JPS62273521A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 この発明は原稿台ガラス上に置いたカラー原稿からの原
稿情報を感光材料に露光し、該感光材料を現像プロセス
に従って配置した処理液槽に順次通してカラー画像を形
成する画像形成装置に関するものである。

〔発明の背景〕

近年、カラー複写に対する要望が高くなってきており、
カラー電子複写機が発売されているが２画質において不
十分であり、カラー複写に対する要望を十分に満足させ
ているとはいえない、また、ハロゲン化銀カラー感光材
料を用いるカラー複写機も提案され発売されている。

このようなカラー複写機においては直接ポジ画像を得る
内部潜像型ハロゲン化銀ダイレクトポジ感光材料を用い
ることが多い、この感光材料には反射型のもの（例えば
印画紙）と、透過型のもの（例えばＯＨＰフィルム）と
があり。

それぞれ塗布銀量に差があるために現像処理時間や新液
の補充割合が変わる。また、印画紙やＯＨＰフィルムは
製造時にＹ　Ｍ　Ｃ３つの色画像が正しくバランスを保
って生成するよう各感光乳剤の感度比が調整されるが、
その感度比は製造ロフトにより常に一定ではない、従っ
て、露光時にその感光材料特有の感度比に合わせてＹＭ
Ｃカラーバランスフィルタの濃度を変えて補正すること
が必要となる。

〔発明の目的〕

この発明は上記の点に鑑み、使用する感光材料が印画紙
かＯＨＰフィルムかにより、それに適した最良の処理が
行えるとともに、印画紙や○ＨＰフィルムの製造ロフト
によって変わるＹＭＣの感度比に合わせた最適なカラー
バランスを保ち、これにより印画紙とＯＨＰフィルムを
区別することなく階調及び色調共に適正なポジ画像を高
画質で得られるようにした画像形成装置を提供すること
を目的としている。

〔発明の構成〕

上記目的を達成するため、この発明は給紙部に感光材料
を収容したマガジンの装着部を備えた画像形成装置にお
いて、前記装着部にマガジン外面に表示した感光材料情
報の読取器と、該読取器からの信号により画像露光部及
び又は現像処理部の制御部に制御条件を指示する条件設
定器を設け、マガジンをその装着部に装着することによ
り感光材料情報１例えば、該情報が反射型か透過型かの
種類であれば、その種類に応じた条件により画像露光や
現像処理を行い、該情報が製造ロフトにより変わるＹＭ
Ｃの感度比であれば、その感度比に合わせてＹＭＣのカ
ラーバランスを保つだめの色補正フィルタの濃度制御を
自動的に行えるように構成したものである。

〔実施例〕

次に、この発明を添付図面に示す実施例に基づいて説明
する。なお、この発明はここに示す実施例の態様に限定
されない。

第１図はこの発明による画像形成装置の概略断面図であ
る０本図において、１０は画像露光部、２０は感光材料
の給紙部、３０は搬送部。

４０は現像処理部、５０は乾燥部である。

前記画像露光部１０は原稿台ガラス１１．光源１２．第
一ミラー１３．第二ミラー１４．第三ミラー１５．レン
ズ１６及びシャッタ１７とを備える。前記光源１２と第
一ミラー１３とからなる第一走査ユニットは原稿台ガラ
ス１１に平行に移動して原稿を露光走査し、第二ミラー
１４と第三ミラー１５とからなる第二走査ユニットは移
動台上に取り付けられ、第一ユニットと同方向に、かつ
第一走査ユニットの半分の移動速度で移動するようにな
っている。この画像露光部１０の上記構成は公知の電子
写真複写機等で用いられているものとはソ′同様である
が。

奇数枚のミラーを使用することにより像を反転させて原
稿画像に対応する潜像を感光材料の感光面上に直接形成
するようになっている。前記レンズ１６の主点面に絞り
及び色バランス補正のためのフィルターが設置されてい
る。前記シャッタ１７は露光走査時以外は露光窓３７を
閉じ、感光材料搬送部３０への漏光を防止するようにし
たものである。

前記給紙部２０は感光材料をロール状に巻設して収納し
たマガジン２１をその装着部２２に着脱自在に設置する
とともに、該マガジン２１から感光材料を引き出す引出
ローラ２３と、その引出端が所定の長さになったときに
切断する切断装置２４を備えている。

前記搬送部３０は所定の長さに切断された感光材料の搬
送ローラ３１，３２．３３を有する経路３４と、該経路
３４の上方において感光材料を巻込み収容できるように
設けた第一アキエムレーク３５と、前記経路３４の下方
に設けた第二アキュムレータ３６とを備えている。前記
搬送ローラ３１〜３３は正逆転できるもので。

給紙部２０より感光材料が送られてくると正転し、これ
を前記第一アキュムレータ３５に向けて搬送し、感光材
料の後端が前記画像露光部の露光窓３７より上位に行っ
た時点で逆転し、感光材料を第二アキュムレータ３６へ
向けて下降させる。この第二アキュムレータ３６への搬
送中に前記画像露光部１０の露光窓３７を通る怒光材料
に原稿画像が露光される。従って、この下降時の感光材
料の搬送速度は光源走査速度と同期させている。しかし
て、第二アキュムレータ３６内に収容された露光後の感
光材料は再び搬送ローラ３１〜３３の正転によって第一
アキュムレータ３５へ戻されてから、前記経路３４の途
中に設けた切換爪３８が切換えられ、現像処理部４０へ
送り込まれる。このときの感光材料の乳剤面は上になり
、かつ、送り込み速度は現像処理部４０に備えた第一現
像槽４１Ａ、第二現像槽４１Ｂ、漂白定着槽４１Ｃ２第
一安定槽４１Ｄ、第二安定槽４１Ｅの各処理液槽内の搬
送ローラの送り速度に同期するようになっている。

前記各処理液槽４１Ａ〜４１Ｅを通過して現像処理を終
えた感光材料は前記乾燥部５０において、＊送ローラ５
１と搬送ワイヤ５２により挟まれつつ上下面を温風乾燥
器５３により温風乾燥され、排出ローラ５４から機外に
排出されるようになっている。

前記現像処理部４０は画像露光部１０を遮光した遮光箱
３９の下方に引出可能に設けた枠体４００内に設置され
ている。現像処理部４０の第一現像槽４１Ａ内には画像
露光後の感光材料を液中で反転露光を与えるための反転
露光手段４２が設けられている。該反転露光手段４２は
第２図示の如く槽内に感光材料の通路に面して透光板４
２６を嵌めた露光窓４２１を有する露光筒４２２を形成
し、該露光筒４２２の上方の前記遮光箱３９の下面にラ
ンプハウス４２３を設けている。このランプハウス４２
３は２室に分割され、その各室には冷陰極管よりなる光
源４２４が収容されているとともに、その前面には色補
正用のフィルタ４２５が出入り可能に設けられている。

この色補正フィルタは感光材料の種類に対応した成分の
光を感光材料に与えられるようにするためのものである
。

第３図は前記給紙部２０のマガジン装着部２２にマガ２
１を装着した状態の断面図、第４図はマガジン２１の斜
視図である。マガジン２１の上面にはバーコード２５に
より表示した感光材料情報が施されている。また、マガ
ジン装着プソクス２２には前記バーコード２５を読取っ
て一定の信号として出力する読取器２２１と、該読取器
２２１からの信号を記憶し、前記画像露光部１０及び現
像処理部４０の制御部６０にその制御条件を指示する条
件設定器２２２が設けられている。前記読取器２２１及
び条件設定器２２２はガイドレール２２３に沿って移動
できる移動体２２４に搭載され、該移動体２２４は前記
マガジン２１をその装着部２２へ装着したことが検出器
（図示せず）により検出され、その検出信号（或いは電
源スイ・ノチのオン信号）を受領することにより駆動さ
れる駆動源（図示せず）に連繋し、前記読取器２２１を
走査するようにしている。

前記マガジン２１の上面に貼着したバーコード２５によ
り表示した感光材料情報はマガジン２１内に収納した感
光材料゛が印画紙かＯＨＰフィルムかの種類及び又は印
画紙、ＯＨ’Ｐフィルムの製造ロットにより変わる感度
を補正するＹＭＣカラーバランスフィルタの濃度情報で
ある。

前記画像露光部１０及び現像処理部４０の制御部６０は
条件設定器２２２から指示により。

例えば、印画紙の現像処理時間をＯＨＰフィル　　′ム
の処理時間に対して１．２〜２倍長くしたり。

現像処理槽への新液の補充割合を各感光材料の塗布銀量
による処理剤の消費量に合わせた制御するとともに、印
画紙や○ＨＰフィルムの種類や感光材料が持つ写真特性
の違いに応じて常に良好な画質が得られるように画像露
光の光源の光量及びフィルタの可変１反転露光の光源の
光量及びフィルタの可変、細かいコントラストｉＷ節す
るために反転露光前の副露光の可否やその光量等の制御
ができるようになっている。

〔発明の効果〕

以上説明したように、この発明は給紙部に感光材料を収
容したマガジンの装着部を備えた画像形成装置において
、前記装着部にマガジンの外面に表示した感光材料情報
の読取器と、咳読取器からの信号を受領して画像露光部
及び又は現像処理部の制御部に制御条件を指示する条件
設定器を設けたことを特徴としているから２使用する感
光材料情報によりそれに適した最良の画像が高画質で得
られる。

また、前記感光材料情報が印画紙かＯＨＰフィルムの種
類及び又はこれらの感光材料の製造ロフトにより変わる
感度を補正するＹＭＣカラーバランスフィルタの濃度情
報であるときはその情報を自動的に読取って制御するこ
とから。

印画紙とＯＨＰフィルムの区別なく階調及び色調共に適
正なポジ画像を高画質で得られるという優れた効果を奏
するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例である画像形成装置の概略
図、第２図は反転露光手段の拡大断面図、第３図は給紙
部の拡大断面図、第４図はマガジンの斜視図である。 ２０−・・−給紙部 ２１−・マガジン ２２−マガジン装着部 ２２１−−一読取器 ２２２−条件設定器

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）給紙部に感光材料を収容したマガジンの装着部を
   備えた画像形成装置において、前記装着部にマガジンの
   外面に表示した感光材料情報の読取器と、該読取器から
   の信号を受領して画像露光部及び又は現像処理部の制御
   部に制御条件を指示する条件設定器を設けたことを特徴
   とする画像形成装置。
2. （２）前記感光材料情報が、反射型感光材料か透過型感
   光材料かの種類及び又はこれらの感光材料の製造ロフト
   により変わる感度を補正するＹＭＣカラーバランスフィ
   ルタの濃度情報を記録したバーコードである特許請求の
   範囲第１項記載の画像形成装置。