JP4596035B2 - ハンズフリーシステム、ナビゲーションシステム、端末メモリデータ管理方法 - Google Patents

ハンズフリーシステム、ナビゲーションシステム、端末メモリデータ管理方法 Download PDF

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Description

携帯端末から転送して記憶した端末メモリデータへのアクセスを管理するハンズフリーシステム、ナビゲーションシステム及び端末メモリデータ管理方法に関する。
ナビゲーション装置などの車両用情報端末に、ユーザが携帯する携帯電話やPHS(以下、単に携帯電話という)等に記憶された電話帳の電話帳データを転送しておくことができる。例えば、携帯電話と車両用情報端末を有線又は無線で接続し、ユーザが携帯電話を操作すると電話帳を転送することができる。転送後、ユーザが車両用情報端末に記憶された電話帳を表示して発呼する相手(電話番号)を選択すれば、例えばハンズフリー機能により携帯電話を介して相手に電話をかけることができる。
電話帳データに、電話番号と使用する携帯電話を対応づけて記憶しておくことで、複数の携帯電話が車両用情報端末と接続している場合に、発信先の電話番号に応じて発呼に使用する携帯電話を決定する発信制御装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。したがって、携帯電話を携帯した乗員が複数いても、乗員は発呼する相手(電話番号)を選択するだけで、実際に使用する携帯電話を選択することなく例えばハンズフリー機能により相手に電話をかけることができる。
しかしながら、このように車両用情報端末に電話帳を記憶しておくと、家族や友人、その他の第三者(以下、単に第三者という)が車両に乗車した際に電話帳を閲覧できてしまうという問題がある。そこで、携帯電話IDと車両用情報端末のID番号とに基づいてリンクキーを生成し、リンクキーに対応づけて電話帳データを記憶しておく車両用情報端末が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。第三者が携帯電話を携帯して乗車しても生成されるリンクキーが異なれば、電話帳データの閲覧を禁止するので、第三者に電話帳データを閲覧することを防止できる。
同様に、第三者による電話帳データの閲覧を制限する観点から、登録されていない携帯電話IDの携帯電話を携帯する乗員が乗車した場合、電話帳データをロックする車両用情報端末が提案されている(例えば、特許文献3参照。)。
特開2007−266755号公報 特開2005−354268号公報 特許第3185734号公報
しかしながら、特許文献2又は3記載の車両用情報端末のように単に電話帳データの閲覧を禁止するだけでは、第三者が不正手段を働いた場合に電話帳データが閲覧されるおそれがあるという問題がある。
ところで、乗員は携帯電話を買い換える(機種変更)場合があるが、特許文献2,3記載の車両用情報端末では、携帯電話を買い換えることで携帯電話IDが変わってしまい、登録した電話帳データが使用できなくなってしまうおそれがある。また、この場合、電話帳データが車両用情報端末に記憶されたままであると、車両用情報端末のメモリを占有してしまうという問題が生じる。
本発明は、上記課題に鑑み、携帯電話と関連付けられた車両用情報端末の情報をセキュリティを強化し、機種変更しても機種変更前の電話帳データを使用でき、又は、メモリの占有を抑制するハンズフリーシステム、ナビゲーションシステム及び電話帳データ管理方法を提供することを目的とする。
上記課題に鑑み、本発明は、携帯端末から転送した端末メモリデータを記憶し、所定の識別情報により携帯端末が識別できた場合に前記端末メモリデータへのアクセスを許可するハンズフリーシステムであって、携帯端末のメモリに記憶された端末メモリデータを、第1及び第2の識別情報に対応づけて記憶する記憶手段と、携帯端末から第1及び第2の識別情報を受信する受信手段と、受信した第1の識別情報と、記憶手段に記憶された第1の識別情報、又は、受信した第2の識別情報と、記憶手段に記憶された第2の識別情報、をそれぞれ照合する照合手段と、第1の識別情報による照合ができず、かつ、第2の識別情報による照合ができたと判定された場合、第2の識別情報に対応づけて記憶された端末メモリデータを消去する端末メモリデータ消去手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、端末メモリデータを消去するのでセキュリティを確実に確保することができ、メモリ用容量を削減できる。また、第1の識別情報を電話番号とすることで、機種変更に対応することができる。
また、端末メモリデータを削除する場合、受信した第2の識別情報に対応づけられた端末メモリデータが、受信した第1及び第2の識別情報以外の、第1及び第2の識別情報に対応づけられていない場合にのみ、第2の識別情報に対応づけて記憶された端末メモリデータを消去する、ことができる。
これにより、その端末メモリデータが他の携帯電話に対応づけられていない場合にのみ、削除することができる。
携帯電話と関連付けられた車両用情報端末の情報をセキュリティを強化し、機種変更しても機種変更前の端末メモリデータを使用でき、又は、メモリの占有を抑制するハンズフリーシステム、ナビゲーションシステム及び端末メモリデータ管理方法を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施携帯の車両用情報端末100による携帯電話12の識別を模式的に説明する図である。なお、ユーザは携帯電話12を携帯し、車両用情報端末100を搭載した車両に乗車し又は運転する者である。また、携帯電話12には、PHS(Personal Handyphone System)、PHSカードのような通話ユニットが装着されたPDA(Personal Data Assistance)やパーソナルコンピュータを含む。
携帯電話12Aの電話番号は携帯電話12A(以下、携帯電話を区別しない場合、携帯電話12という。)に脱着可能なICカードに記憶されていることが多く、本実施形態でもこのICカードに電話番号が記憶されているものとする。ICカードに電話番号を記憶することで、携帯電話12の機種変更や2台の携帯電話12を使い分ける場合にICカードを入れ替えるだけでよいので、機種変更等してもユーザAは1つの電話番号を使用し続けることができる。
また、携帯電話12Aには個体識別番号が記憶されている。個体識別番号は、世界的に一意に携帯電話12Aを識別することを可能とする識別情報であって、携帯電話12Aの製造時に記憶されると以降は変更できず、また、脱着したり交換することはできない番号である。
携帯電話12Aを携帯するユーザAは、予め、乗車する車両に搭載された車両用情報端末100に、携帯電話12Aに記憶されている電話帳Aの電話帳データ30を転送している。そして、車両用情報端末100は、携帯電話12Aから受信した電話番号及び個体識別番号を電話帳Aの電話帳データ30に対応づけたリンクテーブル20を記憶している。
車両用情報端末100は、携帯電話12から受信する電話番号に基づき携帯電話12Aを認証し、認証が成立した場合に電話帳Aの電話帳データ30へのアクセスを許可する。以下、具体的な状況を例に説明する。
・ユーザAが携帯電話12Aを所有している場合
車両用情報端末100は、ユーザAが携帯する携帯電話12Aから電話番号及び個体識別番号を受信し、受信した電話番号に基づきリンクテーブル20を参照する。この場合、電話番号「090−1234−5678」がリンクテーブル20に登録されているので、携帯電話12Aの認証が成立し、車両用情報端末100は電話帳Aの電話帳データ30へのアクセスを許可する。
・ユーザAが携帯電話12Aから携帯電話12Bに機種変更した場合
ユーザAが携帯電話12Bに機種変更する場合がある。機種変更ではICカードを携帯電話12Aから携帯電話12Bに入れ替えるので電話番号は変わらない。車両用情報端末100は、ユーザAが携帯する携帯電話12Bから電話番号及び個体識別番号を受信し、受信した電話番号に基づきリンクテーブル20を参照する。この場合、電話番号「090−1234−5678」が一致するので、携帯電話12Bの認証が成立し、車両用情報端末100は電話帳Aの電話帳データ30へのアクセスを許可する。
したがって、電話番号で携帯電話12Bを認証することでユーザAが機種変更しても登録してある電話帳の電話帳データ30にアクセスすることができ、ユーザAが再度、電話帳Aの電話帳データ30を車両用情報端末100に転送する作業を不要とし、利便性を向上させることができる。
・ユーザAが携帯電話12AをユーザBに譲渡した場合
ユーザAが家族や友人(以下、ユーザBという)などに携帯電話12Aを譲渡する場合がある。この場合、電話番号までユーザBに与えてしまうとユーザBにユーザAの知人等から電話がかかってしまうので、ユーザAはICカードAを取り出し、携帯電話12Aの本体のみを譲渡することが一般的である。本体を譲渡されたユーザBは携帯電話12Aの事業者と契約して取得したICカードBを携帯電話12Aに装着する。したがって、携帯電話12Aの電話番号は、電話帳Aの電話帳データ30を車両用情報端末100に記憶した時と異なることになる。
ユーザBが車両に乗車した場合、車両用情報端末100は、ユーザBが携帯する携帯電話12Aから電話番号及び個体識別番号を受信し、受信した電話番号に基づきリンクテーブル20を参照する。この場合、リンクテーブル20の電話番号「090−1234−5678」と受信した電話番号「080−1234−5678」が一致しないので、携帯電話12Aの認証が成立しない。認証が成立しない場合、車両用情報端末100は電話帳Aの電話帳データ30へのアクセスを禁止する。
また、認証が成立しない場合、車両用情報端末100は、受信した個体識別番号に基づきリンクテーブル20を参照する。リンクテーブル20の個体識別番号と受信した携帯電話12Aの個体識別番号は一致するので、携帯電話12AがユーザBに譲渡されたものとして、車両用情報端末100はリンクテーブル20から、携帯電話12Aと電話帳Aの電話帳データ30を対応づける対応付け情報を消去する。したがって、個体識別番号のみが一致しても、ユーザBは電話帳Aの電話帳データ30へアクセスができなくなり、セキュリティを確保することができる。また電話帳データ30を消去しなければ、後日、車両にユーザAが乗車した場合に電話帳Aの電話帳データ30とユーザAが使用している携帯電話12Bを対応づけることができる。
なお、リンクテーブル20から対応付け情報を消去するのでなく、電話帳Aの電話帳データ30を消去してもよい。電話帳データ30を消去すれば、車両用情報端末100のメモリ容量を節約できる。
したがって、電話番号で携帯電話12Aを認証することでユーザBが携帯電話12Aを携帯して乗車しても、電話帳Aのセキュリティを確保でき、電話帳Aの電話帳データ30を消去すればさらにセキュリティを向上させかつメモリの容量を節約できる。
図2は、車両用情報端末100の概略構成図の一例を示す。車両用情報端末100はCPU25により制御され、CPU25には表示装置27,スイッチ(以下、SWという)類28、マイク29、スピーカ31、メモリ26及びBluetooth(登録商標。以下、BTという)モジュール24、が接続されている。
メモリ26は、フラッシュメモリやハードディスクドライブなどの不揮発性メモリであり、上記のリンクテーブル20及び電話帳Aの電話帳データ30が記憶されている。
携帯電話12と車両用情報端末100は、無線又は有線で接続されており、ハンズフリー通話が可能となっている。本実施例ではBTの通信規格を利用して携帯電話12と車両用情報端末100が通信する。
表示装置27は液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ、又は、ヘッドアップディスプレイなどであり、電話帳Aの電話番号や相手先の氏名や名称を表示するために用いられる。なお、表示装置27はその周囲に車両用情報端末100を操作するキーボード式の操作部を有し、また、ユーザの接触位置から操作情報を取得するタッチパネルを備える。
SW類28は、電話回線のオンフックSW、オフフックするためのオフフックSW、及び、音声認識用のトークSWである。オフフックSWを押下すると車両用情報端末100は電話モードとなり、表示装置27には電話制御のための電話画面が表示される。電話画面には電話番号を入力するためのテンキー、及び、携帯電話12の認証が成立している場合には電話帳Aが表示される。電話帳Aは、記憶(登録)されている相手先の氏名及び電話番号などを有するので、電話画面上の氏名や電話番号に選択操作(タッチパネルに触れる、表示されたカーソルを操作部で操作する)することで、発信相手が選択され、携帯電話12が発信相手を発呼する。
なお、SW類28を操作するのでなく、音声認識による音声操作によってオンフック又はオフフックしてもよい。この場合、ユーザはSW類28に触れる必要がないので完全なハンズフリーを実現できる。
電話帳Aの電話帳データ30が記録された状態で、携帯電話12に着信があると、車両用情報端末100は発信元の電話番号を電話帳Aの電話帳データ30に照合し、発信元の電話番号が記録されていれば、着信中であることを表す画面上に電話帳Aの電話帳データ30から読み出した発信元の氏名を表示する。発信元の電話番号が記録されていなければ、発信元の電話番号を表示する。ユーザが着信に対しSW類28をオフフックすると通話が可能となる。
ユーザが発声した音声はマイク29により集音され電気信号に変換された後、BTモジュール24がその音声情報を携帯電話12に送信する。携帯電話12も同様にBTモジュール19を備え、受信した音声情報を所定のフォーマットで相手先に送信する。また、相手先からの音声情報は携帯電話12のBTモジュール19が車両用情報端末100のBTモジュール24に送信し、CPU25がこれを電気信号に変換してスピーカ31から出力する。
BTによる通信について説明する。BTでは、SCO(synchronous connection oriented:同期接続)接続とACL(Asynchronous Connectionless Link:非同期接続)とが定義されている。SCO接続はBTモジュール24と19との間に形成される回線接続タイプのポイント・ツー・ポイント・リンクであり、主に音声データの転送に使用される。また、ACL 接続はパケット交換タイプの接続を行うリンクであり、主にデータ送信に使用される。
BTモジュール24、19には固有のIDが与えられており、接続する場合にはこのIDにより通信相手を識別する。また、最初にBTモジュール24、19を接続する時はPINキー(暗証番号)の入力が必要であり、正しいPINキーが入力されることでペアリングが完了し、以降は両者が起動状態(通電状態)で接近するだけで通信が可能となる。
車両用情報端末100が接続可能なBTモジュールをPagingメッセージにて呼び出し(したがって、車両用情報端末100がマスターとなる)、携帯電話12がPagingメッセージに応答するとピコネットが形成される(携帯電話12がスレーブ)。これにより、以降はBTによる通信が可能となる。なお、複数のユーザが携帯電話12を携帯して車両に乗車した場合、車両用情報端末100はそれぞれと通信することができる。
また、BTでは、各種の機器が互いに通信できるようプロファイルを定めている。BTモジュール24と19が同じプロファイルを備えることで相互の接続を確保している。プロファイルには、BT接続の基本的な条件を規定しているGAP(Generic Access Profile)、利用可能なサービスを見つけるためのSAD(Service Discovery Application Profile)、シリアル通信をエミュレートする際の条件を規定してSPP(Serial Port Profile)等、種々のプロファイルが規定されている。
ハンズフリーを実現するにはHFP(Hands Free Profile)を実装することが推奨されており、HFPは、音声の入出力、ATコマンドの取り扱い、電波の強さや発信者番号通知などの伝達、リダイヤルや電話帳機能の利用、エコーキャンセルなどを規定している。また、OPP(Object Push Profile)を実装していれば携帯電話12から電話帳Aの電話帳データ30を車両用情報端末100に転送できる。また、PBAP(Phone Book Access Profile)を実装していれば、携帯電話12から所定の操作を省略して電話帳Aを車両用情報端末100に転送することができる。PBAPが実装されていない場合、ユーザは携帯電話12を操作して記憶している電話帳Aを1レコードずつ又は全体を一括に転送する。なお、車両用情報端末100を直接操作して電話帳の電話番号や氏名等を1件ずつ入力してもよい。なお、BTによる通信は一例であって、ZIGBEE(登録商標)、UWB(ultra-wide band)等の無線通信、又は、有線により接続してもよい。
ところで、車両用情報端末100はナビゲーションシステムと一体に実装されることが多い。これにより、車載スペースを節約し車両重量増を抑制できる。したがって、車両用情報端末100は例えばナビECU(Electronic Control Unit)である。車両用情報端末100は、CAN(Controller Area Network)等の車内LANを介して、GPS受信機21及び車速センサ22と接続されており、また、地図DB23を有する。
GPS受信機21は、GPS衛星から受信した電波の到達時間に基づき車両の位置情報を検出し、車速センサ22は車両の各輪の回転速度情報を検出する。車両用情報端末100は、位置情報に車速センサ22が出力する走行距離を累積して車両の位置を推定する。そして、地図DB23から車両の位置周辺の道路地図情報を読み出し、表示装置27に車両の位置を示すアイコンと共に表示する。なお、地図DB23が記憶する道路地図情報は、サーバからダウンロードして地図DB23に実装することができる。
〔電話帳Aの登録〕
まず、ユーザは車両用情報端末100に携帯電話12の電話帳Aの電話帳データ30を登録する。この登録の際、リンクテーブル20が生成される。図3は、車両用情報端末100の機能ブロック図の一例を示す図である。図3の各ブロックは、CPU25がメモリ26に記憶されたプログラムを実行することで実現されるか又はASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェアにより実現される。
ユーザが携帯電話12を携帯して車両に乗車しピコネットが形成されると、携帯電話12の個体識別番号が自動的に車両用情報端末100に送信される。また、電話番号については必ずしも自動的に送信されるとは限らないので、送信されなかった場合、リンクテーブル生成部41が携帯電話12に電話番号の送信を要求する。携帯電話12はユーザの許可を取得し又は自動的に電話番号を車両用情報端末100に送信する。なお、リンクテーブル生成部41が表示装置27に「携帯電話の電話番号を入力してください」と表示し、ユーザに電話番号の入力を促してもよい。
また、ユーザは電話帳の電話帳データ30を車両用情報端末100に転送する。電話帳データ30を転送する行為はユーザの自発的な行為としてもよいし、受動的な行為でもよい。例えば、PBAPを実装している場合、車両用情報端末100から携帯電話12に電話帳データ30の転送を要求でき、この場合、ユーザは転送を許可するなどの最小限の操作で電話帳データ30を転送することができる。
電話帳データ30が転送されると、リンクテーブル生成部41は受信した電話番号及び個体識別番号に電話帳データ30を対応づける対応付け情報をリンクテーブル20に登録する。図4(a)は、リンクテーブル20の一例を示す図である。電話番号及び個体識別番号に、電話帳Aという電話帳の識別情報(実際には電話帳データ30の識別情報)が対応づけられている。本実施例ではこの電話帳の識別情報を対応付け情報とするが、電話番号又は個体識別番号の少なくとも一方を対応づけ情報としてもよい。なお、電話帳データ30には、電話番号、氏名、の他、住所、郵便番号、注記等の情報が含まれる。
〔携帯電話12の認証〕
図3に戻り、認証部42は携帯電話12から送信された電話番号と、リンクテーブル20に記憶された電話番号を比較して、一致する場合に携帯電話12の認証が成立したと判定する。認証が成立した場合、認証部42は認証OK情報を電話帳表示部電話帳に送出し、認証が成立しない場合、認証部42は削除要求を対応づけ消去部43と電話帳消去部44に送出する。なお、電話番号が一致しない場合には、認証部42は、携帯電話12から送信された個体識別番号と、リンクテーブル20に記憶された個体識別番号を比較する。
電話帳表示部電話帳は、認証OK情報を取得した場合にのみ、メモリ26から電話番号に対応づけられた電話帳の電話帳データ30を読み出し、表示装置27に表示する。したがって、電話番号が一致すれば、ユーザは電話帳データ30を閲覧したり相手先を選択するなど電話帳データ30へのアクセスが可能となる。
また、電話帳消去部44は、認証部42から削除要求をうけてメモリ26から電話帳データ30を削除する。電話帳Aを消去した場合は、リンクテーブル20に対応付け情報だけ記憶されていても電話帳データ30にアクセスできないので、電話帳消去部44はリンクテーブル20の対応付け情報を消去する。
また、対応づけ消去部43は、認証部42から削除要求を受けてリンクテーブル20から対応付け情報を消去する。図4(b)は対応付け情報が消去されたリンクテーブル20の一例を示す。これにより、電話帳データ30を消去することなく、リンクテーブル20を参照しても、電話帳データ30へのアクセスを禁止することができる。なお、電話帳データ30を消去するか、リンクテーブル20から対応付け情報を消去するかは、ユーザが設定することができる。後に自分の電話帳データ30を利用したいユーザは、対応づけ情報のみを消去するように設定でき、セキュリティを確実にしたいユーザは電話帳データ30を消去するように設定できる。
〔車両用情報端末100の動作手順〕
車両用情報端末100が携帯電話12を認証する手順について図5のフローチャート図に基づき説明する。図5では、図4(c)に示すように予め2つの電話帳A、Zが登録されているものとする。電話帳Zの電話帳データ30は例えばユーザZが携帯電話12Zの電話帳Zから転送したものである。また、図5の手順では、認証が成立しない場合、電話帳データ30を消去する設定とされている。
携帯電話12が通信可能範囲に進入すると車両用情報端末100と携帯電話12が接続され(S10)、車両用情報端末100は個体識別番号及び電話番号を受信する(S20)。以下、図1で示したいくつかの状況を例に説明する。
・携帯電話12A(個体識別番号123)+ICカードA(電話番号「090−1234−5678」)
リンクテーブル20に記憶された電話番号と、携帯電話12Aから受信した電話番号が一致するので、認証部42は認証が成立すると判定する(S30のYes)。したがって、電話帳表示部電話帳は、メモリ26から電話番号に対応づけられた電話帳Aの電話帳データ30を読み出し、例えばユーザの操作により表示装置27に表示する(S40)。
なお、BTモジュール24等の通信不良により電話番号が受信できない場合、認証部42は認証が成立すると判定する。これにより、通信不良が生じても電話帳データ30を表示でき、ユーザの利便性を向上できる。
・携帯電話12B(個体識別番号456)+ICカードA(電話番号「090−1234−5678」)
ユーザAが、電話番号は変更せずに携帯電話12Aを携帯電話12Bに機種変更した場合である。この場合、電話番号に変更はないので、車両用情報端末100の動作手順は同じである。すなわち、リンクテーブル20に記憶された電話番号と、携帯電話12Bから受信した電話番号が一致するので、認証部42は認証が成立すると判定する(S30のYes)。したがって、電話帳表示部電話帳は、メモリ26から電話帳Aの電話帳データ30を読み出し、例えばユーザの操作により表示装置27に表示する(S40)。
すなわち、機種変更しても、ユーザAは新たに電話帳データ30を転送することなく電話帳Aを使用することができる。
・携帯電話12A(個体識別番号123)+ICカードB(電話番号「080−1234−5678」)
ユーザAが携帯電話12AをユーザBに譲渡し、ユーザBが独自の電話番号を記憶したICカードBを携帯電話12Aに装着した場合である。
この場合、リンクテーブル20に記憶された電話番号と、携帯電話12Aから受信した電話番号が一致しない(S30のNo)。ところで、電話番号が一致しない場合、それだけではユーザBが携帯電話12Aを携帯しているのか、車両用情報端末100に登録されていない全く別の携帯電話12を携帯してるのか判別できない。このため、認証部42は、受信した個体識別番号がリンクテーブル20に記憶されているか否かを判定する(S50)。
個体識別番号123はリンクテーブル20に登録されているので、ステップS50の判定はYesとなる。この場合、電話番号が異なることから携帯電話12Aが別のユーザBに譲渡されたと考えてよいので、電話帳消去部44は電話帳Aの電話帳データ30を消去する(S60)。したがって、ユーザBが個体識別番号が一致する携帯電話12Aを有していても、電話番号「090−1234−5678」に対応づけられた電話帳Aの電話帳データ30が消去されるので、セキュリティを確保することができ、かつ、メモリ容量を節約できる。また、電話番号だけでなく、受信した個体識別番号とリンクテーブル20の個体識別番号を比較するので、全く別のユーザZが登録した電話帳Zの電話帳データ30を消去するおそれもない。
〔車両用情報端末100の動作手順(変形例)〕
図5では認証が成立しない場合に電話帳を消去したが、リンクテーブル20から、携帯電話12Aの電話番号及び個体識別番号と、電話帳Aの電話帳データ30を対応づける対応付け情報を消去してもよい。この場合、電話帳Aの電話帳データ30は消去されないので、後日、ユーザAが乗車した際に、車両用情報端末100がリンクテーブル20の対応づけ情報を再生成することができる。なお、動作手順は図5のステップS60が「リンクテーブルから対応付け情報を消去する」となるだけなので省略する。
したがって、「携帯電話12A(個体識別番号123)+ICカードB(電話番号「080−1234−5678」)」のユーザBが車両に乗車した後、リンクテーブル20は図4(d)に示すように、携帯電話12Aに電話帳Aの電話帳データ30を対応づける対応付け情報が消去された状態となる。
図6は、リンクテーブル20を再生成する手順を示すフローチャート図である。図6のフローチャート図は、対応付け情報が消去されたリンクテーブル20が記憶されている場合にのみスタートする。ユーザAは例えば機種変更しているので、「携帯電話12B(個体識別番号456)+ICカードA(電話番号「090−1234−5678」)」の携帯電話12Bを携帯している。
携帯電話12Bが通信可能範囲に進入すると車両用情報端末100と携帯電話12Bが接続され(S10)、車両用情報端末100は個体識別番号及び電話番号を受信する(S20)。
認証部42は、リンクテーブル20に登録された電話番号のうち対応付け情報が消去された電話番号と、携帯電話12Bから受信した電話番号が一致するか否かを判定する(S35)。この場合、本実施形態では携帯電話12Aを譲渡したユーザAが乗車したと判定し、リンクテーブル生成部41は、リンクテーブル20の個体識別番号を「123」から「456」に変更し、また、電話帳Aの電話帳データ30をリンクテーブル20に登録する(S70)。対応づけ情報を消去する前に電話帳Aという情報を保存しておけば、受信した電話番号に基づき電話帳Aを対応づければよいことがわかる。
この後、図5の動作手順が実行されることにより、携帯電話12Bが認証されるので、リンクテーブル20が参照され、ユーザAは自らが転送しておいた電話帳Aの電話帳データ30を表示することができる。したがって、ユーザAが携帯電話12AをユーザBに譲渡し、ユーザBの乗車によりリンクテーブル20から対応付け情報が消去されても、リンクテーブル20を再生成できるので、電話帳Aの電話帳データ30を再転送することなくユーザAが電話帳Aの電話帳データ30を使用することができる。
以上のように、本実施例の車両用情報端末100は、電話番号が一致しない場合に対応づけられた電話帳データ30を削除することでメモリ26の容量を節約しかつ確実なセキュリティを実現でき、また、リンクテーブル20から対応付け情報を消去した場合は、セキュリティを確保しながら、後日、リンクテーブル20を再生成することができる。
本実施例では、機種変更等、携帯電話12の使用状況についてさらに適用範囲が広い車両用情報端末100について説明する。本実施例により、ユーザAが2つの携帯電話12A1、12A2を使い分けている場合に、電話帳Aのセキュリティを確保し、また、電話帳データ30の転送を抑制できるので、利便性の高い車両用情報端末100を提供できる。
図7は、ユーザAが携帯する携帯電話12A1、12A2、及び、リンクテーブル20の一例を示す図である。ユーザAは携帯電話12A1と12A2を同じ電話番号「090−1234−5678」で使い分けている。携帯電話12A1、12A2は2つでも、ユーザAが使用する電話帳Aは共通と考えられる。この場合、電話帳Aの電話帳データ30を携帯電話12A1,12A2それぞれに対応づけて記憶することと(同じ電話帳データ30を2つ記憶する)、電話帳Aの電話帳データ30は1つだけ記憶することが考えられる。本実施例ではいずれの場合にも対応できるが、同じ電話帳データ30は1つのみ記憶することで、メモリ26を節約することができる。そして、本実施例のリンクテーブル20では、携帯電話12A1と12A2に同じ電話帳Aが対応づけられている。
実施例1と同様に、ユーザAが一方の携帯電話12A2をユーザBに譲渡した場合について考える。ユーザBがICカードBを携帯電話12A2に装着して車両に乗車すると、実施例1では車両用情報端末100が電話帳Aの電話帳データ30を消去するか又はリンクテーブル20から対応付け情報を消去した。しかし、本実施例で電話帳Aの電話帳データ30を消去してしまうと、譲渡していない方の携帯電話12A1をユーザAが携帯して乗車した場合に、ユーザAが電話帳Aの電話帳データ30を使用できなくなってしまう。
そこで、本実施例では、リンクテーブル20に同じ電話番号が登録されている場合、その電話番号に対応づけられた電話帳Aの電話帳データ30を消去することなく、受信した個体識別番号と電話帳データ30を対応づける対応付け情報のみを消去する。譲渡しなかった方の携帯電話12A1の対応付け情報及び電話帳データ30は記憶されたままにできるので、ユーザAが車両に乗車した際、新たな操作をすることなく電話帳Aの電話帳データ30にアクセスすることができる。
図8は、車両用情報端末100が携帯電話12を認証する手順を示すフローチャート図である。実施例1で説明した状況のうち、「携帯電話12A1(個体識別番号123)+ICカードA(電話番号「090−1234−5678」)」の携帯電話12A1をユーザAが携携帯して乗車した場合、及び、「携帯電話12B(個体識別番号456)+ICカードA(電話番号「090−1234−5678」)」の携帯電話12BをユーザAが携帯して乗車した場合(機種変更した場合)、については実施例1と同様である。
・「携帯電話12A2(個体識別番号321)+ICカードB(電話番号「080−1234−5678」)」の携帯電話12A2を携帯してユーザBが乗車する場合
ユーザAが携帯電話12A2をユーザBに譲渡し、ユーザBが独自の電話番号を記憶したICカードBを携帯電話12A2に装着した場合である。
リンクテーブル20に記憶された電話番号と、携帯電話12A2から受信した電話番号は一致しない(S30のNo)。このため認証部42は、受信した個体識別番号がリンクテーブル20に記憶されているか否かを判定し(S50)、記憶されている場合には、受信した個体識別番号に対応づけられた電話帳Aが、他の携帯電話12A1(電話番号及び個体識別番号)に対応づけられているか否かを判定する(S110)。個体識別番号「321」に対応づけられた電話帳は電話帳Aであるが、電話帳Aには別の携帯電話12A1が対応づけられている。すなわち、この場合は電話帳Aの電話帳データ30を消去することは適切でないので、対応づけ消去部43はリンクテーブル20から個体識別番号「321」の対応づけ情報を消去する(S120)。
また、電話帳Aが他の携帯電話12A1に対応づけられていない場合(S110のNo)、ユーザAは携帯電話12A1、12A2を使い分けていたのではないと判定し、実施例1と同様に、電話帳消去部44が電話帳Aの電話帳データ30を消去するか、又は、対応づけ消去部43がリンクテーブル20から対応付け情報を消去する(S60)。
したがって、本実施例によれば、実施例1の効果に加え、電話帳に別の携帯電話12(の電話番号及び個体識別番号)が対応づけられている場合には対応付け情報のみを消去することで利便性が低下することを防止することができる。また、電話帳に別の携帯電話12(の電話番号及び個体識別番号)が対応づけられていない場合、電話帳の電話帳データ30を消去するのでセキュリティを確保し、かつ、メモリの容量を節約できる。
車両用情報端末による携帯電話の識別を模式的に説明する図である。 車両用情報端末の概略構成図の一例である。 車両用情報端末の機能ブロック図の一例を示す図である。 リンクテーブルの一例を示す図である。 車両用情報端末が携帯電話を認証する手順を示すフローチャート図である。 リンクテーブルを再生成する手順を示すフローチャート図である。 ユーザが携帯する携帯電話及びリンクテーブルの一例を示す図である。 車両用情報端末が携帯電話を認証する手順を示すフローチャート図である(実施例2)。
符号の説明
12 携帯電話
20 リンクテーブル
19、24 ブルートゥースモジュール
30 電話帳データ
42 認証部
43 対応づけ消去部
44 電話帳データ消去部
100 車両用情報端末

Claims (8)

  1. 携帯端末の記憶メモリから転送した端末メモリデータを記憶し、所定の識別情報により携帯端末が識別できた場合に前記端末メモリデータへのアクセスを許可するハンズフリーシステムであって、
    携帯端末のメモリに記憶された前記端末メモリデータを、第1及び第2の識別情報に対応づけて記憶する記憶手段と、
    携帯端末から第1及び第2の識別情報を受信する受信手段と、
    受信した第1の識別情報と、前記記憶手段に記憶された第1の識別情報、又は、受信した第2の識別情報と、前記記憶手段に記憶された第2の識別情報、をそれぞれ照合する照合手段と、
    第1の識別情報による照合ができず、かつ、第2の識別情報による照合ができたと判定された場合、第2の識別情報に対応づけて記憶された前記端末メモリデータを消去する端末メモリデータ消去手段と、
    を有することを特徴とするハンズフリーシステム。
  2. 第1の識別情報による照合ができず、かつ、第2の識別情報による照合ができたと判定された場合、
    前記照合手段は、受信した第2の識別情報に対応づけられた前記端末メモリデータが、受信した第1及び第2の識別情報以外の、第1及び第2の識別情報に対応づけられているか否かを判定し、
    受信した第1及び第2の識別情報以外の、第1及び第2の識別情報に対応づけられていない場合にのみ、前記端末メモリデータ消去手段は、受信した第2の識別情報に対応づけて記憶された前記端末メモリデータを消去する、
    ことを特徴とする請求項1記載のハンズフリーシステム。
  3. 第1の識別情報による照合ができず、かつ、第2の識別情報による照合ができたと判定された場合、
    前記照合手段は、受信した第2の識別情報に対応づけられた前記端末メモリデータが、受信した第1及び第2の識別情報以外の、第1及び第2の識別情報に対応づけられているか否かを判定し、
    受信した第1及び第2の識別情報以外の、第1及び第2の識別情報に対応づけられている場合、受信した第2の識別情報と前記端末メモリデータを対応づける対応づけ情報を消去する対応付け消去手段、を有する、
    ことを特徴とする請求項1記載のハンズフリーシステム。
  4. 前記端末メモリデータ消去手段により、第2の識別情報に対応づけられた前記端末メモリデータを消去するのでなく、
    受信した第2の識別情報と前記端末メモリデータを対応づける対応付け情報を消去する対応付け消去手段を有する、
    ことを特徴とする請求項1記載のハンズフリーシステム。
  5. 第1の識別情報は電話番号であり、第2の識別情報は前記携帯端末を一意に特定する個体識別番号である、
    ことを特徴とする請求項1〜4いずれか1項記載のハンズフリーシステム。
  6. 前記対応付け情報は、第1の識別情報も前記端末メモリデータと対応づけており、
    前記対応付け消去手段により前記対応付け情報が消去された後、
    第2の識別情報との対応づけ情報が消去された前記端末メモリデータと対応づけられていた第1の識別情報が、受信した第1の識別情報と一致する場合、
    受信した第1の識別情報と共に受信した第2の識別情報と、前記端末メモリデータとを対応づける前記対応付け情報を再生する、
    ことを特徴とする請求項4記載のハンズフリーシステム。
  7. 請求項1〜6いずれか1項記載のハンズフリーシステムと、
    両の位置情報を検出する位置検出手段と、
    車両の位置を道路地図上に表示する表示手段と、
    を有することを特徴とするナビゲーションシステム。
  8. 携帯端末から転送した端末メモリデータを記憶し、所定の識別情報により携帯端末が識別できた場合に前記端末メモリデータへのアクセスを許可するハンズフリーシステムの端末メモリデータ管理方法であって、
    携帯端末のメモリに記憶された前記端末メモリデータを、第1及び第2の識別情報に対応づけて記憶手段に記憶しておき、
    受信手段が、携帯端末から第1及び第2の識別情報を受信するステップと、
    照合手段が、受信した第1の識別情報と、前記記憶手段に記憶された第1の識別情報、又は、受信した第2の識別情報と、前記記憶手段に記憶された第2の識別情報、をそれぞれ照合するステップと、
    端末メモリデータ消去手段が、前記照合手段が第1の識別情報が照合できず、かつ、第2の識別情報が照合できたと判定した場合、第2の識別情報に対応づけられた前記端末メモリデータを消去するステップと、
    を有することを特徴とする端末メモリデータ管理方法。
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