JPH04247443A - プリント写真の作成方法及び撮影情報等の読み書き装置 - Google Patents

プリント写真の作成方法及び撮影情報等の読み書き装置

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JPH04247443A
JPH04247443A JP3361291A JP3361291A JPH04247443A JP H04247443 A JPH04247443 A JP H04247443A JP 3361291 A JP3361291 A JP 3361291A JP 3361291 A JP3361291 A JP 3361291A JP H04247443 A JPH04247443 A JP H04247443A
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JP
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film
memory
photographing
recorded
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JP3361291A
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Tadashi Uekusa
植草 正
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント写真の作成方
法及び撮影情報等の読み書き装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、写真撮影に際し、撮影情報や撮影
意図情報等を記録媒体に記録しておきき、これをプリン
ト時に用いて撮影意図等を反映させた写真を作成する方
法が提案されている。このように、撮影情報等を記録す
る記録媒体としては、フイルムに形成した磁気記録層や
、フイルムカートリッジに内蔵させたICメモリ等があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】フイルムに磁気記録層
を形成する場合には、画像とこれの撮影情報とを対応さ
せて記録することができ、プリント時にその画像を見な
がら情報の読み出し、書き込みが可能になるという利点
が得られる。しかし、この場合には磁気記録層又は磁気
ヘッドを移動させる必要があるため、磁気記録部の構成
が複雑になり、またカメラ自体も大型化してしまうとい
う問題がある。また、カートリッジに内蔵させたICメ
モリに記憶する場合には、データ保持の信頼性が高くな
るという利点が得られるものの、フイルムとカートリッ
ジとはプリント処理工程では通常は分離されるため、画
像とこれの撮影情報等の対応をとる必要がある等の新た
な問題が発生する。
【0004】本発明は上記問題を解決するためのもので
あり、撮影情報等を記録した記録媒体とフイルムとの対
応付けを行うことなく、またカメラを複雑化、大型化す
ることなく、記録情報を効率よく利用することのできる
プリント写真の作成方法及び撮影情報等の読み書き装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、撮影の際にカメラにより画像を写真フイ
ルムに記録するとともに撮影情報及び撮影意図情報等を
ICメモリに記憶し、このICメモリに記憶した撮影情
報及び撮影意図情報等を写真プリントの作成の前段階で
読み取り、これを写真フイルムの磁気記録層に磁気的に
記録し、写真プリントの作成時に、フイルムに記録した
情報を読み取りこれに基づきプリントし、プリント後は
プリント情報を磁気記録層に追加記録し、この後、磁気
記録層に記録した各種情報を読み出して、これをカート
リッジのICメモリに書き込むようにしたものである。 また、別の発明は、撮影情報等の読み書き装置を、IC
メモリから撮影情報や撮影意図情報を読み取る手段と、
この読み取った情報をフイルムの磁気記録層に磁気記録
する手段とから構成したものである。
【0006】
【作用】撮影時には、カメラにより、被写体のフイルム
への記録とともに、撮影情報や撮影意図情報等がICカ
ードやカートリッジに内蔵させたICメモリに記録され
る。写真プリント時には、ICメモリから撮影情報等が
読み出され、これがフイルムの磁気記録層に書き込まれ
る。そして、このフイルムに記録した情報に基づきフイ
ルム現像やプリントが行われる。プリントの終了後は、
これらフイルムに記録した情報がカートリッジに内蔵さ
せたICメモリに書き込まれる。
【0007】
【実施例】図2に、撮影情報等を記憶するカメラと、I
Cメモリを内蔵した新タイプのフイルムカートリッジ1
0とを示す。このフイルムカートリッジ10は、カート
リッジ本体11と、このカートリッジ本体11内に回動
自在に取り付けられたスプール12と、このスプール1
2に一端が固定されて巻き取り収納された写真フイルム
13とから構成されている。そして、新タイプのフイル
ムカートリッジ10の大きな特徴は、フイルムベースに
磁気記録層14を備えており撮影情報やプリント情報、
フイルム種情報等をフイルムに記録することができる点
と、フイルム頭出し機能を有する点と、更には、カート
リッジ本体11の一方の端部にICメモリ15を内蔵さ
せた点である。なお、本実施例では磁気記録層14は画
面形成位置から外れたところに、フイルム送り方向に長
くトラック状に形成しているが、この外にフイルム全面
に亘って透明な磁気記録層を形成してもよい。前記IC
メモリ15の接触片16はスプール12の回りに放射状
に配置した穴17内に設けられている。これら穴17内
にカメラ側のプラグ18が挿入されピン19が接触片1
6に接触することで、ICメモリ15に撮影情報や撮影
意図情報等を記憶する。
【0008】図3に示すように、カートリッジ本体11
は合成樹脂製の半割り部材を接合して円柱体状に形成さ
れており、フイルム13の出入り口21と、スプール1
2の係合端部22を外部に露出させるための孔23とを
備えている。そして、フイルム出入り口21には遮光用
テレンプ24が貼付されている。また、カートリッジ本
体11のフイルム収納室25は、スプール12にフイル
ム13が巻き取られた時の最大巻取り径とほぼ同じ大き
さの内径で形成されている。これにより、スプール12
をフイルム巻取り方向とは反対のフイルム給送方向へ回
転すると、フイルム13の先端がフイルム収納室25の
内壁面で案内されてフイルム出入り口21から外部に出
るフイルム頭出しが行える。
【0009】フイルム先端部13aは、丸くラウンドカ
ットされており、フイルム頭出し時、及びフイルムをカ
メラ側の巻取り軸に案内する時の、フイルム送り抵抗が
小さくされている。この先端部13aには、パーフォレ
ーション26が形成されており、これにカメラ側のスプ
ロケットが係合し、フイルム頭出し後にフイルム先端部
13aをカメラ内の巻取り軸まで送り込む。更に、パー
フォレーション26はカメラの巻取り軸の爪に係止され
、フイルムが巻取り軸に確実に巻き取られる。また、画
像記録部13bには位置決め用パーフォレーション27
が各コマ28に1個ずつ形成されており、このパーフォ
レーション27を機械的にあるいは光学的に検出するこ
とで、カメラの露光枠やプリンタの露光位置にフイルム
の各コマ28を順次セットする。
【0010】図2に示すように、カメラには各種撮影情
報を入力するためのスイッチ等が設けられている。ズー
ムスイッチ30は、擬似ズーミングプリントを行うため
のズーム倍率信号をデータ発生回路31に送る。また、
パノラマプリントの指定スイッチ32は、パノラマプリ
ントを希望する場合に操作される。オートデート機構3
3は撮影日や撮影時刻を記録する。また、光源検出部3
4は、光源種を検出してこれをデータ発生回路31に送
る。主要被写体の位置検出部35は、主要被写体位置を
検出してこれをデータ発生回路31に送る。なお、光源
種の検出方法については、例えば特願平1−30448
7号に詳しく説明されている。また、主要被写体の位置
検出方法については、特願平1−208834号に詳し
く説明されている。データ発生回路31は、各種スイッ
チ等からの信号に基づきこれらに対応する各種撮影情報
を表すデータを発生して、これをICメモリ書込み部3
7に送る。メモリ書込み部37は、レリーズ操作後に各
種情報をプラグ18を介してICメモリ15に記録する
。レリーズ操作時には、周知のようにレンズ39,絞り
,シャッタ機構41を介して被写体の像がフイルム13
の感光乳剤面に記録される。なお、ICメモリ15への
記録は撮影毎に行う外に、ICメモリ書込み部37のメ
モリにフイルム1件分を記憶しておき、撮影終了後のフ
イルム巻き取り信号に基づき、フイルム巻き取りの前や
後に一括して行ってもよい。
【0011】撮影終了後に、図4に示すように、カメラ
9から撮影済みのフイルムカートリッジ10が取り出さ
れ、これがDP取次店に提出される。DP取次店では受
付処理を行う。この受付処理は受付機46を用いて行う
。受付機46は、パソコンからなる受付機本体47と、
撮影情報等の読み書き装置48と、預かり券印字機49
とから構成されている。図1に示すように、撮影情報等
の読み書き装置48は、フイルム出入れ部50と、IC
メモリ読取り部51と、磁気書込み部52とを備えてい
る。ICメモリ読取り部51は、ICメモリ15に記憶
された各コマの撮影情報等をプラグ51aを介し読み出
す。また、フイルム出入れ部50には、撮影済みフイル
ム13がカートリッジ10に収納されたままセットされ
る。フイルム出入れ部50は、スプール回転軸53と、
これを正逆回転するモータ54と、スプール回転軸53
を軸方向にシフトするシフト部55とを備えている。ス
プール回転軸53は、スプール12を給送方向へ回転し
てフイルム13をカートリッジ本体11から出すととも
に、スプール12を巻取り方向へ回転してフイルム13
をカートリッジ本体11内に巻き取る。また、磁気書込
み部52は、引き出したフイルム13の磁気記録層14
に、磁気ヘッド56により撮影情報を書き込む。 この書き込みは、フイルム送りローラ対57によるフイ
ルム送りに同期して各コマ毎に行う。このとき、パーフ
ォレーションセンサ58によりパーフォレーション27
を検出し、これに基づき各コマに対応する位置の磁気記
録層14に該当する撮影情報を書き込む。フイルム送り
ローラ対57はドライバ59aを介しモータ59bによ
り回転制御される。また、磁気書込み部52は、撮影情
報の書込みの外に、受付機本体47から送られてくる写
真プリントのオーダー番号や注文種類、プリント枚数、
プリントコマ等の注文情報を記録する。この注文情報は
、キーボード60の操作により受付機本体47に入力さ
れる。なお、キーボード入力に代えて、マークシート方
式やバーコード方式により入力してもよい。更には、ユ
ーザー側でICメモリに注文内容を直接入力しておいて
もよい。
【0012】図4に示すように、受付機本体47にはキ
ーボード60の外にディスプレィ62が接続されている
。ディスプレィ62はキーボード60による入力内容や
読み取った撮影情報等を表示する。印字機49は、入力
された受付処理内容とオーダー番号とを印字して預かり
券65を発行する。撮影情報等の書込みが終了したフイ
ルム13はフイルム出入れ部50によりカートリッジ本
体11内に巻き取られ、その後フイルム出入れ部50か
ら排出される。このフイルムカートリッジ10は現像所
に送られる。また、預かり券65はユーザーに渡される
【0013】現像所では、図4に示すように、周知のフ
イルムスプライサ66により多数のオーダーのフイルム
13を接合して長尺化しこれをロール状に巻き取る。そ
して、ロール単位でハンドリングして、フイルムプロセ
サ67で現像処理した後に、プリンタ68にセットする
。図5にプリンタ68の概略を示す。巻取りリール70
に巻き取られた現像済みのフイルム13は、フイルム送
り出し部71及びフイルム送りローラ対72によりフイ
ルムキャリア73の露光位置に送られる。パーフォレー
ションセンサ74はフイルム13の位置決め用パーフォ
レーション27(図3参照)を検出し、この検出信号を
コントローラ75に送る。
【0014】コントローラ75はパーフォレーションの
検出後にフイルム13を定量送りして、プリント対象コ
マを露光位置にセットする。また、このフイルム送り中
に、磁気読取り部77は磁気ヘッド78を介し、フイル
ム13の磁気記録層14に記録された撮影情報や受付情
報等を読み取る。これら各種情報はコントローラ75に
送られ、ここで焼付露光量の算出や各部の制御に利用さ
れる。コントローラ75はマイクロコンピュータから構
成されており、キーボード81及びディスプレィ82が
接続されている。コントローラ75は、磁気読取り部7
7によりフイルム13に記録された撮影情報やプリント
指定情報等を読み取る外に、内蔵するROMのプログラ
ムに基づきプリンタの各部をシーケンス制御する。
【0015】フイルムキャリア73の下方には、周知の
光源部85が配置されている。光源部85は、光源86
と、この光源86からの焼付光の三色成分の強度を調節
するフイルタ調節部87と、フイルタ88〜90を経た
焼付光を拡散して均一にするミキシングボックス91と
から構成されている。また、フイルムキャリア73の上
方には、ズームレンズ92が配置されており、フイルム
キャリア73にセットされたプリント対象コマの画像を
カラーペーパー93の感光乳剤面に結像させる。ズーム
レンズ92はドライバ94により駆動される。ドライバ
94は、コントローラ75のプリント倍率信号に応じて
ズームレンズ92のプリント倍率を設定する。また、ズ
ームレンズ92とカラーペーパー93との間には、シャ
ッタ95が配置されており、シャッタ駆動部96により
制御される。また、プリント位置にあるペーパー93上
にはペーパーマスク98が配置されている。また、ペー
パーマスク98のペーパー出口側にはペーパー送りロー
ラ対100及び巻取りリール101が配置されており、
焼付露光済みペーパー93をロール状に巻き取る。この
ペーパー93は、周知のペーパープロセサ102(図4
参照)により現像処理される。
【0016】フイルムキャリア73の斜め上方には、ス
キャナー105が配置されている。スキャナー105は
、周知のようにプリント対象コマの各点を三色分解測光
する。この測光データは特性値算出部106に送られ、
ここで露光量演算に必要な各種特性値が抽出される。露
光量演算部107は各種特性値に基づき周知の露光量演
算式によりプリント対象コマの露光量を求める。 コントローラ75は、周知のように露光量からフイルタ
セット位置を求め、この位置になるようにフイルタ調節
部87を制御する。プリント済みフイルム13は、フイ
ルム送りローラ対110,巻取り部111,巻取りリー
ル112によりロール状に巻き取られる。また、フイル
ム送りローラ対110の出口側には磁気ヘッド113が
配置されており、磁気書込み部114によって露光補正
情報が書き込まれる。
【0017】次に、図6に示すフローチャートを参照し
て、本実施例の作用を説明する。撮影時には、スイッチ
や検出部を介して各種撮影情報が入力され、これがレリ
ーズ操作に連動してカートリッジ10のICメモリ15
に各撮影コマに対応させて記録される。ユーザーは、第
4図に示すように、撮影終了後に撮影済みのフイルムカ
ートリッジ10をカメラ9から取り出し、これをDP取
次店に提出する。DP取次店では受付機46にカートリ
ッジ10をセットして、キーボード60からプリント処
理の内容を入力する。第1図に示すように、ICメモリ
15からは撮影情報が読み取られ、これと受付処理情報
とが磁気書込み部52によりフイルム13の磁気記録層
14に記録される。この記録後に、受付機46はID番
号と受付処理内容とを印字した預かり券65を発行する
。取次店では、ユーザーに預かり券65を渡すとともに
、受付処理済みのカートリッジ10を現像所に送る。
【0018】現像所では、第4図に示すように、各カー
トリッジ10からフイルム13を引き出してフイルムス
プライサ66によりこれらを多数接合して長尺化し、こ
れをリールにロール状に巻き取って、フイルムプロセサ
67で現像処理する。その後、これをプリンタ68にセ
ットして焼付露光する。プリンタ68では、第5図に示
すようにフイルム送り部71からフイルム13を引き出
してこれをフイルムキャリア73に送る。このフイルム
送り中に、磁気読取り部77により撮影情報や受付情報
を読み取る。キャリアマスク120の開口にセットされ
たコマは、スキャナー105により各点が測光される。 そして、この測光データから特性値算出部106及び露
光量演算部107により露光量が算出される。なお、撮
影情報に基づき露光補正を行う場合には、コントローラ
75は、撮影情報に基づき露光補正データを作成し、こ
れを露光量演算部107に送る。この撮影情報に基づく
露光補正は、例えば特願平2−233573号に詳しく
説明されている。
【0019】擬似ズームミング情報が記録されているコ
マの場合には、この情報に基づきズームレンズ92のプ
リント倍率が設定される。また、パノラマプリント指定
情報が記録されているコマの場合には、所定のアスペク
ト比になるようにペーパーマスク98の開口が変更され
る。また、パノラマ用のプリント倍率になるようにズー
ムレンズ92が設定される。これらのプリント指定デー
タに基づく各部の設定後に、フイルタ調節部87を駆動
して焼付光の光質を調節した後、シャッタ95を所定時
間開き、プリント対象コマを焼付露光する。その後、ペ
ーパー93とフイルム13とのコマ送りが行われ、同様
にして次のコマがプリントされる。このフイルム送り中
に、磁気書込み部114によりフイルム13の磁気記録
層14に各コマ毎に露光補正条件等のプリント情報が書
き込まれる。また、フイルムの先頭部の磁気記録層14
には、プリンタ識別情報が書き込まれる。プリント終了
済みのフイルム13はフイルム巻取り部111及び巻取
りリール112により巻き取られる。
【0020】プリント済みフイルムは、図7に示すよう
に、フイルム巻取り機129で各オーダー毎に切り離さ
れ、巻取りカートリッジ130に収納される。このカー
トリッジ130内へのフイルムの収納は、フイルムリー
ダー131にプリント済みフイルム132をスプライス
テープ133等で接合後、スプールを回転軸134によ
り巻取り方向に回転することにより行う。各種情報は磁
気ヘッド137を介し磁気読取り部138により読み取
られ、これら情報はメモリ書込み部139によりプラグ
140を介しICメモリ141に書き込まれる。これに
より、フイルム132をカートリッジ130から引き出
すことなく、各種情報をICメモリ141から読み取る
ことができるようになる。その後、図4に示すように、
図7のICメモリ141から読み取ったID番号やプリ
ント枚数等に基づき印字機145によりDP袋146に
ID番号や料金表を印字する。仕上がったプリント写真
147と巻取りカートリッジ130とは検査工程及び照
合工程を経た後に、DP袋146内に収納され、DP取
次店を介しユーザーに返される。
【0021】なお、同時プリントの仕上りが悪く、検査
工程で不合格となったプリント写真がある場合には焼き
直しを行う。この場合には、上記カートリッジ130を
受付機46にセットし、キーボード60を操作して、焼
き直しプリントを指示する。このとき、キーボード60
を介し焼き直しコマを指定すると、受付機本体47は該
当コマの撮影情報、同時プリント時の露光補正情報をデ
ィスプレィ62に表示する。この状態で、焼き直しプリ
ント時のプリント条件を決定し、この再プリント条件を
入力する。受付機本体61は、フイルム13の磁気記録
層の再プリント指定コマのエリアに、再プリント指定デ
ータと再プリント条件とを書き込む。そして、この再プ
リントデータに基づき同時プリントと同じようにして再
プリント指定コマのみを再プリント条件により焼付露光
する。また、再注文時にも、受付処理機にこの現像済み
フイルムを収納したカートリッジをセットして、これの
磁気記録層に再注文プリントのコマ指定とプリント枚数
指定のデータを入力することで、焼増しプリントを行う
ことができる。
【0022】上記実施例では、カートリッジ10,13
0に内蔵させたICメモリ15,135に撮影情報等を
記録するようにしたが、この外に、撮影段階では、カメ
ラによりICカードに撮影情報を記録するようにしても
よい。この場合には、ICカードはフイルムカートリッ
ジとは別体で構成され、カメラの背面側等に装着される
。そして、受付処理時にICカードから撮影情報等を読
み取り、これと受付情報とをフイルムの磁気記録層に記
録する。そして、プリント時には、フイルムの磁気記録
層にプリント情報等を更に書込み。プリント終了後は、
これら撮影情報や受付情報、プリント情報等を磁気記録
層から読み出して、巻取りカートリッジのICメモリに
記憶する。また、上記実施例では、プリント済みフイル
ムを撮影時に用いたカートリッジ10とは別の新たなカ
ートリッジ130に収納するようにしたが、これは撮影
時に用いたカートリッジ10にフイルムを巻き取るよう
にしてもよい。
【0023】また、上記実施例では、DP取次店での受
付処理でICメモリの内容を磁気記録層に書き込むよう
にしたが、現像所の受付処理で行ってもよい。さらにそ
の場合には撮影情報等の読み書き装置48をフイルムス
プライサ66に内蔵させてもよい。また、ストリプス処
理を行うフイルムプロセサにかける場合にはフイルムプ
ロセサに撮影情報等の読み書き装置48を内蔵させても
よい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
カメラ側ではICメモリに撮影情報等を記録したから、
カメラ側では磁気的又は光学的記録により撮影情報等を
記録する必要がなくなる。これにより、高精度なフイル
ム送りが要求されることもなく、フイルム送り機構等の
簡素化及びカメラのコンパクト化を図ることができる。 また、受付やプリント処理の際に、ICメモリから撮影
情報等を読み取り、この撮影情報等をフイルムの磁気記
録層に記録するようにしたから、フイルムと撮影情報等
の記録媒体を現像処理やプリント処理時に一体化するこ
とができ、これらが別体で構成される時の照合等の煩わ
しい操作を不要にできる。また、プリント時には撮影情
報等を画像に対応させてフイルムの磁気記録層に記録し
、その後のカートリッジでの取り扱い時にはカートリッ
ジのICメモリから各種情報を読み取るため、各工程間
の物と情報との流れを無理なく管理することができる。 また、フイルムの記録媒体に撮影情報の外に、受付処理
内容を記録することで、プリントを自動化することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の撮影情報等の読み書き装置を示す概略
図である。
【図2】本発明で用いるカメラとフイルムカートリッジ
とを示す斜視図である。
【図3】本発明で用いるフイルムカートリッジを示す斜
視図である。
【図4】ユーザーとDP取次店と現像所との間でのフイ
ルムの流れを示す説明図である。
【図5】本発明で用いるプリンタを示す概略図である。
【図6】本発明の処理手順を示すフローチャートである
【図7】プリント済みフイルムを収納する巻取りカート
リッジと巻取り機との一例を示す概略図である。
【符号の説明】
10,135  フイルムカートリッジ13  フイル
ム 14  磁気記録層 15,135  ICメモリ 46  受付機 48  撮影情報等の読み書き装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  撮影の際にカメラにより画像を写真フ
    イルムに記録するとともに撮影情報及び撮影意図情報等
    をICメモリに記憶し、このICメモリに記憶した撮影
    情報及び撮影意図情報等を写真プリントの作成の前段階
    で読み取り、これを写真フイルムの磁気記録層に磁気的
    に記録し、写真プリントの作成時に、フイルムに記録し
    た情報を読み取りこれに基づきプリントし、プリント後
    はプリント情報を磁気記録層に追加記録し、この後、磁
    気記録層に記録した各種情報を読み出して、これをパト
    ローネのICメモリに書き込むことを特徴とするプリン
    ト写真の作成方法。
  2. 【請求項2】  ICメモリから撮影情報や撮影意図情
    報を読み取る手段と、この読み取った情報をフイルムの
    磁気記録層に磁気記録する手段とを備えたことを特徴と
    する撮影情報等の読み書き装置。
JP3361291A 1991-02-01 1991-02-01 プリント写真の作成方法及び撮影情報等の読み書き装置 Pending JPH04247443A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11338062A (ja) * 1997-09-11 1999-12-10 Fuji Photo Film Co Ltd プリントシステム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11338062A (ja) * 1997-09-11 1999-12-10 Fuji Photo Film Co Ltd プリントシステム

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