JP3003617B2 - 樹脂封止型半導体パッケージ - Google Patents
樹脂封止型半導体パッケージInfo
- Publication number
- JP3003617B2 JP3003617B2 JP6072697A JP6072697A JP3003617B2 JP 3003617 B2 JP3003617 B2 JP 3003617B2 JP 6072697 A JP6072697 A JP 6072697A JP 6072697 A JP6072697 A JP 6072697A JP 3003617 B2 JP3003617 B2 JP 3003617B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead
- resin
- metal plate
- semiconductor package
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2224/00—Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
- H01L2224/01—Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/42—Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/47—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
- H01L2224/48—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
- H01L2224/4805—Shape
- H01L2224/4809—Loop shape
- H01L2224/48091—Arched
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2224/00—Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
- H01L2224/01—Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/42—Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/47—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
- H01L2224/48—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
- H01L2224/481—Disposition
- H01L2224/48151—Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
- H01L2224/48221—Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
- H01L2224/48245—Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being metallic
- H01L2224/48247—Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being metallic connecting the wire to a bond pad of the item
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
- H05K3/341—Surface mounted components
- H05K3/3421—Leaded components
- H05K3/3426—Leaded components characterised by the leads
Landscapes
- Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体パッケージの
構造に関し、特に半導体チップを樹脂でモールドパッケ
ージした樹脂封止型半導体パッケージに関する。
構造に関し、特に半導体チップを樹脂でモールドパッケ
ージした樹脂封止型半導体パッケージに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の樹脂封止型半導体パッケージの一
例を図4に示す。この半導体パッケージは、半導体チッ
プ10をAuSn等によりリードフレーム11のアイラ
ンド12上にマウントし、各I/Oリード13と半導体
チップ10上のボンデイングパッド17とをボンデイン
グワイヤ14で接続する。その上で、トランスファモー
ルド法等により前記半導体チップないしボンディングワ
イヤを樹脂15中に封じ込めている。なお、前記I/O
リード13および放熱用金属板16の裏面はそれぞれ樹
脂15の裏面に露呈ないし突出された構造とされる。こ
のパッケージ構造はパッケージ形成並びに半導体チップ
の封止を同時に行う上に、パッケージの材質も樹脂であ
るために安価で量産性があることから多用されている。
また、図5に示すように、前記リードフレーム11のア
イランド12の裏面にはヒートシンクとしての放熱用金
属板16が一体的に取着されているものもあり、半導体
チップ10で発生した熱を放熱用金属板16から放熱さ
せることで、その放熱性を高めたものも提案されてい
る。
例を図4に示す。この半導体パッケージは、半導体チッ
プ10をAuSn等によりリードフレーム11のアイラ
ンド12上にマウントし、各I/Oリード13と半導体
チップ10上のボンデイングパッド17とをボンデイン
グワイヤ14で接続する。その上で、トランスファモー
ルド法等により前記半導体チップないしボンディングワ
イヤを樹脂15中に封じ込めている。なお、前記I/O
リード13および放熱用金属板16の裏面はそれぞれ樹
脂15の裏面に露呈ないし突出された構造とされる。こ
のパッケージ構造はパッケージ形成並びに半導体チップ
の封止を同時に行う上に、パッケージの材質も樹脂であ
るために安価で量産性があることから多用されている。
また、図5に示すように、前記リードフレーム11のア
イランド12の裏面にはヒートシンクとしての放熱用金
属板16が一体的に取着されているものもあり、半導体
チップ10で発生した熱を放熱用金属板16から放熱さ
せることで、その放熱性を高めたものも提案されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような半導体パッ
ケージでは、図5に示したように、実装用基板30に搭
載したときに、実装基板30に設けられている回路パタ
ーン31に半田32を用いてI/Oリード13を接続し
て実装を行っている。このため、半導体チップ10で発
生された熱は、放熱用金属板16に伝達され、放熱用金
属板16と実装用基板30との間に生じる空隙20を通
して外部に放熱されることになる。しかしながら、この
構成では、I/Oリード13を回路パターン31に接続
するための半田32が溶融されたときに実装基板30の
表面上を流動して放熱用金属板16にまで達し、結果と
してI/Oリード13と放熱用金属板16が半田32に
よって電気的に短絡状態となり、実装不良が生じること
がある。この不具合は、パッケージが小型化され、更に
I/Oリードの本数が多くなることによって顕著なもの
となり、半導体パッケージの高集積化を図る上での障害
となる。
ケージでは、図5に示したように、実装用基板30に搭
載したときに、実装基板30に設けられている回路パタ
ーン31に半田32を用いてI/Oリード13を接続し
て実装を行っている。このため、半導体チップ10で発
生された熱は、放熱用金属板16に伝達され、放熱用金
属板16と実装用基板30との間に生じる空隙20を通
して外部に放熱されることになる。しかしながら、この
構成では、I/Oリード13を回路パターン31に接続
するための半田32が溶融されたときに実装基板30の
表面上を流動して放熱用金属板16にまで達し、結果と
してI/Oリード13と放熱用金属板16が半田32に
よって電気的に短絡状態となり、実装不良が生じること
がある。この不具合は、パッケージが小型化され、更に
I/Oリードの本数が多くなることによって顕著なもの
となり、半導体パッケージの高集積化を図る上での障害
となる。
【0004】本発明の目的は、実装時におけるI/Oリ
ードでの短絡不良を防止した樹脂封止型半導体パッケー
ジを提供することにある。
ードでの短絡不良を防止した樹脂封止型半導体パッケー
ジを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体パッケー
ジは、半導体チップを封止する樹脂の裏面には、当該樹
脂の裏面に一体化された放熱用金属板とI/Oリードと
の境界領域と、前記複数のI/Oリードをそれぞれ囲む
領域にそれぞれ前記I/Oリードを実装基板に実装する
ためのロウ材の流動を阻止するための凹溝または凸部を
設けたことを特徴とする。
ジは、半導体チップを封止する樹脂の裏面には、当該樹
脂の裏面に一体化された放熱用金属板とI/Oリードと
の境界領域と、前記複数のI/Oリードをそれぞれ囲む
領域にそれぞれ前記I/Oリードを実装基板に実装する
ためのロウ材の流動を阻止するための凹溝または凸部を
設けたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の第1の参照例を示す
図であり、(a)は実装状態の断面図、(b)はその半
導体パッケージの底面図である。半導体チップ10はリ
ードフレーム11のアイランド12上にAuSn等によ
ってマウントされており、半導体チップ10上のボンデ
イングパッド17とI/Oリード13とがボンデイング
ワイヤ14で電気的に接続されている。ここで、前記I
/Oリード13は、前記アイランド12の両側に沿って
並列配置された、いわゆるデュアルインラインで配置さ
れた構成となっている。また、前記アイランド12の裏
面には放熱用金属板16が一体的に固着されている。そ
して、前記放熱用金属板16とI/Oリード13の裏面
を露呈させた状態で、前記半導体チップ10やボンディ
ングワイヤ14が樹脂15によってモールドされてい
る。さらに、この樹脂15の裏面には、前記放熱用金属
板16とI/Oリード13とを区画する領域、この参照
例では、アイランド12の両側辺に沿って、アイランド
12とその両側にデュアルインライン配列された2列の
I/Oリード13との間に介在される直線状の領域に、
樹脂15の裏面を凹設した凹溝18が形成されている。
参照して説明する。図1は本発明の第1の参照例を示す
図であり、(a)は実装状態の断面図、(b)はその半
導体パッケージの底面図である。半導体チップ10はリ
ードフレーム11のアイランド12上にAuSn等によ
ってマウントされており、半導体チップ10上のボンデ
イングパッド17とI/Oリード13とがボンデイング
ワイヤ14で電気的に接続されている。ここで、前記I
/Oリード13は、前記アイランド12の両側に沿って
並列配置された、いわゆるデュアルインラインで配置さ
れた構成となっている。また、前記アイランド12の裏
面には放熱用金属板16が一体的に固着されている。そ
して、前記放熱用金属板16とI/Oリード13の裏面
を露呈させた状態で、前記半導体チップ10やボンディ
ングワイヤ14が樹脂15によってモールドされてい
る。さらに、この樹脂15の裏面には、前記放熱用金属
板16とI/Oリード13とを区画する領域、この参照
例では、アイランド12の両側辺に沿って、アイランド
12とその両側にデュアルインライン配列された2列の
I/Oリード13との間に介在される直線状の領域に、
樹脂15の裏面を凹設した凹溝18が形成されている。
【0007】この構成によれば、この樹脂封止型半導体
パッケージを実装用基板30に搭載し、この実装用基板
30に設けられた回路パターン31に前記I/Oリード
13をそれぞれ半田リフローにより接続してその実装を
行う。このとき、図1(a)から判るように、I/Oリ
ード13を回路パターン31に接続するための半田32
が溶融されて実装基板30上で流動されても、この半田
32は前記樹脂15の裏面の凹溝18内に流れ込み、半
田自身の表面張力によって凹溝18内に溜められる。こ
れにより、半田32が放熱用金属板16に向けてさらに
流動されることが抑制され、結果としてI/Oリード1
3と放熱用金属板16との電気的な短絡が防止できる。
なお、半導体チップ10で発生された熱が放熱用金属板
16に伝達され、この放熱用金属板16の表面から放熱
されるものであることは図5に示したと同様である。
パッケージを実装用基板30に搭載し、この実装用基板
30に設けられた回路パターン31に前記I/Oリード
13をそれぞれ半田リフローにより接続してその実装を
行う。このとき、図1(a)から判るように、I/Oリ
ード13を回路パターン31に接続するための半田32
が溶融されて実装基板30上で流動されても、この半田
32は前記樹脂15の裏面の凹溝18内に流れ込み、半
田自身の表面張力によって凹溝18内に溜められる。こ
れにより、半田32が放熱用金属板16に向けてさらに
流動されることが抑制され、結果としてI/Oリード1
3と放熱用金属板16との電気的な短絡が防止できる。
なお、半導体チップ10で発生された熱が放熱用金属板
16に伝達され、この放熱用金属板16の表面から放熱
されるものであることは図5に示したと同様である。
【0008】図2は本発明の第2の参照例を示す図であ
り、半導体パッケージの実装状態の断面図である。この
第2の参照例において、前記第1の参照例と等価な部分
には同一符号を付してある。この第2の参照例では、第
1の参照例において樹脂15の裏面に形成した凹溝18
に代えて、アイランド12の両側辺に沿って、アイラン
ド12とI/Oリード13との間に延在される領域に、
裏面方向に突出される凸部19を形成している。また、
この第2の参照例では、放熱用金属板16とI/Oリー
ド13の裏面は、樹脂15の裏面よりも若干突出されて
いる。そして、前記凸部19の突出高さは、I/Oリー
ド13や放熱用金属板16の突出高さよりも幾分高く形
成されることが好ましく、さらにはI/Oリード13を
実装基板30に実装したときに実装基板30の表面と樹
脂15の裏面との間に生じる空隙20の寸法にほぼ近い
寸法に形成されることが好ましい。
り、半導体パッケージの実装状態の断面図である。この
第2の参照例において、前記第1の参照例と等価な部分
には同一符号を付してある。この第2の参照例では、第
1の参照例において樹脂15の裏面に形成した凹溝18
に代えて、アイランド12の両側辺に沿って、アイラン
ド12とI/Oリード13との間に延在される領域に、
裏面方向に突出される凸部19を形成している。また、
この第2の参照例では、放熱用金属板16とI/Oリー
ド13の裏面は、樹脂15の裏面よりも若干突出されて
いる。そして、前記凸部19の突出高さは、I/Oリー
ド13や放熱用金属板16の突出高さよりも幾分高く形
成されることが好ましく、さらにはI/Oリード13を
実装基板30に実装したときに実装基板30の表面と樹
脂15の裏面との間に生じる空隙20の寸法にほぼ近い
寸法に形成されることが好ましい。
【0009】この第2の参照例では、半導体パッケージ
を実装基板30に実装したときには、I/Oリード13
を接続するための半田32が溶融された場合でも、凸部
19によって半田32が放熱用金属板16にまで流動さ
れることが阻止されるため、I/Oリード13と放熱用
金属板16との電気的な短絡が防止される。また、この
参照例では、凸部19によって放熱用金属板16と実装
基板30との間に空隙20を確保することが可能とされ
るため、放熱用金属板16にまで伝達された半導体チッ
プ10の熱を、この空隙20を通流される空気によって
好適に放熱することができ、より良好な放熱特性が得ら
れることになる。
を実装基板30に実装したときには、I/Oリード13
を接続するための半田32が溶融された場合でも、凸部
19によって半田32が放熱用金属板16にまで流動さ
れることが阻止されるため、I/Oリード13と放熱用
金属板16との電気的な短絡が防止される。また、この
参照例では、凸部19によって放熱用金属板16と実装
基板30との間に空隙20を確保することが可能とされ
るため、放熱用金属板16にまで伝達された半導体チッ
プ10の熱を、この空隙20を通流される空気によって
好適に放熱することができ、より良好な放熱特性が得ら
れることになる。
【0010】図3は本発明の実施形態を示す図であり、
(a)は実装状態の断面図、(b)はその半導体パッケ
ージの底面図である。なお、第1の参照例と等価な部分
には同一符号を付してある。この実施形態では、アイラ
ンド12とI/Oリード13との間の樹脂15の裏面に
凹溝18を形成している構成は第1の参照例と同じであ
る。これに加えて、この実施形態では個々のI/Oリー
ド13を囲む領域の樹脂の裏面にも、各I/Oリード1
3の輪郭に沿って凹溝を設け、これがリード用凹溝21
として構成されている。
(a)は実装状態の断面図、(b)はその半導体パッケ
ージの底面図である。なお、第1の参照例と等価な部分
には同一符号を付してある。この実施形態では、アイラ
ンド12とI/Oリード13との間の樹脂15の裏面に
凹溝18を形成している構成は第1の参照例と同じであ
る。これに加えて、この実施形態では個々のI/Oリー
ド13を囲む領域の樹脂の裏面にも、各I/Oリード1
3の輪郭に沿って凹溝を設け、これがリード用凹溝21
として構成されている。
【0011】したがって、この実施形態においては、半
導体パッケージを実装基板30に実装したときには、I
/Oリード13を回路パターン31に接続するための半
田32が溶融された場合でも、この半田32は第1の参
照例と同様に凹溝18によって放熱用金属板16までの
流動が阻止され、各I/Oリード13と放熱用金属板1
6との電気的な短絡が防止される。また、個々のI/O
リード13を接続するための半田32は、I/Oリード
13を囲むリード用凹溝21に流れ込むため、隣接する
I/Oリードにまで流動されることがなく、隣接するI
/Oリードの相互間の電気的な短絡が防止される。した
がって、この実施形態では、特に半導体チップの高集積
化が進められてI/Oリード13の本数が多くなり、隣
接するI/Oリード間の間隔が小さくなった場合に好適
な実装を確保する上で有効となる。
導体パッケージを実装基板30に実装したときには、I
/Oリード13を回路パターン31に接続するための半
田32が溶融された場合でも、この半田32は第1の参
照例と同様に凹溝18によって放熱用金属板16までの
流動が阻止され、各I/Oリード13と放熱用金属板1
6との電気的な短絡が防止される。また、個々のI/O
リード13を接続するための半田32は、I/Oリード
13を囲むリード用凹溝21に流れ込むため、隣接する
I/Oリードにまで流動されることがなく、隣接するI
/Oリードの相互間の電気的な短絡が防止される。した
がって、この実施形態では、特に半導体チップの高集積
化が進められてI/Oリード13の本数が多くなり、隣
接するI/Oリード間の間隔が小さくなった場合に好適
な実装を確保する上で有効となる。
【0012】なお、具体的な説明は省略するが、前記第
2の参照例の凸部を設けたパッケージに前記実施形態の
ようなリード用凹溝を設けてもよい。あるいは、リード
用凹溝をリード用凸部として構成してもよく、この凸部
を前記第1の参照例および第2の参照例のいずれに適用
してもよい。また、前記実施形態では、I/Oリードが
アイランドの両側にそれぞれ並列配置された構成の半導
体パッケージに適用した例を示しているが、I/Oリー
ドがアイランドの周囲に配置されている半導体パッケー
ジについても本発明を同様に適用することが可能であ
る。
2の参照例の凸部を設けたパッケージに前記実施形態の
ようなリード用凹溝を設けてもよい。あるいは、リード
用凹溝をリード用凸部として構成してもよく、この凸部
を前記第1の参照例および第2の参照例のいずれに適用
してもよい。また、前記実施形態では、I/Oリードが
アイランドの両側にそれぞれ並列配置された構成の半導
体パッケージに適用した例を示しているが、I/Oリー
ドがアイランドの周囲に配置されている半導体パッケー
ジについても本発明を同様に適用することが可能であ
る。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、半導体パ
ッケージに設けられている半導体チップを封止する樹脂
の裏面に、I/Oリードと放熱用金属板との境界領域
と、個々のI/Oリードを囲む領域のそれぞれに凹溝ま
たは凸部を設けた構成とすることにより、I/Oリード
と放熱用金属板との間でのロウ材の流れを二重に阻止す
ることが可能になり、I/Oリードと放熱用金属板との
間、及び隣接するI/Oリードの相互の電気的な短絡を
防止することができる効果が得られる。
ッケージに設けられている半導体チップを封止する樹脂
の裏面に、I/Oリードと放熱用金属板との境界領域
と、個々のI/Oリードを囲む領域のそれぞれに凹溝ま
たは凸部を設けた構成とすることにより、I/Oリード
と放熱用金属板との間でのロウ材の流れを二重に阻止す
ることが可能になり、I/Oリードと放熱用金属板との
間、及び隣接するI/Oリードの相互の電気的な短絡を
防止することができる効果が得られる。
【図1】本発明の半導体パッケージの第1の参照例の実
装状態の断面図と半導体パッケージの底面図である。
装状態の断面図と半導体パッケージの底面図である。
【図2】本発明の半導体パッケージの第2の参照例の実
装状態の断面図である。
装状態の断面図である。
【図3】本発明の半導体パッケージの実施形態の実装状
態の断面図と半導体パッケージの底面図である。
態の断面図と半導体パッケージの底面図である。
【図4】従来の半導体パッケージの一例の断面図であ
る。
る。
【図5】従来の改良された半導体パッケージの一例の実
装状態の断面図である。
装状態の断面図である。
10 半導体チップ 11 リードフレーム 12 アイランド 13 I/Oリード 14 ボンディングワイヤ 15 樹脂 16 放熱用金属板 18 凹溝 19 凸部 20 空隙 21 リード用凹溝
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 23/28,23/12 H05K 1/18
Claims (1)
- 【請求項1】 裏面に放熱用金属板が一体化されたリー
ドフレームのアイランド上に半導体チップが搭載され、
前記半導体チップと前記リードフレームのI/Oリード
とが電気接続され、前記I/Oリードと放熱用金属板が
露呈された状態で前記半導体チップが樹脂でモールド封
止された樹脂封止型半導体パッケージにおいて、前記樹
脂の裏面には、前記放熱用金属板とI/Oリードとの境
界領域と、前記複数のI/Oリードをそれぞれ囲む領域
にそれぞれ前記I/Oリードを実装基板に実装するため
のロウ材の流動を阻止するための凹溝または凸部を設け
たことを特徴とする脂封止型半導体パッケージ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6072697A JP3003617B2 (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 樹脂封止型半導体パッケージ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6072697A JP3003617B2 (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 樹脂封止型半導体パッケージ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10256432A JPH10256432A (ja) | 1998-09-25 |
JP3003617B2 true JP3003617B2 (ja) | 2000-01-31 |
Family
ID=13150582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6072697A Expired - Fee Related JP3003617B2 (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 樹脂封止型半導体パッケージ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3003617B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TW497371B (en) * | 2000-10-05 | 2002-08-01 | Sanyo Electric Co | Semiconductor device and semiconductor module |
JP2005317602A (ja) * | 2004-04-27 | 2005-11-10 | Kyocera Corp | 配線基板およびその製造方法 |
KR100675713B1 (ko) * | 2006-01-23 | 2007-01-30 | 주식회사 피플웍스 | 고주파 고발열소자용 인쇄회로기판의 제조 방법 |
JP6086055B2 (ja) * | 2013-11-26 | 2017-03-01 | トヨタ自動車株式会社 | 半導体装置 |
JP2021163950A (ja) * | 2020-04-03 | 2021-10-11 | Dowaエレクトロニクス株式会社 | 光半導体パッケージの製造方法及び光半導体パッケージ |
JP7277865B2 (ja) * | 2020-10-29 | 2023-05-19 | 日亜化学工業株式会社 | 面状光源及びその製造方法 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59159957U (ja) * | 1983-04-12 | 1984-10-26 | 日本電気株式会社 | 半導体素子 |
JPS59208756A (ja) * | 1983-05-12 | 1984-11-27 | Sony Corp | 半導体装置のパツケ−ジの製造方法 |
JPS59177934U (ja) * | 1983-05-16 | 1984-11-28 | 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 | 電子部品 |
JPS61199001U (ja) * | 1985-05-31 | 1986-12-12 | ||
JPH087645Y2 (ja) * | 1989-06-23 | 1996-03-04 | 三菱電機株式会社 | 面実装用icパッケージ |
JPH05129473A (ja) * | 1991-11-06 | 1993-05-25 | Sony Corp | 樹脂封止表面実装型半導体装置 |
-
1997
- 1997-03-14 JP JP6072697A patent/JP3003617B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10256432A (ja) | 1998-09-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3243116B2 (ja) | 半導体装置 | |
KR100307465B1 (ko) | 파워모듈 | |
US20020175401A1 (en) | Semiconductor package with stacked chips | |
KR0170023B1 (ko) | 반도체 패키지 | |
JPH08222690A (ja) | マイクロプロセッサ用半導体モジュール | |
US6720662B1 (en) | Semiconductor device of chip-on-chip structure with a radiation noise shield | |
JP3003617B2 (ja) | 樹脂封止型半導体パッケージ | |
JP3922809B2 (ja) | 半導体装置 | |
US4947237A (en) | Lead frame assembly for integrated circuits having improved heat sinking capabilities and method | |
CA2154719A1 (en) | Multi-chip module semiconductor device | |
JP2888183B2 (ja) | 樹脂封止型半導体装置 | |
JPH04263457A (ja) | 半導体装置 | |
JP3570672B2 (ja) | 半導体装置 | |
JPH03214763A (ja) | 半導体集積回路装置のリードフレーム及びこれを用いた半導体集積回路装置 | |
JPH08264688A (ja) | 半導体用セラミックパッケージ | |
JPH06112674A (ja) | 電子部品搭載装置用のヒートシンク | |
JP2872290B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP2000049271A (ja) | 半導体装置 | |
JP2003023126A (ja) | 半導体装置 | |
JP3450465B2 (ja) | 高周波パワーモジュール | |
JPH06104309A (ja) | 半導体装置 | |
KR200183066Y1 (ko) | 반도체 패키지 제조용 히트싱크구조 | |
JPH0395959A (ja) | リードフレーム | |
KR940011796B1 (ko) | 반도체장치 | |
JPH04219966A (ja) | 半導体素子 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |