JPH10213857A - 走査露光装置 - Google Patents

走査露光装置

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JPH10213857A
JPH10213857A JP1836897A JP1836897A JPH10213857A JP H10213857 A JPH10213857 A JP H10213857A JP 1836897 A JP1836897 A JP 1836897A JP 1836897 A JP1836897 A JP 1836897A JP H10213857 A JPH10213857 A JP H10213857A
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JP
Japan
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photosensitive material
photographic film
scanning
image
moving
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JP1836897A
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English (en)
Inventor
Katsutoshi Iwai
克敏 岩井
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿の画像を感光材料に露光するに際して、
種々の倍率でも対応でき、更に、原稿の画像を複数露光
するに際してのサイクルタイムを短縮させることを課題
とする。 【解決手段】 スタート位置から原稿の移動を開始さ
せ、線状の像が感光材料上に投影されているときは原稿
の移動速度が定速状態なるように走査移動手段25を制
御するとともに、該移動速度に応じて前記スタート位置
を変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走査移動手段によ
り原稿を移動させて走査し、原稿を透過若しくは反射し
投影された線状の像と感光材料とを相対移動させて、原
稿の画像を感光材料上に走査露光する走査露光装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】原稿(例えば、カラーネガフィルム、リ
バーサルフィルム、モノクロフィルムなど写真フィル
ム、以下写真フィルムともいう)を感光材料(例えば、
カラーペーパなど印画紙)上に露光する画像形成装置と
しては、光源により写真フィルムの1駒全面を照明し、
写真フィルムを透過した光により感光材料上に1駒全面
を露光する静止露光型のものがある。この静止露光型の
画像形成装置では、写真フィルムの画像を感光材料上に
結像させるために光学系の配置が直線的となり、装置の
大型化を招いていた。
【0003】そこで、装置を小型化するために特開平3
−216636号公報に記載されるような走査露光装置
が開発されている。このような走査露光装置において
は、原稿(写真フィルム)と感光材料とを同期搬送させ
るようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、同期搬送さ
せるときは、原稿と感光材料のうち少なくとも一方を止
め、他方の動きに合わせて移動を開始させ、また、同期
搬送させているときは、定速状態を維持している。とこ
ろが、この定速状態時の移動速度は、種々の倍率で原稿
を感光材料に露光するために、種々変化させる必要があ
る。このために、原稿と感光材料とを同期搬送させるの
に種々工夫を必要とする。
【0005】そこで、本発明は、原稿の画像を感光材料
に露光するに際して、種々の倍率でも対応でき、更に、
原稿の画像を複数露光するに際してのサイクルタイムを
短縮させることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題は、以下の構成
により解決できる。
【0007】(1) 走査移動手段により原稿を移動さ
せて走査し、原稿を透過若しくは反射し投影された線状
の像と感光材料とを相対移動させて、原稿の画像を感光
材料上に走査露光する走査露光装置において、スタート
位置から原稿の移動を開始させ、線状の像が感光材料上
に投影されているときは原稿の移動速度が定速状態なる
ように前記走査移動手段を制御するとともに、該定速状
態の移動速度に応じて前記スタート位置を変化させるこ
とを特徴とする走査露光装置。
【0008】(2) 定速状態の移動速度は、投影され
る像の倍率に応じて変化させることを特徴とする(1)
に記載の走査露光装置。
【0009】(3) 前記相対移動は、線状の像が投影
されている露光位置に対して感光材料を移動させること
により行うとともに、感光材料の移動方向上流側に設け
られた感光材料検出手段により感光材料が検出される
と、前記スタート位置から原稿の移動を開始させること
を特徴とする(1)又は(2)に記載の走査露光装置。
【0010】(4) 前記走査移動手段は原稿を往復動
させるとともに、往動時に原稿の画像濃度を測光し、前
記スタート位置に一旦停止せしめたのち、復動時に感光
材料上に走査露光をすることを特徴とする(1)〜
(3)の何れか1つに記載の走査露光装置。
【0011】(5) 前記スタート位置は、原稿の画像
を感光材料上に露光するために設けられたスリットか
ら、少なくとも前記定速状態時の移動速度に達するのに
必要な距離だけ離れていることを特徴とする(1)〜
(4)の何れか1つに記載の走査露光装置。
【0012】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明の一実
施の形態を説明する。図1は、本発明を適用した走査露
光型の画像形成装置1の概略構成図である。
【0013】画像形成装置1は、写真フィルムFと感光
材料Pとが相対的に移動し、この移動方向に略直交する
方向に伸びる写真フィルムFを透過もしくは反射した線
状の像を、感光材料P上に投影して走査露光を行う走査
露光型の画像形成装置であり、光照射手段10、フィル
ム保持手段20、光学手段30、搬送手段40、裏印字
手段47、現像手段50、乾燥手段55、ソータ59な
どを有している。
【0014】まず、光照射手段10は、写真フィルムF
に光を照射する手段である。この光照射手段10は、画
像形成装置1の本体の上部に配置され、白色発光する光
源11と、光源11から発光した光を反射するミラー1
2と、反射した光を写真フィルムFの濃度に応じて光量
調整を行う調光手段13であるイエローフィルター・マ
ゼンタフィルター・シアンフィルターと、光量調整され
た光を拡散する拡散手段14であるミラートンネルとを
有している。なお、調光手段13による光量調整は、写
真フィルムFの測光値、補正値などに基づいて、各フィ
ルターの光路中への挿入量を適宜変更することによって
なされる。また、拡散手段14から出射する光束は、ミ
ラー12によって光路を変更され、調光手段13によっ
て光量調整がなされ、拡散手段14によって均一化され
て、写真フィルムに照射される。
【0015】画像形成装置1の本体の上面に配置されて
いるフィルム保持手段20は、走査露光中は写真フィル
ムFの走査される駒の平面性を保ち保持するとともに、
後段において詳述するが、保持した写真フィルムFに記
録された複数の駒のうち1つの駒の画像を走査するため
に、走査移動手段25により該写真フィルムの走査する
1駒の画像を1駒分移動、図1において左右方向である
走査方向に、一駒分移動させられる手段である。また、
このフィルム保持手段20は、走査する駒を変更するた
めに、写真フィルムFの保持を解除して、写真フィルム
Fの駒を送る機能も有している。従って、写真フィルム
Fに記録された複数の駒の画像を感光材料上に形成しよ
うとした場合、ユーザーが駒毎に写真フィルムFをセッ
トし直さなくても済み、作業効率が向上する。
【0016】光照射手段10から出射した光束は、写真
フィルムFを透過するとともに、フィルム保持手段20
とともに移動している写真フィルムFを走査し、画像形
成装置1の本体に設けられた図1において紙面垂直方向
に伸びる線状の開口部であるスリット15を介して、後
段の光学手段30へ導かれる。なお、このフィルム保持
手段20については、後段において詳述する。
【0017】光学手段30は、写真フィルムFを透過し
た光束を、スリット15を介して、後段において詳述す
る移動状態にある感光材料上へと導き結像させ、線状の
像を露光位置aに投影する手段である。この光学手段3
0は、第1ミラー31、Vミラー32に設けられた第2
ミラー321及び第3ミラー322、第4ミラー33を
有しており、これらミラーにより写真フィルムFを透過
した光束の光路(図1において一点鎖線で示す)を変更
するとともに、結像手段35により露光位置aに写真フ
ィルムFを透過した線状の像を投影する。
【0018】また、第1ミラー31は、図示しないソレ
ノイドやモータなどによりスリット15の長手方向と直
交する方向(図1において左右方向)に移動して、光路
中から退避することが可能である。第1ミラーが光路中
から退避すると、スリット15の直下に置かれた測光ミ
ラー341により、写真フィルムFを透過した光束は、
測光用の測光素子342に導かれる。測光素子342
は、写真フィルムFを透過した光束の光量をBGR毎に
測光する素子であって、上述したように調光手段13に
よる光量調整に利用される。なお、測光を行うときは、
調光手段13である各フィルターは、基準位置(例え
ば、全開(光路中には挿入しない))に設定する。
【0019】また、シャッタ16は、スリット15を開
閉する部材であり、少なくとも測光素子342による測
光時及び感光材料Pへの露光時は開状態とする。
【0020】なお、本実施の形態では、光照射手段10
からの光束を写真フィルムFに透過させるようにした
が、写真フィルムFに反射させて写真フィルムFの画像
を得るようにしてもよい。
【0021】搬送手段40は、印画紙などの感光材料P
を、露光位置aへ搬送し、更に、現像手段へと搬送する
手段である。この搬送手段40は、給紙マガジン41、
給紙手段42、待機手段43、露光部搬送手段44、搬
送経路切替手段46、スイッチバック手段45などを有
している。給紙マガジン41は、ロール状の未露光の感
光材料を収容するマガジンである。給紙手段42は、給
紙マガジン41に収容されている感光材料Pを取り出し
所定の長さのシート状の感光材料Pに切断する手段であ
る。この給紙手段42には、給紙マガジン41に収容さ
れている感光材料を取り出す給紙ローラ対421と、取
り出された感光材料Pを所定の長さで切断しシート状の
感光材料Pとする切断手段であるカッター423とを有
している。
【0022】待機手段43は、複数のローラ対を有し、
シート状の感光材料Pを露光開始前及び切断中の感光材
料Pを待機させる手段である。なお、この待機手段43
の複数のローラ対は、圧着/解除が可能なように構成さ
れており、感光材料Pに露光中は解除し、露光中の感光
材料Pに負荷を与えないように構成されている。
【0023】露光部搬送手段44は、露光中の感光材料
Pを所定の定速で搬送する手段であって、露光中はこの
露光部搬送手段44のみによって感光材料Pは搬送され
る。この露光部搬送手段44は、露光位置aを挟んで感
光材料Pの搬送方向において上下流の両方向に、それぞ
れ一対のローラからなる。露光部搬送手段44によって
感光材料Pは、露光位置aに投影された線状の像の伸び
る方向(図1において紙面垂直方向)に対して略直交す
る方向である相対移動方向(図1において左右方向)に
搬送されながら、光照射手段10、フィルム保持手段2
0、光学手段30によって走査された写真フィルムFの
線状の像を順次露光される。
【0024】なお、露光部搬送手段44による感光材料
Pの搬送は、感光材料Pの移動方向先端部が露光位置a
に達するまでに、所定の定速となるように加速される。
また、感光材料検出手段である感材センサSPは、露光
位置aに対して感光材料Pの搬送方向上流側に設けられ
ており、走査露光のために露光部搬送手段44により搬
送された感光材料Pの搬送方向先端を検出する部材であ
る。後段において詳述するが、この感材センサSPによ
り感光材料Pが検出されると、フィルム保持手段20の
移動が開始し、写真フィルムFと感光材料Pとの同期が
とられる。
【0025】搬送経路切替手段46は、露光している感
光材料Pを後段のスイッチバック手段45へと搬送する
経路と、スイッチバック手段45にある感光材料Pを更
に後段の現像手段50へと搬送する経路との、搬送経路
を切り替える手段である。
【0026】スイッチバック手段45は、露光済の感光
材料Pを一旦収容し、搬送方向を変換(搬送方向先端を
変更する)して現像手段50へと搬送する手段である。
これは、現像手段50により露光済の感光材料Pを現像
処理する場合に、感光材料Pの感光層である乳剤面を各
処理槽の内側に向け、Uターン部でのガイド部材(図番
なし)による傷つきなどを防止するためである。また、
感光材料Pをスイッチバック手段45を経由せずに直接
現像手段50へと搬送すると、現像手段50内での搬送
速度との差によってジャムが発生したり露光中の感光材
料Pに不要な負荷を与える。又は、ジャムの発生を抑
え、不要な負荷を露光中の感光材料Pに与えないように
十分な搬送経路の長さをとると、装置の大型化につなが
るといった問題がある。
【0027】なお、搬送経路切替手段46とスイッチバ
ック手段45との間には裏印字手段47が設けられてい
る。この裏印字手段47は、スイッチバック手段45に
収容された感光材料Pを搬送経路切替手段46によって
切り替えられた現像手段50への経路に案内されて搬送
する途中に、感光材料Pの裏面(乳剤面と反対側の面)
に、駒番号、露光条件などを印字する。
【0028】このように、本実施の形態では、露光位置
aを固定して、露光位置aに投影された写真フィルムF
の線状の像を、露光部搬送手段44によって移動してい
る感光材料P上に順次露光して、写真フィルムFの画像
を感光材料P上に走査露光しているが、少なくとも投影
された線状の像と感光材料Pとが相対的に移動していれ
ばよい。
【0029】現像手段50は、露光済の感光材料Pを現
像処理をする手段である。この現像手段50には、感光
材料Pの感光層の発色現像を行う発色現像槽51、発色
現像された感光層を漂白し定着を行う漂白・定着槽5
2、感光層の安定化を行う安定化槽53と、感光材料P
をこれら各槽51〜53内に順次搬送する複数のローラ
54(一部を図示する)を有している。
【0030】乾燥手段55は、現像処理された感光材料
Pを乾燥する手段であって、現像処理された感光材料P
の搬送手段である複数のローラ対(図番なし)で乾燥部
である乾燥ラック56内を搬送するとともに、加熱手段
であるヒータ58によって加熱された空気を、送風手段
である乾燥ファン57によって、乾燥ラック56内に送
る。
【0031】ソータ59は、乾燥された感光材料Pが画
像形成装置1外に排出され、この感光材料Pを1オーダ
ー毎に丁合する手段である。
【0032】この画像形成装置1によって画像形成する
動作を説明する。
【0033】給紙マガジン41に収納されたロール状の
感光材料Pは、給紙マガジン41から給紙ローラ対42
1により送り出され、待機手段43のローラ対によって
搬送され、カッター423によって予め定められた長さ
に切断され、シート状の感光材料Pになる。シート状の
感光材料Pは、その搬送方向先端部を露光部搬送手段4
4のローラ対のうち、搬送方向上流側のローラ対によっ
てニップされた状態で、写真フィルムFの走査が開始さ
れるまで、待機手段43の位置で待機する。
【0034】一方、光照射手段10から出射した光束
は、フィルム保持手段20に保持されている写真フィル
ムFに照射され、フィルム保持手段20とともに写真フ
ィルムFが走査方向(図1において右方向)に移動する
ことにより、写真フィルムFの1駒の画像領域全面を走
査することになる。写真フィルムFを透過した光束は第
1ミラー31、第2ミラー321、第3ミラー322、
第4ミラー33によって光路を曲げられるとともに、結
像手段35によって露光位置aに線状の像が投影され
る。
【0035】写真フィルムFを透過し露光位置aに投影
される線状の像が、感光材料P上に露光するように、待
機していた感光材料Pを露光部搬送手段44によって同
期をとりながら搬送される。このとき、露光部搬送手段
44以外の感光材料Pを搬送する手段は、感光材料Pに
駆動力を与えないように、例えば待機手段43ではロー
ラ対による感光材料Pへの圧着を解除する。露光部搬送
手段44によって写真フィルムFの走査と同期をとりな
がら搬送されている感光材料Pの全面に、写真フィルム
Fの画像が露光される。
【0036】露光中の感光材料Pの先端部は、搬送経路
切替手段46によってスイッチバック手段45へと搬送
される。感光材料Pへの露光が終了すると、スイッチバ
ック手段45によって、感光材料Pはその搬送方向が逆
転され、搬送経路切替手段46によって現像手段50へ
と導かれる。このとき、裏印字手段47によって感光材
料Pの裏面に、駒番号、露光条件などが印字される。
【0037】現像手段50に搬送された感光材料Pは、
複数のローラ54によって、感光材料Pの乳剤面を内側
にして、発色現像槽51、漂白・定着槽52、安定化槽
53に順次搬送され、現像処理がなされる。現像処理が
終了した感光材料Pは、乾燥ラック56内をローラ対に
よって搬送されながら、乾燥され、機外に排出される。
【0038】また、走査露光が終了すると、フィルム保
持手段20は、次の駒へと写真フィルムを駒送りを行
い、上述と同様に、走査露光、現像処理などがなされ、
機外に排出される。そして、排出された感光材料Pは、
ソータ59によって、1オーダーごとに丁合される。
【0039】次に、フィルム保持手段20について、そ
の斜視図である図2に基づいて説明する。なお、図2に
おいては、フィルム保持手段20の他に、フィルム保持
手段20を移動させる(換言すると、走査のために写真
フィルムを移動させる)走査移動手段25、スリット1
5、シャッタ16、及び、図1においては図示しないビ
ュアー17をも示している。
【0040】前述したように、フィルム保持手段20
は、少なくとも走査露光中は写真フィルムFの走査され
る駒の平面性を保ち保持しており、保持した写真フィル
ムFに記録された複数の駒のうち1つの駒の画像を走査
するために、該写真フィルムの走査する1駒の画像を1
駒分移動、図1において左右方向である走査方向に、走
査移動手段25により一駒分移動させられる。更に、こ
のフィルム保持手段20は、走査する駒を変更するため
に、写真フィルムFの保持を解除して、写真フィルムF
の駒を送る機能も有している。これら機能を具体的な構
成によって説明する。
【0041】フィルム保持手段20は、カールなど生じ
やすい写真フィルムFの平面性を保つための平面保持手
段兼駒送りをするための駒送り手段であるフィーダー2
1と、フィーダー21を保持し写真フィルムFとフィー
ダー21とともに走査方向に移動するキャリッジ22と
を有している。そして、このフィーダー21とキャリッ
ジ22(即ち、フィルム保持手段20)を走査移動手段
25により移動させることにより、写真フィルムFを移
動させるように構成している。
【0042】このように、本実施の形態では、フィルム
保持手段20をフィーダー21とキャリッジ22とに分
けたのは、写真フィルムFには、110、120、13
5、IX240など種々のフォーマットがあり、これら
フォーマット毎にフィーダー21を交換できるようにす
るためである。また、走査のためにフィルムを直接移動
させると、カールの生じやすい写真フィルムFでは、そ
の平面性を保つことが難しく、感光材料P上に良好な画
像の露光を行うことができない。しかしながら、本実施
の形態のように、キャリッジ22(キャリッジ22に保
持されたフィーダー21、更に、フィーダー21に保持
された写真フィルムF)を移動させることにより、平面
性を保ちつつ良好な走査露光を行うことができる。
【0043】なお、本実施の形態では、平面保持手段と
駒送り手段をフィーダー21として一体化して、このフ
ィーダー21がキャリッジ22(画像形成装置本体でも
ある)に対して着脱可能としたが、これに限られず、平
面保持手段と駒送り手段を別々に、キャリッジ22に対
して着脱可能としてもよい。更に、フィーダー21とキ
ャリッジ22とを一体としてもよい。
【0044】フィーダー21は、図示しない弾性手段で
あるバネなどの弾性力により解除する方向である上の方
向に付勢されている圧着板211を有しており、フィル
ム保持手段として機能する。この圧着板211には、写
真フィルムFの各種フォーマットに応じた開口部212
が設けられており、この圧着板211は、図示しないソ
レノイドなどの駆動部材によって弾性力に抗して駆動さ
れて写真フィルムFを圧着し、写真フィルムFの走査中
は写真フィルムFを保持するとともに写真フィルムFの
平面性を保つ。また、駆動部材の駆動を解除すると、圧
着板211は、弾性力により写真フィルムFの圧着を解
除する。
【0045】また、フィーダー21は、複数のローラ対
213を備えており、このローラ対231間に写真フィ
ルムFをニップする。この複数のローラ対213は、写
真フィルムFの駒(フレーム)の位置合わせをする位置
合わせ手段、写真フィルムFを駒単位で送る駒送り手
段、写真フィルムFをフィーダー21に挿入・排出する
挿入・排出手段として機能し、フィーダー21に設けら
れた図示しないモータによって、圧着板211による写
真フィルムFの圧着が解除されているときに、写真フィ
ルムFの位置合わせや駒送りや写真フィルムFのフィー
ダー21に対する挿入・排出を行うために駆動される。
また、フィーダー21には、後述するキャリッジ基体2
21の被係合部223と係合する係合部214が設けら
れている。なお、これらソレノイドやモータは、フィー
ダー21の背面側に設けられたコネクタ215から電源
及び制御信号を受けて駆動・制御される。
【0046】キャリッジ22は、フィーダー21を保持
するとともに走査方向(スリット15の長手方向と直交
する方向)に移動可能であるキャリッジ基体221を有
している。キャリッジ基体221には、フィーダー21
の開口部212に対応した位置に、開口部222が設け
られている。この開口部222は、写真フィルムFの複
数のフォーマットに対応できるように、画像形成装置1
が取り扱うことができる最大の大きさのフォーマットよ
り大きい開口となっている。また、キャリッジ基体22
1には、フィーダー21の係合部214と係合する被係
合部223及びフィーダー21のコネクタ215と接続
されるコネクタ224が設けられている。このキャリッ
ジ基体221の被係合部223は、フィーダー21を保
持する保持手段として機能し、フィーダー21の係合部
214と係合することによりフィーダー21がキャリッ
ジ基体221に保持される。
【0047】走査移動手段25は、キャリッジ22を走
査方向に移動させる手段であり、キャリッジ22の移動
を案内するための一対のガイド251とキャリッジ基体
22を移動させるための駆動モータ252等を有してい
る。駆動モータ252は、ギヤ(図番なし)を介して、
プーリー(図番なし)に懸架されたワイヤ(図番なし)
を駆動し、このワイヤがキャリッジ基体221に接続さ
れているため、駆動モータ252の正逆転を行うことに
より、キャリッジ22が走査方向に往復動することがで
きる。このとき、キャリッジ22は、ガイド251と摺
動して直進案内される。
【0048】なお、フレキシブル基板225は、画像形
成装置1の本体に接続された一端から折り返されてキャ
リッジ基体221に接続されており、このフレキシブル
基板225及びコネクタ224、215を介して、フィ
ーダー21のソレノイドやモータに電源及び制御信号を
与える。
【0049】また、キャリッジ22の開口部222の移
動範囲(走査方向に往復動する範囲)内であって、開口
部222の下方には、画像形成装置1に設けられたスリ
ット15及びビュアー17が設けられている。また、こ
のスリット15の下方には、スリット15を開閉するた
めの遮光手段であるシャッタ16が設けられている。こ
のシャッタ16は、図示しない駆動手段であるソレノイ
ドなどによって駆動される。なお、シャッタ16が開の
位置にあるとき、このスリット15を通して、後段の光
学手段30へ光を通過させる。シャッタ16が閉の位置
にあるときは、光学手段30へ光を通過させないように
なっている。また、ビュアー17は、写真フィルムFの
画像を直接目視するため、面発光する手段であって、蛍
光灯などの発光手段171から発した光を、導光板或い
は反射板でもって面光源となし、この面光源からの光束
が、フィーダー21に保持された写真フィルムFに照射
し、ユーザーが目視できる。
【0050】このフィルム保持手段20(フィーダー2
1及びキャリッジ22)の動作を、模式的に示した図3
に基づいて説明する。図3は、写真フィルムFの1駒毎
に補正値を入力し走査露光を行う場合のフィルム保持手
段20の動作を模式的に示した図である。なお、図3中
において、フィルム保持手段20がビュアー17の上方
に位置(キャリッジ22の開口部222がビュアー17
の上方に位置、即ち、フィーダー21を介してキャリッ
ジ22に保持された写真フィルムFの画像を目視できる
位置であり、以下、ホームポジションともいう)したこ
とを検出する第1検出手段であるホームポジションセン
サSHが設けられており、また、写真フィルムFの走査
のための移動を開始する位置(スタート位置)を決める
ために、スリット15に対してホームポジションの反対
側に、スタート位置の基準位置にフィルム保持手段20
が位置したことを検出する第2検出手段である基準セン
サSSが設けられている。
【0051】写真フィルムFの1駒目(図においてフィ
ーダー21の開口部212に相当する写真フィルムFの
画像)がフィーダー21にセットされ、フィーダー21
の開口部212がビュアー17の上方へ位置する状態
(ホームポジション位置)で、キャリッジ22が停止し
ている(図3(a))。このとき、ホームポジションセ
ンサSHによってキャリッジ22が検出されている。こ
こで、ビュアー17から発光した光が、写真フィルムF
の1駒目の画像を透過して、操作者は、1駒目の画像を
確認する。そして、1駒目の位置合わせを行うとともに
透過した画像で以て判定を行い、カラーフェリアなど補
正が必要な場合はその補正値を入力する。
【0052】判定或いは入力が終了すると、フィーダー
21が写真フィルムFを保持した状態(圧着板211に
より写真フィルムFが圧着されている状態)で、キャリ
ッジ22を、図において左方向に移動させる(図3
(b))。この移動途中に、開口部212は、スリット
15上を通過するので、光照射手段10から出射し、1
駒目の画像を透過した光束の光量を、測光素子342で
測光する。なお、これに先だって、第1ミラー31を光
路中から退避させ、スリット15を通過する光束が、測
光素子342に入射するようにしておく。
【0053】そして、基準センサSSによりキャリッジ
22を検出する。即ち、走査露光のための移動を開始す
る位置であるスタート位置までキャリッジ22が達する
と、キャリッジの移動を停止する(図3(c))。この
とき、測光が終了すると、第1ミラー31は光路中に戻
され、また、入力された補正値及び測光された測光値に
基づいて調光手段13が制御されて、光量調整がなされ
る。
【0054】キャリッジ基体221がスタート位置まで
移動すると、写真フィルムFの1駒目の画像の走査を行
うためにキャリッジ22を、図において右方向へ、露光
部搬送手段44によって搬送される感光材料Pと同期を
とりながら、移動させ、感光材料P上に走査露光を行う
(図3(d))。なお、このとき、露光部搬送手段44
によって搬送されている感光材料Pの先端が、感光材料
Pの搬送経路上に設けられている感材センサSPによっ
て検出されると、直ちに、キャリッジ22の移動を開始
することにより、写真フィルムFの画像と感光材料Pと
の同期をとるように行われる。
【0055】写真フィルムFの1駒目の画像の走査が終
了すると、キャリッジ22は、ホームポジションセンサ
SHによりキャリッジ22が検出されるまで、そのまま
図において右方向へ移動を続け、ホームポジションに位
置したときに停止する。このとき(キャリッジ22の移
動中或いは停止中に)、フィーダー21は、圧着板21
1による写真フィルムFの圧着を解除し、更に、写真フ
ィルムFの2駒目が開口部212に位置するようにロー
ラ対213を駆動して駒送りをする。そして、フィーダ
ー21による駒送りが終了すると、圧着板211による
写真フィルムFの圧着を行う(図3(e))。
【0056】このように、図3(a)〜(e)を繰り返
して、即ち、写真フィルムFの1駒毎に、補正値を入力
し、走査露光を行う。
【0057】ところで、写真フィルムFには、種々のフ
ォーマット(110、120、135、IX240(A
PS)など)があるとともに、感光材料にも、種々のフ
ォーマット(E版、L版、ポストカード、カビネ、2
L、2Lワイド、六ツ切り、四ツ切り、パノラマ、ハイ
ビジョンなど)があるために、原稿である写真フィルム
Fの画像は、種々の投影の倍率で感光材料P上に露光す
る必要がある。そのために、本実施の形態では、投影の
倍率を変えるには、Vミラー32を移動させることによ
り、結像手段35を中心とした光路長を変えることによ
って、線状の像の伸びる方向の倍率を変え、更に、写真
フィルムFと感光材料Pとの相対移動速度を変えて搬送
できるように構成している。
【0058】ここで、写真フィルムFと感光材料Pとの
相対移動速度を変えることについて詳述する。図3にお
いて説明したように、基準センサSSの位置をスタート
位置にする場合を、基準倍率m0で写真フィルムFの画
像を速度P0で搬送される感光材料P上に露光すると、
倍率m1で写真フィルムFの画像を感光材料P上に露光
する場合は、下記の如くになるように、露光部搬送手段
44及び走査移動手段25を制御する。
【0059】
【数1】
【0060】なお、原理からいうと、写真フィルムFの
移動速度とキャリッジ22の移動速度の比を変えればよ
く、そのためには、一方の速度を固定し、他方を変えれ
ばよい。しかしながら、本実施の形態のように、感光材
料Pとして印画紙を用いた場合、倍率だけで速度を決定
するわけにはいかず、感光材料P上への露光量(照度)
も関係するため、倍率を変えた場合、感光材料Pの移動
速度とキャリッジ22の移動速度双方を変えることが好
ましい。
【0061】このキャリッジ22の往復動の動きを模式
的に示す図4及び走査方向への移動時のキャリッジ22
の速度変化を模式的に示す図5に基づいて説明する。な
お、図3において説明したように、基準センサSSの位
置をスタート位置にする場合を、基準倍率m0で写真フ
ィルムFの画像を露光部搬送手段44によって定速状態
(露光時)時の速度P0で搬送される感光材料P上に露
光する場合について、図4及び図5における実線に基づ
いて説明する。
【0062】まず、キャリッジ22はホームポジション
の位置に位置している(図3(a)から移動(図4にお
ける左方向へ)を開始し、基準位置で停止する(図3
(c))。その後、露光部搬送手段44によって定速状
態(露光時)時の速度P0で搬送される感光材料Pが感
材センサSPによって検出されると、キャリッジ22は
停止状態から走査方向(図4における右方向)に移動を
開始し、露光開始位置(スリット15上に写真フィルム
Fの画像が到達する位置であり、図3(d))までに、
所定の定速(P0/m0)状態に達し、露光中はこの状態
を維持し、ホームポジションの位置で停止する(図3
(e))。
【0063】ところで、図5中の○印で囲んだ領域は、
物体を停止状態から定速状態にするためには、所定の加
速度で加速を行い、所定の定速状態でこれを維持するよ
うに制御するが、若干のオーバーシュートが起こること
が一般的であり、このオーバーシュートを表している。
なお、本実施の形態の基準センサSSが設けられた基準
位置は、基準倍率m0で速度P0で搬送される感光材料P
上に写真フィルムFの画像を露光する場合に、定速(P
0/m0)状態に達するのに必要な距離(オーバーシュー
ト分を含めた)だけ、いわゆる、助走距離の分だけ、ス
リット15の位置から離れた位置である。
【0064】次に、倍率m1で走査露光する際(図4及
び図5において一点鎖線で示す)には、図5で示すよう
に、基準倍率m0の際における定速速度とは異なる定速
状態の速度とする。ところが、この倍率m1で走査露光
する際には、定速速度とは異なるので、キャリッジ22
の加速度(停止状態から移動を開始させる際の単位時間
あたりの速度変化)を基準倍率m0の際と同じにする
と、感材センサSPの検出に基づいて、キャリッジ22
を基準位置からスタートさせた場合には、写真フィルム
Fと感光材料Pとの同期をとることができない。そのた
めに、本実施の形態では、基準位置からx1だけはなれ
た位置をスタート位置とする(図4参照)。このスター
ト位置は、基準倍率m1で写真フィルムFの画像を感光
材料P上に露光する場合に、定速状態に達するのに必要
な距離(オーバーシュート分を含めた)だけ、いわゆ
る、助走距離の分だけ、スリット15の位置から離れた
位置である。
【0065】従って、倍率m1で走査露光する際には、
ホームポジションの位置から移動を開始し、基準位置
(基準センサSS)を通過し所定の距離x1だけはなれ
た位置にキャリッジ22を停止させる。そして、この位
置をスタート位置として、露光部搬送手段44によって
定速状態(露光時)時の速度(上式)で搬送される感光
材料Pが感材センサSP(本実施の形態の場合、感材セ
ンサSPの位置は固定されている)によって検出される
と、キャリッジ22を停止状態から走査方向(図4にお
ける右方向)に移動を開始し、露光開始位置(スリット
15上に写真フィルムFの画像が到達する位置であり、
図3(d))までに、上式の定速状態に達し、露光中は
この状態を維持し、ホームポジションの位置で停止する
(図3(e))。
【0066】このように、本実施の形態では、倍率を変
えて露光する際には、写真フィルムF(キャリッジ2
2)の移動速度を変えるとともに、移動速度に応じてス
タート位置を変化させることにより、種々の倍率でも対
応でき、写真フィルムF(キャリッジ22)がスタート
してから露光終了までに要する時間を短縮(即ち、助走
に要する時間を短縮)させることができ、原稿の画像を
複数露光するに際してのサイクルタイムを短縮させるこ
とができる。特に、写真フィルムFを原稿として、印画
紙である感光材料Pに露光を行う本実施の形態のような
露光装置においては、倍率が等倍から十倍を越えた広範
囲の倍率までをカバーしなければならない。ところが、
スタート位置及び加速度(写真フィルムの移動速度を定
速状態にするまでの加速度)を変えずに対応させようと
した場合、低倍率(写真フィルムの移動速度が速い)時
に必要な助走距離を確保すると、高倍率(写真フィルム
の移動速度が遅い)時にはスタート位置からスタートし
てスリット位置に達するまでの時間が長時間となり、ひ
いてはサイクルタイムが長くなり、不効率となる。ま
た、スタート位置を変えずに加速度を変えることによっ
てこれに対応しようとしても、上述したように広範囲の
倍率をカバーすることは困難である。これらに対して、
本実施の形態のように、写真フィルムFの移動速度に応
じてスタート位置を変化させることにより、写真フィル
ムFがスタートしてから露光開始までに要する時間を短
縮させることができ、原稿の画像を複数露光するに際し
てのサイクルタイムを短縮させることが、広範囲の倍率
の場合でも得ることができる。
【0067】また、本実施の形態においては、感光材料
Pの移動速度(倍率)に応じた種々のスタート位置のう
ち基準位置をスリット15に近い側に設ける(或いは、
最もスリット15に近いスタート位置よりも更にスリッ
トに近い位置に基準位置を設ける、この場合、基準位置
は単に基準となる位置を示す位置であり、何れの移動速
度(倍率)のスタート位置にはならない)ことにより、
キャリッジ22がホームポジションからスタート位置ま
での距離を最短に設定することができ、サイクルタイム
を更に短縮させることができる。
【0068】また、移動速度(倍率)に応じた種々のス
タート位置のうち基準位置をスリット15に遠い側に設
ける(或いは、最もスリット15に遠いスタート位置よ
りも更にスリット15から離れた位置に基準位置を設け
る、この場合、基準位置は単に基準となる位置を示す位
置であり、何れの移動速度(倍率)のスタート位置には
ならない)ことにより、キャリッジ22は、ホームポジ
ションからスタート位置に移動する際には一旦遠い基準
位置まで行き、その後向きを逆転してスタート位置に停
止するようにさせるが、この場合も、スタート位置まで
の移動を露光時の速度よりも高速に行うことができサイ
クルタイムの短縮を図ることができるとともに、種々の
駆動系のバックラッシュなどの誤差要因を最小に止める
ことができ、精度が向上する。
【0069】特に、本実施の形態のように、原稿である
写真フィルムFを往復動させ、一方向に搬送される感光
材料Pと同期をとる走査露光においては、写真フィルム
Fの往復動に要する時間が律速となるが、上述した構成
による効果は大きい。
【0070】なお、上記の説明においては、倍率として
0、m1の2つで説明したが、2つ以上の種々の倍率に
応じてスタート位置を変えるようにすればよい。また、
本実施の形態では、倍率に応じてスタート位置を変える
如く説明したが、少なくとも、走査露光時のキャリッジ
22の移動速度(定速状態)に応じて変えるようにすれ
ばよい。また、以上の説明においては、倍率の変化によ
り感光材料Pの搬送速度(定速状態の移動速度)を変え
ることを説明したが、写真フィルムの画像の濃度(原稿
の濃度)に応じてスタート位置を変えるようにすること
が好ましい。
【0071】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
写真フィルムに記録された画像を感光材料上に走査露光
を行う画像形成装置においては、原稿の画像を感光材料
に露光するに際して、種々の倍率でも対応でき、更に、
原稿の画像を複数露光するに際してのサイクルタイムを
短縮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する走査露光型の画像形成装置の
概略構成図である。
【図2】フィルム保持手段の斜視図である。
【図3】フィルム保持手段の動作を模式的に示した図で
ある。
【図4】キャリッジの往復動の動きを模式的に示す図で
ある。
【図5】走査方向への移動時のキャリッジの速度変化を
模式的に示す図である。
【符号の説明】 1 画像形成装置 10 光照射手段 15 スリット 16 シャッタ 17 ビュアー 20 フィルム保持手段 21 フィーダー 22 キャリッジ 25 走査移動手段 30 光学手段 35 結像手段 40 搬送手段 44 露光部搬送手段 50 現像手段 55 乾燥手段 SH ホームポジションセンサ SP 感材センサ SS 基準センサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走査移動手段により原稿を移動させて走
    査し、原稿を透過若しくは反射し投影された線状の像と
    感光材料とを相対移動させて、原稿の画像を感光材料上
    に走査露光する走査露光装置において、 スタート位置から原稿の移動を開始させ、線状の像が感
    光材料上に投影されているときは原稿の移動速度が定速
    状態なるように前記走査移動手段を制御するとともに、
    該定速状態の移動速度に応じて前記スタート位置を変化
    させることを特徴とする走査露光装置。
  2. 【請求項2】 定速状態の移動速度は、投影される像の
    倍率及び/又は原稿の濃度に応じて変化させることを特
    徴とする請求項1に記載の走査露光装置。
  3. 【請求項3】 前記相対移動は、線状の像が投影されて
    いる露光位置に対して感光材料を移動させることにより
    行うとともに、 感光材料の移動方向上流側に設けられた感光材料検出手
    段により感光材料が検出されると、前記スタート位置か
    ら原稿の移動を開始させることを特徴とする請求項1又
    は2に記載の走査露光装置。
  4. 【請求項4】 前記走査移動手段は原稿を往復動させる
    とともに、往動時に原稿の画像濃度を測光し、前記スタ
    ート位置に一旦停止せしめたのち、復動時に感光材料上
    に走査露光をすることを特徴とする請求項1〜3の何れ
    か1つに記載の走査露光装置。
  5. 【請求項5】 前記スタート位置は、原稿の画像を感光
    材料上に露光するために設けられたスリットから、少な
    くとも前記定速状態時の移動速度に達するのに必要な距
    離だけ離れていることを特徴とする請求項1〜4の何れ
    か1つに記載の走査露光装置。
JP1836897A 1996-12-06 1997-01-31 走査露光装置 Pending JPH10213857A (ja)

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JP1836897A JPH10213857A (ja) 1997-01-31 1997-01-31 走査露光装置
US08/977,881 US5933214A (en) 1996-12-06 1997-11-25 Scanning exposure apparatus
EP97121263A EP0846979A3 (en) 1996-12-06 1997-12-03 Scanning exposure apparatus

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