JPH04313739A - 撮影装置 - Google Patents
撮影装置Info
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- JPH04313739A JPH04313739A JP10513591A JP10513591A JPH04313739A JP H04313739 A JPH04313739 A JP H04313739A JP 10513591 A JP10513591 A JP 10513591A JP 10513591 A JP10513591 A JP 10513591A JP H04313739 A JPH04313739 A JP H04313739A
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- Japan
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- film
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- feeding
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- camera
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 21
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 9
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000007723 transport mechanism Effects 0.000 description 3
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 3
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Projection-Type Copiers In General (AREA)
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
- Cameras In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば長尺状のマイク
ロフイルム等の感光性を有するフイルムに被写体のイメ
ージ情報を順次撮影記録する撮影装置に関するものであ
る。
ロフイルム等の感光性を有するフイルムに被写体のイメ
ージ情報を順次撮影記録する撮影装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、前述のような撮影装置の代表例と
して、平床式カメラ、輪転式カメラ等がある。これらの
撮影装置には前記フイルムを収納、装填するためのフイ
ルム収納部を備えたカメラ部が存在する。このカメラ部
は装置本体に組み込まれたものもあるが、フイルム装填
時の操作性の良さや撮影する被写体の種類や撮影倍率の
違いに応じて多数のフイルムに写し分けが容易に行える
ように装置本体より着脱可能なユニットタイプ(以下、
「カメラユニット」という)もある。
して、平床式カメラ、輪転式カメラ等がある。これらの
撮影装置には前記フイルムを収納、装填するためのフイ
ルム収納部を備えたカメラ部が存在する。このカメラ部
は装置本体に組み込まれたものもあるが、フイルム装填
時の操作性の良さや撮影する被写体の種類や撮影倍率の
違いに応じて多数のフイルムに写し分けが容易に行える
ように装置本体より着脱可能なユニットタイプ(以下、
「カメラユニット」という)もある。
【0003】このカメラユニットのフイルム収納部には
、その全面を覆う遮光性の蓋体が開閉自在に設けられて
いて、この蓋体を開閉することによりフイルムの装填及
び取出し等を行うようになっている。このため、フイル
ム(オープンリール)の装填、取出し時にはフイルムが
外光にさらされるので、この外光によるフイルムの画像
部へのカブリ(露光)を防止するために、フイルム装填
後の撮影開始前にはリーダー送り及び撮影終了後のフイ
ルム取出し前にはトレーラー送りを行い、フイルムを一
定量空送りすることにより、撮影画像を保護する必要が
ある。
、その全面を覆う遮光性の蓋体が開閉自在に設けられて
いて、この蓋体を開閉することによりフイルムの装填及
び取出し等を行うようになっている。このため、フイル
ム(オープンリール)の装填、取出し時にはフイルムが
外光にさらされるので、この外光によるフイルムの画像
部へのカブリ(露光)を防止するために、フイルム装填
後の撮影開始前にはリーダー送り及び撮影終了後のフイ
ルム取出し前にはトレーラー送りを行い、フイルムを一
定量空送りすることにより、撮影画像を保護する必要が
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述従来例
、特にカメラ部が装置本体より着脱可能な撮影装置にお
いては、複数のカメラユニットを本体に入れ替えて使用
する機会が増えるので、オペレーターが個々のカメラユ
ニットに関してリーダー送り及びトレーラー送りの操作
や確認等の管理を忘れたり、カメラユニットを本体から
取り出した後の保管上の問題がある。すなわち、例えば
フイルム装填後、一度本体に装着してリーダー送りを行
ったカメラユニットを未撮影のまま本体より取り出した
場合や撮影終了後又は撮影途中でトレーラー送りを行わ
ずにカメラユニットを本体から取り出した場合には、そ
の後、誤ってカメラユニットの蓋を開けてしまう恐れが
あるので、そのような場合にはフイルムを無駄にしたり
、それまでの撮影済の画像を損なってしまうという重大
な問題が生じる。
、特にカメラ部が装置本体より着脱可能な撮影装置にお
いては、複数のカメラユニットを本体に入れ替えて使用
する機会が増えるので、オペレーターが個々のカメラユ
ニットに関してリーダー送り及びトレーラー送りの操作
や確認等の管理を忘れたり、カメラユニットを本体から
取り出した後の保管上の問題がある。すなわち、例えば
フイルム装填後、一度本体に装着してリーダー送りを行
ったカメラユニットを未撮影のまま本体より取り出した
場合や撮影終了後又は撮影途中でトレーラー送りを行わ
ずにカメラユニットを本体から取り出した場合には、そ
の後、誤ってカメラユニットの蓋を開けてしまう恐れが
あるので、そのような場合にはフイルムを無駄にしたり
、それまでの撮影済の画像を損なってしまうという重大
な問題が生じる。
【0005】一方、従来より不用意にカメラユニットの
蓋を開けることのないように、蓋に鍵によるロック手段
を設けたものもあるが、通常のフイルムの装填、取出し
時の蓋の開閉操作が煩わしくなったり、鍵を紛失してし
まうという問題があるので好ましくない。また、このよ
うな鍵を設けたところで、本体より取り出したカメラユ
ニットがリーダー送り及びトレーラー送りが完了済であ
るか否かをオペレーターに認識させることは不可能であ
る。
蓋を開けることのないように、蓋に鍵によるロック手段
を設けたものもあるが、通常のフイルムの装填、取出し
時の蓋の開閉操作が煩わしくなったり、鍵を紛失してし
まうという問題があるので好ましくない。また、このよ
うな鍵を設けたところで、本体より取り出したカメラユ
ニットがリーダー送り及びトレーラー送りが完了済であ
るか否かをオペレーターに認識させることは不可能であ
る。
【0006】本発明は、前述従来例の問題点に鑑み、安
全性と取扱い性に優れた着脱可能なカメラユニットを備
えた撮影装置を提供することを目的とする。
全性と取扱い性に優れた着脱可能なカメラユニットを備
えた撮影装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明の撮影装置は装置本体から着脱可能なカメ
ラユニットのフイルム収納部の蓋体に開閉ロック機構を
設け、カメラユニットを本体へ装着した後、該ロック機
構はフイルムリーダー送り終了の検知信号に基づいて作
動し、フイルムトレーラー送り終了の検知信号に基づい
て解除される用にしたものである。また、該ロック機構
の作動、解除は装置本体に設けられた駆動手段によって
行ってもよい。また、該ロック機構の作動、解除は該フ
イルム収納部に設けられた駆動手段によって行ってもよ
い。また、該フイルム収納部に該ロック機構の作動、解
除状態及びフイルムリーダー送り、フイルムトレーラー
送りの実行終了を表示する表示手段を設けることが好ま
しい。
めに、本発明の撮影装置は装置本体から着脱可能なカメ
ラユニットのフイルム収納部の蓋体に開閉ロック機構を
設け、カメラユニットを本体へ装着した後、該ロック機
構はフイルムリーダー送り終了の検知信号に基づいて作
動し、フイルムトレーラー送り終了の検知信号に基づい
て解除される用にしたものである。また、該ロック機構
の作動、解除は装置本体に設けられた駆動手段によって
行ってもよい。また、該ロック機構の作動、解除は該フ
イルム収納部に設けられた駆動手段によって行ってもよ
い。また、該フイルム収納部に該ロック機構の作動、解
除状態及びフイルムリーダー送り、フイルムトレーラー
送りの実行終了を表示する表示手段を設けることが好ま
しい。
【0008】
【作用】以上の構成の撮影装置は、フイルムリーダー送
り終了及びフイルムトレーラー送り終了の各検知信号に
基づいてロック機構の作動及び解除がそれぞれ行われる
ので、安全性と取り扱い性に優れたカメラユニットにす
ることができる。また、カメラユニットを本体から取り
出した場合においても、該ロック機構の作動状態(蓋体
が開くか否か)、あるいは作動状態を表示する表示手段
を設けることにより、オペレーターにリーダートレーラ
ー送りが完了済であるか否かを認識させることができる
。
り終了及びフイルムトレーラー送り終了の各検知信号に
基づいてロック機構の作動及び解除がそれぞれ行われる
ので、安全性と取り扱い性に優れたカメラユニットにす
ることができる。また、カメラユニットを本体から取り
出した場合においても、該ロック機構の作動状態(蓋体
が開くか否か)、あるいは作動状態を表示する表示手段
を設けることにより、オペレーターにリーダートレーラ
ー送りが完了済であるか否かを認識させることができる
。
【0009】
【実施例】本発明の第1実施例を図1ないし図7に基づ
いて説明する。図示例は、撮影装置としての輪転式カメ
ラで、シート状被写体のイメージ情報を長尺フイルムに
順次撮影記録するものである。図1において、撮影装置
本体11の給紙部12の載置板13上に置かれたシート
状被写体Sは給紙ローラ14と分離ローラ15によって
1枚ずつ分離されて給紙される。給紙された被写体Sは
第1ローラ16,17と第2ローラ19,19a、テン
ションローラ18及び搬送ベルト20によって形成され
る上流側搬送部を通過した後、第3ローラ23,23a
、排出ローラ25、テンションローラ24及び搬送ベル
ト26によって形成される下流側搬送部へ搬送され、排
出部27より排出される。この排出部27より排出され
た被写体Sは順次排出トレイ28に積載される。
いて説明する。図示例は、撮影装置としての輪転式カメ
ラで、シート状被写体のイメージ情報を長尺フイルムに
順次撮影記録するものである。図1において、撮影装置
本体11の給紙部12の載置板13上に置かれたシート
状被写体Sは給紙ローラ14と分離ローラ15によって
1枚ずつ分離されて給紙される。給紙された被写体Sは
第1ローラ16,17と第2ローラ19,19a、テン
ションローラ18及び搬送ベルト20によって形成され
る上流側搬送部を通過した後、第3ローラ23,23a
、排出ローラ25、テンションローラ24及び搬送ベル
ト26によって形成される下流側搬送部へ搬送され、排
出部27より排出される。この排出部27より排出され
た被写体Sは順次排出トレイ28に積載される。
【0010】一方、上流側搬送部と下流側搬送部との間
には互いに平行なガイドガラス22によって構成された
撮影部21が配設されている。該撮影部21の後方には
被写体Sを照明する一対の照明ランプ29、撮影光路を
規制するスリット30及び撮影レンズ47、シャッタ4
8、後述するフイルムFの移送機構を有するカメラ部4
0が配設されており、該撮影部21を通過する被写体S
のイメージ情報を該カメラ部40内のフイルムFにスリ
ット露光するようになっている。該カメラ部40には、
フイルムFの移送機構として、第1軸41に装着された
供給リール42と第2軸43に装着された巻取りリール
44、ガイドローラ45及びフイルムFを駆動するキャ
プスタンローラ46が配設されている。該キャプスタン
ローラ46は回転検知手段(不図示)を備えており、回
転量を検知することによりフイルムFの移送量を検知す
ることが可能である。また、該カメラ部40は装置本体
11より着脱可能となっており、カメラ部40内のフイ
ルム移送は装置本体11からの駆動によって行われる。 なお、49は該カメラ部40の一部に設けられたギヤ等
の駆動連結部であり、31は装置本体11側に設けられ
たカメラ駆動伝達部である。
には互いに平行なガイドガラス22によって構成された
撮影部21が配設されている。該撮影部21の後方には
被写体Sを照明する一対の照明ランプ29、撮影光路を
規制するスリット30及び撮影レンズ47、シャッタ4
8、後述するフイルムFの移送機構を有するカメラ部4
0が配設されており、該撮影部21を通過する被写体S
のイメージ情報を該カメラ部40内のフイルムFにスリ
ット露光するようになっている。該カメラ部40には、
フイルムFの移送機構として、第1軸41に装着された
供給リール42と第2軸43に装着された巻取りリール
44、ガイドローラ45及びフイルムFを駆動するキャ
プスタンローラ46が配設されている。該キャプスタン
ローラ46は回転検知手段(不図示)を備えており、回
転量を検知することによりフイルムFの移送量を検知す
ることが可能である。また、該カメラ部40は装置本体
11より着脱可能となっており、カメラ部40内のフイ
ルム移送は装置本体11からの駆動によって行われる。 なお、49は該カメラ部40の一部に設けられたギヤ等
の駆動連結部であり、31は装置本体11側に設けられ
たカメラ駆動伝達部である。
【0011】図2及び図3はカメラ部40の構成を示す
もので、カメラ部40のフイルム収納部50には、前述
のフイルム移送機構が配設され、遮光性を有する蓋体5
1がヒンジ部52を介して開閉自在に取り付けられてい
る。また、フイルム収納部50には周縁に蓋体51の形
状に合わせた遮光壁53を有している。カメラ部40の
前面中央には蓋体開放レバー54が設けられ、該蓋体開
放レバー54にはフック部54aが一体に形成されてお
り、該フック部54aが蓋体51の一部に設けられた突
起部51aが係脱するようになっている。なお、カメラ
部40の前端両側面部には後述する遮断部材56をスラ
イドするために窓穴57が形成されている。ここで、図
4及び図5は蓋体51のロック機構の詳細を示すもので
ある。図において、蓋体開放レバー54はフック部54
aと一体にストッパー部54bが形成され、コイルばね
55により係合方向に付勢されている。また、56は蓋
体開放レバー54の遮断部材で、その一部には該ストッ
パー部54bが通過できる切欠き部56aが設けられて
いる。
もので、カメラ部40のフイルム収納部50には、前述
のフイルム移送機構が配設され、遮光性を有する蓋体5
1がヒンジ部52を介して開閉自在に取り付けられてい
る。また、フイルム収納部50には周縁に蓋体51の形
状に合わせた遮光壁53を有している。カメラ部40の
前面中央には蓋体開放レバー54が設けられ、該蓋体開
放レバー54にはフック部54aが一体に形成されてお
り、該フック部54aが蓋体51の一部に設けられた突
起部51aが係脱するようになっている。なお、カメラ
部40の前端両側面部には後述する遮断部材56をスラ
イドするために窓穴57が形成されている。ここで、図
4及び図5は蓋体51のロック機構の詳細を示すもので
ある。図において、蓋体開放レバー54はフック部54
aと一体にストッパー部54bが形成され、コイルばね
55により係合方向に付勢されている。また、56は蓋
体開放レバー54の遮断部材で、その一部には該ストッ
パー部54bが通過できる切欠き部56aが設けられて
いる。
【0012】図6及び図7は前記ロック機構を作動させ
る駆動機構を示す。図において、60及び70は装置本
体側に配設されたソレノイドで、それぞれのプランジャ
61及び71の後端には可動ピン62及び72が一体に
形成されており、通電されてプランジャ61又は71を
吸引すると、可動ピン62又は72が押し出され、カメ
ラ部40の窓穴57を通して遮断部材56を左方向又は
右方向にスライドさせるようになっている。また、プラ
ンジャ61及び71の先端には復帰用のコイルばね63
及び73が介装されている。
る駆動機構を示す。図において、60及び70は装置本
体側に配設されたソレノイドで、それぞれのプランジャ
61及び71の後端には可動ピン62及び72が一体に
形成されており、通電されてプランジャ61又は71を
吸引すると、可動ピン62又は72が押し出され、カメ
ラ部40の窓穴57を通して遮断部材56を左方向又は
右方向にスライドさせるようになっている。また、プラ
ンジャ61及び71の先端には復帰用のコイルばね63
及び73が介装されている。
【0013】以上の構成の本実施例において、フイルム
収納部50にフイルムFを装填後、カメラ部40を装置
本体11に装着し、フイルムリーダー送り開始信号によ
りリーダー送りが開始され、キャプスタンローラ46に
設けられたエンコーダ等の回転検知手段によって、フイ
ルムFが所定量移送されたこと(フイルムリーダー送り
終了)を検知してソレノイド60が駆動される。ソレノ
イド60が駆動されると、可動ピン62がカメラ部40
の側面部に設けられた窓穴57を通して遮断部材56を
図6に示すように左方向に移動させる。この移動状態で
、蓋体開放レバー54のストッパー部54bと遮断部材
56によって蓋体開放レバー54の動きが規制されるの
で、蓋体51がロックされる。この状態でカメラ部40
を装置本体11より取り出した場合も蓋体51のロック
状態は維持される。
収納部50にフイルムFを装填後、カメラ部40を装置
本体11に装着し、フイルムリーダー送り開始信号によ
りリーダー送りが開始され、キャプスタンローラ46に
設けられたエンコーダ等の回転検知手段によって、フイ
ルムFが所定量移送されたこと(フイルムリーダー送り
終了)を検知してソレノイド60が駆動される。ソレノ
イド60が駆動されると、可動ピン62がカメラ部40
の側面部に設けられた窓穴57を通して遮断部材56を
図6に示すように左方向に移動させる。この移動状態で
、蓋体開放レバー54のストッパー部54bと遮断部材
56によって蓋体開放レバー54の動きが規制されるの
で、蓋体51がロックされる。この状態でカメラ部40
を装置本体11より取り出した場合も蓋体51のロック
状態は維持される。
【0014】一方、撮影終了後、カメラ部40を装置本
体11に装着状態でフイルムトレーラー送り開始信号に
より、トレーラー送りが開始され、キャプスタンローラ
46に設けられたエンコーダ等の回転検知手段によって
フイルムFが所定量移送されたこと(フイルムトレーラ
ー送り終了)を検知してソレノイド70が駆動される。 ソレノイド70が駆動されると、同様にして遮断部材5
6が右方向に動き図7に示す位置に移動する。この移動
状態で、ストッパー部54bは遮断部材56の切欠き部
56aを通過するので、蓋体開放レバー54が矢印方向
に摺動可能であり、そのため蓋体51のロックが解除さ
れる。本実施例においては、簡単な機構により、蓋体5
1のロックが可能であり、かつこのロック機構を作動・
解除するための駆動手段であるソレノイドを装置本体側
に配設できるので、カメラ部40をコンパクトにするこ
とが可能である。
体11に装着状態でフイルムトレーラー送り開始信号に
より、トレーラー送りが開始され、キャプスタンローラ
46に設けられたエンコーダ等の回転検知手段によって
フイルムFが所定量移送されたこと(フイルムトレーラ
ー送り終了)を検知してソレノイド70が駆動される。 ソレノイド70が駆動されると、同様にして遮断部材5
6が右方向に動き図7に示す位置に移動する。この移動
状態で、ストッパー部54bは遮断部材56の切欠き部
56aを通過するので、蓋体開放レバー54が矢印方向
に摺動可能であり、そのため蓋体51のロックが解除さ
れる。本実施例においては、簡単な機構により、蓋体5
1のロックが可能であり、かつこのロック機構を作動・
解除するための駆動手段であるソレノイドを装置本体側
に配設できるので、カメラ部40をコンパクトにするこ
とが可能である。
【0015】図8は本発明の第2実施例を示すものであ
る。説明を簡単にするために前述第1実施例と同一部分
には同一符号を付し、相違する点のみを説明する。前述
第1実施例が蓋体51のロック機構の作動・解除を行う
ための駆動を装置本体11に配設された駆動手段によっ
て行うのに対し、本実施例ではカメラ部40内に設けら
れた駆動手段によって行うようにしたものである。すな
わち、同図において、カメラ部40内には内部に永久磁
石を装備したソレノイド80が設けられ、該ソレノイド
80のプランジャ81には係合ピン82を介してフック
レバー83が支点83aを中心に回動自在に係合されて
いる。また、該フックレバー83の一部には復帰ばね8
4が連結され、そのフック部83bが蓋体51の一部に
設けられた突起部51aと係脱するようになっている。 その他の構成は前述第1実施例と同様である。
る。説明を簡単にするために前述第1実施例と同一部分
には同一符号を付し、相違する点のみを説明する。前述
第1実施例が蓋体51のロック機構の作動・解除を行う
ための駆動を装置本体11に配設された駆動手段によっ
て行うのに対し、本実施例ではカメラ部40内に設けら
れた駆動手段によって行うようにしたものである。すな
わち、同図において、カメラ部40内には内部に永久磁
石を装備したソレノイド80が設けられ、該ソレノイド
80のプランジャ81には係合ピン82を介してフック
レバー83が支点83aを中心に回動自在に係合されて
いる。また、該フックレバー83の一部には復帰ばね8
4が連結され、そのフック部83bが蓋体51の一部に
設けられた突起部51aと係脱するようになっている。 その他の構成は前述第1実施例と同様である。
【0016】以上の構成の本実施例は前述第1実施例と
同様に、フイルムリーダー送り終了の検知信号によって
ソレノイド80が通電されると、プランジャ81が吸引
されフックレバー83が支点83aを中心に回動し、フ
ック部83bが蓋体51の突起部51aに係合する。通
電後、電源をオフにしてもソレノイド80は内部の永久
磁石によってプランジャ81を吸引状態で保持できるの
で、蓋体51をロックすることが可能である。一方、フ
イルムトレーラ送り終了の検知信号に基づいて蓋体51
のロックを解除する場合は、吸引と逆のパルス電流をソ
レノイド80に印加することによって永久磁石によるプ
ランジャ81の保持力が打ち消され復帰ばね84によっ
てフックレバー83が回動し、蓋体51のロックが解除
される。なお、本実施例においては永久磁石を内蔵した
ソレノイド80を用いたが、通常のソレノイドを用いて
メカニカルな保持機構によってフックレバー83を保持
してもよい。本実施例によれば、ロックの作動・解除を
一つのソレノイドで行えるという利点がある。
同様に、フイルムリーダー送り終了の検知信号によって
ソレノイド80が通電されると、プランジャ81が吸引
されフックレバー83が支点83aを中心に回動し、フ
ック部83bが蓋体51の突起部51aに係合する。通
電後、電源をオフにしてもソレノイド80は内部の永久
磁石によってプランジャ81を吸引状態で保持できるの
で、蓋体51をロックすることが可能である。一方、フ
イルムトレーラ送り終了の検知信号に基づいて蓋体51
のロックを解除する場合は、吸引と逆のパルス電流をソ
レノイド80に印加することによって永久磁石によるプ
ランジャ81の保持力が打ち消され復帰ばね84によっ
てフックレバー83が回動し、蓋体51のロックが解除
される。なお、本実施例においては永久磁石を内蔵した
ソレノイド80を用いたが、通常のソレノイドを用いて
メカニカルな保持機構によってフックレバー83を保持
してもよい。本実施例によれば、ロックの作動・解除を
一つのソレノイドで行えるという利点がある。
【0017】図9及び図10は本発明の第3実施例を示
すものである。本実施例においてはカメラ部40の一部
に蓋体51のロック状態を表示する表示手段を設けたも
のである。すなわち、図9において90は液晶式ディス
プレイ等の表示器であり、前述両実施例におけるロック
機構の作動状態を表示(LOCK,RELEASE等)
することにより、オペレーターが目視で確認することが
可能である。また、フイルムリーダー送り、トレーラー
送りが完了済であるか否かも確認できる。その他の構成
については前述第1実施例と同様である。図10のブロ
ック図において、リーダー及びトレーラーの各スイッチ
91,92を押すと、フイルム送り駆動回路93が起動
されてフイルムがそれぞれ所定量送リ94をした後、リ
ーダー送り終了95及びトレーラー送り終了96を検知
する。この終了検知信号により各ソレノイドの駆動97
,98が行われると、そのときのロック状態が表示部駆
動回路99により表示器90に表示される。また、表示
器90の表示はカメラ部40を装置本体から取り出した
後、内蔵のバックアップ電源100によって保持される
。なお、表示器90の表示はロック機構の作動状態に限
らず、リーダー、トレーラーの各終了等の表示でもよい
。
すものである。本実施例においてはカメラ部40の一部
に蓋体51のロック状態を表示する表示手段を設けたも
のである。すなわち、図9において90は液晶式ディス
プレイ等の表示器であり、前述両実施例におけるロック
機構の作動状態を表示(LOCK,RELEASE等)
することにより、オペレーターが目視で確認することが
可能である。また、フイルムリーダー送り、トレーラー
送りが完了済であるか否かも確認できる。その他の構成
については前述第1実施例と同様である。図10のブロ
ック図において、リーダー及びトレーラーの各スイッチ
91,92を押すと、フイルム送り駆動回路93が起動
されてフイルムがそれぞれ所定量送リ94をした後、リ
ーダー送り終了95及びトレーラー送り終了96を検知
する。この終了検知信号により各ソレノイドの駆動97
,98が行われると、そのときのロック状態が表示部駆
動回路99により表示器90に表示される。また、表示
器90の表示はカメラ部40を装置本体から取り出した
後、内蔵のバックアップ電源100によって保持される
。なお、表示器90の表示はロック機構の作動状態に限
らず、リーダー、トレーラーの各終了等の表示でもよい
。
【0018】
【発明の効果】本発明は、以上説明したようにカメラユ
ニットの着脱可能なフイルム収納部に設けた蓋体ロック
手段による蓋体のロック及び解除をそれぞれフイルムリ
ーダー送り終了信号及びフイルムトレーラー送り信号の
検知信号によって自動的に行うことにより、鍵による施
錠等の煩わしい操作を必要とせず、しかも撮影終了後ま
たは撮影途中で誤ってトレーラー送りをせずにカメラユ
ニットを装置本体から取り出した場合も蓋体がロックさ
れたままなので安全である。また、複数のカメラユニッ
トを装置本体に着脱交換して使用する場合においても、
個々のカメラユニットに関してリーダーまたはトレーラ
送りが完了しているか否かを、フイルム収納部に表示手
段を設けることによりオペレーターが認識できる効果が
ある。
ニットの着脱可能なフイルム収納部に設けた蓋体ロック
手段による蓋体のロック及び解除をそれぞれフイルムリ
ーダー送り終了信号及びフイルムトレーラー送り信号の
検知信号によって自動的に行うことにより、鍵による施
錠等の煩わしい操作を必要とせず、しかも撮影終了後ま
たは撮影途中で誤ってトレーラー送りをせずにカメラユ
ニットを装置本体から取り出した場合も蓋体がロックさ
れたままなので安全である。また、複数のカメラユニッ
トを装置本体に着脱交換して使用する場合においても、
個々のカメラユニットに関してリーダーまたはトレーラ
送りが完了しているか否かを、フイルム収納部に表示手
段を設けることによりオペレーターが認識できる効果が
ある。
【図1】本発明に係る第1実施例の輪転式カメラの概略
構成図である。
構成図である。
【図2】そのカメラ部の斜視図である。
【図3】その蓋体を開いたカメラ部の斜視図である。
【図4】そのカメラ部のロック機構を示す要部断面図で
ある。
ある。
【図5】同じく要部斜視図である。
【図6】そのロックの作動状態を示す要部断面図である
。
。
【図7】同じくロックの他の作動状態を示す要部断面図
である。
である。
【図8】本発明の第2実施例におけるカメラ部のロック
機構を示す要部断面図である。
機構を示す要部断面図である。
【図9】本発明の第3実施例におけるカメラ部の斜視図
である。
である。
【図10】その作動のためのブロック図である。
F フイルム
11 装置本体
40 カメラ部
46 キャプスタンローラ
50 フイルム収納部
51 蓋体
51a 突起部
54 蓋体開放レバー
54a フック部
54 ストッパー部
56 遮断部材
56a 切欠き部
60 ソレノイド
70 ソレノイド
80 ソレノイド
83 蓋体開放レバー
83b フック部
90 表示器
Claims (4)
- 【請求項1】 装置本体から着脱可能でかつ収納され
るフイルムを遮光する開閉自在の蓋体を備えたフイルム
収納部を有する撮影装置において、該フイルム収納部に
該蓋体の開閉をロックするロック機構を設け、該ロック
機構はフイルムリーダー送り終了の検知信号に基づいて
作動し、フイルムトレーラー送り終了の検知信号に基づ
いて解除されることを特徴とする撮影装置。 - 【請求項2】 該ロック機構の作動,解除は装置本体
に設けられた駆動手段によって行われることを特徴とす
る請求項1記載の撮影装置。 - 【請求項3】 該ロック機構の作動,解除は該フイル
ム収納部に設けられた駆動手段によって行われることを
特徴とする請求項1記載の撮影装置。 - 【請求項4】 該フイルム収納部に該ロック手段の作
動,解除状態及びフイルムリーダー送り,フイルムトレ
ーラー送りの実行終了を表示する表示手段を設けたこと
を特徴とする請求項1、2又は3記載の撮影装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10513591A JPH04313739A (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 撮影装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10513591A JPH04313739A (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 撮影装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04313739A true JPH04313739A (ja) | 1992-11-05 |
Family
ID=14399311
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10513591A Pending JPH04313739A (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 撮影装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04313739A (ja) |
-
1991
- 1991-04-11 JP JP10513591A patent/JPH04313739A/ja active Pending
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