JP2899218B2 - 撮影装置 - Google Patents

撮影装置

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JP2899218B2
JP2899218B2 JP6270331A JP27033194A JP2899218B2 JP 2899218 B2 JP2899218 B2 JP 2899218B2 JP 6270331 A JP6270331 A JP 6270331A JP 27033194 A JP27033194 A JP 27033194A JP 2899218 B2 JP2899218 B2 JP 2899218B2
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    • G03B27/46Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera for automatic sequential copying of different originals, e.g. enlargers, roll film printers
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば小切手等のシー
ト原稿をマイクロフィルム等の記録媒体に記録する撮影
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の撮影装置の代表例として
は輪転式カメラが挙げられる。以下、この輪転式カメラ
を例にして説明する。
【0003】輪転式カメラは被写体とフィルム(記録媒
体)が縮率比に同期してともに移動しつつ、スリットを
通じて露光しながら連続的に撮影していくため、迅速大
量撮影や長尺撮影が可能である。
【0004】すなわち給紙口より送り込まれた被写体
は、一定速度で搬送され露光部を通過し、この際、ラン
プによって照明された被写体の像は、複数のミラー形及
びスリットを通じてレンズによりフィルム面上に結像す
る。
【0005】また、複数のフィルムに同時撮影するため
に、複数の撮影部を有する装置も知られている。
【0006】更に、フィルム格納部をカメラ本体から取
りだし可能な機能を有する装置も知られている。その際
に、フィルム格納部に撮影枚数等の情報を記録しておく
メモリ等の記録手段を有する装置も知られている。
【0007】また、長尺状のフィルムを本体、またはフ
ィルム格納部に格納する際に露光したフィルム上に画像
を結像することを防ぐために、撮影前にフィルムを格納
する際の露光分だけ送る(リーダー送り)機能を有する
装置も知られている。
【0008】同様に、撮影後の長尺状のフィルムを本
体、またはフィルム格納部から取り出す際に露光し画像
を壊すことを防ぐために、フィルムを取り出す前にフィ
ルムを取り出す際の露光分だけ送る(トレーラー送り)
機能を有する装置も知られている。
【0009】更に、リーダー送り、トレーラー送り量を
それぞれ任意に変更できる機能を持つ撮影装置も知られ
ている。
【0010】また、図13は前記輪転式カメラの一例を
示しており、撮影装置101はシート状の被写体S′を
装置本体内部に供給する供給部102と、撮影後の被写
体S′を装置本体外に排出する排出部103と、その両
部間に順次配置された上流側搬送部104と露光部10
5と下流側搬送部106とを備えている。そして、露光
部105に搬送された被写体S′を後記する光学系10
7を介してフィルムF′上に結像露光するようになって
いる。
【0011】さらに、前記装置の各部の配置構成は、外
装カバー110が装置全体を覆って、その下端縁を基台
108の周縁に当接し、ヒンジ109で基台108の後
端に軸支され、前開き方向に開閉自在になっている。そ
の基台108上に組付けられたフレーム111内には、
その下部に上流側搬送部104及び露光部105が、そ
の前端部111aに供給部102が、その上部には下流
側搬送部106及び排出部103がそれぞれ設けられ、
その一方のサイドには主として光学系107が配置さ
れ、他方のサイドには図示されない駆動系が設けられて
いる。また、供給部102の前方には、フィルムF′が
収納されるフィルム室112が設けられており、上流側
搬送部104の上流寄りの上部には被写体検知センサ1
13が設けられて被写体S′の通過を検知し投影レンズ
近傍のシャッタの制御などに使用されており、露光部1
05は一対の照明ランプ114,114′により照明さ
れ、かつ間をおいて被写体S′が通る一対の平行なガイ
ドガラス115,116から構成されている。
【0012】輪転式カメラにおける撮影方法としては、
被写体の画像を長尺状のマイクロフィルム幅全面に撮影
しながらフィルム後端まで言って撮影終了するものと、
マイクロフィルム幅を上下半分ずつ使用しながら片面の
撮影が終わったらフィルムを上下反転させてフィルムの
反対側に戻り撮影をする往復撮影とがある。また、マイ
クロフィルムを装着しておくフィルム室(記憶部)がカ
メラユニットとして着脱できるようになったものが考案
されていて、この撮影装置においてはカメラユニットを
上下反転させることによって往復撮影が可能となるもの
がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
輪転式カメラでは、例えばフィルムを撮影装置に格納す
る場所を普通に照明された場所で行い、フィルムを撮影
装置から取り出す場所を暗室などの露光量の少ない場所
で行うなどのように、フィルムを本体またはフィルム格
納部に格納する場合と、フィルムを本体またはフィルム
格納部から取り出す場合と、で露光量が異なることがあ
り、この際にフィルムを余分に送らないためにリーダー
送りとトレーラー送りとが異なる送り量に設定されるこ
とがあるが、このような撮影装置で往復撮影を行うとリ
ーダー送り部分とトレーラー送り部分がフィルム上で重
なるために、リーダー送り量よりトレーラー送り量が短
いと往復撮影の復路撮影部分が再露光により画像が壊れ
る、リーダー送り量よりトレーラー送り量が長いとフィ
ルムが無駄になる等の不都合が起こっていた。
【0014】図14,図15はそれぞれ従来の撮影装置
を用いて往復撮影を行ったときのフィルムの図で、図1
4はリーダー送り量XL1より短いトレーラー送り量XT1
で往復撮影を行ったフィルムFcの図、図15はリーダ
ー送り量XL2より長いトレーラー送り量XT2で往復撮影
を行ったフィルムFdの図である。
【0015】図14のフィルムFcにおいて、フィルム
Fcを撮影装置に挿入して地点1401からリーダー送
り量XL1分のリーダー送りを行なって地点1402に到
達し往復撮影の往路撮影を行う。往路撮影を行い地点1
403まで到達した後に、フィルム反転動作を行い地点
1404から復路撮影を行う。復路撮影の際にフィルム
残量をチェックして、トレーラー送り終了時に地点14
06に到達するようなトレーラー送り開始位置の地点1
405をトレーラー送り量XT1より求めて、地点140
5まで撮影を行う。ここでトレーラー送りを行って地点
1406に到達する。このような動作を行ったときにフ
ィルムFc上では、往復撮影の復路撮影上の斜線のエリ
アQcに示す画像が、リーダー送りの際に露光している
部分に画像を結像することになり、画像が壊れている。
【0016】また、図15のフィルムFdにおいて、フ
ィルムFdを撮影装置に挿入して地点1501からリー
ダー送り量XL2分のリーダー送りを行なって地点150
2に到達し往復撮影の往路撮影を行う。往路撮影を行い
地点1503まで到達した後に、フィルム反転動作を行
い地点1504から復路撮影を行う。復路撮影の際にフ
ィルム残量をチェックして、トレーラー送り終了時に地
点1506に到達するようなトレーラー送り開始位置の
地点1505をトレーラー送り量XT2より求めて、地点
1505まで撮影を行う。ここでトレーラー送りを行っ
て地点1506に到達する。このような動作を行ったと
きにフィルムFd上では、往復撮影の復路撮影上の斜線
のエリアQdに示す余分なスペースがあり、フィルムF
dが無駄になっている。
【0017】また、撮影装置本体とフィルム収納部が着
脱可能な構成を持つ撮影装置において、撮影途中で別の
撮影装置にフィルム格納部を装着すると、使用者が気づ
かずに上記のような問題が発生していた。
【0018】本発明は前記従来技術の問題を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、往復撮
影での被りを防止し、記録媒体の無駄をなくした撮影装
置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、長尺状の記録媒体に画像情報を往
復撮影可能な撮影手段と、記録媒体の残量あるいは搬送
量を計測する計測手段と、記録媒体上の撮影前に記録媒
体を送るリーダー送りの送り量及び記録媒体上の撮影後
に記録媒体を送るトレーラー送りの送り量をそれぞれ設
定する設定手段と、を有する撮影装置において、往復撮
影を行うときに、リーダー送り量とトレーラー送り量を
所定の設定値に一致させてリーダー送りとトレーラー送
りを行うことを特徴とする。
【0020】さらに、往復撮影を行うときに、トレーラ
ー送り量を所定の設定値に一致させてトレーラー送りを
行うとよい。
【0021】さらに、リーダー送りを行った後に撮影形
式を往復撮影に設定されて往復撮影を行うときに、リー
ダー送り量を用いてトレーラー送りを行うとよい。
【0022】さらに、リーダー送りを行う前に撮影形式
を往復撮影に設定されて往復撮影を行うときに、リーダ
ー送り量とトレーラー送り量のうち長い方あるいは短い
方の送り量を用いてリーダー送りとトレーラー送りを行
うとよい。
【0023】さらに、リーダー送りを行う前に撮影形式
を往復撮影に設定されて往復撮影を行うときに、リーダ
ー送り量あるいはトレーラー送り量のうちどちらかの送
り量量を用いてリーダー送りとトレーラー送りを行うと
よい。
【0024】さらに、リーダー送りを行う前に撮影形式
を往復撮影に設定されて往復撮影を行うときに、使用者
がリーダー送り量とトレーラー送り量をこれらのうちの
長い方、短い方、リーダー送り量、トレーラー送り量の
うちの任意の一つを選択できるとよい。
【0025】また、往復撮影を行うときに、リーダー送
り量とトレーラー送り量が異なっているときに警告表示
を行うとよい。
【0026】また、往復撮影を行うときに、リーダー送
り量とトレーラー送り量が異なっているときに往復撮影
を禁止するとよい。
【0027】また、往復撮影を行って、リーダー送りと
トレーラー送りを行った際に、送り量が一定値以下なら
ば、トレーラー送り終了時に警告するとよい。
【0028】また、往復撮影を行っている最中に、リー
ダー送り量とトレーラー送り量の設定の変更を禁止する
とよい。
【0029】また、往復撮影を行っている最中に、リー
ダー送り量とトレーラー送り量の変更を行っても、リー
ダー送りを行った時点でのリーダー送り量とトレーラー
送り量を覚えておくとよい。
【0030】また、記録媒体をロール状に収納したカメ
ラユニットの複数個を装置本体に着脱可能とし、前記カ
メラユニットは記憶部を有し、リーダー送り量及びトレ
ーラー送り量をカメラユニットの記憶部に記憶するとよ
い。
【0031】さらに、往復撮影を行っている最中に、リ
ーダー送り量とトレーラー送り量の変更を行っても、リ
ーダー送り量を行った時点でのリーダー送り量とトレー
ラー送り量をカメラユニット内の記憶部に記憶するとよ
い。
【0032】
【作用】上記のように構成された撮影装置では、往復撮
影を行うときに、リーダー送り量とトレーラー送り量を
所定の設定値に一致させてリーダー送りとトレーラー送
りを行うようにすることで、記録媒体の使用部分が往路
復路ともに一致する。
【0033】また、往復撮影を行うときに、トレーラー
送り量を所定の設定値に一致させてトレーラー送りを行
うようにする、または、リーダー送りを行った後に撮影
形式を往復撮影に設定されて往復撮影を行うときに、リ
ーダー送り量を用いてトレーラー送りを行う、または、
リーダー送りを行う前に撮影形式を往復撮影に設定され
て往復撮影を行うときに、リーダー送り量とトレーラー
送り量のうち長い方または短い方の送り量を用いてリー
ダー送りとトレーラー送りを行う、または、使用者がリ
ーダー送り量とトレーラー送り量をこれらのうち長い
方、短い方、リーダー送り量、トレーラー送り量のうち
の任意の一つを選択できるようにすることで、記録媒体
の使用部分を容易に一致させることができる。
【0034】往復撮影を行うときに、リーダー送り量と
トレーラー送り量が異なっているときに警告表示を行う
ようにすることで、使用者に対して、記録媒体の再露
光、記録媒体の無駄を警告することができる。
【0035】往復撮影を行うときに、リーダー送り量と
トレーラー送り量が異なっているときに往復撮影を禁止
するようにすることで、記録媒体の再露光を防止する、
記録媒体の無駄を無くすことができる。
【0036】往復撮影を行うときに、リーダー送りとト
レーラー送りを行った際に、送り量が一定値以下なら
ば、トレーラー送り終了時に警告することで、記録媒体
の再露光を警告することができる。
【0037】また、記録媒体をロール状に収納したカメ
ラユニットの複数個を撮影装置本体に着脱可能とした撮
影装置において、前記カメラユニットは記憶部を有し、
リーダー送り量及びトレーラー送り量をカメラユニット
の記憶部に記憶するようにすることにより、異なる撮影
装置にカメラユニットを挿入した場合でも、上記と同様
の処理が行える。
【0038】
【実施例】以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。
【0039】(第1実施例)本発明の第1実施例を図1
乃至図7に基づいて説明する。
【0040】図1は、撮影装置1の被写体搬送系の概略
構成図である。
【0041】同図において、シート状の被写体Sが下方
に傾斜した給紙トレイ2上に置かれると、重力により矢
印A方向に移動する。この被写体Sは、矢印B方向に回
転する給紙ローラ3と矢印C方向に回転する分離ローラ
4により1枚ずつ分離されて送られる。
【0042】そして、下部搬送ベルト8がベルトローラ
7及び12に掛け渡されかつテンションローラ11によ
って適当なテンションが保持され、下部駆動ローラ10
の回転により被写体Sを搬送するようにするとともにア
イドルローラ6及びガイドユニット9によって被写体S
を搬送ベルト8に押しつけて保持している。また、アイ
ドルローラ6とガイドユニット9との間には搬送されて
きた被写体Sを検知する被写体検知ユニット5が配置さ
れ、この被写体検知ユニット5は後記する図4に示す記
録媒体としてのフィルムのシャッタ49aの制御に使用
されている。
【0043】次に、下部搬送ベルト8によって水平方向
から垂直方向に搬送された被写体Sは一対のガイドガラ
ス23を通過し、その通過時に一対の照明ランプ22に
よって、その両面を同時に照射される。ガイドガラス2
3の上下にはニップローラ13,14が設けられてい
る。
【0044】更に、上部搬送ベルト19がベルトローラ
16及び18に掛け渡され、かつテンションローラ17
によって適当なテンションが保持され、上部駆動ローラ
20の回転によりガイドガラス23を通過した被写体S
を上方に搬送するとともにアイドルローラ15によって
被写体Sを上部搬送ベルト19に押しつけて保持してい
る。
【0045】そして、被写体Sは上部搬送ベルト19に
よって垂直方向から水平方向へと搬送経路を転換し、矢
印D方向に進行して排紙トレイ21へ放出される。
【0046】なお、露光部であるガイドガラス23の両
側には、垂直方向に移動する被写体Sの平面に対して左
右にそれぞれ45°の角度をなす第1ミラー24a,2
4bが対称の位置に配設されている。この第1ミラー2
4a,24bは前述の被写体S搬送のためのローラ軸と
同様に撮影装置1の内部ベース構造対(図示せず)に指
示されている。
【0047】図2は撮影装置1を作動制御するためのコ
ントロール部26の斜視図である。同図において、コン
トロール部26はキーボード(設定手段)27及びディ
スプレイ28より構成され、撮影装置1の図示しないC
PUと電気的に結合されており、使用者によるキーボー
ド27のキー操作でCPUを介して撮影装置1を制御し
ている。
【0048】図3は撮影装置1の光学系をなすミラー構
成の斜視図である。同図の露光部において、照明ランプ
22に照らされた被写体Sの両面の像は、第1ミラー2
4a,24bによって反射され、スリット板25のスリ
ット25a,25bをそれぞれ通過し、その通過した像
は第2ミラー30によって斜め下方に反射される。
【0049】この像は第3ミラー31によって再び垂直
方向上方に反射された後、第4ミラー32によって斜め
下方に反射される。この第4ミラー32によって反射さ
れた像は、投影レンズ(撮影手段)33a,33bを通
り、キャプスタンローラ34a,34bにより駆動され
るフィルム(記録媒体)Fa,Fbへ投影結像される。
【0050】図4は、フィルムFaのフィルム搬送部の
斜視図である。フィルムFbについても同様の構成とな
っている。
【0051】フィルム搬送部では、未露光フィルムを巻
き付けた供給リール38aから送り出されたフィルムF
aはキャプスタンローラ34aの位置で投影レンズ33
a及びシャッタ49aにより結像された被写体S画像を
露光され、巻き取りリール39aへ巻き取られる。この
時、供給リール38aと同軸のエンコーダ50aの状態
を読み取るエンコーダ検知ユニット(計測手段)51a
の信号をチェックすることで、フィルムFaが搬送され
ているか、及び単位時間あたりのエンコーダの動作を調
べてフィルムFa供給リール38aの残り量つまり未露
光フィルムの残量を知ることができる。
【0052】キャプスタンローラ34aは図示しない駆
動モータと連結されており、被写体Sの搬送スピードに
対して縮率を掛け合わせたスピードでフィルムFaを搬
送することにより、縮率投影された画像とフィルムFa
が同期するようにキャプスタンローラ34aの回転数を
設定すればよい。
【0053】前記シャッタ49aは図示しないシャッタ
ソレノイドと連結され、矢印cまたはd方向へ作動する
ことにより被写体S画像をフィルムFa上に投影した
り、その露光を遮光することができる。
【0054】図5は、本発明の輪転式カメラのフィルム
Faの撮影動作の制御回路を示すブロック図である。フ
ィルムFbについても同様の構成となる。
【0055】CPU200は、フィルムを動作するため
の駆動モータ45a、前記シャッタ49aを動作するシ
ャッタソレノイド59a、供給側リール38aの動作を
監視するためのエンコーダ検知ユニット(計測手段)5
1a、コントロール部26のキーボード27、ディスプ
レイ28とそれぞれ接続している。
【0056】図6は、本発明の第1実施例の動作によっ
てできるフィルムの図である。
【0057】図6のフィルムFaにおいて、フィルムF
aを撮影装置1に挿入して地点601からリーダー送り
量XL 分のリーダー送りを行って地点602に到達し往
復撮影の往路撮影を始める。往路撮影を行い地点603
まで到達した後に、フィルムFa反動動作を行い地点6
04から復路撮影を行う。復路撮影の際にエンコーダ検
知ユニット51aによりフィルム残量をチェックして、
トレーラー送り終了時に地点606に到達するようなト
レーラー送り開始位置の地点605をリーダー送り量X
L より求めて、地点605まで撮影を行う。
【0058】ここでトレーラー送り量XT ではなくリー
ダー送り量XL 分のトレーラー送りを行って地点606
に到達する。このような動作を行ったときにフィルムF
a上では、トレーラー送りで送った量XT ′(ただし、
T ′=XL )、地点606,605ともにリーダー送
りで送った量XL 、地点601,602と重なることに
なり無駄なく再露光防止用のフィルム送りが行える。
【0059】本発明の第1実施例の動作を図7のフロー
チャートを用いて説明する。
【0060】まず、使用者が撮影装置1にフィルムを挿
入してリーダー送りを行い(701)、その後に撮影形
式を往復撮影に設定して(702)、往復撮影の往路撮
影を開始する(703)。往路撮影中にフィルムの端ま
で行って往路撮影が終了するかを知るためにフィルム残
量をチェックし(704)、往路撮影が終了したらフィ
ルムを反転挿入し(705)、復路撮影を開始する(7
06)。復路撮影中にも同様に、フィルムの端からリー
ダー送り量XL でトレーラー送りを行うための送り量を
考慮した所のフィルム残量をチェックし(707)、復
路撮影が終了したら、リーダー送り量XL でトレーラー
送りを行う(708)。
【0061】また、リーダー送り量とトレーラー送り量
が異なる送り量に設定されている際に、使用者が往復撮
影を行おうとしたら、使用者にディスプレイ28を用い
て送り量が異なっていることを警告表示しても良い。
【0062】また、リーダー送り量とトレーラー送り量
を設定できる撮影装置において、往復撮影途中では、リ
ーダー送り量及びトレーラー送り量の設定を禁止し、使
用者がリーダー送り量及びトレーラー送り量の設定の変
更を指示したら、使用者にディスプレイ28を用いて警
告表示を行っても良い。
【0063】また、リーダー送り量とトレーラー送り量
を設定できる撮影装置において、往復撮影途中で送り量
の変更がなされたときにリーダー送り量を行ったときの
送り量を覚えておき、その送り量を用いてトレーラー送
りを行い、本実施例で述べた処理を行う際にも、覚えて
おいた送り量を用いて処理しても良い。
【0064】また、以上のような処理を行って、リーダ
ー送り量とトレーラー送り量が基準値よりも短くなった
場合に、通常時のように取り出して被写体がかぶること
を防止するために、トレーラー送り終了後に警告表示を
行っても良い。
【0065】(第2実施例)本発明の第2実施例を、図
8に基づいて説明する。
【0066】本発明の第1実施例では、往復撮影の復路
撮影でのトレーラー送り量をリーダー送り量に合わせる
という処理を行っていたが、本発明の第2実施例では、
リーダー送りを行う前に往復撮影を行うことがわかった
ときに、撮影動作前後の着脱の環境や条件を考慮して以
下の処理を行う。
【0067】ここでは再露光防止を優先して考慮して、
リーダー送り量とトレーラー送り量のうち長い方でリー
ダー送りとトレーラー送りを行う処理について述べる。
【0068】本発明の第2実施例の動作を図8のフロー
チャートを用いて説明する。
【0069】まず、使用者が撮影装置1にフィルムを挿
入して撮影形式を往復撮影に設定して(801)、その
後に再露光防止を考慮してリーダー送り量とトレーラー
送り量のうち長い方の送り量を用いてリーダー送りを行
い(802)、往復撮影の往路撮影を開始する(80
3)。往路撮影中にフィルムの端まで行って往路撮影が
終了するかを知るためにフィルム残量をチェックし(8
04)、往路撮影が終了したらフィルムを反転挿入し
(805)、復路撮影を開始する(806)。復路撮影
中にも同様に、フィルムの端から長い方の送り量を用い
てトレーラー送りを行うための送り量を考慮した所のフ
ィルム残量をチェックし(807)、復路撮影が終了し
たら、長い方の送り量を用いてトレーラー送り量を行う
(808)。
【0070】また、フィルムを少しでも多く使うことを
優先に考慮してリーダー送り量とトレーラー送り量のう
ち短い方でリーダー送りとトレーラー送りを行っても良
い。
【0071】また、リーダー送り量、トレーラー送り量
のどちらかに合わせてリーダー送りとトレーラー送りを
行っても良い。
【0072】また、使用者が再露光を優先に考慮して長
い方で送るか、フィルムの無駄を考慮して短い方で送る
か、もしくはリーダー送り量に合わせるか、トレーラー
送り量に合わせるかをキーボード27を用いて選択でき
るようにしても良い。
【0073】このように送り量を変更した際に、使用者
にディスプレイ28を用いて送り量を変更したことを示
す表示を行っても良い。
【0074】また第1実施例と同様に、リーダー送り量
とトレーラー送り量が異なる送り量に設定されている際
に、使用者が往復撮影を行おうとしたら、使用者にディ
スプレイ28を用いて送り量が異なっていることを警告
表示しても良い。
【0075】また第1実施例と同様に、リーダー送り量
とトレーラー送り量を設定できる撮影装置において、往
復撮影途中では、リーダー送り量及びトレーラー送り量
の設定を禁止し、使用者がリーダー送り量及びトレーラ
ー送り量の設定の変更を指示したら、使用者にディスプ
レイ28を用いて警告表示を行っても良い。
【0076】また第1実施例と同様に、リーダー送り量
とトレーラー送り量を設定できる撮影装置において、往
復撮影途中で送り量の変更がなされたときにリーダー送
りを行ったときの送り量を覚えておき、その送り量を用
いてトレーラー送りを行い、本実施例で述べた処理を行
う際にも、覚えておいた送り量を用いて処理しても良
い。
【0077】また第1実施例と同様に、以上のような処
理を行って、リーダー送り量とトレーラー送り量が基準
値よりも短くなった場合に、通常時のように取り出して
被写体がかぶることを防止するために、トレーラー送り
終了後に警告表示を行っても良い。
【0078】(第3実施例)本発明の第3実施例を、図
9乃至図12に基づいて説明する。
【0079】図9は、撮影装置本体と着脱可能な、記録
手段としてのカメラユニット140a,140b及びそ
の駆動系の斜視図である。
【0080】同図において、カメラユニット140a,
140bはそれぞれ投影レンズ(撮影手段)133a,
133b、連結ギア135aと136a,135bと1
36b及び一対の位置決めリブ137a,137bを有
している。この位置決めリブ137a,137bはカメ
ラシャーシ141に固定されたカメラガイド142a,
142b上にそれぞれ形成された一対のガイド溝143
a,143bに挿入され、カメラロック爪144a,1
44bによりカメラユニット140a,140bが固定
される。
【0081】固定されたカメラユニット140a,14
0bの連結ギア135a,135bは、駆動モータ14
5a,145bと回転軸146a,146bを介して回
転軸146a,146bに固定された駆動ギア147
a,147bとそれぞれ連結されており、駆動モータ1
45a,145bを作動させることにより、カメラユニ
ット140a,140bの中にセットされたフィルムF
a,Fbを移送することができる。
【0082】また、カメラユニット140a,140b
はカメラシャーシ141にセットされたとき、コネクタ
部148a,148bを図示されない本体側コネクタ部
と結合させ電気的な結合をすることができる。
【0083】なお、カメラユニット140a,140b
はカメラシャーシ141に対して図9に示される方向を
矢印a,b方向に反転させて挿入することも可能であ
る。
【0084】すなわち、矢印a,b方向に反転して挿入
されたとき、前述と同様にカメラユニット140a,1
40bの連結ギア135a,135bは、駆動モータ1
45a,145bと回転軸146a,146bを介して
回転軸146a,146bに固定された駆動ギア147
a,147bとそれぞれ連結されており、駆動モータ1
45a,145bを作動させることにより、カメラユニ
ット140a,140bの中にセットされたフィルムF
a,Fbを移送することができる。
【0085】なおまた、カメラユニット140a,14
0bを図9に示す場合から矢印a,b方向に反転させて
入れることにより、カメラユニット140a,140b
内のフィルムFa,Fbは図9の場合と逆方向へ搬送さ
れることになる。
【0086】図10(a)はカメラユニット140aの
内部斜視図、(b)は概略構成図である。なお、カメラ
ユニット140bについても同様な構成になっている。
【0087】カメラユニット140aは前述のように投
影レンズ(撮影手段)133a、キャプスタンローラ1
34aを有し、未露光フィルムを巻き付けた供給リール
138aから送り出されたフィルムFaはキャプスタン
ローラ134aの位置で投影レンズ133a及びシャッ
タ149aにより結像された被写体画像を露光され、巻
き取りリール139aへ巻き取られる。
【0088】このキャプスタンローラ134aは図9に
示す駆動モータ145aと連結されており、被写体Sの
搬送スピードに対して縮率を掛け合わせたスピードでフ
ィルムFaを搬送することにより、縮小投影された画像
とフィルムFaが同期するようにキャプスタンローラ1
34aの回転数を設定すればよい。
【0089】なお、カメラユニット140a,140b
の連結ギア135a,135bよりキャプスタンローラ
134a,134b間に図示されないギアにて各々の縮
率に応じた減速を行い、駆動モータ145a,145b
はカメラユニット140a,140bの縮率とは無関係
に被写体S搬送スピードに比例した一定スピードで回転
させることにより、フィルムFaをカメラユニット14
0aの縮率に対応したスピードで送ってもよい。
【0090】前記シャッタ149aは図示されないソレ
ノイドと連結され、矢印cまたはd方向へ作動すること
により被写体S画像をフィルムFa上に投影したり、そ
の露光を遮光することができる。
【0091】図11は、本発明の輪転式カメラのフィル
ムFaの撮影動作の制御回路を示すブロック図である。
フィルムFbについても同様の構成となる。
【0092】CPU200は、フィルムFaを動作する
ための駆動モータ145a、前記シャッタ149aを動
作するシャッタソレノイド159a、供給リール138
aの動作を監視するためのエンコーダ検知ユニット(計
測手段)151a、カメラユニット140a内のカメラ
内記憶回路(記憶部)160a、コントロール部26の
キーボード27、ディスプレイ28、とそれぞれ接続し
ている。
【0093】本発明の第1実施例乃至第2実施例で述べ
た処理を、本発明の第3実施例では、カメラユニットが
着脱可能な構成を持つ撮影装置において撮影途中で別の
撮影装置にカメラユニットを挿入しても同様に行える。
【0094】図6のフィルムFaにおいて、フィルムF
aを撮影装置に挿入して地点601からリーダー送り量
L 分のリーダー送りをおこなって地点602に到達し
たときに、カメラユニット140a内のカメラ内記憶回
路160aにリーダー送り量XL を記憶する。その後
に、往路撮影を行い地点603まで到達した後に、フィ
ルム反転動作を行い地点604から復路撮影を行い地点
605まで到達する。この間にカメラユニット140a
を着脱して別の本体に挿入して撮影動作をおこなったと
しても、カメラユニット140a内のカメラ内記憶回路
160aに記憶したリーダー送り量XL を引き出して、
リーダー送り量XL 分のトレーラー送りを行うことによ
り、フィルム上で地点601と同じ地点606に到達
し、本発明の第1実施例と同様の処理を行うことができ
る。
【0095】本発明の第3実施例の動作を図12のフロ
ーチャートを用いて説明する。
【0096】まず、2台の撮影装置1A,1Bがある時
に、まず撮影装置1Aにカメラユニット140aを挿入
して往復撮影の往路撮影を行い、往路撮影が終わったと
きに、例えば別のカメラユニットの使用者が撮影装置1
Aを使うために、カメラユニット140aの撮影装置1
Aから取り出し、撮影装置1Bにカメラユニット140
aを挿入して復路撮影を行った例を示す。
【0097】使用者がカメラユニットにフィルムを挿入
して撮影装置1Aに挿入し(1201)、リーダー送り
を行う(1202)。リーダー送りが終了したらリーダ
ー送り量XL をカメラユニットの記憶回路に記憶する
(1203)。その後に撮影形式を往復撮影に設定し
(1204)、往復撮影の往路撮影を開始する(120
5)。往路撮影中にフィルムの端まで行って往路撮影が
終了するかを知るためにフィルム残量をチェックし(1
206)、往路撮影が終了したらカメラユニットを撮影
装置1Aから取り出す(1207)。ここでフィルム反
転動作を行い(1208)、カメラユニットを撮影装置
1Bに挿入し(1209)、復路撮影を開始する(12
10)。復路撮影中にも同様に、カメラユニットに記憶
されているリーダー送り量XL でトレーラー送りを行う
ための送り量を考慮した所のフィルム残量をチェックし
(1211)、復路撮影が終了したら、カメラユニット
に記憶されているリーダー送り量XL でトレーラー送り
を行う(1212)。
【0098】カメラユニットにリーダー送り量を記録す
るタイミングは、フローチャートではリーダー送り終了
後になっているが、カメラユニットを挿入してから取り
出すまでの間であればいつでも良い。
【0099】また、カメラユニットからリーダー送り量
を参照するタイミングも、同様にカメラユニットを挿入
してからトレーラー送りをするまでの間であればいつで
も良い。
【0100】また、カメラユニットを撮影装置1Aから
取り出して撮影装置1Bに挿入するタイミングも、同様
に往路撮影、復路撮影を途中で中断して行い、撮影装置
1Bで往路撮影、復路撮影を続けても良い。
【0101】ここでは第1実施例と同様の処理を述べた
が、第2実施例で述べた処理についても同様に処理する
ことができる。
【0102】また第1実施例及び第2実施例と同様に、
リーダー送り量とトレーラー送り量が異なる送り量に設
定されている際に、使用者が往復撮影を行おうとした
ら、使用者にディスプレイ28を用いて送り量が異なっ
ていることを警告表示しても良い。
【0103】また第1実施例及び第2実施例と同様に、
リーダー送り量とトレーラー送り量を設定できる撮影装
置において、往復撮影途中では、リーダー送り量及びト
レーラー送り量の設定を禁止し、使用者がリーダー送り
量及びトレーラー送り量の設定の変更を指示したら、使
用者にディスプレイ28を用いて警告表示を行っても良
い。
【0104】また第1実施例及び第2実施例と同様に、
以上のような処理を行って、リーダー送り量とトレーラ
ー送り量が基準値よりも短くなった場合に、通常時のよ
うに取り出して被写体がかぶることを防止するために、
トレーラー送り終了後に警告表示を行っても良い。
【0105】また、リーダー送り量とトレーラー送り量
を設定できる撮影装置において、往復撮影途中で送り量
の変更がなされたときにリーダー送りを行ったときの送
り量をカメラユニット内の記憶回路に覚えておき、その
送り量を用いてトレーラー送りを行い、本実施例で述べ
た処理を行う際にも、覚えておいた送り量を用いて処理
しても良い。
【0106】
【発明の効果】本発明は以上の構成及び作用を有するも
ので、往復撮影を行うときに、リーダー送り量とトレー
ラー送り量を所定の設定値に一致させてリーダー送りと
トレーラー送りを行うようにすることで、記録媒体の使
用部分が往路復路ともに一致することになり、記録媒体
の再露光防止、記録媒体の無駄を無くすことができる。
【0107】また、往復撮影を行うときに、トレーラー
送り量を所定の設定値に一致させてトレーラー送りを行
うようにする、または、リーダー送りを行った後に撮影
形式を往復撮影に設定されて往復撮影を行うときに、リ
ーダー送り量を用いてトレーラー送りを行う、または、
リーダー送りを行う前に撮影形式を往復撮影に設定され
て往復撮影を行うときに、リーダー送り量とトレーラー
送り量のうち長い方または短い方の送り量を用いてリー
ダー送りとトレーラー送りを行う、または、使用者がリ
ーダー送り量とトレーラー送り量をこれらのうち長い
方、短い方、リーダー送り量、トレーラー送り量のうち
の任意の一つを選択できるようにすることで、記録媒体
の使用部分を容易に一致させることができ、記録媒体の
再露光防止、記録媒体の無駄を無くすことができる。
【0108】往復撮影を行うときに、リーダー送り量と
トレーラー送り量が異なっているときに警告表示を行う
ようにすることで、使用者に対して、記録媒体の再露
光、記録媒体の無駄を警告することができる。
【0109】往復撮影を行うときに、リーダー送り量と
トレーラー送り量が異なっているときに往復撮影を禁止
するようにすることで、記録媒体の再露光を防止する、
記録媒体の無駄を無くすことができる。
【0110】往復撮影を行うときに、リーダー送りとト
レーラー送りを行った際に、送り量が一定値以下なら
ば、トレーラー送り終了時に警告することで、記録媒体
の再露光を警告することができる。
【0111】また、記録媒体をロール状に収納したカメ
ラユニットの複数個を撮影装置本体に着脱可能とした撮
影装置において、前記カメラユニットは記憶部を有し、
リーダー送り量及びトレーラー送り量をカメラユニット
の記憶部に記憶するようにすることにより、異なる撮影
装置にカメラユニットを挿入した場合でも、上記と同様
の処理が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施例に係る撮影装置の被写体
搬送系の概略構成図である。
【図2】図2は本発明の撮影装置を作動制御するための
コントロール部の斜視図である。
【図3】図3は本発明の撮影装置の光学系をなすミラー
構成の斜視図である。
【図4】図4は本発明の撮影装置のフィルム搬送部の斜
視図である。
【図5】図5は本発明の撮影装置の制御回路のブロック
図である。
【図6】図6は本発明の撮影装置に適用されるフィルム
の図である。
【図7】図7は本発明の撮影装置に係る第1実施例のフ
ローチャートである。
【図8】図8は本発明の撮影装置に係る第2実施例のフ
ローチャートである。
【図9】図9は本発明の撮影装置に適用された記録手段
であるカメラユニット及びその駆動系の斜視図である。
【図10】図10(a),(b)はそれぞれ本発明の撮
影装置に適用されたカメラユニットの内部斜視図,概略
構成図である。
【図11】図11は本発明の撮影装置の制御回路のブロ
ック図である。
【図12】図12は本発明の撮影装置に係る第3実施例
のフローチャートである。
【図13】図13は従来の撮影装置の概略断面図であ
る。
【図14】図14は従来の撮影装置に適用されたフィル
ムの図である。
【図15】図15は従来の撮影装置に適用されたフィル
ムの図である。
【符号の説明】
F,F′,Fa,Fb,Fc,Fd フィルム(記録媒
体) S,S′ 被写体 XL ,XL1,XL2 リーダー送り量 XT ,XT ′,XT1,XT2 トレーラー送り量 1,101 撮影装置 27 キーボード(設定手段) 33a,33b,133a,133b 投影レンズ(撮
影手段) 51a,151a エンコーダ検知ユニット(計測手
段) 140a,140b カメラユニット 160a カメラ内記憶回路(記憶部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−273642(JP,A) 特開 平4−313739(JP,A) 特開 昭60−102619(JP,A) 特開 平3−149537(JP,A) 特開 平1−144038(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 27/32

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺状の記録媒体に画像情報を往復撮影
    可能な撮影手段と、記録媒体の残量あるいは搬送量を計
    測する計測手段と、記録媒体上の撮影前に記録媒体を送
    るリーダー送りの送り量及び記録媒体上の撮影後に記録
    媒体を送るトレーラー送りの送り量をそれぞれ設定する
    設定手段と、を有する撮影装置において、 往復撮影を行うときに、リーダー送り量とトレーラー送
    り量を所定の設定値に一致させてリーダー送りとトレー
    ラー送りを行うことを特徴とする撮影装置。
  2. 【請求項2】 往復撮影を行うときに、トレーラー送
    り量を所定の設定値に一致させてトレーラー送りを行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  3. 【請求項3】 リーダー送りを行った後に撮影形式を往
    復撮影に設定されて往復撮影を行うときに、リーダー送
    り量を用いてトレーラー送りを行うことを特徴とする請
    求項1に記載の撮影装置。
  4. 【請求項4】 リーダー送りを行う前に撮影形式を往復
    撮影に設定されて往復撮影を行うときに、リーダー送り
    量とトレーラー送り量のうち長い方の送り量を用いてリ
    ーダー送りとトレーラー送りを行うことを特徴とする請
    求項1に記載の撮影装置。
  5. 【請求項5】 リーダー送りを行う前に撮影形式を往復
    撮影に設定されて往復撮影を行うときに、リーダー送り
    量とトレーラー送り量のうち短い方の送り量を用いてリ
    ーダー送りとトレーラー送りを行うことを特徴とする請
    求項1に記載の撮影装置。
  6. 【請求項6】 リーダー送りを行う前に撮影形式を往復
    撮影に設定されて往復撮影を行うときに、リーダー送り
    量あるいはトレーラー送り量のうちどちらかの送り量を
    用いてリーダー送りとトレーラー送りを行うことを特徴
    とする請求項1に記載の撮影装置。
  7. 【請求項7】 リーダー送りを行う前に撮影形式を往復
    撮影に設定されて往復撮影を行うときに、使用者がリー
    ダー送り量とトレーラー送り量をこれらのうちの長い
    方、短い方、リーダー送り量、トレーラー送り量のうち
    の任意の一つを選択できることを特徴とする請求項1に
    記載の撮影装置。
  8. 【請求項8】 往復撮影を行う場合、リーダー送り量と
    トレーラー送り量が異なっているときに警告表示を行
    う、あるいは往復撮影を禁止することを特徴とする請求
    項1乃至7のいずれか1項に記載の撮影装置。
  9. 【請求項9】 往復撮影を行って、リーダー送りとトレ
    ーラー送りを行った際に、送り量が一定値以下ならば、
    トレーラー送り終了時に警告表示を行うことを特徴とす
    る請求項1乃至8のいずれか1項に記載の撮影装置。
  10. 【請求項10】 往復撮影を行っている最中に、リーダ
    ー送り量とトレーラー送り量の設定の変更を禁止するこ
    とを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の
    撮影装置。
  11. 【請求項11】 往復撮影を行っている最中に、リーダ
    ー送り量とトレーラー送り量の変更を行っても、リーダ
    ー送りを行った時点でのリーダー送り量とトレーラー送
    り量を覚えておくことを特徴とする請求項1乃至9のい
    ずれか1項に記載の撮影装置。
  12. 【請求項12】 記録媒体をロール状に収納したカメラ
    ユニットの複数個を装置本体に着脱可能とし、前記カメ
    ラユニットは記憶部を有し、リーダー送り量及びトレー
    ラー送り量を記憶することを特徴とする請求項1乃至1
    1のいずれか1項に記載の撮影装置。
  13. 【請求項13】 往復撮影を行っている最中に、リーダ
    ー送り量とトレーラー送り量の変更を行っても、リーダ
    ー送りを行った時点でのリーダー送り量とトレーラー送
    り量を前記カメラユニット内の記憶部に記憶することを
    特徴とする請求項12に記載の撮影装置。
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