JP3015128B2 - 撮影装置 - Google Patents

撮影装置

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JP3015128B2
JP3015128B2 JP3072077A JP7207791A JP3015128B2 JP 3015128 B2 JP3015128 B2 JP 3015128B2 JP 3072077 A JP3072077 A JP 3072077A JP 7207791 A JP7207791 A JP 7207791A JP 3015128 B2 JP3015128 B2 JP 3015128B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、長尺フイルムにイメー
ジ情報を順次に撮影記録する撮影装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の撮影装置の代表例として
は輪転式カメラが挙げられる。以下、この輪転式カメラ
を例にして説明する。輪転式カメラは被写体とフイルム
が縮率比に同期してともに移動しつつ、スリットを通し
て露光しながら連続的に撮影していくため、迅速大量撮
影や長尺撮影が可能である。すなわち、給紙口より送り
込まれた被写体は、一定速度で搬送され露光部を通過
し、この際、ランプによって照明された被写体の像は、
スリットを通してレンズによりフイルム面上に結像す
る。
【0003】さらに、複数のフイルムに同時撮影するた
めに、複数の撮影部を有する装置も知られている。一
方、輪転カメラにおける撮影方法としては、被写体の片
面画像のみを1/25倍程度の比較的低倍で撮影するシ
ンプレックス撮影と被写体の表裏を同時に1/50倍程
度の比較的高倍で撮影するデュプレックス撮影及び1/
50倍程度の比較的高倍で、デュプレックス撮影の表面
を撮影するフイルム上の領域に、被写体の片面を撮影し
た後に、フイルムを反転させ、通常はデュプレックス撮
影時に裏面を撮影するフイルム上の領域に、さらに被写
体の片面を追加撮影するデュオ撮影の3種類の撮影方法
が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述従来例
の複数の撮影部を有する装置においては、例えば2本の
フイルムを同時に撮影・現像して1本のみ使用して、他
の1本は使用したフイルムが紛失した場合の予備(いわ
ゆるバックアップ)としてのみ使用されており、撮影コ
ストの上昇の一因となっていた。一方、近年画像をデジ
タル化して、光磁気デイスクやテープに記録するデジタ
ル撮影装置が実用化され始めており、特にデジタル撮影
機においては、バックアップを消去して再使用可能な媒
体へ記録保存することが可能なため、フイルムを使用す
る、いわゆる輪転式カメラにおいてはバックアップフイ
ルムを使用することに起因するコスト上昇が問題になっ
ていた。
【0005】本発明は、前述従来例の問題点に鑑み、複
数のフイルムを使用して異なる縮率での撮影を同時に可
能にした撮影装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 前述の目的を達成する
ために、本発明は複数の撮影部を有し、複数の撮影部で
被写体の画像を縮小撮影可能な撮影装置において、各撮
影部はフイルムを収納し、互いに撮影倍率の異なるレン
ズを持つカメラユニットとを備え、各カメラユニットは
装置本体の所定位置に着脱可能であり、該所定位置に装
着された各カメラユニット内のフイルムに同時に搬送し
ながら同一被写体の画像を該撮影倍率が異なるレンズで
撮影するとともに、撮影時に各カメラユニット内のフイ
ルムを撮影倍率に対応して異なる速度で搬送するように
したものである。また、各カメラユニット内のフイルム
をそれぞれ搬送する駆動源を該装置本体に設けたもので
ある。また、各カメラユニットは、フイルムに検索マー
クを記録するための光を発生する発光部を備え、各カメ
ラユニットの該発光部の発光時間を撮影時のフイルム搬
送速度に応じ変えて各フイルムに同一サイズの検索マー
クを記録するようにしたものである。また、少なくとも
一方のカメラユニットは画像をフイルム上に2列に往復
撮影するようにしたものである。
【0007】
【作用】 以上の構成の撮影装置は、所定位置に設置さ
れる複数のフイルムユニット内のフイルムに対し、各カ
メラユニットのレンズの倍率を異にすることで使用目的
に応じた低倍と高倍の同一被写体の撮影が簡単に行うこ
とができ、かつ撮影時に各カメラユニット内のフイルム
を撮影倍率に対応して異なる速度で搬送することで確実
に画像とフイルムの同期が得られ、高倍の場合はフイル
ムの使用量を少なくできる。また、各カメラユニット内
のフイルムをそれぞれ搬送する駆動源を該装置本体に設
けたで、各カメラユニットが簡単となり、それぞれに駆
動源、例えばモータ等を設ける必要がなくなる。また、
各カメラユニットは、フイルムに検索マーク記録用発光
部を備え、各カメラユニットの該発光部の発光時間を撮
影時のフイルム搬送速度に応じ変えて各フイルムに同一
サイズの検索マークを記録するようにしたことにより、
適切な検索マークが簡単にフイルム画像に記録すること
ができる。また、一方のカメラユニットは画像を2列に
往復撮影することで、多数の画像が撮影できるのでフイ
ルムコストを下げることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1ないし図7
に基づいて説明する。図1は、撮影装置1の被写体搬送
系の概略構成図である。同図において、シート状被写体
Sが下方に傾斜した給紙トレイ2上に置かれると、重力
により矢印A方向に移動する。この被写体Sは、矢印B
方向に回転する給紙ローラ3と逆方向の矢印C方向に回
転する分離ローラ4により1枚ずつ分離されて送られ
る。そして、下部搬送ベルト8がベルトローラ7及び1
2に掛け渡されかつテンションローラ11によって適当
なテンションが保持され、下部駆動ローラ10の回転に
より被写体Sを搬送するようにするとともにアイドルロ
ーラ6及びガイドユニット9によって被写体Sを搬送ベ
ルト8に押し付けて保持している。また、アイドルロー
ラ6とガイドユニット9との間には搬送されてきた被写
体Sを検知する被写体検知ユニット5が配設され、この
被写体検知ユニット5は後記する図5に示すカメラユニ
ット40aのシャッタ39aの制御に使用されている。
【0009】次に、下部搬送ベルト8によって水平方向
から垂直方向に搬送された被写体Sはガイドガラス23
を通過し、その通過時に一対の照明ランプ22によっ
て、その両面を同時に照明される。ガイドガラス23の
上下にはニップローラ13,14が設けられている。さ
らに、上部搬送ベルト19がベルトローラ16及び18
に掛け渡されかつテンションローラ17によって適当な
テンションが保持され、上部駆動ローラ20の回転によ
りガイドガラス23を通過した被写体Sを上方に搬送す
るとともにアイドルローラ15によって被写体Sを搬送
ベルト19に押しつけて保持している。そして、被写体
Sは上部搬送ベルト19によって垂直方向から水平方向
へと搬送経路を転換し、矢印D方向に進行して排紙トレ
イ21へ放出される。なお、露光部であるガイドガラス
23の両側には、垂直方向に移動する被写体Sの平面に
対して左右にそれぞれ45°の角度をなす第1ミラー2
4a,24bが対称の位置に配設されている。この第1
ミラー24a,24bは前述の被写体搬送のためのロー
ラ軸と同様に撮影装置本体1の内部のベース構造体(図
示せず)に支持されている。
【0010】図2は撮影装置1を作動制御するためのコ
ントロール部26の斜視図を示す。同図において、コン
トロール部26はキーボード27及びディスプレイ28
より構成され、撮影装置1の図示しないCPUと電気的
に結合されており、キーボード27よりのキー操作でC
PUを介して撮影装置1を制御している。
【0011】図3は撮影装置1の光学系をなすミラー構
成の斜視図である。同図の露光部において、照明ランプ
22に照らされた被写体Sの両面の像は、第1ミラー2
4a,24bによって反射され、スリット板25のスリ
ット25a,25bをそれぞれ通過し、その通過した像
は第2ミラー30によって斜め下方に反射される。この
像は第3ミラー31によって再び垂直方向上方に反射さ
れた後、第4ミラー32によって斜め下方に反射され
る。この第4ミラー32によって反射された像は、投影
レンズ33a,33bを通り、後記する図4及び図5に
示すカメラユニット40a,40bの中にあるキャプス
タンローラ34a,34bにより駆動されるフイルムF
a,Fbへ投影結像される。
【0012】図4はカメラユニット40a,40b及び
その駆動系の斜視図である。同図において、カメラユニ
ット40a,40bはそれぞれ投影レンズ33a,33
b、連結ギア35a,35b及び一対の位置決めリブ3
6a,36bを有している。この位置決めリブ36a,
36bはカメラシャーシ41に固定されたカメラガイド
42a,42b上にそれぞれ形成された一対のガイド溝
43a,43bに挿入され、カメラロック爪44a,4
4bによりカメラユニット40a,40bが固定され
る。固定されたカメラユニット40a,40bの連結ギ
ア35a,35bは、カメラ駆動モータ45a,45b
と回転軸46a,46bを介して回転軸46a,46b
に固定された駆動ギア47a,47bとそれぞれ連結さ
れており、駆動モータ45a,45bを作動させること
により、カメラユニット40a,40bの中にセットさ
れたフイルムFa,Fbを移送することができる。な
お、カメラユニット40a,40bはカメラシャーシ4
1にセットされた時、図示されないコネクター部を結合
させ電気的な結合をすることができる。
【0013】図5はカメラユニット40aの内部概略構
成図である。なお、カメラユニット40bについても同
様な構成になっている。カメラユニット40aは前述の
ように投影レンズ33a,キャプスタンローラ34aを
有し、未露光フイルムを巻きつけた供給リール37aか
ら送り出されたフイルムFaはキャプスタンローラ34
aの位置で投影レンズ33a及びシャッタ39aにより
結像された被写体画像を露光され、巻き取りリール38
aへ巻き取られる。このキャプスタンローラ34a筈4
に示すカメラ駆動モータ45aと連結されており、被写
体の搬送スピード対して縮率を掛け合わせたスピードで
フイルムFaを搬送することにより、縮小投影された画
像とフイルムが同期するようにキャプスタンローラ34
aの回転数は設定されている。また、カメラユニット4
0a,40bは連結ギア35a,35bよりキャプスタ
ンローラ34a,34b間の図示されないギアにて各々
の縮率に応じた減速が行われている。すなわち、カメラ
駆動モータ45a,45bはカメラユニット40a,4
0bの縮率とは無関係に被写体搬送スピードに比例した
一定スピードで回転させれば、フイルムはカメラユニッ
トの縮率に対応したスピードで送られることになる。前
シャッタ39aは図示されないソレノイドと連結さ
れ、矢印cまたはd方向へ作動することにより被写体画
像をフイルムFa上に投影したり、その露光を遮光する
ことができる。
【0014】以上の構成の本実施例において、本発明は
カメラユニット40aとカメラユニット40bとで異な
る縮率のカメラを用いるもので、組み合わせの一例とし
て、カメラユニット40aを1/25倍のシンプレック
ス撮影、カメラユニット40bを1/50倍のデュオ撮
影の場合を説明する。まず、始めに被写体画像を撮影す
るためには、カメラユニット40a,40bに装着した
フイルムのうち、装着時に露光してしまったフイルムを
巻き取りリールへ巻き取るために、カメラユニット40
a,40bを撮影装置1に装着後、フイルムの空送り
(いわゆるリーダー送り)をしなければならない。図6
はコントロール部26を使用してリーダー送りを操作者
がカメラユニットへ指示した時のカメラ駆動モータ45
a,45bのタイムチャートである。すなわち、時刻t
1にて操作者よりのリーダ送りの指示に基づきカメラ駆
動モータ45a,45bは駆動を始め、フイルムの空送
りをスタートする。前述したようにカメラユニット40
a,40bは縮率に対応した減速ギアを内部に有するた
め、カメラ駆動モータ45a,45bを同一回転数で回
転させても送られるフイルム量は異なる。本実施例で
は、カメラユニット40aを1/25倍の縮率、カメラ
ユニット40bを1/50倍の縮率としているので、同
一回転数でカメラユニット40aはカメラユニット40
bの2倍のフイルムを空送りすることになる。
【0015】一方、リーダー送りはフイルムセット時に
露光されたフイルムを空送りするもので、その必要送り
量はカメラユニットの縮率とは無関係に約1.5mの一
定量となる。従って、カメラユニット40aは時刻t2
でリーダー送りに必要なフイルムを送ることが可能とな
り、カメラ駆動モータ45aの駆動は停止される。ま
た、カメラユニット40bはカメラユニット40aに対
してカメラ駆動モータ45bをカメラ駆動モータ45a
の2倍に相当する回転を行わなければならないので、時
刻t3にてカメラ駆動モータ45bの駆動を停止させる
ことになる。それ故、カメラ駆動モータ45a,45b
が同一回転数の時、t1,t2,t3の関係はt3−t
1はt2−t1の2倍となる。
【0016】図7は本発明の第2実施例を説明するタイ
ムチャートで、前述第1実施例と同一部分には同一符号
を付して説明する。本実施例ではカメラユニット40
a,40bのリーダ送りを同一時刻に終了させるため
に、カメラ駆動モータ45aとカメラ駆動モータ45b
の回転数を異なるようにしたものであり、カメラ駆動モ
ータ45a,45bは時刻t4より時刻t5まで駆動さ
れカメラ駆動モータ45aの回転数Raはカメラ駆動モ
ータ45bの回転数Rbの1/2となっている。従っ
て、カメラ駆動モータ45bはカメラ駆動モータ45a
の2倍回転し、もって同一量のフイルムを送ることが可
能となる。前述の各実施例においては、フイルム装着時
のカブリ分を空送りするリーダー送りについてである
が、同様にフイルムを取り出す時に撮影済みフイルムが
外光により再露光するのを防止するために、フイルムを
空送りする、いわゆるトレーラー送りにも適応すること
ができる。また、カメラユニットの駆動を専用のカメラ
駆動モータではなく、被写体を搬送するモータにより駆
動を連結させ、駆動連結部に電磁クラッチ,ばねクラッ
チ等の駆動連結の制御可能な部品を組み込むことによ
り、前述第1実施例と同様に制御することも可能であ
る。
【0017】図8及び図9は本発明の第3実施例を示す
ものである。図8は被写体を1枚ずつ間欠的に撮影した
フイルムFを示す。すなわち、前述第1実施例に示す装
置を利用して撮影の仕方を説明すると、図1において、
撮影装置1に送りローラ3を介して搬送されたシート状
被写体Sは被写体検知ユニット5により検知され、さら
に装置1内部へ搬送される。そこで、図示されないCP
Uは被写体検知ユニット5が検知した被写体有りの信号
より一定時間(被写体Sが撮影部へ来るまでの時間)タ
イミングを遅らせて、図5に示すカメラ駆動モータ45
aを駆動するとともにシャッタ39aを矢印d方向へ退
避させ、被写体Sの画像F1をフイルムF上へ写し込
む。同様に被写体検知ユニット5が被写体無しを検知し
て一定時間後、シャッタ39aを矢印c方向へ移動させ
て光を遮断した後、フイルム駆動モータ45aの作動を
停止させる。
【0018】前述の動作を2回繰り返すことにより図8
に示すフイルムFを作成するのであるが、画像F1と画
像F2間の隙間eは被写体Sの斜行によるケラレを防止
するための余裕と、フイルムの駆動を間欠的に行うこと
による駆動系のバックラッシュや動作開始及び停止時の
モータの遅れを含めて決定されている。従って、1/2
5倍のカメラユニット40aと同一の制御で1/50倍
のカメラユニット40bを作動させると、被写体Sの斜
行によるケラレを防止するための余裕は縮率に対応して
いるが、駆動系の遅れは縮率に依存せず、フイルム上で
同じ程度の余裕を必要とするため、カメラユニット40
aとカメラユニット40bを同じように動かすと、同一
時間でのフイルムの送り量が少ないカメラユニット40
bはフイルムの送り量が足らず、図9に示す画像F1と
F2の隙間fが小さくなりすぎ、駆動系のバラツキの誤
差により画像ケラレの恐れが出てくる。従って、1/5
0倍のカメラユニット40bにおいては、カメラユニッ
ト40bのフイルムの送りスピードに合わせてカメラユ
ニット40aより幾分長い時間フイルムを送った後に停
止する制御を行わなければならない。
【0019】図10ないし図13は本発明の第4実施例
を示すものである。説明を簡単にするために、前述第1
実施例と同一部分には同一符号を付し、相違する点のみ
を説明する。本実施例ではキャプスタン34a,34b
に近接して発光素子51a,51bをそれぞれ設け、図
11に示すようにフイルムFの各画像に検索マーク52
の写し込みを可能としたものである。この検索マーク5
2は日本マイクロ協会やアメリカ規格協会により大マー
ク、中マーク、小マークの幅がフイルム上でそれぞれ決
められている。従って、1/25倍のカメラユニット4
0aに組み込まれた発光素子51aと1/50倍のカメ
ラユニット40bに組み込まれた発光素子51bは、そ
れぞれカメラユニット40aとカメラユニット40bの
フイルム搬送スピードが異なるので、同一の検索マーク
52をフイルム上へ写し込むためには、図12に示すよ
うに1/25倍のカメラユニット40aの発光素子51
aはt6よりt7までの間発光させ、1/50倍のカメ
ラユニット40bの発光素子51bはt6よりt8まで
の間発光させなければならない。そして、t6,t7,
t8の関係はカメラユニット40aはカメラユニット4
0bに対して2倍のスピードでフイルムを搬送している
ので、t7−t6はt8−t6の1/2の時間となる。
【0020】なお、前述実施例では異なった倍率のカメ
ラユニットを使用した場合を述べたが、同一の倍率のカ
メラユニットを使用する場合でも、通常使用するフイル
ムとバックアップ用フイルムの混在を防止するために、
例えば、片方のカメラユニットには小マーク、他方のカ
メラユニットには中マークを写し込むことにより、通常
使用するフイルムとバックアップ用フイルムの識別も可
能となる。前記の場合には、発光素子51aと発光素子
51bの発光時間を小マークと中マークの幅に合わせて
変化させてやればよい。
【0021】
【発明の効果】 本発明は、以上説明したように複数の
撮影部を有し、複数の撮影部で被写体の画像を縮小撮影
可能な撮影装置において、各撮影部はフイルムを収納
し、互いに撮影倍率の異なるレンズを持つカメラユニッ
トとを備え、各カメラユニットは装置本体の所定位置に
着脱可能であり、該所定位置に装着された各カメラユニ
ット内のフイルムに同時に搬送しながら同一被写体の画
像を該撮影倍率が異なるレンズで撮影するとともに、撮
影時に各カメラユニット内のフイルムを撮影倍率に対応
して異なる速度で搬送するようにしたことにより、例え
ば低倍のカメラと高倍のカメラを組み合わせることで、
それぞれのカメラユニットの撮影倍率が異なっても、確
実に画像と各カメラユニットのフイルム搬送の同期が得
られ、通常は解像力のよい低倍用のフイルムを使用し、
バックアップ用として高倍率のカメラで撮影すること
で、頻繁に使用する見易い画像をもつ低倍用フイルム
と、バックアップ用として長期保存に用いる高縮率画像
をもつ高倍用フイルムとを簡単に得ることができる。さ
らに、フイルムに必要なコストを下げ、保管スペースも
小さくすることが可能となる。また、前記コストの低減
及びスペースセーブは低倍のシンプレックス撮影を行う
カメラと高倍のデュオ撮影を行うカメラを組み合わせた
場合に特に有効である。また、各カメラユニット内のフ
イルムをそれぞれ搬送する駆動源を該装置本体に設けた
ことにより、各カメラユニットの構造を簡単にかつ小型
化することができ、各カメラユニットにそれぞれ駆動源
(モータ等)を設ける必要がないので、安価となる。
た、各カメラユニットは、フイルムに検索マーク記録用
発光部を備え、各カメラユニットの該発光部の発光時間
を撮影時のフイルム搬送速度に応じ変えて各フイルムに
同一サイズの検索マークを記録するようにしたことによ
り、適切な検索マークが簡単にフイルム画像に記録する
ことができる。また、少なくとも一方のカメラユニット
は画像をフイルム上に2列に往復撮影することにより、
特に高倍のデュオ撮影のカメラを組み合わせることでフ
イルム使用量を少なくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例の撮影装置の概略断面
図である。
【図2】そのコントロール部の斜視図である。
【図3】その光学系構成図である。
【図4】そのカメラ(撮影部)及びカメラ駆動部の構成
図である。
【図5】そのカメラの概略断面図である。
【図6】リーダー送り時のカメラ駆動モータのタイムチ
ャートである。
【図7】本発明の第2実施例におけるリーダー送り時の
カメラ駆動モータのタイムチャートである。
【図8】本発明の第3実施例におけるフイルム撮影状態
説明図である。
【図9】同じく別のフイルム撮影状態説明図である。
【図10】本発明の第4実施例における光学系構成図で
ある。
【図11】その検索マークを写し込んだフイルムの説明
図である。
【図12】その検索マーク撮影用発光素子の駆動タイム
チャートである。
【符号の説明】
1 撮影装置 5 被写体検知ユニット 26 コントロール部 33a 投影レンズ 33b 投影レンズ 34a キャプスタンローラ 34b キャプスタンローラ 39a シャッタ 40a カメラユニット 40b カメラユニット 45a カメラ駆動モータ 45b カメラ駆動モータ 51a 発光素子 51b 発光素子 F フイルム Fa フイルム Fb フイルム S 被写体

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の撮影部を有し、複数の撮影部で被
    写体の画像を縮小撮影可能な撮影装置において、各撮影
    部はフイルムを収納し、互いに撮影倍率の異なるレンズ
    を持つカメラユニットとを備え、各カメラユニットは
    置本体の所定位置に着脱可能であり、該所定位置に装着
    された各カメラユニット内のフイルムに同時に搬送しな
    がら同一被写体の画像を該撮影倍率が異なるレンズで撮
    影するとともに、撮影時に各カメラユニット内のフイル
    ムを撮影倍率に対応して異なる速度で搬送するようにし
    ことを特徴とする撮影装置。
  2. 【請求項2】 各カメラユニット内のフイルムをそれぞ
    れ搬送する駆動源を該装置本体に設けたことを特徴とす
    る請求項1記載の撮影装置。
  3. 【請求項3】 各カメラユニットは、フイルムに検索マ
    ークを記録するための光を発生する発光部を備え、各カ
    メラユニットの該発光部の発光時間を撮影時のフイルム
    搬送速度に応じ変えて各フイルムに同一サイズの検索マ
    ークを記録するようにしたことを特徴とする請求項1記
    載の撮影装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも一方のカメラユニットは画像
    をフイルム上に2列に往復撮影することを特徴とする請
    求項1記載の撮影装置。
JP3072077A 1991-03-13 1991-03-13 撮影装置 Expired - Fee Related JP3015128B2 (ja)

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