JP2003244773A - 電話システム - Google Patents

電話システム

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザ自身の自動車電話機が他人に使用され
るのを回避する。 【解決手段】 SIMカード12は、ICカード運転免
許証14に記憶されている運転免許証番号と同一の運転
免許証番号を記憶しており、自動車電話機15は、IC
カード運転免許証14から読出された運転免許証番号
と、SIMカード12から読出された運転免許証番号と
の認証結果が正であると、携帯電話機11から転送され
た電話IDを用いて発信する旨が許可される。ユーザ
は、あらかじめICカード運転免許証14に記憶されて
いる運転免許証番号と同一の運転免許証番号をSIMカ
ード12に記憶させておくことによって、自動車電話機
15を使用し、携帯電話機11から転送された電話ID
を用いて発信できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機がIC
カードに記憶されている電話IDを自動車電話機に転送
し、自動車電話機が携帯電話機から転送された電話ID
を用いて発信するように構成された電話システムに関す
る。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】近年、図5に示すよう
に、SIM(Subscriber Identity Module)カード対応
の携帯電話機(以下、単に携帯電話機と称する)1を自
動車2の車室2a内に持込み、SIMカード3を携帯電
話機1に装着すると、携帯電話機1とSIMカード対応
の自動車電話機(以下、単に自動車電話機と称する)4
との間でBluetooth (Bluetooth は登録商標)による無
線通信リンクを確立し、PIN(PersonalIDentificati
on Number)コードによる認証結果が正であると、携帯
電話機1がSIMカード3から当該SIMカード3に記
憶されている電話ID(IDentification)を読出して自
動車電話機4に転送し、自動車電話機4が携帯電話機1
から転送された電話IDを用いて発信するものが考えら
れている。このものによれば、携帯電話機1を利用した
通話から自動車電話機4を利用した通話にシームレスに
移行することが可能となる。
【0003】ところで、携帯電話機1が他人の所有物で
あり、自動車電話機4がユーザ自身の所有物である場合
を想定する。この場合、他人が当該他人のSIMカード
3を携帯電話機1に装着した場合であっても、PINコ
ードによる認証結果が正であると、他人の携帯電話機1
が他人のSIMカード3から当該SIMカード3に記憶
されている電話IDを読出してユーザ自身の自動車電話
機4に転送し、ユーザ自身の自動車電話機4が他人の携
帯電話機1から転送された電話IDを用いて発信可能と
なってしまう。その結果、このような場合には、ユーザ
自身の自動車電話機4が他人に勝手に使用されてしまう
ことになり、ユーザが不快感を抱いてしまうという問題
がある。
【0004】本発明は、上記した事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、ユーザ自身の自動車電話機が
他人に使用されてしまうことを未然に回避することがで
き、ユーザが不快感を抱いてしまうことを未然に回避す
ることができる電話システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した電話
システムによれば、携帯電話機がICカードから当該I
Cカードに記憶されている電話IDを読出し、その読出
された電話IDを自動車電話機に転送し、自動車電話機
が携帯電話機から転送された電話IDを用いて発信する
ように構成された電話システムにおいて、個人を識別す
るための個人識別IDが記憶されている記憶媒体を利用
し、記憶媒体に記憶されている個人識別IDと同一の個
人識別IDをICカードに記憶するように構成した。
【0006】そして、携帯電話機がICカードから当該
ICカードに記憶されている個人識別IDを読出すと共
に、個人識別ID読出手段が記憶媒体から当該記憶媒体
に記憶されている個人識別IDを読出し、携帯電話機に
より読出された個人識別IDと、個人識別ID読出手段
により読出された個人識別IDとの認証結果が正である
と、自動車電話機が携帯電話機から転送された電話ID
を用いて発信する旨が許可され、これに対して、携帯電
話機により読出された個人識別IDと、個人識別ID読
出手段により読出された個人識別IDとの認証結果が否
であると、自動車電話機が携帯電話機から転送された電
話IDを用いて発信する旨が禁止されるように構成し
た。
【0007】したがって、ユーザは、あらかじめ記憶媒
体に記憶されている個人識別IDと同一の個人識別ID
をICカードに記憶させておき、ICカードに記憶され
ている個人識別IDを携帯電話機に読出させると共に、
記憶媒体に記憶されている個人識別IDを個人識別ID
読出手段に読出させることによって、自動車電話機を使
用し、携帯電話機から転送された電話IDを用いて発信
することができる。
【0008】その一方で、他人がユーザ自身の自動車電
話機を使用しようとしても、他人を識別する個人識別I
Dが記憶されている記憶媒体が用意されていなければ、
また、他人を識別する個人識別IDがICカードに記憶
されていなければ、個人識別IDの認証が行われること
がなく、個人識別IDの認証結果が否となるので、他人
は、ユーザ自身の自動車電話機を使用することはできな
い。このようにして、ユーザ自身の自動車電話機が他人
に使用されてしまうことを未然に回避することができ、
ユーザが不快感を抱いてしまうことを未然に回避するこ
とができる。
【0009】請求項2に記載した電話システムによれ
ば、記憶媒体が運転免許証であり、個人識別IDが運転
免許証番号であるので、自動車を運転するときには運転
免許証を携帯しているのが一般的であるので、記憶媒体
として運転免許証を利用すると共に、個人識別IDとし
て運転免許証番号を利用することによって、個人識別I
Dを記憶するための別の記憶媒体を用意する必要がな
く、運転免許証を有効に活用することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例につい
て、図1ないし図4を参照して説明する。尚、ここで
は、本発明でいうIC(Integrated Circuit)カードが
SIM(Subscriber Identity Module)カードであるこ
とを前提として説明する。
【0011】まず、図1は、電話システムの全体の構成
を概略的に示している。SIMカード対応の携帯電話機
(以下、単に携帯電話機と称する)11は、通信網(携
帯電話網や固定電話網を含む)との間の無線処理を行う
無線回路、ユーザが発した音声を送話音声として入力す
るマイクロホン、通話相手が発した音声を受話音声とし
て出力するスピーカ、「電源」キー、「通話開始」キ
ー、「通話終了」キー、「0」〜「9」の「数字」キー
などの多数のキーを配列してなるキーパッド、日付・時
刻、電話番号などを表示する液晶ディスプレイおよび例
えばアドレス帳などの各種の情報を記憶するメモリを備
えると共に、SIMカード12が装着されるスロットを
備えて構成されている。
【0012】SIMカード12は、その表面にLSI
(Large Scale Integration )13が露出した状態で実
装されており、LSI13は、カード全体の動作を制御
するCPU、カードのオペレーションシステムが書込ま
れているROM(Read Only Memory)、ワーキングメモ
リとして機能するRAM(Random Access Memory)およ
びデータ記憶用メモリとして機能するEEPROM(El
ectrically Erasable and Programable ROM )などが配
置されて構成されている。この場合、EEPROMに
は、電話ID(IDentification)がデータの一つとして
記憶されていると共に、詳しくは後述するICカード運
転免許証14(本発明でいう記憶媒体)に記憶されてい
る運転免許証番号(本発明でいう個人識別ID)と同一
の運転免許証番号がデータの一つとして記憶可能となっ
ている。
【0013】そして、携帯電話機11は、SIMカード
12がスロットに装着されると、そのSIMカード12
から電話IDを読出すと共に、SIMカード12に運転
免許証番号が記憶されていれば、その記憶されている運
転免許証番号をも読出す。この場合、携帯電話機11が
SIMカード12から電話IDや運転免許証番号を読出
す方法としては、携帯電話機11に設けられたコンタク
トがLSI13に接触する接触方式であっても良いし、
一方、例えば13MHz帯域の電波を利用した非接触方
式であっても良い。また、携帯電話機11は、Bluetoot
h 無線通信モジュールを搭載しており、自動車電話機1
5との間でBluetooth による無線通信を行うことが可能
となっている。
【0014】自動車電話機15は、ハンドセット(受話
器)16、ハンドセット16が着脱可能なクレードル
(電話機本体)17、通信網との間の無線処理を行う無
線機18、ハンズフリー用マイクロホン19およびハン
ズフリー用スピーカ20を備えて構成されている。ハン
ズフリー用マイクロホン19は、自動車21の車室21
a内にあって運転者が発する送話音声を集音するのに適
した位置に取付けられ、ハンズフリー用スピーカ20
は、自動車21の車室21a内にあって運転者がハンズ
フリー用スピーカ20から出力される受話音声を聞取る
のに適した位置に取付けられる。また、自動車電話機1
5も、上記した携帯電話機11と同様にして、SIMカ
ード12が装着されるスロットを備えて構成されてい
る。
【0015】ICカードリーダ22(本発明でいう個人
識別ID読出手段)は、例えば通信ケーブル23を通じ
て自動車電話機15に接続されていると共に、上記した
ICカード運転免許証14が装着されるスロットを備え
て構成されている。
【0016】ICカード運転免許証14は、運転免許証
がICカード化されたものであり、その表面には所有者
の写真が添付されていると共に、上記したSIMカード
12と同様にして、LSI24が露出した状態で実装さ
れている。LSI24は、上記したSIMカード12に
実装されているLSI13と同様にして、カード全体の
動作を制御するCPU、カードのオペレーションシステ
ムが書込まれているROM、ワーキングメモリとして機
能するRAMおよびデータ記憶用メモリとして機能する
EEPROMなどが配置されて構成されている。この場
合、EEPROMには、運転免許証の所有者を識別する
ための固有の運転免許証番号(図1では、1234−5
678−90ab)が記憶されている。
【0017】そして、ICカードリーダ22は、ICカ
ード運転免許証14がスロットに装着されると、そのI
Cカード運転免許証14から運転免許証番号を読出し、
その読出された運転免許証番号を自動車電話機15に出
力する。この場合も、ICカードリーダ22がICカー
ド運転免許証14から運転免許証番号を読出す方法とし
ては、ICカードリーダ22に設けられたコンタクトが
LSI24に接触する接触方式であっても良いし、一
方、例えば13MHz帯域の電波を利用した非接触方式
であっても良い。また、自動車電話機15は、Bluetoot
h 無線通信モジュールを搭載しており、携帯電話機11
との間でBluetooth による無線通信を行うことが可能と
なっている。
【0018】次に、上記した構成の作用について、図2
ないし図4も参照して説明する。ここで、図2は、自動
車電話機15の処理をフローチャートとして示してお
り、図3は、携帯電話機11の処理をフローチャートと
して示している。
【0019】自動車電話機15は、電源が投入されてい
る状態では、SIMカード12がスロットに装着されて
いるか否かを判定すると共に(ステップS1)、携帯電
話機11との間でBluetooth による無線通信リンクを確
立すべき条件が成立したか否かを判定する(ステップS
2)。
【0020】さて、ここで、自動車電話機15は、携帯
電話機1が近付いた位置にあり、携帯電話機11との間
でBluetooth による無線通信リンクを確立すべき条件が
成立すると(ステップS2にて「YES」)、携帯電話
機11との間でBluetooth による無線通信リンクを確立
する(ステップS3)。そして、自動車電話機15は、
PIN(Personal Identification Number)コードを含
めた「PINコード信号」を携帯電話機11に送信する
(ステップS4、図4中P1参照)。
【0021】携帯電話機11は、自動車電話機15から
「PINコード信号」が受信されると(ステップT1に
て「YES」)、その受信された「PINコード信号」
に含まれているPINコードを認証する(ステップT
2)。そして、携帯電話機11は、認証結果が正である
と(ステップT3にて「YES」)、認証結果が正であ
る旨を示す「PINコード認証確認信号」を自動車電話
機15に送信する(ステップT4、図4中P2参照)。
【0022】次いで、自動車電話機15は、携帯電話機
11から「PINコード認証確認信号」が受信されると
(ステップS5にて「YES」)、自己の認証を要求す
べく「認証要求信号」を携帯電話機11に送信する(ス
テップS6、図4中P3参照)。
【0023】携帯電話機11は、自動車電話機15から
「認証要求信号」が受信されると(ステップT5にて
「YES」)、その受信された「認証要求信号」に含ま
れている情報に基づいて自動車電話機15を認証する
(ステップT6)。そして、携帯電話機11は、認証結
果が正であると(ステップT7にて「YES」)、認証
結果が正である旨を示す「認証確認信号」を自動車電話
機15に送信する(ステップT8、図4中P4参照)。
【0024】次いで、自動車電話機15は、携帯電話機
11から「認証確認信号」が受信されると(ステップS
7にて「YES」)、認証データを要求すべく「認証デ
ータ要求信号」を携帯電話機11に送信する(ステップ
S8、図4中P5参照)。
【0025】携帯電話機11は、自動車電話機15から
「認証データ要求信号」が受信されると(ステップT9
にて「YES」)、「認証データ要求信号」が受信され
た旨を通知すべく「認証データ確認信号」を携帯電話機
11に送信する(ステップT10、図4中P6参照)。
そして、携帯電話機11は、SIMカード12から運転
免許証番号を読出し(ステップT11)、その読出され
た運転免許証番号を暗号化処理して運転免許証番号暗号
化データを生成し(ステップT12)、その生成された
運転免許証番号暗号化データを含めた「運転免許証番号
暗号化データ信号」を自動車電話機15に送信する(ス
テップT13、図4中P7参照)。ここでは、認証デー
タは、運転免許証番号暗号化データである。
【0026】次いで、自動車電話機15は、携帯電話機
11から「認証データ確認信号」が受信され(ステップ
S9にて「YES」)、携帯電話機11から「運転免許
証番号暗号化データ信号」が受信されると(ステップS
10にて「YES」)、その受信された「運転免許証番
号暗号化データ信号」に含まれている運転免許証番号暗
号化データを暗号解除し(ステップS11)、運転免許
証番号を復元する(ステップS12)。
【0027】さて、ここで、ユーザがICカード運転免
許証14をICカードリーダ22に装着していると仮定
する。ICカードリーダ22は、ICカード運転免許証
14が装着されていると、ICカード運転免許証14か
ら当該ICカード運転免許証14に記憶されている運転
免許証番号を読出し、その読出された運転免許証番号を
自動車電話機15に出力し、自動車電話機15は、IC
カードリーダ22から運転免許証番号を入力する(ステ
ップS13)。
【0028】そして、自動車電話機15は、復元された
運転免許証番号、つまり、SIMカード12に記憶され
ている運転免許証番号と、ICカードリーダ22から入
力された運転免許証番号、つまり、ICカード運転免許
証14に記憶されている運転免許証番号とを認証する
(ステップS14)。ここで、自動車電話機15は、認
証結果が正であると(ステップS15にて「YE
S」)、電話IDを要求すべく「電話ID要求信号」を
携帯電話機11に送信する(ステップS16、図4中P
8)。
【0029】携帯電話機11は、自動車電話機15から
「電話ID要求信号」が受信されると(ステップT14
にて「YES」)、SIMカード12から電話IDを読
出し(ステップT15)、その読出された電話IDを暗
号化処理して電話ID暗号化データを生成し(ステップ
T16)、その生成された電話ID暗号化データを含め
た「電話ID暗号化データ信号」を自動車電話機15に
送信する(ステップT17、図4中P9参照)。
【0030】次いで、自動車電話機15は、携帯電話機
11から「電話ID暗号化データ信号」が受信されると
(ステップS17にて「YES」)、その受信された
「電話ID暗号化データ信号」に含まれている電話ID
暗号化データを暗号解除し(ステップS18)、電話I
Dを復元する(ステップS19)。そして、自動車電話
機15は、これ以降、その復元された電話IDを用いて
発信処理を行う(ステップS20)。
【0031】尚、自動車電話機15は、SIMカード1
2がスロットに装着されると(ステップS1にて「YE
S」)、これ以降、携帯電話機11から転送された電話
IDを用いた発信処理を行うのではなく、SIMカード
12から当該SIMカード12に記憶されている電話I
Dを読出し、その読出された電話IDを用いて通常の発
信処理を行う(ステップS21)。
【0032】以上に説明したように本実施例によれば、
個人を識別するための運転免許証番号が記憶されている
ICカード運転免許証14を利用し、ICカード運転免
許証14に記憶されている運転免許証番号と同一の運転
免許証番号をSIMカード12に記憶し、ICカード運
転免許証14から読出された運転免許証番号と、SIM
カード12から読出された運転免許証番号との認証結果
が正であると、自動車電話機15が携帯電話機11から
転送された電話IDを用いて発信する旨が許可され、こ
れに対して、ICカード運転免許証14から読出された
運転免許証番号と、SIMカード12から読出された運
転免許証番号との認証結果が否であると、自動車電話機
15が携帯電話機11から転送された電話IDを用いて
発信する旨が禁止されるように構成した。
【0033】したがって、ユーザは、あらかじめICカ
ード運転免許証14に記憶されている運転免許証番号と
同一の運転免許証番号をSIMカード12に記憶させて
おき、SIMカード12に記憶されている運転免許証番
号を携帯電話機11に読出させると共に、ICカード運
転免許証14に記憶されている運転免許証番号をICカ
ードリーダ22に読出させることによって、自動車電話
機15を使用し、携帯電話機11から転送された電話I
Dを用いて発信することができる。
【0034】その一方で、他人が自動車電話機15を使
用しようとしても、他人を識別する運転免許証番号が記
憶されているICカード運転免許証14が用意されてい
なければ、また、他人を識別する運転免許証番号がSI
Mカード12に記憶されていなければ、運転免許証番号
の認証が行われることがなく、運転免許証番号の認証結
果が否となるので、他人は、自動車電話機15を使用す
ることができない。このようにして、ユーザ自身の自動
車電話機15が他人に使用されてしまうことを未然に回
避することができ、ユーザが不快感を抱いてしまうこと
を未然に回避することができる。
【0035】また、この場合は、記憶媒体としてICカ
ード運転免許証14を利用し、個人を識別するための個
人識別IDとして運転免許証番号を利用するように構成
したので、自動車21を運転するときには運転免許証を
携帯しているのが一般的であるので、個人識別IDを記
憶するための別の記憶媒体を用意する必要がなく、運転
免許証を有効に活用することができる。
【0036】本発明は、上記した実施例にのみ限定され
るものでなく、次のように変形または拡張することがで
きる。自動車電話機がモジュール化された構成、つま
り、自動車電話機と同等の機能を有する電話モジュール
が車載LAN(Local Area Network)に接続される形態
により組込まれている構成であっても良い。記憶媒体と
しては、ICカード化されている運転免許証に限らず、
個人を識別可能なものであり、且つ、ICカード化され
ているものであれば、保険証、診察券、定期券および銀
行のキャッシュカードなどであっても良い。
【0037】ICカードがUIM(User Identity Modu
le)カードであっても良い。SIMカードに実装されて
いるLSIや、ICカード運転免許証に実装されている
LSIに、暗号処理を行う暗号処理用コプロセッサが配
置されている場合であれば、携帯電話機が運転免許証番
号や電話IDを暗号化する構成に限らず、SIMカード
が運転免許証番号や電話IDを暗号化すると共に、IC
カード運転免許証が運転免許証番号を暗号化する構成で
あっても良い。
【0038】自動車電話機と携帯電話機との間の近距離
無線通信として、赤外線通信や、IEEE(Institute
of Electrical and Electronic Engineers)802.1
1シリーズに準拠した無線LAN(Local Area Networ
k)通信を利用する構成であっても良い。自動車電話機
とICカードリーダとが別体の構成に限らず、自動車電
話機とICカードリーダとが一体の構成、つまり、自動
車電話機がICカードリーダの機能を有する構成であっ
ても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体の構成を概略的に示す
【図2】自動車電話機の処理を示すフローチャート
【図3】携帯電話機の処理を示すフローチャート
【図4】シーケンス図
【図5】従来例を示す図
【符号の説明】
図面中、11は携帯電話機、12はSIMカード(IC
カード)、14はICカード運転免許証(記憶媒体)、
15は自動車電話機、22はICカードリーダ(個人識
別ID読出手段)である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICカードから当該ICカードに記憶さ
    れている電話IDを読出し、その読出された電話IDを
    自動車電話機に転送する携帯電話機と、 前記携帯電話機から転送された電話IDを用いて発信す
    る自動車電話機とを備えた電話システムであって、 記憶媒体から当該記憶媒体に記憶されている個人を識別
    するための個人識別IDを読出す個人識別ID読出手段
    を設け、 前記ICカードは、前記記憶媒体に記憶されている個人
    識別IDと同一の個人識別IDを記憶し、 前記携帯電話機は、前記ICカードから当該ICカード
    に記憶されている個人識別IDを読出し、 前記携帯電話機により読出された個人識別IDと、前記
    個人識別ID読出手段により読出された個人識別IDと
    の認証結果が正であるときに、前記自動車電話機が前記
    携帯電話機から転送された電話IDを用いて発信する旨
    が許可され、前記携帯電話機により読出された個人識別
    IDと、前記個人識別ID読出手段により読出された個
    人識別IDとの認証結果が否であるときに、前記自動車
    電話機が前記携帯電話機から転送された電話IDを用い
    て発信する旨が禁止されるように構成したことを特徴と
    する電話システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電話システムにおいて、 前記記憶媒体が運転免許証であり、前記個人識別IDが
    運転免許証番号であることを特徴とする電話システム。
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