JP2002202567A - 画像読取撮影装置 - Google Patents

画像読取撮影装置

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JP2002202567A
JP2002202567A JP2000403377A JP2000403377A JP2002202567A JP 2002202567 A JP2002202567 A JP 2002202567A JP 2000403377 A JP2000403377 A JP 2000403377A JP 2000403377 A JP2000403377 A JP 2000403377A JP 2002202567 A JP2002202567 A JP 2002202567A
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Katsuhiko Okitsu
克彦 興津
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Canon Electronics Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿の読取速度を変えても、原稿の搬送速度
に応じた撮影装置の光量の調整をスリットの開度によっ
て行えるようにする。 【解決手段】 画像読取撮影装置1は、原稿7を搬送す
る原稿搬送部と、この原稿搬送部により搬送される原稿
の画像を読み取る画像読取ユニット21,22と、画像
読取ユニット21,22の画像読取解像度を選択する操
作パネルと、露光量をスリットの開度によって調整する
露光量調整スリット38,39およびスリット板51,
52を有して原稿搬送部によって搬送される原稿を撮影
するマイクロフィルム撮影部27と、操作パネルによっ
て選択された解像度に基づいて原稿搬送部とスリット板
51,52とを作動制御して、原稿の搬送速度と露光量
とを調整する制御回路60と、を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿を読み取る機
能と、原稿を撮影する撮影機能とを備えた画像読取撮影
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】原稿を一定の速度で送りながら、その画
像をスリット露光方式によってロールフィルムに撮影す
るマイクロフィルム撮影装置(ロータリー式マイクロフ
ィルムカメラともいう)は公知である。また、原稿を送
りながらその画像を固定した光電変換素子に一次元画像
として入力し、読み取るようにした画像読取装置も公知
である。なお、原稿とは、シートのみならず、カード、
ラベル等の薄くて文字や絵等の画像が記載されているも
のをいう。
【0003】従来のマイクロフィルム撮影装置は、原稿
の送り速度を常に一定にし、撮影縮率を通常(1/2
4)ないし(1/57)の範囲で切り換えられるように
なっていた。このため、ユーザは、縮率が異なる複数の
撮影レンズを用意して、縮率に応じて撮影レンズを交換
していた。そして、マイクロフィルム撮影装置は、この
縮率に応じてフィルムの送り速度を変更して、露光量を
同一の条件で撮影していた。
【0004】また、マイクロフィルム撮影装置は、撮影
したフィルムの現像条件、原稿の濃度などが異なること
があるため、原稿の照明の明るさも変えていた。このた
め、従来のマイクロフィルム撮影装置は、原稿を照明す
るランプの明るさを、約100%ないし約50%の範囲
で調整できるようにしていた。例えば、電球や蛍光灯な
どのランプの交流電源をサイリスタ等による位相制御
や、ランプへの印加電圧を変更するDC制御や、ランプ
への印加電力をON−OFFすることでランプの光量を
制御するPWM制御などによって、原稿を照明するラン
プの明るさを調整していた。
【0005】一方、光電変換素子によりデジタル画像情
報として画像を読み取る画像読取装置(以下「ドキュメ
ントスキャナ」と言う)は、一般的に複数の読取解像度
を持ち、各読取解像度に応じて原稿の搬送速度を変更し
ていた。これは、高解像度読み取りのときに、原稿速度
を一定にして1ラインあたりの読取速度を高速化しよう
とすると、高速・高感度の光電変換素子が必要となり、
さらに高速な画像処理回路も必要となるので、きわめて
高価で複雑な構成になる。したがって、画像読取装置
は、コストと構成との妥協点を求めて、読取処理部の読
取処理速度に合わせて原稿搬送速度が変更設定されてい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般に、ドキュメント
スキャナは、記憶した情報を検索、編集等を行いやすく
なっている。しかし、記憶した情報は、法的に何等認め
られていない。例えば、裁判に係わる証拠物件としての
証拠能力がない。一方、マイクロフィルム撮影装置によ
って画像が記録されたマイクロフィルムは、法的に認め
られている。しかし、記憶した情報を検索、編集等を行
いにくい。
【0007】このように、ドキュメントスキャナと、マ
イクロフィルム撮影装置は、互いに逆の特性を備えてい
る。そこで、マイクロフィルム撮影装置の撮影機能と、
ドキュメントスキャナの機能とを組み合わせて、両者の
利点を生かした画像読取撮影装置が考えられる。すなわ
ち、記憶した情報を検索、編集等を行いやすくするとと
もに、法的に認められるように記憶しておくことのでき
る画像読取撮影装置が考えられる。
【0008】しかし、画像読取撮影装置は、マイクロフ
ィルム撮影装置の機能を主体にして読取解像度を高めよ
うとすると、マイクロフィルムへの露光量を一定として
いるため、原稿の照明を調整するランプレギュレータの
調整範囲内でしか、原稿の搬送速度を変更することがで
きない。このため、1ライン当たりの読取処理速度が固
定されたドキュメントスキャナの画像読取解像度を大幅
に変更することができない。
【0009】一方、ドキュメントスキャナの性能を阻害
しないようにドキュメントスキャナ主体にして読取解像
度を高めようとすると、以下の問題が生じる。
【0010】ドキュメントスキャナの読取解像度は、原
稿の搬送速度を変更することで自由に設定することがで
きる。このため、ドキュメントスキャナの読取解像度の
範囲は、約100ドットパーインチ(dpi)ないし約
600dpiと約6倍以上が一般的である。ドットパー
インチとは、1インチ当たりのドットの数である。
【0011】この場合、原稿の搬送速度も読取解像度に
応じて搬送速度が約6倍に変化し、スリット露光方式で
撮影するマイクロフィルム撮影装置は、原稿照明ランプ
の光量を一定とすると、原稿の搬送速度に反比例して、
フィルムの露光量が増加することになり、適正な濃度で
の撮影ができないことになる。
【0012】また、上記原稿搬送速度も変化条件に加え
て、現像条件、原稿の濃度などの従来の条件も無くなっ
たわけでなく、これらすべてを考慮して撮影画像の濃度
を一定に保つためには、マイクロフィルム撮影装置の原
稿照明ランプの光量の可変範囲を約100%ないし約
8.4%の約12倍にする必要がある。
【0013】このため、原稿の照明の光量を制御するラ
ンプ光量制御回路は、ランプの光量を約12倍以上に制
御する必要がある。一般的な回路の光量制御範囲が約1
00%ないし約50%であることからして、光量の一般
的な制限範囲から大きく逸脱する制御が必要になり、非
常に高価な回路になる。
【0014】また、比較的簡単な回路構成で光量の調整
には、原稿の表裏それぞれに、複数の照明ランプを用意
し、照明ランプの点灯本数で光量を制御することが考え
られる。しかし、照明ランプやランプ制御回路などが複
数必要になり、装置を小型にすることができないととも
に、コスト高になる。
【0015】したがって、マイクロフィルム撮影装置と
ドキュメントスキャナとによる画像読み取りを同時に行
う場合には、画像の読取速度を一定にして読取解像度の
変更ができない構成とするか、あるいは、画像の読取速
度を変えられるようにして、高価な原稿照明装置を用意
し、原稿の搬送速度に応じた光量の調整を行うようにす
るか、いずれかを選択しなければならない。
【0016】本発明は、原稿の読取速度を変えても、原
稿の搬送速度に応じた光量の調整をスリットの開度によ
って行える画像読取撮影装置を提供することを目的とし
ている。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の画像読取撮影装置は、原稿を搬送する原稿
搬送手段と、該原稿搬送手段により搬送される原稿の画
像を読み取る画像読取手段と、前記画像読取手段の画像
読取解像度を選択する解像度選択手段と、露光量をスリ
ットの開度によって調整する露光量調整部を有して前記
原稿搬送手段によって搬送される原稿を撮影する撮影手
段と、前記解像度選択手段によって選択された解像度に
基づいて前記原稿搬送手段と前記露光量調整部とを作動
制御して、前記原稿の搬送速度と前記露光量とを調整す
る制御手段と、を備えている。
【0018】本発明の画像読取撮影装置は、さらに、前
記原稿を照明する照明手段と、前記照明手段の光量を検
知する光量検知手段と、前記撮影手段の撮影濃度を設定
する濃度設定手段とを備え、前記制御手段は、前記原稿
の搬送速度と前記濃度設定手段によって設定された濃度
とに基づいて前記露光量調整部を作動制御して、前記露
光量を調整するようになっている。
【0019】本発明の画像読取撮影装置の前記制御手段
は、前記原稿搬送手段を制御して原稿搬送速度を遅く
し、かつ前記露光量調整部を制御して露光量を少なくし
たとき、前記撮影手段を制御して、撮影駒間隔を狭める
ようになっている。
【0020】本発明の画像読取撮影装置の前記撮影手段
は、原稿の両面のそれぞれに対応する1対の露光量調整
部を有して、原稿の両面を撮影可能になっている。
【0021】本発明の画像読取撮影装置は、さらに、前
記原稿の両面の内、撮影する一方の面を選択する表裏選
択手段を備え、前記制御手段は、前記表裏選択手段によ
って選択された面に対応する露光量調整部のみを作動制
御するようになっている。
【0022】本発明の画像読取撮影装置は、さらに、装
置の動作異常状態を検知する異常検知手段を備え、前記
制御手段は、前記異常検知手段が異常状態を検知したと
き、前記露光量調整部によって光を遮断させるようにな
っている。
【0023】本発明の画像読取撮影装置は、さらに、前
記撮影手段への光を遮断する遮断手段を備え、前記遮断
手段を作動させて前記撮影手段への光を遮断するように
なっている。本発明の画像読取撮影装置の前記露光量調
整部は、原稿を反射する反射光が通過するスリットの開
度を調節する調整部材を有し、前記制御手段が前記調整
部材を作動させて前記スリットの開度を調節して、前記
露光量を調整するようになっている。
【0024】本発明の画像読取撮影装置の前記制御手段
は、前記1対の露光量調整部のスリットの開度が異なっ
ているとき、広い方の開度に基づいて前記撮影手段の撮
影間隔を設定するようになっている。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
画像読取撮影装置の実施形態を説明する。ただし、この
実施の形態に記載されている構成部品の形状、その相対
配置などは、特に特定的な記載がないかぎりは、この発
明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
また、数値は、参考に示した数値であって、発明の範囲
を何等限定するものではない。
【0026】(第1の実施の形態)図1ないし図5に、
第1実施形態の画像読取撮影装置を示す。図1は、画像
読取撮影装置1の概略正面断面図である。画像読取撮影
装置1は、原稿供給部3と、画像読取部(画像読取手
段)20と、原稿搬送部(原稿搬送手段)18と、マイ
クロフィルム撮影部(撮影部)27、画像読取撮影装置
1全体を制御する制御回路(制御手段)60、および操
作パネル(解像度選択手段、濃度設定手段、表裏選択手
段)58等で構成されている。
【0027】原稿供給部3において、原稿7は、画像読
取撮影装置1の本体2の給紙トレー6上に置かれると、
制御回路60により、給紙トレー6が上昇して給紙ロー
ラ5に圧接され、給紙ローラ5の回転により矢印Aの方
向に移動する。この原稿7は、図1の矢印方向に回転す
る送りローラ9と、分離ローラ10とにより1枚ずつ分
離搬送されて装置本体2内に送り込まれる。給紙ローラ
5はモータ61によって、送りローラ9はモータ62に
よって、分離ローラ10はモータ63によって、それぞ
れ回転するようになっている。
【0028】分離搬送された原稿7は、駆動モータ64
によって回転する1対のローラ11,12,13,1
4、15,16,17,32によって、装置本体2内を
搬送されて、排紙トレー34に排出される。モータ6
1,62,63,64は、制御回路60によって回転を
制御されて、原稿の搬送速度を変えることができるよう
になっている。駆動モータ64、1対のローラ11,1
2,13,14、15,16,17,32は、原稿搬送
部18を構成している。
【0029】画像読取部20である画像読取ユニット2
1,22は、内部に、それぞれ専用の照明光源と光電変
換素子が配置され、制御回路60からの制御信号によっ
て原稿画像を画像情報データに変換するようになってい
る。画像読取ユニット21,22は、原稿の表裏にそれ
ぞれ対向するように搬送路に配置されて、一度の通紙搬
送で原稿の両面の画像を画像情報データに変換するよう
になっている。
【0030】画像読取ユニット21,22の画像解像度
は、制御回路60の制御によって回転する搬送モータ6
4の速度を変更することで変更されるようになってい
る。画像解像度は、操作パネル58からユーザによって
選択されて入力される。
【0031】原稿搬送路には、対向した1対の原稿ガイ
ドガラス4が配設されている。原稿ガラスガイド4を通
過する原稿7は、原稿ガイドガラス越しに照明ランプユ
ニット23,24によって照明される。このときの原稿
7の散乱光は、光路上に導かれてマイクロフィルムF
(図2参照)に露光撮影される。
【0032】このように、画像情報を読み取られて、マ
イクロフィルム撮影が終了した原稿7は、1対の出口ロ
ーラ32を通過して出口33から排出トレイ34へ排出
される。
【0033】図2は本発明に係るマイクロフィルム撮影
部27の光学系の一形態を示す斜視図である。
【0034】原稿ガイドガラス4の領域で、照明ランプ
ユニット23,24によって表裏共に照明された原稿7
の散乱光は、第1ミラー37a,37bによって反射さ
れ,露光量調整スリット(スリット)38,39を通過
した後、第2ミラー40によって斜め下方に反射され
て、第3ミラー41により上方に反射される。その後、
散乱光は、第4ミラー42によって前方に反射されて、
マイクロフィルムカメラ44の結像レンズ43を透過
し、キャプスタン45上の記録媒体としてのマイクロフ
ィルムFに結像される。
【0035】キャプスタン45は、画像読取撮影装置1
の本体2の駆動系に、図示しないキャプスタンクラッチ
を介して連結されている。キャプスタンクラッチは、原
稿7が撮影位置にくるタイミングに合わせて連結され
る。キャップスタンクラッチが連結されるとキャプスタ
ン45が、駆動系によって回転して、マイクロフィルム
Fを搬送する。マイクロフィルムFの移動量および残量
は、キャプスタン45に連結された図示しない検知手段
としてのエンコーダによって検知される。
【0036】マイクロフィルムカメラ44は、画像読取
撮影装置1の本体2に着脱可能に設けられている。ま
た、マイクロフィルムカメラ44は、マイクロフィルム
の撮影倍率に応じた結像レンズ43と、画像読取撮影装
置1の本体2の原稿搬送速度に応じた減速比でキャプス
タン45と、このキャップスタン45を駆動する減速ギ
アとを有している。
【0037】図1において、ランプ光量検知センサ2
5、26は、照明ランプユニット23,24の光量の変
動を検出するようになっている。
【0038】図3は、マイクロフィルム撮影部27にお
ける、露光量調整スリット機構(露光量調整部)49の
斜視図である。同図における破断部は、長手方向の省略
を表している。露光量調整スリット機構49は、固定枠
50と、スリット板(調整部材)51,52と、スリッ
ト駆動モータ53,54と、ホームポジションセンサ5
6,57等によって構成されている。スリット板51,
52はそれぞれスリット駆動モータ53,54に接続さ
れている。スリット駆動モータ53,54の駆動によっ
て、露光量調整スリット38,39の開閉量が調整され
る。このスリット駆動モータ53,54は、特に種類を
規定しないが、スリット板51,52の移動量を制御す
ることから、パルスモータなどを使用している。
【0039】スリット駆動モータ53,54の駆動に応
じて、露光量調整スリット38,39の幅を変更するス
リット板51,52は、露光量調整スリット38,39
を開放するときには、原稿搬送方向と同じ方向に移動す
るようになっている。
【0040】ホームポジションセンサ56,57は、ス
リット板51,52が下降したホームポジションに位置
しているか否か検知するセンサである。ホームポジショ
ンセンサ56,57は、露光量調整スリット38,39
が完全に閉まった状態でホームポジション信号を出力す
るようになっている。これにより、スリット板51,5
2のホームポジションを検出する際に露光量調整スリッ
ト38,39を開放する必要がなく、マイクロフィルム
Fの不要な露光を避けることができるようになってい
る。
【0041】次に、露光量調整スリット機構49の動作
を説明する。
【0042】図1における原稿ガイドガラス4の上流側
に配置した原稿検知センサ8を原稿7が通過すると、制
御回路60は、原稿の搬送速度に基づいて、マイクロフ
ィルムFに適正な露光量を与える露光量調整スリット3
8,39の幅を算出して、裏表のスリット駆動モータ5
3,54を駆動制御し、露光量調整スリット38,39
を開く。
【0043】スリット板51,52による露光量調整ス
リット38,39の開閉のタイミングは、原稿の速度と
開閉量とによって変化するものであり、適正なスリット
幅へスリット板51,52が移動を終了したときと、原
稿の先端が、原稿ガイドガラス4に到達するときを同じ
にするのが好ましい。すなわち、原稿の搬送速度が速
く、また、露光量調整スリット38,39の開閉量が多
い場合には、原稿検知センサ8を通過した後、早めスリ
ット板51,52を上昇させる必要がある。また、原稿
搬送速度が遅く、スリットの開閉量が少ない場合には、
原稿検知センサ通過後、時間をおいてからスリット板5
1,52を上昇させる必要がある。
【0044】これにより、原稿の搬送速度が遅い場合に
は、原稿検知センサ8を原稿が通過した後、原稿搬送速
度が速い場合と同じタイミングで動作し始める場合よ
り、不要な露光をなくすことができるようになる。
【0045】また、露光量調整スリット38,39の開
閉量制御では、ランプ光量検知センサ25,26からの
光量信号に応じて、開閉量を微調整することで、従来必
要としたランプ制御回路の光量変更回路を削除でき、簡
単な回路構成で、マイクロフィルム露光量の調整が可能
となる。
【0046】原稿の両面を同時に撮影するデュープレッ
クスモードの場合は、表裏の照明ランプユニット23,
24それぞれの光量に応じて露光量調整スリット38,
39の開閉量を微調整する。
【0047】照明ランプユニット23,24は、露光量
調整スリット38,39の開閉開始タイミングより、早
いタイミングで点灯する。
【0048】照明ランプユニット23,24の光量が安
定した後に、照明ランプユニット23,24の検出光
量、原稿の搬送速度、およびユーザによって操作パネル
58に入力された濃度に基づいて計算されたスリット幅
へのスリット板51,52の移動は、原稿の先端が原稿
ガイドガラス4に来るのに間に合うタイミングになって
いる。
【0049】このため、照明ランプユニット23,24
の光量安定に時間を要する場合、給紙トレー6から原稿
を給紙する前に点灯することもある。
【0050】露光量調整スリット38,39が適当な
量、開閉した後、原稿ガイドガラス4へ原稿の先端が到
達したとき、マイクロフィルムFを駆動搬送するキャプ
スタン45は、図示しないクラッチにより、本体2に設
けられた不図示の駆動系と結合されて、マイクロフィル
ムFを原稿の搬送速度と撮影倍率に応じた速度で搬送す
る。これにより、マイクロフィルムFに原稿画像が撮影
される。
【0051】原稿の後端が原稿ガイドガラス4を通過し
た時点で、制御回路60は、裏表のスリット駆動モータ
53,54を逆転駆動させて、スリット板51,52が
ホームポジションセンサ56,57に検知されるまで作
動させて、露光量調整スリット38,39を閉鎖する。
露光量調整スリット38,39を完全に閉鎖した後、図
示しないクラッチ接続を解除し、マイクロフィルムFの
搬送を停止して、撮影を終了する。
【0052】以上の動作において、画像読取部20の読
取解像度を変更するときに、マイクロフィルムの露光量
を調整するため、マイクロフィルム撮影部のスリット幅
も変化する。このとき、画像読み取りを高解像で行う場
合には、原稿の搬送速度が遅くなり、露光量調整スリッ
ト38,39の幅は狭くなっている。マイクロフィルム
のスリット露光方式では、露光量調整スリット38,3
9の幅が狭くなるほど、マイクロフィルム撮影画像が高
解像となる。逆に、画像読取部20が低解像読み取りを
行う場合、原稿の搬送速度が速く、スリットの幅が広く
なり、マイクロフィルムの撮影解像度も低くなる。した
がって、画像読取解像度を上げる動作と同じく、マイク
ロフィルムの撮影画像の解像度も上がるため、動作の統
一を図ることができ、読取画像情報とバックアップとし
てのマイクロフィルム画像に相関関係ができる。
【0053】以上、本発明の画像読取撮影装置1による
と、簡単なランプ制御回路を用いても、画像読取部20
の性能を犠牲にすることなく、同時にマイクロフィルム
撮影を行うことも可能となる。加えて、高価な光電変換
素子や画像処理回路を必要とせず、安価な装置を提供す
ることができる。
【0054】さらに、画像読取撮影装置1は、読取画像
情報とマイクロフィルムの解像度の相関性もとることが
でき、後に、読取画像情報から、マイクロフィルムから
読取画像情報を検索、関連付けする場合に有効である。
【0055】図4は原稿搬送速度が速いときの光路を示
した図である。
【0056】原稿搬送速度が速いときには、マイクロフ
ィルムFの搬送速度も速いため、マイクロフィルムFへ
の露光量を増やす必要がある。したがって、露光量調整
スリット38,39の幅を広くしている。そのため、原
稿ガイドガラス4の位置では、マイクロフィルムFへの
有効露光領域は、符号aで示す幅になる。
【0057】この原稿ガイドガラス4の位置での有効露
光領域aに原稿がある場合、露光量調整スリット38,
39を開閉するとマイクロフィルムFの濃度ムラが発生
するため、露光量調整スリット38,39の開閉を行え
ない。これより、スリットの閉鎖開始タイミングは、こ
の有効露光領域aを、原稿の後端が通過した時点とな
る。
【0058】図5は原稿搬送速度が遅いときの光路を示
した図である。
【0059】原稿搬送速度が遅いときには、マイクロフ
ィルムの搬送速度も遅いため、マイクロフィルムへの露
光量を減らす必要がある。したがって、露光量調整スリ
ット38,39の幅を狭くしている。そのため、原稿ガ
イドガラス4の位置では、マイクロフィルムへの有効露
光領域は、符号bで示す幅になる。
【0060】原稿搬送速度が速いときには、原稿搬送速
度が遅いときに比べて、原稿ガイドガラス4付近での有
効露光領域は狭くなっている。
【0061】例えば、600dpiで、有効露光領域が
2ミリの場合、100dpiの高速搬送状態では6倍の
原稿搬送速度を持ち、有効露光領域も12ミリ必要とな
る。
【0062】このように、600dpiのときと、10
0dpiのときとでは、搬送原稿上で10ミリの差が発
生し、特に小型の小切手、証券などを撮影保存する場合
には大きな効果がある。
【0063】このように原稿搬送速度による有効露光領
域後端変化に合わせて、露光量調整スリット38,39
の閉鎖タイミングと、マイクロフィルムの駆動搬送停止
タイミングを変更することで、マイクロフィルムの1画
像あたりのフィルム消費量を少なくすることができる。
【0064】原稿の両面を同時撮影するデュープレック
スモードでは、表裏の照明ランプユニット23,24を
それぞれの光量に応じて露光量調整スリット38,39
の幅を微調整されるため、表裏で有効露光領域の幅が異
なっている。このときには、両者を比較し、露光量調整
スリット38,39の幅の広い方に合わせて、露光量調
整スリットの閉鎖タイミングへ、マイクロフィルムの駆
動搬送停止タイミングを変更する。
【0065】本実施形態によると、マイクロフィルム上
の駒間隔を狭く調整することができるが、原稿Fが斜行
して給紙搬送された場合は、画像の欠損が発生する。
【0066】これに対して、画像読取ユニット21、2
2等における、マイクロフィルム撮影前に原稿Fの斜行
を画像読取ユニット21、22の画像読み取り時に検知
した場合には、原稿搬送速度に関係無く、原稿が有効露
光領域を通過した後、充分な距離を搬送するまで、露光
量調整スリット38,39の閉鎖、マイクロフィルムの
駆動搬送を停止せず、マイクロフィルム上の駒間隔が広
がるように制御を切り換える。これにより、原稿が斜行
搬送されても、マイクロフィルム上での画像欠損を防ぐ
ことができる。
【0067】マイクロフィルムの片面のみの撮影(シン
プレックスモードとも言う)では、制御回路60が、撮
影しない側の照明ランプユニット23(または24)を
点灯しないのと同時に撮影しない側の露光量調整スリッ
トも閉じたままにしておく。原稿の表裏、どちらの面を
読み取り撮影を行うか、あるいは,両面の読み取り撮影
を行うかは、ユーザが操作パネル58で選択する。
【0068】これにより、シンプレックス撮影モードを
備えたマイクロフィルム撮影部27で必要とされた、ス
リット板が無くても、撮影しない側の照明ランプユニッ
ト23(または24)が点灯していないため、撮影しな
い側の光線によるハレーションや、原稿を透過してくる
撮影側の照明ランプによるかぶりなどを防ぐことができ
る。かぶりの1つの現象として、逆光線による撮影があ
る。
【0069】また、装置にジャムなどの何らかの動作不
良、エラー状態が発生したとき、搬送路に配設されたセ
ンサ(異常検知手段)71,72,73,74によって
検知されて、制御回路60は、原稿のある無しにかかわ
らず、露光量調整スリット38,39を強制的に閉鎖す
ると同時に照明ランプユニット23,24を消灯する。
【0070】さらに、上記異常が発生した場合には、原
稿搬送部分に滞留した原稿をユーザが取り除く際に発生
する外部光線のマイクロフィルム撮影光路上への侵入を
防止することができる。
【0071】(第2の実施の形態)次に、原稿搬送間隔
が狭い場合や、スリット駆動モータ53,54の動作が
遅い条件で作動するマイクロフィルム撮影部127を図
6に基づいて説明する。第1実施形態と同一部分には、
同一符号を付して、その部分の構造と動作についての説
明は省略することとする。
【0072】原稿の間隔が狭い場合や、スリット駆動モ
ータ53,54の動作が遅い場合には、第1実施形態に
おいて説明したように、原稿間隔で露光量調整スリット
38,39の開閉制御を完全に行うことが不可能にな
る。
【0073】そのため、原稿の搬送開始と同時に照明ラ
ンプユニット23,24を点灯し、その後、ランプ光量
検知センサ(図1の符号25,26に相当するセンサ)
の出力と原稿の搬送速度に応じてスリット駆動モータ5
3,54を制御し、所定の幅に露光量調整スリット3
8,39を調節制御する。
【0074】制御回路は、露光量調整スリット38,3
9を調節制御した後、原稿ガイドガラス4の上流側に設
けられた原稿検知センサ47によって原稿が検知された
とき、レンズ43の前に配置したシャッタ(遮断手段)
46を原稿の先端が原稿ガイドガラス4に到達するのと
同じタイミングでプランジャ(遮断手段)48の作動に
よって開放し、同時にマイクロフィルムFの駆動搬送を
開始する。なお、センサを用いないで、原稿の搬送速度
に基づいてプランジャ48が作動するようになっていて
もよい。
【0075】次に、露光量調整スリット38,39の幅
から計算された原稿ガイドガラス4上の有効露光領域を
原稿後端が通過した時点で、シャッタ46を閉鎖し、マ
イクロフィルムの搬送駆動も停止する。
【0076】原稿ガイドガラス4を原稿が完全に通過し
た後に、再び、ランプ光量センサの出力値を元にして、
露光量調整スリットの微調整を行う。
【0077】露光量調整スリット38,39の微調整を
原稿ガイドガラス4に原稿があるときの条件で行わない
のは、照明ランプユニット23,24の光が原稿面で乱
反射して、ランプ光量検知センサ25,26の出力が振
られるため、特に、原稿濃度で変化しやすく、正確なラ
ンプ光量出力を得られないからである。
【0078】また、露光量調整スリット38,39の幅
の制御についても、原稿ガイドガラス4に原稿があると
きの条件で行わないのは、スリット駆動モータ53,5
4の1ステップ当たりのスリット幅の変化による画像の
濃度変化を同一画像上で発生した場合、画像ムラとなっ
て表れるからである。さらに、同一画像上の画像ムラは
撮影後、不図示のマイクロフィルムリーダープリンタに
よるプリント出力を行うときに、補正できず出力画像上
にもムラとして残るからである。
【0079】これに対して、画像毎に若干の濃度差があ
る場合は、画像毎にリーダープリンタの持つ自動濃度補
正を行えば、その差は認識されない。原稿搬送中、上記
動作を繰り返し実施し、照明ランプユニット23,24
の光量変化に対応する。
【0080】この後、すべての原稿の有効撮影領域を通
過した時点で、露光量調整スリット38,39を閉鎖し
て、照明ランプユニット23,24を消灯し、マイクロ
フィルムの駆動搬送を停止して、すべての処理を終了す
る。
【0081】このようにして、原稿間でのみ露光量調整
スリット38,39の幅を変更することで、動作の遅い
安価なモータを用いても、ランプ光量の変動に対してマ
イクロフィルムの露光量を適切に調整できると同時に、
原稿の給紙間隔も短くでき、装置の全体処理能を向上さ
せることができる。
【0082】したがって、本実施形態のマイクロフィル
ム撮影部27,127を有する画像読取撮影装置は、ド
キュメントスキャナの読取解像度を変更すると同時にマ
イクロフィルムの撮影解像度も変更することで、ドキュ
メントスキャナの解像度と、マイクロフィルムの撮影解
像度を連動させることが可能となり、記憶保存されたデ
ジタルデータと、マイクロフィルムへの撮影画像の相関
性が取りやすくなる。
【0083】また、本実施形態の画像読取撮影装置は、
原稿の搬送速度に応じて、マイクロフィルム撮影部のス
リット幅を変更することで照明ランプユニットの光量を
変更することなく、マイクロフィルムの露光量を調整す
ることで、読取解像度を自由に変更することができるの
で、ドキュメントスキャナを小型で安価な構成にするこ
とができる。
【0084】さらに、ランプ光量検知センサを設けて、
ランプの寿命、温度などによるランプの光量変化をも考
慮してスリット幅を変更することで、ランプ光量制御回
路の光量可変回路部分も省略することができ、装置の簡
略化が可能となると同時にコストダウンにも貢献するこ
とができる。
【0085】また、従来のマイクロフィルム撮影装置で
は、片面のみの撮影の場合、撮影しない側に遮光専用の
シャッタを設け、薄い原稿などで撮影側照明ランプから
の透過光による異常露光を避けていた。しかし、本実施
形態の構成では、露光量調整のスリットを閉鎖すること
で、遮光用シャッタを設けることなく、同様の効果が得
られる。
【0086】さらに、原稿の搬送速度が遅い時に、露光
量調整スリットの幅を考慮することで、マイクロフィル
ム上での撮影駒間隔を狭くすることができ、同じ長さの
マイクロフィルムにより多くの画像を撮影することがで
きる。
【0087】また、マイクロフィルム撮影中、装置に異
常が生じたときには、上記スリットを閉鎖することで、
装置内部に滞留した原稿を取り除く際などに、原稿搬送
路を開放しても、マイクロフィルム撮影光路上に異常入
射光が侵入するのを、部品を追加することなく、防ぐこ
とができる。
【0088】
【発明の効果】本発明の画像読取撮影装置は、原稿の読
取速度を変えても、原稿の搬送速度に応じた露光の調整
を、露光量調整部のスリットの開度によって行うことが
できるので、簡単な構造で画像の読み取りと画像の撮影
を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の画像読取撮影装置の概略正
面断面図である。
【図2】図1における、マイクロフィルム撮影部の概略
斜視図である。
【図3】図2における露光量調整スリット機構の斜視図
である。
【図4】原稿搬送速度が速い時の光路を示した図であ
る。
【図5】原稿搬送速度が遅い時の光路を示した図であ
る。
【図6】他の実施形態のマイクロフィルム撮影部の概略
斜視図である。
【符号の説明】
F マイクロフィルム 1 画像読取撮影装置 2 画像読取撮影装置の本体 3 原稿供給部 4 原稿ガイドガラス 7 原稿 18 原稿搬送部(原稿搬送手段) 20 画像読取部(画像読取手段) 27,127 マイクロフィルム撮影部(撮影手段) 38,39 露光量調整スリット(スリット) 46 シャッタ(遮断手段) 48 プランジャ(遮断手段) 49 露光量調整スリット機構(露光量調整
部) 51,52 スリット板(調整部材) 53,54 スリット駆動モータ 58 操作パネル(解像度選択手段、濃度設定
手段、表裏選択手段) 60 制御回路(制御手段) 71,72,73,74 センサ(異常検知手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/04 113 G03G 15/04 113 5C022 H04N 1/00 H04N 1/00 G 5C062 1/04 1/17 B 5C072 1/17 5/225 Z 5/225 1/12 Z Fターム(参考) 2H028 BA03 BB02 BB04 BC01 2H076 AA04 AA46 AA58 AA60 BA24 BA41 BA68 BA72 BA73 BA83 BB05 DA04 DA11 DA14 DA41 2H106 AA18 AA34 AA49 AA62 AA76 AB97 BC11 BC21 BC32 BC62 2H108 AA14 AA26 BA07 BB04 CB01 DA06 GA02 GA13 2H109 AA02 AA15 AA84 AA86 AB61 DA17 5C022 CA07 5C062 AA06 AB02 AB32 AB40 AB46 AC08 AC12 5C072 AA01 NA05 TA04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を搬送する原稿搬送手段と、 該原稿搬送手段により搬送される原稿の画像を読み取る
    画像読取手段と、 前記画像読取手段の画像読取解像度を選択する解像度選
    択手段と、 露光量をスリットの開度によって調整する露光量調整部
    を有して前記原稿搬送手段によって搬送される原稿を撮
    影する撮影手段と、 前記解像度選択手段によって選択された解像度に基づい
    て前記原稿搬送手段と前記露光量調整部とを作動制御し
    て、前記原稿の搬送速度と前記露光量とを調整する制御
    手段と、 を備えたことを特徴とする画像読取撮影装置。
  2. 【請求項2】 前記原稿を照明する照明手段と、前記照
    明手段の光量を検知する光量検知手段と、前記撮影手段
    の撮影濃度を設定する濃度設定手段とを備え、前記制御
    手段は、前記原稿の搬送速度と前記濃度設定手段によっ
    て設定された濃度とに基づいて前記露光量調整部を作動
    制御して、前記露光量を調整することを特徴とする請求
    項1に記載の画像読取撮影装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記原稿搬送手段を制
    御して原稿搬送速度を遅くし、かつ前記露光量調整部を
    制御して露光量を少なくしたとき、前記撮影手段を制御
    して、撮影駒間隔を狭めることを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の画像読取撮影装置。
  4. 【請求項4】 前記撮影手段は、原稿の両面のそれぞれ
    に対応する1対の露光量調整部を有して、原稿の両面を
    撮影可能であることを特徴とする請求項1ないし3の
    内、いずれか1項に記載の画像読取撮影装置。
  5. 【請求項5】 前記原稿の両面の内、撮影する一方の面
    を選択する表裏選択手段を備え、前記制御手段は、前記
    表裏選択手段によって選択された面に対応する露光量調
    整部のみを作動制御することを特徴とする請求項1ない
    し4の内、いずれか1項に記載の画像読取撮影装置。
  6. 【請求項6】 装置の動作異常状態を検知する異常検知
    手段を備え、前記制御手段は、前記異常検知手段が異常
    状態を検知したとき、前記露光量調整部によって光を遮
    断させることを特徴とする請求項1ないし5の内、いず
    れか1項に記載の画像読取撮影装置。
  7. 【請求項7】 前記撮影手段への光を遮断する遮断手段
    を備え、前記遮断手段を作動させて前記撮影手段への光
    を遮断することを特徴とする請求項1ないし6の内、い
    ずれか1項に記載の画像読取撮影装置。
  8. 【請求項8】 前記露光量調整部は原稿を反射する反射
    光が通過するスリットの開度を調節する調整部材を有
    し、前記制御手段が前記調整部材を作動させて前記スリ
    ットの開度を調節して、前記露光量を調整することを特
    徴とする請求項1ないし7の内、いずれか1項に記載の
    画像読取撮影装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記1対の露光量調整
    部のスリットの開度が異なっているとき、広い方の開度
    に基づいて前記撮影手段の撮影間隔を設定することを特
    徴とする請求項4または5に記載の画像読取撮影装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016092657A (ja) * 2014-11-07 2016-05-23 コニカミノルタ株式会社 画像読取装置及び画像形成装置
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JP2016092657A (ja) * 2014-11-07 2016-05-23 コニカミノルタ株式会社 画像読取装置及び画像形成装置
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