭載した車両を購入するか、修理工場等でユーザの車
両に位置情報発信装置10を搭載させる。
【0016】損害保険会社は、警備保障会社と提携し、
警備保障会社は、上述した車両位置管理システムを備
え、保険会社の依頼により登録車両の位置監視を行う。
又、警備保障会社は警察と提携しておく。なお、損害保
険会社が警備保障会社に変わる組織を自己の会社内に設
けてもよいことはもちろんである。
【0017】そこで、ユーザと損害保険会社との間で車
両盗難保険契約が結ばれると、損害保険会社は、警備保
障会社にその契約車両のIDコード(PHSの電話番号
等)と共に、この車両の所有者等の顧客データを管理セ
ンタ20に設けられたコンピュータ21から入力し、顧
客データベースを記憶する記憶手段25に格納し登録す
る。図7は、この顧客データベースの記憶情報の一例で
ある。車両のIDコードと、この車両の所有者又は使用
者等の申請登録された氏名、住所、車両の車種、車台番
号、さらには、申請登録された者の電話番号等、各種情
報が格納される。そして、この顧客データベースとして
損害保険会社と車両盗難保険を契約したユーザ分の顧客
情報が図7に示すように記憶装置25に記憶されてい
る。
【0018】こうして、管理センタ20のコンピュータ
21に顧客データが格納されると、通常処理である車両
位置等のデータ収集を開始する。この通常のデータ収集
には、車両1の位置情報発信装置10から発信してコン
ピュータ21と接続して通信する場合と、コンピュータ
21側から発信して位置情報発信装置10と接続し通信
する場合がある。
【0019】図4は、通常処理における、位置情報発信
装置10から発信してコンピュータ21と接続して通信
する場合の、位置情報発信装置10の通信手段12内に
設けられたプロセッサが実行する処理とコンピュータの
プロセッサが実行する処理のフローチャートである。
【0020】車両1に設置された位置情報発信装置10
のプロセッサは、所定周期時間を計時する計時手段を有
し、所定時間経過したか判断する(ステップa1)。所
定時間経過(本実施形態では例えば1時間と設定されて
いる)すると、PHSの電話番号を自動発信して管理セ
ンタ20のコンピュータ21を通信回線を介して呼び出
し接続する(ステップa2)。コンピュータ21では、
受信した回線常に判断しており、受信すると自動接続を
行う(ステップA1、A2)。
【0021】位置情報発信装置10のプロセッサは、接
続が完了すると、車両IDコード、D−GPS受信機1
1で求めた当該車両の現在位置情報の経度、緯度データ
を送信すると共に、マイク13で集音し、音声発信装置
14から送り出される音データをコンピュータ21に送
信する(ステップa3)。コンピュータ21では、車両
IDコード、位置データ、音データを受信し、受信車両
IDコードに対応させて、位置データを測位データベー
スを記憶する記憶手段26に格納し、音データを音声デ
ータベースを記憶する記憶手段27に格納する。
【0022】そして、設定時間が経過したか判断し(ス
テップa4)、設定時間経過すると接続を切断し(ステ
ップa5)、ステップa1に戻る。その結果、記憶手段
27には、通信が接続されている上記設定時間の音デー
タが記憶されることになる。コンピュータ21では、通
信接続が切断されると、接続終了処理を行い(ステップ
A4)、地図情報システム(GIS)によって表示する
地図上に受信した位置データに対応する位置に車両の現
在位置を示す情報を表示する。この場合、複数の車両位
置を表示することになるから、表示色を変えて、表示す
と共に車両IDも対応した色で表示し(ステップA
5)、ステップA1に戻る。
【0023】図8は、上述したステップA3の処理で、
記憶手段25に記憶される側位データベースの例を示す
図である。受信した車両IDに対して受信日時と共に受
信した位置データである経度、緯度のデータが格納され
る。この実施形態では位置情報発信装置10から1時間
間隔でデータが送られてくることから、1時間毎の車両
位置を示すデータが、日時と共に記憶されることにな
る。なお、データが書き込まれると、書き込むアドレス
を示すポインタが次に書き込む位置に切り替わり、デー
タは、所定量循環して記憶されることになる。
【0024】なお、記憶手段27に記憶される音データ
もこの図8に示す例と同様で、図8における経度、緯度
データの代わりに音データが記憶される点が相違するの
みである。こうして、契約され登録された車両からの位
置データ、音データは記憶手段26,27に記憶蓄積さ
れることになる。
【0025】図5は、管理センタ20のコンピュータ2
1側から車両の位置情報発信装置10に発信して接続す
る場合のフローチャートである。コンピュータ21は、
所定時間計時するタイマを備え所定時間経過したか判断
し(ステップB1)、所定時間経過すると、指標nを1
にセットし(ステップB2)、該指標nで示す車両のI
DコードであるPHSの電話番号を自動発信し、該指標
nで示す車両の位置情報発信装置10と接続する(ステ
ップB3)。車両の位置情報発信装置10のプロセッサ
は、着信があったか判断し(ステップb1)、着信があ
ったときには自動着信処理を行い接続する(ステップb
2)。通信経路の接続が完了すると、コンピュータ21
は位置情報送信指令を位置情報発信装置10に送信する
(ステップB4)。車両の位置情報発信装置10は、こ
の位置情報送信指令を受信すると(ステップb3)、現
在、D−GPS受信機11で求めた当該車両の現在位置
情報の経度、緯度データを送信すると共に、マイク13
で集音し、音声発信装置14から送り出される音データ
をコンピュータ21に送信する(ステップb4)。
【0026】なお、ステップb3では、コンピュータ2
1から、位置情報送信指令又は後述する緊急時の連続送
信指令を受信する場合があり、位置情報送信指令を受信
すれば、この図5に示すステップb4以下の処理を行
い、連続送信指令を受信すれば、後述する図6のステッ
プc3以下の処理を行うものであり、管理センタ20の
コンピュータ21から受信する指令を判断して、処理内
容が異なるものである。しかし、この点、説明を簡単に
するために、緊急時と通常時を分けて記載し、図5に示
す場合は通常時の処理を示すものである。
【0027】コンピュータ21は、位置情報発信装置1
0から送られてくる位置情報および音情報を受信し、位
置情報の経度、緯度、時刻、高度等のデータは、図8に
示すように、記憶手段26の指標nの値で指定される車
両IDコードに対してポインタで示されるアドレス位置
に受信データを現在日時と共に記憶する。又、マイク1
3で集音され送られて来る音データは、通信経路が接続
されている間、記憶手段27に前述したように記憶され
ることになる(ステップB5)。
【0028】そして通信経路を接続してから設定された
時間が経過すると(ステップB6)、通信経路を切断す
る(ステップB7)。この切断を受けて、車両側の位置
情報発信装置10のプロセッサは、接続終了処理を行い
(ステップb5)、ステップb1に戻る。
【0029】一方、ホストプロセッサ21は、地図情報
システム(GIS)によって表示する地図上で、受信し
た位置に対応する位置に、車両の現在位置を表示する。
この場合、図4で説明したときと同様に、複数の車両位
置を表示することになるから、表示色を変えて、表示す
と共に車両IDも対応した色で表示する(ステップB
8)。指標nを「1」インクリメントし、該指標nの値
が登録車両数を超えたか判断し、超えていなければ、ス
テップB3に戻り、ステップB3以下の処理を行い、次
の車両の位置情報発信装置10を呼び出し接続すること
になる。
【0030】以下、管理センタ20のコンピュータ21
は、登録されている車両の位置情報発信装置10を呼び
出し接続し、それぞれの車両の現在位置データを求め記
憶手段26に車両IDに対応して格納し、同様に音デー
タも格納する。そして、指標nの値が登録車両数を超え
ると、ステップB1に戻り、所定時間が経過するまで待
機する。
【0031】以上が通常時の車両位置等のデータ収集動
作である。なお、上述した例では、音データをも採取す
るようにしたが、これは、車両が屋根のある室内等に入
り、GPSによる位置データを得ることができないとき
のため、参考情報として、室内でも通信可能であれば音
情報を採取するものであり、通常状態時には格別この音
情報を必要としないから、この音情報の採取は省略して
も良い。その場合は、図4のステップa3、図5のステ
ップb4では音情報の送信をする必要はなく、また、図
4のステップA3、図5のステップB5での音情報の記
憶は行わず、さらに、図4のステップa4、図5のステ
ップB6の処理も必要なくなる。
【0032】一方、この登録された車両が盗難にあった
場合、図3に示すように、車両盗難のあったユーザから
盗難届けを受けた損害保険会社は、警備保障会社に盗難
車両の調査依頼を行う。警備保障会社は、管理センタ2
0のコンピュータ21に、盗難車両のIDを入力し、か
つ緊急調査指令を指令すると、図6に示す処理が開始さ
れる。
【0033】コンピュータ21は、入力された指定車両
IDのPHS電話番号を自動発信し、指定車両の位置情
報発信装置10を呼び出し、位置、音情報の連続送信開
始指令を送信する(ステップC1,C2)。指定された
車両の位置情報発信装置10のプロセッサは、コンピュ
ータからの呼び出しを検出し、接続処理をし、位置、音
情報の連続送信開始指令を受信すると、連続モードとし
位置情報と音情報の連続送信を開始する(ステップc1
〜c3)。(なお、前述したように、受信した指令が単
なる位置情報送信指令(図5参照)の場合には図5に示
した処理を行う。)位置情報発信装置10は、D−GP
S受信機11で求めた当該車両の経度、緯度の位置デー
タと、マイク13で集音し、音声発信装置14でデジタ
ル信号に変換した音信号を通信手段12,通信ネットワ
ーク4を介して管理センタ20に送信する(ステップc
4)。
【0034】管理センタ20のコンピュータ21は、通
信手段22を介して位置データおよび音データを受信
し、位置データは記憶手段26に設けられた緊急時の記
憶領域に位置データとして、指定車両ID、記録開始時
間が書き込み、その後時々刻々受信する位置データを格
納する。又、音データも同様に記憶手段27に格納す
る。又、地図情報システムによって、受信位置を含む対
応する地図をコンピュータの表示装置の画面に表示する
と共に、地図上にこの受信位置を表示する。又、受信し
た音データも音声再生手段23で再生し、マイク13で
集音した車両内での音を流す(ステップC4)。そし
て、終了指令が入力されたか判断し(ステップC5)、
入力されていなければ、再び、ステップC3に戻り、位
置データ、音データの受信、記憶表示処理を実行する。
以下、終了指令が入力されるまで、ステップC3〜C5
の処理を繰り返し実行し、指定した車両の現在位置およ
び、該車両で集音した音を記憶すると共に車両位置を地
図上に表示し、音を再生する。その結果、表示装置画面
に表示された地図上には、指定車両の移動位置が線状に
表示され、車両の位置、進行方向等を検出できる。
【0035】こうして盗難車両の位置、移動方向を検出
し、これらの情報を警備保障会社の警備車両に連絡する
と共に警察にも連絡する(図3参照)。警備保障会社の
警備車両若しくは、警察により盗難車両を取り押さえ確
保したことが確認されたとき、コンピュータ21に終了
指令を入力し、コンピュータ21はこれを検出して、連
続送信終了指令をして通信を切断する(ステップC6,
C7)。車両の位置情報発信装置10のプロセッサは、
この連続送信終了指令を受信して、連続モードの終了処
理を行い、通信経路の接続終了処理い(ステップc5,
c6)、ステップc1に戻る。
【0036】以上が、契約し登録されている車両の盗難
が発生した際の盗難車両検出処理である。上述した盗難
車両検出処理で、音情報を得る目的は、車両内の会話や
車外から車内に入って来る音を聴取すること、さらに
は、盗難車両を追跡中、該車両がトンネル等に入ったと
き、又は、何等かの理由で、位置データが管理センタに
送られてこないときなどは、この音情報とそれまでの盗
難車両の移動経路とにより、盗難車両の位置を推察でき
るようにするためのものである。
【0037】又、盗難車両の追跡を開始する前の盗難車
両の移動経路やそのときの音声等を取得したいときに
は、コンピュータ21に車両IDコード、データの読み
出しを開始する日時及び記憶データ読み出し指令を入力
すれば、記憶手段26に記憶する指定車両IDコードに
対して記憶するの位置情報を、入力された日時以降の分
を読み出し、表示地図上に順次その移動経路を表示させ
る。又、記憶手段27より音情報を順次読み出し音声再
生装置23で再生し、盗難車両内で取り交わされた会話
等を聴取することができる。
【0038】こうして、盗難車両が発見され、盗難事件
が解決すれば、保険会社はユーザとの契約に基づいて保
険契約事項の処理を行う。警察庁生活安全企画課セキュ
リティシステム対策室発行の「自動車盗に対する防犯対
策」によると、平成11年度の全国における自動車盗認
知件数は、43,092台、オートバイ盗認知件数は2
42,977台、検挙率は自動車で35.4%、オート
バイ16.6%とのことである。これら車両盗難の被害
額は、自動車1台100万円としたとしても、約430
億円、オートバイ1台6万円としたとしても、約146
億円もの被害額となる。日本損害保険協会の調べによる
と、車両盗難における保険会社が支払った平成10年度
の保険金額は、約260億円を超えている。近年の保険
金支払いは年間30〜50億円の範囲で増加している。
【0039】現状の保険業界の自動車・オートバイ盗の
対策としては、 都道府県警察に対する防犯対策の強化指示 自動車業界等への要請 ・ドアのこじあけ等防止対策 ・エンジンキーの合鍵作
成防止対策 ・錠破壊強度の改良等 ・イモビライザーシステムの搭
載車の普及拡大 駐車場防犯基準の策定及び整備の促進 盗難防止のための広報・啓発 関係団体との連携強化 等が検討されている。これらの対策は、車両盗難を未然
に防ぐことにより保険金の支払いを軽減させようとする
取り組みであって、車両盗難が発生した後の対策につい
ては、何等考慮されていない。
【0040】本願発明は、この車両盗難が発生した後の
対応をシステム化し、盗難車の積極的な回収を図ること
で、保険金支払の軽減を目指し、新たな盗難保険への取
り組みを提案するものである。そこで、本発明の車両盗
難保険システム用いると、車両盗難が発生して、盗難車
両の追跡を速やかに行い盗難車両を速やかに確保するこ
とができるから、保険会社はリスクが軽減され保険金の
減少を招き経費を抑えることができる。その結果、盗難
保険契約を行うユーザにとっても、保険の掛け金がやす
くなるというメリットがある。又、警備会社にとって
は、車両に対する新たな警備保障サービスの提供によ
り、新たな雇用の創設につながる。
【0041】上述した第1の発明においては、損害険会
社が車両位置検出管理システムを利用して実施する車両
盗難保険システムの例であるが、損害保険会社が行う保
険ではなく、警備会社がユーザと盗難警備保障契約を結
び、車両盗難警備保障システムを構築することができ
る。
【0042】図9は、この警備会社が行う車両盗難警備
保障システムの概要図である。ユーザは警備保障会社、
又は、該警備保障会社の代理店としての製造、修理工場
と盗難警備保障契約を結ぶ。警備保障開会社は契約ユー
ザの車両に位置情報発信装置10を製造、修理工場を介
して取り付ける。この取り付ける際も、この位置情報発
信装置10を容易に取り外しができないように、かつ発
見が難しい隠れた位置に設置する。又、警備保障会社
は、図1,2に示したような車両位置検出管理システム
を構築する。さらに、警備保障会社は任意に損害保険会
社と任意に車両盗難に関する保険契約をする。
【0043】そして、警備保障会社は、車両位置検出管
理システムの管理センタ20のコンピュータ21によっ
て、契約車両の位置、及び音を図4又は図5に示すよう
に所定周期毎検出し記憶する、又、契約ユーザから車両
盗難届けの連絡があると(なお、車両盗難届けは警察に
も提出される)、図6に示す処理によって、盗難車両の
位置さらには音を検出し地図情報システムにより表示さ
れた地図上に盗難車両の現在位置を時々刻々と表示する
と共に、車両内のマイク13で収集した音を再生する。
このこの表示された車両位置と聴取される車両内の音に
基づいて、必要な情報を警備車両さらには警察に知らせ
る。これらの点は、前述した第1の発明の実施形態と同
様である。
【0044】この車両盗難警備保障システムでは、契約
にランクを設けて、通常時には図4、図5に示すような
車両の位置検出管理を行うものと行わないものに分け、
行わないものは、盗難等が発生したときのみ図6に示す
処理を行って、盗難車両等の早期発見を行い、損害を軽
微にする等のシステムとしても良い。
【0045】又、この第2の発明は、前述した第1の発
明と比較して、ユーザが契約する相手が、損害保険会社
か警備保障会社かの違いであり、効果としては、第1の
発明と同様な効果を有するものである。図10は、車両
位置検出管理システムを利用した、第3の発明の現金輸
送車管理システムの第1の実施形態である。
【0046】金融機関は現金輸送請負業者と現金輸送委
託契約を結ぶ。又、保険会社とも、現金輸送に伴い発生
する自己に対する保険に任意に加入する。現金輸送請負
業者は、警備保障会社と警備委託契約を結ぶ。警備保障
会社は現金輸送車両製造メーカと提携し、契約現金輸送
車に位置情報発信装置10を発見が困難で取り外しが容
易でない位置にとりつける。又、警備保障会社は図1、
図2に示すような車両位置検出管理システムを構築し所
有する。
【0047】そこで、管理センタのコンピュータ21で
は、図4又は図5の処理を行って、契約現金輸送車の位
置、音を検出し記憶手段に記憶するが、この場合、位置
及び音を検出する周期(図4、図5のステップa1,B
1の「所定時間」)を短くする。例えば、10分程度に
する。又、時々、契約現金輸送車のIDコード、監視開
始しようとする日時を入力し、前述したように記憶手段
26に記憶する入力された日時以降の位置データを読み
出し、コンピュータの表示装置の画面に表示した地図上
にこの位置を順次表示する。これにより、契約現金輸送
車が、決められたルートで移動しているか、予想外のル
ートを走っていないか等の、現金輸送車の走行ルートが
確認でき、現金輸送車の異常発生等を送給に検出でき
る。
【0048】又、契約現金輸送車に異常が発生したと
き、又は異常発生と想定されるようなときには、コンピ
ュータ21に契約現金輸送車IDコードを入力し、かつ
緊急調査指令を指令して、前述した図6の処理を開始さ
せる。その結果、管理センタでは、契約現金輸送車から
送られてくる該車両の位置がGISによりコンピュータ
の表示装置画面に表示された地図上に時々刻々表示さ
れ、さらに、該車両に配置されたマイクで収集した音声
等の音も再生される。そして異常が確認されたときに
は、警察及び警備車両に通報し、現金輸送車の位置、走
行方向、及び録音した音声内容等を警察や警備車両に通
報する。
【0049】このように、このシステムでは、事件発生
をより速く検出でき、かつ、事件が発生しても、現金輸
送車の位置をより速く検出することができ、又、その移
動経路も検出できると共に、現金輸送車内の会話等の音
も検出でき、事件を早急に解決することができる。事件
の早期解決が図れるから事件による被害を小さく押さえ
ることができ、保険金等の掛け金、契約金等を小さくす
ることができる。
【0050】図11は、現金輸送請負業者が自己の現金
輸送車の位置を管理するシステムの第3の発明の第2の
実施形態である。この発明においては、金融機関等と現
金輸送委託契約をした現金輸送請負業者が自体が図1、
図2に示すような車両位置検出管理システムを構築し所
有するもので、自己の所有する現金輸送車には位置情報
発信装置10を取り付けるものである。通常の現金輸送
車の位置検出管理、及び事件発生時における現金輸送車
追跡管理等は前述した第3の発明の第1の実施形態と同
様である。このシステムによっても、事件の早期解決が
図れるから事件による被害を小さく押さえることができ
る。なお、この第3の発明の第2の実施形態において
も、保険会社の保険に任意加入する場合もある。
【0051】図12は、第4の発明の一実施形態であ
る。この発明は、車両位置検出管理システムをレンタカ
ーシステムに適用したもので、このシステムは、レンタ
カー利用者にとってはレンタカーの乗り捨てを可能と
し、レンタカー業者にとっては乗り捨てられたレンタカ
ーの回収を容易にするシステムである。
【0052】レンタカー業者は、貸し出す車両に位置情
報発信装置10を隠れた場所で取り外しが困難な場所を
選択して取り付ける。そして、図1,図2に示す車両位
置検出管理システムを構築し所有する。レンタカー利用
者は、レンタカーを借り受け、借り出し終了でホテルや
駅等の自動車を駐車できる位置に任意に駐車させ、レン
タカー業者に自動車を放置した場所等を連絡する(必ず
しも車両放置場所を連絡する必要がなく単にレンタカー
を放置したとの連絡をするだけでもよい。)。又、レン
タカーのキーは、ホテルや駅を介して若しくは、郵送、
代行運転業やタクシー業者へ委託等によりレンタカー業
者に返却するようにする。
【0053】一方、車両位置検出管理システムの管理セ
ンタ20のコンピュータ21は、図4,図5の処理をし
て、レンタカーの位置を検出し記憶するようにしても良
いが、通常、レンタカーでは常時位置を検出する必要が
ないことから、図4,図5の処理は行わなくてもよい。
そして、レンタカー利用者から、貸し出し契約期間が切
れ、レンタカーを放置したことが連絡があると、図6に
示す処理を行い、対象レンタカーの存在位置を地図上で
検出する。そして、この放置レンタカーを回収する。放
置されたレンタカーの位置が地図情報システムによって
住宅地図上の位置で表示されるから、放置レンタカー検
出が容易となり、回収作業が簡単となり経費を削減する
ことができる。
【0054】又、このレンタカーが盗難に遭ったとき等
は、図6の処理を行って、この盗難レンタカーの位置、
走行方向、音等を収集し、盗難レンタカーを補足するこ
とは、前述した各発明の実施形態と同様である。
【0055】以上の各発明の実施形態においては、D−
GPS受信機を内蔵する位置情報発信装置10を車両に
取り付ける際、発見が困難で、取り外しが困難に箇所に
取り付けるようにした。これは、車両を盗んだ者がこの
位置情報発信装置10を見つけ、かつこの車両位置検出
管理システムの存在を知っているような場合、この位置
情報発信装置10が壊される可能性があることから、こ
のような場所に取り付けるようにしたものである。
【0056】又、カーナビゲーションを備える車両にお
いては、カーナビゲーション自体にD−GPS受信機を
所有している。そのため、このカーナビゲーションのD
−GPS受信機を位置情報発信装置10のD−GPS受
信機を兼ねさせることもできる。この場合、カーナビゲ
ーションが壊された場合、車両位置が検出できなくなる
という欠点がある。
【0057】しかし、図12に示したレンタカーシステ
ムにおいては、カーナビゲーションが壊されるというよ
うなことは、滅多に生じることがないものであるから、
このシステムの場合には、D−GPS受信機をカーナビ
ゲーションのものを使用すれば、その分コストを低下さ
せることができる。
【0058】上述した各実施形態では、車両の位置を検
出するものであったが、位置情報発信装置10を取り付
ける対象を変えることにより、GPSによって得られる
経度、緯度、時刻、高度等のデータを利用して、危険な
場所での作業監視、徘徊老人の位置確認、及び刑務所の
囚人の監視にも利用できるものである。
【0059】
【発明の効果】本願各発明は、盗難車両等の車両位置を
正確に検出し地図上に表示できることから、盗難車両や
レンタカー等の位置を素早く連出することができ、車両
の回収が極めて容易となる。
【0060】従って、自動車業界、保険業界、警備保障
業界、レンタカー業界などのビジネスに利用でき、新た
なサービスの提供による雇用の創設につながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願各発明において利用する車両位置検出管理
システムの概要図。
【図2】同車両位置検出管理システムの構成図である。
【図3】本発明の車両盗難保険システムの一実施形態の
概要図である。
【図4】通常処理の車両位置等のデータ収集処理のフロ
ーチャートである。
【図5】通常処理の車両位置等の別のデータ収集処理の
フローチャートである。
【図6】緊急時の車両位置等のデータ収集処理のフロー
チャートである。
【図7】顧客データベースの記憶情報の一例である。
【図8】側位データベースの一例である。
【図9】第2の発明の車両盗難警備保障システムの一実
施形態の概要図である。
【図10】第3の発明の現金輸送車管理システムの第1
の実施形態である。
【図11】第3の発明の第2の実施形態である。
【図12】第4の発明のレンタカーシステムの一実施形
態である。
【符号の説明】
1 車両 2 GPS衛星 3 FM放送局 4 通信ネットワーク 10 位置情報発信装置 11 D−GPS受信機 12 通信手段 13 マイク 14 音声発信手段 15 内蔵バッテリ 16 外部バッテリ 21 コンピュータ 22 通信手段 23 音声再生装置 24 地図データベースを記憶する記憶手段 25 顧客データベースを記憶する記憶手段 26 側位データベースを記憶する記憶手段 27 音声データベースを記憶する記憶手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F029 AA02 AB05 AB07 AB13 AC02 AC06 AC09 AC13 AC16 AC18 5B049 AA05 AA06 BB46 BB58 CC40 DD00 EE05 EE56 GG06 GG07 5C087 AA02 AA03 AA09 AA10 AA24 AA25 BB11 BB18 BB46 BB65 BB74 DD03 DD05 DD08 DD14 EE05 EE06 EE08 GG12 GG19 GG32 5H180 AA01 BB05 CC12 EE08 EE18 FF05 FF13 FF22 FF25 FF32

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両保険に対応する車両盗難保険システ
    ムであって、ユーザは損害保険会社と車両盗難保険契約
    を結び、GPSにおけるGPS受信機と通信ネットワー
    クを介して管理センタのコンピュータと通信するための
    通信手段を備えた位置情報発信装置をユーザの契約車両
    に取り付け、 管理センタには、通信ネットワークを介して前記位置情
    報発信装置と通信するための通信手段と、該通信手段と
    接続され地図情報システムを備えるコンピュータとを備
    え、 契約車両の盗難が発生したときには、管理センタのコン
    ピュータから盗難契約車両の位置情報発信装置を呼び出
    し通信ネットワークを介して、該位置情報発信装置と管
    理センタのコンピュータを接続し、位置情報発信装置の
    GPS受信機で求められた車両位置データを通信手段、
    通信ネットワークを介してコンピュータは受信し、地図
    情報システムにより表示装置の画面に表示した地図上の
    この受信した車両位置に車両の存在を表示し、 この表示した車両位置に基づいて盗難車両を追跡取り押
    さえる形態を備えた車両盗難保険システム。
  2. 【請求項2】 車両盗難警備保障システムであって、ユ
    ーザは警備保障会社と車両盗難警備保障契約を結び、G
    PSにおけるGPS受信機と通信ネットワークを介して
    管理センタのコンピュータと通信するための通信手段を
    備えた位置情報発信装置を契約車両に取り付け、 管理センタには、通信ネットワークを介して前記位置情
    報発信装置と通信するための通信手段と、該通信手段と
    接続され地図情報システムを備えるコンピュータとを備
    え、 契約車両の盗難が発生したときには、管理センタのコン
    ピュータから盗難契約車両の位置情報発信装置を呼び出
    し通信ネットワークを介して、該位置情報発信装置と管
    理センタのコンピュータを接続し、位置情報発信装置の
    GPS受信機で求められた車両位置データを通信手段、
    通信ネットワークを介してコンピュータは受信し、地図
    情報システムにより表示装置の画面に表示した地図上の
    この受信した車両位置に車両の存在を表示し、 この表示した車両位置に基づいて盗難車両を追跡取り押
    さえる形態を備えた車両盗難警備保障システム。
  3. 【請求項3】 現金輸送車警備システムであって、GP
    SにおけるGPS受信機と通信ネットワークを介して管
    理センタのコンピュータと通信するための通信手段を備
    えた位置情報発信装置を現金輸送車に取り付け、管理セ
    ンタには、通信ネットワークを介して前記位置情報発信
    装置と通信するための通信手段と、該通信手段と接続さ
    れ地図情報システムを備えるコンピュータとを備え、現
    金輸送車に事件が発生したときには、管理センタのコン
    ピュータから事件発生現金輸送車の位置情報発信装置を
    呼び出し通信ネットワークを介して、該位置情報発信装
    置と管理センタのコンピュータを接続し、位置情報発信
    装置のGPS受信機で求められた車両位置データを通信
    手段、通信ネットワークを介してコンピュータは受信
    し、地図情報システムにより表示装置の画面に表示した
    地図上のこの受信した車両位置に現金輸送車の存在を表
    示し、この表示した現金輸送車位置に基づいて現金輸送
    車を追跡取り押さえる形態を備えた現金輸送車警備シス
    テム。
  4. 【請求項4】 レンタカーシステムであって、GPSに
    おけるGPS受信機と通信ネットワークを介して管理セ
    ンタのコンピュータと通信するための通信手段を備えた
    位置情報発信装置をレンタカーに取り付け、管理センタ
    には、通信ネットワークを介して前記位置情報発信装置
    と通信するための通信手段と、該通信手段と接続され地
    図情報システムを備えるコンピュータとを備え、レンタ
    カーの貸与契約時間が切れたとき若しくはレンタカーを
    乗り捨て返却するとの連絡を受けると、管理センタのコ
    ンピュータからこの返却レンタカーの位置情報発信装置
    を呼び出し通信ネットワークを介して、該位置情報発信
    装置と管理センタのコンピュータを接続し、位置情報発
    信装置のGPS受信機で求められた返却レンタカーの位
    置データを通信手段、通信ネットワークを介してコンピ
    ュータは受信し、地図情報システムにより表示装置の画
    面に表示した地図上のこの受信した位置に返却レンタカ
    ーの存在を表示し、 この表示した返却レンタカー位置に基づいて返却レンタ
    カーを回収する形態を備えたレンタカーシステム。
  5. 【請求項5】 前記コンピュータには、前記位置情報発
    信装置を搭載する各車両毎にその車両位置を記憶する記
    憶手段が接続され、前記位置情報発信装置又は前記コン
    ピュータのどちらか一方から他方を所定周期毎呼び出し
    通信ネットワークを介して接続し、前記位置情報発信装
    置はGPS受信機で求められる車両位置を送信し、コン
    ピュータは受信した車両位置を前記記憶手段に順次記憶
    するようにした請求項1乃至4の内いずれか1項記載の
    システム。
  6. 【請求項6】 前記位置情報発信装置には車両内の音を
    集音するマイクと、該マイク収集した音をデジタル信号
    に変換して音データを出力する音声発生装置を備え、こ
    の音声発生装置の出力を前記位置データと共に管理セン
    タのコンピュータに送信し、コンピュータに接続された
    音声再生装置で再生し出力する請求項1乃至4の内いず
    れか1項記載のシステム。
  7. 【請求項7】 前記位置情報発信装置には車両内の音を
    集音するマイクと、該マイク収集した音をデジタル信号
    の音データに変換して出力する音声発生装置を備え、こ
    の音声発生装置の出力を前記位置データと共に管理セン
    タのコンピュータに送信し、該コンピュータには前記位
    置情報発信装置を搭載する各車両毎にその車両で収集し
    た音データを記憶する記憶手段が接続され、前記コンピ
    ュータは受信した音データを前記記憶手段に順次記憶す
    るようにした請求項5項記載のシステム。
  8. 【請求項8】 前記位置情報発信装置は、設置位置が隠
    れ、取り外しが困難な車輌内の位置に取り付けられてい
    る請求項1乃至7の内いずれか1項記載のシステム。
  9. 【請求項9】 前記位置情報発信装置に設けられるGP
    S受信機は、カーナビゲーションのGPS受信機と共用
    する請求項1乃至8の内いずれか1項記載のシステム。
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