JP2772596B2 - 撮影装置 - Google Patents
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- JP2772596B2 JP2772596B2 JP4100286A JP10028692A JP2772596B2 JP 2772596 B2 JP2772596 B2 JP 2772596B2 JP 4100286 A JP4100286 A JP 4100286A JP 10028692 A JP10028692 A JP 10028692A JP 2772596 B2 JP2772596 B2 JP 2772596B2
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- Japan
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- photosensitive material
- film
- shooting
- camera
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- Cameras In General (AREA)
- Projection-Type Copiers In General (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、長尺フイルムにイメー
ジ情報を順次に撮影記録する撮影装置に関するものであ
る。
ジ情報を順次に撮影記録する撮影装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の撮影装置の代表例として
は輪転式カメラが挙げられる。以下、この輪転式カメラ
を例にして説明する。輪転式カメラは被写体とフイルム
が縮率比に同期してともに移動しつつ、スリットを通し
て露光しながら連続的に撮影していくため、迅速大量撮
影や長尺撮影が可能である。すなわち、給紙口より送り
込まれた被写体は、一定速度で搬送され露光部を通過
し、この際、ランプによって照明された被写体の像は、
複数のミラー系及びスリットを通してレンズによりフイ
ルム面上に結像する。さらに、複数のフイルムに同時撮
影するために、複数の撮影部を有する装置も知られてい
る。
は輪転式カメラが挙げられる。以下、この輪転式カメラ
を例にして説明する。輪転式カメラは被写体とフイルム
が縮率比に同期してともに移動しつつ、スリットを通し
て露光しながら連続的に撮影していくため、迅速大量撮
影や長尺撮影が可能である。すなわち、給紙口より送り
込まれた被写体は、一定速度で搬送され露光部を通過
し、この際、ランプによって照明された被写体の像は、
複数のミラー系及びスリットを通してレンズによりフイ
ルム面上に結像する。さらに、複数のフイルムに同時撮
影するために、複数の撮影部を有する装置も知られてい
る。
【0003】一方、輪転式カメラにおける撮影方法とし
ては、被写体の片面画像のみを1/25倍程度の比較的
低倍で撮影するシンプレックス撮影(片面撮影)と、被
写体の表裏を同時に1/50程度の比較的高倍で撮影す
るデュプレックス撮影(両面撮影)及び1/50倍程度
の比較的高倍で、デュプレックス撮影の表面を撮影する
フイルム上の領域に、被写体の片面を撮影した後に、フ
イルムを反転させ、通常はデュプレックス撮影時に裏面
を撮影するフイルム上の領域に、さらに別の被写体の片
面を追加撮影するデュオ撮影(往復撮影)の3種類の撮
影方法が知られている。
ては、被写体の片面画像のみを1/25倍程度の比較的
低倍で撮影するシンプレックス撮影(片面撮影)と、被
写体の表裏を同時に1/50程度の比較的高倍で撮影す
るデュプレックス撮影(両面撮影)及び1/50倍程度
の比較的高倍で、デュプレックス撮影の表面を撮影する
フイルム上の領域に、被写体の片面を撮影した後に、フ
イルムを反転させ、通常はデュプレックス撮影時に裏面
を撮影するフイルム上の領域に、さらに別の被写体の片
面を追加撮影するデュオ撮影(往復撮影)の3種類の撮
影方法が知られている。
【0004】また、撮影装置としての前記輪転式カメラ
の一例を図20は示しており、撮影装置101はシート
状の被写体Sを装置本体内部に供給する供給部102
と、撮影後の被写体Sを装置本体外に排出する排出部1
03と、その両部間に順次配置された上流側搬送部10
4と露光部105と下流側搬送部106とを備えてい
る。そして、露光部105に搬送された被写体Sを後記
する光学系107を介してフイルムF上に結像露光する
ようになっている。さらに、前記装置の各部の配置構成
は、外装カバー110が装置全体を覆って、その下端縁
を基台108の周縁に当接し、ヒンジ109で基台10
8の後端に軸支され、前開き方向に開閉自在になってい
る。その基台108上に組付けられたフレーム111内
には、その下部に上流側搬送部104及び露光部105
が、その前端部111aに供給部102が、その上部に
は下流側搬送部106及び排出部103がそれぞれ設け
られ、その一方のサイドには主として光学系107が配
置され、他方のサイドには図示されない駆動系が設けら
れている。また、供給部102の前方には、フイルムF
が収納されるフイルム室112が設けられおり、上流側
搬送部104の上流寄りの上部には被写体検知センサ1
13が設けられて被写体Sの通過を検知しするとともに
後記するマークLEDアレー123や投影レンズ122
近傍のシャッタの制御などに使用されており、露光部1
05は一対の照明ランプ114,114′により照明さ
れかつ間を被写体が通る一対の平行なガイドガラス11
5,116から構成されている。
の一例を図20は示しており、撮影装置101はシート
状の被写体Sを装置本体内部に供給する供給部102
と、撮影後の被写体Sを装置本体外に排出する排出部1
03と、その両部間に順次配置された上流側搬送部10
4と露光部105と下流側搬送部106とを備えてい
る。そして、露光部105に搬送された被写体Sを後記
する光学系107を介してフイルムF上に結像露光する
ようになっている。さらに、前記装置の各部の配置構成
は、外装カバー110が装置全体を覆って、その下端縁
を基台108の周縁に当接し、ヒンジ109で基台10
8の後端に軸支され、前開き方向に開閉自在になってい
る。その基台108上に組付けられたフレーム111内
には、その下部に上流側搬送部104及び露光部105
が、その前端部111aに供給部102が、その上部に
は下流側搬送部106及び排出部103がそれぞれ設け
られ、その一方のサイドには主として光学系107が配
置され、他方のサイドには図示されない駆動系が設けら
れている。また、供給部102の前方には、フイルムF
が収納されるフイルム室112が設けられおり、上流側
搬送部104の上流寄りの上部には被写体検知センサ1
13が設けられて被写体Sの通過を検知しするとともに
後記するマークLEDアレー123や投影レンズ122
近傍のシャッタの制御などに使用されており、露光部1
05は一対の照明ランプ114,114′により照明さ
れかつ間を被写体が通る一対の平行なガイドガラス11
5,116から構成されている。
【0005】図21は前記光学系107の配置構成を示
す。すなわち、装置内部のほぼ中央に位置する露光部1
07を構成するガイドガラス115,116を通過する
被写体Sの表裏両面の画像光は第1ミラー117,11
7′によって反射され、スリット板のスリット118,
118′を通過した後、第2,第3,第4ミラー11
9,120,121を介して結像レンズ122によりフ
イルムF上に結像されるようになっている。また、マー
クLEDアレー123は被写体Sの表面像光路に隣接し
て光路外側において図示されない装置本体ののベース構
造体に固定されている。
す。すなわち、装置内部のほぼ中央に位置する露光部1
07を構成するガイドガラス115,116を通過する
被写体Sの表裏両面の画像光は第1ミラー117,11
7′によって反射され、スリット板のスリット118,
118′を通過した後、第2,第3,第4ミラー11
9,120,121を介して結像レンズ122によりフ
イルムF上に結像されるようになっている。また、マー
クLEDアレー123は被写体Sの表面像光路に隣接し
て光路外側において図示されない装置本体ののベース構
造体に固定されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、マイクロフ
イルムを撮影して現像する場合には、すでに撮影された
フイルム上の画像が、フイルムを取り出した時に外光に
より再露光して画像が失われる恐れがある。従って、通
常は1.5m程フイルムを余分に送り、撮影された最終
画像の上に数巻きのフイルムを巻き付けて、外光が当た
って感光してもさしつかえのない状態にしてフイルムを
取り出す手段が取られている。
イルムを撮影して現像する場合には、すでに撮影された
フイルム上の画像が、フイルムを取り出した時に外光に
より再露光して画像が失われる恐れがある。従って、通
常は1.5m程フイルムを余分に送り、撮影された最終
画像の上に数巻きのフイルムを巻き付けて、外光が当た
って感光してもさしつかえのない状態にしてフイルムを
取り出す手段が取られている。
【0007】しかし、デュプレックス撮影を行い、片側
に被写体の画像の撮影を終了し、さらに該フイルムをカ
メラユニットを反転してセットし、他の片側に別の被写
体を撮影している状態(いわゆるデュオ撮影のBch撮
影)で現像を行いたい時がある。この場合には、該フイ
ルムにはすでに被写体の画像が片側全域に露光されてい
るため、単に1.5m程トレーラー送りを行っても、巻
き付けられたフイルムの外面に被写体画像が来てしま
う。すなわち、外光により撮影済みの画像が露光されて
画像が失われてしまうことがあった。また、作業者がデ
ュオ撮影でかつフイルムの反転を行っていることを認知
している場合でも、繰り返し数回に分けてトレーラー送
りを行うか、長時間空送りを行うか、またはカメラを外
に取り出してカメラのフイルム巻き取り用ノブを長時間
回さなければならなかった。
に被写体の画像の撮影を終了し、さらに該フイルムをカ
メラユニットを反転してセットし、他の片側に別の被写
体を撮影している状態(いわゆるデュオ撮影のBch撮
影)で現像を行いたい時がある。この場合には、該フイ
ルムにはすでに被写体の画像が片側全域に露光されてい
るため、単に1.5m程トレーラー送りを行っても、巻
き付けられたフイルムの外面に被写体画像が来てしま
う。すなわち、外光により撮影済みの画像が露光されて
画像が失われてしまうことがあった。また、作業者がデ
ュオ撮影でかつフイルムの反転を行っていることを認知
している場合でも、繰り返し数回に分けてトレーラー送
りを行うか、長時間空送りを行うか、またはカメラを外
に取り出してカメラのフイルム巻き取り用ノブを長時間
回さなければならなかった。
【0008】一方、前述巻き取り時間が極めて短時間で
あれば、何ら問題はないのであるが、一例として本体の
被写体搬送スピードを50m/分,カメラの縮率を1/
50とすると、2.5milのフイルム(通常61m/
巻)の時にはトレーラー送りには最大61÷〔50×
(1/50)〕=61分と、約1時間も必要となってい
る。
あれば、何ら問題はないのであるが、一例として本体の
被写体搬送スピードを50m/分,カメラの縮率を1/
50とすると、2.5milのフイルム(通常61m/
巻)の時にはトレーラー送りには最大61÷〔50×
(1/50)〕=61分と、約1時間も必要となってい
る。
【0009】本発明は、前述従来例の問題点に鑑み、フ
イルムの巻き取り動作が簡単で、復動撮影時に先に撮影
された画像が外光に露光されることのない往復撮影可能
な撮影装置を提供することを第1の目的とする。本発明
は、前述従来例の問題点に鑑み、トレーラー送りに要す
る時間を最短時間にする往復撮影可能な撮影装置を提供
することを第2の目的とする。
イルムの巻き取り動作が簡単で、復動撮影時に先に撮影
された画像が外光に露光されることのない往復撮影可能
な撮影装置を提供することを第1の目的とする。本発明
は、前述従来例の問題点に鑑み、トレーラー送りに要す
る時間を最短時間にする往復撮影可能な撮影装置を提供
することを第2の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の第1の目的を達成
するために、第1の発明は長尺感光材料に画像を往復撮
影(デュオ撮影)可能な撮影装置において、往動撮影
後、復動撮影時にトレーラー送りが指示されると、復動
撮影可能な感光材料の残量にかかわらず、長尺感光材料
をすべて巻き取るようにしたものである。また、該トレ
ーラー送りが指示された時、長尺感光材をすべて巻き取
るまでに要する時間を表示するようにしてもよい。ま
た、長尺感光材をすべて巻き取るまでに要する時間を表
示した後、トレーラー送りを行うか否かの確認を求める
ようにしてもよい。
するために、第1の発明は長尺感光材料に画像を往復撮
影(デュオ撮影)可能な撮影装置において、往動撮影
後、復動撮影時にトレーラー送りが指示されると、復動
撮影可能な感光材料の残量にかかわらず、長尺感光材料
をすべて巻き取るようにしたものである。また、該トレ
ーラー送りが指示された時、長尺感光材をすべて巻き取
るまでに要する時間を表示するようにしてもよい。ま
た、長尺感光材をすべて巻き取るまでに要する時間を表
示した後、トレーラー送りを行うか否かの確認を求める
ようにしてもよい。
【0011】前記の第2の目的を達成するために、第2
の発明は長尺感光材料を収納したカメラユニットを反転
して装置本体に装填することにより長尺感光材料に画像
を往復撮影(デュオ撮影)可能な撮影装置において、往
動撮影後、復動撮影時にトレーラー送りが指示される
と、撮影領域上流側の長尺感光材料の残量と撮影領域下
流側の長尺感光材料の残量とを比較し、上流側の長尺感
光材料の残量が下流側の長尺感光材料の残量より少ない
場合は長尺感光材をすべて巻き取り、下流側の長尺感光
材料の残量より多い場合は巻き取りを中止するようにし
たものである。また、復動撮影時にトレーラー送りが指
示されたとき、上流側の長尺感光材料の残量が下流側の
長尺感光材料の残量より多い場合はカメラユニットの装
填方向の変更を表示するようにしてもよい。
の発明は長尺感光材料を収納したカメラユニットを反転
して装置本体に装填することにより長尺感光材料に画像
を往復撮影(デュオ撮影)可能な撮影装置において、往
動撮影後、復動撮影時にトレーラー送りが指示される
と、撮影領域上流側の長尺感光材料の残量と撮影領域下
流側の長尺感光材料の残量とを比較し、上流側の長尺感
光材料の残量が下流側の長尺感光材料の残量より少ない
場合は長尺感光材をすべて巻き取り、下流側の長尺感光
材料の残量より多い場合は巻き取りを中止するようにし
たものである。また、復動撮影時にトレーラー送りが指
示されたとき、上流側の長尺感光材料の残量が下流側の
長尺感光材料の残量より多い場合はカメラユニットの装
填方向の変更を表示するようにしてもよい。
【0012】
【作用】以上の構成の第1の発明の撮影装置は、既にフ
イルムの片側に撮影された往動撮影時の画像を誤って外
光により露光して画像が失われることを防止する。ま
た、長尺感光材をすべて巻き取るまでに要する時間を表
示することにより、作業者に装置の動作終了までの時間
を確認することができる。また、長尺感光材をすべて巻
き取るまでに要する時間を表示した後、トレーラー送り
を行うかどうかの確認をすることにより、次の撮影がで
きず作業が滞る恐れをなくすことができる。
イルムの片側に撮影された往動撮影時の画像を誤って外
光により露光して画像が失われることを防止する。ま
た、長尺感光材をすべて巻き取るまでに要する時間を表
示することにより、作業者に装置の動作終了までの時間
を確認することができる。また、長尺感光材をすべて巻
き取るまでに要する時間を表示した後、トレーラー送り
を行うかどうかの確認をすることにより、次の撮影がで
きず作業が滞る恐れをなくすことができる。
【0013】以上の構成の第2の発明の撮影装置は、ト
レーラー送りに要する時間を最短にすることができる。
レーラー送りに要する時間を最短にすることができる。
【0014】
【実施例】以下、第1の発明の第1実施例を図1ないし
図9に基づいて説明する。図1は、撮影装置1の被写体
搬送系の概略構成図である。同図において、シート状被
写体Sが下方に傾斜した給紙トレイ2上に置かれると、
重力により矢印A方向に移動する。この被写体Sは、矢
印B方向に回転する給紙ローラ3と矢印C方向に回転す
る分離ローラ4により1枚ずつ分離されて送られる。そ
して、下部搬送ベルト8がベルトローラ7及び12に掛
け渡されかつテンションローラ11によって適当なテン
ションが保持され、下部駆動ローラ10の回転により被
写体Sを搬送するようにするとともにアイドルローラ6
及びガイドユニット9によって被写体Sを搬送ベルト8
に押し付けて保持している。また、アイドルローラ6と
ガイドユニット9との間には搬送されてきた被写体Sを
検知する被写体検知ユニット5が配設され、この被写体
検知ユニット5は後記する図5に示すカメラユニット4
0aのシャッタ39aの制御に使用されている。
図9に基づいて説明する。図1は、撮影装置1の被写体
搬送系の概略構成図である。同図において、シート状被
写体Sが下方に傾斜した給紙トレイ2上に置かれると、
重力により矢印A方向に移動する。この被写体Sは、矢
印B方向に回転する給紙ローラ3と矢印C方向に回転す
る分離ローラ4により1枚ずつ分離されて送られる。そ
して、下部搬送ベルト8がベルトローラ7及び12に掛
け渡されかつテンションローラ11によって適当なテン
ションが保持され、下部駆動ローラ10の回転により被
写体Sを搬送するようにするとともにアイドルローラ6
及びガイドユニット9によって被写体Sを搬送ベルト8
に押し付けて保持している。また、アイドルローラ6と
ガイドユニット9との間には搬送されてきた被写体Sを
検知する被写体検知ユニット5が配設され、この被写体
検知ユニット5は後記する図5に示すカメラユニット4
0aのシャッタ39aの制御に使用されている。
【0015】次に、下部搬送ベルト8によって水平方向
から垂直方向に搬送された被写体Sは一対のガイドガラ
ス23を通過し、その通過時に一対の照明ランプ22に
よって、その両面を同時に照明される。ガイドガラス2
3の上下にはニップローラ13,14が設けられてい
る。さらに、上部搬送ベルト19がベルトローラ16及
び18に掛け渡されかつテンションローラ17によって
適当なテンションが保持され、上部駆動ローラ20の回
転によりガイドガラス23を通過した被写体Sを上方に
搬送するとともにアイドルローラ15によって被写体S
を搬送ベルト19に押しつけて保持している。そして、
被写体Sは上部搬送ベルト19によって垂直方向から水
平方向へと搬送経路を転換し、矢印D方向に進行して排
紙トレイ21へ放出される。なお、露光部であるガイド
ガラス23の両側には、垂直方向に移動する被写体Sの
平面に対して左右にそれぞれ45°の角度をなす第1ミ
ラー24a,24bが対称の位置に配設されている。こ
の第1ミラー24a,24bは前述の被写体搬送のため
のローラ軸と同様に撮影装置本体1の内部のベース構造
体(図示せず)に支持されている。
から垂直方向に搬送された被写体Sは一対のガイドガラ
ス23を通過し、その通過時に一対の照明ランプ22に
よって、その両面を同時に照明される。ガイドガラス2
3の上下にはニップローラ13,14が設けられてい
る。さらに、上部搬送ベルト19がベルトローラ16及
び18に掛け渡されかつテンションローラ17によって
適当なテンションが保持され、上部駆動ローラ20の回
転によりガイドガラス23を通過した被写体Sを上方に
搬送するとともにアイドルローラ15によって被写体S
を搬送ベルト19に押しつけて保持している。そして、
被写体Sは上部搬送ベルト19によって垂直方向から水
平方向へと搬送経路を転換し、矢印D方向に進行して排
紙トレイ21へ放出される。なお、露光部であるガイド
ガラス23の両側には、垂直方向に移動する被写体Sの
平面に対して左右にそれぞれ45°の角度をなす第1ミ
ラー24a,24bが対称の位置に配設されている。こ
の第1ミラー24a,24bは前述の被写体搬送のため
のローラ軸と同様に撮影装置本体1の内部のベース構造
体(図示せず)に支持されている。
【0016】図2は撮影装置1を作動制御するためのコ
ントロール部26の斜視図を示す。同図において、コン
トロール部26はキーボード27及びディスプレイ28
より構成され、撮影装置1の図示しないCPUと電気的
に結合されており、キーボード27よりのキー操作でC
PUを介して撮影装置1を制御している。
ントロール部26の斜視図を示す。同図において、コン
トロール部26はキーボード27及びディスプレイ28
より構成され、撮影装置1の図示しないCPUと電気的
に結合されており、キーボード27よりのキー操作でC
PUを介して撮影装置1を制御している。
【0017】図3は撮影装置1の光学系をなすミラー構
成の斜視図である。同図の露光部において、照明ランプ
22に照らされた被写体Sの両面の像は、第1ミラー2
4a,24bによって反射され、スリット板25のスリ
ット25a,25bをそれぞれ通過し、その通過した像
は第2ミラー30によって斜め下方に反射される。この
像は第3ミラー31によって再び垂直方向上方に反射さ
れた後、第4ミラー32によって斜め下方に反射され
る。この第4ミラー32によって反射された像は、投影
レンズ33a,33bを通り、後記する図4及び図5に
示すカメラユニット40a,40bの中にあるキャプス
タンローラ34a,34bにより駆動されるフイルムF
a,Fbへ投影結像される。
成の斜視図である。同図の露光部において、照明ランプ
22に照らされた被写体Sの両面の像は、第1ミラー2
4a,24bによって反射され、スリット板25のスリ
ット25a,25bをそれぞれ通過し、その通過した像
は第2ミラー30によって斜め下方に反射される。この
像は第3ミラー31によって再び垂直方向上方に反射さ
れた後、第4ミラー32によって斜め下方に反射され
る。この第4ミラー32によって反射された像は、投影
レンズ33a,33bを通り、後記する図4及び図5に
示すカメラユニット40a,40bの中にあるキャプス
タンローラ34a,34bにより駆動されるフイルムF
a,Fbへ投影結像される。
【0018】図4はカメラユニット40a,40b及び
その駆動系の斜視図である。同図において、カメラユニ
ット40a,40bはそれぞれ投影レンズ33a,33
b、連結ギア35aと36a,35bと36b及び一対
の位置決めリブ37a,37bを有している。この位置
決めリブ37a,37bはカメラシャーシ41に固定さ
れたカメラガイド42a,42b上にそれぞれ形成され
た一対のガイド溝43a,43bに挿入され、カメラロ
ック爪44a,44bによりカメラユニット40a,4
0bが固定される。固定されたカメラユニット40a,
40bの連結ギア35a,35bは、カメラ駆動モータ
45a,45bと回転軸46a,46bを介して回転軸
46a,46bに固定された駆動ギア47a,47bと
それぞれ連結されており、駆動モータ45a,45bを
作動させることにより、カメラユニット40a,40b
の中にセットされたフイルムFa,Fbを移送すること
ができる。
その駆動系の斜視図である。同図において、カメラユニ
ット40a,40bはそれぞれ投影レンズ33a,33
b、連結ギア35aと36a,35bと36b及び一対
の位置決めリブ37a,37bを有している。この位置
決めリブ37a,37bはカメラシャーシ41に固定さ
れたカメラガイド42a,42b上にそれぞれ形成され
た一対のガイド溝43a,43bに挿入され、カメラロ
ック爪44a,44bによりカメラユニット40a,4
0bが固定される。固定されたカメラユニット40a,
40bの連結ギア35a,35bは、カメラ駆動モータ
45a,45bと回転軸46a,46bを介して回転軸
46a,46bに固定された駆動ギア47a,47bと
それぞれ連結されており、駆動モータ45a,45bを
作動させることにより、カメラユニット40a,40b
の中にセットされたフイルムFa,Fbを移送すること
ができる。
【0019】また、カメラユニット40a,40bはカ
メラシャーシ41にセットされた時、コネクター部48
a,48bを図示されない本体側コネクターと結合させ
電気的な結合をすることができる。なお、カメラユニッ
ト40a,40bはカメラシャーシ41に対して図4に
示される方向を矢印a,b方向に反転させて挿入するこ
とも可能である。すなわち、矢印a,b方向に反転して
挿入された時、前述と同様にカメラユニット40a,4
0bの連結ギア35a,35bは、カメラ駆動モータ4
5a,45bと回転軸46a,46bを介して回転軸4
6a,46bに固定された駆動ギア47a,47bとそ
れぞれ連結されており、駆動モータ45a,45bを作
動させることにより、カメラユニット40a,40bの
中にセットされたフイルムFa,Fbを移送することが
できる。なおまた、カメラユニットを図4に示す場合か
ら矢印a,b方向に反転させて入れることにより、カメ
ラユニット内のフイルムFは図4の場合と逆方向へ搬送
されることになる。
メラシャーシ41にセットされた時、コネクター部48
a,48bを図示されない本体側コネクターと結合させ
電気的な結合をすることができる。なお、カメラユニッ
ト40a,40bはカメラシャーシ41に対して図4に
示される方向を矢印a,b方向に反転させて挿入するこ
とも可能である。すなわち、矢印a,b方向に反転して
挿入された時、前述と同様にカメラユニット40a,4
0bの連結ギア35a,35bは、カメラ駆動モータ4
5a,45bと回転軸46a,46bを介して回転軸4
6a,46bに固定された駆動ギア47a,47bとそ
れぞれ連結されており、駆動モータ45a,45bを作
動させることにより、カメラユニット40a,40bの
中にセットされたフイルムFa,Fbを移送することが
できる。なおまた、カメラユニットを図4に示す場合か
ら矢印a,b方向に反転させて入れることにより、カメ
ラユニット内のフイルムFは図4の場合と逆方向へ搬送
されることになる。
【0020】図5はカメラユニット40aの内部概略構
成図である。なお、カメラユニット40bについても同
様な構成になっている。カメラユニット40aは前述の
ように投影レンズ33a,キャプスタンローラ34aを
有し、未露光フイルムを巻きつけた供給リール38aか
ら送り出されたフイルムFaはキャプスタンローラ34
aの位置で投影レンズ33a及びシャッタ49aにより
結像された被写体画像を露光され、巻き取りリール39
aへ巻き取られる。このキャプスタンローラ34aは図
4に示すカメラ駆動モータ45aと連結されており、被
写体の搬送スピードに対して縮率を掛け合わせたスピー
ドでフイルムFaを搬送することにより、縮小投影され
た画像とフイルムが同期するようにキャプスタンローラ
34aの回転数を設定すればよい。なお、カメラユニッ
ト40a,40bの連結ギア35a,35bよりキャプ
スタンローラ34a,34b間の図示されないギアにて
各々の縮率に応じた減速を行い、カメラ駆動モータ45
a,45bはカメラユニット40a,40bの縮率とは
無関係に被写体搬送スピードに比例した一定スピードで
回転させることにより、フイルムをカメラユニットの縮
率に対応したスピードで送ってもよい。前記シャッタ4
9aは図示されないソレノイドと連結され、矢印cまた
はd方向へ作動することにより被写体画像をフイルムF
a上に投影したり、その露光を遮光することができる。
成図である。なお、カメラユニット40bについても同
様な構成になっている。カメラユニット40aは前述の
ように投影レンズ33a,キャプスタンローラ34aを
有し、未露光フイルムを巻きつけた供給リール38aか
ら送り出されたフイルムFaはキャプスタンローラ34
aの位置で投影レンズ33a及びシャッタ49aにより
結像された被写体画像を露光され、巻き取りリール39
aへ巻き取られる。このキャプスタンローラ34aは図
4に示すカメラ駆動モータ45aと連結されており、被
写体の搬送スピードに対して縮率を掛け合わせたスピー
ドでフイルムFaを搬送することにより、縮小投影され
た画像とフイルムが同期するようにキャプスタンローラ
34aの回転数を設定すればよい。なお、カメラユニッ
ト40a,40bの連結ギア35a,35bよりキャプ
スタンローラ34a,34b間の図示されないギアにて
各々の縮率に応じた減速を行い、カメラ駆動モータ45
a,45bはカメラユニット40a,40bの縮率とは
無関係に被写体搬送スピードに比例した一定スピードで
回転させることにより、フイルムをカメラユニットの縮
率に対応したスピードで送ってもよい。前記シャッタ4
9aは図示されないソレノイドと連結され、矢印cまた
はd方向へ作動することにより被写体画像をフイルムF
a上に投影したり、その露光を遮光することができる。
【0021】図6は撮影装置1を作動するための制御回
路のブロック図である。キーボード27及びディスプレ
イ28を有するコントロール部26は撮影装置1内のC
PU200に接続され、CPU200はその第1カメラ
制御部J及び第2カメラ制御部Kがそれぞれカメラ駆動
モータ制御回路201a及び201bを介してカメラ駆
動モータ45a及び45bに接続され、また、LED制
御回路202を介してマーク用のLED203に接続さ
れている。
路のブロック図である。キーボード27及びディスプレ
イ28を有するコントロール部26は撮影装置1内のC
PU200に接続され、CPU200はその第1カメラ
制御部J及び第2カメラ制御部Kがそれぞれカメラ駆動
モータ制御回路201a及び201bを介してカメラ駆
動モータ45a及び45bに接続され、また、LED制
御回路202を介してマーク用のLED203に接続さ
れている。
【0022】以上の構成の本実施例において、本発明は
デュオ撮影を行い、かつフイルムの片面(いわゆるAc
h)には被写体の撮影を終え、他の片面(いわゆるBc
h)に撮影を行っている場合に関してである。この時、
例えばフイルム上には図7に示すように図中フイルム下
側(いわゆるAch)にはフイルム全域にわたって画像
が露光済みで、図中フイルム上側(Bch)には途中ま
で画像が露光されている。したがって、もし1.5mト
レーラー送りを行ってもAchの画像はまだフイルムの
外部にむき出しとなっており、図8に示すように外側に
見える画像はフイルムを外に取り出すと、外光にて失わ
れてしまう恐れがある。なお、本実施例においては、カ
メラ40a,40bは図4で説明したようにコネクター
部48a,48bを介して本体と電気的に接続可能で、
カメラの反転も当然検知可能となっている。
デュオ撮影を行い、かつフイルムの片面(いわゆるAc
h)には被写体の撮影を終え、他の片面(いわゆるBc
h)に撮影を行っている場合に関してである。この時、
例えばフイルム上には図7に示すように図中フイルム下
側(いわゆるAch)にはフイルム全域にわたって画像
が露光済みで、図中フイルム上側(Bch)には途中ま
で画像が露光されている。したがって、もし1.5mト
レーラー送りを行ってもAchの画像はまだフイルムの
外部にむき出しとなっており、図8に示すように外側に
見える画像はフイルムを外に取り出すと、外光にて失わ
れてしまう恐れがある。なお、本実施例においては、カ
メラ40a,40bは図4で説明したようにコネクター
部48a,48bを介して本体と電気的に接続可能で、
カメラの反転も当然検知可能となっている。
【0023】以下、本実施例でフイルムを取り出すため
にトレーラー送りを指示した時の撮影装置1の制御動作
を図9のフローチャートを用いて説明する。まず、#1
でコントロール部26にてトレーラー送りのスイッチが
押されると、トレーラーの送りの指示が出される。そこ
で、#2で本体装置内のCPUはトレーラー送りを指示
されたカメラの撮影方法を確認する。デュオ撮影ではな
い場合、すなわちシンプレックス撮影かデュプレックス
撮影の場合は#3でフイルムを1.5m空送りしてトレ
ーラー送りを終了する。一方、カメラの撮影方法がデュ
オ撮影の場合は、#4で再度現在撮影している状態がフ
イルムの片側(Ach)を撮影している状態か、又はす
でに片側(Ach)は撮影を終了して他の側(Bch)
を撮影中かを確認する。この結果、現在フイルムの片側
(Ach)を撮影中の場合には、#3で1.5mトレー
ラー送りして終了する。また、すでに片側(Ach)は
撮影を終了して他の側(Bch)の方を撮影中の時は、
#5で撮影済みのフイルムが外光で露光しない所まで
(通常はフイルムがなくなるまで)フイルムを送る。
にトレーラー送りを指示した時の撮影装置1の制御動作
を図9のフローチャートを用いて説明する。まず、#1
でコントロール部26にてトレーラー送りのスイッチが
押されると、トレーラーの送りの指示が出される。そこ
で、#2で本体装置内のCPUはトレーラー送りを指示
されたカメラの撮影方法を確認する。デュオ撮影ではな
い場合、すなわちシンプレックス撮影かデュプレックス
撮影の場合は#3でフイルムを1.5m空送りしてトレ
ーラー送りを終了する。一方、カメラの撮影方法がデュ
オ撮影の場合は、#4で再度現在撮影している状態がフ
イルムの片側(Ach)を撮影している状態か、又はす
でに片側(Ach)は撮影を終了して他の側(Bch)
を撮影中かを確認する。この結果、現在フイルムの片側
(Ach)を撮影中の場合には、#3で1.5mトレー
ラー送りして終了する。また、すでに片側(Ach)は
撮影を終了して他の側(Bch)の方を撮影中の時は、
#5で撮影済みのフイルムが外光で露光しない所まで
(通常はフイルムがなくなるまで)フイルムを送る。
【0024】図10は第1の発明の第2実施例を説明す
るフローチャートである。なお、メカ的構成については
前述第1実施例と同様である。前述したように被写体画
像が失われるのを防ぐためには、デュオ撮影ですでに片
側(Ach)の撮影を終了して他の側(Bch)の方を
撮影中の時は、トレーラー送りの指示が出れば、フイル
ム終了まで空送りを続ければよい。しかし、一方カメラ
内のフイルムの搬送スピードは被写体の搬送スピードに
縮率を掛けたスピードとなるため、概してゆっくり送ら
れている。
るフローチャートである。なお、メカ的構成については
前述第1実施例と同様である。前述したように被写体画
像が失われるのを防ぐためには、デュオ撮影ですでに片
側(Ach)の撮影を終了して他の側(Bch)の方を
撮影中の時は、トレーラー送りの指示が出れば、フイル
ム終了まで空送りを続ければよい。しかし、一方カメラ
内のフイルムの搬送スピードは被写体の搬送スピードに
縮率を掛けたスピードとなるため、概してゆっくり送ら
れている。
【0025】従って、すでに片側(Ach)の撮影を終
了し、他の側(Bch)の撮影を始めた直後にトレーラ
送りの必要が発生した時には、極めて長時間フイルムを
空送りしなければならなくなる。一例として、本体の被
写体搬送スピードを50m/分、縮率を1/50とする
と、2.5milのフイルム(通常61m/巻)の時に
は、空送りに61÷(50×1/50)=61分、すな
わち約1時間が必要となる。
了し、他の側(Bch)の撮影を始めた直後にトレーラ
送りの必要が発生した時には、極めて長時間フイルムを
空送りしなければならなくなる。一例として、本体の被
写体搬送スピードを50m/分、縮率を1/50とする
と、2.5milのフイルム(通常61m/巻)の時に
は、空送りに61÷(50×1/50)=61分、すな
わち約1時間が必要となる。
【0026】また、従来よりフイルムの量を確認できる
ようカメラ内のフイルムの残量を表示を行っている。し
かし、カメラの縮率に応じカメラ内のフイルムの搬送ス
ピードは変化するので、残量のみでトレーラー送り終了
までの時間を予想するのは困難である。一例として、前
述条件(本体の被写体搬送スピード50m/分,フイル
ム2.5mil)でカメラの縮率が1/25であれば、
空送りに要する時間は61÷(50×1/25)=3
0.5分と約30分となり、空送りスタート時のフイル
ム残量が同じでも空送りに要する時間は縮率1/50の
カメラの半分となる。
ようカメラ内のフイルムの残量を表示を行っている。し
かし、カメラの縮率に応じカメラ内のフイルムの搬送ス
ピードは変化するので、残量のみでトレーラー送り終了
までの時間を予想するのは困難である。一例として、前
述条件(本体の被写体搬送スピード50m/分,フイル
ム2.5mil)でカメラの縮率が1/25であれば、
空送りに要する時間は61÷(50×1/25)=3
0.5分と約30分となり、空送りスタート時のフイル
ム残量が同じでも空送りに要する時間は縮率1/50の
カメラの半分となる。
【0027】そこで、本実施例ではトレーラー送りが指
示された時に、フイルムの空送り所要時間を表示するよ
うにしたものである。その動作について、図10のフロ
チャートの#11〜#14は前述第1実施例の#1〜#
4と同様である。そして、#14ですでに片側(Ac
h)の撮影を終了して他の側(Bch)の方を撮影中の
時は、#15でフイルム残量、すなわちカメラ縮率より
必要な空送りの時間を算出してコントロール部26上の
ディスプレイ28に表示し、その後、#16で撮影済み
のフイルムが外光で露光しない所まで(通常はフイルム
が無くなるまで)フイルムを空送りする。なお、該コン
トロール部26のディスプレイ28に表示する空送り終
了までの時間は、経時的に適時表示を変更してもよい。
このように空送り所要時間を表示することにより、作業
者に装置の動作完了までの時間を確認することができ
る。これは、特に高倍用カメラ使用時はフイルムの巻き
取りに要する時間が最大1時間になる場合があるため、
使用者が長時間の巻き取り動作を異常状態と識別するの
に有効である。
示された時に、フイルムの空送り所要時間を表示するよ
うにしたものである。その動作について、図10のフロ
チャートの#11〜#14は前述第1実施例の#1〜#
4と同様である。そして、#14ですでに片側(Ac
h)の撮影を終了して他の側(Bch)の方を撮影中の
時は、#15でフイルム残量、すなわちカメラ縮率より
必要な空送りの時間を算出してコントロール部26上の
ディスプレイ28に表示し、その後、#16で撮影済み
のフイルムが外光で露光しない所まで(通常はフイルム
が無くなるまで)フイルムを空送りする。なお、該コン
トロール部26のディスプレイ28に表示する空送り終
了までの時間は、経時的に適時表示を変更してもよい。
このように空送り所要時間を表示することにより、作業
者に装置の動作完了までの時間を確認することができ
る。これは、特に高倍用カメラ使用時はフイルムの巻き
取りに要する時間が最大1時間になる場合があるため、
使用者が長時間の巻き取り動作を異常状態と識別するの
に有効である。
【0028】図11は第1の発明の第3実施例を説明す
るフローチャートを示すものである。本実施例ではトレ
ーラー送りが指示された時、フイルムの空送りに必要な
時間を表示した後、作業者にトレーラー送り実施を行う
か否かの確認を求めるようにしたものである。その動作
は、図11のフローチャートにおける#21〜#25は
前述第2実施例の図10のフローチャートの#11〜#
15と同一である。そして、#25でフイルムの空送り
に必要な時間を表示した後、#26で作業者にトレーラ
ー送り実施の確認を求める。ここで、コントロール部2
6よりトレーラー送り実行の指示が再度出力されると、
#27で本体制御部は撮影済みのフイルムが外光で露光
する恐れがない所まで(通常はフイルムが無くなるま
で)フイルムを送る。一方、コントロール部26よりト
レーラー送りを実行しない旨の指示が出されると、本体
制御部はトレーラー送りが指示された前の状態に装置を
制御する。このようにフイルムの巻き取りに要する時間
を表示して作業者に確認を求めることにより、トレーラ
ー送りを指示したことによって次の撮影ができず作業が
滞る恐れをなくすことができる。
るフローチャートを示すものである。本実施例ではトレ
ーラー送りが指示された時、フイルムの空送りに必要な
時間を表示した後、作業者にトレーラー送り実施を行う
か否かの確認を求めるようにしたものである。その動作
は、図11のフローチャートにおける#21〜#25は
前述第2実施例の図10のフローチャートの#11〜#
15と同一である。そして、#25でフイルムの空送り
に必要な時間を表示した後、#26で作業者にトレーラ
ー送り実施の確認を求める。ここで、コントロール部2
6よりトレーラー送り実行の指示が再度出力されると、
#27で本体制御部は撮影済みのフイルムが外光で露光
する恐れがない所まで(通常はフイルムが無くなるま
で)フイルムを送る。一方、コントロール部26よりト
レーラー送りを実行しない旨の指示が出されると、本体
制御部はトレーラー送りが指示された前の状態に装置を
制御する。このようにフイルムの巻き取りに要する時間
を表示して作業者に確認を求めることにより、トレーラ
ー送りを指示したことによって次の撮影ができず作業が
滞る恐れをなくすことができる。
【0029】次に、第2の発明の第1実施例を図12な
いし図15に基づいて説明する。なお、メカ的構成につ
いての説明は前述第1の発明における図1ないし図9と
同様であるので、これらの図面を援用してその説明を省
略する。そこで、フイルムをカメラより取り出すため
に、トレーラー送りを指示した時の撮影装置の動作を図
12のフローチャートによって説明する。まず、#31
でコントロール部26にてトレーラー送りのスイッチが
押されると、トレーラー送りの指示が出される。そこ
で、#32で本体装置内のCPUはトレーラー送りを指
示されたカメラの撮影方法を確認する。デュオ撮影では
ない場合、すなわちシンプレックス撮影かデュプレック
ス撮影の場合は#33でフイルムを1.5m空送りして
トレーラー送りを終了する。一方、カメラの撮影方法が
デュオ撮影の場合は、#34で再度現在撮影している状
態がフイルムの片側(Ach)を撮影している状態か、
又はすでに片側(Ach)は撮影を終了して他の側(B
ch)を撮影中かを確認する。この結果、現在フイルム
の片側(Ach)を撮影中の場合には、#33で1.5
mトレーラー送りして終了する。また、すでに片側(A
ch)は撮影を終了して他の側(Bch)の方を撮影中
の時は、#35で図13に示すように復動撮影動作状態
における供給側(上流側)残量Gが巻き取り側(下流
側)残量Hより少ないか否かの確認を行う。この結果、
供給側残量Gが巻き取り側残量Hより少なければ、#3
6で装置本体はフイルム終了までフイルムを巻き取る。
一方、供給側残量Gが巻き取り側残量Hより多ければ、
#37でコントロール部26のディスプレイ28にカメ
ラを反転する旨の表示を行う。次に、#38で撮影部の
反転が確認された時、#36で装置本体はフイルム終了
までフイルムを巻き取る。なお、より正確にいえば、図
13に示される供給側残量G及び巻き取り側残量Hはそ
れぞれ最終画像より約1.5mの所までを計測して、図
14に示される供給側残量G′及び巻き取り側残量H′
を使用してもよい。以上説明したように復動作状態でト
レーラー送りが指示されると、フイルムの量に応じて撮
影部挿入方向の指示を行うことでトレーラー送りを最短
時間にて終了することが可能となる。
いし図15に基づいて説明する。なお、メカ的構成につ
いての説明は前述第1の発明における図1ないし図9と
同様であるので、これらの図面を援用してその説明を省
略する。そこで、フイルムをカメラより取り出すため
に、トレーラー送りを指示した時の撮影装置の動作を図
12のフローチャートによって説明する。まず、#31
でコントロール部26にてトレーラー送りのスイッチが
押されると、トレーラー送りの指示が出される。そこ
で、#32で本体装置内のCPUはトレーラー送りを指
示されたカメラの撮影方法を確認する。デュオ撮影では
ない場合、すなわちシンプレックス撮影かデュプレック
ス撮影の場合は#33でフイルムを1.5m空送りして
トレーラー送りを終了する。一方、カメラの撮影方法が
デュオ撮影の場合は、#34で再度現在撮影している状
態がフイルムの片側(Ach)を撮影している状態か、
又はすでに片側(Ach)は撮影を終了して他の側(B
ch)を撮影中かを確認する。この結果、現在フイルム
の片側(Ach)を撮影中の場合には、#33で1.5
mトレーラー送りして終了する。また、すでに片側(A
ch)は撮影を終了して他の側(Bch)の方を撮影中
の時は、#35で図13に示すように復動撮影動作状態
における供給側(上流側)残量Gが巻き取り側(下流
側)残量Hより少ないか否かの確認を行う。この結果、
供給側残量Gが巻き取り側残量Hより少なければ、#3
6で装置本体はフイルム終了までフイルムを巻き取る。
一方、供給側残量Gが巻き取り側残量Hより多ければ、
#37でコントロール部26のディスプレイ28にカメ
ラを反転する旨の表示を行う。次に、#38で撮影部の
反転が確認された時、#36で装置本体はフイルム終了
までフイルムを巻き取る。なお、より正確にいえば、図
13に示される供給側残量G及び巻き取り側残量Hはそ
れぞれ最終画像より約1.5mの所までを計測して、図
14に示される供給側残量G′及び巻き取り側残量H′
を使用してもよい。以上説明したように復動作状態でト
レーラー送りが指示されると、フイルムの量に応じて撮
影部挿入方向の指示を行うことでトレーラー送りを最短
時間にて終了することが可能となる。
【0030】図15ないし図17は第2の発明の第2実
施例を示すものである。前述第1実施例の手段を採用す
るには図14に示すように往撮影から復撮影への反転位
置よりフイルム端までのフイルム長さIをフイルム上に
巻き取った時、フイルム上の画像を外光から守るに十分
な長さ(通常1.5m)を確保してやらねばならない。
一方、本装置は撮影部を反転することでフイルムに外光
を当てることなく、往撮影より復撮影への切り換えを可
能にしており、前述の長さIを1.5mも確保する必要
は必ずしもない。そこで、本実施例では往撮影より復撮
影へ反転する位置よりフイルム端までの長さIを可変と
したものである。以下、本実施例の長さI設定時の動作
を図15のフローチャートにより説明する。まず、#4
1でコントロール部26より本体装置に往撮影から復撮
影への反転位置よりフイルム端までの長さIが入力され
る。次に、#42で撮影が行われるとともに、#43で
現在の撮影位置よりフイルム端までの長さJと#41で
入力された長さIとの比較が行われる。ここで、長さJ
が長さIより多い時には撮影が続けられる。一方、長さ
Jが長さIより少ない時には、#44で反転表示が行わ
れ、#45でカメラの反転が確認された後、#46で撮
影を再開する。
施例を示すものである。前述第1実施例の手段を採用す
るには図14に示すように往撮影から復撮影への反転位
置よりフイルム端までのフイルム長さIをフイルム上に
巻き取った時、フイルム上の画像を外光から守るに十分
な長さ(通常1.5m)を確保してやらねばならない。
一方、本装置は撮影部を反転することでフイルムに外光
を当てることなく、往撮影より復撮影への切り換えを可
能にしており、前述の長さIを1.5mも確保する必要
は必ずしもない。そこで、本実施例では往撮影より復撮
影へ反転する位置よりフイルム端までの長さIを可変と
したものである。以下、本実施例の長さI設定時の動作
を図15のフローチャートにより説明する。まず、#4
1でコントロール部26より本体装置に往撮影から復撮
影への反転位置よりフイルム端までの長さIが入力され
る。次に、#42で撮影が行われるとともに、#43で
現在の撮影位置よりフイルム端までの長さJと#41で
入力された長さIとの比較が行われる。ここで、長さJ
が長さIより多い時には撮影が続けられる。一方、長さ
Jが長さIより少ない時には、#44で反転表示が行わ
れ、#45でカメラの反転が確認された後、#46で撮
影を再開する。
【0031】前述の長さIを可変にした場合の本実施例
のトレーラー送り動作を図16のフローチャートにより
説明する。#51〜#56の動作は前述第1実施例の図
12のフローチャートにおける#31〜#36と同一で
ある。そこで、#54で供給側フイルムの残量Gと巻き
取り側の残量Hを比較し、供給側フイルムの残量Gが巻
き取り側の残量Hより多い時には、#57で往撮影より
復撮影への反転位置とフイルム端までの長さIが1.5
mより多いか少ないかを判断する。もし、図17に示す
ように長さIが1.5mより多ければ、フイルム上の画
像の外周に巻き付けて外光より該画像を守るのに十分な
長さなので、#58でコントロール部26のディスプレ
イ28にカメラを反転する旨の表示を行う。次に、#5
9で撮影部の反転を確認した後、#56で装置本体1は
フイルム終了までフイルムを巻き取る。一方、前述の長
さIが図18に示すように1.5mより少なければ、フ
イルム上の画像の外周に巻き付けて外光より該画像を守
るのに不十分な長さなので、#56で装置本体1は撮影
部を反転することなく、そのままフイルムを巻き取る。
のトレーラー送り動作を図16のフローチャートにより
説明する。#51〜#56の動作は前述第1実施例の図
12のフローチャートにおける#31〜#36と同一で
ある。そこで、#54で供給側フイルムの残量Gと巻き
取り側の残量Hを比較し、供給側フイルムの残量Gが巻
き取り側の残量Hより多い時には、#57で往撮影より
復撮影への反転位置とフイルム端までの長さIが1.5
mより多いか少ないかを判断する。もし、図17に示す
ように長さIが1.5mより多ければ、フイルム上の画
像の外周に巻き付けて外光より該画像を守るのに十分な
長さなので、#58でコントロール部26のディスプレ
イ28にカメラを反転する旨の表示を行う。次に、#5
9で撮影部の反転を確認した後、#56で装置本体1は
フイルム終了までフイルムを巻き取る。一方、前述の長
さIが図18に示すように1.5mより少なければ、フ
イルム上の画像の外周に巻き付けて外光より該画像を守
るのに不十分な長さなので、#56で装置本体1は撮影
部を反転することなく、そのままフイルムを巻き取る。
【0032】図19は第2の発明の第3実施例を説明す
るフローチャートである。本実施例は複数の撮影部に異
なる倍率のカメラを使用可能な撮影装置を使用したもの
で、複数の撮影部のうち、少なくとも一つのカメラにて
トレーラー送りを行っていても他のカメラでは撮影可能
としたものである。その制御動作を図19のフローチャ
ートにより説明する。なお、#61,#63〜#69の
動作は前述第1実施例における図12の#31〜#38
と同一であるので、その説明は省略する。#61でトレ
ーラー送りの指示をすると、#62で第1のカメラ制御
部Jと第2のカメラ制御部Kの二つに振り分けて各々を
個別に制御する。第1,第2のカメラ制御部J,Kに伝
えられたトレーラー送りの指示は#63〜#69で前述
図11の#31ー#38と同様に処理されていく。そし
て、#64及び#67でトレーラー送りを行った後、#
70で撮影部が個別動作モードか否かの確認を行う。こ
こで、もし個別動作モードの指示があれば、#71で第
1のカメラ制御部Jは第1のカメラを撮影可能にする。
一方、個別動作モードを行わない旨の指示があれば、#
72で第1のカメラ制御部Jは第2のカメラ制御部Kよ
りトレーラー送り終了の信号を待ち、カメラ制御部Kよ
りのトレーラー送り終了の信号とともに、#73で第1
のカメラ及び第2のカメラを同時に撮影可能とする。第
2のカメラ制御部Kについても第1のカメラ制御部Jと
同様に制御を行い、#70で個別動作モードと指示され
ている時は#74で第2のカメラを撮影可能にする。
るフローチャートである。本実施例は複数の撮影部に異
なる倍率のカメラを使用可能な撮影装置を使用したもの
で、複数の撮影部のうち、少なくとも一つのカメラにて
トレーラー送りを行っていても他のカメラでは撮影可能
としたものである。その制御動作を図19のフローチャ
ートにより説明する。なお、#61,#63〜#69の
動作は前述第1実施例における図12の#31〜#38
と同一であるので、その説明は省略する。#61でトレ
ーラー送りの指示をすると、#62で第1のカメラ制御
部Jと第2のカメラ制御部Kの二つに振り分けて各々を
個別に制御する。第1,第2のカメラ制御部J,Kに伝
えられたトレーラー送りの指示は#63〜#69で前述
図11の#31ー#38と同様に処理されていく。そし
て、#64及び#67でトレーラー送りを行った後、#
70で撮影部が個別動作モードか否かの確認を行う。こ
こで、もし個別動作モードの指示があれば、#71で第
1のカメラ制御部Jは第1のカメラを撮影可能にする。
一方、個別動作モードを行わない旨の指示があれば、#
72で第1のカメラ制御部Jは第2のカメラ制御部Kよ
りトレーラー送り終了の信号を待ち、カメラ制御部Kよ
りのトレーラー送り終了の信号とともに、#73で第1
のカメラ及び第2のカメラを同時に撮影可能とする。第
2のカメラ制御部Kについても第1のカメラ制御部Jと
同様に制御を行い、#70で個別動作モードと指示され
ている時は#74で第2のカメラを撮影可能にする。
【0033】
【発明の効果】第1の発明は、以上説明したように長尺
感光材料に画像を往復撮影(デュオ撮影)可能な撮影装
置において、往動撮影後、復動撮影時にトレーラー送り
が指示されると、復動撮影可能な感光材料の残量にかか
わらず、長尺感光材料をすべて巻き取るようにしたこと
により、すでに長尺感光材の片側に撮影された往動撮影
時の画像を誤って外光により露光してしまい画像が失わ
れることを防止できる。さらに、自動的に長尺感光材の
終了まで巻き取り動作を行うため、従来のように繰り返
しトレーラー送りをしたり、空送りスイッチを長時間押
したり、または手動で長尺感光材を巻き取る等の煩わし
い動作が不要になる。
感光材料に画像を往復撮影(デュオ撮影)可能な撮影装
置において、往動撮影後、復動撮影時にトレーラー送り
が指示されると、復動撮影可能な感光材料の残量にかか
わらず、長尺感光材料をすべて巻き取るようにしたこと
により、すでに長尺感光材の片側に撮影された往動撮影
時の画像を誤って外光により露光してしまい画像が失わ
れることを防止できる。さらに、自動的に長尺感光材の
終了まで巻き取り動作を行うため、従来のように繰り返
しトレーラー送りをしたり、空送りスイッチを長時間押
したり、または手動で長尺感光材を巻き取る等の煩わし
い動作が不要になる。
【0034】第2の発明は、以上説明したように長尺感
光材料を収納したカメラユニットを反転して装置本体に
装填することにより長尺感光材料に画像を往復撮影(デ
ュオ撮影)可能な撮影装置において、往動撮影後、復動
撮影時にトレーラー送りが指示されると、撮影領域上流
側の長尺感光材料の残量と撮影領域下流側の長尺感光材
料の残量とを比較し、上流側の長尺感光材料の残量が下
流側の長尺感光材料の 残量より少ない場合は長尺感光材
をすべて巻き取り、下流側の長尺感光材料の残量より多
い場合は巻き取りを中止するようにしたことにより、フ
イルムの量に応じてトレーラー送りに要する時間を最短
にすることができる。また、復動撮影時にトレーラー送
りが指示されたとき、上流側の長尺感光材料の残量が下
流側の長尺感光材料の残量より多い場合はカメラユニッ
トの装填方向の変更を表示することにより、トレーラー
送りに要する時間を最短にすることができる。
光材料を収納したカメラユニットを反転して装置本体に
装填することにより長尺感光材料に画像を往復撮影(デ
ュオ撮影)可能な撮影装置において、往動撮影後、復動
撮影時にトレーラー送りが指示されると、撮影領域上流
側の長尺感光材料の残量と撮影領域下流側の長尺感光材
料の残量とを比較し、上流側の長尺感光材料の残量が下
流側の長尺感光材料の 残量より少ない場合は長尺感光材
をすべて巻き取り、下流側の長尺感光材料の残量より多
い場合は巻き取りを中止するようにしたことにより、フ
イルムの量に応じてトレーラー送りに要する時間を最短
にすることができる。また、復動撮影時にトレーラー送
りが指示されたとき、上流側の長尺感光材料の残量が下
流側の長尺感光材料の残量より多い場合はカメラユニッ
トの装填方向の変更を表示することにより、トレーラー
送りに要する時間を最短にすることができる。
【図1】 第1の発明に係る第1実施例の撮影装置の概
略断面図である。
略断面図である。
【図2】 そのコントロール部の斜視図である。
【図3】 その露光光学系の構成図である。
【図4】 そのカメラユニット装着部の斜視図であ
る。
る。
【図5】 そのカメラユニットの概略断面図である。
【図6】 その撮影装置を作動するための制御回路の
ブロック図である。
ブロック図である。
【図7】 その撮影されたデュオフイルムの説明図であ
る。
る。
【図8】 同じくデュオフイルムの説明図である。
【図9】 その動作を説明するフローチャートである。
【図10】 第1の発明の第2実施例を説明するための
フローチャートである。
フローチャートである。
【図11】第1の発明の第3実施例を説明するためのフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図12】第2の発明の第1実施例を説明するためのフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図13】その撮影されたフイルムの説明図である。
【図14】同じくフイルムの説明図である。
【図15】第2の発明の第2実施例を説明するためのフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図16】第2の発明の第3実施例を説明するためのフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図17】その撮影されたフイルムの説明図である。
【図18】同じくフイルムの説明図である。
【図19】第2の発明の第4実施例を説明するためのフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図20】従来例の撮影装置の概略断面図である。
【図21】その撮影光学系の構成図である。
F・・フイルム、S・・シート状被写体、1・・撮影装
置(輪転式カメラ)、26・・コントロール部、40
a,40b・・カメラユニット。
置(輪転式カメラ)、26・・コントロール部、40
a,40b・・カメラユニット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 27/32 G03B 27/46 G03B 17/00
Claims (5)
- 【請求項1】 長尺感光材料に画像を往復撮影(デュオ
撮影)可能な撮影装置において、往動撮影後、復動撮影
時にトレーラー送りが指示されると、復動撮影可能な感
光材料の残量にかかわらず、長尺感光材料をすべて巻き
取るようにしたことを特徴とする撮影装置。 - 【請求項2】 該トレーラー送りが指示された時、長尺
感光材料をすべて巻き取るまでに要する時間を表示する
ことを特徴とする請求項1記載の撮影装置。 - 【請求項3】 長尺感光材料をすべて巻き取るまでに要
する時間を表示した後、トレーラー送りを行うか否かの
確認を求めることを特徴とする請求項2記載の撮影装
置。 - 【請求項4】 長尺感光材料を収納したカメラユニット
を反転して装置本体に装填することにより長尺感光材料
に画像を往復撮影(デュオ撮影)可能な撮影装置におい
て、往動撮影後、復動撮影時にトレーラー送りが指示さ
れると、撮影領域上流側の長尺感光材料の残量と撮影領
域下流側の長尺感光材料の残量とを比較し、上流側の長
尺感光材料の残量が下流側の長尺感光材料の残量より少
ない場合は長尺感光材をすべて巻き取り、下流側の長尺
感光材料の残量より多い場合は巻き取りを中止するよう
にしたことを特徴とする撮影装置。 - 【請求項5】 復動撮影時にトレーラー送りが指示され
たとき、上流側の長尺感光材料の残量が下流側の長尺感
光材料の残量より多い場合はカメラユニットの装填方向
の変更を表示するようにしたことを特徴とする請求項4
記載の撮影装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4100286A JP2772596B2 (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 撮影装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4100286A JP2772596B2 (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 撮影装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05273642A JPH05273642A (ja) | 1993-10-22 |
JP2772596B2 true JP2772596B2 (ja) | 1998-07-02 |
Family
ID=14269951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4100286A Expired - Fee Related JP2772596B2 (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 撮影装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2772596B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57136633A (en) * | 1981-02-19 | 1982-08-23 | Canon Inc | Recorder |
JPS5850772Y2 (ja) * | 1981-07-17 | 1983-11-18 | 年和 村野 | 毛皮、衣類等の包装体 |
JPS6338601U (ja) * | 1986-08-29 | 1988-03-12 | ||
JPH01144038A (ja) * | 1987-12-01 | 1989-06-06 | Canon Inc | 撮影装置 |
JP2630660B2 (ja) * | 1989-11-07 | 1997-07-16 | キヤノン株式会社 | 撮影装置 |
-
1992
- 1992-03-27 JP JP4100286A patent/JP2772596B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05273642A (ja) | 1993-10-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |