JPH0612436B2 - 感光材料処理装置 - Google Patents

感光材料処理装置

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JPH0612436B2
JPH0612436B2 JP60288864A JP28886485A JPH0612436B2 JP H0612436 B2 JPH0612436 B2 JP H0612436B2 JP 60288864 A JP60288864 A JP 60288864A JP 28886485 A JP28886485 A JP 28886485A JP H0612436 B2 JPH0612436 B2 JP H0612436B2
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03DAPPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03D3/00Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion
    • G03D3/08Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion having progressive mechanical movement of exposed material
    • G03D3/13Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion having progressive mechanical movement of exposed material for long films or prints in the shape of strips, e.g. fed by roller assembly
    • G03D3/132Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion having progressive mechanical movement of exposed material for long films or prints in the shape of strips, e.g. fed by roller assembly fed by roller assembly

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、写真フィルム、写真印画紙等の写真感光材料
を現像処理する感光材料装置に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に感光材料処理装置は、撮影済みの写真感光材料を
現像処理したのち乾燥処理するもので、特に、シート状
の写真感光材料たとえばカラー印画紙、直接撮影用Xレ
イフィルム、印刷用フィルム等では、処理装置の小型化
と、安定した処理と、容易な操作性と、清掃メインテナ
ンスの容易性とが望まれる。
写真用フィルム、印画紙等のハロゲン化銀感光材料を現
像処理する自動現像処理装置では、通常その筐体内に現
像、定着、水洗等の処理槽(その内容、順序、数等は処
理される感光材料によって異なる)及び、乾燥室が設け
られ、感光材料は搬送ローラ等の搬送手段によって各処
理槽内を順次搬送されて、各処理液により現像処理さ
れ、更に乾燥室内に搬入され温風を当てて乾燥されたの
ち、機外に排出される。
第7図はこうした感光材料処理装置を備えた複写装置の
一例であって、最上段の画像露光部10、右上法の給紙部
20、中段の感光材料搬送部30、下段の現像処理部(感光
材料処理装置)40、及びその右側方の乾燥部50とから構
成されている。
画像露光部10は、原稿台ガラス11、光源12、第1走査ミ
ラー13、第2走査ミラー14、第3走査ミラー15、レンズ
16、第4固定ミラー17及び第5固定ミラー18からなって
いる。光源12としては、棒状のハロゲンランプが使用さ
れ、その軸方向での配光ムラのない均一露光をする。
光源12と第1走査ミラー13とから成る第1走査ユニット
は、原稿台ガラス11に平行に移動して原稿を照射する。
このとき原稿台ガラス面上での露光幅は10〜15mmであ
る。第2走査ミラー14と第3走査ミラー15とから成る第
2走査ユニットは移動台上に取り付けられ、第1走査ユ
ニットと同方向に、かつ第1走査ユニットの半分の移動
速度で移動する。また上記第1走査ユニットと第2走査
ユニットは、搬送部30による感光材料搬送速度と同期し
て作動する。上記露光走査は公知の電子写真複写機等で
用いられているのものとほぼ同様であるが、最終の第5
ミラー18によって像反転されて、原稿画像に対応する潜
像が感光材料の感光面上に直接形成される。
一方、ハロゲン化銀写真感光材料等の感光材料はロール
状に形成され、マガジン21内に収納されている。マガジ
ン21は複写装置の給紙部20内の所定位置に装脱自在に設
置される。マガジン21内のロール状感光材料Rは送入部
22を通して搬送部30に送り込まれる。
搬送部30に挿入されたロール状感光材料Rは、二対の給
送ローラ31、32の回転により挟持されて所定の長さが送
られると、切断装置33により切断されてカットシート状
となる。このシート状感光材料Sは給送ローラ32により
再び給送され、圧接する上下の搬送ベルト34で挟持され
て、その後ほぼ直角に方向転換されて、搬送ローラ35、
36の中間位置(結像位置)37に達する。
シート状感光材料Sの先端が結像位置37を通過すると
き、これと応動して前記第1走査ユニットが原稿台ガラ
ス11上の原稿画像を所定幅で露光走査すると共に、第2
走査ユニットも同期して移動し、これらによる走査露光
光束は、レンズ16を通過し、第3ミラー17、第5ミラー
18を経て結像位置37のシート状感光材料Sの感光面上に
潜像を形成する。
走査露光の完了したシート状感光材料Sは、アキュムレ
ータ部38を経て、現像処理部40の現像槽41、漂白定着槽
43、第1定着槽44、第2安定槽45の各処理槽を通過して
乾燥部50で温風乾燥されて、完成した処理済みのシート
状感光材料Sは排出口より機外に排出される。
上記現像処理部40は前記画像露光部10、感光材料搬送部
30の下方に設けられていて、上記各処理槽41,43,44,45
が横に配列されている。そして各処理槽にはそれぞれ現
像液CD、漂白定着液BF、水洗液または案手液SRがみたさ
れている。なお、ハロゲン化銀写真感光材料、特にカラ
ー感光材料を現像処理する現像液CDは、強アルカリ性で
あるから、現像槽41の各部材は耐アルカリ性の材料が用
いられる。
そして各処理槽内には、駆動源からの回転駆動力を複数
の歯車から成る歯車列、該歯車列により回転されシート
状感光材料Sを搬送する複数のローラ列とガイド板、及
び歯車列とローラ列とガイド板等を支持する枠体とから
構成されるラック部材がそれぞれ収容されている。
各ラッチ部材は、各処理槽に着脱自在になっていて、処
理槽やラック部材を清掃するとき、点検修理するとき、
槽内にシート状感光材料が詰まったとき(ジャム)など
には、該ラック部材を処理槽から引き上げて上記作業終
了後には、再び該ラック部材を処理槽内に挿入して所定
位置に設置する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このような従来の感光材料処理装置においては、メンテ
ナンス時に、前記ラック部材を装置から着脱していた。
このために紙づまりを生じた場合の処理、槽内の清掃な
どメンテナンスに不便であった。特に、シート感光材料
を処理する装置においては紙づまりを生じたとき、詰っ
ている感光材料を取り出し、装置を作動可能状態に回復
させるのに不便であった。また、前記ラック部材の処理
槽への着脱に際して、感光材料の搬送用の対をなすロー
ラを分割したもにおいては、対をなすローラ同士の接触
により障害となって円滑な挿入引き出しが行えなかっ
た。
本発明はこのような従来技術における欠点を除去し、メ
ンテナンスに便利な感光材料処理装置を提供することを
目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成する本発明の感光材料処理装置は、感光
材料を現像処理するために、U字状の感光材料搬送経路
に沿って前記感光材料を挟持して処理液中を搬送する駆
動ローラと従動ローラから成る複数のローラ対を有する
感光材料処理装置において、前記複数のローラ対のうち
駆動ローラを有する外側ユニットと、従動ローラを有す
る内側ユニットと、を備え、前記内側ユニットを前記外
側ユニットから引出し可能にするとともに、前記内側ユ
ニットを前記外側ユニットに挿入することにより、前記
内側ユニットと前記外側ユニット間に前記U字状の感光
材料搬送経路を形成する如く構成され、かつ、前記内側
ユニットの従動ローラと対向する前記外側ユニットの駆
動ローラに対して、前記内側ユニットの従動ローラを、
前記内側ユニットに設けられた弾性手段により付勢させ
ることを特徴とするものである。
〔実施例〕
以下、図示の実施例により本発明を詳細に説明する。な
お、本発明はこの実施例の態様に限定されるものではな
い。
第1図は本発明による感光材料処理装置の断面図、第2
図は該感光材料処理装置を備えた複写装置の断面図、第
3図は該感光材料処理装置の外側ユニットから内側ユニ
ットを引き上げた状態を示す断面図、第4図はその側面
図である。これらの図面に使用されている符号について
第7図と同一機能部材については同一符号を付してあ
る。
第2図は構成図に示す如く、本発明に係る複写装置は、
最上段の画像露光部10、右側方の給紙部20および感光材
料搬送部30、上記画像露光部10の下方にあって移動自在
な現像処理部40、その左側方の乾燥部50とから構成され
ている。
画像露光部10は、原稿台ガラス11、光源12、第1ミラー
13、第2ミラー14、第3ミラー15、レンズ16及びシャッ
タ19とから成る。光源12と第1ミラー13とから成る第1
走査ユニットは、原稿台ガラス11に平行に移動して原稿
を露光走査する。第2ミラー14と第3ミラー15とから成
る第2走査ユニットは移動台上に取り付けられ第1走査
ユニットと同方向に、かつ第1走査ユニットの半分の移
動速度で移動する。また上記第1走査ユニットと第2走
査ユニットは、感光材料搬送部30による感光材料搬送速
度と同期して作動する。上記露光走査は公知の電子写真
複写機等で用いられているものとほぼ同様であるが、奇
数枚のミラーを使用することにより像反転されて、原稿
画像に対応する潜像が感光材料の感光面上に直接形成さ
れる。ここでシャッタ19は、上記露光走査時に同期して
開口し、それ以外は遮閉し、感光材料に外光カブリを生
ぜしめない。
なお、本発明に使用される感光材料は、露光・現像処理
によって、該感光材料に陽画が形成される感光材料であ
って、高品位画質の複写画像、特にカラー複写画像を得
るために、ハロゲン化銀写真感光材料が使用される。こ
のようなハロゲン化銀写真感光材料としては、例えば内
部潜像型又はその他の直接反転型ハロゲン化銀写真感光
材料、リバーサル型(反転現像型)のハロゲン化銀写真
感光材料等が好適である。またハロゲン化銀写真感光材
料の支持体(ベース)は不透明な紙等であっても、ある
いは透明なフィルムであてもよい。また、上記ハロゲン
化銀写真感光材料はカラー、白黒いずれでもよい。更に
上記ハロゲン化銀写真感光材料以外の感光材料にも適用
可能である。
上記ハロゲン化銀写真感光材料はローラ状に形成され、
マガジン21内に光密状態に収納されている。このマガシ
ン21は複写装置の給紙部20の所定位置に着脱自在に載置
される。該マガイン21内のロール状ハロゲン化銀写真感
光材料(以下ロール状感光材料と称す)Rの先端部は搬
送部30に送り込まれる。
次に搬送部30内でのシート状感光材料Sの搬送状態を以
下〜に記す。
搬送部30に挿入されたロール状感光材料Rは、圧接す
る搬送ローラ群31、32、35、36に挟持されて上方に送ら
れ、所定の長さ(例えばA4判短辺、B4判長辺、A3
判長辺等)が送られてると、切断装置33により切断され
てカットシート状となる。
このカットシート状のハロゲン化銀写真感光材料(以
下シート状感光材料と称す)Sは前記搬送ローラ32、35、
36により搬送され、上方の第1アキュムレータ38A内
に一時巻き込まれる。
次に、上記シート状感光材料Sは搬送ローラ36、35、32
により搬送されて下降し、第2アキュムレータ38B内に
収容される。この搬送過程で、シート状感光材料Sが前
記画像露光部10の結像位置(焦点ガラス面)37を搬送通
過中に、これと応動して前記第1走査ユニットが原稿台
ガラス11上の原稿画像を所定幅で露光走査すると共に、
前記第2走査ユニットも同期して移動し、これらによる
走査露光光束は、レンズ16を通過して結像位置37のシー
ト状感光材料S上に潜像が形成される。
前記第2アキュムレータ38B内に収容された露光走査
完了のシート状感光材料Sは、搬送ローラ36、35、32によ
って再び上方に搬送され、前記第1アキュムレータ38A
内に一旦再巻上げされて収容される。
引続き搬送ローラ36、35の逆回転より、シート状感光
材料Sは下降し初め、爪部材39Aの時計方向回動により
搬送方向を偏向し、搬送ローラ39Bにより現像処理部40
に送り込まれる。
現像処理40は、(1)第1現像槽41、第2現像槽42、漂白
定着槽43、第1安定槽44、第2安定槽45の各処理槽、
(2)及びその下方にある補給ポンプ461、循環ポンプ46
2、内部にヒータを有する液温調整槽467から成る循環
系、(3)更にその下方に在る現像液補給槽471、漂白定着
液補給槽472、安定液補給槽473、排液槽474から成る給
排液槽群とから成り、これらは一つの枠体400に収めら
れている。
上記現像槽41、42は現像液CDを収容する液槽401と、該液
槽401に浸漬され着脱自在な1つの外側ユニット410と、
該外側ユニット410に形成された2箇所の処理液処理室C
D1、CD2に着脱自在に装着可能な2つの内側ユニット411、
421とから構成されている。
外側ユニット410には、シート状感光材料Sを駆動搬送
する駆動搬送ローラR1,R2,R3,R4,R5,R6,R7,R8,R9及びR1
0と、クリーニングローラ427と、ガイド板412、422が配
置されている。
また、外側ユニット410の内側壁面には、シート状感光
材料Sを安定して搬送路を形成する両側の2つの搬送ガ
イド内壁面410A,410Dと、中央に直立して隔壁形状をな
す搬送ガイド壁面410B,410Cと、底面付近の両端に凹状
をなす2つの軸受部410E,410Fとが一体に形成されてい
る。
また、前記駆動搬送ローラR1〜R10は、外側ユニット410
の両側に設けられた側板413に配列された歯車列によっ
て駆動回転される。クリーニングローラ423は外側ユニ
ット410の上部で搬送ローラR10の近傍に取付けられてい
る。
一方、2個の内側ユニット411,421のうち、シート状感
光材料Sの送入口に近い側の第1の内側ユニット411に
は、壁体414と、前記駆動搬送ローラR1〜R6に圧接して
従動回転可能な6個の従動ローラr1,r2,r3,r4,r5,r6
と、壁体414の上部に着脱自在に設けられたカブリ露光
手段415と、壁体414の内部空洞に約45°の傾斜角をなし
て設けられた反射部材416と、壁体414の空洞部の右側開
口を液密に封止する透明部材417が配置されている。
上記従動ローラr1〜r6の軸の両端部は角断面形の軸長を
有し、壁体414の長溝に嵌合し、直線移動可能になって
いる(1〜5mm)。また従動ローラr1〜r6の両軸端は、
コイルばねの如きばね部材により矢印方向にばね付勢さ
れている。更に従動ローラr4の両軸端は外側方に突出し
ていて、内側ユニット411を外側ユニット410の処理槽CD
1に装着したとき、前記軸受部410Eに嵌合して、内側ユ
ニット411Bを正しく位置決めする。このとき、外側ユニ
ット410と内側ユニット417の各上部は、ピンと穴により
結合して位置決めされる。
カブリ露光光源415は内部に、2個の冷陰極管415Lと、
2種類のカラーフィルタ415Fを有する。即ち複写画像を
形成する感光材料の種類によって、いずれか一方の冷陰
極管を点灯すれば、照明光はカラーフィルタ415Fに透過
して色調整され壁体414の内部空洞を照射して、反射部
材416により反射されて、透明部材417を透過して搬送路
中を進行する感光材料Sを露光する(カブリ露光)。
第2の現像槽42は、前記液槽401内に装設された外側ユ
ニット410に内側ユニット421が嵌装されて構成される。
内側ユニット421には壁体424と、ばね付勢され前記駆動
搬送ローラR5〜R10に圧接して従動回転可能な6個の従
動ローラr5′,r6′,r7〜r10と、ガイド板424が配置さ
れている。また従動ローラr7の両軸端は外側方に突出し
ていて、内側ユニット421を外側ユニット410の処理槽CD
2に装着したとき、前記軸受部410Fに嵌合して、内側ユ
ニット421を正しく位置決めする。このとき外側ユニッ
ト410と内側ユニット411の各上部は、ピンと穴により結
合して位置決めされる。なお、424は第2現像槽の外側
ユニット410の従動ローラr6′付近に設けられたガイド
板であり、第1現像槽41のローラr6に沿って進行してき
た感光材料SをローラR6に沿ってUターンさせて、ロ
ーラR6′に沿って第2現像槽42に送り込む案内板であ
る。
また、クリーニングローラ423は、第2現像槽42の上部
に設けられ、内側ユニット421を装着したとき、従動ロ
ーラr10に圧接する。駆動ローラR10及び従動ローラr10
は現像液CDの液面より上方にあり、感光材料の搬送によ
り濡れているが、長時間経過するとローラR10、r10の表
面に現像液の結晶析出が生じる。これを防ぐためクリー
ニングローラ423を設けた。クリニーングローラ423は、
弾性を有し現像液に浸されない材料が選ばれる。例えば
天然繊維の布を巻いたもの、又は発泡ウレタン弾性体を
ローラ状に形成したもの等を用いる。
以上のように、第1現像槽41、第2現像槽42を形成する
液槽401、外側ユニット410には、一定位置に駆動ローラ
R1〜R10が配置され、外部にはこれらローラR1〜R10を駆
動する歯車列が配列され駆動はすべて外部で行われる。
またこれらの駆動ローラR1〜R10に従動回転する従動ロ
ーラr1〜r10を有する内側ユニット411、421は、外側ユニ
ット410に対して取り出し可能で、上記従動ローラr1〜r
10はいずれもばね付勢されているから、着脱操作を容易
確実に行うことができる。
また、外側ユニット410の内部壁面410A,410B,410C,410D
は内側ユニット411,421の各壁面414,424、透明部材417
に接近して感光材料搬送路を形成し、その搬送路容積は
必要最小限になるよう形成されているから、搬送路を満
たす現像液CDの量は極めて少なくて済む。これにより、
現像槽内には必要最小限の現像液CDを収容して感光材料
を現像処理し、その減耗に応じて絶えず新しい補給現像
液を補給してやれば、現像槽内の現像液は最小の補給液
により常に所定の現像特性を維持することができる。
また、内側ユニット411,421の壁面の上部両端は傘型に
拡張した蓋形状をなし、該内側ユニットを外側ユニット
410に装着したとき、感光材料搬送路の上部を蔽うよう
になっている。即ち、感光材料搬送路以外は必要最小限
の隙間になっているから、現像液CDの空気接触面積は少
なく、酸化・蒸発による現像液CDの経時変化は極めて少
ない。また外部から塵埃・異物の進入するおそれもな
い。
次に、漂白定着槽43、第1安定槽44、第2安定槽45も現
像槽41,42と同様の内側ユニットと外側ユニットから成
る二分割構造である。なお、これらの各ユニットを収容
する外側の液槽は、現像槽41,42の液槽401と一体に成形
することも可能である。第3図において、430,431は、
漂白定着槽43の外側ユニットおよび内側ユニットであ
る。外側ユニット430は、駆動ローラR11〜R14と、これ
らローラ及びこれに接続する歯車列を支持する側板433
と、底部軸受部430Aと、ガイド板432,434等から構成さ
れ、液槽401内に着脱可能である。
内側ユニット431は前記駆動ローラR11〜R14に圧接して
従動回転する従動ローラr11〜r14、及びこれらのローラ
をばね付勢して支持し且つシート状感光材料Sを案内し
て搬送路を形成する壁体434により構成されている。
同様に第1安定槽44、第2安定槽45も外側ユニット440、
450と内側ユニット441、451の内外二分割構造をなす。
第5図は前記外側ユニット410,430,440,450の側壁及び
枠体400に配列された歯車列を示す図である。図におい
て一点鎖線は搬送路を参考に示したものである。
搬送駆動用モーター(例えばAC可変速モーター)Mの駆
動軸にはウォームG1が固定され、中間シャッタS1に固定
されウォーム車G2を回転させる。中間シャフトS1の他端
にははすば歯車G3が固定され、連結シャフトS2の一端に
固定したはすば歯車G4を回転する。これによりウォーム
G51、G52、G53、G54、G55が回転される。ウォームG51は図示
の歯車列により第1現像槽の駆動ローラR1、R2、R3、R4及
びR6の各軸を回転せしめる。ウォームG52は第2現像槽
の駆動ローラR10、R9、R8、R7及びR5の各軸を回転する。ウ
ォームG53は駆動ローラR14、R13、R12、R11の各軸を回転す
る。ウォームG54はR18、R17、R16、R15を回転する。ウォー
ムG55はR22、R21、R20、R19を回転する。
第6図は処理液の補給循環系を示す図である。なお中間
シャフトS2は外側ユニット410、430、440、450を液槽401か
ら取り出す際には枠体400からはずされる。現像液補給
槽471内の現像液CD、及び漂白定着液補給槽472内の漂白
定着液BFは、それぞれ補給パイプを通って補給ポンプ46
1、循環ポンプ462を通って液温用ヒータ部463を経て、
現像槽41,42および漂白定着槽43内に一定量補給され
る。また現像槽41,42および漂白定着槽43内の各処理液C
D、BFは、上記循環ポンプ462により攪拌流通されてい
る。安定液補給槽473内の安定液SRは補給ポンプ461によ
り安定槽45内に送り込まれる。なお、上記処理槽41,42,
43,44にはオーバーフロー管および排液管が上下に設け
られている。
上記現像槽41,42、漂白定着槽43、第1安定槽44、第2
安定槽45の各処理槽と、各処理槽の駆動ローラR1〜R22
を駆動回転せしめる駆動系(第5図のモータ、シャフ
ト、歯車列等)と、各処理液の循環・補給系(第6図の
ポンプ461,462、ヒーター部463及び配管等)とは一つの
枠体400に組み込まれている。
該枠体400の両側面と複写装置本体フレームとの間に
は、摺動レール部材402が取付けられていて、枠体400は
複写装置本体の前面に引出し可能となっている。この引
出し状態において、前記外枠ユニット410、430、440、450
内側ユニット411、421、431、441、451、の取付け取外し、
内側ユニット、外側ユニットや駆動系や補給循環系の修
理点検作業が極めて容易に行うことができる。
以上のように現像処理部40の搬送系、駆動系、補給循環
系が形成され正常に駆動されて、搬送部30から送り込ま
れたシート状感光材料Sは、現像槽41、42において現像
およびカブリ露光されて感光面上に顕像を形成し、次の
漂白定着槽43において漂白定着されたのち、安定槽44、4
5において水洗代替安定化液により安定化されて、現像
処理の終ったシート状感光材料Sは、乾燥部50の搬送ロ
ーラ51、搬送ワイヤ52により搬送されて、上下面を温風
乾燥器53により乾燥され、排出ローラ54から機外に搬出
される。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、本発明による感光材料処理
装置は、内側ユニットと外側ユニットとを2分割にし、
内側ユニットのローラに弾性手段を有する機構としたも
ので、内側ユニットを出し入れする際、ローラ間の無理
な力が加わっても、内側ユニットのローラを逃がすこと
ができ、それにより内側ユニットを無理なく容易に出し
入れすることがき、また、内側ユニットと外側ユニット
のローラとを位置ずれなく正確に圧接でき、さらに適度
な押圧力を持たせることができるので、感光材料にプレ
ッシャーカブリを与えることなくスムーズに搬送するこ
とができ、さらに、内側ユニットのローラは従動ローラ
であるから、内側ユニットが軽量になり、内側ユニット
の清掃やジャム処理を行うために内側ユニットを出し入
れする際の操作者の負担が軽減される、という効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による感光材料処理装置の断面図、第2
図は該感光材料処理装置を備えた複写装置の断面図、第
3図は該感光材料処理装置の外側ユニットと内側ユニッ
トを分離せしめる状態を示す断面図、第4図はその側面
図である。第5図は上記処理装置の駆動系を示す図、第
6図は処理装置の補給循環系を示す図である。第7図は
従来の処理装置を備えた複写装置の構成図である。 10……画像露光部、30……感光材料搬送部 40……現像処理部(感光材料処理装置) 41、42……現像槽、43……漂白定着槽 44……第1安定槽、45……第2安定槽 400……枠体、401……液槽 402……摺動レール部材 410,430,440,450……外側ユニット 411,421,431,441,451……内側ユニット 410E,410F,430A……軸受部 443……外側ユニットの側板 414,424,434……内側ユニットの壁体 423……クリーニングローラ 461……補給ポンプ、462……循環ポンプ R1〜R22……駆動ローラ r1〜r22……従動ローラ S……シート状感光材料

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光材料を現像処理するために、U字状の
    感光材料搬送経路に沿って前記感光材料を挟持して処理
    液中を搬送する駆動ローラと従動ローラから成る複数の
    ローラ対を有する感光材料処理装置において、 前記複数のローラ対のうち駆動ローラを有する外側ユニ
    ットと、従動ローラを有する内側ユニットと、を備え、 前記内側ユニットを前記外側ユニットから引出し可能に
    するとともに、前記内側ユニットを前記外側ユニットに
    挿入することにより、前記内側ユニットと前記外側ユニ
    ット間に前記U字状の感光材料搬送経路を形成する如く
    構成され、かつ、 前記内側ユニットの従動ローラと対向する前記外側ユニ
    ットの駆動ローラに対して、前記内側ユニットの従動ロ
    ーラを、前記内側ユニットに設けられた弾性手段により
    付勢させることを特徴とする感光材料処理装置。
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