JP2002131849A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2002131849A
JP2002131849A JP2000328473A JP2000328473A JP2002131849A JP 2002131849 A JP2002131849 A JP 2002131849A JP 2000328473 A JP2000328473 A JP 2000328473A JP 2000328473 A JP2000328473 A JP 2000328473A JP 2002131849 A JP2002131849 A JP 2002131849A
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film
image
platen
image frame
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JP2000328473A
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Michihiko Serizawa
充彦 芹澤
Yoshio Ozawa
良夫 小沢
Junichi Tsuji
淳一 辻
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N2201/00Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
    • H04N2201/04Scanning arrangements
    • H04N2201/0402Arrangements not specific to a particular one of the scanning methods covered by groups H04N1/04 - H04N1/207
    • H04N2201/0404Scanning transparent media, e.g. photographic film
    • H04N2201/0408Scanning film strips or rolls

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  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
  • Image Input (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 写真フイルムの画像読取を効率よく行う。 【解決手段】 写真フイルム供給装置42に、多数のオ
ーダーの写真フイルムを接合してなる長尺の写真フイル
ム17をセットする。写真フイルム供給装置42及び写
真フイルム巻取装置44に、ループ形成部83,91を
設ける。ループ形成部83,91により、移動原稿台5
2に対しフイルム送り方向の上流側及び下流側に、ルー
プ17c,17dを形成する。移動原稿台52へ写真フ
イルム17を送り、投光窓56に各画像コマを位置決め
する。移動原稿台52にセットされた写真フイルム17
をキャリアマスク57で押さえて固定する。移動原稿台
52をフイルム送り方向で往復移動させて、プレスキャ
ン、ピント調節、ファインスキャンを行う。写真フイル
ム17に無理な張力が作用することがなく、効率よく各
画像コマを読み取ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像読取装置に関
し、特にロール状に巻き取られた写真フイルムの各画像
コマの画像を読み取る画像読取装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】写真フイルムに記録された各画像コマを
CCDで読み取り、デジタル的に加工した後に、印画紙
等にプリントすることが行われている。この場合に、フ
イルム通路に設けた光透過部から、光源の光を写真フイ
ルムに照射し、この写真フイルムの透過光をCCDで撮
像することにより、画像情報の読み取りを行っている。
【0003】例えば、写真フイルムをフイルム送り方向
に連続的に送り、この連続送りに同期させて写真フイル
ムの各画像コマの画像情報を読み取っている。また、こ
のようなフイルムの連続送りに代えて、特開2000−
75417号公報に記載のフイルムキャリアを用い、各
画像コマの画像情報を読み取ることも行われている。こ
のフイルムキャリアでは、写真フイルムの送り方向で移
動自在な原稿台を設け、この原稿台に写真フイルムをセ
ットした後に、原稿台をフイルムの送り方向に送ってい
る。これにより、原稿台の送りに同期させて写真フイル
ムの各画像コマの画像情報をCCDにより読み取ること
ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような移動原稿
台を備えたフイルムキャリアを用いた場合には、各オー
ダー毎に1本ずつ写真フイルムをフイルムキャリアにセ
ットして、画像を読み取るようにしていた。このため、
多数のオーダーの写真フイルムから各画像コマを効率良
く読み取ることができないという問題がある。これに対
しては、各オーダーの写真フイルムを接合して長尺化
し、この長尺フイルムをリールに巻き取ってフイルムキ
ャリアに送ることが考えられる。
【0005】しかしながら、この場合には、移動原稿台
の送りに応じて写真フイルムが往復移動することにな
り、複雑なフイルム巻き取り制御が必要になる。
【0006】本発明は上記課題を解決するためのもので
あり、多数のオーダーの写真フイルムから画像を効率よ
く読み取ることができるようにした画像読取装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ロール状に巻き取られた写真フイルムの
画像コマを原稿台に停止させた状態で原稿台送り手段に
より原稿台を移動させて副走査読み取りを行う画像読取
装置であって、前記原稿台に設けられ、画像コマの読取
走査範囲の画面を含め得る大きさの透光窓と、前記原稿
台に設けられ、前記透光窓へ前記画像コマを位置決めす
る画像コマ位置決め手段と、前記原稿台へ写真フイルム
を送り込む側に前ループ、及び前記原稿台から写真フイ
ルムを送り出す側に後ループをそれぞれ形成するための
フイルムループ形成手段とを備えている。
【0008】なお、前記投光窓へ前記画像コマを位置決
めするための画像位置情報を検出する画像位置情報検出
手段と、この画像位置情報に基づき前記写真フイルムを
送るフイルム送り部材とを、前記原稿台に設けることが
好ましい。また、前記画像位置情報は、画像コマとの位
置関係を示すマーク又は画像コマのエッジであることが
好ましい。さらに、前記原稿台の副走査読み取りのため
の移動範囲に隣接させて、前記投光窓にセットされた画
像コマを照明するための照明窓を設け、この照明窓に前
記投光窓がセットされるように前記原稿台を移動させる
ことが好ましい。
【0009】前記フイルムループ形成手段を、ロール状
の写真フイルムを回転自在に保持するフイルム保持部
と、このフイルム保持部にセットされたロール状の写真
フイルムを前記原稿台に向けて送るフイルム送り部とか
ら構成し、このフイルム送り部に速度差を設けてフイル
ム送り部と前記原稿台との間に、前記原稿台の移動範囲
を超える長さのループを形成することが好ましい。
【0010】また、作業台を備え、この作業台に、前記
フイルム保持部と前記フイルム送り部とフイルムキャリ
アとをセットし、前記フイルムキャリアを前記原稿台と
前記原稿台送り手段とから構成することが好ましい。ま
たは、フイルム保持部側にループを形成する代わりに、
フイルムキャリアに前記フイルム送り部を設けて、フイ
ルムキャリア内にループを形成してもよい。
【0011】また、前記原稿台を前記写真フイルムの送
り方向で一方に送って前記画像コマをプレスキャンし、
このプレスキャン後に、前記原稿台を前記一方向とは反
対の他方向に送り、この送り中に一時停止してスキャナ
部のピント合わせを行い、次に原稿台を前記一方向に送
り前記画像コマをファインスキャンする制御部を備える
ことが好ましい。なお、原稿台を上記のように2往復さ
せる代わりに、プレスキャン後に、前記原稿台を前記一
方向とは反対の他方向に送り、前記画像コマの中央部で
一時停止してスキャナ部のピント合わせを行い、次に前
記原稿台を前記一方向に送り読取開始位置にセットした
後に、前記原稿台を前記他方向に送って前記画像コマを
ファインスキャンしてもよく、この場合には原稿台を
1.5往復させることで、プレスキャン及びファインス
キャンが行えるようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明を実施したデジタル
ラボシステムの概略構成図である。デジタルラボシステ
ム10は、ラインCCDスキャナ11、画像処理装置1
2からなる入力装置13と、レーザープリンタ部14及
びプロセサ部15からなる出力装置16とを含んで構成
されている。
【0013】ラインCCDスキャナ11は、写真フイル
ムに記録されている画像をラインCCDで読み取る。読
取対象フイルムは、例えば135サイズの写真フイル
ム、IX240タイプの写真フイルムの他に、110サ
イズ、120や220サイズ(ブローニーサイズ、2B
サイズとも言う)等の各種写真フイルムであり、ネガフ
イルムの他にリバーサルフイルムも読み取ることができ
る。これらの写真フイルム17の読み取りには、専用の
フイルムキャリアが用いられる他に、フイルム通路やフ
イルムマスクを交換可能にした汎用タイプのフイルムキ
ャリアも使用可能である。
【0014】画像処理装置12は、読み取った画像デー
タに対して各種の補正等の画像処理を行い、記録用画像
データとしてレーザプリンタ部14に出力する。画像処
理としては、グレイバランス調整、階調補正、および濃
度(明るさ)調整、マトリクス(MTX)による撮影光
源種補正や画像の彩度調整(色調整)がある。この他
に、必要に応じて、電子変倍処理、覆い焼き処理(濃度
ダイナミックレンジの圧縮/伸長)、シャープネス(鮮
鋭化)処理等が行われる。これらの処理は、ローパスフ
ィルタ、加算器、LUT、MTX等を用い、または、こ
れらを適宜組み合わせて行う平均化処理や補間演算等に
より実施される。
【0015】また、画像処理装置12は、画像処理済み
の画像データを画像ファイルとして外部装置19に出力
する。例えば、メモリカードやCDROM等の記憶媒体
19aに出力したり、通信回線を介して他の情報処理機
器19bに送信したりする。
【0016】レーザプリンタ部14は、R,G,Bのレ
ーザ光源及び変調部を備えている。そして、変調部によ
り記録用画像データに基づきレーザ光源からの各レーザ
を変調し、この変調したレーザにより印画紙を走査露光
して、画像を印画紙に記録する。プロセサ部15は、走
査露光済みの印画紙に対して発色現像、漂白定着、水
洗、乾燥の各処理を行い、現像処理する。
【0017】図2は、ラインCCDスキャナを構成する
光源部20及び読取光学部21の概略構成を示してい
る。この光源部20は、メタルハライドランプやハロゲ
ンランプ等からなる光源22を備えている。光源22は
リフレクタ23にその焦点位置で配置されている。リフ
レクタ23は赤外光(IR)を透過する材料により構成
されており、その反射面が放物面状に形成されている。
光源22からの光はリフレクタ23により反射され、写
真フイルム17に向けて照射される。なお、光源22と
してはLED等を用いてもよい。
【0018】光源22の光射出側には、IRカットフィ
ルタ24、光量調整絞り板25、バランスフィルタ2
6、光拡散ボックス27、拡散板27aが光軸Lに沿っ
て順に配置されている。光量調整絞り板25は光軸Lへ
の挿入位置が可変とされており、これにより光量が調整
される。また、バランスフィルタ26は色温度調整のた
めに、ネガフイルム用フィルタ26aとリバーサルフイ
ルム用フィルタ26bとが設けられており、これらのひ
とつが選択的に光軸Lに挿入される。
【0019】読取光学部21は、結像レンズユニット2
8及びイメージセンサ29を備えている。結像レンズユ
ニット28及びイメージセンサ29は、写真フイルム1
7を挟んで光源22と反対側に、光軸Lに沿って順に配
置されている。結像レンズユニット28は、写真フイル
ム17に記録された画像コマ17aをイメージセンサ2
9の受光面に結像させる。図2では結像レンズユニット
28は単一のレンズのみを示しているが、この結像レン
ズユニット28は複数枚のズームレンズなどであっても
よい。また、結像レンズユニット28は図示しないレン
ズモータにより光軸Lに沿って微動可能に構成されてお
り、これによりピント調節が行われる。
【0020】イメージセンサ29は、R,G,BのCC
Dセル列を写真フイルム17の送り方向に並べて構成さ
れている。各CCDセル列は、CCDセルを写真フイル
ム17の送り方向と直角な方向にライン状に並べて構成
されている。これにより、CCDセルの配列方向にフイ
ルム画像の読み取りの主走査がなされる。また、写真フ
イルム17が送られることによりフイルム画像読み取り
の副走査がなされる。なお、イメージセンサ29には、
3本のCCDセル列が写真フイルム17の送り方向に沿
って所定のピッチで順に配置されているので、同一の画
素におけるR,G,Bの各成分色の検出タイミングには
時間差が生じる。このため、本実施形態では、各成分色
毎に異なる遅延時間で測光信号の検出タイミングを遅延
しており、これにより同一の画素のR,G,Bの測光信
号がラインCCDから同時に出力される。ラインCCD
からの出力信号は画像処理装置12に送られる。
【0021】図3は画像読取装置の全体構成の概略を示
す正面図であり、図4は同平面図である。作業台35に
は、フイルムキャリア36が着脱自在にセットされる。
また、作業台35の内部には光源部20が配置され、フ
イルムキャリア36内の写真フイルム17を照明する。
また、フイルムキャリア36の上方には、前記結像レン
ズユニット28及びイメージセンサ29を有する読取光
学部21が配置されている。さらに、読取光学部21の
左側には、読み取った各画像コマを表示するディスプレ
イ40が配置されている。そして、作業台35の左側端
部にはブラケット41を介して、写真フイルム供給装置
42が着脱自在に配置されている。また、作業台35の
右側端部にはブラケット43を介して写真フイルム巻取
装置44が着脱自在に配置されている。なお、符号45
は写真フイルム17を巻き取るためのフイルムリールで
ある。また、符号46,47はフイルムガイドであり、
写真フイルム17を案内する。
【0022】フイルムキャリア36は、基台50と、カ
バー51と、基台50に配置される移動原稿台52、原
稿台送り機構53(図4参照)、シャーカステン54と
から構成されている。基台50の底部中央には、光源部
20の拡散ボックス27の上部が入り込む開口50aが
形成されている。また、開口50aに対して写真フイル
ム17の送り方向の上流側には、シャーカステン54が
配置されている。
【0023】シャーカステン54は照明装置54aから
構成されている。図5に示すように、照明装置54aは
移動原稿台52の後述する投光窓56より大きいサイズ
の発光面を備えており、写真フイルム17の画像コマ1
7aを照明する。この照明によりシャーカステン54の
上方にセットされた移動原稿台52上の、各画像コマ1
7aが正規位置でセットされているか否かや、画像内容
の確認が可能になる。本実施形態では、移動原稿台52
の移動範囲にはカバー51が設けられておらず、移動原
稿台52上の写真フイルム17を直接に観察することが
できる。なお、移動原稿台52上にカバーを設けるタイ
プでは、このカバーに透明窓を形成して各画像コマ17
aを観察してもよく、さらには、透明窓に画像コマの位
置合わせ基準となる基準線を設けてもよい。
【0024】図5に示すように、移動原稿台52の上面
には写真フイルム通路55が形成されている。そして、
この写真フイルム通路55の中央部には、写真フイルム
17の1コマ分の画像サイズからなる投光窓56が形成
されている。また、投光窓56の上方にはキャリアマス
ク57が昇降自在に設けられている。キャリアマスク5
7は、写真フイルム17の送り中は上方に退避してお
り、画像の読み取りの際には、図示しないソレノイド及
びコイルバネにより下方に向けて付勢される。これによ
り写真フイルム17が平坦になるように押さえられる。
【0025】投光窓56に対して、フイルム送り方向の
上流側及び下流側の位置で移動原稿台52には、フイル
ム送りローラ対58,59が設けられている。更に、写
真フイルム17が送られてくる入口側フイルム送りロー
ラ対58と投光窓56との間にはホールセンサ60が設
けられている。
【0026】ホールセンサ60は、写真フイルム17に
記録された画像位置情報としてのホール17bを検出す
る。このホールセンサ60によるホール検出信号はコン
トローラ61(図4参照)に送られる。ホール17b
は、写真フイルム17をスプライスして現像した後の、
フイルム検定工程において、画像読取対象コマに対して
のみ付される。このホール17bは画像読取対象コマに
対して常に一定位置(本実施形態では各画像コマ17a
の間で、一方の側縁部)に、図示しないホールパンチャ
によって付されるため、このホール位置を検出してか
ら、所定の距離だけ写真フイルム17を送ることで、投
光窓56に対して各画像コマ17aを確実に位置決めす
ることができる。
【0027】前記2組のフイルム送りローラ対58,5
9は図示しないベルトを介して同期して回転するように
構成されている。また、入口側のフイルム送りローラ対
58の軸端部には従動ギヤ65が取り付けられており、
この従動ギヤ65は、移動原稿台52が写真フイルム1
7の受取位置にあるときに、基台50側の駆動ギヤ66
に噛み合って、フイルム送りモータ67の駆動をフイル
ム送りローラ対58,59に伝達する。図4に示すよう
に、フイルム送りモータ67はドライバ67aを介して
コントローラ61に接続されている。したがって、コン
トローラ61によりフイルム送りモータ67が駆動され
ると、フイルム送りローラ対58,59が回転して写真
フイルム17を矢印Aで示すフイルム送り方向に送り出
す。
【0028】図5に示すように、原稿台送り機構53
は、ガイド棒70と送りネジ棒71とスキャンモータ7
2とから構成されている。ガイド棒70は、移動原稿台
52の移動方向に平行に配置されており、移動原稿台5
2を案内する。送りネジ棒71はガイド棒70と平行に
配置されており、その中央部には移動原稿台52の雌ね
じ部73が取り付けられている。また、送りネジ棒71
にはパルスモータからなるスキャンモータ72が接続さ
れており、このスキャンモータ72の駆動により送りネ
ジ棒71が回転するようになっている。送りネジ棒71
が回転すると、これに取り付けられている雌ねじ部73
を介して移動原稿台52がフイルム送り方向に平行移動
する。
【0029】移動原稿台52には原点位置検出板75が
取り付けられている。原点位置センサ76はこの原点位
置検出板75を検出することで、移動原稿台52の原点
位置を検出する。本実施形態では、投光窓56がシャー
カステン54の上方にセットされたときの移動原稿台5
2の位置を原点としている。この原点位置では、上記従
動ギヤ65が駆動ギヤ66にかみ合った状態になってお
り、フイルム送りローラ対58,59とフイルム送りモ
ータ67とが連結されている。したがって、フイルム送
りモータ67を回転させて写真フイルム17を送り、こ
の送り中で、ホールセンサ60がホール17aを検出し
てから一定時間だけフイルム送りモータ67を回転駆動
することで、各画像コマ17aを投光窓56に精度よく
位置決めすることができる。
【0030】図3及び図4に示すように、フイルム供給
装置42は、ブラケット41に固定されたフイルムリー
ル保持アーム82と、フイルムループ形成部83とから
構成されている。フイルムリール保持アーム82は、ブ
ラケット41に立設されており、上部にリール保持軸8
4が回転自在に設けられている。
【0031】フイルムループ形成部83は、2組のフイ
ルム送りローラ対85,86と、これらを回転駆動する
モータ87及びクラッチブレーキ88a,88b(図4
参照)と、ループセンサ89とから構成されている。モ
ータ87はドライバ87aを介してコントローラ61に
接続されている。また、クラッチブレーキ88a,88
bもコントローラ61に接続されている。そして、フイ
ルム送りローラ対85,86によるフイルム送りに速度
差を設ける(一方のフイルム送りローラ対86を停止さ
せる間欠送りも含む)ことで、これらローラ対85,8
6の間にループ17cを形成し、写真フイルム17を貯
留する。出口側のフイルム送りローラ対86には図示し
ないローラシフト機構が設けられており、写真フイルム
17をニップするニップ位置と、写真フイルム17のニ
ップを解除する解除位置との間で変位する。そして、ル
ープ17cの形成時にはニップ位置となり、ループ17
cを形成した後はニップ解除位置になる。
【0032】ループセンサ89はループ17cが一定量
に達したか否かを検出する。このループ検出信号はコン
トローラ61に送られる。コントローラ61は、ループ
無し信号を受けると、フイルム送りモータ87及び2個
のクラッチブレーキ88a,88bを制御し、2組のフ
イルム送りローラ対85,86の送り速度に差を設ける
ことで、ループ17cの長さが一定範囲になるようにす
る。このループ17cの長さは、移動原稿台52の最大
移動量よりも長くなるように設定されている。したがっ
て、移動原稿台52がフイルム送り方向で往復動して
も、ロール状の写真フイルム17に無理な張力がかかる
ことがない。これにより、精度よくロール状の写真フイ
ルム17の画像を読み取ることができる。なお、移動原
稿台52の移動中は、フイルム送りモータ67,87,
94の回転は停止されており、フイルム送りモータ6
7,87,94の振動が移動原稿台52に伝わることが
ないようにされている。
【0033】フイルム巻取装置44も、フイルム保持ア
ーム90とフイルムループ形成部91とから構成されて
いる。そして、写真フイルム17の送り方向が逆になっ
て写真フイルム17を巻き取るようにされている以外
は、フイルム供給装置42と構成が同じである。フイル
ムループ形成部91は、2組のフイルム送りローラ対9
2,93と、フイルム送りモータ94及びクラッチブレ
ーキ95a,95bと、ループセンサ96とから構成さ
れており、フイルム供給装置42と同様な制御によって
写真フイルム17のループ17dを形成する。
【0034】コントローラ61は、図示しない操作パネ
ルからの各種操作信号の入力や各種センサからの信号に
基づき各部を制御して、写真フイルム17に記録された
各画像コマ17aを読み取る。更に、コントローラ61
は、スキャンモータ72の正逆転制御の他に、その回転
速度を制御する。この速度制御では、図6に示すよう
に、プレスキャン時はVp、移動原稿台36の戻し時及
び原点位置から画像読取位置への移動時にはVm、ファ
インスキャン時にはVfとし、Vf<Vp<Vmとして
あり、移動原稿台36を効率良く移動させている。
【0035】図6は移動原稿台52の移動を示す説明図
であり、図7はコントローラ61における処理手順を示
すフローチャートである。以下、図6,図7を参照し
て、本実施形態の作用を説明する。各オーダーの写真フ
イルム17は、受け付け後にスプライステープによって
接合され長尺化される。この長尺化された写真フイルム
17には図示しないリーダー及びトレーラーが接続さ
れ、現像処理される。この後にフイルム検定機(図示せ
ず)で、フイルム検定が行われ、読取対象コマに対して
ホールパンチャにより、図5に示すように、写真フイル
ム17の側縁部にホール17bが形成される。ホール1
7bは画像読取対象コマに対して常に一定位置で形成さ
れるため、このホール17bを検出することで、各画像
コマ17aの位置を特定することができる。
【0036】フイルム検定済みの写真フイルム17はフ
イルムリール45に巻かれた状態で、フイルム供給装置
80のリール保持軸84にセットされる。また、フイル
ム巻取装置44のリール保持軸84には空のフイルムリ
ール45がセットされる。次にリーダーを、ループ形成
部83、フイルムガイド46、フイルムキャリア36、
フイルムガイド47、フイルム巻取装置44のループ形
成部91へと順次通した後にリーダーの先端を空のフイ
ルムリール45に固定する。このようにして写真フイル
ム17のセットが終了すると、操作パネルの読取開始キ
ーが操作される。
【0037】図5に示すように、初期状態では移動原稿
台52は原点位置にセットされており、この原点位置で
は従動ギヤ65と駆動ギヤ66とが噛み合ってフイルム
送りモータ67の駆動がフイルム送りローラ対58,5
9に伝達可能になっている。読取開始キーの操作により
先ず、各フイルム送りモータ87,67,94が回転し
て、写真フイルム17の送りを開始する。このときに、
フイルム供給装置42のループ形成部83によって、両
フイルム送りローラ対85,86の間で速度差を発生さ
せることで、前側ループ形成部83に所定長さのループ
17cを形成する。同様にして、フイルム巻取装置44
の後側ループ形成部91によりループ17dを形成す
る。
【0038】また、写真フイルム17の送り中に、ホー
ルセンサ60によって各ホール17bが検出され、この
ホール検出信号に基づき読取対象コマが投光窓56に位
置決めされる。写真フイルム17の送り中は、移動原稿
台52はシャーカステン54の上方に位置している。し
たがって、各画像コマ17aが投光窓に確実にセットさ
れた否かを確認することで、各画像コマ17aの画像コ
マが正しい位置にあるか否かを容易に把握することがで
きる。そして、正しい位置に画像コマ17aがないとき
には、フイルムキャリア36に設けた微調キーを操作す
ることで、画像コマ17aの位置を微調整する。
【0039】画像コマ17aが正しい位置にある場合に
は、読取キーを操作することで、画像の読み取りが開始
される。まず、図8(A)に示す原点位置から(B)に
示す読取開始位置まで、移動原稿台52が図中右方向に
移動する。そして、(B)の読取開始位置に到達する
と、ラインCCDスキャナ11によって、プレスキャン
が開始される。プレスキャンは(C)に示す読取終了位
置に移動原稿台52が達するまで行われる。プレスキャ
ンを終了すると、移動原稿台52がフイルム送り方向と
は反対方向に戻る。そして、(D)に示すように、画像
コマ17aの中央がラインCCDスキャナ11の読取光
軸Lに到達した時点で移動原稿台52の移動が停止し、
ファインスキャンのために読取光学部21のピント調節
が行われる。この後、移動原稿台52が(B)の読取開
始位置まで戻される。このピント調節及びピント調節の
ための移動原稿台52の戻し処理中に、前記プレスキャ
ンデータに基づき、ファインスキャン時の読取条件等を
演算し決定する。次に、移動原稿台52が再度フイルム
送り方向に移動して、上記決定した読取条件に基づきフ
ァインスキャンが行われる。そして、移動原稿台52が
読取終了位置に達するとファインスキャンを終了する。
この後、移動原稿台52は(A)の原点位置に戻され
る。
【0040】このようにプレスキャン及びファインスキ
ャンのために移動原稿台52が移動しても、図3に示す
ように、フイルムループ形成部83,91によりループ
17c,17dが形成されているため、写真フイルム1
7に無理な張力が作用することなく、写真フイルム17
を精度よく読み取ることができる。そして、次の読取対
象の画像コマ17cがある場合には、以下同様の操作が
繰り返され、次々と読取対象の画像が読み取られる。
【0041】上記実施形態では、作業台35に設けたフ
イルム供給装置42とフイルム巻取装置44とに、ルー
プ形成部83,91を設けて、移動原稿台52の移動を
円滑に行うようにしたが、この他に、図9,図10に示
すように、フイルムキャリア100内にループ形成部1
01,102を設けてもよい。この実施形態の場合に
は、フイルム供給装置110及びフイルム巻取装置11
1に、図3に示す実施形態のようにループ形成部83,
91を設ける必要がなく、装置構成をコンパクトにまと
めることができる。なお、上記実施形態と同一構成部材
には同一符号が付してある。
【0042】ループ形成部101,102は、移動原稿
台52のフイルム送り込み側及びフイルム排出側それぞ
れに、フイルム送りローラ対104,105を設け、移
動原稿台52のフイルム送りローラ対58,59との間
で速度差を設けて、図10に示すように、ループ10
6,107を形成する。図9は原点位置に移動原稿台5
2がセットされた状態を示しており、この場合には移動
原稿台52の上流側にループ106が形成される。
【0043】図10は、フイルムキャリア100におけ
る移動原稿台52の移動状態を示している。同図(A)
は移動原稿台52が原点位置にセットされた状態、
(B)は移動原稿台52が読取開始位置にセットされた
状態、(C)は移動原稿台52が読取終了位置にセット
された状態、(D)はプレスキャンとファインスキャン
との間で行われるピント調節状態をそれぞれ示してい
る。
【0044】上記実施形態では、図6(A)に示すよう
に、移動原稿台52を2往復させて、それぞれの行程で
プレスキャン、オートフォーカス、ファインスキャン、
及び原点戻しを行ったが、この他に、図6(B)に示す
ように、移動原稿台52をフイルム巻取装置44へ向け
て送ってプレスキャンをした後に、移動原稿台52を半
分程戻してオートフォーカスを行い、この後に移動原稿
台52をフイルム巻取装置44へ向けて送って、プレス
キャンの終了位置まで戻し、この状態から移動原稿台5
2をフイルム供給装置42に向けて移動させて、ファイ
ンスキャンを行うようにしてもよい。この場合には上記
の2往復のものに比べて移動原稿台52を1.5往復程
度の送りとすることができ、効率良く画像の読取が行え
る。なお、この場合には、プレスキャンとファインスキ
ャンとでスキャン方向が逆になるため、ソフト的に画像
を反転させて、プレスキャンとファインスキャンとの向
きを合わせるようにしてもよい。
【0045】上記実施形態では、フイルム送りローラ対
85,86と、ローラ対92,93と、ローラ対10
4,58と、ローラ対59,105とのフイルム送り速
度差により、ループ17c,17d,106,107を
形成したが、ダンサーローラ等を設けて強制的にループ
を形成してもよい。
【0046】また、上記実施形態では、移動原稿台52
に対してフイルム送り込み側、及びフイルム排出側に、
フイルム送りローラ対の速度差によりループを形成した
が、このフイルム送りローラ対の速度差によるループは
一方にのみ構成し、他方は移動原稿台の移動によってル
ープを形成してもよい。例えば、プレスキャンの際の移
動原稿台の移動時には移動原稿台よりもフイルム供給装
置のフイルム送り速度を大きくしてフイルムを送る。そ
して、この移動原稿台の移動時にはフイルム巻取装置で
はフイルムを巻き取ることなく停止していることで、フ
イルム巻取装置と移動原稿台との間にフリーループが形
成される。移動原稿台を戻すときには、このフリールー
プが移動原稿台の移動に伴い減少することでフイルムに
無理な張力が作用することがない。そして、この移動中
には、フイルム供給装置のフイルム送りを停止すること
で、フイルム供給装置と移動原稿台との間に、フリール
ープが形成される。
【0047】上記実施形態では、フイルム送りローラ対
58,59の駆動用モータ67を基台50に設けて、原
点位置で従動ギヤ65と駆動ギヤ66とをかみ合わせる
ことで、モータ67の駆動をフイルム送りローラ対5
8,59に伝達したが、移動原稿台52にモータ67を
設けてもよい。
【0048】上記実施形態では、画像位置情報として、
ホールパンチャによるホールを用いたが、この他にノッ
チパンチャを用いて、写真フイルムの側縁に形成した半
円形状の切欠きからなるノッチを画像位置情報として用
いてもよい。更には、画像コマの各エッジ位置を画像位
置情報として用いてもよい。この場合にはエッジ位置セ
ンサなどを用いてエッジ位置を検出する。
【0049】また、上記実施形態において、スプライス
テープを検出することで、このスプライステープを各オ
ーダーの区切りを示すソート位置情報として用いてもよ
い。さらには、スプライステープに受付ID、注文者I
Dなどのバーコードを記録しておくことで、各オーダー
を識別してもよい。また、フイルム検定において、ソー
ト位置情報としてのホールやノッチを形成してもよい。
【0050】上記実施形態では、120サイズの写真フ
イルムを用いる実施形態について説明したが、用いる写
真フイルムのサイズは120サイズに限定されることな
く、220サイズ、135サイズ、IX240タイプや
その他の110サイズ等のものであってもよい。この場
合には、用いるフイルムの幅に応じて、フイルム通路や
フイルム送りローラ対等の幅を変更したものを用いる。
【0051】上記実施形態では、キャリアマスク57を
用いて移動原稿台52の投光窓56に各画像コマ17a
を固定したが、この他に、吸着方式で各画像コマ17a
を移動原稿台52に固定してもよい。この場合には、移
動原稿台52の各画像コマ17aの周縁部が接触する部
分に吸着ノズルを設けておき、写真フイルム17を吸着
して固定する。また、キャリアマスク57や吸着手段の
他に、投光窓56のフイルム送り方向の上流側及び下流
側に設けたフイルム送りローラ対58,59により写真
フイルム17をニップして移動原稿台52に押さえるよ
うにし、写真フイルムを移動原稿台に固定してもよい。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、移動原稿台へフイルム
を送り込む側と、移動原稿台からフイルムを送り出す側
とにフイルムループ形成手段を設けたから、移動原稿台
をフイルム送り方向に送る副走査送りの際に、移動原稿
台の前後にループが形成され、写真フイルムに無理な張
力が作用することなくなる。これにより、写真フイルム
の各画像コマを精度よく読み取ることができる。しか
も、各オーダーの写真フイルムを接合したものを用いる
ことができるので、効率よく画像読み取りが行える。
【0053】また、移動原稿台にフイルム画像位置決め
手段を設け、透光窓へフイルム画像を位置決めするよう
にしたから、移動原稿台を移動させるだけで、精度よく
各画像コマを位置ずれなく読み取ることができる。特
に、投光窓へ画像コマを位置決めするための画像位置情
報を検出する画像位置情報検出手段と、この画像位置情
報に基づき写真フイルムを送るためのフイルム送り部材
とを原稿台に設けることにより、精度良く各画像コマを
位置決めすることができる。前記画像位置情報として、
画像コマとの位置関係を示すホールやノッチ等のマーク
を用いることで、位置決めが容易に且つ確実になる。ま
た、画像位置情報として、画像コマのエッジを用いるこ
とにより、マーク等を付与する必要がなく取り扱いが容
易になる。
【0054】移動原稿台の副走査読み取りのための移動
範囲に隣接させて照明窓を設け、この照明窓に前記投光
窓をセットすることにより、移動原稿台の投光窓にセッ
トされた画像の位置や画像内容を容易に確認することが
できる。
【0055】ロール状の写真フイルムを回転自在に保持
するフイルム保持部と、このフイルム保持部にセットさ
れたロール状の写真フイルムを移動原稿台に向けて送る
フイルム送り部とからフイルムループ形成手段を構成
し、前記フイルム送り部に速度差を設けてフイルム送り
部と前記原稿台との間に、前記原稿台の移動範囲を超え
る長さのループを形成したから、簡単な構成でループを
形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したデジタルプリントシステムの
概略構成を示すブロック図である。
【図2】スキャナの概略構成を示す斜視図である。
【図3】本発明の画像読取装置の写真フイルム搬送系の
概略を示す正面図である。
【図4】同写真フイルム搬送系の概略を示す平面図であ
る。
【図5】フイルムキャリアの内部構造の概略を示す平面
図である。
【図6】移動原稿台の移動を示す説明図である。
【図7】画像読取処理のフローチャートである。
【図8】フイルムキャリアにおける移動原稿台の移動を
順に示す概略の正面図である。
【図9】別の実施形態における写真フイルム搬送系の概
略を示す正面図である。
【図10】同実施形態のフイルムキャリアにおける移動
原稿台の移動を順に示す概略の正面図である。
【符号の説明】
20 光源部 21 読取光学部 35 作業台 36 フイルムキャリア 42,110 フイルム供給装置 44,111 フイルム巻取装置 50 基台 52 移動原稿台 53 原稿台送り機構 54 シャーカステン 56 投光窓 58,59,85,86,92,93,104,105
フイルム送りローラ対 60 ホールセンサ 65,66 ギヤ 83,91,101,102 ループ形成部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/00 H04N 1/00 G 5C072 1/04 1/12 Z (72)発明者 辻 淳一 神奈川県足柄上郡開成町宮台798番地 富 士写真フイルム株式会社内 Fターム(参考) 2H012 BA02 BA11 CC01 CC11 2H106 AB04 AB35 AB46 AB56 AB60 AB99 BA11 BA22 2H108 AA05 CA07 CB01 DA01 DA06 5B047 AA05 BA01 BA02 BB02 BC16 BC18 CA12 CA15 CB09 5C062 AA05 AB03 AB30 AB32 AB40 AC11 AC15 AC66 AD06 AF16 5C072 AA01 BA02 CA01 EA05 LA03 NA02 NA07 RA04 RA07 RA11 VA03 WA01 WA04 XA01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール状に巻き取られた写真フイルムの
    画像コマを原稿台に停止させた状態で原稿台送り手段に
    より原稿台を移動させて副走査読み取りを行う画像読取
    装置であって、 前記原稿台に設けられ、画像コマの読取走査範囲の画面
    を含め得る大きさの透光窓と、 前記原稿台に設けられ、前記透光窓へ前記画像コマを位
    置決めする画像コマ位置決め手段と、 前記原稿台へ写真フイルムを送り込む側に前ループ、及
    び前記原稿台から写真フイルムを送り出す側に後ループ
    をそれぞれ形成するためのフイルムループ形成手段とを
    備えたことを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記投光窓へ前記画像コマを位置決めす
    るための画像位置情報を検出する画像位置情報検出手段
    と、この画像位置情報に基づき前記写真フイルムを送る
    フイルム送り部材とを、前記原稿台に設けたことを特徴
    とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記画像位置情報は、画像コマとの位置
    関係を示すマーク又は画像コマのエッジであることを特
    徴とする請求項2記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記原稿台の副走査読み取りのための移
    動範囲に隣接させて、前記投光窓にセットされた画像コ
    マを照明するための照明窓を設け、この照明窓に前記投
    光窓がセットされるように前記原稿台を移動させること
    を特徴とする請求項1ないし3いずれか1つ記載の画像
    読取装置。
  5. 【請求項5】 前記フイルムループ形成手段を、ロール
    状の写真フイルムを回転自在に保持するフイルム保持部
    と、このフイルム保持部にセットされたロール状の写真
    フイルムを前記原稿台に向けて送るフイルム送り部とか
    ら構成し、このフイルム送り部に速度差を設けてフイル
    ム送り部と前記原稿台との間に、前記原稿台の移動範囲
    を超える長さのループを形成することを特徴とする請求
    項1ないし4いずれか1つ記載の画像読取装置。
  6. 【請求項6】 作業台を備え、この作業台に、前記フイ
    ルム保持部と前記フイルム送り部とフイルムキャリアと
    をセットし、前記フイルムキャリアを前記原稿台と前記
    原稿台送り手段とから構成したことを特徴とする請求項
    5記載の画像読取装置。
  7. 【請求項7】 作業台を備え、この作業台に、前記フイ
    ルム保持部とフイルムキャリアとをセットし、前記フイ
    ルムキャリアを前記原稿台と前記原稿台送り手段と前記
    フイルム送り部とから構成したことを特徴とする請求項
    5記載の画像読取装置。
  8. 【請求項8】 前記原稿台を前記写真フイルムの送り方
    向で一方に送って前記画像コマをプレスキャンし、この
    プレスキャン後に、前記原稿台を前記一方向とは反対の
    他方向に送り、この送り中に一時停止してスキャナ部の
    ピント合わせを行い、次に原稿台を前記一方向に送り前
    記画像コマをファインスキャンする制御部を備えたこと
    を特徴とする請求項1ないし7いずれか1つ記載の画像
    読取装置。
  9. 【請求項9】 前記原稿台を前記写真フイルムの送り方
    向で一方に送って前記画像コマをプレスキャンし、この
    プレスキャン後に、前記原稿台を前記一方向とは反対の
    他方向に送り、前記画像コマの中央部で一時停止してス
    キャナ部のピント合わせを行い、次に前記原稿台を前記
    一方向に送り読取開始位置にセットした後に、前記原稿
    台を前記他方向に送って前記画像コマをファインスキャ
    ンする制御部を備えたことを特徴とする請求項1ないし
    7いずれか1つ記載の画像読取装置。
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