JP2873618B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2873618B2
JP2873618B2 JP26349190A JP26349190A JP2873618B2 JP 2873618 B2 JP2873618 B2 JP 2873618B2 JP 26349190 A JP26349190 A JP 26349190A JP 26349190 A JP26349190 A JP 26349190A JP 2873618 B2 JP2873618 B2 JP 2873618B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は感光材料を用いた画像形成装置の像露光に走
査露光及び静止露光の機能をもたせて、多用途化させた
画像形成装置に関する。
〔従来の技術〕
原稿を走査露光して感光材料上に複写したり、カメラ
で撮影したフィルムを現像したネガやポジの原版を静止
露光により感光材料上に引伸しプリントしたり、実物や
CRT画像を直接感光材料上に結像させてプリントしてし
まう機械はそれぞれハードコピー作成機として個々には
存在している。
しかし、これ等のハードコピー作成方式を走査露光及
び静止露光の両方式で行い、更に現像機能をもっている
画像形成装置は存在していない。
〔発明が解決しようとする課題〕
特に、銀塩感光材料を用い現像機能を有するフルカラ
ーの複写装置は、フルカラーのハードコピーを得るだけ
にしておくと、殆どのユーザ側の事情としては需要が常
時あってフル操業できる状態ではない。したがって高価
な複写装置の操業度は低く、その装置を設置することは
経済的にかんばしくなくそれ程歓迎されていない面があ
る。
これを打解するために、ネガやポジの原版による引伸
しプリントのできる機能を付加した装置を本出願人は発
明し、かなり操業度を上げて来た。しかし、それは高倍
率の引伸しプリントにもかかわらず走査露光方式光学系
を兼用して使ったため、画像品質上充分とは言えなかっ
た。したがって高画質のプリントが安定して得られるこ
とが大きな課題であるとともに、操業率を上げるために
は引伸し機能の他に更に別の機能も付与させることがこ
のような画像形成装置を普及させるために必要であっ
た。
本発明はこのような問題点を解決して操業度が高く、
高画質のハードコピーが得られ、更に、多くの用途に対
応できる画像形成装置を提供することを課題目的にす
る。
〔課題を解決するための手段〕
この目的は、下記技術手段(a),(b),(c)の
いずれか1つによって達成される。
(a)ロール感光材料を所定の長さにカットするカッタ
ーを設け、カットされた感光材料を原稿面の走査速度と
一定比の速度で走行させながら該感光材料にスリット露
光を与える走査露光装置と共に、該感光材料を静止させ
てカラーネガ又はカラーポジの原版から引伸結像させる
引伸装置と、該静止感光材料に実物撮影又はCRT画面撮
影を行うカメラ装置とを着脱可能に設け、かつ、前記各
装置のいずれか1つによって像露光された感光材料を現
像して可視像を作る処理装置を有することを特徴とする
画像形成装置。
(b)前記引伸装置とカメラ装置は静止画像位置に対し
お互いに交換可能にしたことを特徴とする(a)項に記
載の画像形成装置。
(c)前記走査露光装置の光学系の投影レンズ近傍に凹
レンズを該撮影レンズのアダプターとしてその着脱が切
替可能に設けたことを特徴とする(a)項又は(b)項
に記載の画像形成装置。
〔実施例〕
本発明の画像形成装置の1実施例を第1図(a)、第
1図(b)及び第2図に示す該略断面図によって説明す
る。
この画像形成装置1は写真感光材料(以下単に感材と
いう)の供給搬送部50と原稿台2上の原稿を走査露光す
る移動光学系を含む走査露光装置3と静止引伸し露光を
行う引伸装置130と静止したままカメラ撮影を行うカメ
ラ装置140と、現像、漂白定着、安定化及び乾燥を行う
処理部24とから構成されている。
感材の供給搬送部50は露光装置3及び処理部24の右方
にユニットとして設けられ、右端に感材ロール54を装填
したマガジン53が装着されその感材の先頭部は供給ロー
ラ55及びその圧着ローラ56によって挾持されている。そ
れに続いてカッター57があり、更にガイドプレート58,5
9,80,62,63,64,65,70,71,75,76及び後述する第2分岐点
Bの可動ガイドプレート66よりなる感材の搬送路101を
形成し、その搬送路の中間には、前記供給ローラ55と同
期して駆動される搬送ローラ60,68,73及びそれに圧着可
能にしてあるローラ61,69,74が設けられている。更に前
記搬送路101に続いて上方に水平のガイド78,79で形成さ
れる感材ストッカー102が接続されている。そして該ス
トッカー102は後述するように静止露光時の感材載置位
置をも構成している。
又、下方にはガイドプレート82,83及び前記搬送路101
のガイドプレート58,59,80の兼用によって形成される第
1分岐搬送路103が前記ガイドプレート58の中間の第1
分岐点Aで分岐するように設けられている。
又第2分岐点Bのガイドプレート65,87及び可動ガイ
ドプレート66よりなる第2分岐搬送路104が形成され、
前記搬送ローラ60,68,73と同期して駆動される搬送ロー
ラ85がそれに圧着するローラ86とともに該第2分岐搬送
路104の中間に設けられている。
そして、該第2分岐搬送路104の先端には自現機前セ
ンサー95が設けられ、該先端はガイドプレート88,89よ
りなる処理部24への接続搬送路105に接続されている。
又マガジン53に近く供給ローラ55の近辺にはマガジン
内のフィルムの端末の検出センサー91,搬送路の途中に
は、第1JAM検出センサー92が搬送ローラ60の上方に、紙
サイズセンサー93が第2分岐点Bの上方搬送ローラ68の
下方に、第2JAM検出センサー94が搬送ローラ73の上方に
それぞれ設けられている。
そして、原稿画像が走査露光によって結像される露光
位置40が搬送ローラ68,73の中間部の搬送路101に設けら
れている。
各搬送ローラ60,68,73,85及び供給ローラ55の駆動
は、Dサーボモータにより、駆動伝達装置、高速クラッ
チ、ブレーキ及び低速クラッチ、ブレーキを介して行わ
れ、DCサーボモータは、クロック周波数を切替えて、回
転速度の大小が得られるようにしてあり、前記各搬送ロ
ーラは前記高速クラッチが入ったときには、100mm/Sと3
00mm/Sの搬送速度が得られるようにしてある。又、超低
速搬送4mm/S〜7mm/Sの切替えは減速器付きの前記低速ク
ラッチに連結して行えるようにしてある。又前記供給ロ
ーラ55の駆動は、前記高速クラッチブレーキの入った駆
動伝達装置から更に供給ローラ55専用のクラッチを介し
て行われ、第1搬送路101への感材の送り出しのみに供
給ローラが駆動され、カッター作用後は駆動がとめられ
るようにしてある。
走査露光装置3は画像形成装置1の上部に配置され、
原稿台2上の原稿を第1移動台4A上の反射鏡付露光ラン
プ4と反射鏡5、第2移動台6A上の反射鏡6,7及び投影
レンズ8によって走査し、露光位置40に結像させるよう
にしてある。ここに第1移動台4Aの走査速度は第2移動
台6Aの移動速度の2倍にしてあり、原稿上の各走査位置
から走査露光の露光位置40までの光学パスの長さが一定
になるようにしてある。又原稿を1.5倍に拡大又は0.5倍
に縮小するときは、第2移動台6A上の反射鏡を夫々6a,7
aの位置に再セットさせ、投影レンズ8は拡大のときは8
a縮小のときは8bの位置にそれぞれ再セットさせるよう
にしてある。その再セットのための移動はズームモータ
の作動によって行われる。なお、投影レンズ8にはその
アダプターとして凹レンズ9が投影レンズ8に対して着
脱の切り替えが可能に設けられ、原稿台上の宝飾品など
を置いてそれをプリントする場合のピント調節を可能に
してある。
更に投影レンズには絞り12Aが設けられ、絞りモータ
によって作動し、光量が調節され、又、色バランス補正
のためのフィルター枠14A及びそれを調節のために作動
させるフィルターモータが該絞り12Aの近くに設けられ
ている。
又、露光位置近辺にはソレノイド16Aによって作動す
るシャッター17Aが設けられている。このシャッター17A
は像露光スキャン時以外は閉じて感材の供給搬送部50へ
の漏光を防止している。
以上は走査光学系の露光装置の構成である。がそれと
ともに本画像形成装置には第1図(a),第1図(b)
に示すように静止露光方式の引伸装置130及びカメラ装
置140が前記ストッカー102の上部にスライドレール128
を介して載置取付可能にしてある。先ず、引伸し装置13
0は下部筐体137Aと上部筐体137Bが暗箱を構成して、下
部筐体137Aは、スライドレール128に結合して定位置に
クランプされる。又上部筐体137Bは下部筐体137Aに左右
方向にスライドレール139上をスライド可能に取付けら
れ、引伸しサイズによって定まる必要な寸法位置にクラ
ンプ可能にしてある。そして上部筐体137Bには光源ラン
プ131、ミラートンネル133、ネガ又はポジ原版をセット
する原版ホルダー135及び倍率可変した投影レンズ136が
装着されている。
一方、これに対応する感材はストッカー102に搬送ロ
ーラ対60,61,68,69、73,74及び97,98によって送りこま
れるようになっている。そしてこの場合感材はJAMセン
サー94によって検知された時点で前記搬送ローラ対97,9
8を停止させることにより前記計尺された感材の端部は
搬送ローラ対97,98に挟持されたまま保持される。
また、ストッカー102は感材保持台78とその上部ガイ
ドプレート79とからなり、該ガイドプレート79は感材の
画面枠を決めるマスクプレートを構成し、感材のサイズ
に応じて前後左右に可変できるようにしてある。そして
感材保持台78には吸気孔78A、それ等の連結孔78Bにつな
げたホース78Cを介して真空ポンプ又ブロワに連結され
前記感材保持台78上の感材の平面性が保たれるようにし
てある。
感材のサイズは例えば第3図に示すようにA4,A3,B4判
が用意されそれぞれのサイズに応じた計尺切断が前述の
方法によってなされる。但し、静止露光の場合は搬送ロ
ーラ対97,98による喰え代若干(5mm以下で可)を付加し
た寸法のものになるように制御する。
加え代は現像終了後切り落とすか、そのままにしてお
いてもよく、その処理は自由である。
なお、ストッカー102が走査露光の場合のストッカー
としてのみに使用される場合は前記マスクの上に別の蓋
部材129がかぶせられて光密が保たれるようにしてあ
る。そして前述の真空ポンプやブロワは作動させる必要
がない。
また、感材の各サイズに応じて上部蓋体137Bは下部筐
体137Aに対して光密に保ちながらスライドレール139上
をスライドし、前記サイズに応じた場所にクランプ可能
にしてある。そして投影レンズ136はズームレンズを使
用することによりそれぞれのサイズに応じた倍率に調節
ができるようにしてある。
このようにして、感材保持台78上の感材に対して原版
ホルダー135上のネガ又はポジの原版が撮影レンズ136に
よって結像されて焼付けられる引伸装置130が着脱可能
に設けられている。
次にカメラ装置140について第1図(b)を用いて説
明する。
ストッカー102を利用した感材載置機構や搬送機構、
サイズ変換機構は引伸装置のものと全く同じである。
カメラ装置140は下部筐体147A及び上部筐体147Bより
なり、下部筐体147Aのストッカー102への着脱は引伸装
置130と同様スライドレール128に結合して定位置にクラ
ンプされるようにしてある。
また、下部筐体147Aと上部筐体147Bはスライドレール
149上に光密に保ちながら左右にスライド可能に取付け
られ引伸しサイズによって定まる必要な寸法位置にクラ
ンプ可能にしてある。そして上部筐体147Bにはミラー14
3、ピント調節可能にした撮影レンズ146が組み込まれて
いる。
そして、この装置によって架台152上に載せられたCRT
の画面を感材保持台78上の感材の直接撮影してしまうこ
とが可能になる。
また、この装置によりCRTだけでなく任意のものを直
接感材上に撮影することが可能である。
さてこのように走査露光された感材、静止露光により
引伸された感材、カメラ撮影された感材は処理装置24に
よって現像処理される。
処理装置24は露光装置3の下方におかれ、接続搬送路
105によって、左方の感材供給搬送部50と接続され、供
給される露光済感材は、ガイドローラ26,27を通じて、
発色現像槽25の中に送りこまれるようになっている。処
理槽は前記発色現像槽25につづき漂白定着槽30,第1水
洗代替安定化槽31,第2水洗代替安定化槽32が順次並べ
られ、現像液及び漂白定着液は定量づつ各補給槽47,48
からポンプにより供給され、その補給の途中、各処理槽
の処理液の循環液と混合させ液温調整用ヒーターで適温
しながら供給され、又第1、第2水洗代替安定化液は定
量づつ補充槽49から補給され、オーバーフローもしなが
ら各処理液が各槽内の一定レベルに保たれるようにして
ある。各槽には外側ガイド枠36があり、これに各々定め
られた間隙で駆動搬送ローラ28が設けられ、又内側ガイ
ド枠37があり、前記駆動搬送ローラ28に圧接する圧着ロ
ーラ29が取付けられ、両枠36,37及び両ローラ28,29のロ
ーラ列により、各槽内に搬送路38を形成している。
なお、感光材料としては、反射型又は透過型の陽画原
稿の複写やCRTの画面やその他の直接撮影焼付けにはダ
イレクトポジカラー感材が使用され、ネガフィルム原版
の引伸しにはプリント用ネガカラー印画紙(カラーペー
パー)が使用される。
また、カラーリバーサル等ポジフィルムの原版の引伸
しにはダイレクトポジカラー感材が使用できる。
このように感材としてはダイレクトポジカラー感材と
プリント用ネガカラー印画紙(カラーペーパー)が主と
して使用できる。
これ等の感材は共通の処理装置で処理されることが望
ましい。ダイレクトポジカラー感材に対しては、発色現
像槽25中でのかぶり露光が必要であるが、プリント用ネ
ガカラー印画紙(カラーペーパー)にはかぶり露光が不
用である。従って、このかぶり露光装置即ち、反転露光
装置には感材の種類によって点灯したり消灯したりする
切替装置をもたせてある。また、点灯、消灯のかわりに
遮光したり、開口したりする切替装置を設けてもよい。
そして、発色現像槽25内の最初の搬送路中に前記ダイ
レクトポジカラー感材が搬送されてくる段階で液中のカ
ブリ露光が反転露光装置42によって与えられるようにし
てある。該装置42にはランプハウス43,44が設けられ各
ランプハウスには、冷陰極管43A,44Aが設けられランプ
ハウスの照射窓43B,44Bには色補正用のフィルター43C,4
4Cがもうけられ、照射室45に感材の種類別に対応する成
分光を供給する。即ち、ダイレクトポジ感材の種類によ
って両ランプを切り換えて照射することもできるように
してある。このようにダイレクトポジ型の各カラー感材
枚に適合する光の成分の反転露光が露光窓46を通じて、
搬送中のダイレクトポジカラー感材に曝照される。
この曝照されたダイレクトポジカラー感材は各槽の搬
送路38を通り該搬送路中に決められた間隔で設けられた
各搬送ローラ28及びその圧着ローラ29に挾持されて搬送
され写真化学反応を受けながら進み、乾燥室35を経て仕
上げられて回収される構造となっている。
各処理槽内の感材の各搬送ローラ28は交流式速度制御
モータからウォームとウォームホィール、スパイラルギ
ヤ、平歯車を組合わせた駆動伝達装置を介して連結され
ている。交流式の速度制御モータにはエンコーダーが直
結され、自己発生発電量をエンコーダーのタコジェネレ
ーターで検出して、フィードバックさせ、電流電圧をコ
ントロールしながら搬送速度の制御を行っている。槽内
の搬送速度はこれによって、4mm/S乃至7mm/Sの任意の設
定速度に切替えて駆動させることが可能になる。
又、発色現像槽の出口、漂白定着槽の出口、第1,第2
の安定化槽出口、乾燥室の入口,出口にはJAM検出セン
サーを設け、搬送不良発生時の処理が容易に判断できる
ようにしてある。又液面下降検出センサー、液温センサ
ーも設けられていて適性な現像条件を保つようにしてあ
る。
以上各部の構成について説明したが、供給搬送部の機
能と作用について第2図を用いて説明する。又、本画像
形成装置の実施例では第3図に示すような3種類のサイ
ズA4,A3,B4判の感材に画像を形成することが可能にして
ある。そして、A4,A3は同一幅297mmの感材ロールを使い
B4判は別の幅の感材を使い、計尺長さは、A4判は210m
m、A3判は420mm、B4判は364mmにしてある。しかし本発
明はこれだけに限定されるものではなく任意の大きさに
対応可能であることは勿論である。
供給ローラ55,56に挾持されているマガジン53の中の
感材ロール54の先端部は処理枚数、処理サイズ、感材の
種類設定と、画像形成開始指示ボタンの投入等の操作部
の命令伝達手段により、感材の搬送を開始し、カッター
部57を通過し、搬送路を100mm/Sの速度で上昇し、搬送
ローラ60,61,JAM検出センサー92を通過し、感材サイズ
センサー93の位置に達し感材サイズセンサーがONする。
ここはカッター切断位置57Aから199.5mmの距離にあた
り、ここでさきに投入したボタンによる設定サイズの読
取りによりその計尺長さとの差、 A4判なら210−199.5=10.5mm A3判なら420−199.5=220.5mm B4判なら364−199.5=164.5mm だけ更に送りこむようにしてある。
タイマーは周期3mSで1カウントし、搬送速度は100mm
/Sであるので1パルス0.3mmに相当するので上記カウン
ター設定値は、 A4判では10.5mm/0.3mm=35パルス A3判では220.5mm/0.3mm=735パルス B4判では164.5mm/0.3mm=548パルス になり、上記パルスをカウントし終るまで、パルスモー
タを高速クラッチ、ブレーキと直結して駆動、停止をさ
せれば正確な計尺が各サイズについてなされる。
なお、前述の静止露光の場合は、前記各サイズの送り
量に対し前述の喰え代として5mm以下の長さを加算した
計尺をしてある。
ここでカッタ57が作動し感材ロール54から計尺された
先行感材は、切り離されてシート感材になる。残された
感材ロールはそのままこの状態でモーターからの動力伝
達のクラッチをOFFされ、繰出しをやめて待機し、前記
シート感材は各搬送ローラに挾持されて上方へ搬送され
先端部はストッカー102の中に進入し、後端が前記感材
センサー92を通過すると該センサーはOFFになり、この
ときからタイマーカウンターに303カウント(90.9mm)
させた時点でパルスモーターに接続する高速クラッチを
きると同時にブレーキを働かせるようにしてある。この
ようにして、後端部は、感材センサーの位置から90.9m
m、進んだところであって、かつ露光位置40の20mm上方
の位置に停止する。但し、静止露光の場合は搬送ローラ
対97,98の位置に後端が来て停止する。これで露光前の
ローディングが終了する。ここで走査露光の場合は該シ
ート感材は次の走査露光のプロセスに移る。前記露光装
置の原稿走査機能が作動を開始するのと同期して、該シ
ート感材はスイッチバックを行うべくモータの逆転駆動
によって今までの後端部を先頭にして搬送路101上を100
mm/Sの速度で逆走する。
このようにすると、カッター57の走査露光位置40間の
距離は短くても大サイズの感材シートの複写がコンパク
トなスペースで可能になりその上像露光中はカッターは
作動しないので、感材の搬送をさまたげたり、走査露光
装置の光学系に悪影響も与えない。したがって、正確に
同期のとれた走査による像露光が行われ高画質の複写が
得られる。
前記露光装置との同期は光学系のスタートセンサーの
ON信号を基に搬送系の駆動開始タイミングを決めること
によって行われる。その駆動開始タイミングは複写倍率
Mによって決定されるタイマー設定時間0.4×M×0.2se
cによって設定される。
そして、露光終了したかどうかはシート感材の搬送時
間をはかることにより判別する。それは によって計算され A4判なら2.4 sec=800パルス B4判なら3.94sec=1313パルス A3判なら4.50sec=1500パルス がプログラムされており、これ等のパルスをカウントし
たら、高速クラッチが切れ同時にブレーキが働くように
してある。
当然ながら露光終了時のシート感材の後部(切断時の
シート先頭部)は露光部40から30mm−20mm=10mm過ぎた
位置で止る。先端部(切断時のシート後端部)は第1分
岐点Aをすぎ、第1分岐搬送路103の中にある。
ここで露光を終了したので前記シート感材は処理部24
へ送りこまれなければならない。そのために、再びスイ
ッチバックを行い、今までの後端(切断時のシート先頭
部)を先頭にして第1分岐搬送路103及び搬送101の中を
搬送ローラ60,61,68,69,73,74を前と逆方向に駆動モー
タ(DCサーボモータ)を高速回転に切替え高速のクラッ
チブレーキを直結して300mm/Sの高速で搬送し、先頭部
はストッカー102の中に送りこみ後端が前記感材センサ9
3を通過した時点で該センサーOFFの信号で高速クラッチ
を駆動モータ(DCサーボモータ)から切り同時にブレー
キをかけて、シート感材を停止させる。次に第2分岐点
Bの可動ガイドプレート66をゲートソレノイドによって
第2分岐搬送路が開放される方向に開き、シート感材の
今までの後端部(切断時のシート後端部)を先頭にして
300mm/Sの高速搬送を開始し、先頭部が自現機前センサ
ー95を通過して33.5mmに達したところで300mm/Sの高速
搬送を感材の種類によって4mm/Sから7mm/Sの範囲で任意
に設定される低速搬送に切り替えて接続搬送路105から
発色現像槽25の中へ送りこみ処理部の各搬送ローラ28,2
9も処理部を駆動する速度制御モータによって4mm/Sから
7mm/Sの前記速度に同期されて駆動されるので円滑に受
渡されてゆく。そしてシート感材の後端が時現切前セン
サー95を通過したとき該センサーはOFFとなり、この時
点で1回の複写プロセスが終り、この信号により、供給
ローラ55へのクラッチがONになり次の複写が可能にな
る。
次の複写開始から自現機入口の300mm/Sから4mm/S乃至
7mm/Sへのスピードダウン位置に次の先頭が来るまで約1
1secかかるから、1ページ前のシート感材の後端は、4m
m/S乃至7mm/Sで送られているので44mm乃至77mm先行して
おり、処理槽内での間隔は44−33.5=0.5乃至77−33.5
=43.5mmとなっている。
ここで、静止露光型の引伸装置130、カメラ装置140を
作動させたときは露光後、後端が搬送ローラ対97,98の
位置にあったシート感材は、前記搬送ローラ対97,98,6
8,69,85,86によりその後端を先頭にしてバックし、第2
分岐点Bで切替えられているゲート66と固定ガイド65に
よって構成されている第2分岐搬送路104に進入し、そ
の先頭部が、センサー95によって検出されるとクラッチ
とブレーキが切替えられ300mm/Sの高速搬送から3〜7mm
/Sの低速搬送により処理装置24の中に進入して行くよう
にしてある。
このように、本実施例の画像形成装置の感材供給搬送
部50は、カッター部57の走査露光位置40との間の間材経
路に計尺されたシート感材のスイッチバック経路が設け
られ、更に走査露光位置40と処理部24との間の感材経路
にスイッチバック経路が2ケ所設けられており、円滑な
搬送による計尺と切断及び露光を行い、処理部へ受渡し
をすることを可能にした。しかし、前記スイッチバック
経路を2ケ所に限定する必要はなく1ケ所であっても対
応可能であることは勿論である。部材が少量でスペース
を小さくするには2ケ所にする方が有利である。
このように小スペースの搬送路を活用して大サイズの
複写を達成するために搬送路をスイッチバックして往路
復路とも使用する構造になっている。しかし、往路、復
路を合わせた長い距離を感光材料が搬送されてゆくので
時間がかかる。従って出来るだけハイスピードで搬送さ
せたい。しかし特に感材シートの計尺と像露光のための
搬送は、その精度を向上させることが重要であるのでこ
の過程での搬送はあまり高速度になるのを避けねばなら
ない。しかし、次の過程である像露光終了から処理装置
24入口までの搬送は、精度的制約があまりないので、か
なり高速度で搬送させることにした。そして、現像等の
処理装置内での感材の搬送速度は各感材の写真化学特性
に応じて設定されるが、いずれにしても、該搬送速度は
感材の先頭部が処理装置24に達するまでの搬送速度より
かなり低い速度にしてある。
処理装置24内を各シート感材がほとんどお互いの先端
と後端を接しながらも重なることなく、一定の間隔を保
ちつつ連続的に流れて搬送されてゆくが、前記計尺のた
めの搬送、像露光のための搬送、更に処理装置24入口に
先端が達するまでの搬送に時間をかけすぎると、上記の
ような整然とした流れの搬送は得られず、処理装置24内
の各感材シート相互間の間隔が開いてゆき単位時間毎の
処理枚数が減少し、処理能力や処理効率が低下してしま
う。
従って処理能力を下げることなく効率のよい感材シー
トの搬送を行わせるため、前述の如く、複写装置の中の
各段階で搬送速度をそれぞれ適合した速度に変化させ
て、所要時間内での搬送を無理なく合理的に効率よく完
了させるようにさせた。
又、搬送途中にJAMが起ったときは、第1JAM検出セン
サー92、感材サイズセンサー93、第2JAM検出センサー94
の各センサーの各時点でのON,OFFの組合わせでシート感
材の搬送が正常であるか異常であるかの判定をしてお
り、異常が起ったときは、機械の異常箇所が指示され処
理し易いようにしてある。又この供給搬送部のマガジン
53には、第4図及び第5図に示すように感材の種類によ
る区別(例えば反射型のカラー印画紙か透明陽画フィル
ムかの区別)やロール幅による区別が明瞭で走査もやり
易くするための識別回路のシステムをとり入れており、
各専用マガジンには、特有のカム特記110を設けて、該
突起をセンサー114で検出させて、自動的に識別された
回路に接合され、各固有の処理速度等に対応できる切替
えをするようにしてある。
そして、識別を正確にさせ、又各幅サイズの感材を正
確に幅方向の位置規制をしながら搬送するためには、各
マガジンが基準位置に正確にセットされていることが必
要である。そのため各マガジンには規正ピン121が設け
られこのピンが、架台118に設けられた規制ルート120に
ガイドされて装填されるので、マガジンの位置出しが正
確に保持されるようになっている。
またこの供給搬送部は複写装置1の右方にユニットと
して取付けてあるので、本体1から切りはなして、組立
分解,保全,清掃などをすることが可能である。そし
て、トラブルが発生したときは、マガジン53をとり出し
た上でカバー52をCを支点として開き内部の各搬送路ガ
イドプレートや搬送ローラを取りはずして清掃すること
も容易になっている。
感材ロール54に入れたマガジン53の感材引き出し部11
5はリップ状になっており、この部分を第4図、第5
図、第6図に示すように供給ローラ55,56の中に挿しこ
むと、引き出し部115のリップに空けられた窓116に前記
ローラ55,56が入り起動時に直ちに感材が引き出せるよ
うにしてある。この際供給ローラ55,56よるも外径がや
や大きな樹脂ローラ55a,56aが各軸の両端部に設けられ
ており、マガジンのリップ状の引出し部115にはこの樹
脂ローラが当って誘導するので感材の供給ローラ55,56
には傷がつかないようにしてある。各ローラが窓116に
嵌入後はローラ55,56は接触するがローラ55a,56aは接触
しないように第5図、第6図に示すように位置をずらし
てある。このようにマガジンを供給搬送部50の架台118
にセットすることによってワンタッチで起動準備が完了
できるようにしてある。但し、マガジン53装填後最初の
一枚は窓部にあるものが光線カブリをしている。そこで
最初の一枚の計尺量は規定の長さよりもカブリ部を考慮
した長さだけ長く計尺させ、実用上の複写画面外にカブ
リ部が少量(50mm)付加されたものが、仕切るようにし
てある。カブリ部は仕上り後適時に切り落せばよい。
なお、本装置は感材を取扱うので、装置内部は必要な
遮光がなされていることが必要である。感材の供給搬送
部50はマガジン遮光されていて、内部の感材ロールが保
護されているとともに搬送路を搬送中の感材は各ガイド
プレートによる遮光だけでなく、開閉カバー52及び固定
カバー52bで装備され、正常稼働時は常に閉じた状態で
のみ稼働するようにインターロックしてある。異常時、
点検作業、保全作業時には開閉カバー52はC点を中心に
開かれるようにしてある。
〔発明の効果〕
本発明により、銀塩感光材料を用いた複写装置に簡単
な付加装置をつけそれを単なる複写装置だけでなく引伸
機能、カメラ機能を備えた多機能の画像形成装置に変身
させることができるようになり稼働時間が増え高性能な
機械が効率よく運転できるようになった。
特に、拡大率の大きい引伸し露光や瞬時に撮影しなけ
ればならないCRT画面の撮影に高画質の静止露光が簡単
に使用できるようにした品質上、取扱上の効果は著し
い。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)及び第1図(b)は本発明の一実施例であ
る画像形成装置の概略断面図、第2図はその感材供給搬
送部の概略断面図、第3図は適用される感材の寸法図、
第4図は感材マガジンを架台に装填したときの側断面
図、第5図は第4図のD−D矢視図、第6図は第4図の
E−E断面図である。 3……走査露光装置、8……投影レンズ 9……凹レンズ、24……処理装置 25……現像槽、28……処理部搬送ローラ 29……圧着ローラ、30……漂白定着槽 31,32……水洗代替安定化槽 35……乾燥室、36……外側ガイド枠 37……内側ガイド枠、38……処理槽内搬送路 40……走査露光における露光位置 42……カブリ露光装置、50……感材供給搬送部 53……マガジン、54……感材ロール 55……供給ローラ、55a,55b……樹脂ローラ 57……カッター、57A……切断位置 56,61,69,74,86……圧着ローラ 60,68,73,85……搬送駆動ローラ 91……端末検出センサー 92……第1JAM検出センサー 93……感材サイズセンサー 94……第2JAM検出センサー 95……自現機前センサー 97,98……搬送ローラ対、101……感材搬送路 102……ストッカー 103……第1分岐搬送路、104……第2分岐搬送路 105……接続搬送路、110……カム突起 114……マガジン種類検知センサー 115……マガジン引出部、116……窓 120……規正レール、121……規正ピン 128……スライドレール、129……蓋部材 130……引伸装置、131……光源ランプ 133……ミラートンネル、135……原版ホルダー 136……投影レンズ、137A……下部筐体 137B……上部筐体、139……スライドレール 140……カメラ装置、143……ミラー 146……撮影レンズ、147A……下部筐体 147B……上部筐体、149……スライドレール 151……CRT、152……架台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロター クヌードラー ドイツ連邦共和国 D―2000 ハンブル グ 1 フランケンシュトラーセ 12 コニカ ビジネス マシンズ インター ナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ラフツング内 審査官 末政 清滋 (56)参考文献 特開 昭54−65527(JP,A) 特開 昭64−17039(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 27/50 G03B 27/32

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロール感光材料を所定の長さにカットする
    カッターを設け、カットされた感光材料を原稿面の走査
    速度と一定比の速度で走行させながら該感光材料にスリ
    ット露光を与える走査露光装置と共に、該感光材料を静
    止させてカラーネガ又はカラーポジの原版から引伸結像
    させる引伸装置と、該静止感光材料に実物撮影又はCRT
    画面撮影を行うカメラ装置とを着脱可能に設け、かつ、
    前記各装置のいずれか1つによって像露光された感光材
    料を現像して可視像を作る処理装置を有することを特徴
    とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記引伸装置とカメラ装置は静止画像位置
    に対しお互いに交換可能にしたことを特徴とする請求項
    1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記走査露光装置の光学系の投影レンズ近
    傍に凹レンズを該撮影レンズのアダプターとしてその着
    脱が切替可能に設けたことを特徴とする請求項1又は請
    求項2に記載の画像形成装置。
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