JP3003090U - 機器据付け並びに管路敷設に適する支持台 - Google Patents

機器据付け並びに管路敷設に適する支持台

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JP3003090U
JP3003090U JP1994005788U JP578894U JP3003090U JP 3003090 U JP3003090 U JP 3003090U JP 1994005788 U JP1994005788 U JP 1994005788U JP 578894 U JP578894 U JP 578894U JP 3003090 U JP3003090 U JP 3003090U
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Inventor
益夫 渡部
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渡部コンクリート工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 比較的簡単な構成のもとに、機器あるいは管
路等の据付け対象物を載置した状態に簡易にかつ安定的
に据付けることができる支持台を提供する。 【構成】 上面に取付け用の蟻溝2を形成したコンクリ
ートブロック1の底面に吸盤型ゴムマット8を嵌合ある
いは接着により固着した構成とし、場合により吸盤型ゴ
ムマット8の底面の一部または全部を凹凸面とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、屋外に簡易に設置する機器あるいは配管の敷設に適するコンクリー ブロック製の支持台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
エアコンデイショナの室外機を屋上あるいはベランダ等に設置する場合,空調 あるいは給排水用の各種の配管を敷設する場合等、設置面に接することなく安定 的に支持するために、コンクリートブロックを支持台として使用することが多く 、例えば実開平2−13921のように、コンクリートブロックの上面に蟻溝形 の取付部を設けてこれに取付金具を組合せることにより、コンクリートブロック を据付け台としてその上に機器等の据付け対象物を載置した状態に取り付けるよ うにしたものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記実開平2−13921公報によれば、据付け台と機器等の据付け対象物と の固定は問題ないが、設置面上に据付け台としてのコンクリートブロックを載置 するだけである関係上、振動,風圧その他の外力により移動し易い欠点があり、 またコンクリートブロックの成型に際し、上面に蟻溝形鋼を成型時に埋め込むた めには、通常成型用型枠の底部に形鋼を固定した状態のもとにモルタルを充填し た後、モルタルの上面を均して平坦化するのであるが、均しによるモルタル面の 平坦化は型枠による成型のような平滑面は得られず、凹凸を有する粗面が成型さ れるのであり、従ってこのような成型手段によればその凹凸のある粗面が設置面 上に当接することになり、安定的な据付け台としての機能を充分に発揮すること は期待できない。
【0004】 そこで本考案の目的は、簡単な構成のもとに、機器あるいは管路等の据付け対 象物を載置した状態に簡易にかつ安定的に据付けることができる支持台を提供す ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するため、上面に取付け用の蟻溝を形成したコンクリ ートブロックの底面に吸盤型ゴムマットを嵌合あるいは接着により固着した構成 とし、都合により吸盤型ゴムマットの底面の一部または全部を凹凸面とする。
【0006】
【作用】
上面に形成された蟻溝に取付金具におけるフック型頭部もしくは非回転型ナッ トを係合状態に装着してねじにより機器あるいは管路は固定される。 底面部に設けられた吸盤型ゴムマットは、据付床面の凹凸に馴染むからブロッ クの安定的な載置が得られるほか、それ自体が防振材であり機器の振動または外 部からの振動を吸収し、特に吸盤の吸着作用により支持台の移動が防止され、し かも支持台およびこれに載置した据付け対象物の重量により吸盤による吸着作用 の確保が容易であり、なお押圧された状態のもとに振動が加えられると吸盤によ る吸着作用は増大する傾向がある関係上、一層安定的な支持機能を発揮する。
【0007】
【実施例】
以下、本発明を図面に示す実施例について詳細に説明する。 本考案の適用対象としての支持台としては、例えば図1および図2のように、 大体においてほぼ直方体のコンクリートブロック製の主体1を有し、設置面上に 載置するようにし、その主体1の上面部には前後方向に開口する蟻溝2をC状溝 形鋼3の埋込みにより形成してこの蟻溝2とこれに係合する取付金具4とを使用 して主体1上に載置する据付け対象物を緊締するようにした型式を採択する。
【0008】 上記型式に対する本考案の特殊構成としては、例えば図1および図3のように 、主体1の底面部に下から冠着することができる浅型盆状の主部5と、この主部 5の底面中央に形成した凹部6と、この凹部6周縁の接触部7とを有する吸盤型 ゴムマット8を設け、この吸盤型ゴムマット8を図1のように前記主体1の底面 部にその主部5の盆状部分において下から冠着してなり、なお吸盤型ゴムマット 8を主体1に嵌設するに当たっては、嵌合に先立って片方もしくは両方に接着剤 を塗布して両者を接着するのが望ましい。
【0009】 前記取付金具4としては、その主体1上に載置する据付け対象物により適切な 構造のものを採択するのは当然であり、例えば据付け対象物が管路Pである場合 には、図1および図2のように前記蟻溝2に係合するフック型頭部9を基部に設 けるほか先端にフランジ10を設けた湾曲挟持片11,11をほぼ逆U字状に組 合わせてその頂部のフランジ10,10においてねじ12により締付けるように したクランプ13を採択するのが適当である。
【0010】 前記コンクリート製の主体1にC状溝形鋼3を埋込みにより蟻溝2を形成する に当たっては、C状溝形鋼3に予め溶接によりT字状のアンカ14,14を設け て生コンクリート充填によりブロックの成型と同時に固定化するようにする。
【0011】 なお、前記吸盤型ゴムマット8における接触部7については、図示のようにそ の外周寄り部分もしくは全面に、4角錐状もしくは4角錐台状の凹部6′,6′ を多数個並設して凹凸面部15を形成するのがよく、その凹凸形状によるずれ防 止効果と、凹部6′個々の吸盤作用によるずれ防止効果とにより、安定的据付け を実現するのが望ましい。
【0012】 また、前記吸盤型ゴムマット8の凹部6の形成については、図5のように主部 5の盆状部分の内部中央付近を上方へ膨出するように形成し、これによりブロッ クの主体1に嵌合した場合に、膨出部を押圧して凹部6内の空気を排出するよう にし、これにより吸盤作用を強化するようにするのがよく、なおその場合の吸盤 型ゴムマット8の接着については主部5の内部中央付近の膨出した部分において 接着するようにするのが重要である。
【0013】
【考案の効果】 以上説明したように本考案によれば、次のような効果がある。 a.上面に形成された蟻溝に取付金具におけるフック型頭部もしくは非回転型 ナットを係合状態に装着してねじにより据付け対象物は支持台に確固に固定され るばかりでなく、取付金具を蟻溝にスライドさせつつ容易に位置決めをすること ができる。
【0014】 b.支持台の底面部にゴムマットを設けたから、コンクリートブロック並びに 据付床面に凹凸が生じていてもゴムマットの弾性により、馴染むからブロックの 安定的な載置が得られるばかりでなく、それ自体が防振材であり機器の振動ある いは外部からの振動を吸収する。
【0015】 c.支持台の底面部に吸盤型ゴムマットを設けたから、吸盤による吸着作用に より支持台の移動が防止され、しかも支持台自体およびこれに載置した据付け対 象物の重量により吸盤による吸着作用の確保が容易であり、なお押圧された状態 のもとに振動が加えられると吸盤による吸着作用は増大する傾向がある関係上、 一層安定的な支持機能が発揮される。
【0016】 d.コンクリートブロック製の主体にC状溝形鋼を埋込むに当り、C状溝形鋼 に予めアンカを設けて生コンクリート充填によりブロックの成型と同時に固定化 するようにしたから、これによりC状溝形鋼をその掛止め用フランジがブロック 表面に露出する程度に浅く埋設するにも拘らずC状溝形鋼を確固に固定すること ができるばかりでなく、取付金具におけるフック型頭部の形成位置あるいは取付 ボルトの長さを短縮することができる。
【0017】 e.吸盤型ゴムマットは、吸盤による吸着作用と、ゴムマットによる摩擦作用 とを兼備しているから、滑択な設置面においては吸盤による吸着作用が効果的に 発揮され、またコンクリート打設面のような粗面状の設置面においてはゴムの摩 擦作用が発揮され、なお凹凸面部15を設けることにより、その摩擦作用を助長 するのであり、設置面の粗密に拘らず何れの場合にも適応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の機器据付け並びに管路敷設に適する支
持台を示す一部破断正面図である。
【図2】同上支持台の縦断側面図である。
【図3】吸盤型ゴムマットだけの一部破断斜面図であ
る。
【図4】吸盤型ゴムマットの要部の底面図である。
【図5】他の実施例における吸盤型ゴムマットの縦断正
面図である。
【符号の説明】
1 主体 2 蟻溝 3 C状溝形鋼 5 主部 6 凹部 7 接触部 8 吸盤型ゴムマット 15 凹凸面部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設置面上に載置するコンクリートブロッ
    ク製の主体(1)を有し、その主体(1)の上面に開口
    する前後方向の蟻溝(2)をC状溝形鋼(3)の埋込み
    により形成してこの蟻溝(2)とこれに係合する取付金
    具とを使用して主体(1)上に載置する据付け対象物を
    緊締するようにした支持台であって、前記主体(1)の
    底面部に吸盤型ゴムマット(8)を設けたことを特徴と
    する機器据付け並びに管路敷設に適する支持台。
  2. 【請求項2】 主体(1)の底面部に下から冠着するこ
    とができる浅型盆状の主部(5)と、この主部(5)の
    底面中央に形成した凹部(6)と、この凹部(6)周縁
    の接触部(7)とを有する吸盤型ゴムマット(8)を、
    主体(1)の底面部にその主部(5)の盆状部分におい
    て下から冠着した請求項1の機器据付け並びに管路敷設
    に適する支持台。
  3. 【請求項3】 吸盤型ゴムマット(8)を主体(1)の
    底面部に接着剤により接着した請求項1の機器据付け並
    びに管路敷設に適する支持台。
  4. 【請求項4】 吸盤型ゴムマット(8)の底面部に凹凸
    面部(15)を設けた請求項1の機器据付け並びに管路
    敷設に適する支持台。
JP1994005788U 1994-04-13 1994-04-13 機器据付け並びに管路敷設に適する支持台 Expired - Lifetime JP3003090U (ja)

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