JP2001230883A - 移動体通信端末及び車載用緊急通報端末 - Google Patents
移動体通信端末及び車載用緊急通報端末Info
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- JP2001230883A JP2001230883A JP2000041211A JP2000041211A JP2001230883A JP 2001230883 A JP2001230883 A JP 2001230883A JP 2000041211 A JP2000041211 A JP 2000041211A JP 2000041211 A JP2000041211 A JP 2000041211A JP 2001230883 A JP2001230883 A JP 2001230883A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 優先順位がある複数の連絡相手と通信する場
合の利便性及び操作性の向上を実現した移動体通信端末
を提供すること、並びに、緊急状態発生時に予め登録し
た複数の通報先に予め設定した任意の順で自動送信でき
るようして実用上の利便性を向上させた車載用緊急通信
端末を提供すること。 【解決手段】 携帯電話機1内の記憶部には、複数の連
絡先の電話番号データに対して優先順位を付した状態の
個人用緊急連絡先リスト、並びに複数の緊急時通報先の
電話番号データに対して優先順位を付した状態の緊急通
報システム用通報先リストが登録される。携帯電話機1
において所定の通信開始操作が行われたときに、個人用
緊急連絡先リスト内の複数の通信先のうち登録優先順位
が高い電話番号の通信先から順に接続する動作が自動的
に実行される。携帯電話機1がLAN4に接続されてい
る状態で車両の緊急事態が発生したときに、緊急通報シ
ステム用通報先リストに登録された複数の通報先のうち
登録優先順位が高い電話番号の通報先から順に接続して
通報信号を送信する動作が自動的に実行される。
合の利便性及び操作性の向上を実現した移動体通信端末
を提供すること、並びに、緊急状態発生時に予め登録し
た複数の通報先に予め設定した任意の順で自動送信でき
るようして実用上の利便性を向上させた車載用緊急通信
端末を提供すること。 【解決手段】 携帯電話機1内の記憶部には、複数の連
絡先の電話番号データに対して優先順位を付した状態の
個人用緊急連絡先リスト、並びに複数の緊急時通報先の
電話番号データに対して優先順位を付した状態の緊急通
報システム用通報先リストが登録される。携帯電話機1
において所定の通信開始操作が行われたときに、個人用
緊急連絡先リスト内の複数の通信先のうち登録優先順位
が高い電話番号の通信先から順に接続する動作が自動的
に実行される。携帯電話機1がLAN4に接続されてい
る状態で車両の緊急事態が発生したときに、緊急通報シ
ステム用通報先リストに登録された複数の通報先のうち
登録優先順位が高い電話番号の通報先から順に接続して
通報信号を送信する動作が自動的に実行される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信網を介
して通信動作を行う移動体通信端末、並びに車両におい
て緊急事態が発生したときにその状況を移動体通信網を
通じて外部へ通報するようにした車載用緊急通報端末に
関する。
して通信動作を行う移動体通信端末、並びに車両におい
て緊急事態が発生したときにその状況を移動体通信網を
通じて外部へ通報するようにした車載用緊急通報端末に
関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来より、携帯電話機
のような移動体通信端末において、通話を開始する場合
には、通信先の電話番号の入力操作或いは予め登録した
電話帳(メモリダイヤル)から通信先を選択する操作を
行う必要がある。このため、複数の人或いは組織などに
緊急に連絡を取る必要が生じた場合(例えば身内に不慮
の事故や不幸が発生した場合など)のように、複数の連
絡相手に優先順位がある場合には、連絡順の決定や各連
絡相手への通信開始操作が煩雑になるなど、その利便性
や操作性に劣るという事情があった。
のような移動体通信端末において、通話を開始する場合
には、通信先の電話番号の入力操作或いは予め登録した
電話帳(メモリダイヤル)から通信先を選択する操作を
行う必要がある。このため、複数の人或いは組織などに
緊急に連絡を取る必要が生じた場合(例えば身内に不慮
の事故や不幸が発生した場合など)のように、複数の連
絡相手に優先順位がある場合には、連絡順の決定や各連
絡相手への通信開始操作が煩雑になるなど、その利便性
や操作性に劣るという事情があった。
【0003】また、従来より、車両において交通事故や
車両故障などの緊急事態が発生したときに、その状態を
示す緊急通報を自動的に実行するシステムが提案されて
いる。この緊急通報システムにおいては、車両側に、移
動体通信網を介した通信動作を実行可能な緊急通報端末
を搭載しておき、例えば車両事故(衝突、横転など)が
発生した場合、その旨をエアバッグセンサの作動状態や
システム専用の衝撃検知センサ(加速度センサ)の出力
などに基いて検出し、その緊急事態の内容を示す情報、
車両の位置を示す情報(例えば車載GPS受信機の出力
により得る)、事故発生時刻を示す情報などを含む通報
信号を、上記車載用緊急通報端末から移動体通信網を通
じて外部機関へ送信する構成とされる。
車両故障などの緊急事態が発生したときに、その状態を
示す緊急通報を自動的に実行するシステムが提案されて
いる。この緊急通報システムにおいては、車両側に、移
動体通信網を介した通信動作を実行可能な緊急通報端末
を搭載しておき、例えば車両事故(衝突、横転など)が
発生した場合、その旨をエアバッグセンサの作動状態や
システム専用の衝撃検知センサ(加速度センサ)の出力
などに基いて検出し、その緊急事態の内容を示す情報、
車両の位置を示す情報(例えば車載GPS受信機の出力
により得る)、事故発生時刻を示す情報などを含む通報
信号を、上記車載用緊急通報端末から移動体通信網を通
じて外部機関へ送信する構成とされる。
【0004】しかしながら、このような緊急通報システ
ムに利用される車載用緊急通報端末にあっては、通報信
号の送信先が予め決められた外部機関に固定的に決定さ
れているため、実用上の利便性に劣るという問題点があ
った。
ムに利用される車載用緊急通報端末にあっては、通報信
号の送信先が予め決められた外部機関に固定的に決定さ
れているため、実用上の利便性に劣るという問題点があ
った。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、第1の目的は、優先順位がある複数の連絡相手と
通信する場合の利便性及び操作性の向上を実現できるよ
うになる移動体通信端末を提供することにあり、第2の
目的は、緊急状態発生時に車両側から移動体通信網を通
じて通報信号を送信する際に、その通報信号を、予め登
録した複数の通報先に任意の順で自動送信できるように
なって、実用上の利便性を向上させ得るようになる車載
用緊急通報端末を提供することにある。
あり、第1の目的は、優先順位がある複数の連絡相手と
通信する場合の利便性及び操作性の向上を実現できるよ
うになる移動体通信端末を提供することにあり、第2の
目的は、緊急状態発生時に車両側から移動体通信網を通
じて通報信号を送信する際に、その通報信号を、予め登
録した複数の通報先に任意の順で自動送信できるように
なって、実用上の利便性を向上させ得るようになる車載
用緊急通報端末を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の移動体通
信端末においては、使用者側で、記憶手段に対し予め複
数の通信先の電話番号を各々に任意の優先順位を付した
状態で登録しておく。この登録状態で、通信開始操作が
行われたときには、接続制御手段が、記憶手段に登録さ
れた複数の通信先のうち登録優先順位が高い電話番号の
通信先から順に接続する動作を自動的に実行するように
なる。従って、優先順位がある複数の連絡相手と緊急に
通信する場合において、使用者側では、通信開始操作を
行うだけで済むようになり、その利便性及び操作性の向
上を実現できるようになる。
信端末においては、使用者側で、記憶手段に対し予め複
数の通信先の電話番号を各々に任意の優先順位を付した
状態で登録しておく。この登録状態で、通信開始操作が
行われたときには、接続制御手段が、記憶手段に登録さ
れた複数の通信先のうち登録優先順位が高い電話番号の
通信先から順に接続する動作を自動的に実行するように
なる。従って、優先順位がある複数の連絡相手と緊急に
通信する場合において、使用者側では、通信開始操作を
行うだけで済むようになり、その利便性及び操作性の向
上を実現できるようになる。
【0007】請求項2記載の移動体通信端末によれば、
記憶手段に登録された通信先への自動接続動作が失敗し
た場合に、その通信先への自動接続動作が所定時間をお
いて繰り返し実行されるから、その接続を成功させるた
めに余分な操作を行う必要がなくなり、この面からも利
便性及び操作性が向上することになる。
記憶手段に登録された通信先への自動接続動作が失敗し
た場合に、その通信先への自動接続動作が所定時間をお
いて繰り返し実行されるから、その接続を成功させるた
めに余分な操作を行う必要がなくなり、この面からも利
便性及び操作性が向上することになる。
【0008】請求項3記載の移動体通信端末によれば、
記憶手段に登録された通信先への自動接続動作が設定回
数以上失敗した場合に、当該通信先への接続動作がロー
ミング可能な他の移動体通信網を通じて試みられるか
ら、その接続が成功する確率が高くなる。
記憶手段に登録された通信先への自動接続動作が設定回
数以上失敗した場合に、当該通信先への接続動作がロー
ミング可能な他の移動体通信網を通じて試みられるか
ら、その接続が成功する確率が高くなる。
【0009】請求項4記載の車載用緊急通報端末におい
ては、記憶手段に対し予め複数の通信先の電話番号を各
々に任意の優先順位を付した状態で登録しておく。この
登録は、使用者側で行っても良いし、車両販売者側で行
っても良い。この登録状態で、自車両において緊急事態
が発生した場合には、接続制御手段が、記憶手段に登録
された複数の通報先のうち登録優先順位が高い電話番号
の通報先から順に接続して通報信号(発生した緊急事態
の内容を示す情報及び自車両位置を示す情報を含む信
号)を送信する動作を自動的に実行する。従って、緊急
事態が発生したことを示す通報信号を、複数の通報先に
対して、任意に設定した優先順位で自動送信できるよう
になり、実際に使用する際の利便性を向上させ得るよう
になる。
ては、記憶手段に対し予め複数の通信先の電話番号を各
々に任意の優先順位を付した状態で登録しておく。この
登録は、使用者側で行っても良いし、車両販売者側で行
っても良い。この登録状態で、自車両において緊急事態
が発生した場合には、接続制御手段が、記憶手段に登録
された複数の通報先のうち登録優先順位が高い電話番号
の通報先から順に接続して通報信号(発生した緊急事態
の内容を示す情報及び自車両位置を示す情報を含む信
号)を送信する動作を自動的に実行する。従って、緊急
事態が発生したことを示す通報信号を、複数の通報先に
対して、任意に設定した優先順位で自動送信できるよう
になり、実際に使用する際の利便性を向上させ得るよう
になる。
【0010】請求項5記載の車載用緊急通報端末によれ
ば、記憶手段に登録された通信先への自動接続動作が失
敗した場合に、その通信先への自動接続動作が所定時間
をおいて繰り返し実行されるから、通報信号の送信を確
実に実行可能となり、以て緊急通報端末としての機能を
確実に発揮できるようになる。
ば、記憶手段に登録された通信先への自動接続動作が失
敗した場合に、その通信先への自動接続動作が所定時間
をおいて繰り返し実行されるから、通報信号の送信を確
実に実行可能となり、以て緊急通報端末としての機能を
確実に発揮できるようになる。
【0011】請求項6記載の車載用緊急通報端末によれ
ば、記憶手段に登録された通信先への自動接続動作が設
定回数以上失敗した場合に、当該通信先への接続動作が
ローミング可能な他の移動体通信網を通じて試みられる
から、通報信号の送信が成功する確率が高くなる。
ば、記憶手段に登録された通信先への自動接続動作が設
定回数以上失敗した場合に、当該通信先への接続動作が
ローミング可能な他の移動体通信網を通じて試みられる
から、通報信号の送信が成功する確率が高くなる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を携帯電話機及び車
両用緊急通報システムに適用した一実施例について図面
を参照しながら説明する。図2には、携帯電話機1(移
動体通信端末に相当)の電気的構成が機能ブロックの組
み合わせにより示されている。この図2において、制御
回路2(接続制御手段に相当)は、マイクロコンピュー
タを含んで構成されたもので、内部ROM(図示せず)
に記憶された制御プログラムに基いて、通信(通話や電
子メールの送受信)などに係る種々の制御を実行する構
成となっている。
両用緊急通報システムに適用した一実施例について図面
を参照しながら説明する。図2には、携帯電話機1(移
動体通信端末に相当)の電気的構成が機能ブロックの組
み合わせにより示されている。この図2において、制御
回路2(接続制御手段に相当)は、マイクロコンピュー
タを含んで構成されたもので、内部ROM(図示せず)
に記憶された制御プログラムに基いて、通信(通話や電
子メールの送受信)などに係る種々の制御を実行する構
成となっている。
【0013】この制御回路2には、通話開始キー、リダ
イヤルキー、通話終了キー、テンキーなどの各種キーを
含むキー操作部3、文字データを表示可能なLCDパネ
ル4、住所録、着信履歴や後述する個人用緊急連絡先リ
スト及び緊急通報システム用通報先リストなどを記憶す
るための例えばEEPROMより成る記憶部5(記憶手
段に相当)、出力部6(図示しないが、これにはLCD
パネル4用のバックライト、着信状態や充電動作状態を
表示するためのLED、着信報知用のバイブレータなど
が含まれる)、マイクロホン7及びスピーカ8のための
音声処理部9、無線通信部10がそれぞれ接続されてい
る。尚、無線通信部10にはアンテナ10aが接続され
ている。
イヤルキー、通話終了キー、テンキーなどの各種キーを
含むキー操作部3、文字データを表示可能なLCDパネ
ル4、住所録、着信履歴や後述する個人用緊急連絡先リ
スト及び緊急通報システム用通報先リストなどを記憶す
るための例えばEEPROMより成る記憶部5(記憶手
段に相当)、出力部6(図示しないが、これにはLCD
パネル4用のバックライト、着信状態や充電動作状態を
表示するためのLED、着信報知用のバイブレータなど
が含まれる)、マイクロホン7及びスピーカ8のための
音声処理部9、無線通信部10がそれぞれ接続されてい
る。尚、無線通信部10にはアンテナ10aが接続され
ている。
【0014】この場合、無線通信部10は、無線基地局
から送信された着信信号をアンテナ10aを通じて受信
したときに着信検出信号を出力して制御回路2に与え
る。制御回路2は、着信検出信号が与えられたときに
は、無線通信部10から着信信号に続く制御データを取
得して記憶すると共に、着信報知動作(着信音或いは着
信メロディをスピーカ8から出力する動作、若しくは図
示しないバイブレータを駆動する動作)を実行し、この
状態でキー操作部3を通じてオフフック信号が入力され
たときには、回線接続動作を実行して無線通信部10と
音声処理部9との間を接続する。
から送信された着信信号をアンテナ10aを通じて受信
したときに着信検出信号を出力して制御回路2に与え
る。制御回路2は、着信検出信号が与えられたときに
は、無線通信部10から着信信号に続く制御データを取
得して記憶すると共に、着信報知動作(着信音或いは着
信メロディをスピーカ8から出力する動作、若しくは図
示しないバイブレータを駆動する動作)を実行し、この
状態でキー操作部3を通じてオフフック信号が入力され
たときには、回線接続動作を実行して無線通信部10と
音声処理部9との間を接続する。
【0015】このような回線接続状態では、無線通信部
10がアンテナ10aを通じて受信した電波信号を音声
データ若しくはテキストデータに復調するようになり、
音声データの復調が行われた場合、音声処理部9は、当
該無線通信部10から入力される復調音声データをスピ
ーカ8から受話信号として出力するようになる。また、
音声処理部9は、マイクロホン7から入力される音声信
号を変調して無線通信部10に送話信号として与える。
すると、無線通信部10は、音声処理部9からの送話信
号にベースバンド処理などを施し、アンテナ10aから
所定周波数帯域の電波信号として放射する動作を行う。
10がアンテナ10aを通じて受信した電波信号を音声
データ若しくはテキストデータに復調するようになり、
音声データの復調が行われた場合、音声処理部9は、当
該無線通信部10から入力される復調音声データをスピ
ーカ8から受話信号として出力するようになる。また、
音声処理部9は、マイクロホン7から入力される音声信
号を変調して無線通信部10に送話信号として与える。
すると、無線通信部10は、音声処理部9からの送話信
号にベースバンド処理などを施し、アンテナ10aから
所定周波数帯域の電波信号として放射する動作を行う。
【0016】制御回路9は、上記のような送受話のため
の制御の他に、無線通信部10が復調したテキストデー
タをLCDパネル4に表示するというメール受信制御、
キー操作部3を通じて入力された文字情報を無線通信部
10を通じて送信するというメール送信制御、本発明の
要旨に関係した後述の自動接続制御などを行う構成とな
っている。
の制御の他に、無線通信部10が復調したテキストデー
タをLCDパネル4に表示するというメール受信制御、
キー操作部3を通じて入力された文字情報を無線通信部
10を通じて送信するというメール送信制御、本発明の
要旨に関係した後述の自動接続制御などを行う構成とな
っている。
【0017】図1には、本実施例による車両用緊急通報
システムの全体構成が機能ブロックの組み合わせにより
概略的に示されている。この図1において、前記携帯電
話機1と共にメーデーユニット11(車載用緊急通報端
末に相当)を構成するメーデーECU12並びにI/O
インタフェース13は、車両内LAN14に接続されて
おり、このLAN14には、ナビゲーションECU1
5、カーナビゲーション用の地図情報やTV画像などを
表示するためのドライバ内蔵LCDパネル16の他に、
図示しないエンジン制御ECU、ボディECUなどが接
続されている。
システムの全体構成が機能ブロックの組み合わせにより
概略的に示されている。この図1において、前記携帯電
話機1と共にメーデーユニット11(車載用緊急通報端
末に相当)を構成するメーデーECU12並びにI/O
インタフェース13は、車両内LAN14に接続されて
おり、このLAN14には、ナビゲーションECU1
5、カーナビゲーション用の地図情報やTV画像などを
表示するためのドライバ内蔵LCDパネル16の他に、
図示しないエンジン制御ECU、ボディECUなどが接
続されている。
【0018】この場合、ナビゲーションECU15に
は、GPS受信機17、地図データを記憶した例えばD
VD−ROMやCD−ROMのような記憶媒体のための
ドライブユニット18などが接続されており、LCDパ
ネル16などを通じて周知のナビゲーション処理を行う
構成となっている。
は、GPS受信機17、地図データを記憶した例えばD
VD−ROMやCD−ROMのような記憶媒体のための
ドライブユニット18などが接続されており、LCDパ
ネル16などを通じて周知のナビゲーション処理を行う
構成となっている。
【0019】この場合、携帯電話機1は、コネクタ19
及び前記I/Oインタフェース13を介してLAN14
に接続できるようになっており、その接続状態では、対
応する移動体通信網への回線接続及び遮断動作並びに後
述する通報信号の送信動作を、メーデーECU12から
の指令により実行する構成となっている。
及び前記I/Oインタフェース13を介してLAN14
に接続できるようになっており、その接続状態では、対
応する移動体通信網への回線接続及び遮断動作並びに後
述する通報信号の送信動作を、メーデーECU12から
の指令により実行する構成となっている。
【0020】メーデーECU12には、異常検出部20
からの検出信号が与えられるようになっている。この場
合、本実施例による異常検出部20は、車両が衝突や横
転などの事故を起こした状態を検出するためのものであ
り、車両事故発生時に運転者が操作する緊急スイッチ2
1からの操作信号、エアバッグセンサ22からの作動信
号、加速度センサより成る衝撃センサ23が所定レベル
以上の加速度を検出したときに発生する衝撃信号の何れ
かが入力されたときに、事故検出信号を発生してメーデ
ーECU12に与える構成となっている。そして、メー
デーECU12にあっては、異常検出部20から上記事
故検出信号が入力されたときには、携帯電話機1に対し
て緊急通報指令を与える構成となっている。
からの検出信号が与えられるようになっている。この場
合、本実施例による異常検出部20は、車両が衝突や横
転などの事故を起こした状態を検出するためのものであ
り、車両事故発生時に運転者が操作する緊急スイッチ2
1からの操作信号、エアバッグセンサ22からの作動信
号、加速度センサより成る衝撃センサ23が所定レベル
以上の加速度を検出したときに発生する衝撃信号の何れ
かが入力されたときに、事故検出信号を発生してメーデ
ーECU12に与える構成となっている。そして、メー
デーECU12にあっては、異常検出部20から上記事
故検出信号が入力されたときには、携帯電話機1に対し
て緊急通報指令を与える構成となっている。
【0021】尚、衝撃センサ23は、複数方向からの衝
撃を検出できるように多軸型のものとしたり、複数個設
ける構成とすることが望ましく、また、車両の複数箇所
で衝撃を検出できるように分散配置することが望まし
い。さらに、異常検出部20による検出機能は、これを
必要に応じて多様化することが可能である。例えば、衝
撃センサ23が検出した衝撃の強さ或いは別途に設けた
センサ出力に基づいて負傷者の有無を推定する構成とし
たり、車両の故障を検出するセンサ、車両故障発生時に
運転者が操作するロードサービス呼出スイッチを設ける
など、多様なバリエーションを展開できる。また、エア
バッグセンサ22や衝撃センサ23以外の衝突検出セン
サ(バンパーなどの車両構成要素に埋め込まれた破損検
出センサ)を設けることも可能である。
撃を検出できるように多軸型のものとしたり、複数個設
ける構成とすることが望ましく、また、車両の複数箇所
で衝撃を検出できるように分散配置することが望まし
い。さらに、異常検出部20による検出機能は、これを
必要に応じて多様化することが可能である。例えば、衝
撃センサ23が検出した衝撃の強さ或いは別途に設けた
センサ出力に基づいて負傷者の有無を推定する構成とし
たり、車両の故障を検出するセンサ、車両故障発生時に
運転者が操作するロードサービス呼出スイッチを設ける
など、多様なバリエーションを展開できる。また、エア
バッグセンサ22や衝撃センサ23以外の衝突検出セン
サ(バンパーなどの車両構成要素に埋め込まれた破損検
出センサ)を設けることも可能である。
【0022】ここで、前記携帯電話機1を通じて送信す
る通報信号は、車両において緊急事態が発生したときに
送信される信号であり、少なくとも、車両の位置を示す
情報(GPS受信機17からナビゲーションECU15
を通じて取得できる)、緊急事態発生時刻を示す情報な
どを所定のフォーマットで符号化した信号である。
る通報信号は、車両において緊急事態が発生したときに
送信される信号であり、少なくとも、車両の位置を示す
情報(GPS受信機17からナビゲーションECU15
を通じて取得できる)、緊急事態発生時刻を示す情報な
どを所定のフォーマットで符号化した信号である。
【0023】一方、携帯電話機1のための多数の無線基
地局24(1局のみ図示)は、通信ケーブルを介して接
続されたホスト局25と共に移動体通信網26を構成す
るものであり、当該ホスト局25は、例えば公衆電話回
線のような通信網27を介して警察署28、消防署2
9、車両運転者の自宅30、契約ロードサービス31、
勤務先会社32などと接続可能な構成となっている。
地局24(1局のみ図示)は、通信ケーブルを介して接
続されたホスト局25と共に移動体通信網26を構成す
るものであり、当該ホスト局25は、例えば公衆電話回
線のような通信網27を介して警察署28、消防署2
9、車両運転者の自宅30、契約ロードサービス31、
勤務先会社32などと接続可能な構成となっている。
【0024】さて、携帯電話機1にあっては、その記憶
部5に対して図3(a)に示すようなフォーマットの個
人用緊急連絡先リストと、図3(b)に示すようなフォ
ーマットの緊急通報システム用通報先リストとをそれぞ
れ記憶できるようになっている。
部5に対して図3(a)に示すようなフォーマットの個
人用緊急連絡先リストと、図3(b)に示すようなフォ
ーマットの緊急通報システム用通報先リストとをそれぞ
れ記憶できるようになっている。
【0025】図3(a)において、個人用緊急連絡先リ
ストは、使用者側で設定した複数の連絡先(通信先)の
名称及び電話番号データの各々に対して優先順位を付す
と共に、各データを当該優先順位順に並べた状態で登録
したもので、このようなリストは、キー操作部3の操作
或いはパソコンなどを利用したデータ通信によって入力
できるようになっている。また、図3(b)において、
緊急通報システム用通報先リストは、使用者或いは車両
販売者などが設定した複数の緊急時通報先(前記警察署
28、消防署29、自宅30、契約ロードサービス3
1、勤務先会社32など)の名称及び電話番号データの
各々に対して優先順位を付すと共に、各データを当該優
先順位順に並べた状態で登録したものであり、このよう
なリストも、キー操作部3或いはパソコンなどを利用し
たデータ通信によって入力できるようになっている。
ストは、使用者側で設定した複数の連絡先(通信先)の
名称及び電話番号データの各々に対して優先順位を付す
と共に、各データを当該優先順位順に並べた状態で登録
したもので、このようなリストは、キー操作部3の操作
或いはパソコンなどを利用したデータ通信によって入力
できるようになっている。また、図3(b)において、
緊急通報システム用通報先リストは、使用者或いは車両
販売者などが設定した複数の緊急時通報先(前記警察署
28、消防署29、自宅30、契約ロードサービス3
1、勤務先会社32など)の名称及び電話番号データの
各々に対して優先順位を付すと共に、各データを当該優
先順位順に並べた状態で登録したものであり、このよう
なリストも、キー操作部3或いはパソコンなどを利用し
たデータ通信によって入力できるようになっている。
【0026】尚、上記緊急通報システム用通報先リスト
は、必ずしも携帯電話機1側の記憶部5に記憶しておく
必要はなく、メーデーECU12側に記憶しておく構成
(メーデーECU12に対し本発明でいう記憶手段とし
ての機能を付与する構成)とすることもできる。
は、必ずしも携帯電話機1側の記憶部5に記憶しておく
必要はなく、メーデーECU12側に記憶しておく構成
(メーデーECU12に対し本発明でいう記憶手段とし
ての機能を付与する構成)とすることもできる。
【0027】図4には、携帯電話機1内の制御回路2に
よる制御内容のうち本発明の要旨に関係した部分の内容
が示されており、以下これについて関連した作用と共に
説明する。即ち、最初に、携帯電話機1が車両内LAN
14に接続された状態にあるか否かを判断し(ステップ
S1)、接続状態にあるときには、メーデーECU12
から緊急通報指令が入力されたか否かを判断する(ステ
ップS2)。緊急通報指令が入力されていない状態では
ステップS1へ戻るが、当該緊急通報指令が入力された
場合には、記憶部5から緊急通報システム用通報先リス
ト(図3(b)参照)を読み込む(ステップS3)。
よる制御内容のうち本発明の要旨に関係した部分の内容
が示されており、以下これについて関連した作用と共に
説明する。即ち、最初に、携帯電話機1が車両内LAN
14に接続された状態にあるか否かを判断し(ステップ
S1)、接続状態にあるときには、メーデーECU12
から緊急通報指令が入力されたか否かを判断する(ステ
ップS2)。緊急通報指令が入力されていない状態では
ステップS1へ戻るが、当該緊急通報指令が入力された
場合には、記憶部5から緊急通報システム用通報先リス
ト(図3(b)参照)を読み込む(ステップS3)。
【0028】次いで、当該通報先リスト中において優先
順位がi番目(iの初期値は「1」)の通報先に対して
回線接続動作を行った後に、通報信号(車両の位置を示
す情報及び緊急事態発生時刻を示す情報などを含む信
号)を送信する動作を行い(ステップS4)、さらに、
LCDパネル4に該当通報先の名称を表示する動作を行
う(ステップS5)。
順位がi番目(iの初期値は「1」)の通報先に対して
回線接続動作を行った後に、通報信号(車両の位置を示
す情報及び緊急事態発生時刻を示す情報などを含む信
号)を送信する動作を行い(ステップS4)、さらに、
LCDパネル4に該当通報先の名称を表示する動作を行
う(ステップS5)。
【0029】この後には、通報信号の送信が成功したか
否かを判断し(ステップS6)、不成功であった場合に
は、一定時間だけ待機するステップS7を実行した後に
前記ステップS4へ戻る。従って、通報先への通報信号
の送信動作が失敗した場合には、その送信動作が一定時
間おきに繰り返し実行されることになる。
否かを判断し(ステップS6)、不成功であった場合に
は、一定時間だけ待機するステップS7を実行した後に
前記ステップS4へ戻る。従って、通報先への通報信号
の送信動作が失敗した場合には、その送信動作が一定時
間おきに繰り返し実行されることになる。
【0030】一方、通報信号の送信が成功した場合(ス
テップS6で「YES」)には、回線遮断ステップS8
を実行した後に、上述のように通報信号の送信が行われ
た通報先の優先順位iが、緊急通報システム用通報先リ
スト中に登録されている通報先の数を示す値N未満か否
かを判断する(ステップS9)。ここで「YES」と判
断される状態は、上記緊急通報システム用通報先リスト
中に登録されている通報先に対する通報信号の送信が全
部済んでいない状態に相当するものであり、このような
場合には、優先順位iを「1」だけインクリメントする
ステップS10を実行した後にステップS4へ戻る。
テップS6で「YES」)には、回線遮断ステップS8
を実行した後に、上述のように通報信号の送信が行われ
た通報先の優先順位iが、緊急通報システム用通報先リ
スト中に登録されている通報先の数を示す値N未満か否
かを判断する(ステップS9)。ここで「YES」と判
断される状態は、上記緊急通報システム用通報先リスト
中に登録されている通報先に対する通報信号の送信が全
部済んでいない状態に相当するものであり、このような
場合には、優先順位iを「1」だけインクリメントする
ステップS10を実行した後にステップS4へ戻る。
【0031】これに対してステップS9で「NO」と判
断した場合、つまり、緊急通報システム用通報先リスト
中に登録されている通報先に対する通報信号の送信が全
部済んだ場合には、優先順位i並びにLCDパネル4の
表示内容などを初期化するステップS11を実行した後
にステップS1へ戻る。
断した場合、つまり、緊急通報システム用通報先リスト
中に登録されている通報先に対する通報信号の送信が全
部済んだ場合には、優先順位i並びにLCDパネル4の
表示内容などを初期化するステップS11を実行した後
にステップS1へ戻る。
【0032】携帯電話機1が車両内LAN14に接続さ
れていない状態にあるとき(ステップS1で「NO」)
には、緊急モード通信指令が与えられたか否かを判断す
る(ステップS12)。ここで、上記緊急モード通信指
令は、予め決められた通信開始操作が行われた場合、具
体的には、例えば、キー操作部3において所定の操作が
行われた場合、或いはキー操作部によるメニュー選択操
作が行われた場合などに出力されるものである。従っ
て、緊急モード通信指令は、使用者側において任意のタ
イミングで発生させることができる。
れていない状態にあるとき(ステップS1で「NO」)
には、緊急モード通信指令が与えられたか否かを判断す
る(ステップS12)。ここで、上記緊急モード通信指
令は、予め決められた通信開始操作が行われた場合、具
体的には、例えば、キー操作部3において所定の操作が
行われた場合、或いはキー操作部によるメニュー選択操
作が行われた場合などに出力されるものである。従っ
て、緊急モード通信指令は、使用者側において任意のタ
イミングで発生させることができる。
【0033】緊急モード通信指令が与えられていない状
態では、携帯電話機1のための通常の通信制御(受信及
び送信制御)を行うための通信制御ルーチンS13を実
行した後にステップS1へ戻る。これに対して、緊急モ
ード通信指令が与えられたときには、記憶部5から個人
用緊急連絡先リスト(図3(a)参照)を読み込む(ス
テップS14)。
態では、携帯電話機1のための通常の通信制御(受信及
び送信制御)を行うための通信制御ルーチンS13を実
行した後にステップS1へ戻る。これに対して、緊急モ
ード通信指令が与えられたときには、記憶部5から個人
用緊急連絡先リスト(図3(a)参照)を読み込む(ス
テップS14)。
【0034】次いで、当該連絡先リスト中において優先
順位がi番目(iの初期値は「1」)の連絡先に対して
回線接続する動作を行い(ステップS15)、さらに、
LCDパネル4に該当連絡先の名称を表示する動作を行
う(ステップS16)。
順位がi番目(iの初期値は「1」)の連絡先に対して
回線接続する動作を行い(ステップS15)、さらに、
LCDパネル4に該当連絡先の名称を表示する動作を行
う(ステップS16)。
【0035】この後には、回線接続が成功したか否かを
判断し(ステップS17)、不成功であった場合には、
一定時間だけ待機するステップS18を実行した後に前
記ステップS15へ戻る。従って、連絡先への回線接続
動作が失敗した場合には、その回線接続動作が一定時間
おきに繰り返し実行されることになる。
判断し(ステップS17)、不成功であった場合には、
一定時間だけ待機するステップS18を実行した後に前
記ステップS15へ戻る。従って、連絡先への回線接続
動作が失敗した場合には、その回線接続動作が一定時間
おきに繰り返し実行されることになる。
【0036】一方、回線の接続が成功した場合(ステッ
プS17で「YES」)には、オンフック状態とされる
まで待機し(ステップS18)、オンフックされたとき
には、上述のように回線接続が行われた連絡先の優先順
位iが、個人用緊急連絡先リスト中に登録されている連
絡先の数を示す値N′未満か否かを判断する(ステップ
S20)。ここで「YES」と判断される状態は、上記
個人用緊急連絡先リスト中に登録されている連絡先に対
する回線接続が全部済んでいない状態に相当するもので
あり、このような場合には、優先順位iを「1」だけイ
ンクリメントするステップS21を実行した後にステッ
プS4へ戻る。
プS17で「YES」)には、オンフック状態とされる
まで待機し(ステップS18)、オンフックされたとき
には、上述のように回線接続が行われた連絡先の優先順
位iが、個人用緊急連絡先リスト中に登録されている連
絡先の数を示す値N′未満か否かを判断する(ステップ
S20)。ここで「YES」と判断される状態は、上記
個人用緊急連絡先リスト中に登録されている連絡先に対
する回線接続が全部済んでいない状態に相当するもので
あり、このような場合には、優先順位iを「1」だけイ
ンクリメントするステップS21を実行した後にステッ
プS4へ戻る。
【0037】これに対してステップS20で「NO」と
判断した場合、つまり、個人用緊急連絡先リスト中に登
録されている連絡先に対する回線接続が全部済んだ場合
には、優先順位i並びにLCDパネル4の表示内容など
を初期化するステップS22を実行した後にステップS
1へ戻る。
判断した場合、つまり、個人用緊急連絡先リスト中に登
録されている連絡先に対する回線接続が全部済んだ場合
には、優先順位i並びにLCDパネル4の表示内容など
を初期化するステップS22を実行した後にステップS
1へ戻る。
【0038】要するに、上記した本実施例の構成によれ
ば、以下に述べるような作用・効果が得られる。即ち、
携帯電話機1の使用者は、その携帯電話機1の記憶部5
に対して、図3(a)のような形態の個人用緊急連絡先
リスト、つまり、使用者側で設定した複数の連絡先(通
信先)の名称及び電話番号データの各々に対して優先順
位を付すと共に、各データを当該優先順位順に並べた状
態のリストを登録しておくことができる。このような携
帯電話機1を車両内LAN14に接続していない状態
(携帯電話機1を会話或いはデータ通信用の移動体通信
端末として使用する状態)では、予め決められた通信開
始操作に応じて緊急モード通信指令を発生させたとき
に、記憶部5の個人用緊急連絡先リストに登録された複
数の通信先のうち登録優先順位が高い電話番号の通信先
から順に接続する動作が自動的に実行されるようにな
る。従って、優先順位がある複数の連絡相手と緊急に連
絡を取る必要が生じた場合において、使用者側では、予
め決められた通信開始操作を行うだけで済むようにな
り、その利便性及び操作性の向上を実現できるようにな
る。
ば、以下に述べるような作用・効果が得られる。即ち、
携帯電話機1の使用者は、その携帯電話機1の記憶部5
に対して、図3(a)のような形態の個人用緊急連絡先
リスト、つまり、使用者側で設定した複数の連絡先(通
信先)の名称及び電話番号データの各々に対して優先順
位を付すと共に、各データを当該優先順位順に並べた状
態のリストを登録しておくことができる。このような携
帯電話機1を車両内LAN14に接続していない状態
(携帯電話機1を会話或いはデータ通信用の移動体通信
端末として使用する状態)では、予め決められた通信開
始操作に応じて緊急モード通信指令を発生させたとき
に、記憶部5の個人用緊急連絡先リストに登録された複
数の通信先のうち登録優先順位が高い電話番号の通信先
から順に接続する動作が自動的に実行されるようにな
る。従って、優先順位がある複数の連絡相手と緊急に連
絡を取る必要が生じた場合において、使用者側では、予
め決められた通信開始操作を行うだけで済むようにな
り、その利便性及び操作性の向上を実現できるようにな
る。
【0039】この場合、個人用緊急連絡先リストに登録
された通信先への自動接続動作が失敗した場合に、その
通信先への自動接続動作が一定時間おきに繰り返し実行
されるから、その接続を成功させるために余分な操作を
行う必要がなくなり、この面からも利便性及び操作性が
向上することになる。
された通信先への自動接続動作が失敗した場合に、その
通信先への自動接続動作が一定時間おきに繰り返し実行
されるから、その接続を成功させるために余分な操作を
行う必要がなくなり、この面からも利便性及び操作性が
向上することになる。
【0040】また、携帯電話機1の記憶部5に対して
は、図3(b)のような形態の緊急通報システム用通報
先リスト、つまり、使用者或いは車両販売者側などが設
定した複数の緊急時通報先の名称及び電話番号データの
各々に対して優先順位を付すと共に、各データを当該優
先順位順に並べた状態のリストを登録しておくことがで
きる。このような携帯電話機1を車両内LAN14に接
続した状態(携帯電話機1をメーデーユニット11の構
成要素として使用する状態)では、メーデーユニット1
1内の異常検出部20から事故検出信号が出力されるの
に応じて、携帯電話機1に対し緊急通報指令が与えられ
たときに、記憶部5の緊急通報システム用通報先リスト
に登録された複数の通信先のうち登録優先順位が高い電
話番号の通信先から順に接続する動作が自動的に実行さ
れるようになる。従って、車両において緊急事態が発生
したことを示す通報信号を、複数の通報先に対して、任
意に設定した優先順位で自動送信できるようになり、実
際に使用する際の利便性を向上させ得るようになる。
は、図3(b)のような形態の緊急通報システム用通報
先リスト、つまり、使用者或いは車両販売者側などが設
定した複数の緊急時通報先の名称及び電話番号データの
各々に対して優先順位を付すと共に、各データを当該優
先順位順に並べた状態のリストを登録しておくことがで
きる。このような携帯電話機1を車両内LAN14に接
続した状態(携帯電話機1をメーデーユニット11の構
成要素として使用する状態)では、メーデーユニット1
1内の異常検出部20から事故検出信号が出力されるの
に応じて、携帯電話機1に対し緊急通報指令が与えられ
たときに、記憶部5の緊急通報システム用通報先リスト
に登録された複数の通信先のうち登録優先順位が高い電
話番号の通信先から順に接続する動作が自動的に実行さ
れるようになる。従って、車両において緊急事態が発生
したことを示す通報信号を、複数の通報先に対して、任
意に設定した優先順位で自動送信できるようになり、実
際に使用する際の利便性を向上させ得るようになる。
【0041】この場合、緊急通報システム用通報先リス
トに登録された通信先への自動接続動作が失敗した場合
に、その通信先への自動接続動作が一定時間おきに繰り
返し実行されるから、通報信号の送信を確実に実行可能
となり、以て緊急通報端末としての機能を確実に発揮で
きるようになる。
トに登録された通信先への自動接続動作が失敗した場合
に、その通信先への自動接続動作が一定時間おきに繰り
返し実行されるから、通報信号の送信を確実に実行可能
となり、以て緊急通報端末としての機能を確実に発揮で
きるようになる。
【0042】尚、本発明は上記した実施例に限定される
ものではなく、次のような変形または拡張が可能であ
る。上記実施例では、個人用緊急連絡先リスト或いは緊
急通報システム用通報先リストを利用した通信動作を行
う際に、通信先への自動接続が失敗した場合には、その
通信先への自動接続動作を一定時間おきに繰り返す構成
としたが、通信先への自動接続が失敗した場合に以下の
ような制御を行う構成としても良い。
ものではなく、次のような変形または拡張が可能であ
る。上記実施例では、個人用緊急連絡先リスト或いは緊
急通報システム用通報先リストを利用した通信動作を行
う際に、通信先への自動接続が失敗した場合には、その
通信先への自動接続動作を一定時間おきに繰り返す構成
としたが、通信先への自動接続が失敗した場合に以下の
ような制御を行う構成としても良い。
【0043】即ち、個人用緊急連絡先リスト或いは緊急
通報システム用通報先リストに登録された通信先への自
動接続動作が設定回数以上失敗した場合に、当該通信先
への接続動作をローミング可能な他の移動体通信網を通
じて試みる構成とすることもできる。この構成によれ
ば、通信先への自動接続動作が設定回数以上失敗した場
合に、当該通信先への接続動作がローミング可能な他の
移動体通信網を通じて試みられるから、その接続が成功
する確率を高くできる。
通報システム用通報先リストに登録された通信先への自
動接続動作が設定回数以上失敗した場合に、当該通信先
への接続動作をローミング可能な他の移動体通信網を通
じて試みる構成とすることもできる。この構成によれ
ば、通信先への自動接続動作が設定回数以上失敗した場
合に、当該通信先への接続動作がローミング可能な他の
移動体通信網を通じて試みられるから、その接続が成功
する確率を高くできる。
【0044】携帯電話機1において、通信対象の無線基
地局24を通じた接続動作が不可能な状態にあった場合
に、通信可能な他の無線基地局(例えば着信制御チャネ
ル用のバースト信号の受信電界強度が所定のしきい値レ
ベル以上ある無線基地局)に変更して接続動作を実行す
る構成とすることができる。本実施例でいう携帯電話機
1は、自動車電話やPHSなども含む概念である。ま
た、記憶部5に記憶する個人用緊急連絡先リストを複数
種類記憶できる構成とし、通信開始操作により緊急モー
ド通信指令を発生させる場合に、所望の個人用緊急連絡
先リストを選択できる構成とすることもできる。
地局24を通じた接続動作が不可能な状態にあった場合
に、通信可能な他の無線基地局(例えば着信制御チャネ
ル用のバースト信号の受信電界強度が所定のしきい値レ
ベル以上ある無線基地局)に変更して接続動作を実行す
る構成とすることができる。本実施例でいう携帯電話機
1は、自動車電話やPHSなども含む概念である。ま
た、記憶部5に記憶する個人用緊急連絡先リストを複数
種類記憶できる構成とし、通信開始操作により緊急モー
ド通信指令を発生させる場合に、所望の個人用緊急連絡
先リストを選択できる構成とすることもできる。
【図1】本発明の一実施例を示す車両用緊急通報システ
ム全体の概略的機能ブロック図
ム全体の概略的機能ブロック図
【図2】携帯電話機の電気的構成を示す機能ブロック図
【図3】個人用緊急連絡先リスト及び緊急通報システム
用通報先リストのフォーマット例を示す図
用通報先リストのフォーマット例を示す図
【図4】携帯電話機が有する制御回路による制御内容を
示すフローチャート
示すフローチャート
1は携帯電話機(移動体通信端末)、2は制御回路(接
続制御手段)、5は記憶部(記憶手段)、11はメーデ
ーユニット(車載用緊急通報端末)、12はメーデーE
CU、14は車両内LAN、24は無線基地局、26は
移動体通信網を示す。
続制御手段)、5は記憶部(記憶手段)、11はメーデ
ーユニット(車載用緊急通報端末)、12はメーデーE
CU、14は車両内LAN、24は無線基地局、26は
移動体通信網を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/04 H04B 7/26 109H Fターム(参考) 5C087 AA02 AA03 AA37 AA44 BB12 BB18 BB64 BB74 DD03 DD14 EE06 EE08 FF01 FF02 FF17 FF20 FF23 GG07 GG12 GG13 GG18 GG21 GG24 GG29 GG32 GG36 GG61 GG67 GG70 GG83 5K067 AA21 AA35 BB04 DD13 DD16 DD23 EE02 EE10 EE16 GG06 GG07 HH05 HH13 HH22 HH23 JJ20 5K101 KK14 LL12 RR12 RR14
Claims (6)
- 【請求項1】 無線基地局を含む移動体通信網を介して
通信動作を行うように構成された移動体通信端末におい
て、 複数の通信先の電話番号を各々に優先順位を付した状態
で登録可能な記憶手段と、 通信開始操作が行われたときに、前記記憶手段に記憶さ
れた複数の通信先のうち登録優先順位が高い電話番号の
通信先から順に接続する動作を自動的に実行する接続制
御手段とを備えたことを特徴とする移動体通信端末。 - 【請求項2】 前記接続制御手段は、前記記憶手段に登
録された通信先への自動接続動作が失敗した場合に、そ
の通信先への自動接続動作を所定時間をおいて繰り返し
実行することを特徴とする請求項1記載の移動体通信端
末。 - 【請求項3】 前記接続制御手段は、前記記憶手段に登
録された通信先への自動接続動作が設定回数以上失敗し
た場合に、当該通信先への接続動作をローミング可能な
他の移動体通信網を通じて試みるように構成されている
ことを特徴とする請求項2記載の移動体通信端末。 - 【請求項4】 緊急事態発生時にその緊急事態の内容を
示す情報及び自車両位置を示す情報を含む通報信号を無
線基地局を含む移動体通信網を通じて予め決められた通
報先へ送信する動作を行うための車載用緊急通報端末に
おいて、 複数の通報先の電話番号を各々に優先順位を付した状態
で登録可能な記憶手段と、 緊急事態が発生したときに、前記記憶手段に登録された
複数の通報先のうち登録優先順位が高い電話番号の通報
先から順に接続して前記通報信号を送信する動作を自動
的に実行する接続制御手段とを備えたことを特徴とする
車載用緊急通報端末。 - 【請求項5】 前記接続制御手段は、前記記憶手段に登
録された通報先への自動接続動作が失敗した場合に、そ
の通報先への自動接続動作を所定時間をおいて繰り返し
実行することを特徴とする請求項4記載の車載用緊急通
報端末。 - 【請求項6】 前記接続制御手段は、前記記憶手段に登
録された通報先への自動接続動作が設定回数以上失敗し
た場合に、当該通報先への接続動作をローミング可能な
他の移動体通信網を通じて試みるように構成されている
ことを特徴とする請求項5記載の車載用緊急通報端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000041211A JP2001230883A (ja) | 2000-02-18 | 2000-02-18 | 移動体通信端末及び車載用緊急通報端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000041211A JP2001230883A (ja) | 2000-02-18 | 2000-02-18 | 移動体通信端末及び車載用緊急通報端末 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001230883A true JP2001230883A (ja) | 2001-08-24 |
Family
ID=18564478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000041211A Pending JP2001230883A (ja) | 2000-02-18 | 2000-02-18 | 移動体通信端末及び車載用緊急通報端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001230883A (ja) |
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-
2000
- 2000-02-18 JP JP2000041211A patent/JP2001230883A/ja active Pending
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