JP2983444B2 - 撮影装置 - Google Patents

撮影装置

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JP2983444B2
JP2983444B2 JP7069581A JP6958195A JP2983444B2 JP 2983444 B2 JP2983444 B2 JP 2983444B2 JP 7069581 A JP7069581 A JP 7069581A JP 6958195 A JP6958195 A JP 6958195A JP 2983444 B2 JP2983444 B2 JP 2983444B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体として、例え
ば長尺状のマイクロフィルムに画像情報を順次撮影記録
する撮影装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の撮影装置の代表例としては
輪転式カメラが挙げられる。以下、この輪転式カメラを
例にして説明する。
【0003】輪転式カメラはマイクロフィルム化して保
存すべき資料、例えば手形・小切手・株券・文書・図面
等の資料の順次導入を受け、その資料の画像情報を長尺
フィルムに順次写し込み処理し、撮影済資料は装置外へ
排出する自動撮影装置である。
【0004】また、撮影装置としての前記輪転式カメラ
の一例を図32は示しており、撮影装置101はシート
状の被写体Sを撮影装置本体内部に供給する供給部10
2と、撮影後の被写体Sを装置本体外に排出する排出部
103と、その両部間に順次配置された上流側搬送部1
04と露光部105と下流側搬送部106とを備えてい
る。そして、露光部105に搬送された被写体Sを光学
系107を介してフィルムF上に結像露光するようにな
っている。
【0005】さらに、前記装置の各部の配置構成は、外
装カバー110が装置全体を覆っており、その下端縁を
基台108の周縁に当接し、ヒンジ109で基台108
の後端に軸支され、前開き方向に開閉自在になってい
る。その基台108上に組み付けられたフレーム111
内には、その下部に上流側搬送部104及び露光部10
5が、その前端部111aに供給部102が、その上部
には下流側搬送部106及び排出部103がそれぞれ設
けられ、その一方のサイドには図示されない駆動系が設
けられている。また、供給部102の前方には、フィル
ムFが収納されるフィルム室112が設けられており、
上流側搬送部104の上流寄りの上部には被写体検知セ
ンサー113が設けられて被写体Sの通過を検知すると
ともにマークLEDアレー123や投影レンズ122近
傍のシャッタ制御などに使用されており、露光部105
は一対の照明ランプ114、114’により照明されか
つ間を被写体が通る一対の平行なガイドガラス115、
116から構成されている。
【0006】フィルム室(カメラ部)112は装置本体
に組み込まれたものもあるがフィルム装填時の操作性の
良さや撮影する被写体の種類や撮影倍率の違いに応じて
多数のフィルムに写し分けが容易に行えるように装置本
体より着脱可能なユニットタイプのものもある。このカ
メラユニットのフィルム部112には、その全面を覆う
遮光性の蓋体が開閉自在に設けられていて、この蓋体を
開閉することによってフィルムの装填及び取り出し等を
行うようになっている。
【0007】このため、フィルムの装填、取り出し時に
はフィルムが外光にさらされるので、この外光によるフ
ィルムの画像部への露光を防止するために、フィルム装
填開始前にはフィルム先端のフィルム送り(リーダー送
り)及び撮影終了後のフィルム取り出し前にはフィルム
撮影終了時のフィルム送り(トレーラー送り)を行い、
フィルムを一定量空送りすることにより撮影画像を外光
から保護する必要がある。
【0008】また、従来より不用意にカメラユニットの
蓋体を開けることの無いようにカメラユニットの蓋体に
鍵によるロック手段を設けたものがあり、また、該ロッ
ク機構を自動で制御することにより撮影開始のときある
いは撮影可能なときには蓋体をロックし、撮影終了ある
いは撮影不可のときには蓋体のロックが解除されるよう
になっているものがある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において、
マイクロフィルムに画像を撮影するときは、撮影の縮小
率が非常に小さい(縮小率が高い)ため、リーダー送り
やトレーラー送り等のフィルム送りに時間がかかるの
で、最初に厚みが違う等の間違えたフィルムをセットし
てリーダー送りが始まってしまったり、あるいは、まだ
撮影したい被写体が残っているのにトレーラー送りを開
始してしまったときにはフィルムと時間を無駄にしない
ために、これを中断することになる。
【0010】また、カメラユニットが着脱できるように
なっている撮影装置の構成では、間違えて他のカメラユ
ニットを撮影装置本体に装着したり、厚みが違う等の間
違ったフィルムを格納したカメラユニットを装着してし
まいリーダー送りを中断したい場合がある。
【0011】このときに、リーダー送りを中断してもカ
メラ部の開閉蓋体にロックが掛かっているとリーダー送
りが終了したと思って撮影を開始してしまう可能性があ
った。
【0012】また、トレーラー送りを中断したときにカ
メラ部の開閉蓋体にロックが掛かっていないとトレーラ
ー送りが終了したと思ってカメラ部の蓋を開けてしまい
すでに撮影した画像が外光によって露光してしまうとい
う問題点があった。
【0013】本出願に係わる発明の目的は、撮影終了後
における上記問題を解決しようとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願発明の目的を実現す
る第1の構成は、長尺状の記録媒体に画像情報を撮影可
能な画像情報撮影手段と、長尺状の記録媒体を移送する
手段と、遮光された開閉自在の蓋体を備えた記録媒体収
納部と、該記録媒体収納部に該蓋体の開閉を保持する保
持機構とを持つ撮影装置において、長尺状の記録媒体の
媒体移送を中断する手段を有し、記録媒体終端部の移送
中に媒体移送の中断を許可しないようにしたものであ
る。
【0015】本願発明の目的を実現する第2の構成は、
長尺状の記録媒体に画像情報を撮影可能な画像情報撮影
手段と、長尺状の記録媒体を移送する手段と、遮光され
た開閉自在の蓋体を備えた記録媒体収納部を有し、長尺
状の記録媒体の媒体移送を中断する手段と、該記録媒体
収納部に該蓋体の開閉を保持する保持機構とを持つ撮影
装置において、該記録媒体を収納する該記録媒体収納部
を該撮影装置本体から着脱可能とする記録媒体収納部着
脱手段を有し、撮影開始前の媒体先端部を移送中に媒体
移送を中断したときには記録媒体収納部の遮光蓋体を閉
状態に保持すると共に、該記録媒体収納部を該撮影装置
本体から自動的に離脱するようにしたものである。
【0016】本願発明の目的を実現する第3の構成は、
長尺状の記録媒体に画像情報を撮影可能な画像情報撮影
手段と、長尺状の記録媒体を移送する手段と、遮光され
た開閉自在の蓋体を備えた記録媒体収納部を有し、長尺
状の記録媒体の媒体移送を中断する手段と、該記録媒体
収納部に該蓋体の開閉を保持する保持機構を持つ撮影装
置において、該記録媒体を収納する該記録媒体収納部を
該撮影装置本体から着脱可能とする記録媒体収納部着脱
手段を有し、撮影終了後の媒体の移送が終了した場合に
は、記録媒体収納部の遮光蓋体を自動的に開状態に保持
すると共に、該記録媒体収納部を該撮影装置本体から自
動的に離脱し、撮影終了後の媒体の移送中に媒体移送を
中断した場合には、該記録媒体収納部の遮光蓋体を閉状
態に保持すると共に該記録媒体収納部を該撮影装置本体
から離脱しないようにしたものである。
【0017】
【実施例】[発明の前提となる技術] 本発明の撮影装置の前提となる第1の前提例を図1〜図
14に基づいて説明する。
【0018】図示例は撮影装置としての輪転式カメラで
あり、シート状の被写体のイメージ情報を長尺状フィル
ムに順次記録撮影するものである。
【0019】図1において、撮影装置本体11の給紙部
12の載置板13上に置かれたシート状被写体Sは給紙
ローラ14と分離ローラ15によって1枚ずつ分離され
て給紙される。給紙された被写体Sは第1ローラ16、
17と第2ローラ19、19a、テンションローラ18
及び搬送ベルト20によって形成される上流側搬送部を
通過した後、第3ローラ23、23a、排出ローラ2
5、テンションローラ24及び搬送ベルト26によって
形成される下流側搬送部へ搬送され、排出部27より排
出される。この排出部27より排出された被写体Sは順
次排出トレイ28に積載される。
【0020】また、上流側搬送部と下流側搬送部との間
には互いに平行なガイドガラス22によって構成された
撮影部21が配置されている。該撮影部21の後方には
被写体Sを照明する一対の照明ランプ29、撮影光路を
規制するスリット30及び撮影レンズ47、シャッタ4
8、後述するフィルムFの移送機構を有するカメラ部4
0が配設されており、該撮影部21を通過する被写体S
のイメージ情報を該カメラ部40内のフィルムFにスリ
ット露光するようになっている。
【0021】該カメラ部40には、フィルムFの移送機
構として、第1軸41に装着された供給リール42と第
2軸43に装着された巻き取りリール44、ガイドロー
ラ45及びフィルムFを駆動するキャプスタンローラ4
6が配設されている。該キャプスタンローラ46は後述
する回転検知手段を備えており、回転量を検知すること
によりフィルムFの移送量を検知することが可能であ
る。
【0022】カメラ部40内のフィルム移送は撮影装置
本体11からの駆動によって行われる。49は該カメラ
部40に設けられたギア等の駆動伝達部であり、31は
装置本体11側のフィルム駆動伝達部である。
【0023】図2及び図3はカメラ部40の構成を示す
ものであるが、カメラ部40のフィルム収納部50に
は、前述のフィルム移送機構が配設され、遮光性を有す
る蓋体51がヒンジ部52を介して開閉自在に取り付け
られている。また、フィルム収納部50には周縁に蓋体
51の形状に合わせた遮光壁53を有している。カメラ
部40の前面中央には蓋体レバー54が設けられ、該蓋
体開放レバー54にはフック部54aが一体に形成され
ており、該フック部54aが蓋体51の一部に設けられ
た突起部51aと係脱するようになっている。
【0024】カメラ部40の前端両側面部には後述する
遮蔽部材56をスライドするために窓穴57が形成され
ている。
【0025】ここで図4、図5は蓋体51のロック機構
の詳細を示すものである。図において、蓋体開放レバー
54はフック部54aと一体にストッパー部54bが形
成され、コイルバネ55により係合方向に付勢されてい
る。また、56は蓋体開放レバー54の遮断部材で、そ
の一部には該ストッパー部54bが通過できる切り欠き
部56aが設けられている。
【0026】図6、図7は前記ロック機構を作動させる
駆動機構を示す。図6、7において60及び70は装置
本体側に配設されたソレノイドで、それぞれのプランジ
ャ61及び71の後端には可動ピン62及び72が一体
に形成されており、通電されてプランジャ61または7
1を吸引すると、可動ピン62または72が押し出さ
れ、カメラ部40の窓穴57を通して遮断部材56を左
方向または右方向にスライドさせるようになっている。
また、プランジャ61及び71の先端には可動ピンの位
置復帰用のコイルバネ63及び73が介装されている。
【0027】以上の構成においてカメラ部40の蓋体に
ロックをするときはソレノイド60を駆動して可動ピン
62がカメラ部40の側面部に設けられた窓穴57を通
して遮断部材56を図6に示すように左方向に移動させ
る。この移動状態で、蓋体開放レバー54のストッパー
54bと遮断部材56によって蓋体開放レバー54の動
きが規制されるので、蓋体51がロックされる。
【0028】一方、カメラ部40の蓋体のロックを解除
するときにはソレノイド70を駆動することによって可
動ピン72が図7のように遮断部材56を右方向に移動
させる。この移動状態で、蓋体開放レバー54のストッ
パー部54bが遮断部材56から外れるので蓋体開放レ
バー54の動きが自由になり、蓋体51のロックが解除
される。
【0029】図8は撮影装置本体11を作動制御するた
めのコントロール部126の斜視図を示す。同図におい
てコントロール部126はキーボード127及びディス
プレイ128より構成され、撮影装置本体11のCPU
と電気的に結合されており、キーボード127よりのキ
ー操作でCPUを介して撮影装置本体11を制御してい
る。
【0030】図9はカメラ部40とフィルム搬送量計測
手段の内部概略構成図である。カメラ部40は前述のよ
うに投影レンズ47、キャプスタンローラ46、シャッ
タ48、を有し、未露光フィルムを巻き付けた供給リー
ル42から送り出されたフィルムFはキャプスタンロー
ラ46の位置で投影レンズ47及びシャッタ48により
結像された被写体画像が露光され、巻き取りリール44
へ巻き取られる。このキャプスタンローラ46はフィル
ム駆動モータと連結されており被写体の搬送スピードに
対して縮率を掛け合わせたスピードでフィルムFを移送
することにより、縮小投影された画像とフィルムが同期
するようにキャプスタンローラ46の回転数を設定す
る。
【0031】前記シャッタ48は図示されないソレノイ
ドと連結され、矢印cまたはd方向へ作動することによ
り被写体画像をフィルムF上に投影したり、その投射光
を遮光することができる。
【0032】キャプスタンローラ46はフィルムの移送
量を計測する手段としてのフィルムエンコーダー205
に接続されていて、センサ210からはフィルムの移送
量に応じたパルスが発生されてフィルム搬送量計測手段
に接続されている。
【0033】図10は本発明で使用される長尺状のマイ
クロフィルムFに画像が撮影されているところの斜視図
である。
【0034】図11は撮影装置本体11を作動するため
の制御回路ブロック図である。
【0035】キーボード201及びディスプレイ202
を有するコントロール部203は撮影装置11内のCP
U204に接続され、CPU204は記憶部205、制
御部206、演算部207から構成されている。CPU
204はフィルム駆動制御回路208、フィルム搬送量
計測回路210、ソレノイド駆動回路212、LED制
御回路213に接続されており、これらの回路を介して
さらに、フィルム駆動モータ209、フィルムエンコー
ダー211、ロックソレノイド60、アンロックソレノ
イド70、マーク用LED214に接続されている。
【0036】第1の前提例では、長尺状のマイクロフィ
ルムに画像を撮影開始前のすでに外光によって露光され
ている部分をリーダー送りしているときにこれをキャン
セルした際において、図3に示すロック解除用ソレノイ
ド70を駆動する等して図7のように遮断部材を右方向
に移動させてカメラ部蓋体51のロック機構を解除状態
にする例を示す。
【0037】これはたとえば、誤って厚みが違う等の異
なったフィルムをセットしてリーダー送りが始まってし
まったときに、前述したようにこれを中断してカメラ蓋
体51の蓋体開放レバー54を遮断部材56で遮断しな
いようにしたものである。
【0038】図12は通常の撮影を行ったフィルム先端
部分を示し図13は第1の前提例を示すフィルムの例で
ある。図12においてフィルムの先端部は先端300か
ら部分又は個所301あたりまではフィルム装填の際に
外光によって露光されてしまっているので、まず、リー
ダー送りによって、未露光で画像の撮影が可能な302
までフィルム移送をしてから画像303あるいはマーク
304の撮影を開始する。従って図12のようにフィル
ムの先端部分には画像が撮影されていないフィルム部3
00から302が存在するが、マイクロフィルム撮影は
縮小率が非常に高いため、このリーダー送りには多くの
時間がかかる。リーダー送りが終了すると撮影が可能に
なるのでカメラ蓋体51の蓋体開放レバー54は遮断部
材56によってロックされ、カメラ蓋体51が開放でき
ないようになる。斜線で示した部分は外光によって露光
されたところである。
【0039】図13において、フィルム先端300から
リーダー送りを開始した後でフィルム厚み等の間違いに
気がついて、フィルム移送が302に達しないときに、
キーボード127からリーダー送り中断の指示をして3
05でフィルム移送が停止したとする。このときフィル
ム上の305の位置は図13に示すようにすでに外光に
よって露光されているので画像の撮影はできない。そこ
で、リーダー送りを中断したときには撮影が不可能にな
っていてカメラ蓋体51の蓋体開放レバー54は遮断部
材56によって遮断されないでカメラ蓋体51は開放で
きる状態になる。
【0040】一連の動作を図14のフローチャートで説
明する。
【0041】まずステップ400でカメラ部40に長尺
状のフィルムを装填し、401でカメラ部蓋体51を閉
じる。次に、402でコントロール部126のキーボー
ド127からリーダー送りの指示をすると403でフィ
ルム駆動制御回路208によりフィルム駆動モータ20
9を駆動してフィルム移送を開始する。このとき、40
4でキーボード127からリーダーキャンセルの要求を
確認して、要求が無ければ、405でフィルムエンコー
ダー205からのパルスをフィルム移送量計測回路21
0にて計測し、406でまだ所定のリーダー分の距離を
移送していなければ404から406を繰り返す。40
6で所定の距離に達していれば407でリーダー送りを
停止し、408で蓋体開放レバー54をロックして蓋体
開放できないようにした後、409で撮影が開始できる
ようになる。404でキーボード127よりリーダー送
りをキャンセルする指示がなされたときには410でフ
ィルム移送を中止し、411でカメラ部蓋体開放レバー
54がすでにロックされているときには412でカメラ
部蓋体開放レバー54のロックを解除して413で撮影
を禁止にする。
【0042】以上説明したような構成にすることによっ
て、本前提例では撮影開始前のリーダー送りをキャンセ
ルしたときには、カメラ部蓋体のロックが開放されてい
て撮影もできない状態になっているので、間違って外光
によりすでに露光されているところに画像を撮影してし
まうことが防止できる。
【0043】[第2の前提例] 図15〜18は本発明の第2の前提例を示す。
【0044】第2の前提例では長尺状のマイクロフィル
ム画像の撮影が終了した後、フィルムをカメラ部40か
ら取り出す際に撮影された画像が外光によって露光され
ないようにするためのトレーラー送りをするとき、これ
をキャンセルしたときのカメラ部蓋体51のロック機構
を制御する例を示す。
【0045】これは例えば、まだ撮影したい被写体が残
っているのにトレーラー送りを開始してしまったとき
に、フィルムと時間を無駄にしないためにも、これを中
断してカメラ蓋体51の蓋体開放レバー54を遮断部材
56で遮断しておいて、撮影が継続できるようにしたも
のである。
【0046】図15は通常の撮影を行ったフィルムの中
央部から撮影終了部分を示し、図16、17は第2の前
提例を示すフィルムの例である。図15においてフィル
ム中央部は連続して画像が撮影されており、撮影終了部
においては306まで画像を撮影してからフィルム送り
を停止して撮影を終了している。このときはまだ306
以降のフィルムは露光されていない。
【0047】図16は撮影終了後に308までトレーラ
ー送りをした後、カメラ部40からフィルムを取りだし
たために撮影終了部以降の307から308までが外光
によって露光されているフィルムの例を示す。図16に
おいては最終画像304の付近は外光の影響がなく正常
露光された画像が記録されている。
【0048】撮影終了後にトレーラー送りを開始したが
309までフィルムを送ってから、これを中断してフィ
ルムを取りだしたときの例が図17である。この例では
撮影が終了してからのフィルム移送量が足りないままに
外光にさらしたので最終画像310が外光によって露光
されてしまい正常な画像ではなくなってしまっている。
この状態を防止するのが第2の前提例であり、これを図
18のフローチャートを使って説明する。
【0049】まず420で被写体の画像を撮影し421
で撮影の終了を待つ。被写体の撮影が終了したら422
でフィルムの移送を停止し、423でコントロール部1
26のキーボード127からトレーラー送りの指示をす
ると、424でフィルム駆動制御回路208によりフィ
ルム駆動モータ209を駆動してフィルム移送を開始す
る。
【0050】425でキーボード127からトレーラ送
りキャンセルの要求がなければ、426でフィルムエン
コーダー205からのパルスをフィルム移送量計測回路
210にて計測し、427でまだ所定のトレーラ分の距
離を移送していなければ425から427を繰り返す。
427で所定の距離に達していれば428でトレーラー
送りを停止し、429で蓋体開放レバー54をアンロッ
クして蓋体のロックを開放してから、430で撮影を終
了する。425でキーボード127よりトレーラー送り
をキャンセルする指示がなされたときには431でフィ
ルム移送を中止し、432でカメラ部蓋体開放レバー5
4がまだロックされていなければ433でカメラ部蓋体
開放レバー54をロックして、434ではさらに撮影を
継続する。
【0051】以上説明したように、このような構成にす
ることによって、本前提例では撮影終了後のトレーラ送
りをキャンセルしたときにはカメラ部蓋開放レバー54
がロックされているので、その状態で間違ってカメラ部
蓋体を開放してしまうことによって撮影済の画像を外光
で露光してしまうという問題が防止され、撮影を正常に
継続することもできる。
【0052】[第3の前提例] 図19〜22は本発明の第3の前提例を示す。
【0053】第3の前提例では長尺状のマイクロフィル
ム画像の撮影を一時中止し、画像と次の画像との間を空
けるためのフィルムのスペース送りをするとき、これを
キャンセルした際のカメラ部蓋体51のロック機構を制
御する例を示す。
【0054】これは例えば、まだ連続して撮影したい被
写体が有るのにスペース送りを開始してしまったときに
はフィルムと時間を無駄にしないためにも、これを中断
してカメラ蓋体51の蓋体開放レバー54を遮断部材5
6で遮断しておいて、撮影が継続できるようにしたもの
である。
【0055】図19は通常の撮影を行ったフィルムの中
央付近を示すが、図19においてフィルム中央部は連続
して画像が撮影されており、311までは画像310が
撮影されていてその後ろは未露光である。
【0056】図20では311まで被写体を撮影した
後、312までスペース送りをして撮影画像間隔を空
け、312から継続して正常に画像を撮影した例であ
る。
【0057】図21は311まで被写体を撮影した後、
スペース送りを開始したが313でこれを中断しカメラ
部40の蓋体51を一度開けてしまったため画像310
と313に外光の影響が出てしまった例である。
【0058】通常スペース送りをした後は撮影を継続す
るものであるが、スペース送りを中断したときにも蓋体
開放レバー54を遮断しておいて、撮影が正常に継続で
きるようにしたものである。この例を図22のフローチ
ャートを使って説明する。
【0059】まず440で被写体の画像を撮影し441
で被写体撮影の継続をする。もし、被写体の撮影を継続
しないときは442でフィルムの移送を停止し、443
でコントロール部126のキーボード127からスペー
ス送りの指示があれば、444でフィルム駆動制御回路
208によりフィルム駆動モータ209を駆動してフィ
ルム移送を開始する。445でキーボード127からス
ペース送りキャンセルの要求がなければ、446でフィ
ルムエンコーダー205からのパルスをフィルム移送量
計測回路210にて計測し、447ではまだ所定のスペ
ース距離を移送していなければ445から447を繰り
返す。447で所定の距離に達していれば448でスペ
ース送りを停止し、449で蓋体開放レバー54を遮蔽
して蓋体51をロックしておき、450でさらに撮影が
継続できる。
【0060】445でキーボード127よりスペース送
りをキャンセルする指示がなされたときには451でフ
ィルム移送を中止し、452でカメラ部蓋体開放レバー
54がロックされていなければ453でカメラ部蓋開放
レバー54をロックして、撮影を継続する。
【0061】以上説明したように、このような構成にす
ることによって、本前提例では撮影継続するときのスペ
ース送りをキャンセルしたときにはカメラ部蓋開放レバ
ー54がロックがされているので、その状態で間違って
カメラ部蓋体51を開放してしまうことによって撮影済
の画像を外光で露光してしまうあるいは外光により露光
しているフィルムに画像を撮影してしまうという問題が
防止され、撮影を正常に継続することができる。
【0062】なお、上記前提例においてリーダー送りや
トレーラー送りなどのフィルム移送をキャンセルしたと
きは、コントロール部126のディスプレイ128にキ
ャンセルされたことを表示するようにしても良い。
【0063】また、ここではスペース送りを例として挙
げたがスペース送りだけに限らず、フィルムの移送中に
これをキャンセルしたときは常に蓋体51をロック状態
にするようにすれば、間違って蓋体を開けてしまうこと
が防止できる。
【0064】[第1の実施例] 図23〜26は本発明の第1の実施例を示す。
【0065】本第1の実施例は長尺状のマイクロフィル
ム画像の撮影をマイクロフィルムの後端近傍まで行い、
撮影終了後にトレーラー送りをしたときの中断を禁止す
るようにしたもので、上記した前提例の構成部材と同じ
部材には同じ符号を付しその説明を省略する。
【0066】図23は通常の撮影を行ったフィルムの中
央部と後端部を示すが、図23においてフィルム中央部
は連続して画像が撮影されており、314まで来ると画
像310が撮影されたところで、フィルム終端近傍とな
って撮影を終了した。
【0067】フィルム終端付近になると、通常は撮影を
中止してトレーラー送りをしてからフィルムをカメラ部
40から取り出して現像することになる。このときのフ
ィルムの例が図24であるが、314以降の外光によっ
て露光された部分は斜線で表してある。
【0068】図25は撮影がフィルム後端近傍となって
からトレーラー送りを開始したが、撮影を忘れていた被
写体を撮影するためにトレーラー送り316でキャンセ
ルして、画像317、318を撮影してからフィルム送
りをしてフィルムを取りだし、現像した例である。外光
によって露光されてしまう部分は図24と同様である
が、画像317、318は図25のように異常露光され
た画像となってしまう。
【0069】第1の実施例において、前述のような問題
を発生させないようにした例を図26のフローチャート
を使って説明する。
【0070】まず460で被写体の画像を撮影し461
でフィルムの移送を続け、462で被写体撮影の継続を
する。もし、被写体の撮影を継続しないときは463で
フィルムの終端に近いことを判断し、フィルム終端付近
であれば464でフィルムの移送を停止し、トレーラー
送りの指示を待つ。465でコントロール部126のキ
ーボード127からトレーラ送りの指示をすると466
でフィルム駆動制御回路208によりフィルム駆動モー
タ209を駆動してトレーラー送りを開始する。467
でキーボード127からトレーラー送りキャンセルの要
求があってもフィルム送りを中止しない(473)で、
468でフィルムエンコーダー205からのパルスをフ
ィルム移送量計測回路210にて計測し、469でまだ
所定の距離を移送していなければ467から469を繰
り返す。469で所定の距離に達していれば470でト
レーラー送りを停止し、471で蓋体開放レバー54の
ロックを開放してから、472で撮影が終了することに
なる。
【0071】なお、第1の実施例においてフィルム移送
のキャンセルが禁止されているときに、キーボード12
7からキャンセルの指示が入力された際は、コントロー
ル部126のディスプレイ128にキャンセルが禁止さ
れていることを表示するようにしても良い。
【0072】以上説明したように、このような構成にす
ることによって、本実施例ではフィルムの後端近傍にお
いてトレーラー送りをしたときにはこれのキャンセルを
禁止することによって撮影終了後にフィルムを取りだし
たときに撮影済の画像が外光によって露光されてしまう
という問題が防止され、撮影を正常に継続することがで
きる。
【0073】[第2の実施例] 図27〜29は本発明の第2実施例を示す。
【0074】第2の実施例は長尺状のマイクロフィルム
を収納するカメラ部40が撮影装置本体11から着脱可
能な撮影装置においてリーダー送りをキャンセルしたと
きにはカメラ部40を撮影装置本体から自動的に排出す
るようにしたものである。
【0075】図27はカメラ部を2つ持ち、着脱が可能
な記録部と駆動部の斜視図である。同図においてカメラ
ユニット40a、40bはそれぞれ投影レンズ33a、
33b、連結ギア35aと36a、35bと36b及び
一対の位置決めリブ37a、37bを有している。この
位置決めリブ37a、37bとカメラシャーシ41に固
定されたカメラガイド42a、42b上にそれぞれ形成
された一対のガイド溝43a、43bとで記録部着脱手
段を構成し、カメラロック爪44a、44bによりカメ
ラユニット40a、40bは挿入状態において固定され
る。
【0076】固定されたカメラユニット40a、40b
の連結ギア35a、35bは、カメラ駆動モータ45
a、45bと回転軸46a、46bを介して回転軸46
a、46bに固定された駆動ギア47a、47bとそれ
ぞれ連結されており、駆動モータ45a、45bを作動
させることにより、カメラユニット40a、40bの中
にセットされたフィルムFを移送することができるよう
になっている。
【0077】また、カメラユニット40a、40bはカ
メラシャーシ41にセットされたとき、コネクター部4
8a、48bを図示されない本体側コネクターと結合さ
せ電気的な結合をすることができる。
【0078】第2の実施例を図28〜図29のフローチ
ャートを用いて説明する。
【0079】まず図28において通常のリーダー送りの
ときの様子を説明する。480でカメラ部40に長尺状
のフィルムを装填し、481でカメラ部蓋体51を閉じ
て、482でカメラ部40を撮影装置本体11に装着す
る。この時カメラ部40の蓋体開放レバー54はロック
解除状態である。次に、483でコントロール部126
のキーボード127からリーダー送りの指示をすると4
84でフィルム駆動制御回路208によりフィルム駆動
モータ209を駆動してフィルム移送を開始する。フィ
ルム移送開始後は485でフィルムエンコーダー205
からのパルスをフィルム移送量計測回路210にて計測
し、486で所定のリーダー送りの距離を移送するまで
485を繰り返す。486で所定の距離に達していれば
487でリーダー送りを停止し、488で蓋体開放レバ
ー54をロックして蓋体が開放できないようにした後、
489で撮影を開始する。
【0080】次に、図29のフローチャートによって第
2の実施例を説明する。
【0081】まず500でカメラ部40に長尺状のフィ
ルムを装填し、501でカメラ部蓋体51を閉じて、5
02でカメラ部40を撮影装置本体11に装着する。次
に、503でコントロール部126のキーボード127
からリーダー送りの指示をすると504でフィルム駆動
制御回路208によりフィルム駆動モータ209を駆動
してフィルム移送を開始する。505でキーボード12
7からリーダーキャンセルの要求がなければ、506で
フィルムエンコーダー205からのパルスをフィルム移
送量計測回路210にて計測し、507でまだ所定の距
離を移送していないときは505から507を繰り返
す。507で所定の距離に達していれば508でリーダ
ー送りを停止し、509で蓋体開放レバー54をロック
して蓋体が開放できないようにした後、510で撮影を
開始する。
【0082】505でキーボード127よりリーダー送
りをキャンセルする指示がなされたときには511でフ
ィルム移送を中止し、512でカメラ部蓋体開放レバー
54がロックされていないことを確認し、ロックされて
いれば513でカメラ部蓋体開放レバー54をアンロッ
クにしたあと、514で撮影を禁止にしてから515で
カメラ部40を撮影装置本体11から排出する。このと
き撮影装置本体は撮影禁止の状態である。
【0083】以上説明したように、本実施例では撮影開
始前のリーダー送りをキャンセルしたときにはカメラ部
蓋体のロックが開放されていてさらにカメラ部を撮影装
置本体から自動的に排出するように構成したので、リー
ダー送りをキャンセルしたために撮影ができない状態で
あるということが明白となり、間違って外光によりすで
に露光されているところに画像を撮影してしまうことが
防止できる。
【0084】[第3の実施例] 図30〜31は本発明の第3の実施例を示す。
【0085】第3の実施例は長尺状のマイクロフィルム
を収納するカメラ部40が撮影装置本体11から着脱可
能な撮影装置においてトレーラ送りが終了したらカメラ
部40を自動的に排出するが、前述のような理由でトレ
ーラ送りをキャンセルしたときにはカメラ部40を排出
しないようにしたものである。
【0086】第2の実施例と同じ構成の撮影装置におけ
る第6の実施例を図30〜31のフローチャートを用い
て説明する。
【0087】まず、図30によって通常のトレーラー送
りをしたときの様子を説明する。520で被写体の画像
を撮影し521で撮影の終了を待つ。被写体の撮影が終
了したら522でフィルムの移送を停止し、523でコ
ントロール部126のキーボード127からトレーラー
送りの指示をすると524でフィルム駆動制御回路20
8によりフィルム駆動モータ209を駆動してフィルム
移送を開始する。525でフィルムエンコーダー205
からのパルスをフィルム移送量計測回路210にて計測
し、526でまだ所定の距離を移送していなければ52
5を繰り返す。526で所定の距離に達していれば52
7でトレーラー送りを停止し、528で蓋体開放レバー
54をアンロックして蓋体のロックを開放してから、5
29でカメラ部40を撮影装置本体11より排出して、
530で撮影を終了する。カメラ部40を排出すること
によって撮影が終了したことがわかる。
【0088】次に、図31のフローチャートによって第
3の実施例を説明する。
【0089】まず540で被写体の画像を撮影し541
で撮影の終了を待つ。被写体の撮影が終了したら542
でフィルムの移送を停止し、543でコントロール部1
26のキーボード127からトレーラー送りの指示をす
ると544でフィルム駆動制御回路208によりフィル
ム駆動モータ209を駆動してフィルム移送を開始す
る。545でキーボード127からトレーラー送りのキ
ャンセルの要求がなければ、546でフィルムエンコー
ダー206からのパルスをフィルム移送量計測回路21
0にて計測し、547でまだ所定の距離を移送していな
ければ545から547を繰り返す。547で所定の距
離に達していれば548でトレーラー送りを停止し、5
49で蓋体開放レバー54をアンロックして蓋体のロッ
クを開放してから、550でカメラ部40を撮影装置本
体11から排出し、551で撮影を終了する。545で
キーボード127よりトレーラー送りをキャンセルする
指示がなされたときには552でフィルム移送を中止
し、553でカメラ部蓋開放レバー54がすでにロック
されていなければ554でカメラ部蓋体開放レバー54
をロックしてカメラ部を排出しないで、555で撮影を
継続する。このときカメラ部40は撮影継続可能な状態
である。
【0090】ここではトレーラー送りを例に挙げたがス
ペース送り等の撮影を継続するフィルム移送のキャンセ
ルをしたときも同じ様な構成にすることができる。
【0091】以上説明したように、本実施例では撮影終
了後のトレーラ送りをキャンセルしたときにはカメラ部
蓋体がロックされていてさらにカメラ部を撮影装置本体
から排出しないように構成したので、トレーラ送りをキ
ャンセルしても撮影が継続できることがわかり、撮影が
終了してしまったと誤認識することが防止できる。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、2また
は3に係わる発明によれば、長尺状のマイクロフィルム
の撮影がフィルム終端付近になってからトレーラー送り
をしたときにはトレーラー送りのキャンセルを禁止する
ことによって撮影した画像が外光によって露光してしま
うことが防止できるという効果がある。
【0093】請求項4に係わる発明によれば、リーダ送
りをキャンセルした時には、遮光蓋体を閉状態に保持し
てカメラ部等の記録媒体収納部を排出するので、遮光蓋
体のロック、アンロックのみならず、カメラ等の記録媒
体収納部を自動排出するようにしたので、リーダ送りを
キャンセルしたために撮影ができない状態であるという
ことが明白になり、間違って外光によりすでに露光され
ているところの画像を撮影してしまうことが防止でき
る。
【0094】請求項5に係わる発明によれば、トレーラ
送りが終了していると、カメラ等の記録媒体収納部が自
動排出され、蓋体を開くことができ、トレーラ送りの中
断では、カメラ等の記録媒体収納部の自動排出が禁止さ
れ、また蓋体も開かないので撮影を継続することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の前提となる技術を示す第1前提例の撮
影装置の概略構成図である。
【図2】図1の撮影装置のカメラ部の斜視図である。
【図3】図2のカメラ部の蓋体を開いたときの斜視図で
ある。
【図4】図2のカメラ部のロック機構を示す要部断面図
である。
【図5】図2のカメラ部のロック機構を示す要部斜視図
である。
【図6】図2のカメラ部のロック作動状態を示す要部断
面図である。
【図7】図2のカメラ部のロック非作動状態を示す要部
断面図である。
【図8】図1の撮影装置のコントロール部斜視図であ
る。
【図9】図2のカメラ部のフィルム搬送量検知部を示す
斜視図である。
【図10】本発明で使用されるフィルムに画像が撮影さ
れる例である。
【図11】図1の撮影装置を作動するための制御回路の
ブロック図である。
【図12】第1の前提例の通常撮影時のフィルム先端部
を表す図である。
【図13】第1の前提例のフィルム先端部の説明をする
図である。
【図14】第1の前提例を説明するためのフローチャー
トである。
【図15】第2の前提例の通常撮影時の撮影終了部を表
す図である。
【図16】第2の前提例の撮影終了部の説明をする図で
ある。
【図17】第2の前提例のトレーラ中断時の撮影終了部
の説明図である。
【図18】本発明に係る第2の前提例を説明するための
フローチャートである。
【図19】第3の前提例の通常撮影時の撮影終了部を表
す図である。
【図20】第3の前提例のスペース送り時の撮影終了部
の説明図である。
【図21】第3の前提例のスペース送り中断時の撮影終
了部の図である。
【図22】第3の前提例を説明するためのフローチャー
トである。
【図23】本発明に係る第1の実施例の通常撮影時の撮
影終了部を表す図である。
【図24】本発明に係る第1の実施例のトレーラ送り後
の撮影終了部の説明図である。
【図25】本発明に係る第1の実施例のトレーラ送り中
の撮影終了部の説明図である。
【図26】本発明に係る第1の実施例を説明するための
フローチャートである。
【図27】本発明に係る第2の実施例の着脱カメラユニ
ットの構成図である。
【図28】本発明に係る第2の実施例を説明するための
フローチャートである。
【図29】本発明に係る第2の実施例を説明するための
フローチャートである。
【図30】本発明に係る第3の実施例の通常トレーラ送
りを説明するためのフローチャートである。
【図31】本発明に係る第3の実施例のトレーラ送り中
止時の例を説明するためのフローチャートである。
【図32】本発明に係る従来例の撮影装置の概略断面図
である。
【符号の説明】
F…マイクロフィルム 11…装置本体 40…カメラ部 46…キャプスタンロ
ーラ 50…フィルム収納部 54…蓋体開放レバー 55…コイルバネ 56…遮断部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−313739(JP,A) 特開 平5−273642(JP,A) 特開 平4−104133(JP,A) 特開 平4−93931(JP,A) 特開 平4−66923(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 27/32

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺状の記録媒体に画像情報を撮影可能
    な画像情報撮影手段と、長尺状の記録媒体を移送する手
    段と、遮光された開閉自在の蓋体を備えた記録媒体収納
    部と、該記録媒体収納部に該蓋体の開閉を保持する保持
    機構とを持つ撮影装置において、 長尺状の記録媒体の媒体移送を中断する手段を有し、記
    録媒体終端部の移送中に媒体移送の中断を許可しないこ
    とを特徴とする撮影装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記中断を許可しな
    いことを表示する手段を有することを特徴とする撮影装
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記記録媒体終端部
    の移送が終了してから媒体収納部の遮光蓋体を自動的に
    開状態保持することを特徴とする撮影装置。
  4. 【請求項4】 長尺状の記録媒体に画像情報を撮影可能
    な画像情報撮影手段と、長尺状の記録媒体を移送する手
    段と、遮光された開閉自在の蓋体を備えた記録媒体収納
    部を有し、長尺状の記録媒体の媒体移送を中断する手段
    と、該記録媒体収納部に該蓋体の開閉を保持する保持機
    構とを持つ撮影装置において、 記録媒体を収納する該記録媒体収納部を該撮影装置本
    体から着脱可能とする記録媒体収納部着脱手段を有し、
    撮影開始前の媒体先端部を移送中に媒体移送を中断した
    ときには記録媒体収納部の遮光蓋体を状態に保持する
    と共に、該記録媒体収納部を該撮影装置本体から自動的
    に離脱することを特徴とする撮影装置。
  5. 【請求項5】 長尺状の記録媒体に画像情報を撮影可能
    な画像情報撮影手段と、長尺状の記録媒体を移送する手
    段と、遮光された開閉自在の蓋体を備えた記録媒体収納
    部を有し、長尺状の記録媒体の媒体移送を中断する手段
    と、該記録媒体収納部に該蓋体の開閉を保持する保持機
    構を持つ撮影装置において、 該記録媒体を収納する該記録媒体収納部を該撮影装置本
    体から着脱可能とする記録媒体収納部着脱手段を有し、
    撮影終了後の媒体の移送が終了した場合には、記録媒体
    収納部の遮光蓋体を自動的に開状態に保持すると共に、
    該記録媒体収納 部を該撮影装置本体から自動的に離脱
    し、撮影終了後の媒体の移送中に媒体移送を中断した場
    合には、該記録媒体収納部の遮光蓋体を閉状態に保持す
    ると共に該記録媒体収納部を該撮影装置本体から離脱し
    ないことを特徴とする撮影装置
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