JP6139367B2 - 携帯端末 - Google Patents

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本発明は、車両のキーとして使用される携帯端末に関する。
従来、車両と電子キーとの間の無線通信を通じてドアの施錠あるいは解錠またはエンジンの始動などの制御を実行する電子キーシステムが知られている。近年では、たとえば特許文献1に記載されるように、携帯電話を車両の電子キーとして利用することも検討されている。携帯電話のメモリには、携帯電話を電子キーとして利用するために必要とされる専用のアプリケーションソフトが格納される。当該アプリケーションソフトを起動させることにより携帯電話を車両の電子キーとして使用することが可能となる。
特開2005−273264号公報
近年では、タッチパネルを有する多機能携帯電話(いわゆるスマートフォン)が普及しつつある。多機能携帯電話は、一定時間にわたって操作されないとき、画面が消灯されるなどしてタッチパネルに対する操作を受け付けないスリープ状態となるものが多い。スリープ状態の多機能携帯電話を使用する際には、通常状態へ復帰させる操作が必要である。たとえば多機能携帯電話の電源ボタンを押してスリープ状態を解除するための画面を表示させて、当該画面上で指をスライドさせる。多機能携帯電話によっては、さらにパスワードを入力したり、予め設定される経路を描くように指をスライドさせたりすることが要求される。この操作によりスリープ状態が解除されて各種のアプリケーションアイコンが並ぶホーム画面が表示される。携帯電話を車両のキーとして使用するための専用のアプリケーションを起動または終了する際においても、その都度スリープ状態を解除する操作が必要となるので手間である。
本発明の目的は、車両のキーとして利用するために必要とされるアプリケーションソフトを簡単に起動させたり終了させたりすることができる携帯端末を提供することにある。
上記目的を達成し得る携帯端末は、車両のキーとして機能させるためのアプリケーションが記憶される記憶回路と、車両との間で無線通信を行うための第1の通信回路と、他の携帯機器との間で無線通信を行うための第2の通信回路と、前記アプリケーションが起動されているとき第1の通信回路を通じて車両との間で無線通信を行う一方、第2の通信回路を通じた無線通信による他の携帯機器の認証が成立したとき前記アプリケーションの動作状態を終了と起動との間で切り替える制御回路と、を有する。
この構成によれば、携帯端末と他の携帯機器の間の無線通信を通じて、アプリケーションの動作状態が終了と起動との間で切り替えられる。アプリケーションを終了または起動させるための操作が不要となる。このため、アプリケーションソフトを簡単に起動させたり終了させたりすることができる。
上記の携帯端末において、第2の通信回路の通信範囲は第1の通信回路の通信範囲よりも狭いことが好ましい。
この構成を採用する場合、アプリケーションを終了または停止させる際、ユーザは他の携帯機器を携帯端末に近づけて第2の通信回路の通信範囲内に位置させればよい。ユーザが自身の意思で他の携帯機器を携帯端末に近づけることによりアプリケーションを終了または起動させることができる。
上記の携帯端末は、ディスプレイ、ディスプレイに設けられるタッチパネル、および機械的なスイッチを備えていてもよい。前記制御回路は、タッチパネルが一定時間にわたって操作されないとき、通常状態からディスプレイを消灯するスリープ状態へ切り替える。また前記制御回路は、スリープ状態に維持されている場合に前記スイッチが操作されたとき、ディスプレイを点灯させる。そして制御回路は、ディスプレイが点灯した状態でタッチパネルを通じて特定の操作が行われたときスリープ状態を解除する。このことを前提としたうえで、前記制御回路は、前記スイッチが操作されることを契機として前記他の携帯機器との無線通信を試みるようにしてもよい。
この構成によれば、スリープ状態を解除するための特定の操作が行われなくても、第2の通信回路を通じた無線通信による他の携帯機器の認証が成立したとき、前記アプリケーションの動作状態が終了と起動との間で切り替えられる。スリープ状態を解除するための操作が不要となる。
本発明の携帯端末によれば、車両のキーとして利用するために必要とされるアプリケーションソフトを簡単に起動させたり終了させたりすることができる。
第1の実施の形態の携帯電話を利用した電子キーシステムの概略構成を示すブロック図。 (a),(b),(c)は、通常使用時における携帯電話、そのアプリケーションソフトおよび電子キーシステムの状態を示すタイミングチャート。 (a),(b),(c)は、たとえば携帯電話をロッカーに収納する際の携帯電話、そのアプリケーションソフトおよび電子キーシステムの状態を示すタイミングチャート。 第1の実施の形態におけるアプリケーションソフトを終了または起動させる際の手順を示すフローチャート。 第2の実施の形態における携帯電話、ICカードおよび管理センタの間のやり取りを示すブロック図。
<第1の実施の形態>
以下、携帯端末を車両の電子キーシステムに適用した第1の実施の形態を説明する。
<電子キーシステムの構成>
図1に示すように、電子キーシステム11は、車両12に設けられるECU(電子制御装置)13、ならびにユーザに所持される携帯端末14およびICカード15を備えている。
<ECU>
ECU13には近距離通信回路21、ドアロック機構22およびエンジン23が接続されている。近距離無線通信の規格としては、たとえばブルートゥース(登録商標)が採用される。ブルートゥースは、10メートル程度の通信範囲内で双方向通信を行うことが可能である。ECU13は、近距離通信回路21を通じて携帯端末14との間で無線信号の授受を行う。ECU13は、近距離通信回路21を介して応答要求信号Srqを定められた周期で車室外および車室内へそれぞれ送信する。ECU13は、応答要求信号Srqに対する応答信号Srpが近距離通信回路21を介して受信されるとき、応答信号Srpに含まれる識別情報ID1と自身の記憶回路13aに記憶された識別情報ID1とを照合することにより応答信号Srpの妥当性を判定する。ECU13は、車室外に送信した応答要求信号Srqに対する応答信号Srpが妥当である旨判定されるとき、ドアロック機構22を介してドアを解錠または解錠を許可する。また、ECU13は、車室内に送信した応答要求信号Srqに対する応答信号Srpが妥当である旨判定されるとき、エンジン23の始動を許可する。
<ICカード>
ICカード15は、たとえば車両12の正規ユーザに所持される社員証などの非接触型ICカードである。ICカード15は記憶回路31、制御回路32およびアンテナコイル33を有している。記憶回路31にはICカード15に固有の識別情報ID2が記憶されている。制御回路32はアンテナコイル33を介して携帯端末14との間で近距離無線通信を行う。制御回路32は、携帯端末14から送信される駆動電波を動作電源として動作して、記憶回路31に記憶されている識別情報ID2を含む無線信号を送信する。ICカード15は携帯端末14にかざされるなど、携帯端末14に近接した状態で駆動電波を受信することが可能である。
<携帯端末>
携帯端末14は、多機能携帯端末(いわゆるスマートフォン)である。携帯端末14は、ディスプレイ41、電話機能部42、第1の近距離通信回路43、第2の近距離通信回路44および制御回路45を備えている。
ディスプレイ41は各種の情報を表示する。ディスプレイ41にはタッチパネル46が設けられている。タッチパネル46に対するタッチ操作を通じてディスプレイ41に表示される各種のアイコンあるいはボタンなどを操作することができる。
電話機能部42は、携帯端末14を電話機として利用するために必要とされる機能、たとえば通信ネットワークを通じて音声情報を送受信したり電子メールを送受信したりするための機能を有している。
第1の近距離通信回路43は、車両12との間で近距離無線通信を行う。近距離無線通信の規格は、車両12の近距離通信回路21と同じ規格、ここではブルートゥース(登録商標)が採用される。
第2の近距離通信回路44は、車両12以外の通信対象であるICカード15との間で近距離無線通信を行う。近距離無線通信の規格は、たとえばNFC(Near Field Communication)が採用される。NFCは十数センチメートル程度の短い通信範囲内で双方向通信を行うことが可能である。
制御回路45は、記憶回路47を有している。記憶回路47には、携帯端末14に固有の識別情報ID1、ICカード15に固有の識別情報ID2、およびアプリ(アプリケーションソフト)48が記憶されている。アプリ48は、携帯端末14を車両12の電子キーとして動作させるためのものである。
制御回路45は、第1の近距離通信回路43を通じて応答要求信号Srqが受信されるとき、記憶回路47に記憶された識別情報ID1を含む応答信号Srpを生成し、当該応答信号Srpを第1の近距離通信回路43を通じて送信する。
また制御回路45は、たとえば携帯端末14の電源が投入されたときなど、第2の近距離通信回路44を介して駆動電波を一定期間にわたって送信する。制御回路45は、第2の近距離通信回路44を介してICカード15からの無線信号を受信したとき、当該無線信号に含まれる識別情報ID2の照合を行う。
また、制御回路45は、たとえばタッチパネル46が一定時間にわたって操作されないとき、携帯端末14の動作状態を通常状態からスリープ状態へ切り替える。スリープ状態ではたとえば画面(正確には、液晶画面などのバックライト)が消灯されるなどしてタッチパネル46に対する操作を受け付けない。制御回路45は、スリープ状態を解除するための操作が行われたとき、スリープ状態を解除して通常状態に復帰させる。制御回路45は、たとえば携帯端末14における電源スイッチなどの機械的なスイッチ49が操作されたとき、ディスプレイ41を点灯させるとともにディスプレイ41にスリープ状態を解除するための画面(ロック画面)を表示させる。そして制御回路45は、当該画面上に表示される定められた経路に沿って指がスライドされたことがタッチパネル46を通じて検出されるとき、スリープ状態を解除して通常状態に復帰する。これにより、ディスプレイ41にはアプリ48を含む各種アプリケーションのアイコンなどが並ぶホーム画面が表示される。
<携帯端末の使用状態>
図2(a),(b)に示されるように、携帯端末14を車両12の電子キーとして利用する場合、携帯端末14がスリープ状態であってもアプリ48はバックグラウンドで常に動作させておくことが好ましい。このようにすれば、携帯端末14はスリープ状態に維持されているときであれ車両12との間の無線通信を行うことが可能になる。したがって、図2(c)に示すように、電子キーシステム11を常に使用することができる。たとえば、ドアを解錠したりエンジン23を始動させたりすることができる。エンジン23の停止後にドアを施錠することもできる。
また近年、企業のオフィスなどでは情報漏洩対策として携帯端末14の持ち込みを規制する事例が増えている。このような状況を受けて、携帯端末14を一時的に保管する専用のロッカーがオフィスに設置されることも多い。
防犯性の観点から、ロッカーに携帯端末14を収納する際には、バックグラウンドで動作しているアプリ48を終了させることが好ましい。しかしこの場合、図3(a),(b)に示されるように、携帯端末14をロッカーに収納する前に、携帯端末14のスリープ状態を解除するためのスライド操作を行う必要がある。そして当該スライド操作を通じて携帯端末14を通常状態に復帰させてからホーム画面の操作を通じてアプリ48を終了させるための操作を行う。図3(c)に示されるように、当該操作によりアプリ48が終了する。
また図3(a),(b)に示されるように、ロッカーから携帯端末14を取り出して再び車両12の電子キーとして使用する場合には、再び携帯端末14のスリープ状態を解除するためのスライド操作を行う必要がある。そして携帯端末14を通常状態に復帰させてからホーム画面の操作を通じてアプリ48を起動させるための操作を行う。図3(c)に示されるように、当該操作によりアプリ48が起動する。
このように、アプリ48を終了させたり起動させたりする際に、その都度、携帯端末14のスリープ状態を解除するための操作を行うことは面倒である。そこで本例では、社員証などのICカード15を利用してアプリ48の起動および終了を行う。
<アプリの起動処理および終了処理>
つぎに、アプリ48を終了または起動させる際の処理手順を図4のフローチャートに従って説明する。当該フローチャートの各処理は、制御回路45によって所定の制御周期で実行される。ここでは携帯端末14はスリープ状態に維持されている。
図4のフローチャートに示すように、制御回路45は、スイッチ49の操作が検出されたとき(ステップS101)、第2の近距離通信回路44を通じて駆動電波を送信する(ステップS102)。なお、駆動電波は一定期間にわたって送信することが好ましい。その後、制御回路45はICカード15からの無線信号を受信すると(ステップS103)、当該無線信号に含まれる識別情報ID2の照合を行う。制御回路45は当該照合が成立したとき(ステップS104)、アプリ48が起動中であるかどうかを判定する(ステップS105)。制御回路45は、アプリ48が起動中である旨判定されるとき(ステップS105でYES)、アプリ48を終了させて(ステップS106)、処理を終了する。これに対して、制御回路45は、アプリ48が起動中でない旨判定されるとき(ステップS105でNO)、アプリ48を起動させて(ステップS107)、処理を終了する。
このように、ICカード15を携帯端末14にかざすだけでアプリ48を終了させたり起動させたりすることができる。すなわち、携帯端末14のスリープ状態を解除するための操作が不要である。
<実施の形態の効果>
したがって、本実施の形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)携帯端末14がスリープ状態に維持されているときであれ、携帯端末14に登録されたICカード15を携帯端末14にかざすことによりアプリ48を終了させたり起動させたりすることができる。すなわち、アプリ48を終了または起動させる際、携帯端末14のスリープ状態を解除するための操作が不要となる。このため、アプリ48の起動操作および終了操作が簡単になる。
(2)携帯端末14の制御回路45は、ICカード15の識別情報ID2の照合が成立したとき、アプリ48を終了または起動させる。特に、アプリ48を起動させる際にICカード15の識別情報ID2が必要とされるので、携帯端末14が不正に使用されることが抑制される。防犯性が高められる。
(3)携帯端末14とICカード15との近距離無線通信を通じた本人認証ではなく、たとえばアプリ48を起動させる際にパスワードなどの入力をユーザに課すことも考えられる。しかしこのような入力作業は手間である。また、パスワードを忘れるなどの懸念もある。この点、本例では携帯端末14とICカード15との近距離無線通信を通じた本人認証を契機としてアプリ48を自動で起動させるので、起動操作が簡単である。またパスワードを忘れることもない。
<第2の実施の形態>
つぎに、携帯端末を車両の電子キーシステムに適用した第2の実施の形態を説明する。本例は、基本的には先の図1に示される構成と同様の構成を有している。本例は、携帯端末のアプリケーションソフトを起動させる際の処理が第1の実施の形態と異なる。
図5に示すように、携帯端末14は、アプリ48を起動させる際、通信ネットワークを介して管理センタ51へ問い合せを行う。管理センタ51のデータベース52にはテーブルデータ53が格納されている。テーブルデータ53では、他者のものも含め複数種のICカードの識別情報ID2,ID3,ID4〜IDn(nは自然数)と、各々の識別情報を使用することが禁止されているかどうかを示す情報(「○」または「×」の記号)とが関連付けられている。テーブルデータ53の右側に示される「○」は使用が許可されている状態を、「×」は使用が禁止されている状態を示す。通常、各識別情報は使用が許可された状態であるところ、たとえばICカード15を紛失した場合、その旨管理センタ51に連絡することにより当該紛失したICカード15の使用が禁止される。すなわち、紛失したICカード15の識別情報を使用することが禁止されているかどうかを示す情報が「○」から「×」へ書き換えられる。
つぎに、アプリを起動させる際の処理手順を説明する。ここでは、携帯端末14はスリープ状態に維持されている状態、かつアプリ48が終了されている状態である。
図5に示すように、アプリ48を起動させる際にはまずスイッチ49を操作したうえでICカード15を携帯端末14にかざす(ステップS201)。ICカード15は携帯端末14からの駆動電波を受けて識別情報ID2を含む無線信号を送信する。
携帯端末14はICカード15からの無線信号を受信すると、アプリ48を起動させてもよいかどうか管理センタ51に問い合わせる(ステップS202)。すなわち、携帯端末14は識別情報ID2の使用可否を確認する旨要求する無線信号を管理センタ51へ送信する。当該無線信号は、識別情報ID2を含んでいる。
管理センタ51は、携帯端末14からの無線信号を受信すると、テーブルデータ53を参照することにより当該無線信号に含まれる識別情報ID2の使用が禁止されているかどうかを判定する。そして管理センタ51は、その判定結果を携帯端末14に通信ネットワークを通じて無線送信する(ステップS203)。
携帯端末14は、管理センタ51からの判定結果を受信した場合、当該判定結果が識別情報ID2の使用が許可されている旨示すものであるときにはアプリ48を起動させる。これに対して、携帯端末14は、当該判定結果が識別情報ID2の使用が禁止されている旨示すものであるときにはアプリ48を終了した状態に維持する。
なお、アプリ48を終了させる場合には、携帯端末14は管理センタ51への問い合せを行わないようにしてもよい。アプリ48を終了させる際には携帯端末14が不正に使用される蓋然性が低いからである。
また、携帯端末14は自身の使用が禁止されているかどうかを管理センタ51に問い合わせるようにしてもよい。この場合、携帯端末14に固有の識別情報ID1を管理センタ51のデータベース52に格納しておく。そして携帯端末14はアプリ48を起動させる際には通信ネットワークを通じて識別情報ID1を含む無線信号を管理センタ51へ送信する。管理センタ51では当該無線信号に含まれる識別情報ID1に基づき使用が禁止されているかどうかを判定する。
したがって、本実施の形態によれば、第1の実施の形態における(1)〜(3)の効果に加え、以下の効果を得ることができる。
(4)携帯端末14は、アプリ48を起動させる際、ICカード15(識別情報ID2)または携帯端末14自身(識別情報ID1)の使用が禁止されているかどうかを管理センタ51へ問い合せ、禁止されていないときにのみアプリ48を起動させる。ICカード15あるいは携帯端末14の不正な使用が抑制されるので防犯性が向上する。
<他の実施の形態>
なお、前記実施の形態は、つぎのように変更して実施してもよい。
・記憶回路47は制御回路45に対して独立して設けてもよい。
・第1および第2の実施の形態では、携帯端末14がスリープ状態に維持されている場合に電源スイッチが操作されたとき、ディスプレイ41が点灯されてディスプレイ41にロック画面が表示されたが、電源スイッチの他にも機械的なスイッチが存在する場合、当該他のスイッチが操作されたときにディスプレイ41を点灯させるようにしてもよい。他のスイッチとしてはたとえば音量を調整するためのスイッチ、あるいはカメラのシャッターボタンなどが想定される。
・アプリ48を終了させる際には携帯端末14が不正に使用される蓋然性が低いため、携帯端末14に登録されていない他者のICカードを使用してアプリ48を終了させることも可能としてもよい。この場合、携帯端末14は識別情報の照合は行わず、駆動電波に応答して無線信号が受信されたときにアプリ48を自動終了させる。
・第1および第2の実施の形態では、携帯端末14として多機能携帯電話を例に挙げたが、無線通信機能を有するタブレットなどであってもよい。また、ICカード15に代えて、他の携帯電話あるいはタブレットなどを利用してもよい。
・車両12は、いわゆるハイブリッド車または電気自動車などであってもよい。この場合、エンジンおよび走行用モータの少なくとも一方が車両の走行用駆動源に相当する。
<他の技術的思想>
つぎに、前記実施の形態から把握できる技術的思想を以下に追記する。
(イ)前記携帯端末は多機能携帯電話であること。
(ロ)前記他の携帯機器はICカードであること。
12…車両、14…携帯端末、15…ICカード(他の携帯機器)、41…ディスプレイ、43…第1の近距離通信回路、44…第2の近距離通信回路、45…制御回路、46…タッチパネル、47…記憶回路、48…アプリケーション、49…スイッチ。

Claims (3)

  1. 車両のキーとして機能させるためのアプリケーションが記憶される記憶回路と、
    車両との間で無線通信を行うための第1の通信回路と、
    他の携帯機器との間で無線通信を行うための第2の通信回路と、
    前記アプリケーションが起動されているとき第1の通信回路を通じて車両との間で無線通信を行う一方、第2の通信回路を通じた無線通信による他の携帯機器の認証が成立したとき前記アプリケーションの動作状態を終了と起動との間で切り替える制御回路と、を有する携帯端末。
  2. 請求項1に記載の携帯端末において、
    第2の通信回路の通信範囲は第1の通信回路の通信範囲よりも狭い携帯端末。
  3. 請求項1または請求項2に記載の携帯端末において、
    ディスプレイ、ディスプレイに設けられるタッチパネル、および機械的なスイッチを備え、
    前記制御回路は、タッチパネルが一定時間にわたって操作されない場合には通常状態からディスプレイを消灯するスリープ状態へ切り替える一方、当該スリープ状態で前記スイッチが操作された場合にはディスプレイを点灯させてその状態でタッチパネルを通じて特定の操作が行われたときスリープ状態を解除することを前提とし、
    前記制御回路は、前記スイッチが操作されることを契機として前記他の携帯機器との無線通信を試みる携帯端末。
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