JP2013187879A - 携帯端末、携帯端末のロック状態を解除するための方法、および携帯端末のロック状態を解除するためのプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ロック状態において特定処理を実行するための条件が成立したときに、ロック状態を容易に解除することができる携帯端末、携帯端末のロック状態を解除するための方法、および携帯端末のロック状態を解除するためのプログラムを提供する。
【解決手段】携帯端末は、ユーザーからの入力に対応して特定される特定処理の実行が禁止されたロック状態において当該特定処理を実行するための条件が成立したときに、ユーザーが所有する認証情報記録体と近距離通信を行ない、当該認証情報記録体が記録するID情報を取得して、当該ID情報が正当である場合に、ロック状態を解除する。
【選択図】図1
【解決手段】携帯端末は、ユーザーからの入力に対応して特定される特定処理の実行が禁止されたロック状態において当該特定処理を実行するための条件が成立したときに、ユーザーが所有する認証情報記録体と近距離通信を行ない、当該認証情報記録体が記録するID情報を取得して、当該ID情報が正当である場合に、ロック状態を解除する。
【選択図】図1
Description
この発明は、携帯端末、携帯端末のロック状態を解除するための方法、および携帯端末のロック状態を解除するためのプログラムに関する。
従来、携帯端末には、アドレス帳や受信メールなど、特定のユーザ以外には知られたくない情報が記録されている場合が多く、情報漏洩に気を使うユーザが多い。そのため、特定のユーザ以外には自分の携帯端末を勝手に使用されたくないという要望が多く、携帯端末のセキュリティ確保について、種々の提案がなされてきた。
たとえば、特許文献1(特開2011−48523号公報)には、近距離無線通信による携帯無線端末同士におけるデータ交換において、指紋認証技術を用いることによって、意図しない相手へのデータ送信を防ぐ携帯無線端末が開示されている。
また、特許文献2(特開2004−287713号公報)には、携帯電話機に貼付または装着されるICタグと、当該ICタグと通信するリーダライタとを有し、所定時間ごとに当該通信を繰り返して通信不可能となったときに警報を報知して利用者の忘れ物を防止することができるセキュリティシステムが開示されている。
また、特許文献3(特開2006−259782号公報)には、ノート型パソコンなどのターゲットと近距離無線通信するコントローラを携帯電話機に搭載し、ターゲットとコントローラとが通信範囲内であり、かつ認証が一致すれば、ターゲットとコントローラ相互間でデータを更新することにより、端末の盗難があった場合でも、データの復元を可能とする機器盗難防止通信システムが開示されている。
また、特許文献4(特開2008−118510号公報)には、携帯電話装置をロック状態に設定しているときに他の携帯電話装置から通話着信があった場合に、当該通話着信をハンズフリー装置に送信して、ハンズフリー装置による応答を可能とする電話装置が開示されている。
しかしながら、上記の従来技術においては、電話着信時における応答やメール受信時における受信メールの閲覧などのように、ユーザの入力に対応して特定される特定処理の実行を禁止するロック状態にすることができなかった。また、このような特定処理を実行するための条件が成立したときに、ロック状態を容易に解除できるものではなかった。そのため、携帯端末をロック状態にしてセキュリティを確保しても、特定処理を実行するための条件が成立したときには容易にロック状態を解除できず、ユーザの利便性が悪いという問題があった。
本発明は、かかる実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、ロック状態において特定処理を実行するための条件が成立したときに、ロック状態を容易に解除することができる携帯端末、携帯端末のロック状態を解除するための方法、および携帯端末のロック状態を解除するためのプログラムを提供することである。
一実施の形態に従う携帯端末は、ユーザからの入力を受付けるための入力手段と、入力手段からの入力に対応して特定される特定処理を実行するための実行手段と、特定処理の実行を禁止するためのロック制御手段と、特定処理の実行が禁止されたロック状態において特定処理を実行するための条件が成立したときに、ユーザが所有する認証情報記録体と近距離通信を行なうための近距離通信手段と、近距離通信手段による近距離通信によって、認証情報記録体に記録されている認証情報を取得するための認証情報取得手段と、認証情報取得手段によって取得された認証情報が正当である場合に、ロック状態を解除するためのロック状態解除手段とを含む。
好ましくは、近距離通信手段は、電力を利用して認証情報記録体と近距離通信を行なうための近距離無線手段と、電力を近距離無線手段に供給するための電力制御手段とを含み、電力制御手段は、ロック状態において特定処理を実行するための条件が成立したときに、近距離無線手段に対して電力を供給する。
好ましくは、電力制御手段は、ロック状態が解除された後に、近距離無線手段への電力供給を遮断する。
好ましくは、認証情報記録体は、RFID(radio frequency identification)タグを含む。
好ましくは、携帯端末は、認証情報を記録するための認証情報記録手段をさらに含み、ロック状態解除手段は、認証情報取得手段により取得された認証情報と、認証情報記録手段に記録された認証情報とが一致するか否かを判定し、認証情報取得手段により取得された認証情報と、認証情報記録手段に記録された認証情報とが一致すると判定した場合に、ロック状態を解除する。
好ましくは、携帯端末は、認証情報を記録するための認証情報記録手段と、認証情報取得手段により取得された認証情報と、認証情報記録手段に記録された認証情報とが一致するか否かを判定するための判定手段とをさらに含み、ロック状態解除手段は、判定手段により、認証情報取得手段により取得された認証情報と、認証情報記録手段に記録された認証情報とが一致すると判定された場合に、ロック状態を解除する。
好ましくは、携帯端末は、認証情報取得手段により取得された認証情報と、認証情報記録手段に記録された認証情報とが一致するか否かの判定結果を表示するための表示手段をさらに含む。
好ましくは、携帯端末において、ロック制御手段は、入力手段による入力の受付けを禁止することにより、特定処理の実行を禁止する。
好ましくは、携帯端末において、ロック制御手段は、入力手段による入力が受付けられた場合でも、実行手段による特定処理の実行を無効化することにより、特定処理の実行を禁止する。
一実施の形態に従う携帯端末のロック状態を解除するための方法は、ユーザからの入力を受付けるためのステップと、ユーザからの入力に対応して特定される特定処理を実行するためのステップと、特定処理の実行を禁止するためのステップと、特定処理の実行が禁止されたロック状態において特定処理を実行するための条件が成立したときに、ユーザが所有する認証情報記録体と近距離通信を行なうためのステップと、近距離通信によって、認証情報記録体が記録する認証情報を取得するためのステップと、取得された認証情報が正当である場合に、ロック状態を解除するためのステップとを含む。
一実施の形態に従う携帯端末のロック状態を解除するためのプログラムは、携帯端末が備えるプロセッサに、ユーザからの入力を受付けるためのステップと、ユーザからの入力に対応して特定される特定処理を実行するためのステップと、特定処理の実行を禁止するためのステップと、特定処理の実行が禁止されたロック状態において特定処理を実行するための条件が成立したときに、ユーザが所有する認証情報記録体と近距離通信を行なうためのステップと、近距離通信によって、認証情報記録体が記録する認証情報を取得するためのステップと、取得された認証情報が正当である場合に、ロック状態を解除するためのステップとを実行させる。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中の同一または相当部分については、同一符号を付してその説明は繰返さない。
(本実施の形態の概要)
図1は、本実施の形態における携帯端末10においてロック状態を解除する様子を説明するための図である。
図1は、本実施の形態における携帯端末10においてロック状態を解除する様子を説明するための図である。
図1に示すように、本実施の形態における携帯端末10は、ユーザからの入力を受付けるためのタッチパネル11およびボタン12を備える。ユーザは、タッチパネル11およびボタン12を用いて携帯端末10に対して種々の指令を入力することができる。携帯端末10は、ユーザによってタッチパネル11およびボタン12から指令が入力されたことに基づき、当該入力に対応して特定される特定処理を実行する。
ここで、「特定処理」とは、電話着信時の通話モードへの移行、メール受信時の受信メールモードへの移行、およびワンセグによるテレビ放送の視聴予約に対するアラーム報知時の視聴モードへの移行などである。たとえば、携帯端末10は、電話着信時にタッチパネル11およびボタン12を用いてユーザからの入力を受付けたときには、通話モードに移行して着呼の応答を可能とする。また、携帯端末10は、メール受信時にユーザからの入力を受付けたときには、受信メールモードに移行してメールの閲覧を可能とする。また、携帯端末10は、テレビ放送の視聴予約に対するアラーム報知時にユーザからの入力を受付けたときには、視聴モードに移行してテレビの視聴を可能とする。
また、携帯端末10は、ユーザの操作によって上記の特定処理の実行を禁止することができる。なお、本実施の形態においては、特定処理の実行を禁止することをロック状態と称する。具体的に、ユーザは、携帯端末10のタッチパネル11およびボタン12を操作することによって、電話着信時の通話モードへの移行、メール受信時の受信メールモードへの移行、およびテレビ放送の視聴予約に対するアラーム報知時の視聴モードへの移行を特定のユーザのみしかできないように携帯端末10をロック状態にすることができる。これにより、特定のユーザ以外には知られたくない情報が携帯端末10に記録されている場合でも、特定のユーザ以外には自分の携帯端末10を勝手に使用されることがなく、携帯端末10のセキュリティを確保することができる。
また、携帯端末10は、後述する図4に示すペア設定画面において、特定のユーザのみがロック状態を解除できるように設定することが可能である。そして、特定のユーザがロック状態にある携帯端末10を使用するときには、容易にロック状態を解除できるようになっている。
具体的に、ロック状態にある携帯端末10において特定処理を実行するための条件が成立したときには、携帯端末10は、ユーザが所有する腕時計に貼付けられた認証情報記録体50と近距離通信を行なう。ここで、認証情報記録体50は、RFID(radio frequency identification)タグを少なくとも含み、簡易的にユーザの所有物に貼付けることが可能である。たとえば、腕時計のバンド、イヤリング、および指輪などに認証情報記録体50を貼付けることができる。なお、「特定処理を実行するための条件が成立したとき」とは、たとえば、電話の着信時、メールの受信時、およびテレビ放送の視聴予約に対するアラーム報知時である。
携帯端末10は、認証情報記録体50と近距離通信をすることにより、認証情報記録体50のRFIDタグが記録するID情報を取得する。ここで、認証情報記録体50に含まれるRFIDタグは、ワンチップのIC(Integrated Circuit)で構成されており、ID情報を記録することができる。本実施の形態におけるRFIDタグは、いわゆるパッシブタグと称されるものであり、携帯端末10が備えるRFIDリーダ30から送信される電波をエネルギー源として動作するため、電池を内蔵する必要がない。RFIDタグは、RFIDリーダ30からの電波の一部を反射する際、記録されたID情報を反射波に乗せてRFIDリーダ30に送信する。これにより、RFIDリーダ30の近距離通信範囲内にRFIDタグが存在していれば、近距離通信を行なうことで容易にID情報を取得することができる。そして、携帯端末10は、上記のように近距離通信によって取得したID情報と、図4のペア設定画面で予め設定されたID情報とが一致するか否かを判定し、当該判定結果が正当である場合に、ロック状態を解除する。
なお、「ID情報」とは、たとえば、携帯端末10の使用が許可されるユーザを特定することが可能な認証情報である。本実施の形態における携帯端末10は、図4のペア設定画面で予め設定することにより、後述するRAM(Random Access Memory)14にID情報を記録しておくことができ、ユーザの所有物に貼付けられた認証情報記録体50が記録するID情報と比較することによって、携帯端末10の使用許可があるユーザであるか否かを特定することができる。
具体的に、図1に示す例を用いて本実施の形態の概要を説明する。図1に示すように、携帯端末10は、ロック状態において電話の着信があったときには、RFIDリーダ30によって、ユーザが所有する腕時計に貼付けられた認証情報記録体50と近距離通信を行なう。そして、携帯端末10は、認証情報記録体50に記録されたID情報が予めRAM14に記録されたID情報と一致するか否かを判定し、当該判定結果が一致すると判定した場合に、ロック状態を解除して通話モードへの移行を可能とする。
このように、本実施の形態の携帯端末10によれば、ユーザからの入力に対応して特定される特定処理の実行が禁止されるロック状態であっても、特定処理を実行するための条件が成立したときには、ユーザが所有する認証情報記録体50と近距離通信が行なわれてID情報が取得され、当該ID情報が正当である場合にロック状態が解除される。これにより、特定処理を実行するための条件が成立したときに近距離通信できる範囲内でユーザが認証情報記録体50を所有していれば、自動的にロック状態を解除することができるため、ユーザの利便性を向上させることができる。
なお、従来では、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))を用いて、携帯端末のロック状態の解除を行なうものがある。たとえば、専用のアプリケーションを携帯端末にダウンロードし、特定のブルートゥース通信機能搭載機器との間で予め設定することにより、ブルートゥース通信が可能であればロック状態の解除を行なう一方、ブルートゥース通信が不可能であればロック状態の解除をさせないものである。しかしながら、上記の方法であると、子機であるブルートゥース通信機能搭載機器には電池が必要であり、電池が無くなってしまうと、ブルートゥース通信が不可能となり、その結果、携帯端末の所有者であってもロック状態を解除できなくなってしまう。しかしながら、本実施の形態のように、RFIDタグを用いることにより、ユーザの所有物に簡易的に貼付けることができ、さらに、電力供給する必要なく携帯端末10と近距離通信を行なうことが可能であるため、よりユーザの利便性が向上する。
(携帯端末のハードウェア構成)
次に、本実施の形態における携帯端末10のハードウェア構成について説明する。図2は、本実施の形態における携帯端末10のハードウェアブロック図である。
次に、本実施の形態における携帯端末10のハードウェア構成について説明する。図2は、本実施の形態における携帯端末10のハードウェアブロック図である。
図2に示すように、携帯端末10は、タッチパネル11、ボタン12、ROM(Read Only Memory)13、RAM14、CPU(Central Processing Unit)15、液晶表示装置16、マイク17、スピーカ18、メイン通信装置20、およびRFIDリーダ30を含む。
タッチパネル11は、ユーザの指や付属のタッチペンによって表面の導電膜をタッチすることにより、ユーザからの入力を受付け、当該入力情報に基づく電気信号をCPU15に出力する。具体的に、タッチパネル11は、液晶表示装置16の画面上に貼合わされており、液晶表示装置16の画面に表示される表示画像は、タッチパネル11を介してユーザが視認可能になっている。ユーザは、タッチパネル11に表示されたアイコン、ダイヤルキー、十字キー、およびその他のファンクションキーを指や付属のタッチペンで押圧操作することにより、押圧された箇所に対応する指令を入力することができる。ボタン12は、ユーザの指などによる押圧操作により、ユーザからの入力を受付け、当該入力情報に基づく電気信号をCPU15に出力する。本実施の形態においては、タッチパネル11およびボタン12を用いることにより、電話着信時の通話モードへの移行、メール受信時の受信メールモードへの移行、およびテレビ放送の視聴予約に対するアラーム報知時の視聴モードへの移行を携帯端末10にさせることができる。
ROM13は、CPU15によって実行される各種処理に関するプログラム、および当該プログラムを実行する際に用いる各種のデータテーブルを格納する。
RAM14は、CPU15によって実行される各種処理に関するプログラム、およびプログラムを実行する際に用いる各種のデータテーブルを格納する。本実施の形態において、RAM14には、後述する図5のペア設定処理、図6の着呼処理、図7のメール受信処理、および図8の視聴処理を実行するためのプログラムが少なくとも格納される。また、RAM14には、当該プログラムを実行する際に用いるデータテーブルが少なくとも格納されており、当該データテーブルの中には、ペア設定画面において設定されたID情報を記憶するためのテーブルが少なくとも含まれる。
なお、ROM13およびRAM14は、携帯端末10の本体から着脱可能な記録媒体によって実現されても良い。また、記録媒体としては、CD−ROM(Compact Disk - Read Only Memory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disk - Read Only Memory)、USB(Universal Serial Bus)メモリ、メモリカード、FD(Flexible Disk)、ハードディスク、磁気テープ、カセットテープ、MO(Magnetic Optical Disk)、MD(Mini Disk)、IC(Integrated Circuit)カード(メモリカードを除く)、光カード、マスクROM、EPROM、EEPROM(Electronically Erasable Programmable Read Only Memory)などの、不揮発的にプログラムやデータを格納する媒体であってもよい。
CPU15は、ROM13およびRAM14に格納されたプログラムに基づく処理を実行する。本実施の形態におけるCPU15は、特に、RAM14に格納されたプログラムを実行することにより、少なくとも図5のペア設定処理、図6の着呼処理、図7のメール受信処理、および図8の視聴処理を実行する。
液晶表示装置16は、たとえば、電話の着信画面、メールの受信画面、テレビ放送画面、および後述する図4のペア設定画面などの各種画面を表示する。また、本実施の形態において、液晶表示装置16は、RFIDリーダ30により取得されたID情報と、RAM14が記録するID情報とが一致するか否かの判定結果を少なくとも表示する。
マイク17は、ユーザなどが発する音声が外部から入力された際、音情報を受付ける。
スピーカ18は、外部に対して音を出力する。また、本実施の形態において、スピーカ18は、テレビ放送の視聴予約の時間に到達したときにアラーム音を少なくとも出力する。
スピーカ18は、外部に対して音を出力する。また、本実施の形態において、スピーカ18は、テレビ放送の視聴予約の時間に到達したときにアラーム音を少なくとも出力する。
メイン通信装置20は、無線アンテナ21およびメイン通信電源22を少なくとも含む。無線アンテナ21は、CPU15の制御に基づいて外部と通信することにより、文字、音声、画像、動画などに関する情報を送受信する。本実施の形態において、無線アンテナ21は、電話着信応答に関する情報、メール送受信に関する情報、およびテレビ放送に関する情報などを少なくとも送受信する。メイン通信電源22は、CPU15の制御に基づき、無線アンテナ21を駆動する電力を供給し、または当該供給を遮断する。
RFIDリーダ30は、近距離無線アンテナ31および近距離通信電源32を少なくとも含む。近距離無線アンテナ31は、CPU15の制御に基づいて通信範囲内にある認証情報記録体50と近距離通信を行ない、認証情報記録体50が記録するID情報を取得する。近距離通信電源32は、CPU15の制御に基づき、近距離無線アンテナ31を駆動する電力を供給し、または当該供給を遮断する。本実施の形態において、近距離通信電源32は、通常時であれば近距離無線アンテナ31への電力供給を遮断しているが、電話の着信時、メールの受信時、およびテレビ放送の視聴予約に対するアラーム報知時などのように、特定処理を実行するための条件が成立したときには、近距離無線アンテナ31への電力供給を開始する。
(携帯端末の機能ブロック構成)
次に、本実施の形態における携帯端末10の機能ブロック構成について説明する。図3は、本実施の形態における携帯端末10の機能ブロック図である。
次に、本実施の形態における携帯端末10の機能ブロック構成について説明する。図3は、本実施の形態における携帯端末10の機能ブロック図である。
図3に示すように、携帯端末10は、入力部190、記録部130、制御部150、液晶表示部160、音入力部170、音出力部180、メイン通信部200、および近距離通信部300の各種機能を有する。
入力部190は、タッチセンサ110およびボタンセンサ120を含む。タッチセンサ110は、たとえば、タッチパネル11によって実現される。タッチセンサ110は、ユーザからの入力を受付け、当該入力情報に基づく電気信号を制御部150に出力する。ボタンセンサ120は、たとえば、ボタン12によって実現される。ボタンセンサ120は、ユーザからの入力を受付け、当該入力情報に基づく電気信号を制御部150に出力する。
記録部130は、たとえば、ROM13およびRAM14によって実現される。記録部130は、各種情報を保持する。本実施の形態において、記録部130は、図5のペア設定処理、図6の着呼処理、図7のメール受信処理、図8の視聴処理を実行するためのプログラム、およびユーザが所有する認証情報記録体50から取得したID情報を少なくとも記録する。
制御部150は、たとえば、CPU15によって実現される。制御部150は、表示制御部151、メイン通信制御部152、実行部153、近距離通信制御部155、ロック制御部156、および記録制御部157を含む。
表示制御部151は、液晶表示部160に、各種画面を表示させる。本実施の形態において、表示制御部151は、近距離通信部300により取得されたID情報と、記録部130が記録するID情報とが一致するか否かの判定結果を少なくとも液晶表示部160に表示させる。また、表示制御部151は、図4のペア設定画面に示すように、後述するペア設定画面を液晶表示部160に表示させる。
メイン通信制御部152は、メイン通信部200に、文字、音声、画像、動画などに関する情報を外部に対して送受信させる。具体的に、メイン通信制御部152は、メイン通信電源部220を制御してメイン無線部210に対して電力を供給したり、遮断したりさせる。また、メイン通信制御部152は、メイン無線部210を制御して、外部に対して通信させる。
実行部153は、入力部190からの入力に対応して特定される特定処理を実行する。具体的に、実行部153は、入力部190からの入力に対応して記録部130が記録する各種プログラムを実行することにより、電話着信時の通話モードへの移行、メール受信時の受信メールモードへの移行、およびテレビ放送の視聴予約に対するアラーム報知時の視聴モードへの移行などの特定処理を少なくとも実行する。また、実行部153は、音入力部170から受付けられた音情報に基づき、メイン通信部200を制御して、当該受付けた音情報を通信相手に送信する通話処理を実行する。また、実行部153は、テレビの視聴予約の時間に到達したときに、音出力部180に、アラーム音を出力させる。
近距離通信制御部155は、近距離通信部300を制御して、ロック状態において特定処理を実行するための条件が成立したときに、ユーザが所有する認証情報記録体50と近距離通信を行なわせ、認証情報記録体50が記録するID情報を近距離通信部300に取得させる。具体的に、近距離通信制御部155は、ロック状態において特定処理を実行するための条件が成立したときに、近距離通信電源部320を制御して近距離無線部310に対して電力を供給する。そして、近距離通信制御部155は、電力が供給された近距離無線部310を制御して、ユーザが所有する認証情報記録体50と近距離通信し、認証情報記録体50が記録するID情報を近距離無線部310に取得する。さらに、近距離通信制御部155は、後述するロック制御部156によってロック状態が解除された後に、近距離通信電源部320を制御して近距離無線部310に対する電力を遮断する。
ロック制御部156は、電話着信時の通話モードへの移行、メール受信時の受信メールモードへの移行、およびテレビ放送の視聴予約に対するアラーム報知時の視聴モードへの移行などの特定処理の実行を禁止する。具体的に、ロック制御部156は、入力部190を制御して、タッチセンサ110およびボタンセンサ120によるユーザからの入力受付を禁止することにより、特定処理の実行を禁止する。一方、ロック制御部156は、近距離通信部300により取得されたID情報と、記録部130によって記録されたID情報とが一致するか否かを判定し、当該判定結果が一致すると判定した場合に、入力部190を制御して、タッチセンサ110およびボタンセンサ120によるユーザからの入力受付を有効化してロック状態を解除する。
記録制御部157は、記録部130に各種情報を記録させるとともに、記録部130が記録する各種情報を読み出す。本実施の形態において、記録制御部157は、近距離通信部300による近距離通信によって、認証情報記録体50から取得したID情報を少なくとも記録部130に記録させる。
液晶表示部160は、たとえば、液晶表示装置16によって実現される。液晶表示部160は、各種画面を表示する。本実施の形態において、液晶表示部160は、近距離通信部300により取得されたID情報と、記録部130が記録するID情報とが一致するか否かの判定結果を少なくとも表示する。また、液晶表示部160は、図4のペア設定画面を表示する。
音入力部170は、たとえば、マイク17によって実現される。音入力部170は、外部から入力された音情報を受付け、実行部153が処理できる電気信号に変換し、当該電気信号を実行部153に出力する。
音出力部180は、たとえば、スピーカ18によって実現される。音出力部180は、実行部153からの電気信号に基づく音情報を受けて、当該音情報に基づく音を外部に対して出力する。本実施の形態において、音出力部180は、実行部153の制御に基づき、テレビ放送の視聴予約の時間に到達したときにアラーム音を少なくとも出力する。
メイン通信部200は、たとえば、メイン通信装置20によって実現される。メイン通信部200は、メイン無線部210およびメイン通信電源部220を含む。メイン無線部210は、たとえば、無線アンテナ21によって実現される。メイン無線部210は、メイン通信制御部152の制御に基づき、外部に対して通信することにより、文字、音声、画像、動画などに関する情報を送受信する。メイン通信電源部220は、たとえば、メイン通信電源部によって実現される。メイン通信電源部220は、メイン通信制御部152の制御に基づき、メイン無線部210に対して電力を供給し、または当該供給を遮断する。
近距離通信部300は、たとえば、RFIDリーダ30によって実現される。近距離通信部300は、近距離無線部310および近距離通信電源部320を含む。近距離通信電源部320は、たとえば、近距離通信電源32によって実現される。近距離無線部310は、たとえば、近距離無線アンテナ31によって実現される。本実施の形態において、近距離通信部300は、特定処理の実行が禁止されたロック状態において特定処理を実行するための条件が成立したときに、ユーザが所有する認証情報記録体50と近距離通信を行ない、当該近距離通信によって、認証情報記録体50が記録するID情報を取得する。具体的に、近距離通信電源部320は、ロック状態において特定処理を実行するための条件が成立したときに、近距離通信制御部155の制御に基づき、近距離無線部310に対して電力を供給する。そして、電力が供給された近距離無線部310は、近距離通信制御部155の制御に基づき、ユーザが所有する認証情報記録体50と近距離通信を行ない、認証情報記録体50が記録するID情報を取得する。さらに、近距離通信制御部155は、その後、ロック制御部156によってロック状態が解除された後に、近距離通信制御部155の制御に基づき、近距離無線部310に対する電力を遮断する。
(ペア設定画面の推移)
次に、液晶表示装置16に表示されたペア設定画面の推移を説明する。ここで、ペア設定画面とは、ユーザが所有する認証情報記録体50に記録されたID情報を予め携帯端末10のRAM14に記録しておくことにより、ロック状態の解除を容易にするための設定画面である。なお、本実施の形態においては、ID情報を予め携帯端末10に記録して、当該ID情報と携帯端末10とを対応づけておくことをペアリングと称する。
次に、液晶表示装置16に表示されたペア設定画面の推移を説明する。ここで、ペア設定画面とは、ユーザが所有する認証情報記録体50に記録されたID情報を予め携帯端末10のRAM14に記録しておくことにより、ロック状態の解除を容易にするための設定画面である。なお、本実施の形態においては、ID情報を予め携帯端末10に記録して、当該ID情報と携帯端末10とを対応づけておくことをペアリングと称する。
図4は、本実施の形態における液晶表示装置16に表示されたペア設定画面の推移を説明するための図である。
画面Aは、ペアリングを追加するか、もしくは過去に行なっていたペアリングを解除するかを選択するペア設定画面である。この画面において、ユーザは、所有する認証情報記録体50に記録されたID情報を用いて、携帯端末10とペアリングさせるか否かを選択することができる。
次に、ユーザが、タッチパネル11やボタン12を用いてペアリングを追加することを選択した場合には、画面Aから画面Bに移行される。画面Bにおいては、「ペアリングするものを本体に近づけてください」といったメッセージが表示される。
次に、ユーザが、ID情報が記録された認証情報記録体50を携帯端末10本体に近付けてRFIDリーダ30によって近距離通信が可能となると、画面Bから画面Cに移行される。画面Cにおいては、「ペアリングできました」といったメッセージが表示される。これにより、ユーザは所有する認証情報記録体50のID情報と携帯端末10とがペアリングされたことを確認することができる。
一方、ユーザが、認証情報記録体50を携帯端末10本体に近付けられなかった場合は、RFIDリーダ30による近距離通信が不可能となり、画面Bから画面Dに移行される。画面Dにおいては、「ペアリングするものが確認できませんでした」といったメッセージが表示される。これにより、ユーザは所有する認証情報記録体50のID情報と携帯端末10とがペアリングできなかったことを確認することができる。
一方、画面Aにおいて、ユーザが、過去に行なっていたペアリングを解除することを選択した場合には、画面Aから画面Eに移行される。画面Eにおいては、「ペアリング解除しました」といったメッセージが表示される。これにより、ユーザは過去にペアリングを行なっていたID情報を削除してペアリングを解除したことを確認することができる。
(ペア設定処理)
次に、図5を参照して、CPU15が実行するペア設定処理について説明する。図5は、本実施の形態におけるCPU15が実行するペア設定処理のフローチャート図である。
次に、図5を参照して、CPU15が実行するペア設定処理について説明する。図5は、本実施の形態におけるCPU15が実行するペア設定処理のフローチャート図である。
ペア設定処理が実行されると、ステップS510において、CPU15は、図4に示したペア設定画面を液晶表示装置16に表示する。
次に、ステップS520において、CPU15は、ユーザによってペアリングの追加選択がされたか否かを判定する。CPU15は、ペアリングの追加選択がされたと判定したときには(ステップS520においてYES)、ステップS530において、RFIDリーダ30に電力を供給する。
一方、CPU15は、ペアリングの追加選択がされなかったと判定したときには(ステップS520においてNO)、ステップS570において、ペアリングを解除するため、RAM14に記録していたID情報を削除し、ステップS580の処理に移行する。
また、ステップS530の処理の後、ステップS540において、CPU15は、認証情報記録体50との間で近距離通信が確立したか否かを判定する。CPU15は、認証情報記録体50との間で近距離通信できたと判定したときには(ステップS540においてYES)、ステップS550において、認証情報記録体50が記録するID情報を読み取って取得する。
一方、CPU15は、認証情報記録体50との間で近距離通信ができなかったと判定したときには(ステップS540においてNO)、再びステップS510の処理に移行する。
また、ステップS550の処理の後、ステップS560において、CPU15は、認証情報記録体50から取得したID情報をRAM14に記録する。
次に、ステップS580において、CPU15は、RFIDリーダ30の電力を遮断し、ペア設定処理を終了する。
(着呼処理)
次に、図6を参照して、CPU15が実行する着呼処理について説明する。図6は、本実施の形態におけるCPU15が実行する着呼処理のフローチャート図である。
次に、図6を参照して、CPU15が実行する着呼処理について説明する。図6は、本実施の形態におけるCPU15が実行する着呼処理のフローチャート図である。
着呼処理が実行されると、ステップS610において、CPU15は、着呼があったか否かを判定する。CPU15は、着呼があったと判定したときには(ステップS610においてYES)、ステップS620において、RFIDリーダ30に電力を供給する。
一方、CPU15は、着呼がないと判定したときには(ステップS610においてNO)、着呼処理を終了する。
また、ステップS620の処理の後、ステップS630において、CPU15は、認証情報記録体50との間で近距離通信が確立したか否かを判定する。CPU15は、認証情報記録体50との間で近距離通信できたと判定したときには(ステップS630においてYES)、ステップS640において、ペアリング認証できたか否かを判定する。つまり、CPU15は、ペアリング設定によって予め記録していたID情報と、認証情報記録体50から取得したID情報とが一致するか否かを判定する。
一方、CPU15は、認証情報記録体50との間で近距離通信できなかったと判定したときには(ステップS630においてNO)、ステップS670において、携帯端末10をロック状態とし、ステップS680の処理に移行する。
また、CPU15は、ペアリング認証できたと判定したときには(ステップS640においてYES)、ステップS650において、携帯端末10のロック状態を解除する。
一方、CPU15は、ペアリング認証できなかったと判定したときには(ステップS640においてNO)、ステップS670、ステップS680の処理に移行する。
また、ステップS650の処理の後、ステップS660において、CPU15は、通話モードに処理を移行する。
次に、ステップS680において、CPU15は、RFIDリーダ30の電力を遮断し、着呼処理を終了する。
(メール受信処理)
次に、図7を参照して、CPU15が実行するメール受信処理について説明する。図7は、本実施の形態におけるCPU15が実行するメール受信処理のフローチャート図である。
次に、図7を参照して、CPU15が実行するメール受信処理について説明する。図7は、本実施の形態におけるCPU15が実行するメール受信処理のフローチャート図である。
メール受信処理が実行されると、ステップS710において、CPU15は、メール受信があったか否かを判定する。CPU15は、メール受信があったと判定したときには(ステップS710においてYES)、ステップS715において、RFIDリーダ30に電力を供給する。
一方、CPU15は、メール受信がなかったと判定したときには(ステップS710においてNO)、メール受信処理を終了する。
また、ステップS715の処理の後、ステップS720において、CPU15は、認証情報記録体50との間で近距離通信が確立したか否かを判定する。CPU15は、認証情報記録体50との間で近距離通信できたと判定したときには(ステップS720においてYES)、ステップS725において、ペアリング認証できたか否かを判定する。
一方、CPU15は、認証情報記録体50との間で近距離通信できなかったと判定したときには(ステップS720においてNO)、ステップS760において、RFIDリーダ30の電力を遮断する。その後、ステップS765において、CPU15は、携帯端末10をロック状態とし、メール受信処理を終了する。
また、ステップS725において、CPU15は、ペアリング認証できたと判定したときには(ステップS725においてYES)、ステップS730において、携帯端末10のロック状態を解除する。
一方、CPU15は、ペアリング認証できなかったと判定したときには(ステップS725においてNO)、ステップS760、ステップS765の処理に移行して、メール受信処理を終了する。
また、ステップS730の処理の後、ステップS735において、CPU15は、RFIDリーダ30の電力を遮断する。その後、ステップS740において、CPU15は、受信メールモードに移行する。
次に、ステップS745において、CPU15は、受信した新着メールが1件であったか否かを判定する。CPU15は、受信した新着メールが1件であったと判定したときには(ステップS745においてYES)、ステップS750において、受信したメールの本文を液晶表示装置16に表示させる。その後、メール受信処理を終了する。
一方、CPU15は、受信した新着メールが1件ではないと判定したときには(ステップS745においてNO)、複数の新着メールがあるため、ステップS755において、当該複数の新着メールの一覧を液晶表示装置16に表示させる。その後、メール受信処理を終了する。
(視聴処理)
次に、図8を参照して、CPU15が実行する視聴処理について説明する。図8は、本実施の形態におけるCPU15が実行する視聴処理のフローチャート図である。
次に、図8を参照して、CPU15が実行する視聴処理について説明する。図8は、本実施の形態におけるCPU15が実行する視聴処理のフローチャート図である。
視聴処理が実行されると、ステップS810において、CPU15は、視聴開始時刻になったか否かを判定する。つまり、CPU15は、ユーザによって予め予約設定されたテレビの視聴予約の時間に到達したか否かを判定する。CPU15は、テレビの視聴予約の時間に到達したと判定したときには(ステップS810においてYES)、ステップS815において、スピーカ18からアラーム音を報知させる。
一方、CPU15は、テレビの視聴予約の時間に到達していないと判定したときには(ステップS810においてNO)、視聴処理を終了する。
また、ステップS815の処理の後、ステップS820において、CPU15は、RFIDリーダ30に電力を供給する。
次に、ステップS825において、CPU15は、認証情報記録体50との間で近距離通信できか否かを判定する。CPU15は、認証情報記録体50との間で近距離通信できたと判定したときには(ステップS825においてYES)、ステップS830において、ペアリング認証できたか否かを判定する。
一方、CPU15は、認証情報記録体50との間で近距離通信できなかったと判定したときには(ステップS825においてNO)、ステップS850において、携帯端末10をロック状態とし、ステップS860の処理に移行する。
また、CPU15は、ペアリング認証できたと判定したときには(ステップS830においてYES)、ステップS835において、携帯端末10のロック状態を解除する。
一方、CPU15は、ペアリング認証できなかったと判定したときには(ステップS830においてNO)、ステップS850、ステップS860の処理に移行する。
次に、ステップS835の処理の後、ステップS840において、CPU15は、テレビの視聴モードに移行する。その後、ステップS860において、CPU15は、スピーカ18から報知させていたアラーム音を停止させる。
次に、ステップS870において、CPU15は、RFIDリーダ30の電力を遮断し、視聴処理を終了する。
以上のように、本実施の形態実施に係る携帯端末10は、ユーザからの入力を受付けるための入力部190(タッチパネル11およびボタン12)と、入力部190からの入力に対応して特定される特定処理(たとえば、電話着信時の通話モードへの移行、メール受信時の受信メールモードへの移行、およびテレビ放送の視聴予約に対するアラーム報知時の視聴モードへの移行)を実行するための実行部153(CPU15)と、特定処理の実行を禁止するためのロック制御部156(CPU15)と、特定処理の実行が禁止されたロック状態において特定処理を実行するための条件が成立したとき(たとえば、電話の着信時、メールの受信時、およびテレビ放送の視聴予約に対するアラーム報知時)に、ユーザが所有する認証情報記録体50と近距離通信を行なうための近距離通信制御部155(CPU15)および近距離通信部300(RFIDリーダ30)と、近距離通信制御部155および近距離通信部300による近距離通信によって、認証情報記録体50に記録されているID情報を取得するための近距離通信制御部155(CPU15)および近距離通信部300(RFIDリーダ30)と、近距離通信制御部155および近距離通信部300によって取得されたID情報が正当である場合に、ロック状態を解除するためのロック制御部156(CPU15)とを含む。
本実施の形態によれば、ユーザからの入力に対応して特定される特定処理の実行が禁止されるロック状態であっても、特定処理を実行するための条件が成立したときには、ユーザが所有する認証情報記録体50と近距離通信が行なわれてID情報が取得され、当該ID情報が正当である場合にロック状態が解除される。これにより、特定処理を実行するための条件が成立したときに近距離通信できる範囲内でユーザが認証情報記録体50を所有していれば、自動的にロック状態を解除することができるため、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、本実施の形態実施に係る携帯端末10において、近距離通信部300(RFIDリーダ30)は、電力を利用して認証情報記録体50と近距離通信を行なうための近距離無線部310(近距離無線アンテナ31)と、電力を近距離無線部310に供給するための近距離通信電源部320(近距離通信電源32)とを含み、近距離通信電源部320は、ロック状態において特定処理を実行するための条件が成立したときに、近距離無線部310に対して電力を供給する。
本実施の形態によれば、ロック状態において特定処理を実行するための条件が成立したときに、近距離無線部310に電力が供給されて認証情報記録体50と近距離通信が行なわれる。これにより、特定処理を実行するための条件が成立するまでは、近距離無線部310の電力が掛からないので、その分消費電力を抑えることができる。
また、本実施の形態実施に係る携帯端末10において、近距離通信電源部320は、ロック状態が解除された後に、近距離無線部310への電力供給を遮断する。
本実施の形態によれば、ロック状態が解除された後に、近距離無線部310への電力供給が遮断される。これにより、ロック状態を解除するとき以外は、近距離無線部310の電力が掛からないので、その分消費電力を抑えることができる。
また、本実施の形態実施に係る携帯端末10において、認証情報記録体50は、RFIDタグを含む。
本実施の形態によれば、認証情報記録体50がRFIDタグを含むため、認証情報記録体50に対する電力供給は必要なく、また、簡易的にロック状態の解除をすることができる。
また、本実施の形態実施に係る携帯端末10は、ID情報を記録するための記録部130(RAM14)をさらに含み、ロック制御部156は、近距離通信制御部155および近距離通信部300により取得されたID情報と、記録部130に記録されたID情報とが一致するか否かを判定し、当該近距離通信制御部155および近距離通信部300により取得された認証情報と、当該記録部130に記録された認証情報とが一致すると判定した場合に、ロック状態を解除する。
本実施の形態によれば、記録部130によって予めID情報を記録しておけば、当該記録していたID情報と取得したID情報とが一致するか否かに応じて、特定のユーザに対してのみロック状態を解除させることができる。
また、本実施の形態実施に係る携帯端末10は、近距離通信制御部155および近距離通信部300により取得されたID情報と、記録部130に記録されたID情報とが一致するか否かの判定結果を表示するための液晶表示部160(液晶表示装置16)をさらに含む。
本実施の形態によれば、ロック状態を解除するための判定結果が液晶表示部160によって表示されるため、ユーザが液晶表示部160による表示を介して判定結果を確認することができる。
また、本実施の形態実施に係る携帯端末10において、ロック制御部156は、入力部190による入力の受付けを禁止することにより、特定処理の実行を禁止する。
本実施の形態によれば、ユーザからの入力受付けが禁止されることにより、特定のユーザ以外に対してロック状態をかけることができる。
また、本実施の形態実施に係る携帯端末10のロック状態を解除するための方法は、ユーザからの入力を受付けるためのステップと、ユーザからの入力に対応して特定される特定処理を実行するためのステップと、特定処理の実行を禁止するためのステップと、特定処理の実行が禁止されたロック状態において特定処理を実行するための条件が成立したときに、ユーザが所有する認証情報記録体50と近距離通信を行なうためのステップと、近距離通信によって、認証情報記録体50に記録されているID情報を取得するためのステップと、取得されたID情報が正当である場合に、ロック状態を解除するためのステップとを含む。
本実施の形態によれば、ユーザからの入力に対応して特定される特定処理の実行が禁止されるロック状態であっても、特定処理を実行するための条件が成立したときには、ユーザが所有する認証情報記録体50と近距離通信が行なわれてID情報が取得され、当該ID情報が正当である場合にロック状態が解除される。これにより、特定処理を実行するための条件が成立したときに近距離通信できる範囲内でユーザが認証情報記録体50を所有していれば、自動的にロック状態を解除することができるため、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、本実施の形態実施に係る携帯端末10のロック状態を解除するためのプログラムは、携帯端末10が備えるCPU15に、ユーザからの入力を受付けるためのステップと、ユーザからの入力に対応して特定される特定処理を実行するためのステップと、特定処理の実行を禁止するためのステップと、特定処理の実行が禁止されたロック状態において特定処理を実行するための条件が成立したときに、ユーザが所有する認証情報記録体50と近距離通信を行なうためのステップと、近距離通信によって、認証情報記録体50に記録されているID情報を取得するためのステップと、取得されたID情報が正当である場合に、ロック状態を解除するためのステップとを実行させる。
本実施の形態によれば、ユーザからの入力に対応して特定される特定処理の実行が禁止されるロック状態であっても、特定処理を実行するための条件が成立したときには、ユーザが所有する認証情報記録体50と近距離通信が行なわれてID情報が取得され、当該ID情報が正当である場合にロック状態が解除される。これにより、特定処理を実行するための条件が成立したときに近距離通信できる範囲内でユーザが認証情報記録体50を所有していれば、自動的にロック状態を解除することができるため、ユーザの利便性を向上させることができる。
(変形例)
以上、本実施の形態を説明してきたが、上記の実施の形態に限られず、種々の変形、応用が可能である。以下、上記の実施の形態の変形例について説明する。
以上、本実施の形態を説明してきたが、上記の実施の形態に限られず、種々の変形、応用が可能である。以下、上記の実施の形態の変形例について説明する。
本実施の形態においては、ロック制御部156が、近距離通信制御部155および近距離通信部300により取得されたID情報と、記録部130に記録されたID情報とが一致するか否かを判定し、当該取得されたID情報と、記録部130に記録されたID情報とが一致すると判定された場合にロック状態を解除していた。しかしながら、たとえば、近距離通信部300が、取得したID情報と、記録部130に記録されたID情報とが一致するか否かを判定し、当該取得されたID情報と、記録部130に記録されたID情報とが一致すると判定された場合に、ロック制御部156が、ロック状態を解除してもよい。
このように、本変形例に係る携帯端末10は、ID情報を記録するための記録部130(RAM14)と、近距離通信制御部155および近距離通信部300により取得されたID情報と、記録部130に記録されたID情報とが一致するか否かを判定するための近距離通信部300(RFIDリーダ30)とをさらに含み、ロック制御部156は、近距離通信部300により、近距離通信制御部155および近距離通信部300により取得された認証情報と、記録部130に記録された認証情報とが一致すると判定された場合に、ロック状態を解除する。
これによれば、記録部130によって予めID情報を記録しておけば、当該記録していたID情報と取得したID情報とが一致するか否かに応じて、特定のユーザに対してのみロック状態を解除させることができる。
また、本実施の形態においては、ロック制御部156が、入力部によるユーザからの入力受付を禁止することにより、特定処理の実行を禁止していた。しかしながら、たとえば、入力部によるユーザからの入力がされた場合でも、当該入力に基づく実行部153による特定処理の実行を無効化することにより、特定処理の実行を禁止するようにしてもよい。
このように、本変形例に係る携帯端末10において、ロック制御部156は、入力部190による入力が受付けられた場合でも、実行部153による特定処理の実行を無効化することにより、特定処理の実行を禁止する。
これによれば、ユーザからの入力受付けが禁止されることにより、特定のユーザ以外に対してロック状態をかけることができる。
また、本実施の形態においては、特定処理として、電話着信時の通話モードへの移行、メール受信時の受信メールモードへの移行、およびワンセグによるテレビ放送の視聴予約に対するアラーム報知時の視聴モードへの移行を例示した。しかしながら、特定処理は、たとえば、アドレス帳の閲覧、モバイルゲームなどのアプリケーションのダウンロード、保存された写真の閲覧などの処理であってもよい。
また、本実施の形態においては、携帯端末10の例としてタッチパネルを備えたスマートフォンを例示した。しかしながら、携帯端末10は、たとえば、スマートフォン以外の携帯電話やPHS、タブレット型の小型コンピュータなどであってもよい。
また、本実施の形態においては、携帯端末10が液晶ディスプレイを用いた液晶表示装置16を備えることを例示した。しかしながら、携帯端末10は、たとえば、液晶ディスプレイに限らず、有機EL(Electro Luminescence)を利用した有機ELディスプレイを用いた表示装置を備えていてもよい。
また、本実施の形態においては、認証情報記録体50は、RFIDタグを含み、当該RFIDタグを用いてID情報を記録して携帯端末10と近距離通信を行なっていた。しかしながら、認証情報記録体50は、たとえば、ID情報を記録でき、かつ携帯端末10と近距離通信を行なうものであればいずれのものであってもよい。また、無線通信方式に限らず、有線による通信、もしくは人体を通信媒体として利用する人体通信などを行なうものであってもよい。また、認証情報記録体50は、RFIDタグのように、ユーザの所有物に簡易的に貼付けることができるものであれば、よりユーザの利便性が向上するため好ましい。さらに、認証情報記録体50は、RFIDタグのように、電力供給する必要なく携帯端末10と近距離通信を行なうことが可能なものであれば、電池などの電力供給源の必要がないため、よりユーザの利便性が向上する。
また、本実施の形態においては、認証情報記録体50を腕時計のバンドに貼付けることを例示した。しかしながら、たとえば、ユーザの普段身につけるイヤリング、および指輪などに認証情報記録体50を貼付けてもよい。なお、認証情報記録体50をイヤリングに貼付けた場合は、着信時に携帯端末10を耳に近付けるだけでロック状態を解除して通話モードに移行させることができるため、よりユーザの利便性が向上する。さらに、認証情報記録体50を指輪に貼付けた場合は、携帯端末10を握るだけでロック状態を解除することができるため、よりユーザの利便性が向上する。また、たとえば、財布の中に入っているFELICA(登録商標)などの交通機関のICカードを認証情報記録体50として用いてもよい。この場合、着信時には携帯端末10を一旦財布に近付けてからロック状態を解除し、その後ユーザの耳元に持ってくる必要があるため、その分時間が掛かる。そのため、ロック状態の解除から通話状態への移行時間を遅らせるように設定してもよい。
なお、今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
10 携帯端末、11 タッチパネル、16 ボタン、30 RFIDリーダ、50 認証表示体。
Claims (11)
- ユーザからの入力を受付けるための入力手段と、
前記入力手段からの入力に対応して特定される特定処理を実行するための実行手段と、
前記特定処理の実行を禁止するためのロック制御手段と、
前記特定処理の実行が禁止されたロック状態において前記特定処理を実行するための条件が成立したときに、ユーザが所有する認証情報記録体と近距離通信を行なうための近距離通信手段と、
前記近距離通信手段による近距離通信によって、前記認証情報記録体に記録されている認証情報を取得するための認証情報取得手段と、
前記認証情報取得手段によって取得された前記認証情報が正当である場合に、前記ロック状態を解除するためのロック状態解除手段とを含む、携帯端末。 - 前記近距離通信手段は、
電力を利用して前記認証情報記録体と近距離通信を行なうための近距離無線手段と、
前記電力を前記近距離無線手段に供給するための電力制御手段とを含み、
前記電力制御手段は、前記ロック状態において前記特定処理を実行するための条件が成立したときに、前記近距離無線手段に対して電力を供給する、請求項1に記載の携帯端末。 - 前記電力制御手段は、前記ロック状態が解除された後に、近距離無線手段への電力供給を遮断する、請求項2に記載の携帯端末。
- 前記認証情報記録体は、RFID(radio frequency identification)タグを含む、請求項1〜3のいずれかに記載の携帯端末。
- 前記認証情報を記録するための認証情報記録手段をさらに含み、
前記ロック状態解除手段は、前記認証情報取得手段により取得された認証情報と、前記認証情報記録手段に記録された認証情報とが一致するか否かを判定し、当該認証情報取得手段により取得された認証情報と、当該認証情報記録手段に記録された認証情報とが一致すると判定した場合に、前記ロック状態を解除する、請求項1〜4のいずれかに記載の携帯端末。 - 前記認証情報を記録するための認証情報記録手段と、
前記認証情報取得手段により取得された認証情報と、前記認証情報記録手段に記録された認証情報とが一致するか否かを判定するための判定手段とをさらに含み、
前記ロック状態解除手段は、前記判定手段により、前記認証情報取得手段により取得された認証情報と、前記認証情報記録手段に記録された認証情報とが一致すると判定された場合に、前記ロック状態を解除する、請求項1〜4のいずれかに記載の携帯端末。 - 前記認証情報取得手段により取得された認証情報と、前記認証情報記録手段に記録された認証情報とが一致するか否かの判定結果を表示するための表示手段をさらに含む、請求項5または6に記載の携帯端末。
- 前記ロック制御手段は、前記入力手段による入力の受付けを禁止することにより、前記特定処理の実行を禁止する、請求項1〜7のいずれかに記載の携帯端末。
- 前記ロック制御手段は、前記入力手段による入力が受付けられた場合でも、前記実行手段による前記特定処理の実行を無効化することにより、前記特定処理の実行を禁止する、請求項1〜7のいずれかに記載の携帯端末。
- 携帯端末のロック状態を解除するための方法であって、
ユーザからの入力を受付けるためのステップと、
ユーザからの入力に対応して特定される特定処理を実行するためのステップと、
前記特定処理の実行を禁止するためのステップと、
前記特定処理の実行が禁止されたロック状態において前記特定処理を実行するための条件が成立したときに、ユーザが所有する認証情報記録体と近距離通信を行なうためのステップと、
前記近距離通信によって、前記認証情報記録体に記録されている認証情報を取得するためのステップと、
取得された前記認証情報が正当である場合に、前記ロック状態を解除するためのステップとを含む、携帯端末のロック状態を解除するための方法。 - 携帯端末のロック状態を解除するためのプログラムであって、
前記プログラムは、前記携帯端末が備えるプロセッサに、
ユーザからの入力を受付けるためのステップと、
ユーザからの入力に対応して特定される特定処理を実行するためのステップと、
前記特定処理の実行を禁止するためのステップと、
前記特定処理の実行が禁止されたロック状態において前記特定処理を実行するための条件が成立したときに、ユーザが所有する認証情報記録体と近距離通信を行なうためのステップと、
前記近距離通信によって、前記認証情報記録体に記録されている認証情報を取得するためのステップと、
取得された前記認証情報が正当である場合に、前記ロック状態を解除するためのステップとを実行させる、携帯端末のロック状態を解除するためのプログラム。
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