JP2000311285A - 緊急通報システム端末装置および緊急通報システム - Google Patents

緊急通報システム端末装置および緊急通報システム

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JP2000311285A
JP2000311285A JP11122607A JP12260799A JP2000311285A JP 2000311285 A JP2000311285 A JP 2000311285A JP 11122607 A JP11122607 A JP 11122607A JP 12260799 A JP12260799 A JP 12260799A JP 2000311285 A JP2000311285 A JP 2000311285A
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transmission button
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 緊急時に緊急通報発信釦押下により、緊急通
報センターに自動的に緊急発信を行う車載装置におい
て、緊急通報発信釦の押下されていない通常状態、押下
状態、断線による開放状態、ショート断線による短絡状
態を識別する。 【解決手段】 緊急通報発信釦3は、押下により閉成さ
れる常開スイッチS1と、スイッチS1の両端に並列に
接続された抵抗R2と、スイッチS1の一端とグランド
との間に接続された抵抗R3とを有する。スイッチS1
の他端は、緊急通報システム端末機器1の制御部12に
接続されると共に、抵抗R1を介して電源電圧Vに接続
されている。この構成により、制御部12に入力する電
圧は、通常時は{(R2+R3)/(Rl+R2+R
3)}V、押下時は{R3/(R1+R3) }V、開放
時はV、短絡時は0と、各々異なる電位差になり、これ
を制御部12で検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車などの車両
に搭載されて、交通事故、急病などの緊急時に、警察や
消防などに対し緊急通報を行う、緊急通報システムを管
轄する緊急通報センターに、現在の車両の位置情報、登
録車両などのデータを送信する緊急通報システム端末装
置、及び緊急通報システムに閔する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車などの車両に搭載され
て、緊急通報センターに通信事業者の基地局などを経由
して電話発信処理を行う緊急通報連絡手段を備えた緊急
通報システム端末装置が知られている。緊急通報システ
ム端末装置は、緊急事態発生時に、緊急通報発信釦を押
下して手動により発信処理を行う場合と、エアバッグセ
ンサや衝突センサなどのセンサ部からの信号入力により
自動的に発信処理が行われる場合とがある。また、緊急
通報システム端末装置は、緊急通報発信釦の釦開放、押
下時の判別だけでなく、緊急通報システムと緊急通報発
信釦を接続する導線が断線した場合の検出処理が可能な
機能を有するものがある。この場合、緊急通報システム
端末装置の、緊急通報発信釦からの信号を入力する制御
部などは、緊急通報発信釦の開放、押下、及び開放によ
り断線した場合の検出を行い、前記釦からの信号に応じ
た処理を実行する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
緊急通報システム端末装置では、緊急通報発信釦の構成
を、押下時に接続するスイッチとこれに並列に接続した
抵抗とを備え、一端をグランド、もう―端を緊急通報シ
ステム端末装置に接続する構成になっている。さらに緊
急通報システム端末装置側では、前記緊急通報発信釦か
らの信号をプルアップした構成にしており、押下時はグ
ランド電圧、開放時(通常時)はプルアップ抵抗と、ス
イッチを構成している抵抗の抵抗比に依存した電圧、開
放による断線時はプルアップ電圧を認識することはでき
るが、短絡により断線した場合、グランド電圧になるた
め、押下時との識別が不可能であった。
【0004】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、緊急通報発信釦の押下され
ていない通常状態、押下状態、断線による開放状態、シ
ョート断線などによる短絡状態を識別することによっ
て、開放断線、ショート断線を検知し、システム、及び
機器の故障を検知することのできる緊急通報システム端
末装置及び緊急通報システムを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、押下により開閉するスイッチと、2つ以
上の抵抗とを組み合わせて緊急通報発信釦を構成し、緊
急通報発信釦からの信号を緊急通報システム端末装置の
制御部が判断することにより、緊急通報発信釦の押下さ
れていない通常状態、押下状態、断線による開放状態、
ショート断線などによる短絡状態を識別するようにした
ものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、車両に搭載されて緊急通報発信釦押下により、緊急
通報システムを管轄するセンターに自動的に緊急発信を
行う緊急通報システム端末装置において、前記緊急通報
発信釦の押下されていない通常状態、押下状態、断線に
よる開放状態、ショート断線による短絡状態を、前記緊
急通報発信釦からの信号入力により検知する制御部を備
えた緊急通報システム端末装置であり、緊急通報発信釦
の押下されていない通常状態、押下状態、断線による開
放状態、ショート断線などによる短絡状態を識別できる
という作用を有する。
【0007】本発明の請求項2に記載の発明は、前記緊
急通報発信釦が、押下により開閉するスイッチと、前記
スイッチの両端に並列に接続された抵抗と、前記スイッ
チの一端とグランドとの間に接続された別の抵抗とを備
え、前記スイッチの他端は、前記緊急通報システム端末
装置の前記制御部に接続されると共に、抵抗を介して電
源電圧に接続されていることを特徴とする請求項1記載
の緊急通報システム端末装置であり、緊急通報発信釦の
押下されていない通常状態、押下状態、断線による開放
状態、ショート断線などによる短絡状態を識別できると
いう作用を有する。
【0008】本発明の請求項3に記載の発明は、前記緊
急通報発信釦が、押下により開閉するスイッチと、前記
スイッチの一端とグランドとの間に接続された抵抗と、
前記スイッチの他端とグランドとの間に接続された別の
抵抗とを備え、前記スイッチの他端は、前記緊急通報シ
ステム端末装置の前記制御部に接続されると共に、抵抗
を介して電源電圧に接続されていることを特徴とする請
求項1記載の緊急通報システム端末装置であり、緊急通
報発信釦の押下されていない通常状態、押下状態、断線
による開放状態、ショート断線などによる短絡状態を識
別できるという作用を有する。
【0009】本発明の請求項4に記載の発明は、前記緊
急通報発信釦が、押下により開閉するスイッチと、前記
スイッチの一端とグランドとの間に直列に接続された2
つの抵抗と、前記スイッチの他端と前記2つの抵抗の中
間点との間に接続された別の抵抗とを備え、前記スイッ
チの他端は、前記緊急通報システム端末装置の前記制御
部に接続されると共に、抵抗を介して電源電圧に接続さ
れていることを特徴とする請求項1記載の緊急通報シス
テム端末装置であり、緊急通報発信釦の押下されていな
い通常状態、押下状態、断線による開放状態、ショート
断線などによる短絡状態を識別できるという作用を有す
る。
【0010】本発明の請求項5に記載の発明は、前記緊
急通報発信釦が、押下により開閉するスイッチと、前記
スイッチの一端とグランドとの間に直列に接続された2
つの抵抗と、前記スイッチの他端とグランドとの間に接
続された別の抵抗とを備え、前記スイッチの他端は、前
記緊急通報システム端末装置の前記制御部に接続される
と共に、抵抗を介して電源電圧に接続されていることを
特徴とする請求項1記載の緊急通報システム端末装置で
あり、緊急通報発信釦の押下されていない通常状態、押
下状態、断線による開放状態、ショート断線などによる
短絡状態を識別できるという作用を有する。
【0011】本発明の請求項6に記載の発明は、前記緊
急通報発信釦が、一端をグランドに接続されて押下によ
り開閉するスイッチと、前記スイッチの両端に並列に接
続された抵抗と、前記スイッチの他端と前記緊急通報発
信釦の出力端との間に接続された別の抵抗とを備え、前
記緊急通報発信釦の出力端は、前記緊急通報システム端
末装置の前記制御部に接続されると共に、抵抗を介して
電源電圧に接続されていることを特徴とする請求項1記
載の緊急通報システム端末装置であり、緊急通報発信釦
の押下されていない通常状態、押下状態、断線による開
放状態、ショート断線などによる短絡状態を識別できる
という作用を有する。
【0012】本発明の請求項7に記載の発明は、前記緊
急通報発信釦が、一端をグランドに接続されて押下によ
り開閉するスイッチと、前記スイッチの他端と前記緊急
通報発信釦の出力端との間に接続された抵抗と、前記緊
急通報発信釦の出力端とグランドとの間に接続された別
の抵抗とを備え、前記緊急通報発信釦の出力端は、前記
緊急通報システム端末装置の前記制御部に接続されると
共に、抵抗を介して電源電圧に接続されていることを特
徴とする請求項1記載の緊急通報システム端末装置であ
り、緊急通報発信釦の押下されていない通常状態、押下
状態、断線による開放状態、ショート断線などによる短
絡状態を識別できるという作用を有する。
【0013】本発明の請求項8に記載の発明は、前記緊
急通報発信釦が、押下により開閉するスイッチと、前記
スイッチの一端とグランドとの間に接続された抵抗と、
前記スイッチの他端と前記緊急通報発信釦の出力端との
間に接続された別の抵抗と、前記スイッチの他端とグラ
ンドとの間に接続された、さらに別の抵抗とを備え、前
記緊急通報発信釦の出力端は、前記緊急通報システム端
末装置の前記制御部に接続されると共に、抵抗を介して
電源電圧に接続されていることを特徴とする請求項1記
載の緊急通報システム端末装置であり、緊急通報発信釦
の押下されていない通常状態、押下状態、断線による開
放状態、ショート断線などによる短絡状態を識別できる
という作用を有する。
【0014】本発明の請求項9に記載の発明は、前記緊
急通報発信釦が、押下により開閉するスイッチと、前記
スイッチの一端とグランドとの間に接続された抵抗と、
前記スイッチの他端と前記緊急通報発信釦の出力端との
間に接続された別の抵抗と、前記緊急通報発信釦の出力
端とグランドとの間に接続された、さらに別の抵抗とを
備え、前記緊急通報発信釦の出力端は、前記緊急通報シ
ステム端末装置の前記制御部に接続されると共に、抵抗
を介して電源電圧に接続されていることを特徴とする請
求項1記載の緊急通報システム端末装置であり、緊急通
報発信釦の押下されていない通常状態、押下状態、断線
による開放状態、ショート断線などによる短絡状態を識
別できるという作用を有する。
【0015】本発明の請求項10に記載の発明は、請求
項1から請求項9のいずれかに記載の緊急通報システム
端末装置において、前記制御部は、前記緊急通報発信釦
からの信号をプルアップまたはプルダウンすることを特
徴とする緊急通報システム端末装置であり、緊急通報発
信釦の押下されていない通常状態、押下状態、断線によ
る開放状態、ショート断線などによる短絡状態を識別で
きるという作用を有する。
【0016】本発明の請求項11に記載の発明は、請求
項1から請求項10のいずれかに記載の緊急通報システ
ム端末装置において、前記制御部は、前記緊急通報発信
釦から出力される電圧差をADコンバータ、またはマイ
クロコンピューターに内臓のADコンバータにより検知
することを特徴とする緊急通報システム端末装置であ
り、緊急通報発信釦の押下されていない通常状態、押下
状態、断線による開放状態、ショート断線などによる短
絡状態を識別できるという作用を有する。
【0017】本発明の請求項12に記載の発明は、請求
項1から11のいずれかに記載の緊急通報システム端末
装置と、緊急通報システムを統括して、前記緊急通報シ
ステム端末装置から緊急通報発信信号を受信する機能を
備えたセンターとを含む緊急通報システムであり、緊急
通報発信釦の押下されていない通常状態、押下状態、断
線による開放状態、ショート断線などによる短絡状態を
識別できると共に、前記緊急通報発信釦の状態をセンタ
ーへ通知することにより、緊急通報システム端末装置の
状態をセンター側で識別できるという作用を有する。
【0018】以下、本発明の実施の形態を図面を参照し
て説明する。 (実施の形態)図1は本発明の実施の形態における緊急
通報システム端末装置の構成を示すブロック図である。
図1において、1は緊急通報システム端末装置であり、
自動車などの車両に搭載されて、交通事故、急病などの
緊急時に、緊急通報センターに現在の車両の位置情報、
登録車両などのデータを送信して車両出動要請を行うも
のである。2は通信アンテナであり、緊急通報連絡手段
11からの発信信号を通信事業者の基地局に発信する処
理を行うと共に、通信事業者からの受信信号を緊急通報
連絡手段11に出力する処理を行う。3は通常状態(押
下されていない状態)、押下状態、開放断線による異常
状態、短絡断線による異常状態を識別することができる
緊急通報発信釦であり、利用者が交通事故、急病などの
緊急時に押下し、発信処理を開始するための信号、短絡
断線異常、開放断線異常などの信号を生成する。4はG
PSアンテナであり、GPS衛星からのデータを受信す
る。
【0019】緊急通報システム端末装置1において、1
1は緊急通報連絡手段であり、制御部12からの発信要
求信号に対し、制御部12から入力した電話番号によ
り、通信事業者の基地局などを経由してその電話番号に
該当する通話相手に電話発信処理を開始すると共に、通
話相手からの発信応答、もしくは通話中信号などの通話
中に移行する信号を受信した場合、音声通話制御、もし
くはデータ通信制御に移行すると共に、通話中に移行し
たことを知らせる信号を制御部12に出力し、さらに、
制御部12から入力した、車両の進行方向、向きなどの
情報、及び位置情報などのデータを、通信事業者の基地
局などを経由してその電話番号に該当する通話相手であ
る緊急通報センターに発信する処理を行う。
【0020】12は制御部であり、位置情報取得処理部
14より取得した位置情報などのデータを記憶部15に
記録する制御を行うと共に、緊急通報発信釦3からの操
作信号により緊急通報要求があったことを認識し、緊急
通報連絡処理を開始するために、位置情報取得処理部1
4より入手し、記憶部15などに蓄積した位置情報履歴
などのデータを入力し、さらに、記憶部15から緊急通
報センターの電話番号を取得すると共に、その電話番号
を用いて緊急通報連絡手段11に電話の発信要求を行
い、さらに、緊急通報連絡手段11から、その電話番号
に該当する通話相手からの発信応答、もしくは通話中信
号などの通話中に移行する信号を受信した場合、通話状
態に移行したと認識し、位置情報取得処理部14から入
手した位置情報履歴デ−タを通信事業者の基地局などを
経由して当該電話番号に対応する通話相手である緊急通
報センターに発信するための信号を緊急通報連絡手段1
1に出力する処理を行う。
【0021】13はジャイロセンサであり、車両の進行
方向、向きなどの情報を生成する。14は位置情報取得
処理部であり、制御部12に対し、ジャイロセンサ13
からのデータ、GPS受信機16がGPSアンテナ4か
ら受信したデータなどにより生成した位置情報などのデ
ータを制御部12に出力する。15は記憶部であり、緊
急通報センターの電話番号、及び緊急通報システム端末
装置1を搭載する車両の登録ナンバー、位置情報取得処
理部14で生成した位置情報などの情報を格納すると共
に、制御部12からの要求信号により記録したデータを
出力する処理を行う。16はGPS受信機であり、GP
Sアンテナ4から入手したデータにより、位置情報など
のデータを位置情報取得処理部14に出力する処理を行
う。
【0022】次に、本発明の実施の形態の動作について
説明する。図1において、位置情報取得処理部14は、
ジャイロセンサ13からのデータ、GPS受信機16が
GPSアンテナ4から受信したデータなどにより位置情
報データを生成する。制御部12は、位置情報取得処理
部14より定期的に位置情報などのデータを取得し、記
録部15に記録する処理を行う。
【0023】利用者は、交通事故、急病などの緊急時に
緊急通報発信釦3を押下する。緊急通報発信釦3は、利
用者の押下により、押下されたことを示す信号を制御部
12に出力する。制御部12は、緊急通報発信釦3から
の操作信号により緊急通報発信要求があったことを認識
し、緊急通報処理を開始する。制御部12は、記憶部1
5から蓄積した位置情報などのデータ、及び緊急通報セ
ンターの電話番号を取得すると共に、その電話番号を用
いて緊急通報連絡手段11に電話の発信要求を行う。緊
急通報連絡手段11は、通信アンテナ2を用いて、通信
事業者の基地局などを経由してその電話番号に該当する
通話相手に電話発信処理を開始する。緊急通報連絡手段
11は、通話相手からの発信応答、もしくは通話中信号
などの通話中に移行する信号を受信した場合、通話状態
に移行したと認識し、音声通話制御、もしくはデータ通
信制御に移行すると共に、通話中に移行したことを知ら
せる信号を、制御部12に出力する。制御部12は、通
話に成功したと判断し、位置情報などのデータを通信事
業者の基地局などを経由して当該電話番号に対応する通
話相手である緊急通報センターに発信する処理を行う。
【0024】また緊急通報発信釦3においては、押下さ
れていない通常状態時は通常状態を示す信号を出力し、
押下された場合は押下されたことを示す信号を出力し、
開放断線時は、開放断線したことを示す信号、短絡断線
時は短絡断線したことを示す信号を出力する。制御部1
2は、押下されたことを示す信号を入力した場合、緊急
通報連絡処理に移行し、開放断線、短絡断線時は、短
絡、開放などの異常状態が発生したことを認識し、イン
ジケータなどにより利用者に異常を通知するなどの処理
を行う。
【0025】このように本実施の形態によれば、緊急通
報システム端末装置1の制御部12が、緊急通報発信釦
3の押下されていない通常状態、押下状態、断線による
開放状態、ショート断線などによる短絡状態を識別する
ことによって、開放断線、ショート断線を検知し、シス
テム、及び機器の故障を検知することが出来る。緊急通
報発信釦3は、抵抗と押下した場合に接続するスイッ
チ、もしくは押下した場合に開放するスイッチにより構
成し、その構成回路の一端をグランドに接続し、他端を
制御部12に接続し、緊急通報システム端末装置1側で
プルアップまたはプルダウンして、分割抵抗の電位差を
ADコンバータ、またはマイクロコンピューターに内臓
のADコンバータに入力することにより、スイッチの押
下してない通常状態、押下状態、開放異常、または短絡
異常を認識することが可能になる。
【0026】次に、本実施の形態における緊急通報発信
釦3のいくつかの具体例を実施例として説明する。 (実施例1)図2は実施例1における緊急通報発信釦3
の構成を示す回路図である。図2において、緊急通報発
信釦3は、通常時は開成され、押下により閉成される常
開スイッチS1と、このスイッチS1の両端に並列に接
続された抵抗R2と、スイッチS1の一端とグランドと
の間に接続された抵抗R3とからなる。スイッチS1の
他端は、緊急通報システム端末装置1の制御部12に接
続されると共に、抵抗R1を介して電源電圧Vに接続さ
れている。この構成により、制御部12に入力する電圧
は、 通常時(スイッチ開成):{(R2+R3)/(Rl+
R2+R3)}V 押下時(スイッチ閉成):{R3/(R1+R3) }V 開放時 :V 短絡時 :0 と各々異なる電位差になり、制御部12において、スイ
ッチS1の通常状態、押下状態、開放異常、短絡異常を
認識することが可能である。
【0027】(実施例2)図3は実施例2における緊急
通報発信釦3の構成を示す回路図である。図3におい
て、緊急通報発信釦3は、通常時は閉成され、押下によ
り開成される常閉スイッチS2と、このスイッチS2の
両端に並列に接続された抵抗R2と、スイッチS2の一
端とグランドとの間に接続された抵抗R3とからなる。
スイッチS2の他端は、緊急通報システム端末装置1の
制御部12に接続されると共に、抵抗R1を介して電源
電圧Vに接続されている。この構成により、制御部12
に入力する電圧は、 通常時(スイッチ閉成):{R3/(R1+R3) }V 押下時(スイッチ開成):{(R2+R3)/(Rl+
R2+R3)}V 開放時 :V 短絡時 :0 と各々異なる電位差になり、制御部12において、スイ
ッチS2の通常状態、押下状態、開放異常、短絡異常を
認識することが可能である。
【0028】(実施例3)図4は実施例3における緊急
通報発信釦3の構成を示す回路図である。図4におい
て、緊急通報発信釦3は、通常時は開成され、押下によ
り閉成される常開スイッチS1と、このスイッチS1の
一端とグランドとの間に接続された抵抗R3と、スイッ
チS1の他端とグランドとの間に接続された抵抗R2と
からなる。スイッチS1の他端は、緊急通報システム端
末装置1の制御部12に接続されると共に、抵抗R1を
介して電源電圧Vに接続されている。この構成により、
制御部12に入力する電圧は、 通常時(スイッチ開成):{R2/(R1+R2)}V 押下時(スイッチ閉成):〔{(R2*R3)/(R2
+R3)}/{R1+(R2*R3)/(R2+R
3)}〕V 開放時 :V 短絡時 :0 と各々異なる電位差になり、スイッチS1の通常状態、
押下状態、開放異常、短絡異常を認識することが可能で
ある。
【0029】(実施例4)図5は実施例4における緊急
通報発信釦3の構成を示す回路図である。図5におい
て、緊急通報発信釦3は、通常時は閉成され、押下によ
り開成される常閉スイッチS2と、このスイッチS2の
一端とグランドとの間に接続された抵抗R3と、スイッ
チS2の他端とグランドとの間に接続された抵抗R2と
からなる。スイッチS2の他端は、緊急通報システム端
末装置1の制御部12に接続されると共に、抵抗R1を
介して電源電圧Vに接続されている。この構成により、
制御部12に入力する電圧は、 通常時(スイッチ閉成):{(R2*R3)/(R2+
R3)}/{R1+(R2*R3)/(R2+R3)}
V 押下時(スイッチ開成):{R2/(R1+R2)}V 開放時 :V 短絡時 :0 と各々異なる電位差になり、スイッチS2の通常状態、
押下状態、開放異常、短絡異常を認識することが可能で
ある。
【0030】(実施例5)図6は実施例5における緊急
通報発信釦3の構成を示す回路図である。図6におい
て、緊急通報発信釦3は、通常時は開成され、押下によ
り閉成される常開スイッチS1と、このスイッチS1の
一端とグランドとの間に直列に接続された2つの抵抗R
4及び抵抗R3と、スイッチS1の他端と抵抗R4及び
抵抗R3の接続点との間に接続された別の抵抗R2とか
らなる。スイッチS1の他端は、緊急通報システム端末
装置1の制御部12に接続されると共に、抵抗R1を介
して電源電圧Vに接続されている。この構成により、制
御部12に入力する電圧は、 通常時(スイッチ開成):{(R2+R3)/(Rl+
R2+R3)}V 押下時(スイッチ閉成):〔(R3+R5)/{R1+
(R3+R5) }〕V 但し、R5=(R2*R4)/(R2+R4)と仮定す
る。 開放時 :V 短絡時 :0 と各々異なる電位差になり、制御部12において、スイ
ッチS1の通常状態、押下状態、開放異常、短絡異常を
認識することが可能である。
【0031】(実施例6)図7は実施例6における緊急
通報発信釦3の構成を示す回路図である。図7におい
て、緊急通報発信釦3は、通常時は閉成され、押下によ
り開成される常閉スイッチS2と、このスイッチS2の
一端とグランドとの間に直列に接続された2つの抵抗R
4及び抵抗R3と、スイッチS2の他端と抵抗R4及び
抵抗R3の接続点との間に接続された別の抵抗R2とか
らなる。スイッチS2の他端は、緊急通報システム端末
装置1の制御部12に接続されると共に、抵抗R1を介
して電源電圧Vに接続されている。この構成により、制
御部12に入力する電圧は、 通常時(スイッチ閉成):〔(R3+R5)/{R1+
(R3+R5) }〕V 但し、R5=(R2*R4)/(R2+R4)と仮定す
る。 押下時(スイッチ開成):{(R2+R3)/(Rl+
R2+R3)}V 開放時 :V 短絡時 :0 と各々異なる電位差になり、制御部12において、スイ
ッチS2の通常状態、押下状態、開放異常、短絡異常を
認識することが可能である。
【0032】(実施例7)図8は実施例7における緊急
通報発信釦3の構成を示す回路図である。図8におい
て、緊急通報発信釦3は、通常時は開成され、押下によ
り閉成される常開スイッチS1と、このスイッチS1の
一端とグランドとの間に直列に接続された2つの抵抗R
4及び抵抗R3と、スイッチS1の他端とグランドとの
間に接続された別の抵抗R2とからなる。スイッチS1
の他端は、緊急通報システム端末装置1の制御部12に
接続されると共に、抵抗R1を介して電源電圧Vに接続
されている。この構成により、制御部12に入力する電
圧は、 通常時(スイッチ開成):{R2/(Rl+R2)}V 押下時(スイッチ閉成):{R6/(Rl+R6)}V 但し、R6={R2*(R3+R4)}/(R2+R3
+R4)と仮定する。 開放時 :V 短絡時 :0 と各々異なる電位差になり、制御部12において、スイ
ッチS1の通常状態、押下状態、開放異常、短絡異常を
認識することが可能である。
【0033】(実施例8)図9は実施例8における緊急
通報発信釦3の構成を示す回路図である。図9におい
て、緊急通報発信釦3は、通常時は閉成され、押下によ
り開成される常閉スイッチS2と、このスイッチS2の
一端とグランドとの間に直列に接続された2つの抵抗R
4及び抵抗R3と、スイッチS2の他端とグランドとの
間に接続された別の抵抗R2とからなる。スイッチS2
の他端は、緊急通報システム端末装置1の制御部12に
接続されると共に、抵抗R1を介して電源電圧Vに接続
されている。この構成により、制御部12に入力する電
圧は、 通常時(スイッチ閉成):{R6/(Rl+R6)}V 但し、R6={R2*(R3+R4)}/(R2+R3
+R4)と仮定する。 押下時(スイッチ開成):{R2/(Rl+R2)}V 開放時 :V 短絡時 :0 と各々異なる電位差になり、制御部12において、スイ
ッチS2の通常状態、押下状態、開放異常、短絡異常を
認識することが可能である。
【0034】(実施例9)図10は実施例9における緊
急通報発信釦3の構成を示す回路図である。図10にお
いて、緊急通報発信釦3は、通常時は開成され、押下に
より閉成される一端をグランドに接続された常開スイッ
チS1と、このスイッチS1の両端に並列に接続された
抵抗R2と、スイッチS1の他端と緊急通報発信釦3の
出力端Oとの間に接続された別の抵抗R3とを備え、緊
急通報発信釦3の出力端Oは、緊急通報システム端末装
置1の制御部12に接続されると共に、抵抗R1を介し
て電源電圧Vに接続されている。この構成により、制御
部12に入力する電圧は、 通常時(スイッチ開成):{(R2+R3)/(Rl+
R2+R3)}V 押下時(スイッチ閉成):{R1/(R1+R3) }V 開放時 :V 短絡時 :0 と各々異なる電位差になり、制御部12において、スイ
ッチS1の通常状態、押下状態、開放異常、短絡異常を
認識することが可能である。
【0035】(実施例10)図11は実施例10におけ
る緊急通報発信釦3の構成を示す回路図である。図11
において、緊急通報発信釦3は、通常時は閉成され、押
下により開成される一端をグランドに接続された常閉ス
イッチS2と、このスイッチS2の両端に並列に接続さ
れた抵抗R2と、スイッチS2の他端と緊急通報発信釦
3の出力端Oとの間に接続された別の抵抗R3とを備
え、緊急通報発信釦3の出力端Oは、緊急通報システム
端末装置1の制御部12に接続されると共に、抵抗R1
を介して電源電圧Vに接続されている。この構成によ
り、制御部12に入力する電圧は、 通常時(スイッチ閉成):{R1/(R1+R3) }V 押下時(スイッチ開成):{(R2+R3)/(Rl+
R2+R3)}V 開放時 :V 短絡時 :0 と各々異なる電位差になり、制御部12において、スイ
ッチS2の通常状態、押下状態、開放異常、短絡異常を
認識することが可能である。
【0036】(実施例11)図12は実施例11におけ
る緊急通報発信釦3の構成を示す回路図である。図12
において、緊急通報発信釦3は、通常時は開成され、押
下により閉成される一端をグランドに接続された常開ス
イッチS1と、このスイッチS1の他端と緊急通報発信
釦3の出力端Oとの間に接続された抵抗R3と、緊急通
報発信釦3の出力端Oとグランドとの間に接続された別
の抵抗R2とを備え、緊急通報発信釦3の出力端Oは、
緊急通報システム端末装置1の制御部12に接続される
と共に、抵抗R1を介して電源電圧Vに接続されてい
る。この構成により、制御部12に入力する電圧は、 通常時(スイッチ開成):{R2/(Rl+R2)}V 押下時(スイッチ閉成):〔{(R2*R3)/(R2
+R3)}/{R1+(R2*R3)/(R2+R
3)}〕V 開放時 :V 短絡時 :0 と各々異なる電位差になり、制御部12において、スイ
ッチS1の通常状態、押下状態、開放異常、短絡異常を
認識することが可能である。
【0037】(実施例12)図13は実施例12におけ
る緊急通報発信釦3の構成を示す回路図である。図13
において、緊急通報発信釦3は、通常時は閉成され、押
下により開成される一端をグランドに接続された常閉ス
イッチS2と、このスイッチS2の他端と緊急通報発信
釦3の出力端Oとの間に接続された抵抗R3と、緊急通
報発信釦3の出力端Oとグランドとの間に接続された別
の抵抗R2とを備え、緊急通報発信釦3の出力端Oは、
緊急通報システム端末装置1の制御部12に接続される
と共に、抵抗R1を介して電源電圧Vに接続されてい
る。この構成により、制御部12に入力する電圧は、 通常時(スイッチ閉成):〔{(R2*R3)/(R2
+R3)}/{R1+(R2*R3)/(R2+R
3)}〕V 押下時(スイッチ開成):{R2/(Rl+R2)}V 開放時 :V 短絡時 :0 と各々異なる電位差になり、制御部12において、スイ
ッチS2の通常状態、押下状態、開放異常、短絡異常を
認識することが可能である。
【0038】(実施例13)図14は実施例13におけ
る緊急通報発信釦3の構成を示す回路図である。図14
において、緊急通報発信釦3は、通常時は開成され、押
下により閉成される常開スイッチS1と、このスイッチ
S1の一端とグランドとの間に接続された抵抗R4と、
スイッチS1の他端と緊急通報発信釦3の出力端Oとの
間に接続された別の抵抗R3と、スイッチS1の他端と
グランドとの間に接続された、さらに別の抵抗R2とを
備え、緊急通報発信釦3の出力端Oは、緊急通報システ
ム端末装置1の制御部12に接続されると共に、抵抗R
1を介して電源電圧Vに接続されている。この構成によ
り、制御部12に入力する電圧は、 通常時(スイッチ開成):{(R2+R3)/(Rl+
R2+R3)}V 押下時(スイッチ閉成):〔(R3+R5)/{R1+
(R3+R5) }〕V 但し、R5=(R2*R4)/(R2+R4)と仮定す
る。 開放時 :V 短絡時 :0 と各々異なる電位差になり、制御部12において、スイ
ッチS1の通常状態、押下状態、開放異常、短絡異常を
認識することが可能である。
【0039】(実施例14)図15は実施例14におけ
る緊急通報発信釦3の構成を示す回路図である。図15
において、緊急通報発信釦3は、通常時は閉成され、押
下により開成される常閉スイッチS2と、このスイッチ
S2の一端とグランドとの間に接続された抵抗R4と、
スイッチS2の他端と緊急通報発信釦3の出力端Oとの
間に接続された別の抵抗R3と、スイッチS2の他端と
グランドとの間に接続された、さらに別の抵抗R2とを
備え、緊急通報発信釦3の出力端Oは、緊急通報システ
ム端末装置1の制御部12に接続されると共に、抵抗R
1を介して電源電圧Vに接続されている。この構成によ
り、制御部12に入力する電圧は、 通常時(スイッチ閉成):〔(R3+R5)/{R1+
(R3+R5) }〕V 但し、R5=(R2*R4)/(R2+R4)と仮定す
る。 押下時(スイッチ開成):{(R2+R3)/(Rl+
R2+R3)}V 開放時 :V 短絡時 :0 と各々異なる電位差になり、制御部12において、スイ
ッチS2の通常状態、押下状態、開放異常、短絡異常を
認識することが可能である。
【0040】(実施例15)図16は実施例15におけ
る緊急通報発信釦3の構成を示す回路図である。図16
において、緊急通報発信釦3は、通常時は開成され、押
下により閉成される常開スイッチS1と、このスイッチ
S1の一端とグランドとの間に接続された抵抗R4と、
スイッチS1の他端と緊急通報発信釦3の出力端Oとの
間に接続された別の抵抗R3と、緊急通報発信釦3の出
力端Oとグランドとの間に接続された、さらに別の抵抗
R2とを備え、緊急通報発信釦3の出力端Oは、緊急通
報システム端末装置1の制御部12に接続されると共
に、抵抗R1を介して電源電圧Vに接続されている。こ
の構成により、制御部12に入力する電圧は、 通常時(スイッチ開成):{(R2+R3)/(Rl+
R2+R3)}V 押下時(スイッチ閉成):〔(R3+R6)/{R1+
(R3+R6) }〕V 但し、R6=(R2*R4)/(R2+R4)と仮定す
る。 開放時 :V 短絡時 :0 と各々異なる電位差になり、制御部12において、スイ
ッチS1の通常状態、押下状態、開放異常、短絡異常を
認識することが可能である。
【0041】(実施例16)図17は実施例16におけ
る緊急通報発信釦3の構成を示す回路図である。図17
において、緊急通報発信釦3は、通常時は閉成され、押
下により開成される常閉スイッチS2と、このスイッチ
S2の一端とグランドとの間に接続された抵抗R4と、
スイッチS2の他端と緊急通報発信釦3の出力端Oとの
間に接続された別の抵抗R3と、緊急通報発信釦3の出
力端Oとグランドとの間に接続された、さらに別の抵抗
R2とを備え、緊急通報発信釦3の出力端Oは、緊急通
報システム端末装置1の制御部12に接続されると共
に、抵抗R1を介して電源電圧Vに接続されている。こ
の構成により、制御部12に入力する電圧は、 通常時(スイッチ閉成):〔(R3+R6)/{R1+
(R3+R6) }〕V 但し、R6=(R2*R4)/(R2+R4)と仮定す
る。 押下時(スイッチ開成):{(R2+R3)/(Rl+
R2+R3)}V 開放時 :V 短絡時 :0 と各々異なる電位差になり、制御部12において、スイ
ッチS2の通常状態、押下状態、開放異常、短絡異常を
認識することが可能である。
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、緊急通報発信釦の押下されていない通常状
態、押下状態、断線による開放状態、ショート断線など
による短絡状態を識別することによって、開放断線、シ
ョート断線を検知し、システム、及び機器の故障を検知
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における緊急通報システム
端末装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態における緊急通報発信釦の
構成を示す回路図
【図3】本発明の実施の形態における別の緊急通報発信
釦の構成を示す回路図
【図4】本発明の実施の形態における別の緊急通報発信
釦の構成を示す回路図
【図5】本発明の実施の形態における別の緊急通報発信
釦の構成を示す回路図
【図6】本発明の実施の形態における別の緊急通報発信
釦の構成を示す回路図
【図7】本発明の実施の形態における別の緊急通報発信
釦の構成を示す回路図
【図8】本発明の実施の形態における別の緊急通報発信
釦の構成を示す回路図
【図9】本発明の実施の形態における別の緊急通報発信
釦の構成を示す回路図
【図10】本発明の実施の形態における別の緊急通報発
信釦の構成を示す回路図
【図11】本発明の実施の形態における別の緊急通報発
信釦の構成を示す回路図
【図12】本発明の実施の形態における別の緊急通報発
信釦の構成を示す回路図
【図13】本発明の実施の形態における別の緊急通報発
信釦の構成を示す回路図
【図14】本発明の実施の形態における別の緊急通報発
信釦の構成を示す回路図
【図15】本発明の実施の形態における別の緊急通報発
信釦の構成を示す回路図
【図16】本発明の実施の形態における別の緊急通報発
信釦の構成を示す回路図
【図17】本発明の実施の形態における別の緊急通報発
信釦の構成を示す回路図
【符号の説明】
1 緊急通報システム端末装置 2 通信アンテナ 3 緊急通報発信釦 4 GPSアンテナ 11 緊急通報連絡手段 12 制御部 13 ジャイロセンサ 14 位置情報取得処理部 15 記憶部 16 GPS受信機 S1 常開スイッチ S2 常閉スイッチ R1、R2、R3、R4 抵抗 O 緊急通報発信釦の出力端
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/04 H04B 7/26 109L Fターム(参考) 2G014 AA02 AA03 AB11 AB24 AB28 AB52 AB56 AC07 5C086 AA35 BA22 CA02 CB40 DA03 DA29 EA08 EA11 EA15 EA41 EA43 EA45 FA11 5C087 AA02 AA19 BB12 BB20 BB62 BB64 BB74 CC05 CC06 DD03 DD14 EE14 FF01 FF04 FF05 FF13 FF17 FF23 GG03 GG08 GG18 GG21 GG23 GG57 GG70 GG71 GG83 5K067 AA21 BB03 BB21 DD28 EE02 FF23 FF31 JJ52 JJ56 5K101 KK14 LL12 MM07 RR12 VV02 VV03

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載されて緊急通報発信釦押下に
    より、緊急通報システムを管轄するセンターに自動的に
    緊急発信を行う緊急通報システム端末装置において、前
    記緊急通報発信釦の押下されていない通常状態、押下状
    態、断線による開放状態、ショート断線による短絡状態
    を、前記緊急通報発信釦からの信号入力により検知する
    制御部を備えた緊急通報システム端末装置。
  2. 【請求項2】 前記緊急通報発信釦が、押下により開閉
    するスイッチと、前記スイッチの両端に並列に接続され
    た抵抗と、前記スイッチの一端とグランドとの間に接続
    された別の抵抗とを備え、前記スイッチの他端は、前記
    緊急通報システム端末装置の前記制御部に接続されると
    共に、抵抗を介して電源電圧に接続されていることを特
    徴とする請求項1記載の緊急通報システム端末装置。
  3. 【請求項3】 前記緊急通報発信釦が、押下により開閉
    するスイッチと、前記スイッチの一端とグランドとの間
    に接続された抵抗と、前記スイッチの他端とグランドと
    の間に接続された別の抵抗とを備え、前記スイッチの他
    端は、前記緊急通報システム端末装置の前記制御部に接
    続されると共に、抵抗を介して電源電圧に接続されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の緊急通報システム端
    末装置。
  4. 【請求項4】 前記緊急通報発信釦が、押下により開閉
    するスイッチと、前記スイッチの一端とグランドとの間
    に直列に接続された2つの抵抗と、前記スイッチの他端
    と前記2つの抵抗の中間点との間に接続された別の抵抗
    とを備え、前記スイッチの他端は、前記緊急通報システ
    ム端末装置の前記制御部に接続されると共に、抵抗を介
    して電源電圧に接続されていることを特徴とする請求項
    1記載の緊急通報システム端末装置。
  5. 【請求項5】 前記緊急通報発信釦が、押下により開閉
    するスイッチと、前記スイッチの一端とグランドとの間
    に直列に接続された2つの抵抗と、前記スイッチの他端
    とグランドとの間に接続された別の抵抗とを備え、前記
    スイッチの他端は、前記緊急通報システム端末装置の前
    記制御部に接続されると共に、抵抗を介して電源電圧に
    接続されていることを特徴とする請求項1記載の緊急通
    報システム端末装置。
  6. 【請求項6】 前記緊急通報発信釦が、一端をグランド
    に接続されて押下により開閉するスイッチと、前記スイ
    ッチの両端に並列に接続された抵抗と、前記スイッチの
    他端と前記緊急通報発信釦の出力端との間に接続された
    別の抵抗とを備え、前記緊急通報発信釦の出力端は、前
    記緊急通報システム端末装置の前記制御部に接続される
    と共に、抵抗を介して電源電圧に接続されていることを
    特徴とする請求項1記載の緊急通報システム端末装置。
  7. 【請求項7】 前記緊急通報発信釦が、一端をグランド
    に接続されて押下により開閉するスイッチと、前記スイ
    ッチの他端と前記緊急通報発信釦の出力端との間に接続
    された抵抗と、前記緊急通報発信釦の出力端とグランド
    との間に接続された別の抵抗とを備え、前記緊急通報発
    信釦の出力端は、前記緊急通報システム端末装置の前記
    制御部に接続されると共に、抵抗を介して電源電圧に接
    続されていることを特徴とする請求項1記載の緊急通報
    システム端末装置。
  8. 【請求項8】 前記緊急通報発信釦が、押下により開閉
    するスイッチと、前記スイッチの一端とグランドとの間
    に接続された抵抗と、前記スイッチの他端と前記緊急通
    報発信釦の出力端との間に接続された別の抵抗と、前記
    スイッチの他端とグランドとの間に接続された、さらに
    別の抵抗とを備え、前記緊急通報発信釦の出力端は、前
    記緊急通報システム端末装置の前記制御部に接続される
    と共に、抵抗を介して電源電圧に接続されていることを
    特徴とする請求項1記載の緊急通報システム端末装置。
  9. 【請求項9】 前記緊急通報発信釦が、押下により開閉
    するスイッチと、前記スイッチの一端とグランドとの間
    に接続された抵抗と、前記スイッチの他端と前記緊急通
    報発信釦の出力端との間に接続された別の抵抗と、前記
    緊急通報発信釦の出力端とグランドとの間に接続され
    た、さらに別の抵抗とを備え、前記緊急通報発信釦の出
    力端は、前記緊急通報システム端末装置の前記制御部に
    接続されると共に、抵抗を介して電源電圧に接続されて
    いることを特徴とする請求項1記載の緊急通報システム
    端末装置。
  10. 【請求項10】 請求項1から請求項9のいずれかに記
    載の緊急通報システム端末装置において、前記制御部
    は、前記緊急通報発信釦からの信号をプルアップまたは
    プルダウンすることを特徴とする緊急通報システム端末
    装置。
  11. 【請求項11】 請求項1から請求項10のいずれかに
    記載の緊急通報システム端末装置において、前記制御部
    は、前記緊急通報発信釦から出力される電圧差をADコ
    ンバータ、またはマイクロコンピューターに内臓のAD
    コンバータにより検知することを特徴とする緊急通報シ
    ステム端末装置。
  12. 【請求項12】 請求項1から11のいずれかに記載の
    緊急通報システム端末装置と、緊急通報システムを統括
    して、前記緊急通報システム端末装置から緊急通報発信
    信号を受信する機能を備えたセンターとを含む緊急通報
    システム。
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