JP2002152840A - 無線通信システム - Google Patents

無線通信システム

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JP2002152840A
JP2002152840A JP2000346540A JP2000346540A JP2002152840A JP 2002152840 A JP2002152840 A JP 2002152840A JP 2000346540 A JP2000346540 A JP 2000346540A JP 2000346540 A JP2000346540 A JP 2000346540A JP 2002152840 A JP2002152840 A JP 2002152840A
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JP2000346540A
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Seiichi Furuta
誠一 古田
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電話番号の利用効率を高めることができ、し
かも、操作性を高めることができる無線通信システムを
提供する。 【解決手段】 携帯電話機1が自動車12の車室内に持
込まれ、携帯電話機1と無線通信モジュール10とが接
近すると、携帯電話機1は、自己に付与されている電話
番号を無線通信モジュール10に送信し、無線通信モジ
ュール10は、携帯電話機1に付与されている電話番号
を受信すると、受信した携帯電話機1に付与されている
電話番号に基づいて電話通信を行う。携帯電話機1に付
与されている1つの電話番号を携帯電話機1および無線
通信モジュール10で共用することができ、電話番号の
利用効率を高めることができる。この場合、携帯電話機
1に付与されている電話番号を例えばブルートゥースの
通信規格に準拠した無線通信方式にしたがって送信する
ことから、SIMカードなどを用いることがなく、操作
性をも高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば携帯電話機
と自動車における車内ネットワークとの間で無線通信を
行うように構成された無線通信システムに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来より、自動車の車
室内における電話通信を可能とすべく、自動車電話機が
供されている。ところで、自動車電話機は、自動車に搭
載されているバッテリーの電力を駆動電力としており、
また、アンテナが車室外に取付けられるという構造上、
車室外に持出すことができない。そのため、自動車電話
機は、ユーザが乗車するときにのみしか利用されること
はなく、つまり、利用場所が自動車の車室内に限定され
ることから、携帯性に優れている携帯電話機と比較する
と、一般的には、利用効率に劣るという事情がある。こ
のような事情から、1台の自動車電話機に1つの電話番
号を固定的に付与することは、電話番号の利用効率とい
う観点から見ると、好ましいものではない。また、自動
車電話機に相当する無線通信モジュールを車内LAN
(Local Area Network)のノードとして組込んだ構成で
あっても、これと同様の問題がある。
【0003】そこで、このような問題を解決するため
に、SIM(Subscriber Identity Module)カードを採
用することによって、電話番号の利用効率を高めること
が考えられる。このものは、SIMカードをSIMカー
ド対応の自動車電話機やSIMカード対応の携帯電話機
に挿入することによって、SIMカードに付与された電
話番号に基づいて電話通信を可能とするものである。こ
れによれば、ユーザは、車室内では、SIMカードをS
IMカード対応の自動車電話機に挿入することによっ
て、自動車電話機を用いて電話通信を行うことが可能と
なり、一方、車室外では、SIMカードをSIMカード
対応の携帯電話機に挿入することによって、携帯電話機
を用いて電話通信を行うことが可能となり、このよう
に、SIMカードに付与された1つの電話番号を自動車
電話機および携帯電話機という複数の電話機で共用した
上で、電話通信を行うことが可能となる。
【0004】しかしながら、このようなSIMカードを
採用したものは、SIMカードをSIMカード対応の自
動車電話機やSIMカード対応の携帯電話機に挿入する
というプラグインタイプの構成であるので、ユーザにと
っては、SIMカードを挿入したり抜出したりする操作
が面倒であるという問題がある。
【0005】本発明は、上記した事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、1つの無線通信機識別情報
(例えば電話番号)を複数の無線通信機で共用すること
によって、無線通信機識別情報の利用効率を高めること
ができ、しかも、その際に、面倒な操作を不要とするこ
とによって、操作性を高めることができる無線通信シス
テムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の無線通信
システムによれば、第1の無線通信機において、第1の
制御手段は、第1の無線通信手段から第2の無線通信機
に第1の無線通信機に付与されている当該無線通信機を
識別するための無線通信機識別情報(例えば電話番号な
ど)を無線通信によって送信させる。そして、第2の無
線通信機において、第2の制御手段は、第2の無線通信
手段が第1の無線通信機から無線通信機識別情報を受信
すると、受信した無線通信機識別情報に基づいて電話通
信手段に電話通信を行わせる。
【0007】このように、第1の無線通信機から第2の
無線通信機に第1の無線通信機に付与されている無線通
信機識別情報を送信し、第2の無線通信機が第1の無線
通信機に付与されている無線通信機識別情報を受信する
と、第2の無線通信機が第1の無線通信機に付与されて
いる無線通信機識別情報に基づいて電話通信を行うよう
に構成したので、第1の無線通信機に付与されている1
つの無線通信機識別情報(例えば電話番号)を第1の無
線通信機および第2の無線通信機という複数の無線通信
機で共用することができ、無線通信機識別情報の利用効
率を高めることができる。そして、この場合は、第1の
無線通信機に付与されている無線通信機識別情報を無線
通信によって送信するように構成したので、従来のもの
とは異なって、SIMカードを用いることがなく、SI
Mカードを挿入したり抜出したりするという面倒な操作
を不要とすることができ、操作性をも高めることができ
る。
【0008】請求項2記載の無線通信システムによれ
ば、第1の無線通信機において、第1の制御手段は、第
1の無線通信機に付与されている無線通信機識別情報を
ブルートゥースの通信規格に準拠した無線通信方式にし
たがって送信させるように構成したので、第1の無線通
信機に付与されている無線通信機識別情報を送信するに
際して、ブルートゥースの長所である耐雑音特性および
耐干渉特性を高めることができる。
【0009】請求項3記載の無線通信システムによれ
ば、第1の無線通信機において、第1の制御手段は、第
1の無線通信手段と第2の無線通信手段との間で通信可
能になると、第1の無線通信機に付与されている無線通
信機識別情報を自動的に送信させるように構成したの
で、無線通信機識別情報を送信させるための何らかの特
定の操作を行うことなく、第2の無線通信機が第1の無
線通信機に付与されている無線通信機識別情報に基づい
て電話通信を速やかに行うようになり、利便性を高める
ことができる。
【0010】請求項4記載の無線通信システムによれ
ば、第1の無線通信機において、第1の制御手段は、第
1の無線通信機と第2の無線通信機との間の認証を行
い、認証結果が正であることを条件として、第1の無線
通信機に付与されている無線通信機識別情報を送信させ
るように構成したので、例えば第1の無線通信機が不正
なものであるような場合には、不正である第1の無線通
信機の無線通信機識別情報に基づいて第2の無線通信機
が電話通信を行ってしまうことを未然に回避することが
でき、信頼性を高めることができる。
【0011】請求項5記載の無線通信システムによれ
ば、第1の無線通信機において、第1の制御手段は、第
1の無線通信機と第2の無線通信機との間の認証結果が
正であることを条件として、第2の制御手段が管理して
いる情報を処理可能に構成したので、第1の無線通信機
において、第2の無線通信機が管理している情報を例え
ば読出すことができ、利便性を高めることができる。
【0012】請求項6記載の無線通信システムによれ
ば、第2の無線通信機において、第2の制御手段は、第
1の無線通信機と第2の無線通信機との間の認証結果が
正であることを条件として、第1の制御手段が管理して
いる情報を処理可能に構成したので、上記した請求項5
に記載した場合とは逆に、第2の無線通信機において、
第1の無線通信機が管理している情報を例えば読出すこ
とができ、利便性を高めることができる。
【0013】請求項7記載の無線通信システムによれ
ば、第2の無線通信機において、第2の制御手段は、第
1の無線通信機と電話網との間で認証を行わせ、認証結
果が正であることを条件として、電話通信手段に電話通
信を行わせるように構成したので、第2の無線通信機と
電話網との間で認証を行う必要がなく、信頼性を高めた
上で、電話通信を行うことができる。
【0014】請求項8記載の無線通信システムによれ
ば、第1の無線通信機を携帯電話機から構成し、また、
第2の無線通信機を自動車における車内ネットワークの
構成要素である無線通信モジュールから構成したので、
携帯電話機が自動車の車室内に持込まれたような場合
に、携帯電話機に付与されている無線通信機識別情報を
携帯電話機および無線通信モジュールという複数の無線
通信機で共用することができ、無線通信機識別情報の利
用効率を高めることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を携帯電話機と自動
車における車内ネットワークとによって構成されるシス
テムに適用した一実施例について、図面を参照して説明
する。まず、図2は、本発明でいう第1の無線通信機に
相当する携帯電話機および本発明でいう第2の無線通信
機に相当する無線通信モジュールの機能ブロック図を示
している。携帯電話機1において、CPU2(本発明で
いう第1の制御手段)は、電話通信に係る処理を行う電
話通信部3、マイクロホン4が入力した送話音声および
スピーカ5が出力する受話音声の音声処理(符号化処
理、復号化処理など)を行う音声処理部6、通話を開始
するための「通話開始」キー、通話を終了するための
「通話終了」キー、電話番号を入力するための「0」〜
「9」の「数字」キーなどの多数のキーを配設してなる
キーパッド7、発信者電話番号などを表示するディスプ
レイ8およびメモリダイヤル情報などを記憶するメモリ
9を接続している。また、CPU2は、無線通信モジュ
ール10との間のブルートゥース(Bluetooth )の通信
規格に準拠した無線通信に係る処理を行うブルートゥー
ス通信部11(本発明でいう第1の無線通信手段)をも
接続している。
【0016】一方、無線通信モジュール10は、図1に
示すように、自動車12内において、エンジン制御用E
CU13、トランスミッション制御用ECU14、エア
コン制御用ECU15などの各種ECUおよびナビゲー
ションユニット16などと共に車内LAN(Local Area
Network)を構築している。無線通信モジュール10に
おいて、CPU17(本発明でいう第2の制御手段)
は、電話網18との間の電話通信に係る処理を行う電話
通信部19(本発明でいう電話通信手段)、車内LAN
との間のインタフェース機能を有するLANインタフェ
ース部20、携帯電話機1との間のブルートゥースの通
信規格に準拠した無線通信に係る処理を行うブルートゥ
ース通信部21(本発明でいう第2の無線通信手段)を
接続している。尚、この場合、携帯電話機1には、例え
ば11桁の電話番号(本発明でいう無線通信機識別情
報)が付与されており、一方、無線通信モジュール10
には、電話番号が付与されていることはない。
【0017】次に、上記した構成の作用について、図3
ないし図7も参照して説明する。尚、ここでは、携帯電
話機1を携帯するユーザが自動車12に乗車した場合に
ついて説明する。ここで、図3は、携帯電話機1におけ
る制御の内容をフローチャートとして示しており、ま
た、図4は、無線通信モジュール10における制御の内
容をフローチャートとして示している。
【0018】携帯電話機1において、CPU2は、電源
が投入されている状態では、携帯電話機1側のブルート
ゥース通信部11と無線通信モジュール10側のブルー
トゥース通信部21との間でブルートゥースの通信規格
に準拠した無線通信が可能であるか否かを監視している
(ステップS1)。さて、ここで、CPU2は、携帯電
話機1を携帯するユーザが自動車12に乗車し、携帯電
話機1と無線通信モジュール10とが接近したことによ
って、ブルートゥース通信部11とブルートゥース通信
部21との間でブルートゥースの通信規格に準拠した無
線通信が可能な状態になると、ステップS1において
「YES」と判定し、携帯電話機1と無線通信モジュー
ル10との間の認証を行うべく、ブルートゥース通信部
11からブルートゥース通信部21にチャレンジデータ
を送信させる(ステップS2)。そして、CPU2は、
送信させたチャレンジデータを所定の演算式にしたがっ
て演算し(ステップS3)、レスポンスデータを生成し
(ステップS4)、無線通信モジュール10からのレス
ポンスデータの受信を待機する。
【0019】無線通信モジュール10において、CPU
17は、携帯電話機1からチャレンジデータをブルート
ゥース通信部21によって受信したことを検出すると
(ステップT1)、受信されたチャレンジデータを所定
の演算式にしたがって演算し(ステップT2)、レスポ
ンスデータを生成し(ステップT3)、生成したレスポ
ンスデータをブルートゥース通信部21からブルートゥ
ース通信部11に送信させる(ステップT4)。そし
て、CPU17は、携帯電話機1からの電話番号の受信
を待機する。
【0020】携帯電話機1において、CPU2は、無線
通信モジュール10からレスポンスデータをブルートゥ
ース通信部11によって受信したことを検出すると(ス
テップS5)、受信されたレスポンスデータと、先に生
成したレスポンスデータとが合致するか否かの判定を行
い、つまり、認証を行い(ステップS6)、認証結果が
正であるか否かを判定する(ステップS7)。そして、
CPU2は、受信されたレスポンスデータと、先に生成
したレスポンスデータとが合致し、つまり、認証結果が
正であれば、ステップS7において「YES」と判定
し、携帯電話機1に付与されている例えば11桁の電話
番号を所定の記憶領域から読出し、読出した電話番号を
ブルートゥース通信部11からブルートゥース通信部2
1に送信させる(ステップS8)。
【0021】無線通信モジュール10において、CPU
17は、携帯電話機1から電話番号をブルートゥース通
信部21によって受信したことを検出すると(ステップ
T5)、受信された電話番号を発信電話番号として電話
通信部19を発信させる(ステップT6)。次いで、C
PU17は、携帯電話機1から受信した電話番号を発信
電話番号として電話通信部19を発信したことに応じて
電話網18から乱数データを電話通信部19によって受
信したことを検出すると(ステップT7)、受信された
乱数データをブルートゥース通信部21からブルートゥ
ース通信部11に送信させる(ステップT8)。
【0022】携帯電話機1において、CPU2は、無線
通信モジュール10から乱数データをブルートゥース通
信部11によって受信したことを検出すると(ステップ
S9)、受信された乱数データと例えば自己に固有の番
号を示す番号データとを演算し(ステップS10)、演
算結果データを生成し(ステップS11)、生成した演
算結果データをブルートゥース通信部11からブルート
ゥース通信部21に送信させる(ステップS12)。
【0023】無線通信モジュール10において、CPU
17は、携帯電話機1から演算結果データをブルートゥ
ース通信部21によって受信したことを検出すると(ス
テップT9)、受信された演算結果データを電話通信部
19から電話網18に送信させる(ステップT10)。
そして、電話網18は、このようにして携帯電話機1か
ら無線通信モジュール10を通じて演算結果データが通
知されると、演算結果データの認証を行い、認証結果が
正であれば、無線通信モジュール10からの発信要求を
許可する。これに応じて、無線通信モジュール10にお
いて、制御部17は、これ以降、電話通信の処理を行う
(ステップT11)。
【0024】尚、ここでは、無線通信モジュール10が
マイクロホンおよびスピーカを備えていないことから、
携帯電話機1のブルートゥース通信部11と無線通信モ
ジュール10のブルートゥース通信部21との間で音声
データを通信し、つまり、無線通信モジュール10を中
継機として作用させることによって、携帯電話機1のマ
イクロホン4およびスピーカ5を使用して通話を行うこ
とが可能となる。また、例えば車内LANにハンズフリ
ー装置(図示せず)が接続されていれば、携帯電話機1
のマイクロホン4およびスピーカ5を使用することな
く、ハンズフリー装置のマイクロホンおよびスピーカを
使用して通話を行うことが可能となる。
【0025】ところで、この場合、このように自動車1
2の車室内において、携帯電話機1と無線通信モジュー
ル10との間でブルートゥースの通信規格に準拠した無
線通信を行うような場合、無線通信モジュール10が車
内LANに接続されていることから、携帯電話機1を操
作することによって、図5に示すように、例えばナビゲ
ーションユニット16に表示される地図情報を携帯電話
機1のディスプレイ8に表示させることが可能となり、
また、図6に示すように、携帯電話機1が記憶している
例えばアドレス帳情報をナビゲーションユニット16に
表示させることも可能となる。
【0026】また、これと同じように、携帯電話機1を
操作することによって、例えばエアコンの温度・風量や
速度をディスプレイ8によって確認したり、また、エン
ジンを始動したり、エアコンの温度・風量などを調節し
たりするなどの各種の車両制御をも行うことが可能とな
る。また、無線通信モジュール10を簡易なサーバとし
て作用させることによって、例えばVICS(Vehicle
Information and Communication System)に対応するも
のであれば、渋滞情報、事故情報、規制情報などのVI
CS情報を携帯電話機1のディスプレイ8に表示させる
ことも可能となる。
【0027】また、図7に示すように、複数人が自動車
12に乗車しており、自動車12の車室内に複数の携帯
電話機1が持込まれたような場合であれば、無線通信モ
ジュール10を中継機として作用させることによって、
複数の携帯電話機1の間でトランシーバ通信や三者通話
をも行うことが可能となり、さらには、一の携帯電話機
1に登録されているメモリダイヤル情報などを他の携帯
電話機1に転送させることも可能となる。
【0028】また、以上は、携帯電話機1と無線通信モ
ジュール10とが接近し、ブルートゥース通信部11と
ブルートゥース通信部21との間でブルートゥースの通
信規格に準拠した無線通信が可能な状態になると、認証
を自動的に行い、認証結果が正であると、携帯電話機1
から無線通信モジュール10に携帯電話機1に付与され
ている電話番号を自動的に送信するように構成したもの
であるが、例えば携帯電話機1で所定のキーが操作され
たことを条件として、認証を行い、携帯電話機1に付与
されている電話番号を送信するように構成することも可
能である。また、認証を省略するように構成することも
可能である。
【0029】以上に説明したように本実施例によれば、
携帯電話機1から無線通信モジュール10に携帯電話機
1に付与されている電話番号を送信し、無線通信モジュ
ール10が携帯電話機1に付与されている電話番号を受
信すると、無線通信モジュール10が携帯電話機1に付
与されている電話番号に基づいて電話通信を行うように
構成したので、携帯電話機1に付与されている1つの電
話番号を携帯電話機1および無線通信モジュール10で
共用することができ、電話番号の利用効率を高めること
ができる。そして、この場合、携帯電話機1から無線通
信モジュール10に携帯電話機1に付与されている電話
番号を無線通信によって送信するように構成したので、
従来のものとは異なって、SIMカードを用いることが
なく、SIMカードを挿入したり抜出したりするという
面倒な操作を不要とすることができ、操作性をも高める
ことができる。
【0030】また、携帯電話機1に付与されている電話
番号を送信するに際して、ブルートゥースの通信規格に
準拠した無線通信方式を採用したので、ブルートゥース
の長所である耐雑音特性および耐干渉特性を高めること
ができる。また、携帯電話機1と無線通信モジュール1
0との間の認証を行い、認証結果が正であることを条件
として、携帯電話機1に付与されている電話番号を送信
させるように構成したので、例えば携帯電話機1が不正
なものであるような場合には、不正である携帯電話機1
の電話番号に基づいて無線通信モジュール10が電話通
信を行ってしまうことを未然に回避することができ、信
頼性を高めることができる。
【0031】また、携帯電話機1と無線通信モジュール
10とが接近し、ブルートゥース通信部11とブルート
ゥース通信部21との間で通信可能になると、携帯電話
機1に付与されている電話番号を自動的に送信させるよ
うに構成したので、電話番号を送信させるための何らか
の特定の操作を行うことなく、無線通信モジュール10
が携帯電話機1に付与されている電話番号に基づいて電
話通信を速やかに行うようになり、利便性を高めること
ができる。
【0032】また、携帯電話機1がナビゲーションユニ
ット16から無線通信モジュール10を通じて当該ナビ
ゲーションユニット16に表示される例えば地図情報を
受信してディスプレイ8に表示させたり、また、ナビゲ
ーションユニット16が携帯電話機1から無線通信モジ
ュール10を通じて当該携帯電話機1が記憶している例
えばアドレス帳情報を受信して表示させたりすることを
可能に構成したので、携帯電話機1と車内LANとの間
で各種の情報を共有することができ、利便性を高めるこ
とができる。
【0033】さらに、携帯電話機1と電話網18との間
で認証を行わせ、認証結果が正であることを条件とし
て、無線通信モジュール10が電話通信を行うように構
成したので、無線通信モジュール10と電話網18との
間で認証を行う必要がなく、信頼性を高めた上で、電話
通信を行うことができる。
【0034】本発明は、上記した実施例にのみ限定され
るものでなく、次のように変形または拡張することがで
きる。第1の無線通信機は、携帯電話機に限らず、例え
ば電話機能を有する携帯端末などの他のものであっても
良く、また、第2の無線通信機は、車内LANに接続さ
れている無線通信モジュールに限らず、他のものであっ
ても良い。携帯電話機と無線通信モジュールとの間で行
う認証方式は、チャレンジ・レスポンス方式に限らず、
他の方式であっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を概略的に示す図
【図2】機能ブロック図
【図3】携帯電話機の制御を示すフローチャート
【図4】無線通信モジュールの制御を示すフローチャー
【図5】携帯電話機における表示の一例を示す図
【図6】ナビゲーションユニットにおける表示の一例を
示す図
【図7】図1相当図
【符号の説明】
図面中、1は携帯電話機(第1の無線通信機)、2はC
PU(第1の制御手段)、10は無線通信モジュール
(第2の無線通信機)、11はブルートゥース通信部
(第1の無線通信手段)、17はCPU(第2の制御手
段)、18は電話網、19は電話通信部(電話通信手
段)、21はブルートゥース通信部(第2の無線通信手
段)である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K027 AA12 AA16 BB01 CC06 CC08 EE03 EE13 HH23 JJ01 KK02 5K036 AA05 AA07 BB01 BB06 DD25 DD40 DD46 JJ05 KK18 5K067 AA34 BB03 BB04 DD13 DD16 DD17 DD23 EE02 EE03 EE16 EE35 HH05 HH13

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の無線通信機と第2の無線通信機と
    を備えた無線通信システムであって、 前記第1の無線通信機は、 前記第2の無線通信機との間で無線通信を行う第1の無
    線通信手段と、 この第1の無線通信手段から前記第2の無線通信機に前
    記第1の無線通信機に付与されている当該無線通信機を
    識別するための無線通信機識別情報を送信させる第1の
    制御手段とを備え、 前記第2の無線通信機は、 前記第1の無線通信機との間で無線通信を行う第2の無
    線通信手段と、 電話網との間で電話通信を行う電話通信手段と、 前記第2の無線通信手段が前記第1の無線通信機から受
    信した無線通信機識別情報に基づいて前記電話通信手段
    に電話通信を行わせる第2の制御手段とを備えたことを
    特徴とする無線通信システム。
  2. 【請求項2】 前記第1の制御手段は、前記第1の無線
    通信機に付与されている無線通信機識別情報をブルート
    ゥースの通信規格に準拠した無線通信方式にしたがって
    送信させることを特徴とする請求項1記載の無線通信シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記第1の制御手段は、前記第1の無線
    通信手段と前記第2の無線通信手段との間で通信可能な
    状態にあるときに、前記第1の無線通信機に付与されて
    いる無線通信機識別情報を自動的に送信させることを特
    徴とする請求項1または2に記載の無線通信システム。
  4. 【請求項4】 前記第1の制御手段は、前記第1の無線
    通信機と前記第2の無線通信機との間の認証を行い、認
    証結果が正であることを条件として、前記第1の無線通
    信機に付与されている無線通信機識別情報を送信させる
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の
    無線通信システム。
  5. 【請求項5】 前記第1の制御手段は、前記第1の無線
    通信機と前記第2の無線通信機との間の認証結果が正で
    あることを条件として、前記第2の制御手段が管理して
    いる情報を処理可能に構成されていることを特徴とする
    請求項1ないし4のいずれかに記載の無線通信システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記第2の制御手段は、前記第1の無線
    通信機と前記第2の無線通信機との間の認証結果が正で
    あることを条件として、前記第1の制御手段が管理して
    いる情報を処理可能に構成されていることを特徴とする
    請求項1ないし5のいずれかに記載の無線通信システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記第2の制御手段は、前記第1の無線
    通信機と電話網との間で認証を行わせ、認証結果が正で
    あることを条件として、前記電話通信手段に電話通信を
    行わせることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか
    に記載の無線通信システム。
  8. 【請求項8】 前記第1の無線通信機は、携帯電話機か
    ら構成され、 前記第2の無線通信機は、自動車における車内ネットワ
    ークの構成要素である無線通信モジュールから構成され
    ていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに
    記載の無線通信システム。
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